デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社
ビジネスプロデュース事業部 マネジャー
スタートアップ企業出身
スタートアップ支援/プラットフォーム開発/チャレンジできる環境
※役職・内容はインタビュー当時のものになります
スタートアップファーストで日本経済を活性化
■ご経歴、バックグラウンドについて教えてください。
私は新卒で未上場のスタートアップ企業に入社し、そこで人事としてキャリアをスタートしました。当時はまだ30~40人規模、社長は26歳でしたがマザーズ上場をし、最年少記録を樹立しています。その中で、新卒入社1年目ながら、来年の新卒採用を任されることになりました。そして、会社と共に急速に成長する機会に恵まれました。リーダー、マネジャーと役職が上がるにつれ、その時に、経験の浅い中で管理職を担うことに違和感を覚え始め、また、まだ自分がプレーヤーとしてやりたいという想いもあり、同じインターネット広告代理店の上場企業に転職しました。そこでも人事を担当し、採用から育成、新規事業創出支援まで幅広い人事業務に携わりました。
■なぜ最初にその企業を選んだのですか?
就職活動中にはもちろん大手企業も視野に入れていましたが、最終的にはそのスタートアップ企業の役員陣に魅了されました。どの大企業の説明よりもビジョンが明確で、大企業に入るのではなく、大企業を創るタイミングで関われるってなかなかないなと思って、即決していました(笑)この経験が、私のスタートアップへの強い関心と、起業家を支援したいという気持ちに繋がっています。
■DTVSに入社したきっかけは何ですか?
当時、私は新規事業提案制度の企画を考えるにあたりスタートアップ関連のイベントに積極的に参加し、そのコミュニティとの繋がりを深めていました。その時に、デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社(DTVS)の代表取締役社長である斎藤と出会ったのがきっかけです。
私自身も前職までの経験を活かし、より広い視野で挑戦する人たちを支援したいと思い、DTVSへの入社を決めました。
■現在の業務内容について教えてください。
現在は、スタートアップと大企業の提携や資金調達のニーズをマッチングするピッチイベント「モーニングピッチ」の運営統括をしています。モーニングピッチは、毎週木曜日の朝7時から開催され、スタートアップが大企業やベンチャーキャピタルと出会う場を提供するイベントです。私たちは「プラットフォーム型の支援」と呼んでいるのですが、これによりスタートアップの成長を多角的に支援しています。
■モーニングピッチをやる醍醐味は何ですか?
幅広いスタートアップを純粋に支援することができる点です。スタートアップの方々からは「なぜ無料でこんなに色々と支援してくれるのか」とよく聞かれます。私たちはスタートアップが出会うべき人に早く出会える場を提供し、その貢献が間接的にスタートアップを前に進めることができるのが魅力と感じています。モーニングピッチとしての収益化のポイントはスタートアップ側ににはないため、スタートアップへの要求や縛りがない中で幅広く純粋に支援することができるのです。
モーニングピッチの発起人である斎藤は、スタートアップを勝たせるための一案としてこれを立ち上げました。斎藤は、会計士の傍らスタートアップ支援をする中で、大体の企業がJカーブの底のところで力尽きて散ってしまう現状をたくさん見てきました。Jカーブの底にいるスタートアップを支え、彼らが世の中に貢献し、新しい時代を切り開く原動力となることを信じ、そういう人たちが勝っていかないといけないという考えの中で、私たちにできることを考え、この活動をスタートさせました。
モーニングピッチを通じて、多くのスタートアップが大企業や投資家と出会い、ビジネスの拡大に成功しています。例えば、大手鉄道会社へ技術を導入し、一気にサービスが広がった事例や、複数の企業とのパートナーシップを築いた事例などがあります。これにより、スタートアップは自社の技術やサービスを広く展開することができ、成長の加速に繋がっています。
■DTVSの強みについて教えてください。
DTVSの強みは、スタートアップと大企業のリアルな出会いの場を毎週の高頻度で長年提供し続けているプラットフォームを持っていることだと思っています。モーニングピッチという定期的なイベントとプラットフォームがあることで、スタートアップとの関係を広げていける仕組みが整っています。年間約200社のスタートアップが登壇し、のべ1万人以上のオーディエンスが参加するモーニングピッチは、スタートアップと大企業が出会う場を絶え間なく提供し続けています。この仕組みがあることで、スタートアップとの関係が属人的にならず、継続的に支援できるのが強みです。
