小さな光半導体デバイスで大きな社会貢献を。
光通信で使用される光半導体レーザ及びフォトダイオードの中核的設計開発&生産拠点です。
主力製品はデータセンタやワイヤレスネットワーク用光送受信トランシーバに使用される直接変調方式レーザ DML: Directly Modulation Laser及び外部変調方式 レーザ EML: Electro-absorption Modulator integrated with DFB Laserです。市場のニーズに合わせ、CWDM、L-WDM等各種波長帯を取り揃えています。
仕事内容
- 化合物半導体素子の設計(性能・コスト計算等)、開発(量産工場のラインを使っての試作)、評価(電気・光特性)
- 現製品の量産管理(生産品の品質の監視、量産現場の不具合対応、製品不良の対応)
- 必要に応じ、データ解析および計算・シミュレーション
- 必要に応じ、各種会議への出席と議論、資料作成
業務詳細
- 光通信用の半導体光素子の素子開発を担当いただく。取り扱う半導体はInP基板ベース。
- 素子開発には素子設計、試作、量産品性能管理が主な業務となり、素子の動作原理から量産工程、評価技術までを一通り理解が必要となる。 - 試作・評価は量産ラインを利用するため作業指示書ベースで実施。一部は自らクリーンルーム等での作業も必要となる。
- 量産品の管理については、抜き取り検査等のデータ管理と解析、客先での不具合対応なども含まれるため、量産現場、量産計画部署やマーケティング部門との円滑なコミュニケーション能力が求めれる。顧客はほぼすべて海外であり、仕様等含め少なくとも英語の読み書き能力が必要となる。
- 必要に応じて先輩社員がメンターとして指導し業務を習得していただく。
経験・スキル
‐ 電気工学/物理/化学いずれかに関連した基礎知識があることが望ましく。専門としていなくとも電気工学に関連した基礎知識があると業務に馴染みやすい。半導体に関する知見があるとなお良い。
‐ 英文でのメールやり取り、PPT資料作成等に抵抗なく対応できる英語能力を有すること。
‐ 入社時点では高い英語力は求められないが、キャリアップには英語必須のため、英語習得への高い意欲は必要。
‐ PCを使ってドキュメント(MS Word、Excel、PowerPoint)作成ができること。
歓迎する経験
‐ 光通信用半導体素子に関わる設計と開発あるいは試作の経験、特性評価の経験等。
職種 / 募集ポジション | 光素子設計開発エンジニア |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | |
勤務時間 | 9:00-17:30(休憩45分) |
休日 | 完全週休2日制、年間休日125日 |
福利厚生 | 財形貯蓄、カフェテリアプラン等有 |
加入保険 | 社保完備 |
受動喫煙対策 | 屋内喫煙室あり |
定年 | 定年60歳、給与変更なし、昇給昇格あり、1年更新 |
会社名 | 日本ルメンタム株式会社 |
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事業内容 | 通信用光半導体素子の研究開発・設計・製造・販売 |
設立 | 2000年9月 |
資本金 | 2億円 |
事業所 | 252-5250 神奈川県相模原市中央区小山4-1-55 |
従業員数 | 正社員220名 派遣・請負500名前後 |
代表者 | 岩藤 泰典 (いわふじ やすのり) |
米国親会社Lumentumについて | Lumentum は、画期的なフォトニクスイノベーションを実現し、テクノロジーの飛躍的な進歩を可能にすることで、世界がつながり、創造し、交流する方法を変えていきます。 革新的なフォトニクス製品の幅広いポートフォリオによって、世界の通信ネットワーク全体における俊敏性、柔軟性、そしてスピードの向上を実現してきました。クラウドデータセンターで処理、蓄積されるデータ量は増加の一途をたどっていますが、Lumentum の製品が大きく貢献しています。ストリーミングビデオ、ゲーム機、マシンビジョンといった高帯域幅のアプリケーションに加え、新たな生成 AI ツールの出現に伴い、高帯域幅の需要は高まる一方です。 クラウド・データーセンター以外にも、キロワットクラスのファイバーレーザや超短パルス固体レーザをはじめとする高性能な産業用レーザも製造しております。これらのレーザは、自動車、太陽電池、ディスプレイ、半導体チップなど、厳格な規格に準拠する製品の精密製造に使用されます。 また、Lumentum は、モバイル機器だけでなく、自動運転、インキャビンドライバーモニタリング、高度なイメージング、その他の次世代アプリケーションで使用される大容量 3D センシングアプリケーション用の最新半導体レーザを提供してきた業界のパイオニアとして今後も社会に貢献していきます。 |
沿革 | 世界初の海底光ファイバ通信用レーザを1985年に実用化して以来、日本ルメンタムは常に最先端の光デバイスで豊かな情報通信社会の発展に貢献してきました。業界トップの性能へ挑戦し続ける革新的なアイデアと豊富な経験によって、市場で高いシェアを獲得するだけでなく、多くのお客様との協創的なコラボレーションによって業界をリードしています。 ■ 2020年 3月:800GE(ギガビットイーサ)向け半導体レーザを発表 ■ 2019 年 9月:世界最速の高温動作半導体レーザを発表 6月:社名を日本オクラロ株式会社から日本ルメンタム株式会社へ改称 ■ 2018 年 12月:Lumentumのグループ会社となる 9月:400GE向け変調器集積レーザを発表 ■ 2016 年 3月:現在トップシェアとなっている光通信用レーザを販売開始、100GEの普及に貢献 ■ 2013 年 横浜市から現在の相模原市へ事業所移転 ■ 2012 年 Oclaro Inc.と合併し日本オクラロ株式会社へ改称 ■ 2007 年 世界初の温度制御を必要としない変調器集積レーザを発売 ■ 2000 年 Opnext, Inc.を設立し株式会社日立製作所から独立 ■ 1998 年 革新的な10Gb/s変調器集積レーザの量産を開始 ■ 1990 年 世界初の1.55μm半導体多重量子井戸レーザの量産化 ■ 1982 年 世界初の大西洋横断海底光ファイバ通信で使用する半導体レーザを開発 ■ 1975 年 世界初の分布帰還型(DFB)型レーザの電流注入発振に成功 ■ 1974 年 世界初の埋込(BH)型レーザの室温連続発振に成功 |