株式会社ウィルオブ・ワーク
ファクトリーアウトソーシング事業部
事業部長 進藤 馨(2005年入社)
これまでのキャリア
2005年4月にウィルオブ・ワークに入社し、セールス事業部の役職者を歴任し、
2017年4月には製造業派遣を中心としたファクトリーアウトソーシング事業部(以下、FO事業部)に異動、営業部長・戦略推進部部長を歴任、2024年4月以降は事業部長として、事業部全体の事業戦略を描くポジションを担っています。
FO事業部の歴史
FO事業部は創業以来、中核事業として推進してきました。
その中で特に印象深い出来事は、リーマンショックを機に大きな戦略変更に舵を切ったことだと思います。
当時、FO事業部は多くの売上を失い、事業の危機に瀕しました。
生きる為の選択としてこれまで全ての製造企業をターゲットとしていたところから、
競合会社が少なく、内需で安定している食品製造特化に舵を切り、
加えて日本人採用から留学生を中心とした外国人採用にも挑戦しました。
「全く異なるオペレーション変更への挑戦になるが、本当にできるのか?」という周囲の懸念をがありながらも、積極的な外国人社員の採用、工数管理パッケージの構築で営業し、
それをお家芸として更なる成長に導くことができ、大きな飛躍をすることができました。
当時は大きな決断でしたが、この変化は事業部の方向性に大きな影響を与えて、
より拡大に向けて推進できる、礎にすることができたと思っています。
事業部が目指す、ボーダレスな未来を創造する挑戦
2020年コロナ禍となり、売上の大幅減少や働き方の変化等大きな影響を受けました。
私たちは従来の事業拡大路線だけではない、企業としての存在意義や社会における役割を改めて見つめ直す必要性を強く感じました。
その結果、「自分たちが仕事を通じて社会にどう貢献できるか」を目的としたパーパスを再定義しました。
FO事業部が掲げる新しいパーパスは『強い意志と個性を持ち、ボーダレスな成長と幸せになる機会を世の中に提供する』というものです。
私たちはまず、単なる人材派遣会社から"成長支援会社"になることを目指しています。これは、派遣スタッフや専門職、国籍に関係なく、ボーダレスに人々の成長を支援し、お客様に高付加価値を提供できる社会貢献性の高い会社を目指すという想いです。
この新しいパーパスを社員に浸透させるため、キックオフイベントや対話会などを実施し、その結果、社員の"働きがい"はサーベイ結果を見ても、グループの中でも非常に高い数値へ大きく向上したと実感しています。(FO事業部8.2%UP R6.10月→R7.3月比較)
社員自身が行っている仕事そのものが、お客様のため、そして社会のためにつながるという意識が高まり、やりがいを持った社員が増えたことは、私たちにとって何よりの喜びです。
このパーパスのもと、私たちは「COMMITMENT 2030」の実現に向け、未来を切り拓くことに全力を注いでいます。外国人採用の拡大や工場の工業製品取引拡大といった新しい領域の開拓は、その実現のために不可欠な取り組みです。これまでの実績と経験を活かし、私たちは常に高みを目指し続けます。
事業の強み・求める人材
変化に柔軟に対応し、地域・社員に根差したサービスを
FO事業部は変化に柔軟に対応し、地域・社員に根差したサービスを約25年積み上げてきました。現在は製造現場のマネジメントと外国人採用を強みとしていて、特に外国人採用は2014年から、外国人の受け入れ~マネジメントまで一貫して支援するサービスを重ねてきた結果、他社にはない独自のノウハウとして確立されたと思っています。
即ち、これから人手不足がより一層加速化していく日本の製造マーケットにおいて多きな強みだと感じています。
現在では、工業製品取引社数拡大にも力を入れており、大手企業参入も考え推進していますが、地域ごとの特性に合わせた仕組みづくりにも力を入れていきたいと考えています。大手企業だけでなく、地域の中小企業にも積極的にアプローチし、"ドミナント戦略"でお客様に提供していく価値を高めていきたいと考えています。
また現場で働く方々には、専門職として製造オペレーターから製造技術、ひいては生産技術にまでキャリア機会を作りたいと考えています。顧客もスタッフも望んでいる未来のため高付加価値を提供できるようにしていきます。
外国人人材については、製造現場をマネジメントする人材の輩出していきたいと考えます。そのために、より一層の採用と教育体制などを強化していきます。
必要なスキルと、それを超える情熱
事業部が今後、ありたい姿を実現するために必要なスキルやノウハウは多岐にわたります。
具体的には、マニュファクチャリング全体の知見、海外人材の採用や育成、そして専門職への育成やその仕組みなどが今後強化すべきポイントです。
ですが、何よりも私たちが重視するのは"ファクトリーアウトソーシングの価値を社会に還元し、それにコミットできる強い意志と個性"を持つ人材です。現状に満足せず、社会のためにFO事業部をどう活かし、貢献性を高められるかを常に考え、異なる視点から新しいアイデアを提供してくれる。そんな、自ら変革を牽引し、未来を創造していく情熱を持った方が集う事業部にしていきたいです。
社員への想い
私自身が働きがいを感じるのは、社会貢献性の高い仕事を通じて「誰かの役に立てている」と実感できる時です。仲間とのつながりを感じ、自分もその一員として働くことができていることも何よりの喜びとも思っています。(これは、先ほど伝えたパーパスの根幹もこの考えが基になっていると思います。)
ウィルオブ・ワークは"繋がりを大切にし、プロセスを大事にする企業文化"です。どのように成果を上げるかだけでなく、その過程を大切にする文化が魅力です。社員一人ひとりがやりがいを持って働ける環境が有ると感じています。
メンバーには、日々進めていることは事業拡大だけではなく、社会貢献性が高い仕事ができていることに対するやりがいを感じてほしいですね。そして、その瞬間しかない出会いや繋がりも大事にしてほしいと思っています。
職種 / 募集ポジション | 強い意志で未来を切り拓く、社会貢献と事業成長の共存 |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | |
会社名 | 株式会社ウィルグループ |
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