私のイメージとしては、モーニングピッチは“血流”だと思っています。この血流が止まらなければ、会社が健康的に事業運営を維持できると考えています。このプラットフォームと長年培ってきた知見は、新たな事業提案や自社サービス開発にも活かされています。ちなみに、声を大にしてお伝えしておきたいのですが、モーニングピッチは決して営業目的のセミナーではないということです。私たちは、スタートアップの成功支援を第一に考え、その知見を他の事業にも活かすというスタンスで活動しています。人生かけて頑張っている起業家が、世の中の社会課題を本気で解決しようとしている。そういう本気の人達の伴走支援をするというのは、私の人生においてもすごく活力になります。そういうポジティブな仕事だというのをお伝えできたらいいですね。毎週木曜日の朝7時から開催される「モーニングピッチ」は、傍から見れば“クレイジー”に見えるかもしれません。しかし、もし私たちの活動に私利私欲があれば、12年間も継続して開催することは不可能だったでしょう。この事実は、私たちの純粋な支援への想いを証明していると考えています。
■DTVSの職場のカルチャーについて教えてください。
スタートアップに対峙しているので、機動力やスピード感のある刺激的なカルチャーです。ここぞという時の胆力があり、困難な状況でもチーム一丸となって課題を乗り越える力があり、一人ひとりの能力を超えた成果を生み出すことができます。特に、斎藤のリーダーシップはDTVSのカルチャーを象徴しています。これはさすがに無理だろうと思うような状況でも「大丈夫、できるできる!」とピュアに信じて、常に顔が明るいんです。そして様々な角度から、じゃあ誰々に頼もうか、とか、今からこういうチームを作ってこういう風に呼びかけようか、といった前向きな提案をし、私たちのプロジェクトを成功に導いてくれています。
これまでにも、多くの困難をチームワークと個々の能力で乗り越えてきました。こうした経験は、私たちにとって貴重な財産となっています。平坦なところを行くよりは面白いですし、自己成長も、自分が思った以上にできていると感じます。
DTVSにはそういう前向きなリーダーが多く、私の座右の銘が「諦めることを諦める」なのですが、「なんとかなるかも!」というポジティブな雰囲気はチームの士気を上げるのにとても重要だなと感じています。
■DTVSを目指す人へのメッセージやアドバイスをお願いします。
イノベーション領域は、型破りな、情熱あふれる人たちが集まっています。起業家や大企業のイノベーター、官公庁のスーパー公務員など、世の中を変えるのは常にそういう既存の枠にとらわれない人たちです。私たちはそのハブとなる役割を果たしており、面白い人と仕事をすることで社会的な意義を創り出しています。どうせ仕事をするなら、面白い人と一緒に働きたいですよね。私はモーニングピッチを通じて多くの面白い起業家や企業と出会い、彼らの成長を支援しています。DTVSで働くことで、あなたもそうした人たちと出会い、一緒に成長していけると思います。ぜひ、私たちと一緒に、イノベーションの未来を創造していきましょう。
職種 / 募集ポジション | 【スタートアップ支援】永石さん |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | |
会社名 | デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 |
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デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 | 【設立年月日】1997年12月24日 【代表者】代表取締役社長 斎藤 祐馬 【資本金】1,000万円 【本社所在地】東京都千代田区丸の内 ■ベンチャー企業支援 資金調達支援、PR支援、販路拡大支援、支援人材紹介、海外進出支援 ■大企業支援 新規事業提案、アライアンス先紹介 ■官公庁・自治体向け支援 政策提言支援、政策実行支援、リサーチ支援 |
正職員待遇 | 【勤務時間】9:30-17:30(休憩1時間) ※残業:有(業務手当月33時間分込み) 【契約期間】期間の定め無し 【休日】土日祝日、年末年始 【休暇】有給、慶弔、育児、介護休暇など ※年次有給休暇:初年度15日、最大25日(勤続年数に応じて付与) ※年末年始休日:12月29日から1月4日まで ※有給推奨日あり 【賞与】年1回 【昇給】年1回 【社会保険】健康、厚生年金、雇用、労災 【各種制度】トーマツグループ確定給付企業年金制度、公認会計士企業年金基金、総合福祉団体定期保険、定期健康診断、デロイト トーマツ確定拠出年金など 【設備】:屋内喫煙所あり(職員のみ適用) ※※副業・兼業は不可※※ なお監査法人系の会社のため、独立性というルールがあり株や証券口座など保有制限がございます。 |