独自開発のAIと、その活用を支援するサービスの両輪で、人と社会の課題を解決
株式会社FRONTEO は、自然言語処理技術を使って、リーガルテックAI事業やAIソリューション事業、ライフサイエンスAI事業を展開する会社です。
当社は2003年の設立以来、主に米国民事訴訟における証拠開示手続「eディスカバリ(電子情報開示)」の支援や、国内の不正調査といったリーガル分野に関する業務をおこなっています。
これらのリーガルテックAI事業の中から生まれたAIエンジン「KIBIT(キビット)」は、個人の経験や知恵・感覚を学習し、データ解析を行うという卓越した能力を備えています。
このKIBITを活用して、膨大な電子メールやビジネス文書の中から、ユーザが見つけたいデータを効率よく発見するための技術とノウハウを培ってきました。
「少量のデータからでも人間の機微(暗黙知や感覚、判断)を正しく学習し、欲しい情報をいち早く見つけ出す」技術として確立したAI「KIBIT」の応用を中心に、人と社会が抱える課題を解決するためのソリューションを拡大していきます。
日本の他、米国、韓国、台湾にも拠点を置き、東京証券取引所グロース市場に上場しています。
KIBIT・Concept Encoder・LooCA Crossを中心にAI市場の拡大に貢献する
FRONTEOの事業ドメインは、【リーガルテックAI事業】【ビジネスインテリジェンスAI事業】【ライフサイエンスAI事業】の3つに大別できます。
【リーガルテックAI事業】
リーガルテックAI事業では、訴訟支援や不正調査支援をおこなっています。顧客企業の担当者や米国の弁護士と意思疎通を図り、米国・韓国・台湾にある海外グループ会社と連携しながら、業務を推進しています。このリーガルテックAI事業で現在注力しているのが、KIBITによる新たな製品「KIBIT Automator」によるシェア拡大です。すでに国内では活用事例があり、これを米国にも広げることで、米国市場でのシェアNo.1を目指しています。
【ビジネスインテリジェンスAI事業】
ビジネスインテリジェンスAI事業では、金融、知財、人事といったビジネスインテリジェンス分野に向け、AIプロダクトの導入を推進してきました。企業が抱えるさまざまな課題に対し、KIB最適なアルゴリズムや手法の提案、実装、運用のサポートを一気通貫で対応、さらなるAIの社会実装を実現します。
【ライフサイエンスAI事業】
ライフサイエンスAI事業は2015年に設立、大学や病院との共同研究を行いながらライフサイエンス分野におけるAIの活用を推進しています。患者を第一に考え、エビデンス(根拠)に基づいた研究開発を推進し、医療の向上に貢献することを理念の柱とし、独自のAI「Concept Encoder」を開発。あらゆるデータを客観的に評価し、解析過程を明示し、安心して使用を継続できるサービスの実現を目指しています。
スタートアップの柔軟性と、上場企業としての安定性
【企業風土】
スピードを重視し、また若手に挑戦させる文化があります。主体性を持って行動し、一定の成果を示せば年齢に関係なく様々な裁量を任せてもらえるチャンスが存在します。また新規事業への投資や社会貢献活動も積極的に行っておりリーガルテックAI事業部門では米国出張等の機会もあるため、グローバルな視点を得られる機会もあります。公募による社内希望異動制度など柔軟なキャリアパスを設計することが可能です。
【FRONTEOの組織】
■拠点と従業員数
国内外(日本・韓国・台湾・米国)合わせて10以上の拠点を保有し、約300名以上のメンバーが活躍しています。新卒・中途入社の割合は中途入社が大多数を占め、国内社員は約200名です。
■職種別従業員構成
エンジニア・研究開発職系:2割、営業関連職系:6割、管理部門職系:2割と、営業関連職に比重を置いた構成になっています。
■平均年齢・男女比
39.9歳、男女比は約6:4 女性役職者の比率は全体の18.5%
■産休・育休
産前・産後休暇制度が完備されており、出産後も再度職場復帰する女性社員が多数在籍しています。
■女性活躍推進へ向けた取り組み状況
・女性活躍推進企業として「えるぼし」認定で3つ星を取得
・性別、年齢に関係なく女性役員、管理監督者も活躍中
リーガルテックAI事業について
FRONTEOの創立以来の事業であるリーガルテックAI事業は、国際訴訟におけるeディスカバリ(電子情報開示)支援と不正会計などのフォレンジック調査(デジタル鑑識)を2本の柱とし、テキスト解析において圧倒的な技術的先進性を有するAIテクノロジーを駆使して救済する世界規模で重要な責務を担う事業です。平時のセキュリティ対策から、有事の際のデータの特定・保全・処理、ドキュメントレビュー、提出データ(報告書)の作成にいたるまでワンストップサービスを提供し、お客様の安全をサポートしております。
本ポジションについて
訴訟や不正調査における証拠収集をデータサイエンスの視点からサポートする仕事です。
法律事務所や企業の法務部等から依頼を受け、対象となるコンピュータ等の電子記録媒体の証拠を収集し、自社開発のAIエンジンを用いた解析ツールを活用してデータ解析業務を行います。
ご経験に応じてシニアスタッフとして、自ら現場でハンズオンしながらAI技術の活用推進およびメンバー層への教育などマネジメントとしての役割も担っていただきます。
具体的な業務内容
<国際訴訟および不正調査プロジェクトにおける業務>
1、対象データの保全:専用ツールでの解析データ回収
※PCやスマートフォン等、解析対象のデバイスに残されたデータをありのままの状態で保全。
※データ保全のための短期出張あり。
2、データ解析準備:解析に向けたデータの検証、システム対応
※データ解析のほか、解析結果をもとにお客様と連携を取りながら米国訴訟証拠開示手続きに準拠した証拠データを提出する業務も対応。
<フォレンジック調査案件における提案や顧客研修業務>
1、営業チームと連携し、案件獲得/推進に向けた資料作成および動向訪問
※自社ツールのデモや運用方法提案などを含む
2、案件獲得後、自社ツールを用いた調査準備
3、自社ツール利用に向けたクライアント向け研修の企画と実施
4、他社ツールや業界動向のリサーチ/自社ツールの性能向上に向けた改善提案と実行
ポジションの魅力
こういった業界では圧倒的に海外製品が使われておりますがFRONTEOでは自社開発のシステムを利用し訴訟支援、フォレンジック調査に役立ています。そのシステムの開発部門も同じ社内にいるためシステムの改善、バージョンアップに一緒に関わることが可能です!
