ミッション
核融合に関連するR&Dプログラムおよびプラントプロジェクトにおいて、機器・配管支持架構の構造・耐震設計の技術的オーナーとして、各案件に適用すべき構造規格・設計基準を選定し根拠とともに文書化し、顧客・規制当局および第三者レビュアに対して説明可能な状態で維持するとともに、部門としての構造設計標準を構築する。
業務内容
核融合関連プロジェクトにおいて、機器支持架構、スキッドフレーム、配管サポート・ラック、架台の構造設計・耐震評価、ならびに製作者・第三者レビュアとの技術インターフェースに従事して頂く。具体的には以下のような業務を想定。
<設計・解析/Design and Analysis>
• 機器支持架構、スキッドフレーム、配管サポート・ラック、架台・歩廊、および吊り上げ・輸送計画に関する構造計算(手計算および解析ソフトによる評価、前提条件の明文化を含む)
• 荷重ケースの設定とその根拠づけ(死荷重、活荷重、熱荷重、風荷重、および特に耐震:静解析、動解析、アンカー条件、適用規格の版の特定)
• 構造細目設計、ならびに3Dレイアウトおよび配管応力解析との整合を含む図面・モデルの作成および照査
• LSD(限界状態設計)およびASD(許容応力度設計)双方での評価、ならびに必要に応じた社内FEM専門家との詳細解析の取り纏め
<仕様書・規格・設計基準/Specification, Codes and Design Basis>
• 設計仕様書、製作仕様書、資材要求仕様書(Material Requisition)およびRFP/RFQパッケージの作成および照査
• パッケージごとの適用規格および版の選定、選定根拠の記録、ならびに設計基準の管理文書としての維持(メールベースではなく改訂管理された文書として)
• 検査計画(ITP)の構造・溶接関連項目の作成および立会い要否の設定
<ベンダー・製作者・第三者インターフェース/Vendor, Fabricator and Third-Party Interface>
• ベンダー図書(設計図、強度計算書、解析書、手順書等)のレビューおよびKF要求仕様との適合性検証
• 第三者 Engineer-of-Record および独立耐震レビュアに対する当社技術窓口
• コストおよび技術評価を通じたベンダー選定、ならびに調達・製作・試験・納入スケジュールの管理等を行う調達チームとの調整
<プロジェクト・組織への貢献/Project and Organisational Contribution>
• 見積・入札・工程計画への構造インプット(構造鋼材および土建スコープの数量ならびに積算根拠を含む)
• 部門の構造設計標準の構築(計算書テンプレート、サポート形式カタログ、法域別の規格適用マップ)。当社はまだ若く、これは引き継ぐものではなくご自身で書き起こして頂くもの
• 他エンジニアおよび外部設計リソースの指導・照査、ならびに担当案件におけるディシプリンリードとしての対応
<使用ツール/Software>
• STAAD.Proを用いた構造モデリング、解析および部材検定
• 配管応力解析結果の読解、およびサポート反力・許容変位に関する社内機器配管担当者との協働
• 3D CAD Softwareを使用してのモデルおよび図面作成
必須要件
• 構造工学、土木工学または機械工学等の工学系の学士以上の学位を有すること(同等の実務経験による代替可)。
• 産業プラントまたはプロセス設備における構造設計の実務経験を5年以上有すること。機器・配管支持架構、鉄骨架構および基礎の設計経験であること。
• 海外EPCプロジェクト案件においてコントラクター、サブコントラクターおよびベンダーのいずれかで、鉄骨支持構造物または機器支持架構の設計、製作、建設に関連する業務に従事した経験があること。
• 鋼構造設計規格のいずれか一系統(AISC 360、CSA S16、または建築基準法および日本建築学会の鋼構造・RC関連規準)に関する造詣。
• 鉄骨支持構造物の地震構造計算、ならびにLSDおよびASDに関する実務的な理解。サイト応答スペクトルを用いた耐震評価が可能であること。
• 配管応力解析担当者とのサポート反力・許容変位に関する協働経験。
• STAAD.Pro等の構造解析ソフトウェアを使用しての構造検討経験。第三者が照査可能な計算書を作成できること。
• ISO9001相当のQMSおよびそれに付随する各種プロセスの順守の重要性を理解していること。
• 社内および社外ステークホルダーを巻き込んでのプロジェクト進捗・コスト・品質の管理、仕様協議や図書レビューの経験があること。
歓迎要件
歓迎要件は以下の通り(いずれか一つもしくは複数)
• 産業プラントまたはプロセス設備における構造設計経験8年以上、かつ構造設計基準を顧客または規制当局まで持ち込み、説明・成立させた経験。
