団体紹介
カタリバは、どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動しています。現在では職員数200名、経常収益15億円を超え、国内でも有数の教育NPOに成長しました。
高校生のためのキャリア学習プログラムから始まり、東日本大震災以降は子どもたちへの居場所提供、コロナ禍以降はデジタルツールを活用したオンラインの子ども家庭支援を行うなど、社会の変化に応じて様々な教育活動に取り組んでいます。
▶採用説明資料
https://bit.ly/3V15ufB
募集の背景
増え続ける不登校の子どもたち
文部科学省の調査結果によると、2024年度の不登校児童生徒数(小・中学生)は全国では35.3万人以上。12年連続で増加し、過去最多となっています。
また、数字には載っていないけれど、部分登校や教室外登校など「不登校傾向」にある子どもたちも多くいるのが事実です。2023年のカタリバ独自の実態調査では、中学生の約5人に1人が不登校または不登校傾向にあることが分かりました。
さらに課題となっているのが、学校に行きづらさを感じる子どもの居場所が不足していること。近年、文部科学省や各自治体が対策・支援に力を入れ始めているものの、まだすべての子どもたちに手が届いているとは言い難いのが現状です。こうした課題に対応するためには、民間と行政、そして地域が一体となった取り組みが求められています。
カタリバは2015年6月から島根県雲南市の委託を受け、教育委員会とともに教育支援センター「おんせんキャンパス」を立ち上げ、地域に根ざした学びと居場所づくりを10年間積み重ねてきました。
不登校の子どもたちに安心と自信を
おんせんキャンパスでは「学校に通うことに困難さを抱えている子どもたちに、安心できる居場所と様々な学びの機会を届け、自信と将来の希望につなげたい」というコンセプトのもと、一人ひとりの習熟度に合わせた学習支援とともに、農作業や地域行事への参加などキャリア発達のための活動も取り入れています。
また家庭や学校などにスタッフが訪問する形でのアウトリーチ支援、中学校卒業後の子どもへの支援や家族への支援まで幅広くサポートをしています。
今回は、そんなおんせんキャンパスで子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりと、学習・キャリア発達を支援するスタッフを募集しています。
“不登校”という日本社会が抱える大きな教育課題の最前線で、地域に根付きながら、誰一人取りこぼさない不登校支援に挑戦してみませんか?
▼事業の詳細はこちら
https://www.katariba.or.jp/activity/project/onsen/
仕事内容
本ポジションでは、ユースワーカー(10代の子どもたちの成長を支援する専門スタッフ)として、おんせんキャンパスの居場所づくりから、子どもたち一人ひとりの学習支援、各種プログラムの企画・運営まで携わっていただきます。
具体的には、下記業務などをお任せする予定です。
学習サポート
*個別学習支援
対面学習やインターネット教材などを活用し、子どもたち一人ひとりの習熟度に合わせた学習を支援。教材づくりや、その子に合った関わり方の検討も含みます。
*学習面談・学習計画づくり
子どもとの対話をもとに、いまどこにつまずきがあるのかを一緒に整理し、学習の見通しを立てます。
*グループ授業の企画・運営
理科の実験や音楽の合奏など、学校以外だと出会いにくくなってしまう教科や体験にふれる時間を、スタッフが企画してつくっています。
子ども支援
*一人ひとりに合わせた個別対応
集団の中で過ごすことがまだ難しい子どもに対し「週1回1時間」など時間を決めて個別で向き合います。勉強する子もいれば、卓球をしたり絵を描いたり。その子がやりたいことに、まずは伴走します。
*学校連携
担当校(3〜4校)の子どもたちの情報交換・利用状況の報告などを、日々学校の先生に共有。支援会議への参加や、支援計画づくりも一緒に行います。
*子どもたちの支援計画策定
子どもたち一人ひとりの状況に合わせ、全体で支援計画の見直しを行います。
体験プログラムのサポート・運営
おんせんキャンパスでは、調理実習やスポーツ、ボランティア活動など、子どもの主体性を高めるために、体験活動のプログラムの企画運営を行っています。今回は「スポーツ」と「地域連携」のプログラムを担当いただける方を募集しています。
(スタッフの興味関心に合わせて担当領域を決定)
・「スポーツ」
