1.私たちについて
企業概要
株式会社ログラスは「良い景気を作ろう。」をミッションに、企業経営・予実管理領域のDXと高度化を目指し、「Loglass 経営管理」を2020年から提供開始しました。現在は、「Loglass 人員計画」「Loglass 販売計画」など複数のSaaSプロダクトに加え、BPO・コンサルティングサービス「Loglass サクセスパートナー」を提供し、マルチプロダクト展開を進めています。
シリーズBラウンドでは70億円を調達し、累計調達額が100億円を突破するなど、市場から期待をいただいています。
また、創業後から東証プライム上場企業をはじめとした多数のお客様に導入いただき、シリーズAの資金調達時(2022年4月)と比較して、導入社数は5倍以上に急成長しました。
2023年度の予実管理SaaS/PaaS市場においては、シェアNo.1(※1)の地位を確立しています。
今後について、短期では「xP&A戦略」を掲げ、2027年4月までにプロダクト/サービス数を20以上に拡大します。
中長期では「AI ERP構想」を掲げ、データとAIの力をフル活用し、あらゆる領域の計画を起点に、経営リソースの最適配分を意思決定できる、プランニング・プラットフォームの実現を目指していきます。
具体的には、下記のような取り組みを予定しています。
- 2027年4月までにプロダクト/サービス数を20以上に拡大するために、60名規模の新規事業開発チームを組成
- 1年で事業開発/エンジニア/PdM(プロダクトマネージャー)/デザイナーを新たに50名採用
- ベトナム/インド等に開発拠点開設
- 2024年11月に関西オフィス開設
- 市場拡大に向けた啓蒙活動/リード獲得を目的とし、2027年4月までにマーケティング・PR施策に35億円規模の投資を実行
※1:「シェアNo.1」の出典は以下です。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2024年版」予実管理ソフトウェア、SaaS/PaaS、ベンダーシェア、金額ベース、2023年度実績
プロダクト概要
「Loglass 経営管理」は、企業の中に散在する経営データ(財務数値/KPIの予算・見込・実績)の収集・統合・一元管理までを効率化し、高度な分析を可能にするクラウド経営管理システムです。
「Loglass 経営管理」を2020年から提供開始した後、2023年からはマルチプロダクト展開にも注力し、計5つのプロダクト/サービスを提供するまでに至りました。
また、プロダクトビジョンである「MAKE NEW DIRECTION」の実現に向け、今後はデータとAIの活用を推進し、経営リソースの最適配分を意思決定できる、真のプランニング・プラットフォームを目指します。
※プロダクトビジョン詳細はぜひこちらのnoteをご覧ください。
組織概要
プロダクト組織は機能開発を担当するチームと基盤やインフラ等を担当する横断チームに分かれています。
定期的にお客様との商談動画の視聴をしたり、展示会に参加したりと、お客様の生の声を反映したプロダクトづくりを重視しています。
また、開発体制としてもともとはスクラムを導入しておりましたが、プロダクトの拡大に伴い現在はスケーリングフレームワークであるFASTへの移行に挑戦しています。
※FASTへのチャレンジについては、こちらのスライドをご覧ください。
2.ポジションについて
募集ポジションについて(チームのビジョン・体制・募集背景)
募集ポジションについて(チームのビジョン・体制・募集背景)
ログラスのプロダクトである「Loglass 経営管理」はありがたいことに導入社数も増え、プロダクト開発の加速が必要な状況です。
ログラスの開発組織はスタートアップでも設計やテストを重要視してバランスのとれた開発を推進してきました。アプリケーションの基盤は創業時から設計に投資してきていることもあり、機能領域ごとのチームでコードベースの独立性を高く保つことができています。それによってチームの開発生産性も高い状態を保てています。
しかし、これまでの機能領域に閉じない開発や、市場環境の変化に伴う柔軟な戦略変更、スタートアップの急拡大する組織においてはスクラムだけでは問題解決がしにくい状況となっています。
そこで、現在はスクラムから「FAST」という、まだ国内では事例のないフレームワークへの移行を進めており、チームに閉じないプロダクト全体での自律的でアジャイルな開発体制の構築を推進しています。
この「FAST」の開発における【個々のチームのアジリティを向上させるポジション】としてスクラムマスターを募集します。なお「FAST」ではスクラムマスターという役割は存在しません。しかし、ログラスでは個々のチームの課題に向き合い、チームを支援する役割に重きを置いており、本ポジションであるスクラムマスターにはFASTフレームワークをうまく回せるようにしたり、チームが顧客価値に向き合うための支援を専任で担っていただきます。
ログラスでこのイシュー・このポジションを担当する意義/面白さ
