事業について
当社は、デジタルIDウォレットアプリである「TRUSTDOCK」というサービスを開発しています。
「 お財布から身分証をなくす 」を合言葉にオンラインでの本人確認プロセスを簡略化し、さまざまなシーンで使っていただくことをミッションとしています。
アナログな取引がどんどんデジタル化していく現在、私達が取り組んでいる「本人確認のデジタル化」の需要はかなりの速度で大きくなっています。
今まではルールがあまりなかった市場ですので、私達はルールを作る側として全産業・業界を対象としてより良いサービスを提供できるように邁進しています。
自社や顧客企業のみの便益を超えて社会全体をデジタル化するという視点で、年齢もITリテラシーも問わず、誰でも安全に使えるeKYCインフラの構築を目指し、真摯にものづくりに取り組んでいます。
今後の事業拡大においては、TRUSTDOCKのユーザー基盤(デジタルIDウォレット)を活用したBtoB/BtoCのビジネスモデルを実現する方針となっています。
そのユーザー基盤を確立するためには、デジタルIDウォレットを利用するユーザーに対して、デジタルIDのデータ管理やOpenID Connectを活用したデータ連携機能を軸によりなめらかな自己証明によるサービス利用が行えるプラットフォームを構築する必要があり、それを実現するためにFlutterエンジニアを求めています。
業務について
本ポジションは、「お財布から身分証をなくす」というミッションを掲げるデジタルIDウォレットアプリ(TRUSTDOCK)の開発において、フロントエンド開発全体を技術的に主導し、プロダクトの成功を牽引する役割を担います。
社会的課題の解決と国際的なルールメイキングの主導
Flutterリードエンジニアは、日本の本人確認業務を提供するリーディングプロバイダーとして、国際的な課題解決に貢献するという大きなミッションを担います。
- 世界的な社会課題の解決への貢献
- あらゆる取引がオンライン化する中で、「オンラインでどのように自分であることを証明するか」という日本だけでなく世界中で大きな社会課題の解決を、アプリ開発を通じて実現します
- デジタルアイデンティティインフラの構築
- 生活者が自身の個人データを管理するデジタルIDウォレットとしての機能拡充を主導します
- データ連携機能や情報レコメンドコンテンツを軸に、シームレスな自己証明が行える未来のプラットフォームを構築します。
- 国際標準仕様への貢献
- OpenID Foundationなど、技術的な仕様策定が国際的に議論されている最先端の領域に、日本の代表として貢献します
- ルールを「作る側」として業界全体をリードする経験を積みます
デジタルIDウォレットの技術的基盤の確立と推進
デジタルIDウォレットは個人情報を取り扱うため、セキュアで信頼性の高い設計が必須です。リードエンジニアとして、フロントエンドの技術的な意思決定と基盤構築に責任を持ちます。
- モバイルアーキテクチャ設計の主導
- アプリケーション要件に基づいたアーキテクチャの設計、ミドルウェアの選定、およびフレームワーク・ライブラリを用いた開発基盤の構築を担います
- コア機能の設計と実装
- デジタルIDのデータ管理、OpenID Connectを活用したデータ連携機能の設計・実装、およびシームレスなデータ連携を実現するためのUI/UXの設計・実装を主導します
- 先端技術の積極的な導入
- カメラ機能やNFC機能、Passkeys / FIDO等の認証技術など、最新の技術を駆使したスマートフォンアプリ開発に取り組みます
チーム開発の牽引と次世代育成
技術力だけでなく、チーム全体の能力とモチベーションを引き出し、開発組織を進化させるリーダーシップが期待されます。
- 技術面からのチームリード
- 複数名からなるチームを技術面からリードし、目標達成に向けたチームの意欲や熱意を引き出し、成功に導く役割を担います
- 開発プロセスと変革の推進
- チームの開発フローを設計し、チームへの浸透を実現します。チームが直面する課題を特定し、解決策を見つけ変革を推進する役割を果たします
- 品質文化の醸成と育成
- テストコードの作成を推進し、指導することで、チーム全体の品質基準を向上させます
- 後進の育成
- 次期リードエンジニアの成長支援を行い、役割交代可能な強いチーム状態を作り出すことで、組織的な成長に貢献します
具体的な内容
デジタルIDウォレットの核となる開発(Verifiable Credentials、データ連携、同意履歴管理など)を技術面から主導していただきます。
