企業概要

サイバーエージェントは 1998 年の創業以来、
「21世紀を 代表する会社を創る」というビジョンを掲げ、
インターネット産業を軸に事業拡大を続けてまいりました。

現在はメディア、インターネット広告、ゲームと大きく3つの事業を展開しており、
インターネットテレビ局「ABEMA」の運営や国内トップシェアを誇る
インターネット広告事業を展開しています。

広告事業ではScalaを用いた開発を行っているプロダクトが複数あり
小売DX事業に取り組む「ミライネージ」では、事業の拡大を見据え
現在、Scalaエンジニアを積極的に募集しております。

ミライネージは毎年社内で開かれる
技術者による技術者のための表彰イベント『CA BASE AWAERD』にて
2022年度のベストプロダクト賞を受賞した事業です。

技術への挑戦意欲が高いチームメンバーと共に
リテールメディアの未来を作るプロダクトづくりに取り組んでいきませんか？

開発環境や事業内容に少しでもご興味をお持ち頂けましたら
ぜひカジュアル面談でお話させてください！
面談をご希望される方は、募集フォームよりご連絡くださいませ。

事業内容

ミライネージは、小売店舗に設置したサイネージのネットワーク化により、店舗のメディア化を実現する小売業向け店舗サイネージ配信プラットフォームです。

ドラッグストアや家電量販店などの小売企業は本プラットフォームの導入により、サイネージを活用した店舗独自のメディア媒体を創ることで、商品の販促による収益に加えて広告収益という新しい収益モデルを構築することができます。

また、AIカメラなどのIoTやPOSデータなどのデータを活用することで、これまでは可視化が難しかった小売店舗での店舗内販促効果の分析が可能となります。

店舗のメディア化によって、私達は大きく２つの価値を提供しています。

【toB】小売店の商品の販促効果向上、サイネージでの広告配信による新たな収益源の創出
【toC】買い物の瞬間に一番近いところで、よりワクワクする商品との出会いや購買体験を提供

AIカメラを活用した実店舗でのメディア作りは、スマートシティ化が進む時代において
日本の小売事業の未来を革新する可能性を秘めている、挑みがいのある事業です。

なぜ「サイネージ事業」をやるのか

一言でいうと、小売業界の次の100年をつくるDX戦略です。
新規事業には初期投資がつきものですが、同時に回収できる仕組みを整えることでチャレンジの幅は広がります。

小売店舗内を活性化させるメディア事業の開発で販売促進効果を高めると同時に、広告で収益を上げて早期から回収をし始められる仕組みをセットで提供することは、インターネット広告事業に強みを持つ当社だからこそできる事業だと考えました。

お客様一人ひとりに適した情報をリアルタイムにお届けし、店舗に来たからこそ生まれる商品との出会いやより便利な購買体験を創出していくために広告運用、マーケティング、エンジニアリングなどのノウハウを駆使して取り組んでいます。

仕事内容

バックエンドを軸にスキルやご志向に沿って幅広く開発をお任せいたします。

＜開発環境＞

事業との相性やメンバーの志向を踏まえて、新しい技術へも楽しみながら挑戦しています。
Scala歴10年のEM・TechLeadも在籍しており、フルスタックに活躍しているメンバーが多いです。

・これからScalaを始めたい方
・経験を活かして、特定の技術に深めていきたい方
・開発領域を広げて行きたい方

にとって楽しみながら技術を磨ける環境です。

＜具体的な開発内容＞

【例】広告基盤の開発
自社でサイネージの設置をすることによって、自由度の高い配信運用が可能な広告枠を創出しています。数万台以上のサイネージに対して、広告配信や、視聴データを計測する仕組みなどを搭載した「店舗サイネージプラットフォーム」を開発しています。
店舗メディアとしての価値を高めるため、配信実績を基に広告効果を分析し、AIやDSのチームと連携することで、より効果の高い広告配信を実現しています。
 
