- 交換レンズ(RFレンズ)などで用いられる有機光学材料の性能向上やコストダウンを実現するための材料製造プロセスの開発。有機光学材料について、シミュレーションなどを用いた材料設計、合成や調合などの材料作製、作製した材料の組成分析や光学特性などの物性評価を実施。
- 協調性がある方。技術者としての成長を希望している方。
- 私たちのチームでは、メンバー同士が協力し合いながら開発を進めています。そのため、仕事を通じて指導や助言を受けながら、新しい知識や技術を習得することができます。
また、開発した材料が交換レンズなどの製品に搭載されることで、技術者としてのやりがいを感じることができます。
募集背景
キヤノンでは、特殊な光学特性を持つ有機光学材料を開発することで、光学レンズの性能を改善し、製品競争力を強化しています。この有機光学材料は、RFシリーズなどの交換レンズだけでなく、半導体機器、プリンティング機器、メディカル機器など、さまざまな事業の製品にも展開を予定しており、キヤノンを支える重要な技術となっています。
現在、市場では高性能な光学製品の需要が急速に高まっており、これに応えるために材料開発のスピードをさらに加速させる必要があります。そこで、私たちは共に切磋琢磨し、革新的な技術を追求できる材料技術者を募集しています。
<キヤノンで働く魅力>
キヤノンは、世界をリードする技術力と豊富な経験を持つ企業です。私たちの開発する有機光学材料は、業界をリードする製品の基盤となり、あなたの技術が直接、製品の競争力向上に貢献します。また、キヤノンでは、最先端の研究開発環境と充実したサポート体制が整っており、技術者としての成長を全面的にバックアップします。
他社では得られない、キヤノンならではの経験とやりがいを感じながら、私たちと共に未来の光学技術を創造していきましょう。
仕事内容
【有機光学開発技術者】
プロジェクト例
交換レンズ(RFレンズ)の性能向上のため、新規有機光学材料を開発し、屈折率や透過率などの光学特性を改善する。光学設計部門、材料製造部門、レンズ製造部門と連携し、光学材料の仕様決定~プロセス開発~工場部門への技術引き渡しまでを担当する。
キャリアイメージ
- 20代:開発実担当者。実験装置、分析装置、シミュレーションを用いた実験を通して、技術課題の抽出やその解決を先輩メンバーと共に行っていきます。また個別の実験計画や検討計画の立案を行います。業務や研修を通じ、必要な様々技術や知識を習得します。
- 30代:グループメンバーの中心として、技術解決の案の創出や検討計画の立案を行います。グループリーダー的な役割を担います。
教育体制
関連する技術についての一般知識の習得のために社内の技術研修を受講してもらったり、OJTや同グループメンバーからの教育により知識・技術・ノウハウを習得してもらいます。
チーム体制
製品やキーパーツ毎に、技術開発テーマを設定し、3名程度のグループで、実施する検討内容を協議し、仕事の分担を行い、コミュニケーションを図りながら技術開発を日々進めていきます。
先輩社員の声
入社から10年間、一貫して本部門で有機光学材料開発に従事し、様々な製品開発に携わってきました。キヤノンでは、最先端の技術開発に携わることができ、自分の技術が直接製品に反映される喜びを感じています。また、充実した研究開発環境とサポート体制が整っており、常に新しい挑戦ができる点も魅力です。大学での研究で培った有機合成の知識が、キヤノンでの業務に大いに役立っています。特に、材料の特性評価や新規材料の開発プロセスにおいて、大学での研究経験が活かされています。また、キヤノンでは多くのプロジェクトがチームで進行するため、コミュニケーション能力やチームワークの重要性を再認識しました。これからも、自分の経験を活かしつつ、新しい技術の開発に貢献していきたいと思います。
求める経験など
必須経験
・必須要件:有機合成をした経験があること。化学系の材料開発の経験があること。危険物取扱者の資格(乙四相当)を持っていること。
歓迎経験
・歓迎要件:製造現場での材料立ち上げ業務に携わったことがあること。材料系の特許を執筆した経験があること。
募集要項
職種 / 募集ポジション | 有機光学材料の開発 |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | |
就業時間 | 8:30~17:00 ※事業所によっては8:00~16:30 残業について 当社では、「生産性向上」と「ワーク・ライフ・バランス」の双方を推進し、時間外労働の削減や有給休暇の取得を促進しています。 その結果、年間総実労働時間は1745時間(2021年平均)を実現しています。 また、 有給休暇の2021年の平均取得日数は16.4日で、平均取得率82.8%となっております。 これからも、安心して働くことのできる環境の整備に努めてまいります。 |
