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【オープンポジション】次の10年を一緒につくる仲間を広く募集中!
募集の背景 カタリバは、2021年11月に創業20周年を迎えました。職員数は約200名、経常収益15億円を超える日本有数のNPOへと成長。約15事業を通じて、約10万人の子どもたちや、子どもを支える家族に対して、支援や学びの機会を届けています。 一方で、「意欲と創造性をすべての10代へ」というミッションを掲げて活動を続けてきましたが、日本全国の10代の人口は約1,200万人。わたしたちが関われている子どもたちの数は、その1%にも満たないというのもまた事実です。 1人でも多くの子どもが「明日は楽しみだ」と思えるような機会を、加速度をあげて届けていきたい。そのために、日々社内では新規事業創出のための動きも活発に行われています。 そのなかには「こんな人がいてくれたら、このプロジェクトを始められるのに」という構想段階の案件も少なくありません。組織の中には、実は求人化するにはまだ曖昧だけれども、専門性や適性のある方がいたらお任せしたい仕事がたくさんあります。 カタリバという組織は、専門性や適性があって自律的に動くことができれば、いま定義されていない職種や仕事を生み出すこともできるので、入社後の活躍の道は複数あります。それを伝える方法としてこのオープンポジションというエントリー方法を設けています。 もちろん、そのときカタリバの注力したいと考えている方向性と、お持ちである強みが一致するかという、タイミングもあります。それでも、入り口がなければ、タイミングが合うこともない。そう考えて募集をはじめました。 職員だけでなく、業務委託で専門性を発揮していただく方法もありますので、是非カタリバの仲間として仕事をしてみたいという方で、希望する求人が見つからない方はオープンポジションからエントリーしてみてください。 どんな環境に生まれ育った子どもたちも、未来をつくりだす力を育める。そんな世の中を一緒につくっていきましょう! 続きを見る
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いつでも何にでも挑戦できるサードプレイスで放課後を支えるユースワーカー
募集の背景 日本において、学校が終わったあとに中高生が安心して自由に過ごせる場所が不足しています。一方、ヨーロッパでは学校教育と明確に分離して、放課後(余暇)施策をもう一つの重要な教育活動として位置づけて充実を図っています。10代の若者を中心に利用できる放課後施設を"ユースセンター"、若者に関わる専門家を"ユースワーカー"と呼び、学校と放課後の充実を通して、若者の育ちを支えています。 ユースセンターである「文京区青少年プラザ b-lab」は、2015年4月に、いつでもなんでも挑戦できる中高生の秘密基地としてオープンし、開館から10年目を迎えました。2023年9月30日には、累計来館者数20万人を突破し、年間のべ3万人もの中高生が訪れる場所となり、ユースセンターのモデルケースとして全国の自治体や行政の方々が視察に訪れる施設になりました。 b-labでは、中高生という世代の若者を「どんな自分にもなれる存在」であり、また同時に「心身ともにゆらぎがある存在」であるとも捉えています。これからのさまざまな出会いによって、どんな自分にもなれる可能性を秘めています。その一方で、身体の成長に伴う不安や、日々の人間関係の中で傷つくことなどもあるでしょう。そんな存在の、可能性を信じてゆらぎに寄り添い、成長や変化に伴走する、親や先生とは異なる立場のユースワーカーが大きな力になると私たちは信じています。 中高生の日々に伴走し、放課後の価値を全国に広げる新たなメンバーを求めています。 ∇活動の詳細 https://www.katariba.or.jp/activity/project/b-lab/ ∇b-lab 公式サイト https://b-lab.tokyo/ ∇b-lab 関連記事 「ここに来て新しい自分になれた」中1の彼が見つけた秘密基地のような “サードプレイス” 「『ねばならない』がないところ。」学校でも家庭でもない、中高生のための"サードプレイス" “第3の居場所”ユースセンター「b-lab」紹介【3分版】 仕事内容 文京区青少年プラザ b-lab の企画・運営業務を担当いただきます。 中学生・高校生が放課後に来て自由に過ごすことができる、中高生の秘密基地であるb-labは、「居場所・きっかけ・ステージ」をコンセプトに運営しています。 中高生の意欲と創造性を育む関わりや仕組みづくりを行う職員の仕事内容を、コンセプトに沿って紹介します。下記すべての業務を担当するわけではなく、経験や意欲に応じて、b-lab メンバーで分担しながらプロジェクトを推進しています。 (1)「居場所」を届ける業務 b-labには、1日に50名ほど、多いと100名以上の中高生がやってきます。 今日学校であったことや趣味の話を聞いたり、一緒にボードゲームなどで遊んだり、時には悩み相談に乗ったりするなど、訪れた中高生が安心して過ごせるような関係性を築きます。日常的な関わりはもちろん、館内の雰囲気づくりや場づくりを工夫して、友だちとおしゃべりをしても、勉強をしても、何もしなくても、ほっと過ごせるような空間を作ります。 〈具体的な業務内容〉 ― 中高生とのコミュニケーション ― 中高生が居場所としての魅力を感じられる空間のデザイン ― インターン・ボランティアスタッフの採用・育成・マネジメント ― 施設運営事務全般 等 (2)「きっかけ」を届ける業務 b-labで過ごす中高生が、新たに夢中になれるもの・分野、それらを共有できる人と出会う機会づくりを、イベント企画運営や日常のコミュニケーションを通して行います。イベントは、職員同士の得意分野や好きなことを生かしながら、音楽やダンス、スポーツ、ものづくりなど、さまざまな分野について企画し運営します。また、日常的に中高生と関わる中で、同じ趣味や関心を持つ職員やボランティアと接続したり、中高生同士が出会う機会を作ったりもします。 〈具体的な業務内容〉 ― 中高生向け文化・スポーツのイベントや体験プログラムの企画・運営 ― 中高生と地域の大人との接続 例:文京区で活躍する大人を取材してリーフレットにする「文京彩集」 ― 同じ趣味や関心を持つ中高生とスタッフ/中高生同士の接続機会づくり (3)「ステージ」を届ける業務 b-labで過ごす中で、中高生の心に芽生えた「やってみたい」を形にすることを応援します。「自分でイベントをやってみたい」「b-labを使いやすくしていきたい」など、自分の好きなことや挑戦したいことが生まれたら、その想いに伴走し、実現までのサポートを行います。これまで中高生の興味関心からいろんなプロジェクトが生まれてきました。 〈具体的な業務内容〉 ― 中高生による自主企画イベントの伴走 例:過去の中高生イベント一覧 ― フリーペーパー制作、SNSやHPを活用した広報活動 ― 中高生が取り組む探究プロジェクトの伴走 ― 年3回のフェスなど中高生の本番機会の創出 例:2023年春フェスの様子 仕事のやりがい b-labには、勉強や部活動を頑張っている子、学校生活に悩みを抱えた子、自分の好きなことに夢中な子、まだそれが見つかっていない子など、日々さまざまな中高生が顔を見せてくれます。はじめは卓球やゲームを楽しむために訪れた中学生が、スタッフと何気ない会話を重ねる中で、日々の人間関係の悩みをふと打ち明けてくれる瞬間があったり、自習室で勉強している高校生が、進路についての相談をしてくれる瞬間があったり。中高生が自分らしく安心して過ごせる居場所づくりの価値を、身近に感じることができます。 また、中高生に様々なきっかけや挑戦の機会を生み出せることも、日々の大きな喜びです。自分の好きな漫画に共感してもらえる仲間がおらず一人で読んでいたところ、b-labで同じ漫画が好きな大学生ボランティアと出会い、その漫画に関する館内イベントを自ら企画した中学生。b-labのライブイベントに、学校のダンス同好会で出演したことをきっかけに、舞台の演出や照明に興味を持ち、照明を学べる学校に進学した高校生。デザインへの興味から、b-labスタッフのサポートのもとデザインを学び、地域のお店のポスターを作るまでになった高校生。このように、b-labのスタッフや異なるコミュニティの中高生と出会ったり、b-labのイベントでの小さな挑戦がきっかけになったりして、新しい世界に踏み出す中高生の姿に出会える環境です。 〈b-labスタッフインタビュー〉 ―「自分の幅を広げたい」25歳の彼女が教員からカタリバに転職したわけ ―「正解はない。だから、おもしろい」27歳でまちづくり団体からカタリバに転職したわけ ―表現者である私がユースセンターで実現したいこと スタッフの1日 東京都文京区にある b-lab で勤務します。勤務曜日は、金・土曜休み、または、日・月曜休みのいずれかで、勤務時間は、開館時間 9:00~21:00 に合わせたシフト制です(詳細は、募集要項内) スタッフにはそれぞれ、拠点を運営する上で必要なミッションや、外部連携プロジェクトの担当があります。勤務中は、子どもたちと直接関わりながら運営に徹する時間と、自身の担当ミッションのために作業やミーティングを行う時間があります。 1日のスケジュールは、実施されるイベントなどによって毎日変動的ですが、一例(平日)をご紹介します(遅シフトの場合)。 ●ある日のスタッフの1日 12:30 出勤 14:00 スタッフミーティング 15:00 探究イベント実施に向けた資料作成 16:00 行政担当者との打ち合わせ 17:00 中高生とキャリアを考えるイベントの実施 18:00 中高生の自主企画「ダンスイベント」の企画ミーティング 19:00 休憩 20:00 ロビーワーク(中高生との交流) 21:00 閉館作業 21:30 退勤 求める人物像 あたらしい教育のキーパーソンとして成長したい方 社会人経験を子どもたちのために活かしたい方 学び・文化・スポーツ・地域連携などの領域に、得意分野がある方 すでにある仕事をこなすだけではなく、自分の仕事をつくっていくことを楽しめる方 求めるスキル・経験 下記募集要項をご確認ください 続きを見る
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困難さを抱える子どものための居場所運営・学習支援スタッフ
