社員インタビューVol.2
中途採用で2019年に入社し、開発エンジニアから研修講師へとキャリアチェンジしたMasakiさんにお話を伺いました。Masakiさんの経験を通し、カサレアルで働く魅力と成長環境について深堀していきたいと思います。
ーー本日はよろしくお願いします!これまでの経歴を教えて下さい。
前職では、IT企業でプログラミングだけでなく、プロジェクトリーダーや、新入社員への技術指導、製品の魅力を伝えるプレゼンテーションなど、幅広い業務を経験しました。特に、入社2年目という早い段階で新入社員研修の講師を任されたことは、大きな転機でした。準備を重ね、無事に講義を終えたときの達成感は今でも忘れられません。この経験から、私は 「人に伝えること」の楽しさ を知り、それが自分の強みだと気づいたんです。
開発の仕事も好きでしたが、周囲から「Masakiさんは人前で話すのが得意だから、もっと活かしてみては?」とアドバイスをもらい、講師の道も視野に入れ始めました。
ーーそれでは、講師職を目指して転職活動をしていたんですか?
いえ、実は転職活動はしていなくて、たまたま参加したIT系のイベントがきっかけでカサレアルを知りました。
当時勤めていた会社は、転職して半年程だったのですが労働環境に不満がありました。しかし、まだ転職したばかりだったので、すぐに転職をする気はありませんでした。
そんな時、たまたま参加したIT系のイベントでカサレアルの社員の方と知り合い、講師の仕事について話を聞く機会がありました。
これまで自分のプレゼンテーションスキルを褒められることは多かったのですが、いざ本業としてプロの講師としてやっていくには経験が足りないと思っていたところ、カサレアルの社員の方から、
「技術力は後からでも身に付けられるけど、 人前で話す度胸 や、 新しい技術を学び続ける意欲 を後から身に付けるのは難しい。講師として、とても重要な資質。その意思があればカサレアルで講師をやってみない?」という話を聞いて、それなら自分にもできるかもしれないと思い、転職を決意しました。
ーー当時、開発現場から遠のくことに抵抗はなかったのですか?
全くありませんでした。むしろ、開発現場で辛い経験をいくつも重ねてきたので、そこから離れられることに大きな解放感を感じていました。
開発の仕事も嫌いではありませんでしたが、新しい技術や知識を調べることの方が好きなんです。
だから、カサレアルなら 自分の好きなことを仕事にできる と思い、ワクワクしました!
ーー入社してみていかがでしたか?
入社当初から、周囲のサポートに恵まれ成長することができました。 カサレアルには、新しく講師になる人向けの研修プログラ厶は整備されていませんでしたが、先輩社員たちが丁寧に指導してくれたおかげで、Javaの資格取得や模擬講義などで、必要なスキルを身につけることができました。特に、質問した内容に対しては、期待以上の詳しい回答が返ってくることが多く、スムーズに学習を進めることができました。
チーム全体が技術に対する探究心が高く、互いに教え合う風土が根付いています。 上長は、「現状維持は衰退」をモットーに、常に新しい技術を学ぶことを奨励しています。そのため、チームメンバーは業務で必要だからというだけでなく、純粋に技術に興味を持ち、自ら進んで学ぼうとする姿勢を持っています。私も、そんな周囲に刺激を受けながら、日々成長を実感しています。
現在は、新卒社員の指導を担当しており、これまでの経験を活かして、彼らが安心して成長できる環境づくりに力を入れています。これから入社する方も安心して飛び込んでみてください!
ーー現在の業務内容や日々の業務の流れについて教えてください。
現在は、主にJavaScriptの研修講師として、登壇、技術調査、テキスト改訂、そして新人講師の育成を行っています。
具体的な業務としては、新入社員研修のシーズンには、ほぼ毎日登壇し講義を行っています。
また、変化が激しいJavaScriptのフレームワークに対応するため、テキストの改定を頻繁に行っています。開発者の意見や世の中の技術トレンドを参考にしながら新しい技術を取り入れ、古い情報は修正し、受講生にとって分かりやすいテキスト作成に努めています。
また、既存のコースの修正やリニューアルも主な業務としています。自分で開発して演習用のサンプルコードも作るので、技術も身に付きます。これからさらに自分の担当分野を増やし、技術領域を拡大していきたいと思っています。
上司のサポートもあり、自分の興味関心に基づいて積極的にやりたいことに挑戦できるので、ありがたい環境だと感じます。
ーー仕事をする際に大切にしているポイントや心がけていることはありますか?
技術調査をする際には、情報の正確性を最も重視しています。プロである以上、正確な情報を提供する必要があると考えているためです。誰かのブログやAIが生成した情報など、根拠が曖昧な二次情報は避け、信頼できる一次情報に基づいた研修内容にするように心がけています。
そのため、チームの若手メンバーにも、「講師として、その根拠となる一次情報をしっかりと確認するように」と指導しています。一次情報としては、フレームワークの公式サイト、プログラミング言語の管理団体が提供する公式ドキュメント、そしてフレームワークの開発者の発言などが挙げられます。これらの情報源をしっかり押さえることが、正確な情報を提供するための第一歩だと考えています。
ーーこの仕事のやりがいはなんですか?
