IT’S YOUR TURN TO REACH SPACE
将来宇宙輸送システムは、航空宇宙に関する深い知見をもつスタッフから、宇宙とはまったくかけ離れた業界からチャレンジするスタッフまで、様々なメンバーが在籍しています。
私たちが実現すべき将来を見据え、バックキャスト思考で今何に取り組むべきなのか。 日々進化する技術や目まぐるしく変化する環境のなか、様々な業種の知見を有するメンバーが1つのチームとして日々新しいチャレンジを続けています。
宇宙に関心のある方、
新しい産業の創出に関心のある方、
人生を賭けたエキサイティングなチャレンジをしてみたい方、
私たちISCは、将来世代のために宇宙への架け橋を一緒に築くための仲間を募集しています。
【将来宇宙輸送システムについて】
当社は、「誰もが宇宙にアクセスできる時代を創る」というミッションを定め、宇宙へ人や物資を輸送する宇宙輸送ビジネスに挑戦するスタートアップ企業です。
現在は、宇宙輸送実現のための技術実証ロケット開発/実験をメインとするフェーズですが、宇宙輸送ビジネスは5年後に1兆円程度の民間需要が発生する見通しがあることを踏まえ、政府・投資家と連携しながら事業化も進めています。
2023年に政府の文部科学省が推進するSBIRという補助金(20億円程度)にも採択され、2022年の創業から組織も急拡大を迎え、現在は100名を超える規模まで拡大してまいりました。
宇宙事業はまさに総合格闘技であり、非常に多くの分野のプロフェッショナルに関わっていただかないと成立しない分野になります。
これからもビジョンを実現するため、より多くの人を巻き込んでいくことになり
そのためにも会社としての仕組みや基盤を整えていくことだと重要であり、そこに貴方のこれまでのご経験を活かしてご活躍いただけないかと思っております。
ポジションの特徴
高い技術力と経験
・所属グループは、ロケット開発に関する幅広い開発支援を行えるプロフェッショナルなメンバーで構成されており、毎日多彩な知識に触れることができます。
・所属グループのグループリーダーは、複数の事業会社・認証機関にて、海外安全規格による製品安全設計支援、リスクアセスメント、宇宙機安全などを経験しており、安全に関する議論や適切なアドバイスを受けることができます。
事業フェーズ
・スタートアップ初期段階でジョインいただけるため、組織内の安全チームの立ち上げ段階からご経験いただけます
・具体的には、スタートアップカルチャー&アジャイル開発環境にフィットする安全組織とレビュー方法を考案し、ルールを構築することができます
・長期的に壮大なビジョンに取り組むスタートアップのため、着実にキャリアと経験を積み上げて頂くことが可能です
組織文化
スタートアップカルチャー&アジャイル開発環境にフィットする安全組織を構築し、多くの業界の安全ベストプラクティスを統合し、事業用ロケット開発の安全の考え方を構築するところから任されるのは非常に稀な機会であり、民間の事業用ロケット開発に貢献でき、みんなと一体となって成功を味わうことができます。
業務内容
【主なミッション】
ロケット開発におけるリスクアセスメントおよびシステム安全アプローチを実施することがミッションです。
今後予定される実証機の打上げ準備や、次のロケット開発、開発用テストベッドの計画などが加速しつある中、開発設計活動、技術検証試験を「安全」側面からのアドバイス・レビュー両面の活動を強化し、タイムリーな支援体制を構築する必要があります。
開発試験や打上げが日本と米国の両方にまたがるため、日本だけでなく米国やグローバルの安全の動向・米国の安全法規制・安全/信頼性解析・射場安全の実務を担当できる、全ライフサイクルに対応したシステム安全エンジニア業務を担う。
【具体的な仕事内容】
・社内の設計エンジニアと協働し、ロケット開発、開発テストベッドの開発段階でのリスクアセスメントをはじめとした安全評価を実施
・システム安全プログラム計画における安全管理組織の一員として、開発フェーズの審査ゲートにおける安全審査を企画実行
・スタートアップカルチャー&アジャイル開発環境にフィットする安全組織と安全レビュー方法を考案し、その業務プロセスを確立
・複数業界の安全ベストプラクティスを取り入れた社内の安全設計、安全評価、安全管理方法等の整備・構築・運用
・ロケット開発および射場での作業に関するリスクアセスメントの実施と関連する安全検証試験への参加
