「採用マーケティング」を実現するためにHRMOS採用を導入!採用におけるパイプライン管理とデータ分析が可能に


toBeマーケティング株式会社
- 業界: コンサルティング
- 事業概要: MAツールやCRMツールの導入支援・活用コンサルティング
- 従業員数: 約100名(2019年6月末時点)
2015年の設立以来、株式会社セールスフォース・ドットコムが展開するMAツール「Pardot」「Marketing Cloud」、CRMツール「Sales Cloud」などの導入支援・活用コンサルティングを提供。自社オリジナルのパッケージサービス「MAPlus」や、ツールの効果を最大化するWebサイト構築・コンテンツ作成サービスの提供により、MAツールを活用する企業のニーズに幅広く応えています。導入社数は1,000を超え、全国展開の基盤をつくりながら、さらなる成長・拡大を遂げようとしています。そのなかで、HRMOS採用をどのように活用しているのかを、イネーブルメント室 室長伊東様と採用担当の木村様に伺いました。
導入の目的
- 企業のマーケティング活動を支援する会社として、採用においてもマーケティングの視点を取り入れ、「採用マーケティング」を実践したい
課題
- 今、どの選考フェーズにどれくらいの候補者がいるのか、といったパイプラインの可視化ができていなかった
- 採用活動におけるROI等が正確に算出できていなかった
導入の決め手
- 採用マーケティングという概念に基づいた設計が自社の採用活動の目指す姿にフィットしていた
- 機能追加やバージョンアップへの期待
効果
- 採用活動の進捗の可視化や、候補者の情報共有がリアルタイムで行われることで、選考自体のスピードアップにつながった
- 工数削減を実現した結果、人材紹介会社を2社から20社に増やし多様な人材の母集団形成が可能になった
- 蓄積したデータに基づいて、採用プロセスのPDCAサイクルが回せるようになった

パイプライン管理とデータ分析を可能にする「採用マーケティングツール」
ーHRMOS採用を導入された経緯を教えてください。
伊東:
2015年設立の当社は5期目に入り、従業員が100名を超えたところ。ここ数年で、急激に組織を拡大させており、年に20名ずつ増えるようなペースです。なぜなら、当社のようなコンサルティング会社にとっては、人材が事業の根幹だからです。経営層の採用へのコミットメントも非常に強く、タイムリーに採用の進捗状況を可視化し、高速でPDCAサイクルを回して採用目標を達成することが求められていました。ただ、当時私は採用だけではなく、人事全般と総務も統括しており、少し前まではMAツール「Pardot」の導入コンサルタントも兼務していました。そこで、採用目標を達成するために、まずは採用に関するオペレーション業務を削減し、採用の状況を数値で可視化する必要があると考え、導入を検討しました。
いくつかの採用管理システムを試用したところ、もっとも自社の運用にフィットしたのがHRMOS採用でした。HRMOS採用のベースには「採用マーケティング」という概念があるのですが、その概念はマーケティング支援を行っている当社にとって自然に受け入れやすいものでした。採用活動もマーケティング活動と同じようにあるべきだと感じました。また、HRMOS採用は、そもそも株式会社ビズリーチの採用担当者が実際に使い込み、システム開発にそのフィードバックが反映されているので、 採用担当者の気持ちがよくわかっているなと感じる部分が多かったです。バージョンアップや機能追加が速やかにされていくことも期待できました。
経営層に対しては、各社採用管理システムの機能比較表を作成してHRMOS採用の優位性を示したうえで、HRMOS採用にはサポートスタッフ1人/月に相当する価値があると説明をしました。その結果、2018年8月に導入しました。
ーHRMOS採用が「採用担当者の気持ちがよくわかっている」と思われたのは、どういう点ですか。
伊東:
いろいろありますが、例えばレポート機能に関して、他の採用管理システムは、データを抽出して別のツールで、分析を行うことを想定しているように感じました。それがHRMOS採用では、採用担当者が見ておくべき・必ず押さえておかなければならない数値がそのままシステム上で見られるようになっています。この設計は、他社の採用管理システムにはないものでした。そもそもデータ分析を行うには、まずデータを作成するためにまとまった時間が必要ですが、HRMOS採用ではその時間と手間が不要で、数値を見ながら仮説を立てたり施策を検討したりと、データ分析の本質的な作業に取り掛かれます。この感覚に慣れてしまうと、もう導入前には戻れません。

