なぜやっているか
通関業務の疲弊する業務を、テクノロジーで解決したい
私たちの暮らしを支える食品や日用品、そして、日本の価値ある水産品が世界へと届けられる輸出産業。それらをつなぐ貿易の裏側には、必ず通関業務(貿易書類の確認作業等、金額の検算業務)があります。近年、 日本における輸出入件数は急増を続けており、輸入申告はこの数年で約3倍(輸出も約1.5倍)増加にもかかわらず、それを支える人員は増えず、現場では属人的かつ手作業中心のオペレーションが常態化しています 。
その結果、一文字のミスが数百万円規模の損失につながってしまったり、深夜残業や休日対応が日常となり、慢性的な人手不足と疲弊が広がっています。私たちは、こうした現場のリアルに真っ向から向き合い、テクノロジーの力で“持続可能な通関業務”を実現することに挑んでいます。
・書類処理の負担を軽減し、慢性的な残業を根本から減らす
・ヒューマンエラーによる損失を未然に防ぐ
・通関士が、本来担うべき「判断と最終確認」に集中できる環境をつくる
そしてなにより、 “手入力が当たり前”だった業界を変え、現場で働く人たちの未来を前向きなものにしたい 。それによって、日本の貿易業界を今より少しでも進んだ状態にしたい。それが、私たちが活動を続ける理由です。
なにをやっているか
通関業務の「常識」を覆すAI-OCRプロダクトの開発
私たちは、通関業務における“従来の常識”を覆すAI-OCRプロダクト——TradeOCRを開発しています。
<TradeOCR 紹介ページ>
https://www.ap-com.co.jp/trade-ocr/
TradeOCRは、インボイスやパッキングリストなどの非定型な貿易書類(PDF)から、申告に必要な情報を自動で抽出・整形・連携できるクラウドサービスです。 最大の特長は、「事前のフォーマット定義が不要」 であること。
従来のOCRツールはどれもが読み取り位置の事前指定が必要で、忙しい現場にはフィットしない という声を受け、TradeOCRでは書類構造を独自に解析、必要な情報を表形式で整理します。
加えて、税額の自動計算・検算や、商品DBとの照合補完にも対応しています。
抽出したデータは、通関申告システム(NACCS/CyberPort)へそのまま連携可能。
現場が求めていた「正確に、早く、ミスなく処理できる仕組み」を、かたちにしつつあります。
現在、複数の通関事業者でトライアル導入が始まっており、早速「作業時間が5分の1に短縮された」「人為的なミスが大幅に減った」といった声も届いています。
“正確に申告できる”ことが、当たり前に実現できる。
私たちは、そんな通関業務の新しい標準をつくろうとしています。
どうやっているか
少数精鋭で「ユーザーファースト」な開発をスピーディに回す
私たちの部署は2022年4月に立ち上がった新規事業チームです。現在は4名(全員30代)の少人数体制で開発を進めています。
スクラムベースでリモート中心。SlackとGoogle Meetを活用し、日々リアルな現場の声をもとに改善を重ねています。
未整備な部分も多いからこそ、「自分で仕組みごとつくっていける」今が、一番面白いフェーズです。
“現場で本当に使われるプロダクト”をつくる熱量を持った仲間を探しています。
募集詳細
■募集背景
TradeOCRの正式リリースに向けて、より安定した開発体制を整えるための増員募集です。
プロダクトの機能拡充・運用フェーズに入りつつある中で、開発スピードと品質の両立を図るべく、フルスタックエンジニアを新たに迎え入れたいと考えています。
■配属部門
Universal Product-development Section(UPS)
■人数
1名
■ポジション
リード開発エンジニア
業務内容
通関業務の現場で日々発生する手作業・属人化された申告処理業務をテクノロジーで再構築するためのプロダクト「TradeOCR」を開発しています。フルスタックの開発エンジニアとして、下記のような業務をお任せします。
■OCRプロダクトの新機能の企画・設計・実装・運用
■クラウドインフラのアーキテクチャ設計・構築
■ユーザー企業の声をもとにした改善・チューニングの継続
■PdM・PMM・他エンジニアとの連携による仕様検討・タスクの優先度決定
■ビジネス・ユーザー視点を踏まえた技術的意思決定のリード
プロダクトスタック例:
TypeScript/Next.js/Node.js/FastAPI/Python/GCP/Docker/Terraform/Swagger
応募資格
<必須要件>
以下すべてに該当する方を歓迎します
・Webサービスのフロントエンド〜バックエンドまでの一貫した開発経験
・チームでの仕様検討〜実装・運用までの一連の開発経験
・技術的な議論・意思決定・推進を主体的に行える方
・社会課題や現場課題に向き合い、プロダクトの価値向上に主体的に関わりたい意思
<歓迎要件>
以下のようなご経験・ご志向をお持ちの方は、よりご活躍いただけます
・技術スタックに関する深い理解と選定・導入経験
・クラウドサービス(GCP/AWS/Azure)を用いたシステム構築・運用経験
・プロジェクトマネジメント、またはそれに準ずるタスク推進の経験
・OCRや自然言語処理、構造化データ処理に関心を持ち、業務上触れた経験
・少人数チームでのスタートアップ的な開発経験
カジュアル面談
少しでも気になった方は、まずは気軽にお話だけでもしてみませんか?
