【記事】社員インタビュー：T.O（金型技術）

プロフィール

2014年キャリア入社
量産技術開発部　金型技術課所属
休日も車いじり、洗車やドライブをする生粋の自動車好き

ーこれまでの経歴について教えてください

前職ではプラスチック成形メーカーで金型に関する様々な業務を行っていました。
扱った製品は自動車のヘッドライト、内装部品、電化製品などの金型です。
金型設計を5年ほど経験した後、営業・購買にも携り、金型の仕様決めから図面確認、費用決定までを一人で担当していました。

ー入社理由を教えてください

これまでの経験を活かすことや自動車好きという理由から自動車部品メーカーというポイントに絞り、転職活動を行っており、転職エージェントにアクトを紹介してもらいました。
経験のない「ドアロック部品」を扱うアクトに魅力を感じたことや選考の中で経験を活かせると感じたことで入社を決めました。

ー現在どのような業務を担当していますか

ドアロックの樹脂部品の金型企画や手配を担当しています。
具体的には以下のような内容です。
・海外拠点での量産安定化の為の事前検討
・金型製作の仕様決め
・進捗管理
・新規金型の構造/工法開発
・新規金型サプライヤーの開拓
・海外拠点でのトラブル対応（金型や成形に関するトラブル、金型破損や樹脂成型品の不具合）
・他部署からの依頼/問い合わせ対応
安定した生産が出来るか、そもそも樹脂変形に対してうまく成型できるか等、机上だけでは判断できないことが多くあります。このように社内外、海外拠点など多くの人とコミュニケーションが取れることや金型技術者として開発の一端を担うことが出来る点にやりがいを感じます。

ー苦労した業務について教えてください

最近苦労した業務は海外生産の立上げです。海外生産の為の金型は日本や中国で製作しますが、その後の生産準備は実際に足を運んで行います。
言語も文化も考え方も違う中で、意図をくみ取ることや日本でのやり方を押し付けないことに苦戦しました。現地スタッフとの関係性も最初は距離感を感じましたが、仕事を通じて意思疎通ができるようになり、食事に行くこともありました。未だにコミュニケーションの正解は見つけられていませんが、経験を重ねていくことが今後の糧になると思っています。

ー自身の成長を感じた瞬間や今後のキャリアビジョンについて教えてください

前職では全業務を一人で管理しながら進めていましたが、アクトでは様々な部署とミッションを遂行するのでコミュニケーション力が向上しました。また自分の立ち回り方やどのように他部署を巻き込むか考えながら業務を行っているので、最終的に無事に生産を迎えることが出来た時は常に自信に繋げることができています。今後は手配や企画業務の経験を増やすことはもちろん、よりよい量産を担保するための事前検討や新技術開発を行うことに力を注ぎたいと考えています。そして後進育成にも目を向け、グローバルに対応出来るチームを構築する中心人物になりたいです。

ー求職者の方にメッセージをお願いします

アクトは自身の考え・やってみたいという気持ちが実現出来る会社です。1つのプロジェクトを様々な部署、協力メーカーと一丸になって立ち上げて行くので、人と接することやものづくりに興味がある方が向いていると思います。一緒に働きましょう！！