 
【例】端末管理システムの開発
数万大規模のサイネージに対して、ネットワークの速度や端末の充電状態などの情報を収集し、端末故障の検知をするために使用しています。

また、全国各地の実店舗にサイネージは配置されているので、より低コストでの管理を可能にするためにはネットワーク接続が安定して供給されていることが必要不可欠だと考えています。
そういった安定性を向上させるために、様々な通信の技術を用いてブラッシュアップを続けています。
 
 
【例】データ基盤の開発
センサーやPOSのような、大規模なデータを用いてより効果の出る広告を追求しています。
より多くのデータを基にするためにあらゆるSaaSとデータ連携をしています。集めたデータは、データ基盤であるSnowflakeに取り込んでおり、Tableauで可視化し活用しています。

<開発組織の文化>

■「小さな組織×大きな裁量」が特徴

AI事業本部は開発責任者〜開発メンバーまでが主体者となれるように、各組織を8〜10名ほどの少人数で構成し、現場が大きな裁量を持ってプロダクトに適した技術選定や設計から検討、決定しています。

「ミライネージ」は2019年にエンジニアが中心となって発足したプロダクトであり発足当初から社内のデータサイエンティスト・エンジニア・ビジネスが一丸でプロダクトの刷新・拡張・新規開発を行なっております。

店舗での導線設計や棚の構造など、システムが配置される物理的な環境にも戦略を巡らせてシステムの効果の最大化を図るため、技術を使った総合的な企画力も磨かれます。

メンバークラスから裁量を持って、社会貢献性のある大きな市場開拓にチャレンジできる環境です。

■チームの雰囲気、カルチャー

• 得意領域を持ちつつ、フルスタックエンジニアとして活躍するメンバーが多数
• 未経験言語・領域への挑戦を歓迎。一人ひとりのキャリアと挑戦の機会を応援
• アジャイル開発で週次のスプリントを回す、柔軟かつスピーディーな開発スタイル
• 事業との相性や技術トレンドも踏まえ、新しく尖った技術へも楽しみながら挑戦する風土
• リモートでもシームレスな連携ができるよう、Discordでフランクに話せる環境を整備
• 技術に尖ったメンバーも多く、社内でのナレッジシェア、社内外の登壇も活発
• プロダクトや事業部の壁を超えた社内のテックイベントや勉強会も多数

■このポジションの魅力 ～エンジニアの声～

①フルスタックエンジニアになれる環境
サーバーサイド・フロントエンドの垣根を越えて、様々な技術にチャレンジすることができる。

②1つのモノづくりで、toB toCのおもしろさを実感・体験
toB：実際の店舗に自分がつくったものが設置されることで、多くの人に見て貰えていることを実感できる。
toC：サイネージの対象視聴者は来店客なので、消費者を意識したサービス開発ができる。

③オンラインビジネスでは体験できない、オフライン側でのIoT実務が習得可能
配信するためのエッジ端末や周辺の物理機器を取り扱う業務も経験ができる。

④POS、AIカメラやセンサーなどから収集したデータを用いて顧客行動分析や広告配信の最適化が実践できる

必須スキル・経験

・GitHubを利用したプロジェクトでのチーム開発経験2年以上
・パブリッククラウド（AWS）での設計・運用経験2年以上
・Java/Scala いずれかを用いたWebアプリケーションの開発経験2年以上

歓迎するスキル・経験

・チームリード経験
・不特定多数のユーザー向けのサービス開発経験
・GitHub Actions, CircleCIなどのCIツールの活用経験
・DatadogやAmazon CloudWatch、Google Cloud Monitoringなどのモニタリングツールの活用経験
・Dockerなどのコンテナ技術での運用経験
・TerraformなどのProvisioningツールを利用した経験
・SSH等を用いたエッジ端末の遠隔操作技術の開発

求める人物像

・技術への探求心があり、自らキャッチアップをしている方
・フルスタックエンジニアを目指したい方
・IoT技術の習得に興味がある方
・技術の力で世の中を便利に、社会貢献したい思いをお持ちの方