EARTHBRAINとしての魅力
◆ 未開拓市場「Civil Tech」のパイオニア
EARTHBRAINは、これまでどの企業も本格的に踏み込めなかった建設DXの最前線で、物理とデジタルを融合させる全く新しい市場「Civil Tech」を創造しています。
建設現場で働く作業員が危険な高所作業や重機操作から解放され、安全で効率的な環境で働く未来の実現に向けて取り組んでいます。
この領域が未開拓だった理由は、技術的難易度が極めて高く、現場への深い理解と長期的な投資が必要だからです。
だからこそ、この環境で得られる経験は他では決して手に入らない希少価値を持っています。
◆ 4社連携による圧倒的な技術力とリソース
コマツの建設機械技術、NTTドコモの5G・通信技術、ソニーのセンシング・AI技術、野村総合研究所のシステムインテグレーション力。
これら業界トップ企業の技術とリソースがすべて結集された開発環境は、世界を見渡しても類を見ません。
AI開発環境にはNVIDIA® H100搭載サーバーを惜しみなく投入し、開発生産性3倍という野心的な目標に本気で挑戦しています。
スタートアップでありながら大手企業レベルのリソースを活用できる恵まれた環境です。
◆ 世界27ヶ国展開のグローバルインパクト
EMが率いるチームが開発したシステム、設計したアーキテクチャが、地球の裏側の建設現場で実際に使われ、作業員の安全と効率性を向上させています。
Smart Construction®は既に世界27ヶ国で展開され、日本・海外のメンバーが混在している多国籍チームとの協働を通じて、真にグローバルな影響力を持つプロダクト開発の最前線に立つことができます。
シニアSREとして担っていただきたいこと
EARTHBRAINでは、Smart Construction®エコシステム全体を支える技術基盤の設計・構築・運用において、CCoE(Cloud Center of Excellence)活動の中心メンバーとして全社横断的な役割を担っていただきます。
具体的には、プロダクト横断での技術標準策定とガバナンス体制構築を主導していただき、外部ベンダーや海外拠点との技術連携における統合アーキテクチャの設計をお任せする予定です。
建設現場特有の要件である超低遅延・高可用性に対応するため、通信プロトコルの最適化から認証基盤の統一まで、技術選定の根拠となる設計思想を確立し、組織全体の技術的意思決定を支援していただきます。
現状と課題
◆ CCoE活動推進の人材不足による標準化の遅れ
プロダクトの多様化に伴いCCoE活動の重要性が増しているため、技術標準策定とガバナンス推進を主導できる経験豊富なSREにご入社いただきたいと考えております。
特に、国際標準への準拠経験を持ち、アーキテクチャ設計思想を確立できる方は歓迎です。
◆ マルチベンダー・グローバル環境での技術統治の複雑化
外部ベンダーや海外拠点との連携において、技術標準の統一とガバナンスの浸透に時間がかかり、コミュニケーションコストが増大しています。
相互運用性を確保した統合アーキテクチャと、統一された認証認可基盤の確立が課題となっています。
◆ 建設現場特有要件への体系的最適化不足
各プロダクトで異なる技術スタック・通信プロトコルが使用され、建設現場特有の要件(リアルタイム性、エッジ環境対応)に対する体系的な最適化が不十分な状態です。
プロトコルレベルでの設計思想統一と標準化を進めたいと考えています。
これらの課題を解決し、Civil Tech領域におけるCCoE活動を主導し、技術標準化とガバナンス強化を推進していただける方を求めています。
EARTHBRAINのSREとしての面白さ
◆ 単なるSREではない全社横断的な技術戦略の推進
特定のプロダクトのインフラ運用ではなく、Smart Construction®という複数のプロダクト群全体を俯瞰し、技術戦略レベルでの意思決定に深く関与していただきます。
単一プロダクトの枠を超えて、事業全体のアーキテクチャを設計できる、より大きな枠組みでの挑戦ができます。
◆ CCoE活動を通じた組織変革の推進力
CCoE活動の中心メンバーとして組織全体の技術文化とプロセスを変革できます。
技術標準の策定から浸透まで、全社の開発チームに影響を与える戦略的な役割を担い、その成果が直接的に開発効率向上として現れる達成感は他では味わえないと思います。
◆ Civil Tech分野での技術標準創造
従来のWeb系SaaSとは全く異なる、物理世界とデジタルを繋ぐ新領域で技術標準を一から創造できます。
