団体紹介
カタリバは、どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動しています。現在では職員数200名、経常収益15億円を超え、国内でも有数の教育NPOに成長しました。
高校生のためのキャリア学習プログラムから始まり、東日本大震災以降は子どもたちへの居場所提供、コロナ禍以降はデジタルツールを活用したオンラインの子ども家庭支援を行うなど、社会の変化に応じて様々な教育活動に取り組んでいます。
▶採用説明資料
https://bit.ly/3V15ufB
募集の背景
課題先進地域の学校から新しい学びを創る
2011年、福島県双葉郡では、東日本大震災および原発事故によって多くの住民がふるさとを失いました。この双葉郡の南端に位置する広野町で、「ふるさとで再び学びたい」と願う子どもたちのために2015年に開校したのが、福島県立ふたば未来学園です。
建学の精神は「変革者たれ」。学校も地域も、そして生徒自身も、前例のない困難な課題を抱える状況だからこそ、既存の枠組みにとらわれず、自ら未来を切り拓いていってほしい。そんな切実な思いが込められています。
ふたば未来学園では、演劇教育や哲学対話、国内外での研修など、生徒の感性や思考力を養う多様な教育カリキュラムを展開しています。 中でも、実社会の正解のない課題に挑むプロジェクト型学習「未来創造探究(総合的な探究の時間)」を教育の柱に据えており、原子力防災や地域再生といった困難なテーマに対し、生徒自らが解決策を企画・実践しています。
カタリバはそんなふたば未来学園の想いに共鳴し、2017年より活動をスタートしました。現在では6名の職員が校内に常駐しています。
私たちが担っているのは、探究学習(未来創造探究)の授業設計や生徒一人ひとりへの伴走支援、そして校内の放課後の居場所である「双葉みらいラボ」の運営です。さらには学校と地域をつなぐコーディネートや、現場で培った教育ノウハウを全国の先生方に届ける研修も実施しています。 教職員の皆様と対等な立場で、学校という「現場」の内側から、共に新しい教育の形を模索し続けています。
全国の学校から注目を集める「探究学習の先進地」
2022年度から全ての公立高校で「総合的な探究の時間(探究学習)」が必修科目となりました。しかし、指導法がまだ確立していない学校は依然として多く、指導に苦心する先生も少なくないのが現状です。
ふたば未来学園は、文部科学省の「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム拠点校」や「グローカル型」の推進事業にも指定されるなど、日本屈指の探究学習の先進校として知られています。その先進的な取り組みを学ぶべく、全国の学校や自治体から同校への問い合わせや視察が絶えません。
そんな探究学習の先進校で今回募集するのは、生徒が自ら問いを立てて社会課題に挑む探究学習(未来創造探究)の推進を主に担う、学校支援コーディネーターです。
授業の設計や運営を通じて生徒に伴走するだけでなく、校内の放課後の居場所や地域資源などのさまざまなリソースを最大限に活用し、学校全体を「ワクワクする学びの生態系」へと変えていく役割を担います。授業での学びが放課後の実践に繋がり、地域へと広がっていく。そしてそれが、日本の新しい学びのスタンダードになる。そんなダイナミックな学びのサイクルを私たちとともに作りあげてみませんか?