ログラスの各開発チームは、課題解決に優れ、ビジネスに関する議論を積極的に行うメンバーで構成されています。これまで各チームでスクラムを実践しており、機能開発を担うチームではこれが日常的な作業環境でした。そのため、アジャイルの価値や意義を新たに説明する必要はありません。
もちろん、時としてトップダウンの意思決定が行われることもありますが、ボトムからバランスをとるように活動するメンバーが多く在籍していることも特徴のひとつです。そのため、スクラムマスターとして、メンバーの士気を上げることばかりに力を注ぐのではなく、チーム力を強化したり、顧客価値に向き合うことに注力することができます。また、ログラスは組織が大きくなる中で、アジャイルコーチなども積極的に採用しており、組織間・チーム間の連携の課題に向き合うことに注力できる環境を維持しています。本ポジションにはこのような環境でチャレンジが可能です。
直近のイシューとして、大きなものではFASTの運用が挙げられます。2024年7月より段階的にFASTフレームワークへの移行を進めている中で、FASTはスクラムよりもさらにルールが少ないフレームワークのため、現場の高い自律性が求められ続けています。現在、移行が完了したものの、まだまだ課題は多く、さらに成熟度を高めていく必要があります。
こうした課題に取り組む上で、ログラスではプロダクト開発部直下にチーム活動の改善に取り組むチームを設けており、現在はアジャイルコーチが複数在籍しています。このチームの活動を拡大するために、スクラムマスターの採用、アジャイルコーチの増員など、各チームの活動を十分に支援できる体制を拡充したいと考えています。
なお、アジャイルコーチが組織全体に対してアジャイルマインドのインストールを行うことに対して、開発チームの活動に入り込みアジャイルの実践を通じてアジャイルマインドのインストールを行っていきます。スクラムマスターのポジションは、組織が拡大する中でもチームがアジリティの高い開発を維持し続けられるチームを構築することに意義があります。
こうした、スクラムマスターが担うべき役割を遂行できるとともに、FASTというフレームワークにその役割を適応し、新たな責務を切り開いていく面白さを実感いただけるはずです。メンバーとの密な連携が必要なポジションで、これまでのスクラムマスターの経験を十分に活かしていきたい方を求めています。
入社後の社内/社外キャリアイメージ
入社後は、アジャイルコーチと協力して、FASTのチーム活動の改善プロセスの実施に取り組んでいただきます。
ログラスは新しいフレームワークのFASTに取り組んでおりますが、ScrumMasterWayの観点ではスクラムの考え方と地続きであると考えています。
現在、スクラムマスターはScrumMasterWayにおけるレベル1の課題に取り組み、アジャイルコーチがレベル2以上の課題に取り組んでいくことを想定しています。なお、将来的にはスクラムマスター/アジャイルコーチの役割を定義していきながら、チームにフォーカスした活動を継続するキャリアや、組織の成長に関わるさらに大きな課題解決をお任せするキャリアなどを想定しています。
また、当面はFASTの開発の支援者としての位置付けではありますが、新規事業の立ち上げも連続的に行っていく予定であるため、将来的にはFASTチームではなくスクラムチームの支援を行うことも可能です。いずれのキャリアを選択してもチームがアジリティの高い開発を維持し続けられるチームを構築することができます。
FASTにおけるチームのスクラムマスターという役割は国内では事例がありません。ログラスでの取り組みがアジャイルやスクラムのコミュニティにおいても価値のある取り組みになっていくと考えています。
具体的な業務内容・ミッション
具体的な業務内容
ログラスは、今後ますます複雑化するエンタープライズ領域の経営管理ニーズに対応するため、長期的なロードマップに基づき、顧客にとって最も価値のある機能から順に開発を進めています。ビジネス戦略を踏まえつつ、開発チームのパフォーマンスを最大限に引き出すためのスケールアップが求められています。
そうした、組織のスケールアップに合わせて、実践を通じて最適な運営方法を模索し、業務分担の再調整や新しいアプローチの採用を積極的に検討し、組織イネーブルメントとチームイネーブルメントの両軸での開発チーム支援体制を構築を進めています。組織イネーブルメントに軸を置くアジャイルコーチ、チームイネーブルメントにフォーカスするスクラムマスターという役割分担を想定しています。
また、アジャイルのプロセス最適化スクラムとマネジメントを分け、より効果的にチーム活動を推進すべく、ログラスでは、スクラムマスター/アジャイルコーチ/エンジニアリングマネージャーが異なる角度から課題解決の役割を担っています。大きくは3つの柱として捉えており、以下が役割となります。
<組織のプロセスの最適化・変革→アジャイルコーチ・スクラムマスター>
- チーム横断のイベントの設計運営やモニタリング
- 組織運営に関するナレッジのハブ
- イネーブルメントスクラムマスター:チームの課題の特定、チームのアジャイルプラクティスの獲得支援
- アジャイルコーチ:組織構造やガバナンスの見直し、組織をまたがる課題の特定や組織間の協働の支援
<個人のピープルマネジメント→エンジニアリングマネージャー>
- 1on1
