【協会について】
私たちは、約60年にわたって試験を実施してきた団体です。
みなさんご存じの「英検(実用英語技能検定)」をはじめ、年間で延べ450万人の方々に受験いただいているさまざまな試験を運営しています。
「日本人の英語力を底上げすること」を目標に掲げ、国民の生涯学習を支える活動を続けています。
■協会の事業をより詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
https://www.eiken.or.jp/recruit/about/
■統合報告書_2025
下記資料は、過去10年間の施策と成果、2024年度の取り組み、財務・非財務データ、ガバナンス体制を統合的にまとめたもので、当協会が果たすべき"社会インフラとしての使命"と将来ビジョンを示しています。
https://www.eiken.or.jp/association/report/2025/pdf/outline21.pdf
【「公益財団法人」としての特徴と現在のカルチャー】
私たちは、国によって事業の「公益性」が認定された組織です。
利益追求型ではなく、英語学習者にとってのメリットの最大化を追求できる環境にありながら、
スピード感をもって新しい施策に取り組んでいるのが現状です。
公益財団法人と聞くと保守的なイメージを持たれるかもしれませんが、
実情は、既存のやり方に捉われずDX化や検定の手法など、新しい挑戦を続けています。
【働き方・キャリアについて】
私たちは正職員160名ほどの組織で、現在、中途入職者の割合も7割を超えています。
また、少数精鋭で年功序列ではないため、将来大きな裁量をもって働くことができます。
一般の事業会社と遜色ない、スピード感をもったスキルアップを叶える環境が整っています。
◇協会職員のインタビューを公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.eiken.or.jp/recruit/interview/
【これからの協会】
現在、「英語に触れる機会の増加と若年化」「入試での検定試験活用の活性化」
「ビジネスにおける英語4技能の育成・スキル向上のための需要の高まり」など、
社会全体として、英語教育が注目されその学習のニーズも高まっていると言えるでしょう。
そのような「変革」の中、AI技術やデジタル化を駆使して生涯学習に寄り添っていくこと、
また、検定の利便性向上に寄与していくこと、
そして、将来的なニーズをシミュレーションしながら協会として何ができるか、何をするべきかの検討も進めて参ります。
【事業ご紹介動画:「英検×デジタルテクノロジー」】
今後多様化する受験者ニーズに対応したサービスを提供していくため、様々な企業様との積極的なコラボレーションを通じて検定事業の改革を行う私たちの取り組みを紹介しています。ぜひ、私たちの「今」を知ってください。
https://youtu.be/T-onHhlYNag
採用背景
英検を中心に事業を推進する当協会は、「生涯学習アカウント」や「デジタル証明書」を核とした新規事業の創出・収益化を加速しています。
今後、新規事業の創出にあたり、生成AI/LLMを用いた教材関連のプロダクト開発を推進する方針ですが、下記背景で採用を計画しております。
- 社外向けAI活用プロダクト/教材の開発案件が増加し、要件定義〜実装〜運用までを牽引できる技術責任者が不足している。
- 生成AI/LLMの技術更新が速く、PoC量と品質を両立するためのアーキテクチャ判断・MLOps基盤整備が急務。
- 実運用プロダクト(評価・安全性レビュー・権限管理)の内製比率を高め、生産性と知見の社内蓄積を加速する必要がある。
最先端の技術を用いて、教育業界に貢献していきたいとお考えの方と一緒に働きたいと考えております。
AI教育課組織について
教育コンテンツ開発チームとICT部門の研究開発チームを母体として2025年10月に発足した新組織となります。
協会外の教育団体や企業様と協働し、教育や人材育成の現場におけるさまざまな課題をAI活用によって改善することがミッションとなります。
仕事内容
【組織の今後の方針】
教育団体および企業とのパートナーシップの拡充、AIを用いたシステム開発や教材制作の効率化、開発体制の拡充および内製への移行を推進する方針で、その組織のコアメンバーとして下記業務をお任せする想定です。
【業務概要】
英語検定向けの学習教材の仕様並びに教材の制作、AIを活用した教育サービスの企画・開発・運営などのサービスにまつわる開発統制および技術リードを既存メンバーとともにご担当いただきます。
【入社後の想定業務範囲】
次の領域について主導的な役割を担っていただきます。実際のアサインや配分は適性に合わせて調整いたします。
- 生成AI/LLMを用いたアプリケーションの技術リード(要件定義、技術選定、アーキ設計、実装レビュー)
- モデル利用戦略の策定(API活用/軽量ファインチューニング)
- バックエンド/フロントエンドの実装リード(Python/TypeScript 等、API設計、認証・認可、テレメトリ)
- 教育コンテンツ開発との連携(教材に組み込むデモ/ラボ環境、評価指標の定義、利用ログの分析)
- 技術管理(技術選定、開発環境の構築および管理、開発プロセスの策定、コーディング規約・フォーマット策定)
- チーム育成(採用、育成、評価およびそれらの基準策定)
【具体的な業務内容】
- LLMを用いたアプリケーション開発におけるプロジェクト推進および技術リードについて、企画から運用、改善まで全工程に携わっていただきます。
- 要件定義、アーキテクチャ策定、設計、実装、試験、運用
- 協力会社を含むメンバーへのディレクション
- 制作メンバーとの協働
- 協会内外のステイクホルダとの調整・折衝
【活用している技術】
具体的には、以下のような言語やDBを使用します。
- 仮想基盤
