代表取締役社長 宇田昌弘
2019年カトーレック株式会社に常務執行役員経営企画担当として入社、
2023年4月取締役専務執行役員EMS事業本部長、2025年4月同社代表取締役社長に就任。
Q. カトーレックが大切にしている価値観や目指す姿を教えてください。
「事業の成長」と「従業員の成長」を両輪として発展していく会社を目指しています。
経営理念は「常に時代の変化に対応し、お客様のパートナーとして高い志を持ち、信頼され、愛される企業めざし続けます。」です。
EMS事業もロジスティクス事業も、お客様が抱える課題に対して私たちがこれまで培ってきたノウハウやケイパビリティを活用しながら解決策を提供しています。
「困ったときにはカトーレックに相談すれば何とかしてくれる」という会社を目指しています。直近でも中東情勢や為替変動、原材料価格の高騰など、お客様を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした時代だからこそ、お客様を深く理解し多様で複雑な課題に柔軟に対応できる企業でありたいと考えています。
そのためには、社員一人ひとりの成長はもちろん、チームやグローバル拠点が連携しながら組織全体として対応力を高めていくことが不可欠です。
お客様の課題解決に最も貢献できる企業になる。その結果として事業が成長し、社員もさらに成長する。この循環こそが、私たちの目指す姿です。
お客様に最も役立つ存在になれれば、結果として売上や利益も成長します。また、難しい課題に向き合うことで社員も成長します。社員が成長すれば、さらにお客様の課題に対応できるようになり、事業も成長する。このように「事業の成長」と「社員の成長」を車の両輪として発展していく会社を目指しています。
Q. カトーレックがお客様に選ばれ続ける理由や競合他社と比べた強みは何ですか。
品質を土台に、変化への対応力で価値を広げ続けます。
当社の強みであり、ベースにあるのは「サービス品質」です。
ものづくり品質、物流サービス品質はこれまでもこだわってきましたし、今後も現場から学ぶ姿勢、人材育成を通じて磨き続けていきたいと思います。
私は品質を「土台」に例えています。どれだけ立派な建物を建てようとしても土台が不安定では成り立ちません。まずは品質という強固な土台を守り、その上で「お客様の課題への深い理解」とそれに基づく「変化対応力」でお客様に選ばれ続けたいと思います。
グローバルな多拠点展開に加え、拠点間で学び合い連携することで、「どの拠点でもカトーレックには安心して任せられる」そして「スムーズかつスピーディー」にお客様が事業戦略を遂行できることが私たちの役割だと思います。
Q. 人材育成で力を入れていることは何ですか。
現場経験と研修の両輪で人材育成を進めていきます。
カトーレックには現場で起こっていることやお客様との対話から学び、迅速かつ真摯に対応する姿勢が長年受け継がれてきました。仕事を通じて新しいこと、困難なことにチャレンジする時に人は最も成長すると思います。そして日々の仕事を通じて育つ人を上司がサポートすることが重要です。
また日々の仕事に加えて、新しい知識を習得することや自らについて振り返り、気づきを得るには研修も重要です。研修制度の充実、上司部下の定期面談、日々のコミュニケーションを促す仕組みなど総合的に取り組んでおり、また若手社員が将来像を描きやすくするためのキャリアパスの設定やメンター制度の導入も行っています。自ら成長しようとする人を支援する会社でありたいと思います。
Q. 5年、10年と将来を見据えた時にどのような会社にしていきたいですか。
「昨日より今日、今日より明日」
社員一人ひとりがいきいきと働ける会社にしたいと思っています。
日々の仕事においてお客様や上司から求められたことをしっかり遂行するのは重要です。
しかし、人が仕事でワクワクするにはそれだけではなく自分で考え、自分の工夫を加えたことを自ら実行することが大切だと思います。当社のお客様は世界中で事業活動を展開されており、当社への期待は高まり続けていることを実感しています。
昨日より今日、今日よりも明日と自分たちの事業活動を磨き続けることで、激しい環境変化にも耐えられる強靭な体質を作るとともにお客様の課題解決を通じて事業を持続的に成長させていきたいと思います。
一人ひとりの成長や能力の総和が会社の成長につながると強く信じ、いきいきと働ける職場、会社づくりに取り組んでいます。
Q. 今後の事業成長に向けて注力したい領域を教えてください。
EMS事業
事業成長は3つの軸で考えています。
1つ目は地域軸、2つ目は顧客業界軸、3つ目は製品軸です。
