株式会社パソナ IT統括本部
エキスパート BPO システム統括部
データソリューションチーム チーム長
中途入社し、現在はデータ分析業務の設計支援、データ活用基盤システムの構築と管理運用、データ活用人材の育成に取り組む。また、Davinciプロジェクトの移行業務も担当。
データを活用した、課題解決と意思決定で新たな価値創造を支援
現在はパソナ データソリューションチームのチーム長で、10名程度のチームです。ミッションは、グループ全体のデータ活用により、 課題解決と意思決定に活用し、新たな価値創造を支援すること です。
活動領域は3つあり、
・データを活用した課題解決や可視化のニーズを持つ事業部に伴走しながら、データ分析業務の設計を支援
・データ活用基盤システムの構築と管理運用
・データ活用人材育成で、データ活用スキルアップのためのコンテンツの企画・提供を行っています。
これら以外にプロジェクトワークもあり、数十億円規模の基幹システム刷新プロジェクト「Da Vinci(ダヴィンチ)プロジェクト」の移行関連業務全般も担っています。Da Vinciプロジェクトは、パソナグループの未来をつくるプロジェクトとして位置づけられており、やりがいの大きなプロジェクトです。
事業部への支援としては、 事業部から課題や可視化ニーズをヒアリングの上、こうデータ連携を実現しましょう、という提案をしています。 次にそのデータ連携の実現、例えばデータ連携のための設計から開発、テスト、リリースまでのすべてを内製開発しています。大規模データ用のデータベースに AWS Redshift、BI ツールには主に Tableauを選択しています。
パソナグループでは数少ない完全内製化を実現する組織
当社では外部ベンダーさんの協力を得て設計・開発・運用している組織が多く、私たちのように完全内製を選択している組織は少ないです。初期のシステム設計・構築は外部ベンダーさんにお手伝い頂きながら立ち上げ、やりたいことをクイックに実現するため、内製体制へとシフトしました。
事業部のデータ活用支援プロトタイピングを実施
データ活用支援のフローは要件定義をサポートするイメージです。ヒアリングシートを用意して、誰が・何を分析したいのか、必要なデータは何かを洗い出してもらいます。次はモックという形でダッシュボードを作成し、運用に堪えうるのか、効果がありそうか、改善点はどこかを吟味します。このダッシュボード作成は、各事業部側が担当し、私たちからはテンプレートを提供したり悩んだときに支援する形です。
BI ツールのような UI の部分はこの進め方で、データ連携の ETLについてはウォーターフォール的に、順序立てて進めています。このプロセスではデータ設計書を書き起こして残すのが重要なためです。
オリジナルのデータ活用コンテンツの企画、コミュニティ運営も
データ分析のスキルアップや人材育成支援は、6段階に分類されたデータ活用教材などオリジナルのデータ活用コンテンツをチーム内で企画・作成し、データ分析を学びたい・スキルアップしたい人達に提供しています。コミュニティも設置していて、便利な使い方を紹介したり、質問があれば回答したり、年に数回ユーザー交流会も実施しています。
若手メンバーの成長を見ることが喜び
チームには若手メンバーが増えているのですが、彼らの成長を見ることが喜びです。持ち込まれる相談は多く、範囲も広いので、大変さはありますが、結果的に、彼らの成長につながっているので、これ以上の喜びはないと感じています。
チームマネジメントのフレームワークはありますが、私は 1 to 1 に尽きると考えています。メンバー個々人が何を思い、何が好きで、どういったことが嫌いか把握することが大事で、前提としてそれを聞き出せる人間関係を作る必要があります。 いま若手メンバーと対話すると、これはやりたいとは思えないとか、自分的には刺さらないと正直に言ってくれるんですが、それってすごくいい関係性だなと私は思うんです。
中途入社を検討されている方へのメッセージ
トップダウンではなくボトムアップで声をあげられる組織です。もちろん、費用対効果や意義については議論がありますが、自分からアクションしたい、という人にとっては良い環境だと思います。 それと、人の良さです。 ホスピタリティの高さは当社の特徴だと思います。 私自身もそこに救われている部分もあります。
職種 / 募集ポジション | 社員インタビュー:エキスパート BPO システム統括部(データソリューション) |
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雇用形態 | 正社員 |
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会社名 | パソナグループ |
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本社所在地 | 〒107-8351 東京都港区南青山3-1-30 |