まだ世にないものを自らの手で生み出す、「未来を創る研究者」に。
社員紹介
名前:A.S
所属:事業創造本部 OE事業推進ユニット 副ユニット長
入社:2004年4月 新卒入社
経歴:開発および製造プロセス、工場立ち上げなどを経験後、現在は副ユニット長としてユニット運営の補佐や実務マネジメントを手掛ける。
名前:E.N
所属:事業創造本部 総合研究所
入社:2022年8月 キャリア入社
経歴:前職では自動車部品メーカーで分析業務などに従事。現在はライフサイエンス分野の研究(多孔体材料を使った触媒開発)を担当。
目指すべきゴールは「新しい事業の創出」
Q:事業創造本部について教えてください。
A.S氏:新たな事業の礎となる新素材を生み出すことを目的とした事業部です。一般的な商品開発のミッションは既存製品のレパートリーを増やしたり改良したりすることですが、私たちのミッションは新規事業の創出です。そのミッションに向けて、まだ世にない素材を研究開発により生み出していきます。
E.N氏:事業創造本部では例えば、次世代電池として期待されている全固体電池用の材料や、未来の5G/6GやAIを支える次世代半導体実装用特殊キャリア「HRDP®」などの研究開発に取り組んでいます。
A.S氏:まだ存在しないものを生み出す研究開発のため、「こんなものがあったら未来が面白くなりそうだ」という研究者自身のアイデアから研究テーマが生まれることがほとんどです。
ただし、目指すべきは事業の創出。需要はあるか、事業化したときにお客様が利益を出せるか、などについても検討する必要があるため、マーケティングをはじめとしたさまざまな視点から研究テーマの可否を判断していきます。アイデアが正式な研究テーマとして認められるまで、研究開発への着手から製品化まで、それぞれに数年単位の時間を要します。そのため、短期的な開発よりも中長期的な視点で研究開発に取り組みたい方に向いている組織だと思います。
フラットに意見を交わしながら研究開発に打ち込む
Q:お二人の感じる、事業創造本部で働く魅力を教えてください。
E.N氏:とにかく“人”が魅力的です。採用面接は、冗談を交えつつ、本音を話せる雰囲気を積極的に作ってくれていたので、自分のやりたいことを素直に話せる場でした。そして希望通り、有機系の研究開発に挑戦できることになりました。ライフサイエンス分野、有機化学分野は会社としても新しい取り組みとなっているので、その一翼を担えることにやりがいを感じています。
A.S氏:年齢や入社年次など関係なく、データをもとにしたフラットで建設的な議論ができることも魅力だと思います。Nさんのように前職では全く違う分野で研究開発をしていた方も多く在籍しており、私の周りだけでも材料系、総合家電、電子部品系などさまざまです。なので、どんなバックグラウンドの方でも馴染んでいただけると思います。
20代と50代が対等に話している様子や、他部署の研究室に気兼ねなく出入りする光景は、珍しいかもしれませんね。
私はマネジメントを担っていますが、前線で手を動かしている方々の意見はとても貴重なものだと思うので、開発を担当しているメンバーの意見にはしっかりと耳を傾け、またメンバーのアイデア整理の良いディスカッション相手となるように心掛けています。
E.N氏:マネジメント層をはじめとして、事業創造本部にそのような風土が根付いているのはとてもありがたいです。思ったことや意見を発信しやすいので、自分の素を出して働けています。
リモートやフレックスを気兼ねなく利用できる
Q:会社の環境や制度で業務において役立ったこと、助かったことはありますか。
A.S氏:リモートワークやフレックス制度を積極的に利用している方が多いです。お子さまの保育園への送り迎えや家族の急病などに応じて、勤務時間や勤務場所を柔軟に調整しています。職場全体に理解があるため、心理的負担を感じることもありません。メンバー同士もフォローできる体制で、年次有給休暇も取得しやすい状況です。私もマネジメント職の立場ですが、リモートワークやフレックス制度をよく利用しています。
E.N氏:実は、転職の際に私が注目していたポイントは「制度があるだけでなく、利用する風土が根付いているか」と「女性比率」でした。実際に入社してみると、女性だけでなく、男性も制度を活用されていました。私も将来的にライフイベントが発生したら、育児休業制度や時短勤務などを積極的に利用していきたいです。女性比率については、確かに全体で見ると男性の割合が多いものの、女性の研究開発職の方も多数活躍していて、働きやすい環境です。
A.S氏:私の管轄するユニットは17名中5名が女性です。一人ひとりが本日やるべき仕事を明確にしており、終わればさっと帰っています。自分の時間や家族との時間を大切にしながら働けるのも、女性が働きやすい環境の一助になっているのではないでしょうか。
広い視野を手に入れ、自分らしい将来像を描ける
Q:事業創造本部で描けるキャリアについて教えてください。
A.S氏:事業創造本部では、自分で手掛けた素材を量産するための設備を選び、立ち上げ、世に出すところまで携われますので、幅広い経験が得られます。一方で開発に専念するという選択肢もあります。研究開発者からスタートして現在は人事部や事業企画部の役職付として活躍している女性もいますので、男女問わず、キャリアアップを実現する土壌が整っているといえます。
E.N氏:私は将来企画業務に挑戦したいと考えています。協業している方の仕事を見ているうちに、興味が出てきました。研究開発のみに打ち込んでいると、視野が狭まり、その道でのキャリアを極めることしか見えなくなることも少なくありません。当社の研究開発職は他部署と関わりながら業務に臨めるので、他にどのような仕事があるのかを知り、想像できるためキャリアビジョンの幅が広がります。まずは目先の研究開発に取り組みたいですが、いずれはライフサイエンス分野の研究開発職以外にも挑戦したいです。そして、将来的には新規事業の企画に携わりたいです。当社に転職してから、そんな将来像を描けるようになりました。
職種 / 募集ポジション | 女性研究職 座談会 |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | 【初任地】 埼玉県上尾市 【在宅勤務】 有or無 【フレックスタイム】 有 【転勤有無】 将来的には国内拠点、海外拠点ともに可能性あり |
勤務時間 | 9時〜17時50分(休憩:50分) |
受動喫煙対策 | 屋内全面禁煙 |
選考フロー | 書類選考⇒適正検査⇒面接(3回) |
会社名 | 三井金属グループ |
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