募集の背景 平成28年の国民生活基礎調査(厚生労働省)によれば、日本の子どもの7人に1人が貧困状態にあります。さらに、ひとり親世帯においては、子どもの2人に1人が貧困状態にあると言われています。 子どもの貧困対策に取り組む東京都足立区と、子どもの貧困対策事業を考えていたカタリバが出会い、事業を受託することに。複雑な家庭環境、貧困、孤独、発達の課題…東京という、孤独な人はどこまでも孤独に転落する無縁社会の中で、様々な課題を抱えた子どもたちに安全基地を届けたい。2016年7月、困難な環境で育つ子どもたちがそのままの自分を受け入れ安心できる居場所として、「アダチベース」が誕生しました。2018年からは不登校生徒への支援も開始し、様々な子どもたちを支援しています。 子どもたちのための新たな居場所を、一緒につくりませんか? 仕事内容 教育視点と福祉視点の間を行き来しながら、 様々な困難を抱える子どもたち(主に中学生)に対して、 学習支援や体験プログラムの企画・運営など、 日常的に関わる業務を担当していただきます。 ※仕事内容はスキルやご希望に合わせて、ご相談しながら決定します。 1)居場所づくり スタッフとの対話を通した関わりを通じて心の基盤となる安全基地としての居場所を提供し、状況に応じて段階的な支援を行います。 2)学習支援 プリント学習を通して「続けて通う」「分かる」などの小さな成功体験を重ねながら、学習習慣を形成することをサポートします。英会話など意欲の高まりに応じた学習プログラムの企画・実施を行う場合もあります。 3)体験プログラム ものづくり・スポーツ・音楽・家庭菜園など、 地域の人たちや他団体などを巻き込みながら、子どもたちに多様な体験機会を届けるための体験を企画・実施します。 求める人物像 困難を抱えた子どもたちに誠実なコミュニケーションができる方 教員経験、塾講師経験を生かしたい方(経験は必須ではありません) 教職・心理職・行政職・社会福祉職志望の方 フルタイムではなく自分らしいペースではたらきたい方 続きを見る
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10代向けの居場所を立ち上げ、地域課題の解決に挑む「起業準備コース」
募集の背景 タリバは2001年の設立以来、子どもたちがどんな環境に生まれ育っても、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、活動を続けてきました。創業20周年を迎えた2021年には、14の事業で約12万人の10代を支援する日本有数の活動規模へと成長しました。一方で、日本全国にいる10代は約1,200万人。私たちの活動は、20年続けてやっと10代の人口の1%に届いたというのもまた事実です。 より多くの主体者とともに、すべての10代に意欲と創造性を届けたい。そんな想いからスタートしたのが、この「ユースセンター起業塾」です。 ユースセンター起業塾では、全国各地でユースセンターという10代の居場所を立ち上げたいと考える団体を支援しています(事業創造コース)。しかし、地域という場所でユースセンターを立ち上げるためには、教育支援経験や地域での起業準備期間が必要です。「教育支援の経験を積みながら起業準備を進めたい」。そんな方を応援したいという想いで「起業準備コース」は立ち上がりました。 従来、特に地方においては、教育における様々な要望が学校に集約され、対応しきれていないという実態があります。また、地方部と都市部の間には、教育費用やつながり、大学進学率や不登校支援においても明らかな地理的格差が存在しています。 このような課題を解決するために必要不可欠なのが、地域における教育を取り巻く様々な主体(保護者、学校、教育委員会、行政等)をコーディネートしながら、子どもたちに学習を含めた学びの機会や学校ではない「第三の居場所」を届けられる教育イノベーターの存在です。 これまでカタリバは、東北の被災地を始めとした多くの地方に拠点を設け、現地の自治体や学校と協働しながら教育支援を続けてきました。現場で働きながらそのノウハウを学んでいただくことで、これから地方で活動を始めようとしている教育イノベーターを包括的に支援し、起業を後押しすることができると考えています。 本事業では、日本全国の地方において活動する教育イノベーターを増やし、どんな場所に生まれ育っても「ナナメの関係」や「対話」に出会える社会をつくることを目指します。 仕事内容 将来的に活動を希望する地域や身につけたい経験・スキルを踏まえたカタリバ各拠点への配属(1年間)となります。配属拠点によって業務内容は変動します。ユースワークの習得と起業プランの作成および実行を行います。 <配属拠点と主な支援内容> アダチベース(東京都足立区):学習支援、不登校支援 文京区青少年プラザb-lab(東京都文京区):キャリア教育支援 コラボ・スクール大槌臨学舎(岩手県大槌町):学習支援、キャリア教育支援 コラボ・スクール双葉みらいラボ(福島県広野町):学習支援、キャリア教育支援 おんせんキャンパス(島根県雲南市):不登校支援 <業務内容> ■ カタリバ拠点での実務(週5日の稼働) ー ユースワーク経験 該当事業の一職員として活動し、カタリバの知見を学びます。業務内容は拠点によって多少異なります。下記はその一例です。 中高生とのコミュニケーション 学習プログラムの企画/運営 地域の方と連携した子どもたちへの食事支援 子どもの主体性を高めるイベントやキャリア発達を促す体験プログラムの企画/運営 ボランティアスタッフ、インターンの採用/育成/マネジメント 施設運営事務全般 学校運営サポート 放課後の「マイプロジェクト」支援 一人ひとりに最適化した個別学習支援 傾聴をベースとした教育相談 体験プログラム設計 関係性構築のためのレクリエーション企画・実施 学校、保護者、地域住民とのコミュニケーション ー 起業に向けた経験 保護者との対話、行政との折衝や学校との調整業務など、起業において必要なステークホルダーとの対話や創造の場面を経験します。 ■ ユースワークや起業に関する研修 現場経験以外にも、ユースワークや起業に必要なスキル・知識を学ぶための研修機会に参加します。 <起業に向けた動き> ■ 事業計画づくり ― 事業計画書の作成 起業を目指す事業の計画書を作成します。カタリバ職員や共にユースセンター起業に挑む仲間たちとフィードバックし合う機会もあります。 ― 起業に向けた準備 起業に向けて、活動を希望する地域でのニーズ調査や関係性構築、情報収集などを行います。カタリバ拠点での業務時間外での活動を中心とします。 ― 事業計画実行 事業計画をもとに、起業に向けて該当地域で準備を行います。 仕事のやりがい ユースセンターの先進事例を全身で学び、起業に活かす カタリバの現場には、学校でも塾でも家庭でもないサードプレイスだからこそ見ることができる10代の姿があります。また、先生でも親でも友達でもない「ナナメの関係」による本音の対話が溢れています。 学校、学年をこえて多様な10代が関わり合うことで、どのような変化が生まれるのか。 どのような関わり方が、子どもたちの意欲と創造性を引き出すのか。 上記のような問いを持ちながら、将来的に起業を考えている地域の子どもたちへの支援のカタチを想定することができます。 また、いずれの拠点も、様々なステークホルダーとの協働関係を築きながら居場所を運営しています。そのため、保護者・地域・行政・学校・NPOとの連携の形や、支援を継続していった先の子どもたちの姿をご覧いただける場面も多くあるはずです。 起業を応援する仲間と出会う また、本コースの魅力は現場経験だけでなく、仲間と共に切磋琢磨しながら起業準備を進められる点にもあります。カタリバ職員や同コースに参加する研修生との知見交流や学び合いの中で、地方における起業につきまとう孤独や不安を払拭し、自信を持って起業に臨むことができるのではないかと思います。 続きを見る
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学校・地域・行政と一体となり「教育魅力化」を推進するコーディネーター
募集背景 東日本大震災により被害を受けた岩手県大槌町。カタリバはこの地で、10年以上にわたり教育支援に携わってきました。2011年12月に、子どもたちが集える居場所として「大槌臨学舎」の運営をスタート。そして、2019年度からは、学校と地域が協働することで、生徒にとっても・保護者・地域にとっても魅力ある学びの場づくりを目指す取り組み、「大槌高校高校魅力化プロジェクト」に着手しています。 大槌高校は、震災前には100名以上いた新入生が、2019年度に42名まで減少し、存続が危ぶまれる状況でした。町内で唯一の高校である大槌高校は、町の担い手を輩出する「地域振興の核」です。そこで、カタリバはプロジェクトを通じて、地域探究カリキュラムづくりや全国からの入学者受け入れなどに取り組んでいます。その結果、2022年度の新入生が60名まで向上するなど、着実な成果が生まれ始めました。 また、2022年度から大槌高校は、文部科学省「普通科改革支援事業」に採択され、生徒の多様な能力・適性、興味・関心などに応じた学びを実現するために、新学科設置の構想をスタートし、生徒・先生方・保護者・地域の意見を取り入れながら、学校の中にある当たり前を根本から見直してきました。今年度からは新学科である「地域探究科」が設置され、これまで構想してきた取り組みが実装され始めています。 今回の採用は、さらに大槌高校の魅力をアップデートし、未来の学校を描くための新メンバー募集です。 これまでに醸成されてきた学校、行政、地域との一体感をもとに、コーディネーターとして学校改革に踏み込むこの取り組みに、ともに挑戦する仲間を求めています! *大槌高校のホームページは[コチラ] *大槌高校魅力化プロジェクトについては[コチラ] 仕事内容 大槌高校にコーディネーターとして常駐し、高校魅力化のための幅広い業務を担います。 具体的には、下記のような業務内容です。 地域探究カリキュラムの設計・授業運営 ひとつの学年を担当し、1年間を通じたカリキュラムの全体設計・見直しから、毎週の授業プランの作成、学年担任会でのミーティング、授業用の資料の作成、授業実施まで、一気通貫で担当します(地域探究カリキュラムの詳細は後述)。 教育活動への地域資源の接続 地域探究に取り組む生徒と、大槌町や三陸地域の多様な大人とを接続します。生徒一人ひとりの関心や課題意識に応じた機会を設けるために、時に約30か所への生徒訪問を同時に調整することも。そこでどんな化学反応が生まれるか、想像をめぐらせながらアレンジしていきます。 