「ダッシュボード」によるタスク管理で採用業務の漏れが激減。人材紹介会社とのリレーションも深まり、紹介数の増加につながった


エムオーテックス株式会社
- 業界: ソフトウェア開発
- 事業概要: 自社商品「LanScopeシリーズ」の企画・設計・開発・販売
- 従業員数: 265名(2019年4月現在)
IT資産管理/内部不正対策/外部脅威対策をワンパッケージで提供するセキュリティソフト「LanScope Cat」など、独創的なソフトウェアで、企業の安全と生産性向上をリードしてきたエムオーテックス。今回は、人事総務部の奥澤健様、高橋明子様に、HRMOS採用導入を決めた理由、導入によって生まれた変化について話を伺いました。
導入の目的
- 中期経営計画にもとづく大幅な従業員数増加に向け、管理方法を効率化し採用の基盤を整えたい
課題
- 「Excel」管理により業務が煩雑で、情報が属人化していた
- やるべきことが可視化されておらず、候補者対応や人材紹介会社各社への連絡も鈍化していた
導入の決め手
- ダッシュボードにより、今やらなければならないタスクが明確になる点
- ユーザビリティにこだわるB to CのWeb系企業が多く導入していた点
効果
- 現場の面接官が面接の評価を入力するようになり、人材紹介会社との情報共有がスムーズに
- 人材紹介会社とのコミュニケーションが量・質ともに改善し、紹介数が大幅に増加

導入企業一覧を見て、使い勝手のよさを確信した
ーHRMOS採用導入のきっかけは何でしょうか?
中期経営計画で中途採用数の大幅増加が決まり、管理方法を効率化し採用の基盤を整えようと、2018年2月に導入しました。
以前までの採用は欠員ベースであり、半年で数名程度の採用数でした。それが中期経営計画の策定により、毎月コンスタントに採用するという状況になったんです。導入前は「Excel」で応募者管理をしており属人的なところも多かったので、このままではまずいという危機感は持っていました。また複数の人材紹介会社から応募者情報をいただく際も、会社ごとに違うパスワードがかかっていて、そちらを解除してから中身を確認し、現場の面接官には応募者情報とパスワードを連絡。情報管理のうえでも不安がありましたし、業務がいちいち煩雑でした。
採用目標の増加に伴い採用チャネルの拡大も検討していたため、オペレーション業務の削減は必要不可欠だと考えました。
―さまざまな採用管理ツールがあるなかで、なぜHRMOS採用を選びましたか?
採用担当者だけでなく現場の面接官など、多くの人が使うシステムなので「使いやすさ」が最大の決め手でした。検討にあたりWebサイトの「導入企業一覧」を参考にしたのですが、B to C向けのWeb系企業が多いことが、より安心感につながりました。個人的に普段使っているサービスを提供している企業が多く、どこもユーザーの「使い勝手のよさ」にこだわるサービス展開をしています。その企業がHRMOS採用を選んでいるのならば、サービス選定の目は間違いないという確信があったんです。私もさまざまなシステムを活用していますが、使いこなせるようになるまでに時間がかかるなど、ストレスを感じるものも少なくありません。
HRMOS採用は、使い方をレクチャーする必要も、マニュアルを作成する必要もなく、誰でも直感的に使えます。インターフェースデザインのわかりやすさから、これなら現場にも「触っているうちに使えるようになる」と自信を持って言えるなと思いました。

漏れのない対応が可能になり、人材紹介会社からの紹介数も増加した
―導入後、オペレーション業務はどう変わりましたか?
「ダッシュボード」の存在は大きいですね。やるべきことが明確で、毎日「未対応メール」の項目をゼロにすれば業務の漏れがないという安心感があります。誰に何を連絡すべきかが一目でわかるので、候補者や現場の面接官への連絡のスピードも上がりました。
現在は「とにかく未対応メール項目をゼロにして帰る」を合言葉に採用管理を行っています。
―その他、導入によって得られた効果はありましたか?
各部門の面接官が、書類選考結果や面接結果をHRMOS採用上に入力するようになったことで、人材紹介会社へのフィードバックの質が向上。コミュニケーションがよりスムーズになりました。人材紹介会社から、「1次面接の評価ポイントはどこだったのか」「面接の感触はどうだったか」といったフィードバックを聞かれることが多いのですが、HRMOS採用を見ればすぐに回答できます。以前は、評価を記載してもらった用紙をPDF化して候補者ごとのフォルダに格納していました。人材紹介会社から質問を受けると、まずフォルダを探しにいってPDFの内容をチェックして……と常に手間がかかっていたんです。スピーディーに適切なフィードバックを伝えられるようになったことで、人材紹介会社とのリレーションも強くなり、導入以前より紹介数と決定数は確実に増えています。
引き継ぎに時間がかからず導入が簡単。組織体制が刻々と変化する成長企業におすすめしたい
―今後、HRMOS採用を活用してやりたいことはありますか?
「ダッシュボード」によって、ずっと実現したかったタスクの可視化ができるようになったので、とても満足しています。オペレーション業務の削減によって、採用チャネルを増やしても大丈夫だろうという安心感があるので、今後は、新しいことにチャレンジして効果を検証するなど、効率的な採用手法の確立にも取り組みたいです。
レポート機能は、まだそこまで活用しきれてはいないのですが、エンジニアのポジションでどの人材紹介会社経由の候補者が、何次面接まで進んでいるかといったデータを見ています。HRMOS採用でタイムリーに数値を把握できるだけでなく、グラフ化までやってくれるので、今後はもっと使っていきたいですね。

―HRMOS採用をどんな企業や人事・採用担当者におすすめしたいですか?
採用担当者が次に行うべきタスクが明確になるので、「採用におけるスピードに課題がある」「採用業務が属人化していて漏れが心配」という企業にはおすすめしたいです。
また、使い勝手がよく、引き継ぎに時間がかからないのもいいですね。実際に当社の採用アシスタントも、スマホを使い始めるときのように、触っている間に自然と使い方がわかるようになっていました。組織体制が絶えず変化し続けている成長企業でも、業務の引き継ぎや共有に工数がかからないという点で非常におすすめです。