株式会社キュービック | HRMOS(ハーモス)

採用にもマーケティングの観点を!HRMOS採用で採用課題を可視化して新たな一手を考える基盤に

株式会社キュービック

株式会社キュービック

  • 業界: デジタルマーケティング
  • 事業概要: 金融・ライフスタイル・人材・士業・不動産など幅広い業界に向けた自社メディア運営
  • 従業員数: 約320名(2019年8月時点)

2006年にインターネットメディア業を開始し、2014年より本格的なベンチャー化に着手。金融・ライフスタイル・人材・士業・不動産など幅広い業界に向けた自社メディアを運営。徹底的にユーザーの深層心理を掘り下げる独自技術「CUEM(キューム)」に基づき、ユーザーの明日が変わるきっかけを提供しています。「徹底したユーザー目線」「ストーリー構築力」に強みを持つデジタルマーケティング企業として、昨年対比150%以上で成長中。事業、仕事、人事それぞれの面で経営理念「ヒト・ファースト」を大切にし、2018年「働きがいのある会社」ベストカンパニーにランクインしています。今回は、HRMOS採用への期待について、ピープルエクスペリエンスオフィスのゼネラルマネージャーである高橋祐司様、同オフィスのメンバーである川口良美様に伺いました。

導入の目的

  • 採用にもマーケティングの観点を取り入れ、データに基づいた採用戦略立案に役立てたい

課題

  • データに基づいたPDCAサイクルを回すための環境の基盤が整っていなかった
  • 採用活動に社員全員を巻き込むための、採用進捗をタイムリーに可視化し共有する体制が整っていなかった

導入の決め手

  • 分析機能の充実
  • 機能追加やバージョンアップの頻度が高く、今後もサービスが進化していくことが期待できた

効果

  • 採用戦略に必要なデータが簡易的に見られることで、経営会議の場でデータに基づいた議論が可能になった

月間数百名の選考データを基に、採用戦略をブラッシュアップする

ー2019年8月に、HRMOS採用を導入されたそうですね。その経緯を教えてください。

高橋:
当社は現在、社員数が約130名。そのほか、インターンが約130名に業務委託が約60名と、組織自体は総勢320名ほどとなっています。中途採用数は年々増加傾向にあり、応募数は月数百名にのぼります。採用の規模が大きくなってきたので、このデータを蓄積して戦略立案に積極的に活用したいと思ったのが、採用管理システムを見直すことになったきっかけです。それまでは、経営会議などで採用の進捗状況について報告や議論をする際の資料は都度ドキュメントを作っていましたが、詳細な数値を出すのに恒常的に時間がかかっているという状態でした。マーケティング事業を運営している弊社としては、採用もマーケティングと同じように、リアルタイムで必要な数値を取得しながら、データに基づいた戦略立案ができる体制を作りたいと思ったのが導入の背景です。もう一つ、会社として「全員が採用担当」という意識を持ち、どんどん現場を巻き込んで採用活動を推進していきたいと思っています。そのために、採用の進捗状況を社員にも積極的に発信できるよう、それらを可視化できるシステムが必要でした。

ー導入にあたっては、他の採用管理システムも検討されましたか?

川口:
実は、前職でHRMOS採用を使った経験がありました。その後、当社に転職をし、当初は別の採用管理システムを使っていましたが、誰もが直感的に触れるユーザビリティーとしてはHRMOS採用が一番だと改めて感じました。また、以前にHRMOS採用を使っていた時期から半年ほどたっていたのですが、その間にもさまざまな機能追加やアップデートが行われていたようで、さらに進化していたのが印象的でした。HRMOS採用も2016年にリリースされてからだいぶたつわけですが、今もなお進化を続けている点や、ユーザーに対するフォロー体制への信頼感は導入の決め手になりましたね。

多彩な機能を備えながら、動作が軽く、ストレスフリー

ー今回、改めて採用管理システムの比較・検討をされてみて、いかがですか。

川口:
データ活用などの分析面はやはり、HRMOS採用が一番進んでいるという印象ですね。競合含め、当社でどのようにデータを活用していきたいかを相談したのですが、分析機能がもっとも充実していたのがHRMOS採用でした。また、求人ラベルを活用してクロス集計も行えるなど、当社のニーズに合わせてカスタマイズしやすいと感じました。

まだ、導入から間もないですが各部門の面接担当者からは、各候補者の評価履歴が見やすいという声が出ています。採用オペレーション側としては、面接の評価項目を細かくカスタマイズできるのはとても助かっています。システムとして多くの機能がそろっているにもかかわらず、動作がスムーズで重くなることがないのも好印象です。一つひとつは小さいことかもしれないですが、小さな使いやすさが積み上がり、全体としてクオリティーの高さを感じるのが、HRMOS採用だなと思いました。

ーデータ活用の点は、期待どおりでしたか?

高橋:
経営会議でも、手作業も含めて事前に慌ただしく作成するデータと違い、HRMOS採用の画面を会議の場でスクリーンに映し出せば必要なデータをリアルタイムで共有できるので、大変楽になりました。その場で出た疑問や課題に応じてデータを出せるので、そこからさらに議論を深めることもでき、貴重な会議の時間を有意義に使えています。

分析としては、まずは採用チャネルごとの応募数や選考通過率を見て、マッチング精度の高い人材紹介会社の見極めなどを行っていく予定です。また、データの蓄積とともに、面接官ごとの選考通過率や内定承諾率を見ていき、面接官のアサインをより有効に行うための参考にできればと考えています。ゆくゆくは採用費のデータと関連づけ、ROIも出していきたいですね。

採用戦略については現在、当社は人材紹介会社経由の候補者も多いので、各社と頻繁にコンタクトを取りながらデータを基に現状を共有しており、PDCAサイクルを回しやすい状況にあります。しかし、今後はもっと自社メディアからの流入やスカウト型サービス経由の採用、リファラル強化など多様なチャネルでの採用を行っていきたいと思っています。多様なチャネルについて週単位でPDCAを回すことになるので、そのためにも、データの蓄積と活用は今から行っていきたいと思います。

ーその他に、今後HRMOS採用を活用して行いたいことはありますか。

川口:
リファラル採用強化のために、全社員にHRMOS採用のアカウントを発行したいですね。もともと社員紹介制度はあるのですが、募集職種や、採用要件は短期的に変化することも少なくなく、これまではその情報をスピーディーに全社共有することに手間取っていました。当社は従業員満足度も高いため、もっとリファラル採用が増えてよいと思っています。今後は、定期的にリファラル採用を周知する機会をつくり、制度自体もブラッシュアップしていく予定です。前職でもHRMOS採用の導入から間もなく、リファラル採用が増加する傾向が見られましたので、今回も期待しています。

ーHRMOS採用をまだ導入されていない企業様へ、メッセージをお願いします。

高橋:
私自身、採用コンサルタントを含め、採用領域を12年ほど経験してきましたが、一般に採用においては「戦略立案」まではできていない人事部が、まだまだ多いように感じています。採用管理システムを使うときに「管理」だけで満足するのではなく、採用「マーケティング」を実践するためのシステムとして活用する。そういう視点を持つことが大事ではないでしょうか。また、そうした使い方に適しているのが、HRMOS採用だと思っています。

川口:
採用活動は、勘や経験で「なんとなく」行われやすいものですが、数値に基づき戦略的に行うようになれば、採用力の向上に必ずつながると思っています。さまざまな採用手法に取り組まれ、もっと良いソリューションはないかと悩まれている企業も多いことでしょう。もう一段の飛躍を求め、新たな一手を探されているならば、HRMOS採用は一度検討する価値があるのではないでしょうか。

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