コンソーシアムの運営 地域のステークホルダーが一堂に会して大槌高校の未来について議論する「大槌高校魅力化構想会議」、文部科学省事業の採択に伴う「運営指導委員会」など、各種コンソーシアムの事務局として、議題づくり、資料作成、各種調整など一連の会議体運営を担います。 大槌高校の生徒募集・学校広報 各種媒体(学校ホームページ、公式note、町内広報誌など)を通じた発信、近隣中学校への直接広報(説明会の実施、先生との関係性構築など)、オープンスクールの開催、はま留学(全国生徒募集)に関わる行政・議会との折衝などを担います。 受験のための個別支援 大槌高校では、一人ひとりの生徒に対して複数名の先生で伴走チームを構成します。コーディネーターもその一員として、主に、推薦入試や総合型選抜(AO入試)での進学を目指す生徒に対して、論文課題やプレゼン課題への対策を支援します。 地域探究カリキュラムについて 大槌高校では、地域探究カリキュラムとして「三陸みらい探究」を設定しています。「三陸みらい探究」は、三陸地域の未来を担うリーダーを育てることを目標に開講しているプロジェクト型学習(PBL)の授業です。週2時間、年間35週の授業を通して、子どもたち一人ひとりが自分のテーマを立て、大槌町や三陸地域の多様な大人と対話しながら、それぞれの課題意識に対してプロジェクトを計画・実践します。 生徒たちのプロジェクト一例 町内で廃棄されているピーマンを活用したお菓子を試作し、地域の新たな特産品としてカフェなどでの提供ができるよう取り組んだ 東日本大震災津波で亡くなった人々の要因分析や社会心理学理論を活用して、安渡地区の避難訓練について提案した 町内に気軽にキャンプができる場所がないという課題から、「みちのく潮風トレイル」コースでハイキングとキャンプができるコースを提案し、実施した 続きを見る
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小規模校の探究をオンラインでつなぐ学校間連携コーディネーター
募集背景 高校の約20%を占める「小規模校」が抱える課題 小規模校とは、その名の通り生徒数の少ない学校です。1校あたりの学級数が9以下の高校は、日本全国に683校、全体の約20%を占めると言われています。 少子化や過疎化によって高等学校の再編整備が進められた結果、1989年に5,523校あった公立高校は2016年に5,029校と、約1割(494校)減少しました。そして、統廃合の対象となる学校は、小規模校と呼ばれる学校が多くを占めます。 また、小規模校では、指導にあたる教員の数が少ない、人間関係が固定化して生徒同士の切磋琢磨が起きにくいなどの現状もあります。特に、新学習指導要領・総合的な探究の時間で求められる「個別最適な学び」において、人的リソースの不足は大きな課題となります。 オンラインでつながり、地域をこえて高等学校での学びを最大限に引き出す そうした課題を抱える一方で、小規模校は、生徒と教員の距離が近く、また、地域にある課題を題材に実践的な学びに取り組めるなど、小規模校ならではの強みもあります。また、その市町村に唯一の高校である場合も多く、「地域振興の核」として重要視されるようになってきました。 そこでカタリバは、小規模校の生徒同士が繋がり合い、ともに学ぶことで多様な興味・関心に応じた探究を実現する「学校横断型探究プロジェクト」をスタートしました。2024年度は、全国から30の小規模校が参加しています。 また、探究活動にとどまらず、教科学習における遠隔連携の普及に向けた実践の開発にも着手しました。令和6年度から文部科学省「各学校・課程・学科の垣根を超える高等学校改革推進事業における指定ネットワークの伴走支援・研究委託」の事務局を担い、都道府県教育委員会と連携しながら、高等学校における学びの可能性を広げる取り組みを推進しています。 この度、これらのプロジェクトにおいて、オンラインによる学校間連携を推進・コーディネートする新メンバーを募集することになりました。 この挑戦に参画いただける方からのご応募をお待ちしています! ∇学校横断型探究:活動レポート [vol.1] [vol.2] [vol.3] [vol.4] ∇学校横断型探究:活動紹介(動画) [vol.1] [vol.2] [vol.3] 仕事内容 学校間連携コーディネーターとして、学校をこえて生徒が参加するオンラインプログラムの開発・運営や、事業推進にかかわる実務を全般的にお任せする想定です。 授業時間内での合同授業プログラム(教育課程内)と、放課後プログラム(教育課程外)を実施し、小規模校に多様な出会いを通じた学びの機会を届けます。加えて、教員間での交流・研修会を実施し、教員方の探究支援にかかわる知見のベースアップを目指します。 (1)参加校の学校間連携コーディネート ●プログラムの全体設計 連携校の生徒が行っている探究テーマや活動の進捗を把握し、探究活動を進める手法やアイデアを学べるオンラインプログラムを数ヶ月単位で設計します。連携校の教員と定期的にオンライン面談やチャットツールでのコミュニケーションを行い、現場のニーズに沿ったプログラムを立案します。 ●プログラムの実施 社内での打ち合わせを適宜実施しながら、オンラインプログラムの教材作成等や集客等の準備をし、実施まで行います。プログラムの実施後は参加した生徒の情報を各校の教員へフィードバックし、継続的な連携へつなげます。 ●小規模高校コミュニティの企画・運営 連携校の教員が、それぞれの学校での探究活動をよりよく推進することができるように、支援方法やカリキュラムに関する情報交換や研修会等を企画します。連携校がお互いに学び合える関係を構築するための機会やツールを立案し、実行します。 (2)事業のスケールアップに向けた開発 学校横断型探究プロジェクトの運営にかかわる広報、社内の探究学習支援に関する他事業部と連携して新たに実装する支援メニューの開発や、事業運営にかかる事務全般などをお任せします。 他部署と連携し、新規プログラムやツールの開発 広報チームと連携し、社会課題を訴求していく広報ミッション 事業運営事務全般 など 〈具体的なプログラムの一例〉 探究テーマ交流会 学校横断テーマ別ゼミ 学校横断合同発表会 メタバース空間を活用した放課後探究講座 教員間交流・研修会(教員向けプログラム) 仕事のやりがい 学校同士をつなぐことで、場所にかかわらず生徒の意欲を引き出す多様な出会いの機会をつくることができます 複数の学校に遠隔で継続的に関わりながら、それぞれの学校にいる高校生が探究活動を進めていくためのコンテンツを企画・実施できます 生徒だけでなく、支援者同士をつなぐことで現場の改善につながるナレッジシェアを行うことができます 全国的な人口減少や教員のなり手不足にともない、生徒たち一人ひとりの興味関心や意欲に応じた出会いの機会をつくることは難しくなっています。そのような状況下で、学校間のオンライン連携により個別最適な学びを目指す本事業は、未来の学校づくりの選択肢になることを目指しています。 社内/社外のリソースを組み合わせながら、地方地域における新たな教育環境のモデルづくりに一緒に挑戦いただける方をお待ちしています。 続きを見る
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全国の高校生に「マイプロジェクト」を届ける学校・地域パートナー伴走担当
募集背景 マイプロジェクトとは、「主体性」をもって、つくりたい未来に向けて「アクション」を行っていく、学びのプロセスです。そのプロセスを通して自分自身の興味関心の発見や、他者との協働、社会の価値発見・創造に向かう姿勢が育まれます。 その原点は、被災地・岩手県大槌町の高校生たちです。「支援を受けるばかりではなく、自分たちも何かしたい」と、自らプロジェクトに取り組んだ高校生たちは、その経験を通じて驚くほどに成長していきました(詳細はこちら)。その姿から、生きた学びの経験が日本中の高校生に必要であると考えて、2013年から今日に至るまで全国高校生マイプロジェクト事業を拡大してきました。 現在進行系で進む戦後最大の教育改革の中でも探究学習は重視されており、学校や行政の関心は年々高まっています。2022年には、過去最大となる71,029人の高校生がマイプロジェクトを実践。今後、事業をさらに拡大し、2026年までに10万人の高校生がマイプロジェクトを実践できる環境づくりを目指しています。もちろん規模の拡大だけではなく、探究的な学びに構造的にアクセスしにくい地方の高校生にも、等しく機会を届けることも重要です。 今回は、その基盤となる全国600校以上の「学校パートナー」と20以上の「地域パートナー」への伴走を担う新メンバーを募集します。これからの時代を生きるうえで、社会をつくる一員として、高校生にとってどんな学びや育みが必要なのか。そのために、どんな機会や環境が必要なのか。日本の教育の「当たり前」をアップデートする取り組みに、ともに挑戦する仲間を求めています! 仕事内容 主に、全国高校生マイプロジェクト事業の「学校パートナー」と「地域パートナー」に対する伴走の「いずれか」を担当します。具体的には、下記のような業務を想定しています。 〈学校パートナー伴走〉 ― 教員向けオンラインイベントの企画・運営 マイプロジェクトや探究に関する代表性のある課題、ロールモデルとなる事例などを起点に、月1~2回程度、勉強会・座談会を企画し、ゲストのアサイン、学校パートナーへの告知・集客、当日の運営、その他各種調整など一気通貫で担当します。1回あたり平均50~80名からの申し込みがあります。 ― 学校パートナーの新規募集 高校タイプごとの伴走モデル開発・拡大方針に基づいた効果的な新規募集戦略の立案、フライヤー等のクリエイティブ作成のディレクション、各校への発送業務など事務作業、SNS広告運用など一連の新規募集業務を担当します。 ― その他 経験・スキル・業務習熟に応じて、教員コミュニティマネジメント、各種教材開発(一例:実践型探究学習の一歩目「ちょこプロ」)、好事例の取材・記事作成・発信などを担当する可能性もあります。 〈地域パートナー伴走〉 ― 地域パートナーが行う営業活動の支援 全国各地でマイプロジェクトの営業活動を行う地域パートナーに対して、営業ツールの作成・提供、地域パートナーが実施する勉強会の開催サポート、キーパーソンとなる教員の紹介、カタリバに相談のあった案件の紹介、企画・提案・納品の協働推進など様々な支援を行います。 ― 地域パートナーが開催する地域サミットの支援 全国各地で「地域サミット」を開催する地域パートナーに対して、ツールの作成・提供、相談担当として定期的なミーティングの実施、リハーサルや当日運営の立ち会いもしくは協働推進などを担当します。 ― その他 経験・スキル・業務習熟に応じて、全国高校生マイプロジェクトアワードの設計・推進、新たな地域パートナー候補の開拓とアライアンス締結、地域パートナーコミュニティマネジメントなどを担当する可能性もあります。 参考リンク 事業紹介 ― 全国高校生マイプロジェクト 活動紹介 ― 全国高校生マイプロジェクトアワード 特設サイト ― 全国高校生マイプロジェクト「応援」ページ ― 全国高校生マイプロジェクト「みんなのマイプロ」ページ 職員インタビュー ― 横山和毅(学校パートナー伴走 全体統括) ― 加瀬仁美(広報・バックオフィス・地域パートナー伴走) その他、インタビュー ― マイプロ高校生のいま ― 地域パートナーインタビュー(vol.210~248) 続きを見る