受講生が何かを理解した瞬間や、 成長を感じられる瞬間に立ち会えること が、この仕事の大きなやりがいだと感じています。
例えば、春の新人研修では、最初はプログラミングの演習でエラーが出てしまい、なかなか先に進めない受講生もいます。しかし、3か月後には自分でエラーを解決できるようになり、大きく成長した姿を見ると、講師としてとても嬉しいです。
ーーチームメンバーはどんな人ですか?
一言で言うと、少し変わった人が多いですが、皆とても優しく面倒見が良い人たちです。講師という仕事柄、人に対して興味があり、周囲を気遣う人が集まっていると感じます。そのため、困っている人がいれば積極的に声をかけて、サポートしてくれるような温かい雰囲気です。
ーー技術習得が盛んな印象ですが、全員での勉強会などがあるのですか?
私たちのチームでは、形式的な勉強会は実施していません。各メンバーが興味のある分野を自由に選択し、自ら学ぶスタイルです。新しい分野に挑戦したいと思った場合は、周囲に相談し、既にその分野に詳しい人に教えてもらいながら、学習を進めていきます。技術的な疑問点が生じた場合は、Slackで質問を投げかけることが多いです。すると、関連する知識を持っているメンバーが積極的に回答してくれます。
今まさに若手メンバーが新しい技術を学んでいるところなのですが、質問に対して期待する回答の10倍の情報量で長文返信があることも少なくありません。「スレッド長!!」みたいな(笑)。複数のメンバーから回答が得られることも多く、質問しやすい環境だと感じます。
とは言え、業務自体は個人で完結することが多いので、常にコミュニケーションを取り続けているわけではありません。分からないことがあれば、Slackで質問し、必要な情報を得るというスタイルです。
ーーMasakiさんは、今はどんな技術のキャッチアップをしているのですか?
モバイルアプリ開発のフレームワークであるFlutterの学習を進めています。
社内でFlutterを担当できる講師が少ないため、先輩の技術を継承していくことが私の目標です。
ーー入社して良かったと感じた瞬間や出来事はありますか?
この会社に入って一番良かったのは、やはりチームメンバー全員のプロ意識が高く、いい意味で変わってる人たちばかりということでしょうか。
みんな技術のことが大好きで、新しい知識を貪欲に吸収しようとする姿勢が強いです。それに、お客様からの評判も良いので、チームとして誇らしく、自分もさらに頑張ろうと思います。
だから、このチームに新しい人が入ってくる時は、ちょっと厳しく見てしまうところもあるんです。
「この人、うちのチームの雰囲気を壊さないかな?」とか考えちゃうんですよね。
だって、 せっかく良いチームが出来てるから、大事にしたいじゃないですか。
ちょっと厳しい目で見てしまうのも決して悪い意味ではなくて、チームへの愛着が強いからこそなんですけどね。(笑)
ーー今後、チャレンジしたいことはありますか?
今の部署は高齢化が進んでおり、現体制がずっと続くとは思っていません。組織の若返りを図る中で、今までは個人の能力に頼っていた部分も、情報共有の仕組みや講師育成の仕組みを考えて、整えていきたいと思っています。
ただし、仕組みだけに頼りすぎるのではなく、個々の講師が自由に活動できる余地を残すことも大切です。そのために新しいアイデアを出し合ったり、上司の考えをサポートしたりと、組織全体が今後も成長できるような体制づくりに貢献したいと考えています。
ーーこれからのカサレアルに期待することや、楽しみなことはありますか。
特に不満はないのであえて言うなら、
プロジェクトや部署の枠を超えて、気軽に意見交換できるような機会や仕組みがあると、
より良い組織になるのではないかと思います。
ーー最後にカサレアルへの応募を検討している方に向けてメッセージをお願いします。
カサレアルでは、新しい技術に対して積極的に学び、成長したいという意欲のある方を求めています。技術に対して真摯に向き合い、共に成長していける仲間を待っています!
いかがでしたか?
Masakiさんのインタビューを通して、技術好きが集まるカサレアルの魅力を感じていただけましたでしょうか?カサレアルの研修講師は、技術力だけでなく、人材育成にも興味がある人にとって魅力的な環境だと思います。
Masakiさんのように開発経験を活かして講師として活躍したい方、新しい技術を学びたい方、
ぜひ、あなたもカサレアルで、新しいキャリアをスタートさせてみませんか?
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職種 / 募集ポジション | 社員インタビュー|技術研修エンジニア |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | |
会社名 | 株式会社カサレアル |
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代表者 | 代表取締役社長 窪 伸一郎 |
取締役・監査役 | 取締役 植草 克友 取締役 小林 将敏 取締役 鈴木 猛司(非常勤) 取締役 深山 隆行(非常勤) 監査役 沢口 昌裕 |
設立 | 1999年7月2日 |
従業員数 | 97名(2025年4月現在) |
本店所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南一丁目2番70号 品川シーズンテラス 24階 |
事業内容 | ・クラウドネイティブ推進支援事業 ・システム開発事業 ・技術教育事業 |
ホームページ | https://www.casareal.co.jp/ |
待遇・福利厚生 | ・各種社会保険完備 ・在宅勤務制度あり ・在宅勤務手当あり ・当社独自の技術習得環境あり ・育児休業(最長3年) ・年間休日123日(2025年度) |