募集背景
2021年には、台湾で水不足によって半導体等の電子デバイスが作れない、という事態も現実に発生するなど、「できれば環境に優しいほうが良い」という時代から、「環境に優しいことは必須条件」という時代に変わりつつあります。その中で、「既存の10分の1以下の水・エネルギーで電子回路の製造が可能になる」この技術は、人類にとって非常に価値の高い、世界中が必要とする技術になると確信しています。
2030年までに世界の電子回路の10%がこの技術によって製造され、最終的に世界の50%以上のシェアを持つ独占的な地位を確立することを目指しています。さらに我々は、弊社のインクジェット技術を用いて、電子回路だけでなく、半導体等その他の製造・塗布プロセスへ応用開発も始めており、「必要な部分にだけ印刷する」「捨てない技術」であるインクジェット技術により、持続可能な世界を作っていきます。
ただ、インクジェット技術で製造した我々の基板はまだまだ市場のニーズには満たしていないのが現状です。そのために社内向けにインクジェット工法を用いた印刷装置の開発を進めております。今後の中期計画のコンセプトとしてはこの装置販売へのシフトが急務となっておりそれに伴った人材採用・人材配置を急ピッチで進めています。また、装置開発と並行して両面基板や配線形成の微細化にも注力し製造を行いながらも基板のスペックアップにも取り組んでいく方針です。
仕事内容
次世代プロセステーマの中で両面基板適応化や微細配線化に伴うインクジェットプロセスの改良開発を進めており、これらの開発には金属インクの材料物性の知見、インクジェット装置のマシン特性の知見、それらを組み合わせたプロセス設計の知見を統合した高度な技術力が必要と考えております。業界でも未知領域の目標印刷スペックに対して、インク特性を理解しながらインクジェット印刷プロセス技術開発を自ら牽引していただきます。
【具体的には】
・弊社独自技術のピュアアディティブ®法のプロセスにおける金属インクを用いたインクジェットプロセスの評価&開発
・様々な顧客から提示される既存製品設計図面を元にピュアアディティブ®法への適用性評価&開発
これらの業務をご経歴を考慮しながら、従事していただきます。
社内のエンジニアや協力会社様とも連携しながら開発をしていただきます。
必要条件
・エレファンテックのミッションとカルチャーに共感いただける方
・印刷プロセス技術開発に対して貢献度の高いポジションでの経験
※特に金属インク、溶剤系インク、低粘度樹脂インクを用いた印刷技術開発経験を有する方
歓迎条件
・金属インクを用いた印刷プロセス開発経験
・インクジェットインクに関する基本的な知識(材料・物性)
・ピエゾ方式のインクジェットヘッド吐出機構に関わる基本的な知識
・ピエゾ方式インクジェットヘッドの波形設計経験
職種 / 募集ポジション | インクジェットプロセス開発・評価(エキスパート) |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | |
試用期間 | 入社日より3か月 |
勤務時間 | 【フレックスタイム制】 コアタイム 11:00~15:00 月所定労働時間は1日の基本労働時間8時間に月所定労働日数を乗じた時間 休憩時間:60分 時間外労働有無:有 |
待遇・福利厚生 | ・交通費支給(月5万円まで) ・社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金) ・住宅手当(最大3万5000円/月)※会社より3km未満在住の場合、社内規程に基づく ・住宅手当圏内への引越し補助あり ・ベビーシッター割引券利用制度 ・資格支援制度 ・オフィス内禁煙・分煙 ・企業型確定拠出年金制度 ・お茶・ジュースなどの無料自動販売機あり |
休日・休暇 | ・年間休日125日 ・完全週休二日制 ・弊社独自カレンダーによる休祝日 ・年次有給休暇 ・年末年始休暇 ・慶弔休暇等 |
選考プロセス | 書類選考→オンライン面接2回→1日インターン→内定 ※選考プロセスや選考回数は変更になる場合がございます |
会社名 | エレファンテック株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 清水 信哉 |
創業 | 2014年1月 |
資本金 | 100百万円 |
社員数 | 136名(2024年10月現在) |
事業内容 | プリンテッド・エレクトロニクス製造技術の開発、製造サービス提供 |
取締役 | 取締役Co-Founder 杉本 雅明 |
執行役員 | COO 兼 営業本部長 小長井 哲 CFO 兼 経営企画部長 伊藤 圭亮 技術本部長 那須 弘明 コーポレート本部長 﨑村 慧太 製造本部長 兼 AMC名古屋工場長 平田 直広 |
社外取締役 | 鮫島 昌弘 鎌田 富久 植波 剣吾 |
常勤監査役 | 滝口 和之(常勤) |
非常勤監査役 | 高橋 尚子 橋元 秀行 |
拠点 | 八丁堀本社オフィス 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-3-8 AMC名古屋工場 〒457-0801 愛知県名古屋市南区丹後通2-1 三井化学名古屋工場内 新木場R&Dセンター 〒136-0082 東京都江東区新木場1-3-14 https://www.elephantech.co.jp/pickups/press-release-20220530/ |