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「貧困の連鎖を断つための現場とは?」の問いを探究するユースワーカー
募集背景 日本の子どもの7人に1人が貧困 今日の日本には、「家庭の経済的困窮」という自分自身の力ではどうすることもできない事情で、健やかな成長発達に必要な生活環境や教育、体験の機会が確保できない子どもたちがたくさんいます。厚生労働省の調査によると、日本における子どもの貧困率は 11.5%、ひとり親家庭では 44.5% にも上り、先進国の中でも最悪の水準とされている現状があります。 そうした状況を受けて、貧困対策を進めるための法令や施策の整備、全国的な取り組みがスタートしています。貧困の連鎖を区内の大きな課題の一つとして以前から捉えていた足立区でも、2015年度を「子どもの貧困対策元年」と位置付け、全国に先駆けて「未来へつなぐあだちプロジェクト(足立区子どもの貧困対策実施計画)」を策定。生活困窮世帯を対象にした居場所事業をカタリバが受託することとなり、2016年にアダチベースは誕生しました。 貧困の連鎖から救い出し、 意欲と創造性を困窮世帯の子どもたちへ アダチベースは、足立区において目の前の子どもたち一人ひとりと向き合う事業であると同時に、日本全国でまだ支援が届かず孤立している何万人もの子どもたちのための事業でもあります。つまり、アダチベースの活動を通じて代表性のある課題や問いを見出し、仮説検証を繰り返すことで、困難を抱える子どもたちが通う居場所としての「モデルケース」となることを目指しています。 今回の採用は、アダチベースでより良い現場をつくり、試行錯誤をしながら価値を磨き込むユースワーカーの募集です。現場に浸かるからこそ得られる洞察があり、それをすぐに現場に実装することができる、そんな環境がアダチベースにはあります。一緒に、子どもたちの心の安全基地を作っていきましょう! 仕事内容 主に、アダチベースの現場をつくり磨き込む「ユースワーク」を担当いただきます。加えて、経験・スキル・希望に応じて、アダチベースの価値を拡げる「コーディネート」もお任せします。 (1)アダチベースの現場をつくり磨き込む「ユースワーク」 居場所づくり、中高生への学習伴走、各種プログラム企画・運営、インターン・ボランティアマネジメントなどに携わります。平均すると、1日に20〜30名ほどの中高生がやってきます。 〈具体的な業務内容〉 中高生との教育的・福祉的な観点を活用したコミュニケーション 学習プログラムの企画・運営(学習クラス、自習室など) 地域の方々と連携した子どもたちへの食事支援、健康資本形成のための取り組み 中高生向け文化・スポーツのイベントや体験プログラムの企画・運営 生徒の職業観の育成、多様な人との関わりの中で育む仕組みとしての施設外ボランティアや地域活動の紹介・接続 インターン、ボランティアの採用・育成・マネジメント 施設運営事務全般 など ※将来的に、拠点マネジメント業務を担うことも期待します (2)アダチベースの価値を拡げる「コーディネート」 アダチベースでつくり磨き込んだ現場の価値を、社内(広報チーム・インキュベーションチーム・研究所チームなど)、社外(学校・行政・他団体など)のステークホルダーに対する連携や働きかけを通じて拡大していきます。 〈具体的な業務の一例〉 アダチベースのユースワークの知見を社内外に伝播するための人材育成や研修の企画・実施 インキュベーションチームと連携した、「学べる・真似できる」ユースワークの形式知化 地域や協賛企業の方々と連携した、広域的な子ども支援の体制構築・プログラム運営 足立区内の中学校・高校と連携した、校内居場所・学習スペースの運営、中退予防・学び直しを目的とした高校生年代への支援事業 広報チームと連携した、現場だらこそ見える課題の「今」を伝える情報発信 仕事のやりがい 学校でも塾でも家庭でもない、サードプレイスだからこそ見ることができる中高生の姿があります。塾に行けずに成績が伸び悩んでいたタイミングでアダチベースに通い始め、学年1番の成績を取った子。人とコミュニーケーションをとることが難しく学校に行けなくなっていたけれど、アダチベースで友だちができたことをきっかけに話せるようになり、学校にもまた通えるようになった子。そうした子どもたちの変化を間近で感じられることに大きな喜びがあります。 また、一部分ではなく「多面的・多角的」な伴走・支援に携わることができる環境です。活動は、居場所・学習・体験・食事の4つを主軸に、中高生が自主性を育み成長していくための多様なプログラムを提供しています。また、学校・地域・行政など異なる視点や立場を持つステークホルダーとも密に連携を行っています。子どもたちの自立に向けた挑戦と相談の機会を日々提供する現場は、まさに、「こどもをまんなか」に据えた社会づくりの最前線を感じられるはずです。 アダチベースは、日本ではまだ例の少ない中高生に特化した放課後居場所施設です。カタリバは今年、全国で子どもたちの居場所施設の設立を目指す起業家への助成事業をスタートしました(詳細はこちら)。アダチベースでの事業開発を青少年支援のモデルケースとし、数十、数百の居場所を日本中に生み出していきましょう! 続きを見る
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10代向けの居場所を立ち上げ、地域課題の解決に挑む「起業準備コース」
募集の背景 タリバは2001年の設立以来、子どもたちがどんな環境に生まれ育っても、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、活動を続けてきました。創業20周年を迎えた2021年には、14の事業で約12万人の10代を支援する日本有数の活動規模へと成長しました。一方で、日本全国にいる10代は約1,200万人。私たちの活動は、20年続けてやっと10代の人口の1%に届いたというのもまた事実です。 より多くの主体者とともに、すべての10代に意欲と創造性を届けたい。そんな想いからスタートしたのが、この「ユースセンター起業塾」です。 ユースセンター起業塾では、全国各地でユースセンターという10代の居場所を立ち上げたいと考える団体を支援しています(事業創造コース)。しかし、地域という場所でユースセンターを立ち上げるためには、教育支援経験や地域での起業準備期間が必要です。「教育支援の経験を積みながら起業準備を進めたい」。そんな方を応援したいという想いで「起業準備コース」は立ち上がりました。 従来、特に地方においては、教育における様々な要望が学校に集約され、対応しきれていないという実態があります。また、地方部と都市部の間には、教育費用やつながり、大学進学率や不登校支援においても明らかな地理的格差が存在しています。 このような課題を解決するために必要不可欠なのが、地域における教育を取り巻く様々な主体(保護者、学校、教育委員会、行政等)をコーディネートしながら、子どもたちに学習を含めた学びの機会や学校ではない「第三の居場所」を届けられる教育イノベーターの存在です。 これまでカタリバは、東北の被災地を始めとした多くの地方に拠点を設け、現地の自治体や学校と協働しながら教育支援を続けてきました。現場で働きながらそのノウハウを学んでいただくことで、これから地方で活動を始めようとしている教育イノベーターを包括的に支援し、起業を後押しすることができると考えています。 本事業では、日本全国の地方において活動する教育イノベーターを増やし、どんな場所に生まれ育っても「ナナメの関係」や「対話」に出会える社会をつくることを目指します。 仕事内容 将来的に活動を希望する地域や身につけたい経験・スキルを踏まえたカタリバ各拠点への配属(1年間)となります。配属拠点によって業務内容は変動します。ユースワークの習得と起業プランの作成および実行を行います。 <配属拠点と主な支援内容> アダチベース(東京都足立区):学習支援、不登校支援 文京区青少年プラザb-lab(東京都文京区):キャリア教育支援 コラボ・スクール大槌臨学舎(岩手県大槌町):学習支援、キャリア教育支援 コラボ・スクール双葉みらいラボ(福島県広野町):学習支援、キャリア教育支援 おんせんキャンパス(島根県雲南市):不登校支援 <業務内容> ■ カタリバ拠点での実務(週3日以上の稼働) ー ユースワーク経験 該当事業の一職員として活動し、カタリバの知見を学びます。業務内容は拠点によって多少異なります。下記はその一例です。 中高生とのコミュニケーション 学習プログラムの企画/運営 地域の方と連携した子どもたちへの食事支援 子どもの主体性を高めるイベントやキャリア発達を促す体験プログラムの企画/運営 ボランティアスタッフ、インターンの採用/育成/マネジメント 施設運営事務全般 学校運営サポート 放課後の「マイプロジェクト」支援 一人ひとりに最適化した個別学習支援 傾聴をベースとした教育相談 体験プログラム設計 関係性構築のためのレクリエーション企画・実施 学校、保護者、地域住民とのコミュニケーション ー 起業に向けた経験 保護者との対話、行政との折衝や学校との調整業務など、起業において必要なステークホルダーとの対話や創造の場面を経験します。 ■ ユースワークや起業に関する研修 現場経験以外にも、ユースワークや起業に必要なスキル・知識を学ぶための研修機会に参加します。 <起業に向けた動き> ■ 事業計画づくり ― 事業計画書の作成 起業を目指す事業の計画書を作成します。カタリバ職員や共にユースセンター起業に挑む仲間たちとフィードバックし合う機会もあります。 ― 起業に向けた準備 起業に向けて、活動を希望する地域でのニーズ調査や関係性構築、情報収集などを行います。カタリバ拠点での業務時間外での活動を中心とします。 ― 事業計画実行 事業計画をもとに、起業に向けて該当地域で準備を行います。 仕事のやりがい ユースセンターの先進事例を全身で学び、起業に活かす カタリバの現場には、学校でも塾でも家庭でもないサードプレイスだからこそ見ることができる10代の姿があります。また、先生でも親でも友達でもない「ナナメの関係」による本音の対話が溢れています。 学校、学年をこえて多様な10代が関わり合うことで、どのような変化が生まれるのか。 どのような関わり方が、子どもたちの意欲と創造性を引き出すのか。 上記のような問いを持ちながら、将来的に起業を考えている地域の子どもたちへの支援のカタチを想定することができます。 また、いずれの拠点も、様々なステークホルダーとの協働関係を築きながら居場所を運営しています。そのため、保護者・地域・行政・学校・NPOとの連携の形や、支援を継続していった先の子どもたちの姿をご覧いただける場面も多くあるはずです。 起業を応援する仲間と出会う また、本コースの魅力は現場経験だけでなく、仲間と共に切磋琢磨しながら起業準備を進められる点にもあります。カタリバ職員や同コースに参加する研修生との知見交流や学び合いの中で、地方における起業につきまとう孤独や不安を払拭し、自信を持って起業に臨むことができるのではないかと思います。 続きを見る
