事業内容
当社はeKYC(オンライン本人確認)のサービスを提供しており、このサービスの市場は全世界で約1兆円規模・前年比270%で急成長し注目されている市場です。
2024年度導入社数No.1(東京商工リサーチ調べ 2024年12月時点)になっており、最近では電動キックボードから地方自治体のDX推進まで幅広い業界で導入され、日々事業成長を進めている身近なサービスとなっています。
また当社が提供するアプリは、マイナンバーカードの公的個人認証をはじめ、犯罪移転収益防止法の各種eKYC手法を内蔵したアプリで、東京都や農林水産省などの行政機関での実績をはじめ、各種の民間サービスでも利用されている汎用本人確認アプリです。今後は、生活者が自身の個人データを管理するデジタルIDウォレットとしての機能拡充を行い、生活者目線での個人データ管理のダッシュボードとして、幅広く展開する予定です。
今後の事業拡大においては、TRUSTDOCKのユーザー基盤(デジタルIDウォレット)を活用したBtoB/BtoCのビジネスモデルを実現する方針となっています。そのユーザー基盤を確立するためには、デジタルIDウォレットを利用するユーザーに対して、デジタルIDのデータ管理やOpenID Connectを活用したデータ連携機能を軸によりなめらかな自己証明によるサービス利用が行えるプラットフォームを構築する必要があり、それを実現するためにプロダクトマネージャーを求めています。
業務内容
本プロダクトマネージャーは、「お財布から身分証をなくす」というミッションを掲げたデジタルIDウォレットアプリ「TRUSTDOCK」のプロダクト価値を最大化する責任を負います。
デジタルIDウォレットの価値最大化とプロダクト戦略の推進
デジタルIDウォレットは、生活者が自身の個人データを管理するダッシュボードとして機能拡充が予定されています。本プロダクトマネージャーは、toC向けのプロダクト開発を通じて、この未来のインフラを牽引します。
社会的ミッションの実現
この役割は、単にアプリを開発するだけでなく、eKYC(オンライン本人確認)のリーディングプロバイダーとして、国際的な課題解決に貢献するという大きなミッションを担います。
- 社会のデジタル化の推進
- 自社や顧客企業のみの便益を超えて社会全体をデジタル化するという視点を持ち、年齢やITリテラシーを問わず、誰でも安全に使えるeKYCインフラの構築を目指すというミッションに貢献します
- デジタルアイデンティティの社会問題解決
- あらゆる取引がオンライン化する中で、「オンラインでどのように自分であることを証明するか」という世界中の大きな社会課題の解決を、デジタルIDウォレットを通じて推進します
本プロダクトマネージャーには、事業開発・新規事業・CSとの密な連携ができること、そしてMRD(市場要求仕様書)、PRD(プロダクト要求仕様書)、開発優先順位の決定といったプロダクト開発の核心部分をやり切ることを特に期待しています。
具体的な内容
プロダクトマネージャーは、デジタルIDウォレットアプリであるTRUSTDOCKアプリのプロダクト価値を最大化するため、戦略立案、開発推進、製品デリバリー等を担っていただきます。同アプリは、ユーザーが本人確認を行うための「KYC」機能や、なめらかな自己証明によるサービス利用が行える「データ連携」機能が備わっています。
プロダクト戦略と要件定義
プロダクトマネージャーとして、プロダクトの方向性を主導し、戦略を具体化していただきます。
- ユーザーインタビューや問い合わせ分析、法律要件等をもとにした課題定義や企画立案
- 各EpicについてのPRD(プロダクト要求仕様書)の作成と更新
- 中長期プロダクト開発の戦略策定およびMRD(市場要求仕様書)の作成・更新
開発プロセスとプロジェクトの管理
開発チームと連携し、デリバリーを確実に推進します。
- 開発優先順位決めMTGの推進
- PRDリファインメントMTGの準備と推進
- 製品デリバリーにおけるプロジェクトマネジメントおよび開発プロセスの進行管理
- リリース内容の確認、承認、およびUI/UX変更の取りまとめ
事業連携と効果測定
プロダクトの成功には事業部門との連携が不可欠です。
- 事業開発部門、新規事業部門、カスタマーサポート部門との密な連携
- KPIの策定とトラッキング
- KPIレポーティングの作成および他部門への共有・連携
- 製品販売における各部門に対するサポート
このポジションで働くことの魅力
私たちは現在、生活者が自身の個人データを管理するデジタルIDウォレットとしての機能拡充を進めており、生活者目線での個人データ管理のダッシュボードとして幅広く展開する予定です。このプロダクトを通じて、私たちは以下の本質的価値の実現を目指しています。
- 時間と場所の制約からの解放
- 信頼の仲介コストの削減
- 個人情報主権の回復
- 必要な情報だけを必要なときに安全に提供できる基盤の構築
オンラインでの自己証明という世界的な社会課題に対し、TRUSTDOCKは、OpenID Foundationの国際的な仕様策定にも貢献しており、デジタルアイデンティティの未来を技術で創造するやりがいがあります。
テクノロジースタック
プログラミング言語 / フレームワーク:
Go, React, TypeScript, Dart, Flutter
インフラストラクチャ:
Amazon Web Services, Google Cloud, Heroku
CI:
GitHub Actions, Bitrise
モニタリング:
Sentry, Firebase Crashlytics, Datadog
コラボレーションツール:
GitHub, Slack, Zoom, Notion, Asana, Figma, Miro, esa
求めるスキル
- プロダクトマネジメントに類する業務経験(実務経験3年以上)
