株式会社ウィルグループ
IT戦略本部 システム管理部
システム運用グループ オペレーションズ・マネジメントチーム
リーダー 武田 俊樹(2023年中途入社)
現在の仕事内容
現在、私が所属する『オペレーションズ・マネジメントチーム』(以降、OMチーム)では、全国の拠点におけるITインフラの維持管理を担っています。リーダーとして、単なる日々の運用に留まらず、IT環境全体の“最適化”と“未来に向けた基盤づくり”を推進しています。
具体的な業務内容は、国内約60拠点におけるネットワークの安定稼働に向けた管理です。各拠点のネットワーク環境が適切に機能しているかを定期的に確認し、トラブル発生時には迅速な対応を行います。従業員が利用するレンタルPC(約3千台)の管理も重要な業務です。新規導入から設定、貸与、そして返却・廃棄までの一連のプロセスを管理しています。
円滑に営業・管理業務を進められるよう、多岐にわたる技術的な課題を解決することが、私たちの役割です。
リーダーとしては、これらの運用業務の効率化と品質向上に注力しています。例えば、情報漏洩は会社の信用失墜や業務停止に直結するため、セキュリティスキルは日々進化しており、その継続的な強化が不可欠で最新の知識を取り入れ、全体のセキュリティ向上に努めています。
将来的にはサポートシステムのAI導入やチャットボット導入なども積極的に検討しており、ユーザーの利便性を追求したサポート体制を構築することを目指しています。
今に至るまで
営業からのIT職種への挑戦
これまでの職歴は、新卒で入社した自動車板金塗装業での営業経験を皮切りに、ソフトウェア販売の営業、さらには営業アシスタントやデータ収集など、本当に“幅広い業務”を経験してきました。
2023年にウィルグループへ入社したきっかけは、"IT職種で働くこと" そして "人の役に立つこと"を第一に考えていた際に見つけた企業でした。
そもそも、私がITの職種に興味を持ったのは、前職のソフトウェア販売営業時代に遡ります。お客様のPC周りのサポート業務を行った際、「ありがとう、助かったよ!」と直接感謝の言葉をいただけた経験が、IT業界への関心を深める大きなきっかけとなりました。この時、“困っている人をサポートし、課題を解決すること”に、心の底からやりがいを感じたんです。
ただ、当時の私はIT業界での実務経験は全くなく、募集形態も準社員だったため、正直なところ「長期的に働けるかどうかも分からない」状態でした。そのため、本音を言えば経験を積むための「腰掛け」くらいの気持ちで入社した部分もありましたね(笑)。
もちろんですが、仕事には真面目に取り組みました。特に『ファット化プロジェクト』への対応については、“自ら手を挙げ”、質問や提案を積極的に行うことを常に心掛けていました。また他事業部とはフレキシブルな連携を取り、プロジェクトを成功させることに尽力しました。
※ファット化プロジェクト・・・サーバーに最低限の機能だけを持たせ、各PCが独立して動作させることで機能や処理能力を高めること
その結果、2024年4月から正社員として勤務することになり、同時にリーダー職にも任命いただきました。元々は、短期での就業という可能性もあるというような気持ちで入社しましたが、こうして長期的にウィルグループで働けることになったのは、本当に“幸運”でもあり、自分自身の自信にも繋がりました。
サポート部門として
社員一人一人が自身の業務に集中できるIT環境を作る
OMチームは、国内人材事業において、唯一IT機器をデリバリー、管理、運用をしている部門であり、ユーザーのIT環境をサポートしている部門です。
そのため、IT部門が障害発生時に的確かつ迅速な対応ができないと、現場社員の業務が滞ってしまいます。ひいては派遣先の企業様や当社スタッフへ迷惑をかけ、事業成長が停滞するという事にもつながりかねません。
だからこそ、全社の社員一人一人が自身の業務(利益貢献できる業務)に集中できるIT環境を作るのが、私たちOM部門の最大の使命だと考えています。
「誰でもできる」運用体制の確立
現在、私たちは誰でも素早く対応できるドキュメントやマニュアルを整備し、業務の属人化を防ぐことを目指し、日々業務を進めています。
各ツールの活用、そしてネットワークの入れ替えも進めており、これらが完了すれば、障がい対応やアプリケーションの不具合に対する対応もよりスムーズになるはずです。
加えて、トラブル発生時は情報が少ないことも多いため、状況を素早く把握し、迅速かつ的確な対応をするために嗅覚を鋭くすることも、常に意識しています。これは、トラブル解決のタイムラグをなくすためのコツで、重要だと考えています。
将来的には、この嗅覚に頼る部分を減らし、誰もが対応できるようナレッジを共有していくことで、より効率的な運用体制を構築し、コストコントロールを含めたオペレーションの高度化を図っていきたいと考えています。
柔軟な社風が育む、「主体的なチャレンジ」
ウィルグループに入社して強く感じたのは、その“柔軟性”です。課題に対し意見が通りやすく、否定されるといった内向きな雰囲気がないため、建設的な話がしやすい土壌があると感じています。一方で、まだまだ課題が多いという側面もありますが、裏を返せば、「自ら課題を見つけ、解決に向けて主体的に動くことができる環境」だと言えます。
また、間接部門からの目線で“人の良さ”を感じることが多くあります。ITトラブル時は自身の業務がストップすることも有り、本来であれば一般的には“焦り・怒り”などが生まれやすい場面だと思いますが、感謝の言葉をいただくことが多く、クレームを言われたことは“ゼロ”です。ただ、皆さんに甘えることなく、より良いサービスを提供できるよう努めていきます。
自身の成長が、やがて組織の成長に繋がる「喜び」
今後の目標は、ウィルグループの全社表彰は、現状は営業部門が中心ですが、私自身が表彰されることはもちろん、チームのメンバーにも表彰されるような“成功体験”を積んでもらいたいと思っています。
ウィルグループには全社での表彰がありますが、現状は営業部門が中心となっています。そんな中で、私自身が表彰されることはもちろん、チームのメンバーにも表彰されるような“成功体験”を積んでもらいたいと思っていて、一つの目標でもあります
OMチームは、まだ発展途上の部分が多く、それゆえに個人の裁量と貢献度が非常に大きく、その分、自身の業務が会社の成長にも直結しているという実感を日々感じながら働くことができます。これは、大手企業ではなかなか味わえない“醍醐味”です。
そのためには、現在進めているITサポート体制の構築をしっかり行うことが重要だと考えています。会社のITインフラを盤石なものにしていきたいですね。
職種 / 募集ポジション | “人の役に立ちたい”が原動力。未経験からITのプロフェッショナルへ |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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会社名 | 株式会社ウィルグループ |
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