建設機械の遠隔操作、3Dデータ処理、エッジコンピューティング等、未開拓分野での統合アーキテクチャ設計は、業界全体に影響を与える技術的インパクトを持ちます。
◆ 次世代インフラリーダーとしての希少価値獲得
Civil Tech、エッジコンピューティング、産業IoTでのCCoE活動経験は、今後のキャリアにおいて希少価値が高い専門性です。
国際標準への対応経験により、将来的にはあらゆる業界のDXを技術面でリードできるアーキテクトとしての地位を確立できるチャンスです。
必須要件
◆ 技術的基盤(以下すべて):
- クラウド環境(AWS/GCP/Azure のいずれか)での3年以上の実務経験
- 自身が主担当としてアーキテクチャ設計または実装を行った経験に限る
- 以下のような経験を特に重視します:
- 大規模システム(100台以上のインスタンス、月額100万円以上)の設計・運用
- クラウド移行プロジェクトの技術リード
- コスト最適化で30%以上の削減実績
- 複数クラウドでの本番運用経験
- コンテナ技術の本番環境での設計・運用経験
- Docker等のコンテナ技術を用いた本番システムの設計・構築・運用経験(オーケストレーション基盤の選定根拠を説明できることが望ましい)
- 技術標準化または共通基盤構築を主導した経験
- 設計思想の策定から実装まで、技術的な意思決定に責任を持った経験
◆ 専門領域(以下のうち1つ以上で設計から実装までの一貫した経験):
- 認証認可基盤の構築
- OAuth 2.0、OIDC、SAML等を用いた認証基盤の仕様策定から本番稼働まで担当
- API Gateway/Service Meshの実装
- システム間連携のアーキテクチャ設計と実装の両方を主導
- セキュリティアーキテクチャの設計
- 脅威モデリング、Zero Trust設計、mTLS実装等を含む包括的なセキュリティ設計
- 大規模システムの可観測性基盤構築
- メトリクス、ログ、トレーシングの統合的な監視基盤の設計・実装
- マルチクラウド/ハイブリッドクラウドの統合管理
- 複数クラウド環境の統一的な管理基盤の設計・構築
◆ 技術的判断力:
- 技術選定において、ビジネス要件と技術制約の両面から根拠を説明できる方
- RFCや技術仕様書を読み解き、実装に落とし込んだ経験がある方
- アーキテクチャの設計トレードオフを論理的に判断・説明できる方
◆ コミュニケーション:
- 技術文書の作成と知識共有を積極的に行える方
- 英語の技術ドキュメントの読解力(翻訳ツール使用可)
- 5名以上のチームでの技術リードまたは協働経験
【選考で確認させていただく観点】
※以下について具体的な経験をお聞きします
- あなた個人が主導した技術的な意思決定とその根拠
- 直面した技術課題に対する解決アプローチ
- 失敗事例とそこから得た学び
- 「チームで実施」ではなく「あなたが実施」した内容
歓迎要件
◆ アーキテクチャ設計(上級):
- Service Mesh(Istio、Linkerd等)の本番環境での設計・運用経験
- イベントドリブンアーキテクチャの設計・実装経験
- CNCF準拠のクラウドネイティブアーキテクチャの実践経験
- エッジコンピューティング環境での分散システム設計
- 建設現場のような制約環境(低帯域、不安定な通信)での最適化経験
◆ 標準化・ガバナンス(上級):
- CCoE活動のリード経験(10名以上のチームへの展開実績)
- 国際標準(ISO/IEC 27001、SOC2等)の認証取得プロジェクト経験
- OpenAPI/AsyncAPI/GraphQL等を用いた全社API戦略の策定
- Platform Engineeringの実践経験
- Developer Experience向上のための基盤構築実績
◆ セキュリティ・コンプライアンス:
- Zero Trust Architectureの設計・実装経験
- SIEM/SOARを用いたセキュリティ運用の自動化
- サプライチェーンセキュリティ(SBOM、署名検証等)の実装
- 規制対応(GDPR、個人情報保護法等)を考慮したアーキテクチャ設計
◆ 先進技術領域:
- GitOpsの全社展開経験(ArgoCD、Flux等)
- FinOpsの実践とコスト最適化の組織的推進
- AIワークロード向けインフラの設計・運用(GPU管理、MLOps基盤)
- IoT/OTシステムとクラウドの統合アーキテクチャ設計
◆ グローバル・エンタープライズ経験:
- 海外拠点を含む24/7体制の運用設計経験
- M&A等での異なる技術スタックの統合経験