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高校の垣根を超える遠隔連携ネットワークの構築・伴走支援および調査研究
仕事内容 カタリバが文部科学省より受託している遠隔教育・通信教育の普及に向けた調査研究事業のスタッフとして、また小規模高校のオンライン連携活動を推進するコーディネーターとして、以下の業務を全般的にお任せする予定です。 (1)遠隔教育・通信教育の普及に向けた調査研究の推進 7つの都道府県を対象とする、遠隔教育・通信教育の活用実証に対する伴走支援 都道府県教育委員会や現場教員のニーズをヒアリングし、必要な支援を提供 遠隔教育の効果検証のためのアンケート・インタビュー調査の設計 現地視察・参与観察(現地訪問)の実施 (2)「学校横断型探究プロジェクト」参加校の学校間連携コーディネート プログラムの全体設計 連携校の生徒が行っている探究テーマや活動の進捗を把握し、探究活動を進める手法やアイデアを学べるオンラインプログラムを数ヶ月単位で設計します。連携校の教員と定期的にオンライン面談やチャットツールでコミュニケーションを取り、現場のニーズに沿ったプログラムを立案します。 プログラムの実施 社内での打ち合わせを適宜実施しながら、オンラインプログラムの教材作成や集客等の準備をし、実施まで行います。プログラム実施後は参加生徒の情報を各校の教員へフィードバックし、継続的な連携へつなげます。 小規模高校コミュニティの企画・運営 連携校の教員がそれぞれの学校での探究活動をより効果的に推進できるよう、支援方法やカリキュラムに関する情報交換や研修会等を企画します。連携校間で相互いに学び合える関係を構築するための機会やツールを立案し、実行します。 続きを見る
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オンラインで放課後の居場所と学びの機会を届けるプログラム企画・運営
募集背景 貧困の連鎖を学びのチカラで断ち切る これまでの教育や社会が取り残してきた、経済的に困難を抱える家庭の子どもたち。 外からは見えにくかった格差や課題は、コロナ禍によってあらわとなりました。なかでも、オンライン学習の普及が急速に進んでいく一方で、ICT環境が家にない子どもたちが学習機会を十分に得られないことは、大きな課題となっています。 貧困の連鎖を断ち切るのは、学びです。「困っている子どもを誰一人とりのこさず、学習機会やサポートを届けたい」という想いのもと、2020年3月にキッカケプログラムはスタートしました。これまでに、のべ2,400人以上の子どもたちとその家庭に、パソコンとWi-Fiの無償貸与、および専任の「メンター」による伴走支援を届けてきました。 「今その子」に必要な居場所と学びの機会により、子どもたちにステップバイステップの挑戦を キッカケプログラムに取り組むにつれて、伴走支援に加えて、学校外での学習機会や体験の重要性がより明確になってきました。経済的な困難を抱える家庭の子どもたちは、放課後や休日の学習機会、多様な体験の機会が限られがちです。 キッカケプログラムでは、子どもたちを地域の資源や居場所に接続することで、機会格差の課題を解決することを目指しています。一方で、子どもたちの状況によっては、一足飛びに地域社会につながることが難しいことも少なくありません。”地域社会での二歩目”につながる”オンラインでの一歩目”が、事業内プロジェクトである「アフタースクール」です。アフタースクールでは、子どもたちのステップに応じた3つのプログラム(後述)を通じて、子どもたちを後押しします。 今回募集するのは、アフタースクールの運営・マネジメントを担うポジションです。子どもたちが直面する機会格差に対して、既存の型にとらわれずに挑戦し続けるキッカケプログラムの理念に共感し、アフタースクールを通じて子どもたちの可能性を最大限に引き出すことに情熱を持って取り組んでくださる方のご応募をお待ちしています。 仕事内容 キッカケプログラムに所属し、以下の業務を担当していただきます。 アフタースクールの運営・マネジメント キッカケプログラム利用者の採択・継続・退会のオペレーション推進 業務割合は通常時(1):(2) = 8:2、年初の繁忙期のみ 5:5 程度です。 (1)アフタースクールの企画・運営・マネジメント 「放課後プログラム」、「リビングルーム」、「オケイコプログラム」の3つのプログラム全体の企画・運営・マネジメントを担当します。 放課後プログラム :毎日異なるテーマで開催される参加自由のプログラム。子どもたちの興味関心を引き出す「Open Doors」の役割を担います。 リビングルーム :メタバース空間を活用した自由交流の場。「Safe Places」として安心して過ごせる居場所を提供します。 オケイコプログラム :子どもたちが選択できる学習講座。「Discover」と「Do & Reframing」を担い、半期ごとに様々な講座を提供します。 〈具体的な業務内容〉 アフタースクール全体のマネジメント プログラム全体の設計・改善 各プログラムの連携強化と一貫性のある支援体制の構築 業務委託・ボランティアスタッフ(計30~40名)のマネジメント 現場スタッフとの協議・判断・スケジュール管理 事業の効率化と質の向上に向けた施策立案・実行など 個別プログラムの企画・運営 既存プログラムの評価・改善 新規コンテンツ・講座の企画・開発・運営 参加者拡大に向けた戦略立案・実行など 現在、オケイコプログラム(半期参加者約230名)が最大規模です。放課後プログラムとリビングルームは今後の開発余地が大きく、キッカケプログラムの戦略と世界観に沿ったプログラムの再定義、及び、参加者増加を目指す段階です。 (2)利用者の採択・継続・退会のオペレーション推進 〈具体的な業務内容〉 新規採択プロセス 周知活動の企画・実施、採択方針の擦り合わせ、選考プロセスの管理、採択通知、登録手続きの監督、貸与パソコン発送業務の管理など 継続審査プロセス 継続希望調査の実施、審査項目の設計・整理、継続判断の協議・決定など 退会(卒業)プロセス 貸与パソコン返却案内の作成・送付、イレギュラーケース対応など 仕事のやりがい この仕事の最大の魅力は、社会的に意義の高い事業に携わり、子どもたちの未来を切り拓く教育環境の創造に貢献できることです。経済的困難を抱える家庭の子どもたちに、居場所と学びの機会を届けます。ICTを活用したアプローチにより、地理的な制約を超えた支援を実現し、子どもたちの可能性を最大限に引き出す環境づくりに貢献できます。 また、多様な協働を通じて自己成長の機会も豊富です。全国から集まる様々なバックグラウンドを持つメンバーとの協働、自治体や企業、他団体など幅広いステークホルダーとの連携を経験できます。これらの経験を通じて、プロジェクトマネジメントスキルを向上させることができます。 さらに、教育事業の包括的な経験を積むことができます。戦略立案から企画・運営まで一貫して事業に携わり、教育プログラムの設計やICT活用のスキルを習得できます。常に変化する環境の中で新たな挑戦を続け、専門性を深めていくことができます。 最後に、この仕事では直接的な社会貢献と自己実現を同時に達成できます。子どもたちの成長を間近で支援する喜びを感じながら、社会変革に向けた具体的な貢献を実感できます。自身の経験とスキルを最大限に活かせる環境で、リーダーシップを発揮しながら活躍できることは、他ではなかなか得られない貴重な経験となるでしょう。 続きを見る
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生徒主体の「校則見直し」を全国に広める学校・地域パートナー伴走
