【記事】社員インタビュー：S.M（設備技術）

プロフィール

2015年新卒入社
量産技術開発部 設備技術課所属
プライベートは子供が中心な2児のパパ

ー入社理由を教えてください

学校時代は金属加工や溶接について学んでいたので、主要製品にドアラッチなどの金属部品があるアクトに親和性を感じたことがきっかけです。調べていく中で待遇面も他社よりも良く、長く働いていけそうと思ったことが決め手でした。

ー海外赴任のご経験があるとのことですが、現地での業務内容や印象に残った出来事について教えてください

2022年5月より1年半程HLAR（タイ）に赴任し、工場全体の立ち上げ管理、設備改善、現地スタッフの進捗確認や相談対応などの業務を行っていました。赴任前と業務内容は異なりますが、大枠では設備に関連しているので、すんなり業務にはまることができたと思います。コミュニケーションは通訳を介して行いましたが、不在時は自らタイ語を話すこともありました。赴任前タイ語に馴染みはなかったので、簡単な単語を100個程覚えて、コミュニケーションをとっていました。
タイで驚いたことは毎日のようにゲリラ豪雨で道路が冠水することです。工場内が水没しないように意識的に排水などを行っていることが印象的でした。
食事は基本的になんでも辛いので、現地社員と食事に行く時は辛くないものを選んでもらいました。毎日の食事は屋台で食べることも多かったです。現地の屋台に抵抗がある方はいらっしゃると思いますが、私は体調不良になることはありませんでした笑
赴任中の休日には人生初めてのゴルフにも挑戦しましたが、魅力的なゴルフ場が多く、楽しめました。

ー現在どのような業務を担当していますか

量産設備の新規製作の中で主に電気設計、PLCプログラムの作成を行っています。赴任前も設備技術課所属だったので、日本国内で大きく業務の変化はありません。
今はモロッコ拠点からの要望でタッチパネル用プログラムを作成しています。打合せはあまり多くないのですが、海外拠点とは週1で打合せを行っています。相手は日本人駐在員です。
基本的には1日を通じて同じ業務を集中して実施することが多いです。

ーご自身の成長を感じた瞬間や今後のキャリアビジョンについて教えてください

学生時代は機械を専門として学んできたので、電気関連の知識はほとんどなく、入社当初は先輩たちが作ってきた設備の改修を一緒に行い、聞きながら徐々に覚えていきました。そのような状況から1人で機械設計・電気設計・電気配線・プログラムまで実施し、問題なく動き、現場へ渡せた時は成長を感じました。その過程では機械組立てでうまく組付けが出来ず、再加工や設計を見直すことがあったりと苦労もしましたが、その分やりがいも感じました。今後は新技術を学び、その知識を業務に活かし、後輩にも教えていきたいと考えています。

ー求職者の方にメッセージをお願いします

個人個人が独立しながらも、聞きやすい環境なので、わからないことはすぐ周囲に相談できる職場です。製作設備を作る部署なので、最後までやりきらないと製品を作ることはできません。その為、物事を最後まで責任をもって行える人が向いていると思います。今技術に詳しくなくても報・連・相を通じて、コミュニケーションがとれる人なら周囲が助けてくれるはずです。仲間として迎えられることを楽しみにしています！