- プロダクト開発のプロジェクトマネジメント経験(実務経験3年以上)
- SQLのデータ抽出経験(実務経験1年以上)
- toC向けのプロダクト開発に携わった経験(実務経験2年以上)
- PRD(プロダクト要求仕様書)の作成・運用経験
- プロダクト開発における優先順位付けを主導し、決定事項を実行(やり切る)経験
あると望ましいスキル
- APIの組み込み、開発、実装経験
- WEBまたはモバイルアプリの開発経験
- 顧客課題や物事の本質を探る課題解決思考、解決経験のある方
- チームマネジメントの経験
- 社内外問わずプロジェクトをリードし、関連する方々との協働経験
- 事業開発部門、新規事業部門、カスタマーサポート部門など、事業サイドとの密な連携を通じたプロダクト推進経験
- プロダクト開発への情熱をお持ちの方
この仕事で得られるもの
社会インフラ構築と国際的なイニシアチブへの貢献
このポジションは、単なるtoCアプリの改善に留まらず、社会全体のデジタル化と、国際的なルールメイキングに貢献するキャリアを築くことができます。
- 世界的な社会問題の解決を主導する経験
- あらゆる取引がオンライン化する中で、「オンラインでどのように自分であることを証明するか」という日本だけでなく世界中で大きな社会課題の解決を、プロダクトマネージャーとしてデジタルIDウォレットを通じて主導できます
- ルールメイキングへの参画
- 国際的に仕様策定が議論されている最先端の領域(OpenID Foundationなど)に、日本のリーディングプロバイダーとして関わり、ルールを作る側として業界全体をリードする経験が得られます
- 未来のデジタルアイデンティティインフラの構築
「お財布から身分証をなくす」というミッションのもと、生活者が自身の個人データを管理するデジタルIDウォレット(TRUSTDOCKアプリ)の機能拡充を推進し、時間や場所の制約からの解放といった本質的な価値を実現するキャリアを目指せます
プロダクト価値を最大化する高度な専門スキル
プロダクトの戦略策定からデリバリー、そしてKPI管理まで、プロダクトマネジメントの全工程を実践し、専門性を高めることができます。
- 戦略立案と市場要求の定義(MRD/PRDの実行)
- ユーザーインタビュー、問い合わせ分析、法律要件等をもとに課題を定義し、企画立案・実行を担います
- 特に、MRD(市場要求仕様書)やPRD(プロダクト要求仕様書)の作成・更新、そして開発優先順位の決定といったプロダクト開発の核となる業務をやり切る経験が得られます
- ミッションクリティカルな機能の推進
- ユーザーが本人確認を行うための「KYC」機能や、シームレスな自己証明を実現する「データ連携」機能など、デジタルIDウォレットの中核機能の価値最大化を主導します
- 部門横断的なリーダーシップ
- 事業開発、新規事業、カスタマーサポートなど社内の各部門との密な連携を通じて課題のすり合わせを行い、全社の方向性を踏まえて開発優先順位を決定し、プロダクト開発の推進力を高める経験が得られます
- データドリブンな意思決定
- KPIの策定とトラッキング(KPIレポーティング)を通じて、プロダクトの健全性を客観的に管理し、事業計画(予算策定を含む)とプロダクトロードマップを結びつける実践的なスキルを習得できます
- 高い品質基準下でのデリバリー経験
テストカバレッジ86%以上(バックエンドのみ、2025年11月末時点)、週次デプロイ(年間70回以上実績)という高い品質基準の環境下で、プロジェクトマネジメントおよび製品デリバリーを成功させる経験を積めます
最新の開発支援ツールを活用した環境
- 最先端のAIツール活用
- GitHub Copilot, Gemini, Notion AI, NotebookLMなど、全エンジニアが利用可能なAI開発支援ツールを活用し、最適なツールを選択して生産性向上を追求する環境で業務に取り組むことができます
| 職種 / 募集ポジション | プロダクトマネージャー(PdM) |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 給与 |
|
| 勤務地 | ※基本的にはリモートワーク可ですが、状況に応じて出社いただく可能性もございます |
| 勤務時間 | フレックスタイム制 (8時間/日) 1日の標準勤務時間 9:00〜18:00 うち休憩60分 但しコアタイム 11:00〜15:00 フレキシブルタイム 始業:5:00〜11:00 終業:15:00〜22:00 ※1日8時間勤務×月勤務日数が1ヶ月の勤務時間数となります |
| 休日 | ・土曜日、日曜日(法定休日) ・国民の祝日に関する法律に定める日 ・年末年始休暇(12月30日から翌年1月3日まで) ・年次有給休暇(入社時に3日間の特別休暇付与) ・産前産後休暇、育児介護休業(育休取得率100%) ・その他特別休暇(結婚時、パートナー出産時、忌引き時等) |
| 福利厚生 | 【各種社会保険】 ・健康保険(関東ITソフトウェア健保(ITS)) ・厚生年金 ・労災保険 ・雇用保険 ・健康診断・婦人科検診 ・インフルエンザ予防接種 ・子ども手当 ・テックチャレンジ制度 ・リモートHQを活用したリモート環境整備の補助制度 ・応援サンキュー制度(産育休で離れたメンバーの業務代替をするチームに対し手当が支給される制度) |
| 備考 | ・業務内容の変更範囲:会社の定める業務 ・勤務地の変更範囲:会社が定める勤務場所 |
| 会社名 | 株式会社TRUSTDOCK |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋3-1-1 WeWork東京スクエアガーデン |
| 代表者 | 代表取締役 千葉 孝浩 |
| 設立年月日 | 2017年11月1日 |
| 事業内容 | eKYC事業 (本人確認サービス) デジタルID事業 |