小さな光半導体デバイスで大きな社会貢献を。
光通信で使用される光半導体レーザ及びフォトダイオードの中核的設計開発&生産拠点です。
主力製品はデータセンタやワイヤレスネットワーク用光送受信トランシーバに使用される直接変調方式レーザ DML: Directly Modulation Laser及び外部変調方式 レーザ EML: Electro-absorption Modulator integrated with DFB Laserです。市場のニーズに合わせ、CWDM、L-WDM等各種波長帯を取り揃えています。
概要
AI・HPC・次世代通信を支える「電子I/Oの限界を超える光I/O」。
日本ルメンタムは、この構造転換の中核となる光半導体デバイスを自社開発・量産化する拠点です。
本ポジションは、光通信用半導体レーザ・フォトダイオードのウエハプロセス領域をリードし、産業変革を支えるキーデバイスを共に創るエンジニアを求めています。
【事業・技術概要】
当社は、データセンタ/AIクラスタ/次世代ワイヤレス通信(6G)に不可欠な光送受信トランシーバ向けの
DML(Directly Modulated Laser)
EML(Electro-absorption Modulator Integrated with DFB Laser)
を主力製品とし、CWDM/L-WDMなど多波長帯の高速光デバイスを展開。
電子伝送の限界に直面する産業構造の中で、光I/Oへの転換を先導するポジションを確立しています。
仕事内容
エピタキシャル以外の化合物半導体ウエハプロセス領域(フォトリソ、エッチング等)において、
高信頼・高歩留りな光デバイス製造を実現するプロセス開発・改善を主導します。
・光デバイスウエハプロセスの工程改善・歩留向上・生産不具合解析
・新規ウエハプロセス技術の探索・設計・量産立上げ
・露光装置(縮小投影露光機)や電子線描画装置を用いた微細加工工程の最適化
・新規導入装置の技術選定・評価・立上げ・量産移行支援
・他プロセスエンジニア/設計/製造/品質部門との横断的な課題解決推進デバイス開発/製造におけるエピタキシャル以外のウエハプロセス工程業務
ミッション・価値・キャリア
【ミッション価値】
本職務は、AI/HPC時代に求められるTbps級データ処理を光で実現する中核技術を担います。
微細加工・材料制御・工程安定化の一つひとつが、
世界中のデータセンタやAIチップ間通信の性能に直結する社会的意義を持ちます。
“プロセス改善=産業の通信インフラ性能を引き上げる”
という、極めてダイレクトな価値創出を体感できるポジションです。
【キャリアプラン】
本領域は、今後5年で世界的に**人材希少性が急上昇する「光I/Oウエハプロセス技術」**です。
電子から光への転換が本格化する中、光デバイスプロセスの理解と改善実績を持つ技術者は、
グローバル市場で競争力の高いキャリアを築くことができます。
日本ルメンタムでは、設計~量産の距離が極めて近い環境下で、
自らの提案を即実装できる意思決定スピードを経験できる点も大きな魅力です。。
必須の経験・スキル
・半導体光デバイス(レーザ/PD等)の開発または製造工程における実務経験5年以上
・化合物半導体ウエハプロセス(エッチング/リソグラフィ/金属膜形成/パッシベーション等)経験
・工程改善活動(歩留向上・不良解析・統計的工程管理等)の主導経験
・英文メール/技術ドキュメント/オンライン会議での英語コミュニケーション能力(TOEIC700相当)・半導体光デバイス(レーザ/PD等)の開発または製造工程における実務経験5年以上
・化合物半導体ウエハプロセス(エッチング/リソグラフィ/金属膜形成/パッシベーション等)経験
・工程改善活動(歩留向上・不良解析・統計的工程管理等)の主導経験
・英文メール/技術ドキュメント/オンライン会議での英語コミュニケーション能力(TOEIC700相当)
歓迎する経験
・プロセスリーダーまたはサブリーダーとしてチームマネジメント/後進育成経験を有する方
・電子線描画装置/縮小投影露光装置/ICPエッチング装置/CVD装置等の立上げ経験
・光デバイス特性(波長、光出力、反射耐性、歩留り)とプロセス要因の相関解析スキル
・英語での技術議論や発表に抵抗のない方(日本語併用可)
求める人物像
・現場課題を自ら抽出し、改善をリードできる能動的エンジニア
・製造・設計・品質を横断して技術的合意形成を進められる対話力と論理性
