NTTソノリティは、当社グループ研究所が長年に渡り築き上げた最先端の音響信号処理技術を用いて音響関連事業を行う会社として2021年9月1日に設立されました。
2022年、音響ブランド「 nwm(ヌーム) 」を発表。音を操る2つのコア技術を軸に約2年で6製品の音響デバイスを生み出し、 耳の課題、QOLの向上に大きく貢献。
イヤホンなのに、まるでスピーカーのような新体験、耳スピーカー「耳スピ」の展開により、音の技術で世の中の課題を解決する音響ブランドへ成長しています。
自社プロダクト(イヤホン・ポータブルスピーカーなど)・サービスの拡大に向けて、幅広いポジションの人材を募集しています。
NTTソノリティの魅力
世界的に競争力の高い音響技術を組み合わせることで、ビジネスやプライベートなどの様々なシーンにおいて快適な音響空間を実現する製品やサービスを提供してまいります。
大企業のグループ会社でありつつも、ベンチャーマインド・チャレンジ精神を兼ね備えた企業ですので、ご自身の担当業務に閉じず、幅広い業務に携わっていただくことができます。
募集職種一覧
採用プロセス
このモデルは一般的な流れです。
個々の選考状況により変動する可能性がございます。
- 応募
- 書類選考
- 面接(2~3回)および適性検査
- 内定
NTTソノリティについて
Purpose(パーパス)
音のテクノロジーで心を動かし、
新しいスタンダードを作っていく。
驚き。それは世界を変える最初の一歩。
だからこそ私たちは、音のテクノロジーで心を動かそう。
ユーザーのインサイトに寄り添ったプロダクト、サービス、体験で。
そしてその驚きを、安心感・信頼感へ変えていこう。
一過性のトレンドで終わることなく、
暮らしを支える新しいスタンダードを生み出すために。
Value(バリュー)
Open Ears
まずは全員が聞くプロになろう。フラットに受け入れる心を持とう。
異なる価値観・バックグラウンドの意見こそ、ブレイクスルーのヒントをくれる。
Renew Viewpoints
そして自分の視座を、チームの視座を高めよう。
新しい視点から何度も見つめ直し、考え抜く人だけが新しいスタンダードを生み出せる。
Tune-in to Society
さあ変化し続ける社会に飛び込み、そのニーズに応えよう。
次世代に誇れるプロダクト・サービスで。次世代に誇れる姿勢・行動で。
NTTソノリティの3つの事業展開
当社は、「音のテクノロジーで心を動かし、新しいスタンダードを作っていく。」というパーパスのもと、音を仕分ける・音を閉じ込める・特定の音を見つけ出す、の3つの技術を使い、ビジネスやプライベートなどさまざまなシーンで一人ひとりに快適な音響空間を実現する製品やサービスを提供しています。
現在以下の3つの事業を展開しています。
1. オーディオ機器の開発・販売
当社の音響ブランド「nwm (ヌーム)」より、NTTが独自に開発した音を操るコア技術、耳をふさがないのに耳元に音を閉じ込めるNTT独自の「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」技術や周囲の音をカットしてあなたの声だけ届けるNTTの特許技術「Magic Focus Voice」を用い、オープンイヤー型イヤホン”耳スピーカー”を中心に開発・販売しています。
nwm
nwm(ヌーム)は、変化するライフスタイルの中で自分の世界と周囲の世界をシームレスにつなぐために生まれたNTTグループ初の音響ブランドです。没入ではなく共存(Co-being)をコンセプトに、これからの新しい暮らし方、働き方を考え、音を操るコア技術を活用したプロダクトおよびサービスを展開しています。
「New Wave Maker」の頭文字をとったブランド名には、音のテクノロジーと新しい発想で、よりよい暮らしを提案し、世の中に新しい波を起こしていくという想いが込められています。
Linkshell
NTTの特許技術「Magic Focus Voice(旧インテリジェントマイク)」を用いて開発したビームマイクスピーカーで、相手に届けたい範囲の音だけを届けられるのが強みです。
昨今リモートワークが定着してきていますが、在宅勤務中でもLinkshellを使えば、マイクをオフにしなくても自分の後ろで鳴るインターホンの音や子供の声などをカットすることができるため、周りの音を気にせずにWeb会議などに集中できます。
2. パートナー企業との製品開発
当社のPSZ技術を応用し、パートナー企業と共同で製品開発を行っています。
例えば、飛行機の座席に当社の部品を組み込むことで、長旅の間ずっとイヤホンをつけておく必要がなく、座席に座っている間リラックスして音楽や映画を楽しめます。
同様の技術を車の座席にも応用すれば、家族がそれぞれ好きな音楽を聴きながらドライブを満喫できたり、オフィスの椅子に応用すればイヤホンをせずとも音漏れのないWeb会議ができるようになったり……可能性は無限大です。
暮らしの様々な場面で活かせる “音を操るコア技術” を持つ私たちは、その技術を他社の製品や技術と掛け合わせることで、自社だけでは作れないような新しいモノもどんどん生み出していきます。
3. 音声DX
第一弾としてデスクレスワーカー業界コミュニケーションにイノベーションを起こすべく、2024年に子会社化したBONX社とともに、NTTソノリティのイヤホンと音声コミュニケーションプラットフォームを掛け合わせた事業展開を進めています。
例えば、飲食店スタッフや客室乗務員は、普段トランシーバーを用いて現場の状況を共有し合います。しかし使用できる距離が限られていたり、話すときに片手と片耳が塞がったりしてしまうことで、その間周囲とのコミュニケーションが遮断されてしまい、不便な一面もあります。
そこで当社のイヤホンとBONX社のコミュニケーションアプリを掛け合わせ、どこにいてもスムーズにスタッフ間のコミュニケーションが取れるようなサービスを開発・展開しています。音声データはすべてサーバーに蓄積されており、現場DXのために活用しています。
今後もイヤホンそのものだけでなく、それを活用した音声DXサービスの開発にどんどんチャレンジしていきたいと考えています。例えば、仕事中の音声をリアルタイムでテキスト化することで、業務日報を書かずともアプリ上に記録ができたり、外国の方と喋りながら耳元で通訳が聞けたりなど、音を操るコア技術を通じて実現できる未来はもっと便利なものになると確信しています。
NTTソノリティの2大コア技術
PSZ技術
― 音を閉じ込め、音漏れを最小限に抑える
究極の矛盾を両立させる、NTT独自の「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」技術。ある音波(正相)に対し180 度位相を反転させた波形(逆位相)を重ねると音が消える原理を応用。独自のハードウェア設計により耳元の一定エリアに音がとどまるため、耳をふさがなくても周囲への音漏れを最小限に抑えます。
Magic Focus Voice
― 必要な音だけ、クリアに取り出す
声の特性を熟知し、開発された、NTTの特許技術「Magic Focus Voice」。音が2つのマイクに到達する時間差を利用して音響空間を認識し、話者を特定する「ビームフォーミング」、雑音を除去して音声だけを抽出する「スペクトルフィルター」の2つの技術をハイブリッド処理。周囲の音をカットし、あなたの「声」だけ届けます。
※いずれもNTTコンピュータ&データサイエンス研究所が開発した技術です。