Webテクノロジーを使うだけなら、革命なんて起こせない。作る側に回れば、エンジニア人生きっと面白くなる。
世界標準や、世界初を生み出した。
スタートは、 ブラウザ だった。パソコン以外のあらゆる機器をインターネットにつなぐため、私たちはWebテクノロジーを製品やサービスに組み込みたい企業に、 自社で研究開発したブラウザエンジンを提供してきた。 いまで言うガラケーも、そのひとつ。NTTドコモのiモード向けブラウザは、 携帯電話をインターネットにつないだ世界初の事例 となる。このとき開発した技術仕様は、国際標準化団体を通じてグローバルスタンダードとなった。
クルマやTVをコネクテッドに。
20年を超える時が流れた。私たちはブラウザ開発のプレイヤーとして、世界トップクラスとうたわれる存在になった。現在熱いのは、コネクテッドカーやコネクテッドTV。インターネットとの接続が不可欠となり転換期を迎えたモノづくりを、ブラウザを通じて支えている。 ACCESSが開発した ブラウザは TV のdボタンに組み込まれ 、あまねく家庭に普及。日々さまざまな情報を放送とともに提供している。「走るだけ」「番組を見るだけ」の時代は終わった。 動画や多様なWebコンテンツを享受する エンターテインメント空間として、クルマやリビングがさらに進化しようとしている。その鍵となるインターフェイスがブラウザなのだ。 ベンツ、BMW、ジャガー、ランドローバー をはじめ、取引先である欧州のメーカーを中心に波は着実に高まっている。
すべてのデバイスとサーバをコネクテッドに。
一方、パソコンで見るインターネットのWeb ページとそれを支えるサーバ技術も大きな進化をとげている。開くだけだったページは インタラクティブにサーバと連携 。動画再生や ビデオ会議が plug-in に頼ることなく、一切をHTML5 で実現可能となっている。その流れが IoTの潮流と合わさり、 HTML5 ですべてのデバイスとサーバが統合 されてゆく新しい Web のカタチをつくりあげつつある。
家電や防犯システムをコネクテッドに。
私たちは創業から夢見ている。すべてのモノがネットにつながることを。その想いは、 IoT化時代の根幹となる技術 となって、急速に人々の生活と密接になっている。
たとえば、家庭にあるテレビ/エアコン/冷蔵庫/防犯システム/照明などを Web技術で一括管理 すること。そのIoTゲートウェイ(機器ごとに異なる通信ネットワークをとりまとめてネットに接続する中継機)にも、私たちの手掛けるブラウザ技術が組み込まれている。それだけではなく、 センサーデバイス/スマートフォンアプリ/無線/クラウドサーバ/ビッグデータ解析/機械学習 など、私たちはIoTを実現する技術領域を網羅する。
出版もコネクテッドに。
私たちのWeb技術は、出版の未来も担っている。その代表が、 電子書籍プラットフォーム 『PUBLUS®(パブラス)』。これは、コミックや雑誌に留まらず、ノベルや専門書などの電子書籍や動画・インタラクティブコンテンツを配信するもの。現在、クラウドを活用した電子書籍配信システムの流通量において、 国内トップクラスの規模に成長 した。
これまで、『少年ジャンプ+』(集英社)や『マガジンコミックス』(講談社)、『BOOK☆WALKER』(KADOKAWA)、『サンデーうぇぶり』(小学館)などにソリューションを提供。紙から電子へという新たなカルチャーの創出に寄与している。最近では、教科書や参考書などの教育分野に デジタル教科書・教材用ソリューション 『Lentrance(レントランス)』を提供している。