・ロケット開発支援のために故障モード影響解析(FMEA)や故障の木解析(FTA)等の信頼性評価手法を用いたロケットや射場の安全解析の実施
※安全エンジニアとしてのご経験やキャリアの指向により担当業務をグループリーダーと相談して決定
募集背景
打上げ準備や、次のロケット開発、開発用テストベッドの計画などの加速に対応できる組織戦力の強化のため
現在のチーム体制
VPoE(技術部)ー QA&PS GL ー 本ポジション(システム安全管理)
エンジニア80名程度の組織
・ロケット全体のシステムを見るグループ
・サブシステム検討をするグループ
・エンジン
・機体構造
・電気系
・発射場、施設設計
※2025年5月現在のチーム体制
応募資格
【必須スキル/経験】
下記の必須スキル/経験のうち、2つ以上の当てはまる方:
学歴:
・理工系大学の、機械工学、電気電子工学、化学工学、システム工学系の関連分野の学士号。航空宇宙工学、総合理工学など学際分野の学位を推奨する。
実務経験:
・宇宙業界、航空業界、産業機械・製造装置業界、認証機関などで、BtoB用途の最終製品の安全設計・安全評価・安全審査の経験が5年以上。
・米国のOSHA規則や海外の製品安全規格を読み込み、その要点と重要項目をまとめステークホルダが利用できるよう社内文書化の経験がある。
・急速な環境変化に対し柔軟な適応力を備え、業務スケジュールにこれらの変化を取り込むことができる。
【歓迎スキル/経験】
学歴・資格:
・理工系大学の、機械工学、電気電子工学、化学工学、システム工学系の関連分野の修士号以上。航空宇宙工学、総合理工学など学際分野の学位と研究経験を推奨する。
・長岡技術科学大学のシステム安全専門職学位、またはそれと同等の安全技術とマネジメントに関する修士号。
・CMSE (Certified Machinery Safety Expert)、FS Eng (Certified Functional Safety Engineer)、防爆・防火などの専門資格
実務経験:
(1) ハザード同定、リスクアセスメント方法
・JMR−001(JAXA システム安全標準)によるハザード識別、ハザード解析、ハザードレポート作成の実務経験
・ISO 12100(機械安全、制御システムの安全関連部はISO 13849-1/-2を含む)に基づく機械類の制限決定、合理的に予見可能な誤使用の具体化、危険源の同定、リスクアセスメントの実施、およびこれらの文書化の実務経験
・SEMI S2(半導体製造装置安全ガイドライン)の各ハザードに対するリスク低減法の理解、SEMI S10/S14によるリスクアセスメントの実務経験
・製造業等の現場作業におけるエルゴノミクスに関する基礎的な知識、ヒューマンエラーの発生構造と対策に対する基礎的な知識経験
(2) 信頼性解析、安全解析・検証
・各産業界でのFTA、FMEA等の信頼性解析の実務経験
・航空宇宙業界または自動車業界でのSTAMP/STPA解析に関する基礎的な知識と実務経験
・航空宇宙業界または自動車業界でのIV&V手法を使ったソフトウェア信頼性評価に関する基礎的な知識と実務経験
(3) 射場安全
・SSCMAN 91-710 vol.3/vol.6、GFSC-STD-8009、JMR-002/JERG-1-006/JERG-1-007等による、米国および日本の射場安全および射場ハザードに関する基礎的な知識と実務経験
・燃料タンク、バッテリーなどの圧力容器破砕ハザード、燃料による化学物質ハザード(毒性、引火性、腐食性など)の基礎的な知識経験
・燃焼、防火・防爆に関する基礎的な知識経験
(4) 米国安全規格・米国安全法規制
・米国NEC (National Electric Code)、UL 508A(工業用制御パネル)、NFPA 79(産業機械電気安全)など最終製品の安全規格に関する基礎的な知識と実務経験
・米国OSHA、NIOSH、ACGIH、NFPA 70Eなど管轄当局が規定する、Occupational Safety / Industrial Hygineに関する基礎的な知識経験
【求める人物像】
・社内ステークホルダと円滑なコミュニケーションを取れる方 (機械系、電気系、推進系などの設計エンジニアやグループ内の品質工学、輸出入管理、法規制許認可、購買調達などのスペシャリスト、管理部門の安全衛生推進者、等)
・英語での資料作成、英語での資料説明などコミュニケーションが抵抗なくできる実務経験