地域軸では今はインドとメキシコが成長を牽引しています。世界一の人口となったインドでは今後も市場拡大が続く二輪、四輪用部品に、メキシコでは巨大市場である米国向けのAIデータセンター用産業機器に取り組んでいます。グローバル生産環境は変動が激しく、東南アジア、日本、中国でもKIPS活動(※1)を通じた生産改善を行いながら成長に取り組んでいます。
顧客業界軸では、ソフトウェア化や中国メーカーの台頭など変化が激しい自動車業界を重要な成長分野と考えています。自動車に使われる電子部品は進化を続ける一方で、各メーカーを頂点とした取引系列は変化しており当社のチャンスは拡大しています。
また急拡大するAI領域はGAFAMなどの米国企業が開発と市場拡大を牽引していますが、デバイス領域では日本企業が存在感を示しています。事務機器は韓国・中国企業を抑え日本企業が引き続き上位シェアを占めている一方で、ペーパーレス化を見据え生産体制の効率化や設備投資の抑制のためにEMSの積極活用が見込まれます。
製品軸では、現在の主力である回路基板製造は今後とも当社のコアであり続けますが、お客様の資産効率を意識した事業活動やアウトソーシングの進展により、半製品や完成品製造の受託は拡大していくと考えています。
(※1) KIPS(Katolec Innovative Production System)
NPS(※2)思想・手法を生かしたKIPSの推進で、製造から物流までの「整流化」に取り組んでいます。この継続的な改善活動が、「ロジトロニクス」としてお客様に新しい価値を提供することに繋がっています。
(※2)New Production Systemの略称でトヨタ生産方式を学ぶことで事業の改善を図る研究会
ロジスティクス事業
国内物流事業は当社の祖業であり約900台の車両や全国50以上の拠点、四温度帯対応や自社開発のITシステムなど強い事業基盤を持っていますが、人手不足対応やDX推進など変革が求められており、今後も倉庫や情報システム、人材などへの投資をしっかり続けていきます。また特にシェアの高い中国・四国エリアでは人口が減少している中でも物流効率を上げて行きながら地域のインフラを支えていきたいと考えています。
一方で海外物流では私たちはチャレンジャーです。香港、ベトナムやタイで倉庫業を中心に展開しており、物流サービスを拡充するためにベトナム企業への資本参加やシンガポール企業の買収を行いました。また、2026年8月にはインドに物流会社を設立しました。今後も成長市場にスピーディに、そしてフレキシブルに対応していきたいと思います。
今後の事業成長に向けて
部品から完成品まで物流の知見を活かせるEMS事業、ものづくりの改善ノウハウを活かせるロジスティクス事業に加え、新興国を中心にロジスティクスからものづくりまでの一貫提案・受注拡大など「ロジトロニクス」企業として進化を続けていきたいと思います。
Q. キャリア採用を強化している背景を教えてください。
事業を成長させていくためには、社内にないノウハウや新しい視点を取り入れることが不可欠だからです。
元々EMS事業ではお客様のニーズを深く理解するために大手電機メーカー出身者を中心にキャリア採用を積極的に行ってきました。ロジスティクス事業や管理部門でもAIの進化やDX化をはじめ事業環境の変化に対応していくためには、多様な経験や価値観を持つ人材を迎えることが極めて重要と考えています。当社には強い現場力と幅広い領域のお客様がいるためキャリア入社の方々にとっても力を発揮いただける機会が多いと考えています。
Q. キャリア採用ではどのような人材を求めていますか。
お客様に対して自ら考え主体的に提案できる人材、「良い聴き手」であることが大切です。
キャリア採用者には、これまで培ったノウハウや知見を活かしながら、カトーレックが長年培ってきた強みと融合させ、新たな価値を生み出していただくことを期待しています。
まずはカトーレックの仕組みや企業文化、仕事の進め方を理解し、その上でご自身の経験や知識を活かした改善提案や新しいアイデアを積極的に発信していただきたいと考えています。
また、コミュニケーションにおいては「良い聴き手」であることも重要です。相手の話をしっかりと聴き理解する姿勢は、社内のメンバーとの協働はもちろん、お客様との信頼関係構築においても大切だと考えています。
Q. 面接では応募者のどのような点を見ていますか。
人との関わり方やコミュニケーションのスタイルです。