プロダクト開発とアーキテクチャ設計
- デジタルIDウォレットアプリのデータ管理機能・データ連携機能の設計・実装
- シームレスなデータ連携を実現するためのUI/UXの設計・実装
- アプリケーション要件に基づいたアーキテクチャの設計、ミドルウェアの選定
- パフォーマンスチューニング、モニタリング、アラート対応等の運用保守
チームマネジメントと開発推進
- チームを中心に、目標達成に向けたチームの意欲や熱意を引き出し、チームを成功に導く
- チームが直面する課題を特定し、解決策を見つけ、変革を推進する
- チームの開発フローを設計し、チームへの浸透を実現する
- プロダクトマネージャーやバックエンドチームとのコミュニケーションのハブとなる
品質管理と育成
- テストコードの作成を推進し、指導する
- 扱いやすい適切な粒度、効果的に情報が整理されたプルリクエストを作成する
- 不具合・障害対応に率先して取り組む
- 次期リードエンジニアの成長支援ができ、役割交代可能なチーム状態を作り出す
このポジションで働くことの魅力
TRUSTDOCKはeKYC(オンライン本人確認)市場のリーディングプロバイダーとして、全世界で約1兆円規模の急成長市場で事業を展開しています。私たちは次のステージとして、生活者自身が個人データを管理するデジタルIDウォレットとしての機能拡充を推進しています。
あなたに携わっていただく開発は、「お財布から身分証をなくす」というミッションの実現を通じて、以下の本質的な価値を社会にもたらします。
- 時間と場所の制約からの解放
- 信頼の仲介コストの削減
- 個人の情報主権の回復
- データの真実性保証とプライバシー保護を軸とした持続可能なID基盤の構築
また、オンラインでの本人確認は世界的な社会課題であり、OpenID FoundationやFIDO Alliannce、ISOなど国際的な議論がなされています。TRUSTDOCKは、OpenID Foundationの国際的な仕様策定にも貢献しており、デジタルアイデンティティの未来を技術で創造するやりがいがあります。
テクノロジースタック
プログラミング言語 / フレームワーク:
Dart, Flutter, Go, TypeScript, React, Remix
インフラストラクチャ:
Amazon Web Services, Google Cloud, Heroku
CI:
Bitrise, GitHub Actions
モニタリング:
Datadog, Sentry, Firebase Crashlytics
コラボレーションツール:
GitHub, Slack, Zoom, Notion, Figma, Miro, esa, Asana
求めるスキル
必須要件
・技術面からチームをリードした経験
・スマートフォンアプリの開発経験(5年以上)
・Flutterアプリの開発経験(1年以上)
・チームが担当する技術領域を主導できる技術力を持ち、チームを技術面からサポートできる能力
・MVVM+UseCase+Repositoryパターンでの開発経験
歓迎要件
・iOSアプリの開発経験(3年以上)
・Androidアプリの開発経験(3年以上)
・フレームワーク、ライブラリを用いた開発基盤およびCI/CDのエコシステムの構築経験
・カメラ機能やNFC機能、Passkeys / FIDO等の認証技術を用いたスマートフォンアプリの開発経験
・チームマネジメントや、複数名からなるチームのリード経験
・ドメイン知識の不足部分を能動的にキャッチアップしながら業務に取り組むことができる姿勢
この仕事で得られるもの
社会的インパクトと最先端のID技術の習得
このポジションでは、単なるアプリ開発に留まらず、社会の根幹を支える「デジタルアイデンティティ」という世界的な課題解決に貢献するキャリアを築くことができます。
- 社会問題の解決への貢献
- あらゆる取引がオンライン化する中で、「オンラインで自分であることを証明する」という世界中の大きな社会課題の解決に貢献できます
- 国際的な標準仕様への貢献
- OpenID Foundationなど、技術的な仕様策定が国際的に議論されている最先端の領域に携わり、日本のリーディングプロバイダーとして仕様策定に貢献する経験が得られます
- 未来のインフラ開発
- 生活者が自身の個人データを管理するデジタルIDウォレットの機能拡充を主導し、「お財布から身分証をなくす」というミッションを通じて、時間や場所の制約からの解放といった本質的価値を実現するキャリアを目指せます