卓球やバドミントン、シッティングバレーなど、はじめてでも参加できる競技を週3回ほど実施。はじめは先輩スタッフのサポートから入り、徐々に企画にも挑戦いただきます。
・「地域連携」
地域の方と子どもたちが一緒に企画会議をひらき、「おんせんキャンパスでこんなことをしたい!」を皆で形にしていきます。お米づくりを教わったり、里芋の収穫を手伝ったり。地域の方と子どもをつなぐプログラムづくりをお任せします。
例:2026年5月の子どもたちの様子 ~地域交流 作戦会議~|おんせんキャンパス
その他
*高校生年代の子ども、若者の居場所づくり、学習サポート
*家庭訪問や別室登校の付き添いなど、施設の外に出る支援(子どもの状況に応じて)
*保護者、地域住民とのコミュニケーション
など
また、将来的には、業務習得や希望に応じて、下記業務もお任せする可能性があります。
*より困難度の高いケースの主担当
*社外の専門家(スクールソーシャルワーカー等)との連携を伴う相談体制構築
*学習支援、学校連携など各業務領域の責任者
*メンバーマネジメント
など
イベント、体験プログラムの一例
*豊かな自然を生かしたお米・野菜づくり
*家族の方と一緒に楽しめる季節行事
*地域のお祭へのボランティア参加
*おんせんキャンパス校舎での合宿 など
現在、雲南市内の小学生15名、中学生33名、高校生15名がおんせんキャンパスを利用しています。
| 職種 / 募集ポジション | おんせんキャンパス|拠点運営スタッフ |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 契約期間 | 有期雇用(3年) ※3年後の面談で双方問題なければ無期雇用に転換または延長いたします |
| 給与 |
|
| 勤務地 | |
| 勤務時間 | 8:30〜17:30 |
| 休日 | 完全週休2日(土日祝) *夏期休暇(3日)、年末年始休暇(5日) *慶弔休暇、産休・育休、看護・介護休暇 *有給休暇、新規入職者に対する特別休暇 |
| 福利厚生 | ・賞与は業績に応じ年1回支給 (過去3年、給与の2ヶ月分以上を支給/初年度は勤務月数により変動) ・昇給は半年に1回、人事考課により決定 ・産育休制度 ・通勤手当 ・健康診断、インフルエンザの予防接種 ・専門家によるオンラインカウンセリング ・副業も可能です(内容に応じて要相談) |
| 加入保険 | ・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金) |
| 受動喫煙対策 | ・屋内禁煙 |
| 応募資格 | ・不登校支援に関心や課題意識を持っている方(専門的な知識は不要) ・子どもを尊重し、子どもの価値観を理解して寄り添える方 ・決まった業務を進めるだけでなく、状況に応じて柔軟に動ける方 ・小中学生の基礎的な学習支援の経験がある方(塾講師などのアルバイトも可) ※上記を全て満たしていれば、新卒(27卒)や既卒の方も応募可能 <特に歓迎しているスキル・経験> ・学校や教育機関、福祉機関での子ども支援経験者 ・教員免許を所持している方 ・不登校、発達特性、経済的な困難、児童福祉などを背景に持つ子どもの支援経験がある方 ・社会福祉士、臨床心理士、養護教諭などの有資格者 |
| 選考プロセス | ▼書類選考 ▼一次面接(現場メンバー+採用担当) ▼現地見学(おんせんキャンパス) ▼二次面接(事業責任者など)+Web適性検査 ▼最終面接(代表理事・事務局長) ▼内定 ※平均3~4回の面接を経て内定となります ※基本的にはオンライン面接ですが、選考プロセスのなかで一度、配属予定の拠点にお越しいただくことが多いです ※選考期間は概ね2〜4週間程度です。候補者の状況によって、最短2日にまとめて実施するなど希望に沿ったアレンジも可能ですのでご相談ください |
| 会社名 | 認定NPO法人カタリバ |
|---|---|
| 名称 | 認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ) |
| 代表理事 | 今村 久美 |
| 設立 | 2001年11月1日 (2006年9月21日に法人格取得) |
| 本部所在地 | 東京都中野区中野5-15-2 JR中央線・総武線「中野」駅下車、徒歩約6分 |
| その他拠点 | ■文京区青少年プラザ b-lab(東京都文京区) ■アダチベース Central/North(東京都足立区) ■大槌臨学舎(岩手県上閉伊郡大槌町) ■双葉みらいラボ(福島県双葉郡広野町) ■おんせんキャンパス(島根県雲南市) |
| 職員数 | 199名(2024年12月時点) |