- 10,000人以上規模の組織でのプラットフォーム構築
- 技術デューデリジェンスの実施経験
◆ ソフトスキル・リーダーシップ:
- 英語でのプレゼンテーション、技術交渉の経験
- 外部カンファレンスでの登壇、OSSへの貢献
- 技術ブログ、書籍の執筆経験
- 20名以上の技術組織のマネジメント経験
求める人物像
- 社会課題に向き合いたい方
- 知的好奇心があり、新しい技術を学ぶことに意欲的な方
- 業界そのものの概念を変革する壮大なチャレンジをしたい方
- 日本発世界で価値を生み出すソフトウェア開発に深く関わりたい方
- ハードウェアとソフトウェア両方を提供する会社だからこそ実現できるプロダクトに関わりたい方
- 海外志向があり、グローバルに業界を変革することに情熱を燃やせる方
EARTHBRAINの価値観・風土
「全ては顧客への価値創造から(Customer Centric)」 をコアバリューに掲げ、あくまで顧客と共にオープンなプラットフォームを開発し、顧客の現場の課題を解決することを目指しています。
■EARTHBRAINを表す3つのワード
大手の”スケール”感とベンチャーの”スピード”感
世界に広がる販路を活用し、一歩目から世界を変えるエンジニアリングを
ハードウェアとソフトウェアを融合し、”社会インフラ”の構築
世界に広がるコマツのネットワークを活かしつつも、ベンチャーらしいスピード感ある意思決定で高速のPDCAを回す文化があります。また失敗することで学ぶ姿勢があり、失敗も受け入れる文化も特徴的です。アジャイルな開発を推進し、初めから日本視点ではなく、グローバル視点で業界を変革にチャレンジすることができます。
在籍メンバー
スタートアップ/メガベンチャー/海外等、多方面から多種多様なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっています。参考までに以下のような経歴を持ったメンバーが在籍しております。
- スタートアップ企業出身のリードエンジニア
- メガベンチャー企業出身のリードエンジニア
- 元フリーランスのエンジニア
- 外国籍のエンジニア
- ソニーのセンシングのリードエンジニア
開発体制・環境
開発メンバーの裁量
- OS やエディタ、IDE といった個人の環境は、各自の責任で好きなものを使うことができる
- タスクの見積もりは、実装を担当するメンバーが中心となって行う
- プロダクトの開発言語やフレームワークなど主要な構成技術は、基本的に最新版より1年以上ビハインドしていない
コード品質向上のための取り組み
- 本番にデプロイされるコードには、全てコードレビューまたはペアプログラミングを実施している
- 何らかのコーディング規約をチーム全体で遵守するようにしている
- 提出されたコードには自動的にリグレッションテストが実行される環境が構築されている
- コード品質評価ツールを導入して、メンバーが常に確認できるようにしている
テストの実施度
- ほとんどのプロダクトコードに単体テストを記述、実施している
- 機能の実装と同時にテストコードを記述している
アジャイル実践状況
- 1ヶ月以下の短い期間でのイテレーション開発を実践している
- デイリーでスタンドアップミーティング、またはそれに準じるチーム内の打ち合わせを行っている
- イテレーションの最後などに、定期的にチームでふりかえりミーティングを行っている
- タスク見積もりの単位には絶対量(人日など)ではなく相対ポイントを用い、極力複数人の意見を調整する形で行っている
- 継続的なデプロイ(デリバリー)を行っている
ワークフローの整備
- 全てのコードをバージョン管理ツールで管理している
- 各メンバーが実装したコードのマージは Pull Request ベースで行われる
- 自動(=システム化され、1コマンドで実行できる)ビルド、自動デプロイ環境が整備されている
- コードによるインフラ構成管理(Infrastructure as Code)の環境が整備されている
オープンな情報共有
- 開発に必要な全ての資料やデータ(個人情報を除く)は、実装を担当するメンバーなら誰でも、上長その他の許可の必要なく自由に閲覧できる
- KPI などチームの目標・実績値について、メンバーの誰もがいつでも閲覧可能になっている
- チャットツールを導入しており、チームのためのチャットルームがある
- 専用の情報共有ツールを使って、ノウハウや議事録、日報などの情報共有を行っている
労働環境の自由度
- 仕事中、イヤホンの装着が許容されている
- フレックスタイム制または裁量労働制を採用している
