団体紹介
カタリバは、どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動しています。現在では職員数200名、経常収益15億円を超え、国内でも有数の教育NPOに成長しました。
高校生のためのキャリア学習プログラムから始まり、東日本大震災以降は子どもたちへの居場所提供、コロナ禍以降はデジタルツールを活用したオンラインの子ども家庭支援を行うなど、社会の変化に応じて様々な教育活動に取り組んでいます。
▶採用説明資料
https://bit.ly/3V15ufB
募集背景
マイプロジェクトとは、「主体性」をもって、つくりたい未来に向けて「アクション」を行っていく、学びのプロセスです。そのプロセスを通して自分自身の興味関心の発見や、他者との協働、社会の価値発見・創造に向かう姿勢が育まれます。
その原点は、被災地・岩手県大槌町の高校生たちです。「支援を受けるばかりではなく、自分たちも何かしたい」と、自らプロジェクトに取り組んだ高校生たちは、その経験を通じて驚くほどに成長していきました(詳細はこちら)。その姿から、生きた学びの経験が日本中の高校生に必要であると考えて、2013年から今日に至るまで全国高校生マイプロジェクト事業を拡大してきました。
現在進行系で進む戦後最大の教育改革の中でも探究学習は重視されており、学校や行政の関心は年々高まっています。2022年には、過去最大となる71,029人の高校生がマイプロジェクトを実践。今後、事業をさらに拡大し、2026年までに10万人の高校生がマイプロジェクトを実践できる環境づくりを目指しています。もちろん規模の拡大だけではなく、探究的な学びに構造的にアクセスしにくい地方の高校生にも、等しく機会を届けることも重要です。
今回は、その基盤となる全国600校以上の「学校パートナー」と20以上の「地域パートナー」への伴走を担う新メンバーを募集します。これからの時代を生きるうえで、社会をつくる一員として、高校生にとってどんな学びや育みが必要なのか。そのために、どんな機会や環境が必要なのか。日本の教育の「当たり前」をアップデートする取り組みに、ともに挑戦する仲間を求めています!
仕事内容
主に、全国高校生マイプロジェクト事業の「学校パートナー」と「地域パートナー」に対する伴走の「いずれか」を担当します。具体的には、下記のような業務を想定しています。
〈学校パートナー伴走〉
― 教員向けオンラインイベントの企画・運営
マイプロジェクトや探究に関する代表性のある課題、ロールモデルとなる事例などを起点に、月1~2回程度、勉強会・座談会を企画し、ゲストのアサイン、学校パートナーへの告知・集客、当日の運営、その他各種調整など一気通貫で担当します。1回あたり平均50~80名からの申し込みがあります。
― 学校パートナーの新規募集
高校タイプごとの伴走モデル開発・拡大方針に基づいた効果的な新規募集戦略の立案、フライヤー等のクリエイティブ作成のディレクション、各校への発送業務など事務作業、SNS広告運用など一連の新規募集業務を担当します。
― その他
経験・スキル・業務習熟に応じて、教員コミュニティマネジメント、各種教材開発(一例:実践型探究学習の一歩目「ちょこプロ」)、好事例の取材・記事作成・発信などを担当する可能性もあります。
〈地域パートナー伴走〉
― 地域パートナーが行う営業活動の支援
全国各地でマイプロジェクトの営業活動を行う地域パートナーに対して、営業ツールの作成・提供、地域パートナーが実施する勉強会の開催サポート、キーパーソンとなる教員の紹介、カタリバに相談のあった案件の紹介、企画・提案・納品の協働推進など様々な支援を行います。
― 地域パートナーが開催する地域サミットの支援
全国各地で「地域サミット」を開催する地域パートナーに対して、ツールの作成・提供、相談担当として定期的なミーティングの実施、リハーサルや当日運営の立ち会いもしくは協働推進などを担当します。
― その他
経験・スキル・業務習熟に応じて、全国高校生マイプロジェクトアワードの設計・推進、新たな地域パートナー候補の開拓とアライアンス締結、地域パートナーコミュニティマネジメントなどを担当する可能性もあります。
参考リンク
事業紹介
― 全国高校生マイプロジェクト 活動紹介
― 全国高校生マイプロジェクトアワード 特設サイト
