【日本最大級の医療支援プラットフォーム「ファストドクター」を通じて、医療体験のデジタル化や医療生産性の向上に取り組んでいます】

2016年創業。日本全国に対応する日本最大級の医療支援プラットフォーム「ファストドクター」を運営するヘルステック企業。
プラットフォームを通じて、患者、医療・介護施設、自治体、公的研究機関、製薬・保険企業等、医療業界における様々なステークホルダーに対して医療体制の構築や医療データ活用等の多様な価値を提供しています。

事業概要

ファストドクターは現在、「1億人のかかりつけ機能を担う」をビジョンに掲げ、地域医療の課題解決に取り組んでいます。

### 立ち上げの背景にある課題

現在、日本の地域医療は深刻な構造的な課題に直面しています。

後継者不在：後継者不足により、「かかりつけ医」の機能を担う開業医の減少が危惧されています。

医師の地域偏在：特定の地域で医療提供が難しくなるなど、医師の偏在も深刻化しています。

### 事業戦略

こうした課題を解決するために、私たちは2024年に医療経営支援事業を立ち上げました。
当事業は、事業承継（M&A）を起点とした中堅中小医療事業者の積極的なロールアップを推進します。ロールアップを通じて経営効率の改善を図るとともに、ファストドクターの医療プラットフォームとの連携を行い、持続可能な地域医療の実現を目指しています。

職務内容

地域医療の未来を担う事業承継（M&A）機会の発掘と事業承継の推進を担っていただきます。

具体的には、医療機関の経営者層との初期的なリレーション構築から、案件の目利き（初期的な企業評価）までを一気通貫で主導いただきます。

CFOをはじめ、投資銀行・コンサルティングファーム出身者や地域医療に深い知見を持つメンバーと共に、事業の成長を牽引してくださる方を求めています。

業務詳細

• 案件オリジネーション・ソーシング： M&A対象となる医療機関へのアプローチ戦略立案および実行を主導
• 外部チャネルとの関係構築： M&A仲介会社や金融機関を含む外部チャネルとの連携・関係構築
• 経営者層との初期対話： 医療機関の経営者層との初期的な対話を通じ、事業承継に関する潜在的な課題や意向のヒアリング、信頼関係の構築
• 初期的な案件評価と提案： 発掘案件の市場性、シナジー、戦略適合性などの初期評価を実施し、社内関係者への提案書作成・プレゼンテーション実施
  • 対象数： 高い生産性を追求し、月30〜40件程度の初期的な案件評価を担当
• 案件進行プロセス全体のプロジェクトマネジメント
• 案件増加に伴うプロセス整備／標準化

【能力次第でお任せする業務】

• 事業戦略とM&A戦略の立案： M&Aを軸とした当社の社会課題解決や事業戦略の検討、及びそれに合致するM&A戦略の策定に参画
• M&A後の投資先経営支援の計画策定： M&A実行後の統合（PMI）を見据えた初期的な経営課題の洗い出しと支援方針の検討
• 若手メンバーの育成

※2024年4月1日施行改正職業安定法施行規則に則り、従事すべき業務の変更範囲を以下に通り記載いたします。
変更の範囲とは、その後に雇用が続いてる期間、内容が変わりうる範囲の上限を示しています。
・（変更の範囲）会社の指示する業務およびそれに関連する業務

ポジションの魅力

◎ 新規事業の1→100フェーズ、経営に直結する貢献

医療×ITのスタートアップである当社の医療経営支援事業は2024年に開始したばかりの立ち上げ期です。本ポジションは、当社の成長戦略に基づき、M&A機会の特定を自ら主導する事業開発の実行者として関与いただきます。ソーシング業務を通じて、事業ポートフォリオの拡大と成長を最前線で力強く牽引したい方に最適な環境です。
未完成の事業や組織ゆえに、大きな裁量と責任をもって事業成長にコミットできる面白さがあります。

◎「地域医療の持続性」という社会的意義を感じながら働くことができる

現在、ご自身やご家族が健康であっても、医療にお世話になることは避けられない未来かも知れません。この重要なインフラである「地域医療」が、後継者不足や医師の地域偏在といった深刻な課題により、崩壊の危機に直面しています。この課題を、自分の課題として捉え、解決に取り組むことは、極めて大きな社会的意義に直結します。
また、当社のプラットフォーム「ファストドクター」の既存事業の強みを活かし、承継後の医療機関の経営効率改善だけでなく、その地域に住む患者への医療提供体制強化に直接貢献できることが、他社にはない当社の大きな魅力です。

◎圧倒的な担当案件数により投資家視点と事業家視点をスピーディーに醸成

月間30〜40件という圧倒的な数の初期的な案件評価に携わり、高い水準で投資家視点を磨くことができます。また、当事業では、ロールアップ後の経営効率改善を見据えたM&Aを推進するため、PMI（M&A後の統合プロセス）の現実的な難易度を考慮した実効性のある目利きが求められ、事業家視点を磨くことができます。
そして、AI/DXの活用、メンバーのスキル向上、検討プロセスの最適化など、既存のM&Aの方法にとらわれずに、常に革新性と生産性を追求する考えがあり、一般的な事業会社が実現できないような水準スピード感でM&Aを実現していく計画と実績があります。

必須要件

目安として社会人経験10年程度までで、下記いずれかのご経験（目安 計3〜4年以上）がある方を想定しています。

• 高度な対人折衝能力：金融機関、M&A仲介会社、医療コンサル、事業会社での経営企画部門（あるいはそれに準ずる役割）での経験があり、企業の経営層や多様なステークホルダーと円滑に連携・交渉した実務経験
• 事業開発、または高い目標達成に向けたソリューション営業の経験：無形商材や新規開拓を主導し、自律的に案件発掘（ソーシング）を行い、成果に繋げた実務経験。
• 事業性評価の基礎知識：M&A、事業投資、事業提携などに関わる初期的な市場性・事業性評価、および提案書作成の経験
• 財務三表・企業価値評価（バリュエーション）に関する基礎知識

【その他】
全国出張を伴う業務に抵抗がない方。

歓迎要件

• M&A関連の実務経験：M&A仲介、金融機関（投資銀行・商業銀行）、またはFAS/コンサルティングファームにおけるM&A業務（ソーシング、エグゼキューション）の経験
• 医療・ヘルスケア業界の知見：医療機関や製薬会社、医療機器メーカーなど、ヘルスケア業界での業務経験や知見
• 事業計画策定やPMI（Post Merger Integration）の経験

求める人物像

• 誠実で建設的なコミュニケーションができる方
• 徹底した報連相と自律的な状況管理能力がある方
• 数字に基づき、最後まで責任を持つ実行力がある方
• 事業の成長と課題解決に前向きに取り組む意欲をお持ちの方