• 原子力、水素、極低温、真空その他の高危険度プロセス設備に関連する鉄骨構造物の設計・建設経験。
• 自社基準ではなく顧客または規制側の規格体系に合わせて設計した経験。
• 一級建築士(構造)または技術士(建設部門等)。
• 原子力構造規格(ACI 349、AISC N690)に関する知見、およびASME NQA-1等の原子力品質プログラム下での設計管理経験。
• オンタリオ州Professional Engineers Actおよびいわゆる industrial exemption(Clause 12(3)(a))の適用に関する知見。
• ディシプリン標準や計算書ライブラリをゼロから構築した経験
• 海外の顧客、パートナーおよびベンダーとの折衝が可能なレベルの英語力(技術文書・仕様書の読解および作成、カナダ・英国・米国のカウンターパートとの技術議論)。部門の業務言語は英語であり、インターフェースの多くが海外である。
• 日本国内チームおよび国内ベンダー・パートナー企業との業務遂行に足る日本語力。
• 3D CAD Softwareを使用してのモデル作成および図面の作成。
求める人物像
・当社のVision/Mission/Valueに共感して頂けること
・鉄骨構造・耐震設計という専門性を軸としながらも、新しい規格・知識・業界慣行に積極的にコンタクトし吸収できる方
・核融合という前例のない領域において、既存の基準に頼らず、自ら構造設計基準や計算書テンプレートをゼロから構築していく、失敗を恐れないチャレンジ精神をお持ちの方
・構造の専門性を突き詰めるだけでなく、配管応力解析・機器設計・調達・製作とのインターフェースを通じてプラント全体を見ようとする全体感をお持ちの方
・顧客・規制当局・第三者レビュアに対して技術的根拠を論理立てて説明し、海外関係者とも英語で折衝できるコミュニケーション力をお持ちの方
ポジションの魅力
・核融合という、世界的にもまだ確立された設計基準が存在しない領域で、構造・耐震設計の考え方そのものを一から作り上げていける、稀有な"ゼロイチ"のポジションです。
・案件ごとの適用規格の選定から顧客・規制当局への説明、第三者レビュー対応まで、構造設計の技術的オーナーとして裁量と責任を持って一気通貫で関わることができます。
・カナダ・英国・米国など海外の顧客・パートナー・ベンダーと直接やり取りする機会が多く、グローバルなEPCプロジェクトの最前線で技術力と英語力の両方を磨くことができます。
・機器・配管・調達・製作など他部門や外部専門家との接点が多く、構造という専門性を軸にしながらプラント全体を俯瞰する視野を養える環境です。
・部門としての構造設計標準(計算書テンプレート、支持形式カタログ、法域別の規格適用マップ等)をこれから構築していくフェーズにあり、その仕組みづくりに携わることで、自身の専門性を組織の資産として残していくことができます。
・核融合発電という次世代エネルギーの実現に、構造エンジニアとして直接貢献できる、社会的インパクトの大きい仕事です。
| 職種 / 募集ポジション | PT - シニア構造設計エンジニア |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 給与 |
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| 勤務地 | ※東京勤務の場合、2026年6月以降、東京サテライトオフィス(千代田区丸の内)での勤務も可能 ※出社できる距離に居住してのリモートワーク応相談 ※国内外転勤の可能性あり |
| 勤務時間 | 9時〜18時(1時間休憩あり) ただし、業務の都合によりフレックスタイム制が適用される場合あり。 |
| 休日 | 土曜日、日曜日、祝日 (年間休日120日以上 ※2025年実績125日・2026年実績126日) |
| 福利厚生 | 社会保険完備、各種福利厚生、昇給有、入社時特別有給付与 |
| 加入保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
| その他(雇用形態) | 本求人は、契約社員での採用の可能性もあります |
| 応募に関する補足事項 | 再評価に必要な期間を確保する観点(ご経歴・採用ニーズ双方の変化を踏まえるため) から、前回応募より 6 か月以内の同一ポジションへの再応募はご遠慮いただいております。 |
| 会社名 | KF&SLE |
|---|---|
| Official Website | https://kyotofusioneering.com/ |
| Company Profile | https://kyotofusioneering.com/company |