- 目標設定・評価
- 採用
- チームのアサインや異動などの人事
- キャリア支援
<長期的戦略的な組織の取り組み→アジャイルコーチ・エンジニアリングマネージャーが連携して取組む(スクラムマスターは一部担っていただくことを想定)>
- 組織全体の開発プロセスの進化
- 組織のリアーキテクチャ
- 制度設計
これまでの活動としては、組織横断の振り返り会の主導、FASTを含む新しいフレームワークや取り組みを開発組織全体に波及させる取り組みなど、組織運営に対する課題へのアプローチを行なっております。また、チーム課題の特定やアジャイルプラクティスの獲得支援などイネーブルメントに関わる取り組みを推進しているため、これら活動の延長や異なる角度での支援を行っていただく予定です。
仕事のやりがい・得られる経験
- アジャイルコーチ・エンジニアリングマネージャーとの協力体制により、急成長スタートアップにおいても組織構造の変化に囚われることなくチームの課題に集中できる環境
- マネジメントとの役割の分離により、スクラムマスターやアジャイルコーチとしての業務に集中し、キャリアを積み重ねることができる
- 優秀なチームメンバーと高い理想に向けて本質的な課題に集中して改善を推進する経験
- 国内での事例がないフレームワークの実践により、高い自律性を持った組織運営を実現する経験
- FASTにおけるチームのサーバントリーダー(組織に奉仕するリーダー)の役割に関しての国内の事例となりうる
- ログラスのスクラムマスターのポジションのロールモデルとなる
開発に使っている主なツール
AWS
- Terraform, Fargate, ECR
DB
- Aurora PostgreSQL
サーバーサイド
- Kotlin, Spring Boot
フロントエンド
- React, Next.js, TypeScript
コミュニケーション
- Slack
- Gather
- Miro
ドキュメンテーション
- Notion
3.要件
MUST(下記のご経験)
- 事業会社でのスクラムマスター・アジャイルコーチの経験1年以上
- アジャイルによるプロダクト開発経験(PdM・デザイナー・エンジニアなど)3年以上
- Webアプリケーション開発の基礎知識
- CRUD機能を備えた簡単なアプリケーションの開発経験があること
- アジャイルコミュニティへの継続的な参加
- 外部からアジャイルやスクラムに関する知見を取り入れる姿勢があること
- チームへの貢献
- チームに対する適切なフィードバックできること
- 厳しい局面を乗り越えるために周囲を鼓舞できること
WANT
- スクラムのスケールフレームワークの導入や実践に関する経験
- 経営陣と現場など、ステークホルダー間のコンフリクトを解消した経験
- システムコーチングの実践経験
- テスト手法、DDD(ドメイン駆動設計)など、質の高い製品開発に必要な技術に精通していること
- エンジニアリングだけでなく、CSやセールスなどビジネス部門と協働した経験
- 採用活動など、コーディング以外の分野で事業成長にコミットする意欲がある方
求める人物像
ログラスでは、個人および組織の飛躍的な成長のため、以下のValueを設定しています。Valueへ共感し、体現いただける方の参画をお待ちしております。
- Feed Forward : すべての行動は、未来への前進のために。
- But We Go : どんな壁でも、必ず越える。
- Fail Fast : 爆速で挑戦し、失敗から学ぶ。
- Moon Shot : 夢を掲げる。高みへ挑む。
- Customer Win : お客様と、ともに勝利する。
- Clean Fight : 正々堂々と、闘う。
職種 / 募集ポジション | スクラムマスター |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 |
会社名 | 株式会社ログラス |
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代表者 | CEO 布川 友也 |
本社住所 | 〒108-0073 東京都港区三田3丁目11-24 国際興業三田第2ビル 9階 泉岳寺駅徒歩1分、高輪ゲートウェイ駅徒歩8分 |
設立 | 2019年5月30日 |
資本金 | 2,750万円 |
事業概要 | 経営管理クラウド「Loglass 経営管理」の提供、開発 |
URL | https://www.loglass.co.jp/recruit |
交通費 | 実費支給(上限5万円/月) |
保険 | 各種保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険) |
勤務時間 | ・ハイブリッドワーク(原則週2日出社。出社日はチームによって異なります。) ・フレックスタイム制(コアタイム:10:00-15:00) ・休憩時間:1時間 |
休日休暇 | 休日:土曜日、日曜日、祝日休み 休暇:年次有給休暇、慶弔休暇、育児休暇、生理休暇 |
福利厚生 | ・借り上げ社宅制度 ・リファラル採用報酬あり ・簿記取得補助あり ・PC周り備品補助 |