― 全国高校生マイプロジェクト「応援」ページ
― 全国高校生マイプロジェクト「みんなのマイプロ」ページ
職員インタビュー
― 横山和毅(学校パートナー伴走 全体統括)
― 加瀬仁美(広報・バックオフィス・地域パートナー伴走)
その他、インタビュー
職種 / 募集ポジション | 学校・地域パートナー伴走担当 |
---|---|
雇用形態 | 正社員 |
契約期間 | 有期雇用(3年) ※3年後の面談で双方問題なければ無期雇用に転換または延長いたします |
給与 |
|
勤務地 | JR中央・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」徒歩6分 ・2024年10月に本部を移転増床し、より働きやすく共創が生まれるオフィス環境の整備を進めています ・ハイブリッドワークを取り入れており、出社/在宅の割合はチームや時期によっても異なります ・原則、週2日以上の出社としています(※個別状況を踏まえて調整することもあります) |
勤務時間 | 10:00-19:00 ※始業時間の調整など応相談です |
休日 | 完全週休2日(土日祝) ・夏期休暇(3日)、年末年始休暇(5日) ・慶弔休暇、産休・育休、看護・介護休暇 ・有給休暇、新規入職者に対する特別休暇 |
福利厚生 | ・賞与は業績に応じ年1回支給 (過去3年、給与の2ヶ月分以上を支給/初年度は勤務月数により変動) ・昇給は半年に1回、人事考課により決定 ・産育休制度 ・通勤手当(上限3万円) ・帰省にかかる費用の一部補助(地方拠点のみ対象) ・健康診断、インフルエンザの予防接種 ・専門家によるオンラインカウンセリング ・副業も可能です(内容に応じて要相談) |
加入保険 | 社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金) |
受動喫煙対策 | 屋内全面禁煙 |
配属部署の体制 | 全国高校生マイプロジェクト事業部は、事業責任者の渡邊のもと、学校パートナー伴走/地域パートナー伴走/アワード/広報・FR/事務の5チームで構成され、計10名のフルタイムメンバーが所属しています。 |
応募資格(必須) | *成果に向かって計画的にプロジェクトを企画・推進した経験(規模不問) *抽象と具体を行き来しながらニーズや課題を捉えて構想する力 *仮設検証を繰り返しながら、具体的にプロセスを作り込む力 |
応募資格(歓迎) | *toB の顧客折衝経験 *イベント企画・コンテンツ編集経験(教育領域の経験は尚歓迎) |
求める人物像 | ・「探究学習」「キャリア教育」「地域活性化」「21世紀型スキル」「PBL」「コミュニティデザイン」などのキーワードに関心がある方 ・これからの社会を創っていく子ども・若者が育まれる仕組み・生態系づくりに挑戦したい方 ・様々なステークホルダーとの協働を通した「社会的インパクト」の質向上と拡大を追求したい方 ・日本最大級の探究学習プログラムを通じて、本気で日本の教育に寄与したい方 |
選考プロセス | ▼書類選考 ▼一次面接(事業責任者など)+Web適性検査 ▼二次面接(ディレクターなど) ▼最終面接(代表理事・常務理事) ▼内定 ※平均3~4回の面接を経て内定となります ※基本的にはオンライン面接ですが、選考プロセスのなかで一度、配属予定の拠点にお越しいただくことが多いです ※選考期間は概ね2〜4週間程度です。候補者の状況によって、最短2日にまとめて実施するなど希望に沿ったアレンジも可能ですのでご相談ください |
会社名 | 認定NPO法人カタリバ |
---|---|
名称 | 認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ) |
代表理事 | 今村 久美 |
設立 | 2001年11月1日 (2006年9月21日に法人格取得) |
本部所在地 | 東京都中野区中野5-15-2 JR中央線・総武線「中野」駅下車、徒歩約6分 |
その他拠点 | ■文京区青少年プラザ b-lab(東京都文京区) ■アダチベース Central/North(東京都足立区) ■大槌臨学舎(岩手県上閉伊郡大槌町) ■双葉みらいラボ(福島県双葉郡広野町) ■おんせんキャンパス(島根県雲南市) |
職員数 | 199名(2024年12月時点) |