▶オンラインカジュアル面談に申し込む
https://hrmos.co/pages/ap-com/jobs/1792018302009569283/apply
職種 / 募集ポジション | 【UPS】開発リードエンジニア(フルスタック) |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | リモートワーク:可(フルリモートワーク可) 変更の範囲:自宅または会社の定める事業所 |
選考フロー | 書類選考 → 適性検査 +1次面接 → 2次面接 → 内定 |
募集人数 | 1名 |
会社名 | 株式会社エーピーコミュニケーションズ |
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所在地 | 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2丁目9番12号 神田徳力ビル 3階 |
設立 | 1995年11月16日 |
資本金 | 92,500,000円 |
社員数 | 472名(2025年1月時点) |
試用期間 | 6ヶ月(待遇変更無し) |
勤務時間 | 所定労働時間 7.5時間 |
休日・休暇 | 日曜, 土曜, 祝日, 夏季, 年末年始, 介護, 育児, 産前・産後, 慶弔,リフレッシュ等、年間休日120日以上 <入社サポート休暇制度> 初回の有給休暇付与までの期間で、入社後慣れない環境により体調を崩したり公的な手続きの実施が必要な場合に取得できます。 |
賃金形態 | 日給月給制 |
時間外労働 | 有 ※1分単位で支給 ※管理職、管理職と同等の等級以上は給与に40時間分の固定残業代を含まれます ※固定残業代は等級・役職によって異なります ※全社平均残業時間は20時間程度となっております |
賃金(その他手当) | ・家族手当(配偶者):月額15,000円 ・家族手当(子供) :1-2人目は月額5,000円 3人目以降は月額10,000円/人 ・通勤手当:上限35,000円/月 ・在宅勤務手当:1日4時間以上のテレワークで200円/日 など |
昇給 | 年4回の査定機会あり ※年4回の査定期間内に上長との1on1等をもとに、各個人が昇給申請を行います。 年4回必ず査定をする制度ではありません。 |
賞与 | 決算賞与あり |
福利厚生 | 各種社会保険完備 企業型確定拠出年金制度 契約保養施設利用可 福利厚生倶楽部利用可 部活動支援制度「apclub」 入学お祝い制度 傷病見舞金制度 健康診断 通院支援制度 育児休業取得奨励金あり コワーキングスペース利用可 等 |
受動喫煙対策 | 喫煙室設置 |
取り組み | ・取り組み エーピーコミュニケーションズでは働き方/性/人種/思想の多様性を尊重し、社員が働きやすい環境作りを行っています。 ▼ホワイト企業認定を6年連続で更新 https://www.ap-com.co.jp/blog/archives/11435#article ▼D&I AWARD 2024「アドバンス企業」へ2年連続で認定 https://www.ap-com.co.jp/pressrelease/post-11466 ▼「働きがいのある会社」へ3年連続で認定 https://www.ap-com.co.jp/blog/archives/10756#article |
在宅勤務実施率 | 92% ※部分的に在宅勤務をしている社員含む <参考>https://www.ap-com.co.jp/recruit/workstyle/ |