募集背景 生まれつき茶色い頭髪を黒髪に染めることを強要されたとして、生徒が訴訟を起こした事件をきっかけに生まれた「ブラック校則」という言葉。近年、子どもにとって理不尽とも捉えられるルールを強いる校則への注目が集まっています。 そうした気運の高まりに先駆けて、カタリバは2019年に「みんなのルールメイキング」をスタートしました。 「ルールメイキング」では、生徒が主体となり、教員・保護者などの関係者との対話を重ねながら、既存の校則やルールの見直しに取り組みます。この事業では、「ルールメイキング」を推進する学校や教員、生徒の支援を行っており、2019〜2022年度の経済産業省「未来の教室」実証事業に採択され、2024年度は公益財団法人日本財団の助成を受けて運営しています。 2024年11月時点では計450校を超える小・中・高等学校がルールメイキングを実践。こども基本法の制定、生徒指導提要の改訂など社会の後押しもあり、校則見直し・ルールメイキングに取り組む学校が増えています。 みんなのルールメイキングでは、実践方法をまとめた教材開発や研修会の実施、教員向けの共助コミュニティ運営、全国各地域における交流機会の創出など、様々な取り組みを行ってきました。 ルールメイキングは、単に校則やルールを見直すことを目的とした取り組みではありません。そのプロセスで子どもたちが課題発見・合意形成・意思決定の力など、これからの不確実な時代を生き抜く力を身につけることにこそ、大きな意味があると考えています。 今回、より多くの学校にこの取り組みを広げ、根付かせていくために、様々なアクターと協働しながら、現場の課題を乗り越える「課題解決ユニット」で新たなメンバーを募集します。 仕事内容 みんなのルールメイキングでは、学校現場・地方自治体の伴走支援や教員共助コミュニティの運営、各地域の交流機会の創出などを担当する「課題解決ユニット」と、イベント企画やオウンドメディア運用を通じてルールメイキングの重要性や学校の課題を社会へ発信する「課題広報ユニット」の2つのチームで活動しています。 今回の採用では、課題解決ユニットに参画していただける方を求めています。主に、ルールメイキングに取り組む学校・教員、地域パートナーへの伴走支援を担当します。一部、自治体連携を担当する可能性もあります。 学校・教員への伴走支援 約450校の学校パートナーに対する下記業務を担当します。なお、新規開拓は「課題広報ユニット」が担当しているため業務に含みません。 ルールメイキング実践に関する個別相談・伴走支援 オンライン相談会の企画・実施 教員同士がつながる学び合いコミュニティ施策の企画・立案・運営 教員研修、教員向けワークショップの企画・運営 児童生徒向けワークショップ・出張授業の企画・運営 ルールメイキングの教材開発・普及啓発 【参考リンク】教員の方への案内ページ 地域パートナーへの伴走支援 全国7つの地域パートナー(カタリバと連携する各地域の教育団体)に対して下記業務を担当します。 地域パートナーへの伴走支援 各地域での交流イベントの支援・運営 各地域において取り組みを拡大・定着させるための戦略策定・実行 【参考リンク】地域パートナーのイベントレポート 自治体連携 入職後、一定期間を経過後に、経験・スキルに応じて担当する可能性があります。 各自治体の文脈に応じた企画・提案 自治体担当者との打ち合わせ・伴走支援 連携自治体における学校の児童生徒向け・教員向け研修会の企画・運営 自治体における取り組みの効果測定・分析・提案 【参考リンク】自治体連携レポート 仕事のやりがい みんなのルールメイキングは、子どもにとって身近な校則というテーマを通じて、生徒が身の回りの課題に気づき、当事者意識を持って行動する力や、社会参画意識を高めていくことを目指し実践してきました。 近年の法制度の変化により、こうした取り組みは一層重要性を増しています。2022年12月「改訂版生徒指導提要」の公刊、2023年4月「こども基本法」の制定により、子どもが意見を表明し参加できること、子どもの意見が尊重されることが明記されました。さらに、2023年12月に閣議決定された「子ども大綱」でも、子どもの意見を聴きながら校則見直しを進めることが強調されました。 このような社会的背景を追い風に、生徒が中心となって校則を見直す「ルールメイキング」は、生徒、教員、保護者など様々な立場の人との対話を通じて、今まさに機運醸成のための働きかけを行っています。 カタリバでは「すべての子どもたちにルールメイキングの経験を届ける」ことを目指して事業を広げてきましたが、現在もなお一部の学校や地域においては、取り組みへの理解が広がりにくく、学校特有の難しさも存在します。だからこそ、カタリバでは学校や教育委員会への伴走支援や、教員や生徒同士が学びあい、エンパワメントしあえる実践者コミュニティの創出、そして各地域で実践者をサポートする「地域パートナー」との連携に力を入れています。 まだ実践の前例が少ない領域だからこそ、学校現場や地域と連携しながら新たな実践モデルをつくり、学校教育のシステムチェンジに挑戦できることが、この仕事のやりがいです。 続きを見る
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地域資源×オンライン支援で子どもの未来を拓く自治体アライアンス責任者
募集背景 誰ひとり取り残されない新たな学びの選択肢を 地域の中には、表面的には見えづらくとも、経済的な事情やヤングケアラー、不登校など様々な困難により、確かに支援を必要とする子どもたちがいます。しかし、既存の支援体制では十分に手が届かない、または支援の狭間に落ちてしまう子どもたちが依然として存在しています。 2020年3月に始まったキッカケプログラムは、オンラインという特性を活かし、これまでに2,400人以上の子どもたちとその家庭に、メンターによる伴走支援や学習講座、メターバス空間の居場所支援を届けてきました。 地域資源×オンライン支援による新たな自治体連携モデル 各自治体には、子どもたちを支える様々な仕組みがあります。福祉部局による支援、教育委員会による支援、地域の社会福祉法人やNPOによる支援。しかし、それらの支援が有機的に連携されていない、予算や人的リソースが不足している、物理的な距離や時間の制約があるなど様々な事情から、これらの支援が届いていない子どもたちがいます。 キッカケプログラムは、地域資源とオンライン支援を効果的に組み合わせることで、地域全体で子どもを支えるエコシステムを機能させ、より多くの子どもたちに支援を届けることを目指しています。現在、全国10の自治体と連携し、それぞれの地域特性に合わせた支援モデルを構築してきました。 今回募集するのは、この挑戦をさらに推し進める自治体アライアンス責任者です。全国の自治体との連携を推進し、地域に根差した持続可能な子ども支援の新しいスタンダードを創造していく社会的意義の高い挑戦に、戦略的な視点も持ちながら取り組んでいける方のご応募をお待ちしています。 仕事内容 自治体アライアンスチームの責任者として、戦略立案から実行推進、チームマネジメントまでを担っていただきます。営業担当2名、カスタマーサクセス担当2名で構成されるチームを率いて、自治体連携の拡大と深化をリードしていただく役割です。具体的な業務内容の一例は下記の通りです。 ※マネジメント業務が全体の約6~7割、実働での営業活動が約3~4割を想定しています。 (1)自治体アライアンスチームの戦略立案と推進 全国自治体のニーズや外部環境を踏まえた推進方針の策定 新規自治体開拓および既存自治体との連携深化に向けた戦略の企画・立案 事業責任者との合意形成とKPI設定 戦略実行に向けたPDCAサイクルの確立 補助金活用を含めた導入スキームの開発・確立 (2)自治体との連携推進 メンバーの自治体担当制の設計と、営業担当の折衝支援・同行 自治体との関係構築、予算化支援を含めた導入プロセスの推進 自治体ごとの連携モデル構築、座組み設計、契約スキームの構築 首長・教育長級との折衝対応 (3)契約自治体に対する支援の進捗管理 カスタマーサクセスチームを通じた支援状況のモニタリング体制構築 支援実績の分析に基づく改善提案の実施 1自治体あたりの支援規模拡大に向けた体制設計 支援ナレッジの組織的な蓄積と活用の推進 (4)チームマネジメントと業務推進 メンバーの目標設計と達成支援 メンバーの育成計画策定と実行 自治体担当制を基礎とした効果的な業務分担の設計 営業・カスタマーサクセス両面での標準的な業務フローの確立 仕事のやりがい 地域の「あの子」への支援から、全国の子ども支援政策への波及まで、ミクロとマクロを行き来しながら社会的インパクトを追求できる環境があります。 各地域には、支援が必要だと気づいていても、なかなか手が届かない「あの子」がいます。自治体の担当者と共に、具体的な子どもたちの顔を思い浮かべながら「どうすれば支援を届けられるか」を考え、実践していく手触りは、この仕事の大きな魅力です。 また、「地域資源×オンライン支援により、地域全体で子どもを支えるエコシステムを構築する」という新たな支援モデルは、全国から注目される事例になりつつあります。現在10の自治体で展開している事例を、いかに他の自治体の子ども支援政策に波及させていくか。全国の子ども支援の在り方のアップデートする大きな挑戦となるはずです。 自治体アライアンス責任者として、自身の成長とキャリアの発展につながる経験を積める環境があります。 社会的インパクトの追求を、事業としての持続可能性(収益性)を確保しながら実現していく。この両立に挑戦できることも、責任者ポジションならではの魅力です。包括的な視点で事業を推進する経験は、今後のキャリアの発展にもつながるはずです。 また、自治体の首長・教育長級との折衝から、現場の支援者との連携まで、多様なレイヤーのステークホルダーと協働する機会があります。多面的な関係性の中で、リーダーシップを発揮できる環境があります。 続きを見る
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災害時の子ども支援を最前線でリードする「sonaeru」運営スタッフ
募集背景 カタリバはこれまで下記の大規模災害等において、現地のニーズや状況に応じて期間や支援内容を設計し、主に子どもたちの心のケアと居場所づくりや教育行政・学校支援に取り組んできました。 東日本大震災(2011年) 岩手県大槌町 宮城県女川町 熊本地震(2016年) 平成30年7月西日本豪雨(2018年) 令和元年台風19号(2019年) 宮城県丸森町 長野県長野市 令和2年7月熊本豪雨(2020年) 令和3年7月伊豆山土砂災害(2021年) 令和6年能登半島地震・能登豪雨(2024年) 2019年8月には、これらの経験を活かして災害時子ども支援「sonaeru」をリリース。被災状況は異なっても、子どもたちに起こる課題・子どもたちを支える行政や民間の間で起こる課題には共通性があり、平時からその課題への対応方法を決めておくことで、いざという時に迅速に子どもたちの支援ができるのではないか?という構想からのプロジェクトです。 この「備え」によって、熊本豪雨の際には発生から5日で、令和6年能登半島地震の際には発生から3日で、子どもたちの居場所づくりをはじめとした支援活動を実施することができました。 カタリバは、発災後の不安な時期を少しでも減らすことが、子どもたちの数年後の未来を変えると考えて、スピードを重視した支援にこだわっています。今回の「sonaeru」チームの募集は、いつどこで起こるかわからない災害に対して迅速な支援を行うための増員採用です。災害によって子どもたちが夢や未来を諦めることがないように、災害支援に共に取り組んでくださる方を求めています。 仕事内容 「sonaeru」に所属し、災害時に真っ先に現地入りして子ども支援を最前線でリードします。