休日 | ◆完全週休2日制(原則土日) ◆祝日 ◆年末年始 ◆5月連休 ◆夏期休暇 年間休日125日 |
休暇 | ◆年次有給休暇(20日、初年度は入社月による) ◆フリーバカンス休暇(5日間) 社員自身が1年間の中で連続した5日間の休暇を設定できる(土日と合わせると連続9日間の休暇)制度です。 ◆リフレッシュ休暇(勤務年数に応じて) 勤続5年ごとに表彰が行われ、表彰者は勤続年数により3日~10日間の連続休暇と金一封からなるリフレッシュ休暇付与の対象者となります。 ◆慶弔休暇 |
待遇・福利厚生 | ◆交通費全額支給 ◆時間外手当全額支給 ◆社会保険完備 ◆退職金制度 ◆企業年金 ◆財形貯蓄 ◆社員持株会 ◆共済会 ◆教育制度(スキル別、階層別など) ◆育児に関する短時間勤務あり(子供が小学校3年を終了するまで) ◆保養所・スポーツ施設(体育館、テニスコートなど)あり ◆各種社内イベント 産休・育休取得状況 育児休業については、個々の考え方や家庭環境を尊重した取得を支援しています。 2023年で男性の育児休業取得率は65.8%/平均取得期間は70.6日、育児休業を取得した女性の復職率は99%と高いところもキヤノンの自慢です。 |
キャリア採用についてのお問い合わせ窓口 | キャリア採用担当 〒146-8501 東京都大田区下丸子3-30-2 キヤノン株式会社 人事本部 採用課 キャリア採用担当 電話番号 : 03-5732-8563 FAX番号 : 03-5482-5127 E-mail : career_rq@mail.canon ※電話は携帯からもご利用になれます。 ※電話でのお問い合わせ受付時間:平日9時00分〜16時00分 ※年末年始弊社休業日は休ませていただきます。 |
会社名 | キヤノン株式会社 |
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事業概要 | ■プリンティングビジネスユニット(オフィス向け複合機、レーザー・インクジェットプリンター等) ■イメージングビジネスユニット(レンズ交換式デジタルカメラ、コンパクトデジタルカメラ、ネットワークカメラ等) ■メディカルビジネスユニット(CT、超音波診断装置、MRI、眼科機器等) ■インダストリアルその他ビジネスユニット(半導体・FPD露光装置、有機ELディスプレイ製造装置等) 上記ユニットにおける研究開発、製造 |
設立 | 1937年8月10日 |
本社所在地 | 〒146-8501 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 |
代表取締役会長兼社長 CEO | 御手洗 冨士夫 |
資本金 | 174,762百万円(2024年12月31日現在) |
従業員数 | 連結 170,340人(2024年12月31日現在) |
売上高 | 単独 1,886,031百万円 (2024年12月決算) 連結 4,509,821百万円 (2024年12月決算) |
事業所 | 本社 東京都大田区下丸子3-30-2 事業内容:研究開発部門、本社管理部門、事業本部ほか アクセス:東急多摩川線「下丸子駅」より、徒歩約10分 矢向事業所 神奈川県川崎市幸区塚越3-451 事業内容:インクジェットプリンター・大判インクジェットプリンター・ インクジェット化成品の開発 川崎事業所 神奈川県川崎市幸区柳町70-1 事業内容:研究開発部門、生産技術部門、調達統括部門、製品事業部門 玉川事業所 神奈川県川崎市高津区下野毛3-16-1 事業内容:品質技術の開発 小杉事業所 神奈川県川崎市中原区今井上町9-1 事業内容:医療機器の開発、人材開発研修(技術研修を除く) 平塚事業所 神奈川県平塚市田村9-22-5 事業内容:次世代デバイスの開発・生産 綾瀬事業所 神奈川県綾瀬市吉岡2596 事業内容:半導体デバイスの開発・生産 富士裾野リサーチパーク 静岡県裾野市深良4202 事業内容:電子写真技術などの研究開発 宇都宮事業所 栃木県宇都宮市清原工業団地20-2 事業内容:EF/RFレンズ・放送用レンズ・ビデオ用レンズ・ その他光学 部品の生産、半導体露光装置・FPD露光装置の開発・生産・ サービス、光学関連技術の研究開発 取手事業所 茨城県取手市白山7-5-1 事業内容:映像事務機・化成品の生産、電子写真技術などの研究開発・ 量産試作・量産支援 阿見事業所 茨城県稲敷郡阿見町大字吉原3577 事業内容:FPD露光装置ユニットの生産 大分事業所 大分県大分市丹生993-1 事業内容:半導体デバイスの生産 |