候補者ごとに選考の過程を「タイムライン」で時系列に確認でき、社内の情報共有にかかる時間が削減され、応募から採用までのリードタイムも短縮
ーHRMOS採用の導入による効果はありましたか。
伊東:
応募から内定承諾までにかかるリードタイムが短縮できました。正直なところ以前の状況を正確に把握はできていないのですが、今は最短2週間です。よく「仕事の3割はメール探しの時間」といわれていますが、何十人もの選考を同時並行で進めていると、1人の候補者に関するメールを探すだけでも大変です。HRMOS採用だと候補者一人一人とのやりとりが時系列で記録される「タイムライン」があるので、メール等を探す手間がなく全員でいつも同じ情報を共有できます。また、当社では経営層も現場の部門長も採用に対する関心・意欲が高いため、面接後の評価入力もすぐに行ってもらえています。ベンチャー企業なので、もともとスピードを重視しているということもありますが、HRMOS採用でタイムリーに情報共有が行えるおかげで、経営層がさらに率先して採用に取り組める体制にもなりました。HRMOS採用の利用権限を社長も含め、経営層全員に付与しているので、人材紹介会社から紹介があると、すぐに経営層も候補者の職務経歴書を確認できます。そのなかに自社にフィットする優秀な候補者がいると、人事がチェックする前に選考を進めるようプッシュされることもあります。
エージェント管理機能も大変改善されました。もともと物理的にやりとりがし切れなかったため、人材紹介会社は2社のみ契約していました。HRMOS採用のエージェント管理機能で、複数の人材紹介会社との連絡や情報共有が容易になり、今では契約を20社まで増やすことができました。その結果、そもそもお会いできる候補者の母集団にも幅ができ、多種多様で優秀な人材を採用できています。
ー木村様は最近、採用担当者としてご入社されたそうですね。
木村:
私は、採用コンサルティング会社から転職してきました。今後、新卒採用も始める予定で、HRMOS採用を新卒採用の領域でも使っていきたいと考えているので、ユーザー会にも参加して、さまざまなノウハウを得たいと思っています。他社の採用担当者と情報交換できる機会は貴重なので、期待しています。
前職で大手企業を中心に数多くの企業の採用活動支援を行っていたので、いろいろな採用管理システムにも触れてきました。HRMOS採用は、採用担当者がほしい機能がほとんど揃っていてUIも直感的なので、使い方についてあまり説明を受けていませんが、十分に使いこなせています。HRMOS採用は候補者の検索もスムーズにできるので、ストレスなく使えています。今後データが増えてもシステムの動作が重くなることもないと聞いていますので、長く使っていくことを想定したときに安心感があります。
ーHRMOS採用をまだ導入されていない企業様へ、メッセージをお願いします。
木村:
これから採用を強化していこうという企業ほど、早くHRMOS採用を入れるほうがよいのではないでしょうか。「Excel」での管理でまだ大丈夫だと思われていても、業務が回せなくなってからでは導入の負担も大きいと思います。また、採用担当者が1人から複数になったり、誰かが異動したりするようなときに、こうした基盤となるデータベースがあることは非常に重要でしょう。
伊東:
個人情報管理、セキュリティ、コンプライアンスの観点からも、HRMOS採用であれば安心ですね。会社が本格的に成長フェーズに入る手前でぜひ、導入を考えられるとよいのではと思っています。