また、平時には他事業も兼務いただく想定です。 災害時の仕事内容 大規模災害が発生した際には、早期に支援を開始するためにまずは現地入りしていただきます。下記の仕事内容はいずれも現地にて行っていただく想定です。災害支援にあたっては後方支援のための事務局も組織するため、現地での支援に集中できる環境です。 被災状況・支援ニーズの調査 主にデスクリサーチによって情報を収集します。また、車で被災地を周り、各避難所にて被災者や避難所職員からヒアリング調査を実施することもあります。被災状況をはじめ、避難所ごとの子どもたちの人数や大まかな年齢、様子、課題と支援ニーズの有無などを把握していきます。 行政や教育委員会、地域の団体との調整・交渉・連携 行政や現地団体など関係各所にアポをとり、打ち合わせの中で支援の必要性を理解してもらい、様々な子どもの課題に対して協力、連携していきます。 居場所の運営・プログラム企画・子どもたちへの伴走 朝から夕方まで子どもたちが安心して過ごせる居場所を作り、その運営を行います。また、多くのボランティアスタッフの協力を得ながら、災害がなかったら体験できないようなプラスの経験、学びのプログラムを企画・実施、遊びや学習を通しての心のサポートを担当します。 ピープルマネジメント 居場所運営に携わってくださる業務委託・ボランティアスタッフの方々のマネジメント、シフトや配置の調整などを行います。 レポーティング 被災地の状況や子どもの様子を定期的にレポートし、「今起きていること」を伝えることで、支援の輪を広げていきます。 平時の仕事内容 カタリバの他事業を兼任いただき、平時はそちらに携わっていただきます。下記事業などから、経験・スキル・希望に応じての配属となります。 ∇カタリバの活動紹介 https://www.katariba.or.jp/activity/ ∇募集中の求人 https://www.katariba.or.jp/recruit/job/ ※本採用では、上記「募集中の求人」に出ていないポジションとの兼務も検討可能です ※経営管理本部、ファンドレイジング部、広報部、人材戦略チームなどバックオフィスとの兼務も検討可能です また、平時においても週1日程度、災害支援のアライアンス企業や有識者、専門家との協働プロジェクトを担当する想定です。自ら企画を立案・提案することも可能です。 仕事のやりがい 荒れ果てた町、困り果てた被災者の姿、被災地には多くの課題が山積しています。それは、スタッフにとっても負荷のかかる環境です。しかしその分、過酷な状況におかれる子どもたちを直接支援することは、大きなやりがいと確かな充実感につながります。 また、スピード感も魅力の1つ(一例:「スピード重視の支援が数年後の子どもの未来を変える」)待ったなしの支援ニーズに対して、何事も主体的且つ迅速に判断、行動し、支援の形をつくり上げていくスピード感は、災害支援の現場だからこそ体感できるものです。 加えて、新しい災害支援のあり方を構築することができます(一例:「能登半島で被災した先生への3つの応援プロジェクト」)。平時の備え、有事の対応共に、災害時の子ども支援はまだまだ開発途中。自分で道を切り開いていくやりがいがあります。 これまでの災害支援活動では、毎回奇跡とも思えるような、地域の方々との素晴らしい出会いがありました(一例:「被災した女子高生が人生の目標に出会うまで」)。困難な状況のなか生まれる協働、連帯、そのなかでの出会いも、魅力の一つかもしれません。 続きを見る
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企業との協働で子どもの未来をともに創るファンドレイザー(法人営業)
募集背景 カタリバは、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を目指し、23年にわたり活動している教育NPOです。現在では職員数150名、経常収益15億円を突破し、国内でも有数の教育NPOに成長しました。 ∇2024年を振り返る7つのトピックス https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report241217/ 非営利団体であるカタリバは、活動のために必要な資金を様々な方法で獲得しています。中でも、年間収益の約73%を占めるのが、活動に共感してくださる方々からの寄付収入です。令和6年能登半島地震で被災した子どものための緊急支援活動にもいち早く取り組めたのは、寄付者からの信頼と支援があったからこそです。 こうした寄付に関連する業務を担っているのが「ファンドレイジング部(以下、FR部)」です。FR部は単なる資金調達部門ではなく、カタリバの様々な活動と社会貢献に関心のある人々をつなぐ架け橋であり、寄付者とのより良い協働・共創関係を築くコーディネーターとしての役割も担っています。 今回募集するのは、法人寄付の獲得をメインで担当する営業チームのメンバーです。現在、営業チームが受け持つ企業から年間1.5億円の寄付支援をいただいており、CSR活動の推進、社員のボランティア参加、コラボ商品の企画など、企業のニーズに応じた多様な連携を実現しています。 今後は既存の支援基盤を大切にしながら、より多くの企業との新たな協働可能性を探り、支援規模の拡大を目指していきます。企業にとっての「社会貢献の外注先」ではなく、共に子どもを取り巻く課題解決に向けて取り組む対等なパートナーとして、企業と共助の関係性を築いていける仲間を募集しています。 仕事内容 FR部の営業チームにて、法人営業(一部、個人の大口寄付者)を担当していただきます。既存の寄付企業とのリレーション強化および新規開拓を通じて、当団体のミッション実現に向けた安定的な支援基盤の構築にお取り組みいただきます。具体的な業務内容の一例は下記です。 【寄付実績のある企業とのリレーション】 約20~30社の担当企業を持ち、継続的な支援の維持・拡大を目指します。支援による社会的インパクトの可視化・報告、企業の社会貢献ニーズのヒアリング、事業部門と連携した次期の寄付プランの企画提案などを担当。また、寄付企業社員のボランティア参加機会やコラボ商品の企画など、企業ごとの特性に応じた多様な連携の形を創出していきます。 主な業務の流れ: 打ち合わせ(オンライン/対面)の実施 事業部との調整、ゴール設計、予算書・申請書の作成 寄付企画の実行 寄付による成果の報告 次期の寄付プランの企画提案寄付実行に向けたフォローアップ 【新規寄付企業の開拓】 資料請求企業に対して、電話でのヒアリングからスタートし、企業の社会貢献に対する想いや課題を深く理解していきます。その上で、当団体の事業価値を活かした企画を立案し、提案活動を行います。企業の要望と当団体の事業価値の接点を見出し、互いにとって意義のある連携の形を創り上げていきます。 主な業務の流れ: 電話ヒアリング、企業の社会貢献ニーズや課題感の把握 カタリバの団体説明 事業部門と連携した企画立案 提案書作成・プレゼンテーション実施 寄付実行に向けた具体的な施策の詰め 【営業推進のための企画・施策の立案・実行】 営業活動の基盤となる様々な施策の企画・実行も担当していただきます。法人向け説明会の企画・運営や、既存寄付企業とのコミュニケーションツールの作成、過去の寄付企業への再アプローチなど、より効果的に寄付を得ることを実現するための取り組みを推進します。将来的には新規アプローチ手法の開発にも携わっていただく可能性もあります。 仕事のやりがい ファンドレイジングに従事する「ファンドレイザー」は、日本ではまだ一般的に知られていない職種ですが、寄付文化の根付く欧米では、志す人の多い専門職として確立しています。社会課題が山積する現代の日本で、課題解決に取り組む人とそれを支援する人をつなぎ、善意の資金循環で社会を変革するファンドレイザーの存在は、今後ますます重要になるはずです。 今回、募集する「法人営業」のミッションは、単なる資金調達ではありません。企業の社会貢献への想いと、カタリバが目指す教育分野での社会課題解決をマッチングし、新しい価値を共に創造していく役割です。企業と対話を重ね、それぞれの企業特性に合わせた協働の形を提案・実現していくことで、社会により大きなインパクトを生み出すことができます。 法人寄付は、カタリバの活動を支える重要な「経営基盤」の一つです。企業との関係構築や新規開拓を通じて、組織の持続可能な成長に直接的に貢献できます。また、企業の経営層との対話や交渉を通じて、ビジネスパーソンとしても大きく成長できる機会があります。 続きを見る
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日本の教育を変革するために、新たな仲間を集める採用企画
募集背景 カタリバは、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を目指し、23年にわたり活動している教育NPOです。現在では職員数200名、経常収益15億円を突破し、国内でも有数の教育NPOに成長しました。 活動テーマはキャリア学習・探究学習・校則・貧困・不登校・多文化共創など多岐にわたり、教育プログラムの開発・普及、学校・地域パートナーとの連携、自治体・企業とのアライアンス、サードプレイスの設置・運営、他団体への助成など、アプローチも多様化しています。 こうした組織・事業の拡大に伴い、より多角的な採用戦略と人材獲得競争力が求められるようになりました。そこで今回、新たに「採用企画ポジション」を募集します。マーケティング視点を持って採用広報や候補者体験の向上に取り組む仲間をお待ちしています。 ∇カタリバ2024年を振り返る7つのトピックス https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report241217/ 仕事内容 本ポジションでは、採用広報・マーケティング、候補者体験(CX)向上、オペレーション整備、を中心とした採用企画を担っていただきます。具体的には以下の業務を想定しています。 