- Docker, Azure App Service, Azure Container Apps, Azure Container Instances
- サーバOS
- Linux
- データベース
- MySQL
- クラウド基盤
- Microsoft Azure
- 一部 Google Cloud Platform, Amazon Web Services
- LLM
- OpenAI GPT(Azure OpenAIを含む), Google Gemini, Claude Sonnet
- 言語
- TypeScript, Python
- Webアプリケーション開発フレームワーク
- Vue/NestJS, Vite, NodeJS, Playwright, Azure AI Foundryほか
- 監視
- Azure Monitor, Datadog
- バージョン管理
- GitHub
- 生成AIサービス
- GPT Codex, Claude Code, GitHub Copilot および各種MCPサーバ
- デザインツール
- Figma
- データ分析ツール
- Google Analytics, Google BigQuery, Looker Studio
求める要件(Must)
- フルスタックエンジニア(フロントエンド、バックエンド、DB、インフラ)の経験5年以上
- 上流工程(要件定義、プロジェクト計画など)のご経験3年以上
- 技術的な側面から事業部門や経営層への説明責任を定常的に担ってきたご経験
- 10名未満のチームリーダー経験 ・AI駆動開発の実践経験
求める人物像
【過去のご経験/転職検討理由】
- 経験されていること
- 自社のプロダクト開発の経験があり、テックリードとしてプロダクト開発に従事していた方
- LLMを用いたアプリケーション開発の経験がある方
- 教育業界におけるサービス運営ないしコンテンツ制作に携わったご経験がある方
- DX/AI推進をはじめとするチェンジマネジメントのご経験がある方
- アジャイル開発のご経験がある方
- ロールや部門の垣根を越えてサービスにコミットした経験がある方
- 転職を考えたきっかけ
- 生成AIやLLMを用いたプロダクト開発に取り組んでいるものの、環境要因(予算不足など)により、積極的なIT投資を得ることができず、チャレンジできる範囲に限りがある
- 保有資格
- IPA高度情報処理技術者(レベル4)
- Microsoft Azure、Amazon Web Services、Google Cloud Platform いずれかの認定資格
- 生成AIに関する資格(G検定・E資格/クラウドベンダー資格)
キャリアイメージ
当人の適性に合わせ、下記のいずれかのようなパスを考えております。
※プロダクトの成長フェーズや組織のミッションに合わせた柔軟なポジションチェンジも求められる環境です。
- 技術視点でのプロダクト開発への貢献(Technical Product Manager)
- チーム単位のマネジメント、エンジニア採用・育成(Engineering Manager)
- AI活用の専門家(AI Technical Lead)
| 職種 / 募集ポジション | AI教育課_テックリード_AI活用プロダクト/教育コンテンツ開発(生成AI/LLMを用いたプロダクト開発のコアメンバー) |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 給与 |
|
| 勤務地 | 東京メトロ東西線 神楽坂駅 2(矢来口)出口から徒歩5分 都営大江戸線 牛込神楽坂駅 A1出口から徒歩3分 ※原則転勤なし |
| 勤務時間 | 09:30~17:30(休憩1時間) |
| 休日 | 年間125日(2024年度実績) (内訳) 土曜、日曜、祝日 夏期6日 年末年始7日 など ※その他:年に5~10日程ほど、検定運営等に伴う休日出勤有(後日、振替休日を取得いただきます) |
| 福利厚生 | 定期健康診断、資格取得支援制度(資格取得奨励金)、財形制度、 リフレッシュ休暇制度、家族検定料補助制度、交通費規定内支給あり(月額上限5万円まで) |
| 加入保険 | 雇用保険、健康保険、厚生年金保険、介護保険、労災保険 |
| 受動喫煙対策 | 敷地内全面禁煙 |
| 手当等 | ・扶養手当:1名につき11,000円~19,000円/月 |
| 個人情報の取り扱いについて | ご登録いただいた個人情報は、弊会での人事採用選考活動のため、次の目的で使用いたします。 (1) 採用選考結果及び面接日程等のご連絡 (2) 採用決定後における雇用管理上の基礎資料の作成 (3) 個人が特定(識別)できない形での今後の採用活動における選考内容分析のための統計資料の作成 |
| みなし残業手当の支給 | ・みなし残業手当:93,000円/月~102,000円/月 ※時間外労働の有無にかかわらず、30時間分の時間外手当として支給 ※30時間を超える時間外労働分については追加で精算手当として別途支給 ※職位・等級により、月額のみなし残業手当額は異なります。 |
| その他 | 選考中のいずれかのタイミングでバックグラウンドチェックとリファレンスチェックを行う場合がございます。 |
| 会社名 | 公益財団法人日本英語検定協会 |
|---|---|
| 理事長 | 松川 孝一 |
| 設立年月 | 1963年 |
| 協会理念 | 日常の社会生活に必要な実用英語の習得及び普及向上に資するため、英語の能力を判定し、また様々な機会を通じてその能力を養成することにより、生涯学習の振興に寄与することを目的とする。 |
| 主な事業 | 1.英語能力判定事業 2.実用英語の研修・教育事業 3.実用英語の習得及び普及向上に繋がる研究及び事業に対する助成事業 4.その他、目的を達成するために必要な事業 |