会社概要

栗田工業（クリタグループ）は1949年にボイラの水処理薬品事業により創立し、企業理念「"水"を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」のもと、一貫して水処理に関する技術とノウハウを蓄積してきました。
「水処理薬品、水処理装置、メンテナンス・サービスという他社にない事業構成」「“技術立社”を掲げた高度な研究開発力」「日本全国および世界に広がるネットワーク」といった経営資源を活かし、幅広く水処理のソリューションを提供することで、さまざまな業種のお客様に対して“生産性向上”、“環境負荷低減”、“省エネルギー”といった価値を提供しています。

仕事内容

■配属先組織
サステナビリティ経営戦略室 ガバナンス推進部 グループガバナンス推進課

■組織のミッション
・栗田工業の取締役会事務局運営を通じ、栗田工業が社会の人々から信頼されるための経営基盤を創っていきます。
・国内外グループ会社における株主総会レベルでの経営判断の支援を通じ、クリタグループが着実に成長する基盤となるグループガバナンスの仕組みを統括します。
・クリタグループの中長期的な経営戦略策定に寄与することで、クリタグループが20－30年先を見据え成長していく道筋を創っていきます。

■業務内容
・栗田工業の取締役会運営
グループ本社である栗田工業の取締役会が効果的に機能するため、議題の設定支援、取締役会の実効性評価、勉強会や意見交換会の企画等を行います。

・グループ会社の株主総会における経営判断の支援
グループ経営が的確に運営されるために、グループ会社の定款変更、役員改選や定時株主総会に関する本社側の意思決定のサポート等を行います。

やりがい

栗田工業は、サステナビリティ経営を軸として、水と環境に貢献する技術・サービスで国内外に事業を展開しています。
コーポレートガバナンスは、サステナビリティ経営の基盤です。また、ESGの中でも「ガバナンス・ファースト」と呼ばれ企業経営を評価する人々から最も注目される分野です。栗田工業でも、より優れたコーポレートガバナンスとなるよう取組みを強化しています。2023年は、「指名委員会等設置会社」への移行、2024年は、取締役会によるクリタグループの「長期的な方向付け」に関する役割発揮のため、長期の時間軸でクリタグループの将来を議論・検討する意見交換会等を実施してきました。

2025年「第4回日経統合報告書アワード」では、ガバナンス分野に関するグランプリ（グランプリG賞）を受賞しています。
https://news.kurita-water.com/250303-01

この仕事のやりがいは、国内外のガバナンスをめぐる動向と当社の状況を踏まえながら、より良い仕組みを創っていくこと、その仕組みを社内外の人と協働し円滑に運営していくことだと考えています。
また、サステナビリティ経営を推進している栗田工業で働くことで、水や環境に関する社会課題の解決にも貢献していると感じています。
なお、栗田工業は、リモートワークやフリーアドレス制が導入されています。teamsによるチャットやweb通話で気軽に相談できる環境も整備されています。
自律して仕事が出来る人が働きやすい環境です。

求めるスキル

■必須
<スキル>
・ガバナンスおよびクリタグループの事業に関する社内外の動向について情報収集し、取締役会運営に反映させる力
・「取締役会の役割」を踏まえ、グループ会社を含む関連部署と円滑に協働する力
・実務担当者だけでなく、役員クラスの人とも円滑にコミュニケーションが取れる対人対応力
・クリタグループの持続的成長に貢献するため、実効的な取締役会運営を企画・推進する力

<経験>
・グループ会社管理における本社サイドでの事業管理経験（1年以上）
または
・グループ本社における経営支援の経験（1年以上）
（例：取締役会事務局、経営企画、事業管理部署、IR・SR、総務等でのご経験）

■歓迎
<スキル>
・会社法、コーポレートガバナンスコードに関する知識

<経験>
・コーポレートガバナンスに関連する企画・業務遂行
・取締役会の実効性評価の企画・運営
・取締役トレーニングの企画・運営　
・会社法に基づく社内外での手続き（定款改定に伴う株主総会開催、登記等）

■英語使用の状況 (場面/頻度)
現状は、国外関係会社の現地社員や外国人役員向けのメールのやり取り等の場面で使用しています。今後グループ会社との英語使用の機会は増えていく傾向です。