∇参考記事
ふたば未来学園と福島の挑戦。学校や地域の垣根を超えた探究の可能性とは | KATARIBA マガジン
仕事内容
ふたば未来学園の「未来創造探究」には、『原子力災害・伝承探究』『地域社会・経済産業探究』など計6つのゼミがあります。これらのゼミをチームで分担しながら、学校支援コーディネーターは高校1〜2年生のいずれかの学年を担当し、探究学習の授業づくりを設計から運営まで一気通貫で担います。
また、ふたば未来学園の実践知・探究学習ノウハウを全国の高校教員の方に届ける研修の企画運営にも挑戦していただきます。
1. 探究学習の授業サポート・コーディネート
週2コマ、年間35週の授業を担当。探究学習の授業づくりを一気通貫で担当します。
授業設計・運営:担当教員と打ち合わせを重ね、年間カリキュラムや個別の授業プランを策定し、毎週の授業の準備から運営まで担います。
校内研修の実施:校内の先生方を対象とした研修の企画・実施をサポートします。
放課後の生徒伴走:授業の延長として、放課後の時間を利用し、生徒一人ひとりの探究プロジェクトの相談に乗ったりアドバイスを行ったりします。
2. 県内外の高校教員向けの研修実施
「探究スタートアップラボ」という、全国の高校の先生方に探究学習のノウハウを届ける事業にも携わります。
研修の企画・運営:探究学習の3年間の計画づくりを支援する研修(年3回)や、オンラインでの個別相談会のファシリテーションを担当します。
個別支援:担当する3〜4校の学校に対し、カリキュラム作成や授業の進め方について伴走支援を行います。
3. 学校と地域を繋ぐコーディネート業務
学校での学びを地域社会の実践に結びつけるための「ハブ」としての役割です。
外部人材の接続:放課後の探究学習やキャリア学習において、生徒のニーズに合った地域住民や専門家をコーディネートします。
地域協働イベント:学校内外に向けたイベントの企画・運営や、新たな地域人材の発掘を行います。
キャリアパス
本人の経験や志向に応じて、様々なキャリアパスがあります。
*双葉みらいラボの運営リーダー
*事業内プロジェクトリーダー
*他校に展開できる教材やプログラムの開発・実施
*学校支援や探究学習、地域連携などを担う他事業への異動
仕事のやりがい
「ナナメの関係」で、生徒が変革者へと成長する瞬間に伴走できる
「先生」でも「友達」でもない、少し年上の先輩のような「ナナメの関係」。これがコーディネーターの立ち位置です。正解のない地域課題に向き合う生徒たちの「やりたい」という想いに火を灯し、一番近くでプロジェクトに伴走します。生徒が壁にぶつかりながらも、自らの足で一歩ずつ前に進み「未来を創る変革者」へと成長していく。そのドラマチックな瞬間に立ち会えることは、この仕事ならではの大きな喜びです。
先生、そして仲間とともに。チームで「新しい学び」に挑戦できる
ここではNPOと学校という「支援する・される」の垣根はありません。先生方と日常的に議論を重ねながら、対等なパートナーとして理想の教育を「共創」していきます。
また、カタリバには同じ志を持つ仲間がいます。自分一人では解決できない壁にぶつかったとき、チームで知見を共有し、互いにフィードバックし合える環境は、この仕事の大きな「安心感」と「成長実感」に繋がっています。仲間と切磋琢磨しながら、日本の教育の最前線で自分自身をアップデートし続けられる面白さがあります。
探究先進校での実践が、日本全国の「教育のスタンダード」になる
ふたば未来学園は、日本屈指の探究学習の先進校として全国の教育関係者から注目を集めています。だからこそ、目の前の生徒のために生み出した「最適解」は、この学校の中だけで終わりません。ここで得た実践知は、教員向け研修などを通じて全国の学校現場へと波及していきます。自分たちの毎日の仕事が、これからの日本の教育モデルを創り、全国の学びの底上げに繋がっていく。そんなダイナミックなスケール感を感じられるのが最大のやりがいです。
スタッフの一日
ふたば未来学園の校舎内にある「双葉みらいラボ」が活動拠点です。スタッフは基本的に、この場所で打ち合わせや事務作業を行います。また、教員との打ち合わせは、職員室などで行います。1日のスケジュールは、未来創造探究の授業やイベントがある場合などは大きく異なり、毎日変動的ですが、一例をご紹介します。
●ある日のスタッフの1日
11:00 出勤の後、朝礼・掃除
12:00 お昼休憩
13:00 未来創造探究の事前確認ミーティング
13:55 未来創造探究(授業)
15:45 双葉みらいラボ 開館
16:00 他校教員と探究カリキュラムの課題についてヒアリング、打合せ
17:30 未来創造探究について相談に訪れた生徒への対応
19:30 資料作成などの事務作業