- リモート勤務を行うことができる
- メンバーの多様性
- 外国籍の開発メンバーがいる
- 育児中の開発メンバーが在籍している
- 開発メンバーの新卒採用を実施している
開発環境
※プロダクトによって技術スタックが変化するため、下記の技術スタックは弊社で使用している技術スタックの一部です。
- 共通
- 開発フレームワーク:スクラム
- ソースコード管理: Git, Github
- プロジェクト管理: JIRA
- コミュニケーションツール: Slack, Notion, Github Discussions, Teams, Zoom
- リモートワーク:原則リモートワーク可
- インフラ
- パブリッククラウド:AWS, GCP
- データベース:Amazon RDS for PostgreSQL, AlloyDB for PostgreSQL, MongoDB Atlas
- CI/CD:Github Actions, Azure DevOps, Cloud Build
- IaC:Terraform, AWS CloudFormation
- Monitoring:New Relic, Datadog, Cloud Monitoring
- その他:Docker, Amazon EKS, GKE, Amazon MSK
- バックエンド
- 言語等:JavaScript, TypeScript, Node.js, Go, C#
- フレームワーク等:NestJS, Prisma, GoReplay, .NET Core, .NET Framework
- フロントエンド
- 言語:TypeScript, Dart
- フレームワーク等:React, Next.js, Flutter
職種 / 募集ポジション | SRE/DevOpsエンジニア |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | 【最寄駅】 ・南北線「六本木一丁目」駅直結 ・日比谷線「神谷町」駅 4b出口より徒歩7分 ・銀座線・南北線「溜池山王」駅 13番出口より徒歩7分 ・日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅 5番出口より徒歩9分 【喫煙環境】屋内全面禁煙 【転勤】当面無し ※当社は出社とリモートのハイブリッド勤務となっており、原則週2日は出社していただく必要がございます。 |
勤務時間 | 裁量労働制 ※裁量労働制(企画業務型/専門業務型)により、 出退勤の時間は自由であり、10時間働いたものとみなされます。 |
休日・休暇 | 年間休日日数:128日 完全週休2日制(土日)、祝日、有給休暇、年末年始休暇、夏期休暇他 |
諸手当・ 福利厚生 | 健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金 通勤手当(会社規定に基づき支給)、時間外手当 当社では生成AIを積極的に活用し、開発生産性の向上を目指しています。 「2025~2030年の間に、売上高およびエンジニア数に基づく生産性を3倍にする」という目標のもと、GitHub Copilot、Cursor、Cline、Devin、DifyなどのAIツールを、コードの自動補完・生成から日常業務の効率化まで、さまざまな業務に利用しています。 なお、GitHub Copilotは原則全社員にライセンスを付与しており、Cline、Devin、Difyについては有志による検証を進めています。 |
試用期間 | 有 2ヶ月 (試用期間中の勤務条件:変更無) |
その他 | 人事制度改訂中のため、諸制度は変更・追加の可能性がございます。 |
会社名 | 株式会社EARTHBRAIN |
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商号 | 株式会社EARTHBRAIN(英名:EARTHBRAIN Ltd.) |
所在地 | 〒106-6029 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー 29階 |
代表者 | 代表取締役会長 四家 千佳史 代表取締役社長 小野寺 昭則 |
設立日 | 2021年7月1日 |
資本金等 | 368.7億円(資本準備金含む) |
事業内容 | 建設業向けデジタルソリューション(現場可視化デバイス、プラットフォーム、アプリケーション)の開発、提供、保守など |
従業員数 | 約180名 |