三菱重工グループは、発電プラントなどの社会インフラ、船舶、航空機などの輸送機器、
大型ロケットなどの宇宙機器に至るまで、エンジニアリングとものづくりのグローバル
リーダーとして、1884年の創立以来、社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えて
きました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の
実現に向けたエナジートランジション、モビリティの電化・知能化、サイバー・セキュリティ
分野 の発展に取り組み、人々の豊かな暮らしを実現します。
仕事内容
原子炉(軽水炉、高速炉、ガス炉など)向け燃料に関する次の業務。
①研究開発:材料、構造、並びに設計手法 (シミュレーション技術)の検討を行います。
(原子力に特化した知識がなくてもOK。材料、強度、熱水力、解析計算など基礎技術能力を発揮してもらえます)
②基本設計:上記の研究開発結果を元に基本仕様を決定し、プラントの安全性を含む性能評価を行います。
③詳細設計:モノづくりに向けて設計(後段の、材料調達、製造、検査のインプット)を作りこみます。(原子力に特化した知識がなくてもOK。モノづくりに対する熱意と製作設計技術を発揮していただけます)
仕事や部署の魅力
原子燃料は原子力発電の中核であり、その設計に従事することは将来の日本のエネルギー供給への大きな責任を伴うと共に大きなやりがいがあります。当社の燃料事業の特徴は以下の通りです。
①原子力プラント総合メーカーとして、安全安定した原子力発電の利用に貢献
脱炭素社会の実現のため原子力発電の利用が見直されているなか、国内では、三菱重工業が納入した加圧水型原子炉が順次再稼働しています。当社ではこれらの発電所の安全性向上に努めるとともに、国内トップシェアで継続的に原子燃料を供給し、安定した電力供給に貢献しています。 また、当社の大きな強みのひとつが、プラント全体や炉心システムなどの上流設計から燃料などの個別機器の設計、さらに製造から現地納入までを一貫して実施できる体制であり、この強みを活かした高い問題解決能力でお客様からの信頼を勝ち得ています。
②開発した製品が実際に原子炉で使用され、将来のエネルギー供給に貢献
自分が開発・設計した燃料が実際に発電プラントで使用されます。また近年では、GX実現に向けた基本方針を受け、将来炉(高速炉、高温ガス炉等)、革新炉の燃料開発も推進中です。高速炉、高温ガス炉の実証炉開発において当社は国内唯一の中核企業に選定されており、開発を牽引する存在となっています。
③国内外共同プロジェクトでグローバルな原子燃料の研究開発に貢献
原子燃料業界共通のハードルとして、照射データの取得が容易でないこと、開発費が高額であること、現象の解明が難しいこと、が挙げられます。このため、燃料業界では、国内外の同業他社、顧客(電力会社)、官公庁(経産省、規制庁など)、研究所、大学が参画する共同プロジェクトが数多く立ち上がっており、当社も参画することで、安全安心な原子力利用に向けたグローバルな研究開発に貢献しています。
職種 / 募集ポジション | 原子力セグメント/原子炉向け燃料に関する開発設計 |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | |
勤務時間 | 8:30~17:30(休憩時間12:00~13:00) |
休日 | 完全週休二日制 年休124日 |
必須条件 | 大学卒もしくは大学院卒(工学系または理学系専攻の卒業/修了者) |
希望条件 | ・研究開発/機械設計/生産技術/機械製造の実務経験者 |
求める人物像 | 以下の特性をバランスよく有する方を希望します。 ・論理的思考力、洞察力 ・積極性、チャレンジマインド ・業務を円滑に推進するための協調性 |
会社名 | 三菱重工業株式会社 |
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社名 | 三菱重工業株式会社 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. |
創立年月日 | 1884年(明治17年)7月7日 |
設立年月日 | 1950年(昭和25年)1月11日 |
本社所在地 | <丸の内>丸の内二重橋ビル 〒100-8332 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 <田町>田町タワー 〒108-8015 東京都港区芝五丁目33番11号 |
取締役社長 CEO | 泉澤 清次(いずみさわ せいじ) |
資本金 | 2,656億円(2023年3月31日現在) |
事業内容 | エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、 航空・防衛・宇宙 |