・スタートアップカルチャー&アジャイル開発環境において、未知の領域や複数領域にまたがる業務に対して、主体的にチャレンジできる方
・技術課題に対して、原理にたち却って本質を捉え直そうとする方
・チーム内で積極的に協力でき、口頭とチャット等のメッセージによるコミュニケーションが適切にとれる方
・バックキャスト思考で考え、マイルストーンを置きながら成果物を定義し、スケジュール意識を持って取り組める方
職種 / 募集ポジション | システム安全エンジニア |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | 以下いずれかの勤務地を想定しております。 【本社】 東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング5階 【新日本橋オフィス】 東京都中央区日本橋本町3-8-4 日本橋ライフサイエンスビルディング4 7階 【小野町ベース】 神奈川県横浜市鶴見区小野町61-1 小野町ビル3階 【名古屋サテライト】 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ 50階 |
勤務時間 | 【試用期間】 入社日より 3 ヶ月 ※ただし、業務遂行能力や勤務態度等を勘案し、延⻑する場合がある。 【勤務時間】 <技術職・エンジニア> ・専門業務型裁量労働制 <コーポレート/ビジネス> ・フルフレックス(標準 1 日 8 時間) |
休日 | 【休暇制度】 ・完全週休 2 日制(土・日) ・国⺠の祝日、年末年始(12/29-1/3) ・年次有給休暇(6 ヶ月勤務後 10 日付与) ・夏季休暇(6-9 月に3 日) ・バースデー休暇(社員本人もしくは家族の誕生日:年 1 回のみ) ・その他 就業規則による |
福利厚生 | 書籍購入費補助、懇親会費補助 |
加入保険 | 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、介護保険加入 |
受動喫煙対策 | 原則禁煙(オフィスによりビル内に喫煙所有) |
会社名 | 将来宇宙輸送システム株式会社 |
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代表者 | 畑田 康二郎 |
設立年月 | 2022年5月 |
事業内容 | 宇宙輸送事業の実現に向けた技術開発・社会実装 |
従業員数 | 180名 ※契約社員・派遣等含む |
本社所在地 | 本社 〒103-0027 東京都中央区日本橋1丁目4−1 日本橋一丁目三井ビルディング5階 新日本橋オフィス 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-8-4 日本橋ライフサイエンスビルディング4 7階 小野町ベース 〒230-0046 神奈川県横浜市鶴見区小野町61-1 小野町ビル3階 福島支社 〒979-2124 福島県南相馬市小高区本町1-87 小高パイオニアヴィレッジ 内 名古屋サテライト 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング11階 リージャス 大名古屋ビルヂングビジネスセンター内 青海ラボ 〒135-0064 東京都江東区青海2-4-10 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター内 アメリカ支社 Sirius Technologies, Inc 2755 Canyon BLVD, Boulder Colorado 80302 |
資本金等(剰余金含む) | 12億2000万円 |
休日・休暇 | 【休暇制度】 ・完全週休 2 日制(土・日) ・国⺠の祝日、年末年始(12/29-1/3) ・年次有給休暇(入社直後10日付与以降4月一斉付与 ※入社月により変動あり) ・夏季休暇(6-9 月に3 日) ・バースデー休暇(社員本人もしくは家族の誕生日:年 1 回のみ) ・その他 就業規則による |
試用期間・勤務時間 | ■試用期間 入社日より 3 ヶ月 ※ただし、業務遂行能力や勤務態度等を勘案し、延⻑する場合がございます ■勤務時間 <技術職・エンジニア> ・専門業務型裁量労働制 ※一部フレックス該当となるポジションがございます <コーポレート/ビジネス> ・フレックス(標準 1 日 8 時間) |