・国際訴訟や不正といった「有事に巻き込まれた企業」は、いわば「火事場」の状態です、そのため、業火となる前に一刻も早く鎮火する必要がありますが、企業や弁護士だけの力で消化するのは至難の業です。そこで我々解析チームが「国際ビジネスのレスキュー隊」となり、独自開発した消火器(AI)を活用し、困っている企業や弁護士を助けるという社会的意義も高い使命がございます。早期に解決すれば、お客様が受けるダメージを最小限に抑える事ができる為、感謝され、社会的ニーズも非常に高い稀有な仕事です。
・AIや複雑な検索を駆使して、膨大なデジタル情報の中から必要な情報を探す仕事であるため、データを調査する為の様々なノウハウがスキルとして身につきます。対象は国際訴訟や不正調査に関する分野です。
・これからのグローバルビジネスがサービス化に向かう中、我々は訴訟や不正に関する情報サービスを提供しています。
応募条件(MUST)
【デジタルフォレンジック業界未経験者大歓迎!】
(1)システム開発や運用、データ解析プロジェクトで自ら処理の実施や分析作業をした経験(1年以上)
※ソフトウェア開発などでのハンズオン経験が重要(手を動かして自分で作成した経験)。
※ソフトorハードでも可
(2)マネジメント経験(経験はないがこれから課長クラス以上を目指している方)
応募条件(WANT)
・デジタルフォレンジック調査経験
・情報システム部門関連の対応経験
・以下項目での構築/サポート経験(3年程度)
※VmwareESXi、Windows/linuxサーバー、RDBMS(SQL文作成)、Citrix
・以下資格をお持ちの方歓迎
※ITパスポート、基本情報処理、情報セキュリティスペシャリスト
・なんらかのプログラム言語での業務経験(3年程度)
・モバイル、ハードウェア、ソフトウェア等の知識をお持ちの方歓迎。
求める人物像
・受身の姿勢ではなく、自ら探し学び、コミュニケーション能力が高い方
・チームメンバーとの協業、プロセス管理、スケジュール管理、リスク管理等、業務遂行においてリーダーシップを発揮できる方
・諦めない姿勢、やり遂げる執念の持ち主
条件面
年齢:30歳-45歳
想定年収:700-1,000万
配属:リーガルテックAI事業本部 高度情報解析チーム
採用:1名
職種 / 募集ポジション | 【データエンジニア/課長クラス】デジタルデータの保全と解析/最先端の自社AIシステム/ITスキルをフル活用(LTAI) |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | 品川本社(転勤無し) |
会社名 | 株式会社FRONTEO |
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設立 | 2003年8月8日 |
本社所在地 | 東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル(受付8階) |
代表取締役社長 | 守本 正宏 |
資本金 | 2,973,975千円 |
売上高 | 10,370,080千円(2021年3月期) |
上場証券取引所 | 東京証券取引所グロース市場(証券コード:2158) |
主要取引先 | 官公庁(法執行機関、各種監視委員会)、国内外法律事務所、 民間企業(自動車・機械・精密機器・電機・製薬・石油化学・情報通信・商社など)、医療機関 |
事業内容 | AIソリューション リーガルテックAI事業 人工知能とデジタルフォレンジック技術を活用したeディスカバリ(電子証拠開示)、不正調査支援 ビジネスインテリジェンスAI事業 人工知能KIBITを活用したソリューションで、業務の生産性向上やビジネスの成功につながる経営判断をサポート ライフサイエンスAI事業 医療・介護の現場に存在する様々な構造化・非構造化データの横断的解析と、それに向けた人工知能(AI)の研究開発 |