20:00 終礼ののち、退勤
求める人物像
・教員ではない立場から学校教育に携わりたい方
・探究学習の開発や実践に関心のある方
・学校・地域・大学・企業・行政など産学官の連携をコーディネートすることに関心がある方
・教育を通じた地方創生や地域活性化に関心のある方
・現場で得た実践知を、日本全体の教育のアップデートに活かすことに関心がある方
求めるスキル・経験
・相手の状況・個性に応じて、柔軟なコミュニケーションができる方
・中高生相手のコミュニケーションに抵抗感がない方
・新しい環境でも自ら接点を創り出し、関係構築できる方
・複数ステークホルダーとの社内外での折衝経験をお持ちの方
・詳細は募集要項をご確認ください
| 職種 / 募集ポジション | 双葉みらいラボ|学校支援コーディネーター |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 契約期間 | 有期雇用(3年) ※3年後の面談で双方問題なければ無期雇用に転換または延長いたします |
| 給与 |
|
| 勤務地 | 福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校内 双葉みらいラボ |
| 勤務時間 | 11:00-20:00 |
| 休日 | 完全週休2日(土日祝) ・夏季休暇(3日)、年末年始休暇(5日) ・慶弔休暇、産休・育休、看護・介護休暇 ・有給休暇、新規入職者に対する特別休暇 |
| 福利厚生 | ・賞与は業績に応じ年1回支給 (過去3年、給与の2ヶ月分以上を支給/初年度は勤務月数により変動) ・昇給は半年に1回、人事考課により決定 ・産育休制度 ・通勤手当 ・健康診断、インフルエンザの予防接種 ・専門家によるオンラインカウンセリング ・副業も可能です(内容に応じて要相談) |
| 加入保険 | ・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金) |
| 受動喫煙対策 | ・屋内禁煙 |
| 働く環境・職場の雰囲気 | ・ふたば未来学園では共に魅力的な教育をつくるパートナーとして受け入れていただき、先生方と円滑にコミュニケーションを取りながら活動しています ・服装はビジネスカジュアルです(スーツを着用することもあります) ・役職は付けずお互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です ・カタリバのVisionの実現に向けてお互いの事業や全社の方針への理解を深めるため、毎月「オルミ(katariba all meeting)」と呼ばれる全社のオンラインミーティングや年1回全職員が集まる宿泊型の研修「全社会議」などを行っています |
| 応募資格 | <必須> *相手の状況・個性に応じた、柔軟なコミュニケーションができる方 *中高生相手のコミュニケーションに抵抗感がない方 *新しい環境でも自ら接点を創り出し、関係構築できる方 *複数ステークホルダーとの社内外での折衝経験をお持ちの方 <歓迎> *教育現場(学校、学習塾、NPOなど)での活動経験 *教育研修・人材開発に関連する経験 *ソリューション営業・コンサルティング営業の経験 *成果に向かって計画的にプロジェクトを管理・推進した経験(規模は不問) *ピープルマネジメント経験(アルバイトやボランティアも含む) |
| 選考プロセス | ▼書類選考 ▼一次面接(現場メンバー・採用チーム) ▼二次面接(事業責任者など)+Web適性検査 ▼現地面接(現地見学を兼ねて実施) ▼最終面接(代表理事・事務局長) ▼内定 ※平均3~4回の面接を経て内定となります ※基本的にはオンライン面接ですが、選考プロセスのなかで一度、配属予定の拠点にお越しいただくことが多いです ※選考期間は概ね2〜4週間程度です。状況によって、希望に沿ったアレンジも可能ですのでご相談ください |
| 会社名 | 認定NPO法人カタリバ |
|---|---|
| 名称 | 認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ) |
| 代表理事 | 今村 久美 |
| 設立 | 2001年11月1日 (2006年9月21日に法人格取得) |
| 本部所在地 | 東京都中野区中野5-15-2 JR中央線・総武線「中野」駅下車、徒歩約6分 |
| その他拠点 | ■文京区青少年プラザ b-lab(東京都文京区) ■アダチベース Central/North(東京都足立区) ■大槌臨学舎(岩手県上閉伊郡大槌町) ■双葉みらいラボ(福島県双葉郡広野町) ■おんせんキャンパス(島根県雲南市) |
| 職員数 | 199名(2024年12月時点) |