経験の長い方は、これまでどのような場面でどのような行動を取り、組織の中でご自身がどのような役割を果たしてきたのかを詳しく理解するための質問をします。また、専門性を重視するポジションでは、スキルや専門知識についても深く掘り下げて確認しています。それによって、入社後にどのように活躍していただけるかを具体的にイメージしたいからです。
一方で、経験の浅い若手人材の場合は、物事の考え方や行動特性、学生時代を含めたコミュニケーションの取り方などにより重点を置くことがあります。
共通して重視しているのは、人との関わり方やコミュニケーションのスタイルです。仕事は一人で完結するものではないため、周囲と協力しながら成果を出せるかを見たいと思っています。
Q. 応募を検討している方へのメッセージをお願いします。
お客様の課題解決に貢献しながら、様々なことに挑戦し、仕事の幅を広げて成長してほしいと思っています。
自ら成長したいという意欲のある方にとって、当社は大きな成長機会のある環境です。当社では、キャリア入社か新卒入社かによる有利・不利はありません。実力と成果に応じて重要な役割を担うことができます。お客様の課題解決を通じて新しいことに挑戦し、ご自身の自己実現や成長につなげていただきたいと思います。
また、これまで培ってきた経験や新たな視点、チャレンジ精神を当社に持ち込むことで、組織全体にも良い影響を与えていただけることを期待しています。
ぜひカトーレックで自己実現と成長を目指しながら、私たちとともに事業の成長に挑戦していただきたいと思います。
| 職種 / 募集ポジション | カトーレック社長が語る、人と事業が成長し続ける組織とは |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 給与 |
|
| 勤務地 | |
| 会社名 | カトーレック株式会社 |
|---|---|
| 創業 | 1961年(昭和36年)11月2日 |
| 設立 | 1967年(昭和42年)4月1日 |
| 代表者 | 代表取締役会長 加藤 英輔 代表取締役社長 宇田 昌弘 |
| 事業内容 | ロジスティクス事業(運送、倉庫、物流加工) エレクトロニクス事業(電子機器の製造受託サービス) |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | グループ計 7,800名 (2026年3月31日現在) カトーレック㈱ 2,320名 国内関連会社 420名 海外関連会社 5,060名 |
| 平均年齢 | 44.92歳 (2026年3月31日現在) |
| 車両総数 | 900台(国内グループ保有数) |
| 売上高 | 1,269億円(2025年3月) |
| 関連会社 | 精密自動車サービス株式会社 カトーレックアセット株式会社 株式会社ブレーメン 株式会社パートナーズ四国 七福商事株式会社 大西物流株式会社 DELTA INTERNATIONAL JSC Megaton Shipping Pte Ltd. |
| 取引先 | (株)朝日新聞社、アサヒロジ(株)、味の素ベーカリー(株)、アマゾンジャパン合同会社、(株)あわしま堂、エスビー食品(株)、(株)エバラ物流、エプソングループ、大塚倉庫(株)、オカモト通商(株)、オタフクソース(株)、香川県漁業協同組合連合会、カゴメ物流サービス(株)、キヤノングループ、(株)近鉄エクスプレス、(株)クボタ、クリナップロジスティクス(株)、コイズミ物流(株)、(株)コクヨロジテム、国立新美術館、国立西洋美術館、(株)サカタのタネ、サントリーロジスティクス(株)、株式会社ジェイテクト、GEグループ、敷島製パン(株)、四国コカ・コーラボトリング(株)、国分西日本(株)、(財)セゾン現代美術館、ダイオーロジスティクス(株)、タカキベーカリー(株)、(株)タイヨー神戸屋、第一屋製パン(株)、テーブルマーク(株)、デンソーグループ、東海理化グループ、東京都現代美術館、東京国立近代美術館、東拓工業(株)、TOTOグループ、(株)永谷園、ニコングループ、日清オイリオグループ(株)、日清フーズ(株)、日通NECロジスティクス(株)、日通・パナソニックロジスティクス(株)、日本ハム(株)、日本デイリーネット(株)、日本食研ホールディングス(株)、日本放送協会(NHK)、パイオニアグループ、ハウス物流サービス(株)、パナソニックグループ、富士フィルムグループ、ブリヂストン物流(株)、(株)フェリシモ、古河電工グル―プ、(株)ホンダロジスティクス、(株)毎日新聞社、マルトモ(株)、(株)ミツカンロジテック、(株)三越伊勢丹ビジネスサポート、三菱ケミカル物流(株)、三菱重工業(株)、三菱電機グループ、ユニ・チャーム(株)、読売新聞グループ、YKK AP(株) |