高度なモバイル・アーキテクチャ設計スキル
個人情報を取り扱うデジタルIDウォレットのフロントエンドを構築するにあたり、セキュリティと保守性の高い設計スキルを習得できます。
- アーキテクチャ設計と基盤構築
- アプリケーション要件に基づいたアーキテクチャの設計、ミドルウェアの選定、およびフレームワーク・ライブラリを用いた開発基盤の構築経験を得られます
- モダンな開発パターンの実践
- MVVM+UseCase+Repositoryパターンを用いたデジタルIDウォレットアプリの開発経験を深めることができます
- 専門性の高い機能開発
- デジタルIDのデータ管理機能、OpenID Connectを活用したデータ連携機能など、ミッションクリティカルな機能の設計と実装を主導します
- 先端技術の実装
- カメラ機能やNFC機能、Passkeys / FIDOなどの認証技術を用いたスマートフォンアプリの開発経験を積むことができます
- 生産性向上の追求
- GitHub Copilot、Gemini、Notion AI、NotebookLMなど、全エンジニアが利用可能なAI開発支援ツールを活用し、最適なツールを選択して生産性向上を追求する環境で開発経験を積むことができます
リードエンジニアとしてのチーム牽引と育成キャリア
単にコードを書くだけでなく、デジタルIDウォレットチームを技術面、開発プロセス面から主導する真のリーダーシップを身につけることができます。
- チーム開発の主導
- 複数名からなるチームを技術面からリードし、チームの意欲や熱意を引き出し、成功に導く経験を積むことができます
- 開発プロセスと変革の推進
- チームの開発フローを設計し、チームへの浸透を実現する能力、およびチームが直面する課題を特定し、解決策を見つけ変革を推進するスキルが身につきます
- 品質保証の指導
- テストコードの作成を推進し、指導する役割を担い、チーム全体の品質基準を引き上げる能力を養います
- 次世代の育成
- 次期リードエンジニアの成長支援を行い、役割交代可能な強いチーム状態を作り出すという、マネジメント能力と育成能力を体得できます
- ドメイン知識の獲得
- eKYCやデジタルIDといった高度なドメイン知識を能動的にキャッチアップし、それを技術要件に落とし込む能力が向上します
参考情報
▍Salesforce Japan Partner Award 2024を受賞
| 職種 / 募集ポジション | Flutter |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 給与 |
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| 勤務地 | ※基本的にはリモートワーク可ですが、状況に応じて出社いただく可能性もございます |
| 勤務時間 | フレックスタイム制 (8時間/日) 1日の標準勤務時間 9:00〜18:00 うち休憩60分 但しコアタイム 11:00〜15:00 フレキシブルタイム 始業:5:00〜11:00 終業:15:00〜22:00 ※1日8時間勤務×月勤務日数が1ヶ月の勤務時間数となります |
| 休日 | ・土曜日、日曜日(法定休日) ・国民の祝日に関する法律に定める日 ・年末年始休暇(12月30日から翌年1月3日まで) ・年次有給休暇(入社時に3日間の特別休暇付与) ・産前産後休暇、育児介護休業(育休取得率100%) ・その他特別休暇(結婚時、パートナー出産時、忌引き時等) |
| 福利厚生 | 【各種社会保険】 ・健康保険(関東ITソフトウェア健保(ITS)) ・厚生年金 ・労災保険 ・雇用保険 ・健康診断・婦人科検診 ・インフルエンザ予防接種 ・子ども手当 ・リモートHQを活用したリモート環境整備の補助制度 ・テックチャレンジ制度 ・応援サンキュー制度(産育休で離れたメンバーの業務代替をするチームに対し手当が支給される制度) |
| 備考 | ・業務内容の変更範囲:会社の定める業務 ・勤務地の変更範囲:会社が定める勤務場所 |
| 会社名 | 株式会社TRUSTDOCK |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋3-1-1 WeWork東京スクエアガーデン |
| 代表者 | 代表取締役 千葉 孝浩 |
| 設立年月日 | 2017年11月1日 |
| 事業内容 | eKYC事業 (本人確認サービス) デジタルID事業 |