ITのちからで社会正義を貫く。 不正を根本から解決するリーガルテックベンチャー
経営理念
テクノロジーでもっと「フェアな社会」へ
私たちfoxcaleは、テクノロジーと職業倫理をもって、「誠実であることや、正直であることが尊重される社会」を実現したいと考えています。 たった一つの「不正」が引き起こす社会的コストは非常に大きなものとなります。
発覚した「不正」は、事後調査や再発防止の取り組みが行われるだけではなく、法令や監督の強化へ繋がります。発覚していない「不正」も、顧客や投資家などの社会のステークホルダーへ大きなコストを見えない形で転嫁してことで社会を蝕んでいきます。
起きてしまった不正や不祥事は必ず全容が解明され、必要なサンクションが与えられなければなりません。しかし、私たちは、不正や不祥事が発覚してから調査するだけではなく、不正を未然に防ぐことのできる仕組みやツールをつくりだすことが、フェアな世界を実現するための本質的な解決策であると考えています。
人間は誰しも弱さを抱えており、私たちは思わぬ人々が不正に手を染めてしまった事案を数多く見てきました。不正を行う「機会」を減らすことで、加害者も被害者も生み出しにくい社会を実現していきたいと考えています。
会社の特徴
■「先進的なITテクノロジー」と「プロフェッショナルの人的スキル」をかけ合わせ「フェアであることがもっと尊ばれる社会を創り出したい」という理念のもと、SIerや公認会計士としてのキャリアとネットワークを有するメンバーが中心となり設立したスタートアップ企業です。
■現在は、企業としての足場がための初期フェーズとして、不正調査用のドキュメント・レビュー・プラットフォームの開発、第三者委員会調査等をはじめとする不正・不祥事案件の調査(デジタル・フォレンジック領域の調査が中心)を主軸の事業としています。
■今後は、当社のコアコンピタンスを活かし、国内だけはなく海外も、そして、有事の事後対応だけではなく、早期検知・予防のためのツールやサービスを開発しております。
事業内容
1. デジタルフォレンジックのソフトウェア及びハードウェアの企画、研究、開発、設計、製造、販売、保守、リース、賃貸及び輸出入並びにこれらに関するコンサルティング業務
2. デジタルフォレンジックによる収集データの解析、レビュー、データ入力及びそれに伴う事務処理の受託
3. インターネット等の通信ネットワーク及び電子技術を利用した各種情報提供サービス並びに情報収集サービス
4. 情報の収集、分析、管理及び処理サービス業、情報提供サービス業並びに情報処理やAIに関する研究及び開発
事業を始めた経緯
デジタル・フォレンジック調査を行う際に利用するドキュメントレビューツールについて、従来は他社製品を利用していましたが、より速く効率的に証拠を発見できるツールを開発したいと考えたことが、直接的な創業のきっかけです。 また、近年、企業の不祥事などに関するニュースも数多く取り上げられ、社会の公平さが失われつつあるように思えます。AIなどのテクノロジーを活用すれば、私たち若い世代の手で、なんとかこの流れを変えられるのではないか、そのような強い想いをもって事業を作っていきたいと思っています。
解決したい問題
不正が起きると、企業は多大なリソースを割いて調査を行い、事案の解明を行った上で、二度と同じことが起きないように対策を講じる必要があります。また、仮に調査結果及び再発防止策をステークホルダーに向けて発信したとしても、失われたレピュテーションの回復には非常に長い時間がかかります。 私たちは、不正対応に必要となる多大なリソースが、本来あるべき方向に、即ち企業、ひいては国を成長させるためのエネルギーとして利用されるようにしたいと考えています。