採用広報・マーケティング 採用ページ・採用説明資料の更新・リニューアル 求人ページ・その他採用コンテンツの企画・作成 各種採用媒体やSNS広告の運用・改善 オンライン/オフラインの採用イベント企画・集客・実施 候補者体験(CX)向上・オペレーション整備 ATS(採用管理システム)の運用フロー設計、進捗管理の効率化 候補者アンケートの実施・分析・採用活動へのフィードバック FAQページの作成など候補者目線でのプロセス改善 面接担当者やリクルーターとの連携強化 リクルーターとの連携・バックアップ リクルーターや事業/部署からの要望ヒアリング・施策化 イベント後やスカウト送付後のフォローアップの仕組みづくり 面接調整や書類選考のサポート 今後、人材戦略チームとして取り組みたい施策 採用ブランディングの強化、採用ページリニューアル 人材データの蓄積と可視化による採用プロセスの分析・効率化 リファラル採用やアルムナイ施策など、コミュニティ型採用の推進 仕事のやりがい 社会課題を解決する“採用マーケティング”の面白さ NPOの採用と言うと「人手不足を補う」イメージがあるかもしれませんが、カタリバが目指すのは「社会のなかで、教育をともに変革していく仲間を増やす」こと。一般企業ではまだ出会えないようなユニークな職種、新しい役割やポジションをどのように社会に発信していくか——そのクリエイティブな視点が求められます。 候補者体験をデザインする醍醐味 カタリバに魅力を感じてくれた方が、応募〜面談〜入社までのプロセスで「組織文化」や「理念」にさらに共感していただけるような仕掛けを考えるのは、採用企画ならではの醍醐味です。特にNPOでは、給与や待遇だけではない「共感」や「社会的意義」が大きなモチベーションとなるため、候補者とのコミュニケーション設計の奥深さを感じられます。 試行錯誤を歓迎するカルチャー カタリバの採用活動はまだ“完成形”ではありません。だからこそ、新しいアイデアや仕組みづくりを積極的に取り入れられる柔軟さがあります。PDCAを回しながら型化していく過程にワクワクできる方にとっては、大きな裁量とチャンスがある環境です。 続きを見る
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社会課題解決を目指す教育NPOをIT戦略でリードする情報システム担当
募集背景 カタリバは、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を目指し、24年にわたり活動を続ける教育NPOです。現在では職員数200名、経常収益15億円を超え、国内でも有数の教育NPOへと成長してきました。 コロナ禍を経て、子どもたちとの関わり方は対面に加えてオンラインを含むハイブリットな形へと広がり、カタリバの事業の多彩な方法を実験・実践しながら展開しています。一方で、毎年のように新たな事業が立ち上がるスピード感に対応し、より一層踏み込んだ業務改善やシステム導入を進めるためには、さらなるIT関連の知見と戦略推進力が必要になっています。 カタリバの情報システムチームには現在3名が在籍しており、NPOとしては安定した経営基盤のもと、一定以上のIT関連投資を積極的に行ってきました。 たとえば前期は、職員一人ひとりが安心して業務にあたれるよう、エンドポイントのセキュリティ強化や個人情報管理の基盤整備に注力しました。しかし、生成AIをはじめとする新技術の活用が急速に進むなか、子どもたちの現場やニーズに的確かつ柔軟に応えるためには、まだまだやるべきことが多く残されているのが現状です。 NPOであるカタリバでは、IT戦略やシステム企画においても、収益のリターンではなく「子どもの課題解決」を最優先に考えています。何に対してシステム投資を行えば、より大きな社会的価値を生み出せるのか――その視点でカタリバのIT戦略をリードしていただける方を求めています。 仕事内容 上流工程のIT戦略・システム企画を担っていただきます。 大半の実装作業は、主にベンダーコントロールを通じてリードしていただく想定です。また、将来的にメンバーマネジメント及び育成についても担っていただく可能性があります。 ※下記全ての領域で経験をお持ちである必要はありません。 (1)上流工程のIT戦略・システム企画 情報システム戦略の策定 経営戦略を支えるシステムの企画・立案・要件定義 各部門の業務プロセス改善の推進 (2)各種アプリケーションの企画・設計・導入 セキュリティツールの導入 その他、事業部からの要望に応じたツール導入 (3)社内インフラの構築・運用・保守 新技術・製品の導入検討・評価 ネットワーク・サーバーの運用・監視・保守 セキュリティ対策、データ保全体制の強化 (4)ヘルプデスク業務 社内からのITにまつわる質疑応答およびトラブル対応 【現在の環境】 AWS:EC2(Amazon Linux/CentOS)、Route53、CloudWatch、S3、RDS(MySQL) 業務システム…Salesforce、 グループウェア…G Suite、LINE WORKS セキュリティ…MS Defender、Intune その他(一部の拠点や、その他関係する主なツール) Yamaha製 ネットワーク機器、Arubaアクセスポイント Ricoh製・コニカミノルタ製 複合機 仕事のやりがい 一人ひとりの志向に沿ったキャリアプランを描くことができます。上流工程から幅広いシステム企画に携わり、ゆくゆくはマネジメントを担うキャリア、システムの専門性を磨いて、経営や事業の課題解決に特化していくフェロー(専門職)としてのキャリアなど、ご希望を可能な限り尊重したいと考えています。そして、そのために必要な環境や機会を可能な限り提供していきます。 ソーシャルセクターのIT化はビジネスセクターと比較して十分に進んでいるとは言い難い状況です。カタリバは創業から20年目を迎え、職員数200名、経常収益15億円を超える日本有数のNPOへと成長、ソーシャルセクターにおける存在感や注目度が高まっています。日本におけるNPOのIT化のロールモデルとなる実践を、カタリバで担ってください。 続きを見る
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不登校の子どもたちにオンラインを通して安心できる居場所と学びを届ける運営・伴走スタッフ
仕事内容 オンライン不登校支援プログラム「room-K」の運営業務に携わっていただきます。 具体的な活動内容 ∇プログラム企画・実施 / 現場運営 ― 子どものニーズに合わせたプログラム企画・準備・実施 ※「プログラム」には、自習・学習指導、イラスト講座などのオンライン上のクラブ活動などを含み、担当プログラムはご経験や特技に合わせて相談のうえ決定し、専門性が必要なプログラムには別途担当講師がつきます ― プログラム実施後のレポーティング ― メタバース空間での子ども対応及びフロア運営 ∇子どもへの個別面談 ― 子どもへの面談(事前準備含む) ― 面談実施後のレポーティング ― 支援計画コーディネーター(※)との連携 ― 子どもとの面談外のチャットコミュニケーション また、上記の業務にかかる研修及びミーティング参加、その他付随業務もございます。 ※支援計画コーディネーター:教育や福祉、心理系のバックグラウンドを持ち、子どもの個別支援計画の作成や保護者面談を担うスタッフ 続きを見る
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不登校の子どもたちに居場所と学びを届けるオンライン現場フロアリーダー
募集背景 誰も取りこぼさない学びの仕組みを作る 2024年10月31日、文部科学省から子どもたちの長期欠席および不登校に関する最新(2022年度)の統計が発表されました。「長期欠席」状態にある小中学生の数は、2021年度から約3万3千人増加し、約49万人に上ることが明らかになりました。この数字は過去11年間、毎年過去最多を更新し続けており、特に近年の増加率は顕著です。 ∇代表理事・今村の記事 https://www.katariba.or.jp/magazine/article/voice241113 また、不登校の小中学生のうち、学校内外で相談・指導を受けておらず、学びの機会や繋がりを失ってしまっている児童生徒は38.8%にのぼります。地域的・経済的・個別的な課題が複合的に重なり合うことで、日中の学びや居場所を確保しにくい子どもたちは依然として多く存在します。 そこでカタリバは、誰もとりこぼさず、すべての子どもたちにサポートを届ける仕組みを作るために、2021年10月にオンライン不登校支援事業「room-K」を立ち上げました。 ∇オンライン不登校支援プログラム 公式サイト https://futoko.katariba.online/ 今回、この room-K で、オンライン現場の居場所・プログラム運営やスタッフマネジメントなどを担う新メンバーを募集します。誰一人取り残されない学びの保障を目指す活動に共感してくださる方のご参画をお待ちしております! 仕事内容 オンライン不登校支援プログラム「room-K」の運営業務に携わっていただきます。 1. オンライン現場のフロアリーダー業務 フロアリーダー2~3名程度、運営スタッフ6~7名程度体制での居場所運営 朝礼・振り返りミーティングの進行、子どもの様子に応じたスタッフの配置・指示 子どもの対応に自身も参加しながら、安心して過ごし学べる環境をつくる 2. 運営スタッフのマネジメント・フォロー 定期的な1on1やコミュニケーションを通じたスタッフの課題把握・ケア 日々の運営を円滑に進めるための情報共有、チームビルディング 3. 記録・申し送り・事務局連携 当日の子どもの様子やトラブル発生時のレポート作成 必要に応じた事務局や個別伴走チームとの情報共有・連携調整 4. 居場所・プログラムの企画設計協力・各種ミーティングへの参加 現場で得た気づきをもとにした現場運営の質向上に向けた企画・提案 事務局との定期ミーティングで施策を議論・検討 子ども向けプログラムの企画・実施を担当する場合もあります 仕事のやりがい オンライン上で不登校の子どもたちに、新しい学びと安心できる居場所を届ける本事業を通じて、社会課題の最前線で直接的な手応えを感じられます。メタバース空間だからこそ、一人ひとりの背景やペースに合わせ、柔軟に伴走できるのが大きな特徴です。 さらに、フロアリーダーはオンライン現場をリードする中心的な存在です。多様なスタッフと連携しながら、課題を洗い出し解決策を実行することで、より良い学びの場をチームとともにつくっていく醍醐味を味わえます。 完全オンラインのため、インターネット環境があれば国内外どこからでも参画可能。日中のフロア運営の時間以外は柔軟に予定を組みやすく、家庭や他の仕事との両立もしやすい点も大きな魅力です。 続きを見る
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