・「電子では届かない速度領域を、光で切り拓く」というミッションに共感できる方
| 職種 / 募集ポジション | ウエハプロセスエンジニア |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 給与 |
|
| 勤務地 | |
| 勤務時間 | 9:00-17:30(45分休憩) |
| 休日 | 完全週休2日、年間休日125日 |
| 福利厚生 | 財形貯蓄、退職金、カフェテリアプラン等 【住宅手当】 ・補助期間 : 30歳を迎える誕生月まで (家賃 - 20,000円) ÷ 2 = 補助額(最高25,000円) ※「家賃」には管理費は含みません。物件費用のみです。 |
| 加入保険 | 社会保険完備 |
| 受動喫煙対策 | 屋内喫煙室あり |
| 定年 | 60歳定年、年収変更なし、昇給昇格対象、1年更新 |
| 会社名 | 日本ルメンタム株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | 通信用光半導体素子の研究開発・設計・製造・販売 |
| 設立 | 2000年9月 |
| 資本金 | 2億円 |
| 事業所 | 252-5250 神奈川県相模原市中央区小山4-1-55 |
| 従業員数 | 正社員240名 派遣・請負500名前後 |
| 代表者 | 岩藤 泰典 (いわふじ やすのり) |
| 米国親会社Lumentumについて | Lumentum は、画期的なフォトニクスイノベーションを実現し、テクノロジーの飛躍的な進歩を可能にすることで、世界がつながり、創造し、交流する方法を変えていきます。 革新的なフォトニクス製品の幅広いポートフォリオによって、世界の通信ネットワーク全体における俊敏性、柔軟性、そしてスピードの向上を実現してきました。クラウドデータセンターで処理、蓄積されるデータ量は増加の一途をたどっていますが、Lumentum の製品が大きく貢献しています。ストリーミングビデオ、ゲーム機、マシンビジョンといった高帯域幅のアプリケーションに加え、新たな生成 AI ツールの出現に伴い、高帯域幅の需要は高まる一方です。 クラウド・データーセンター以外にも、キロワットクラスのファイバーレーザや超短パルス固体レーザをはじめとする高性能な産業用レーザも製造しております。これらのレーザは、自動車、太陽電池、ディスプレイ、半導体チップなど、厳格な規格に準拠する製品の精密製造に使用されます。 また、Lumentum は、モバイル機器だけでなく、自動運転、インキャビンドライバーモニタリング、高度なイメージング、その他の次世代アプリケーションで使用される大容量 3D センシングアプリケーション用の最新半導体レーザを提供してきた業界のパイオニアとして今後も社会に貢献していきます。 |
| 沿革 | 世界初の海底光ファイバ通信用レーザを1985年に実用化して以来、日本ルメンタムは常に最先端の光デバイスで豊かな情報通信社会の発展に貢献してきました。業界トップの性能へ挑戦し続ける革新的なアイデアと豊富な経験によって、市場で高いシェアを獲得するだけでなく、多くのお客様との協創的なコラボレーションによって業界をリードしています。 ■ 2020年 3月:800GE(ギガビットイーサ)向け半導体レーザを発表 ■ 2019 年 9月:世界最速の高温動作半導体レーザを発表 6月:社名を日本オクラロ株式会社から日本ルメンタム株式会社へ改称 ■ 2018 年 12月:Lumentumのグループ会社となる 9月:400GE向け変調器集積レーザを発表 ■ 2016 年 3月:現在トップシェアとなっている光通信用レーザを販売開始、100GEの普及に貢献 ■ 2013 年 横浜市から現在の相模原市へ事業所移転 ■ 2012 年 Oclaro Inc.と合併し日本オクラロ株式会社へ改称 ■ 2007 年 世界初の温度制御を必要としない変調器集積レーザを発売 ■ 2000 年 Opnext, Inc.を設立し株式会社日立製作所から独立 ■ 1998 年 革新的な10Gb/s変調器集積レーザの量産を開始 ■ 1990 年 世界初の1.55μm半導体多重量子井戸レーザの量産化 ■ 1982 年 世界初の大西洋横断海底光ファイバ通信で使用する半導体レーザを開発 ■ 1975 年 世界初の分布帰還型(DFB)型レーザの電流注入発振に成功 ■ 1974 年 世界初の埋込(BH)型レーザの室温連続発振に成功 |