FingerVisionについて
FingerVisionは、カーネギーメロン大学発のロボティクス企業です。視触覚技術を核に、ロボット・Physical AIを開発する企業への製品・技術提供と、作業を自動化したい企業への用途別システムの開発・導入に取り組んでいます。
製造・物流・食品などの現場には、柔らかいもの、不定形なもの、傷つきやすいものなど、従来のロボットでは扱いが難しい対象があります。ロボットに「見る」「触れて感じる」能力を持たせ、こうした作業の自動化を進めています。
事業は、業界横断で使える視触覚センサ・ハンドやデータ収集・模倣学習を支える製品・技術を提供する「コンポーネント」、用途に適したシステムを開発・導入する「アプリケーション」、自動化を求める顧客企業と設備・製品・ソリューションの提供企業をつなぎ、導入・展開を支える「プラットフォーム」の三領域です。J-Startup 2023選定、CES Innovation Awards受賞など、国内外で評価を受けています。
Missionは「人とロボットの可能性を広げ、社会システムをアップデートする。」です。この実現に向け、Physical AI時代のロボティクスを社会へ届けていきます。
FingerVision Website
https://www.fingervision.jp/about
FingerVisionの技術
視触覚センサは、カメラによる画像処理と触覚センシングを組み合わせた技術です。物体に触れた際の接触位置、力のかかり方、滑り、変形などを捉え、対象物の状態に応じてロボットの動作を調整できます。柔らかい食品、傷つきやすい製品、不定形物など、従来のロボットでは扱いが難しかった対象へ応用できます。
AIが実世界を理解して動作するPhysical AIでは、物体との接触から得られる情報が重要なデータになります。FingerVisionは、視触覚センシングを起点に、AI・ロボット制御・ロボットハンドを組み合わせた次世代ロボティクスの実現を目指しています。
ポジション概要
製造現場の工程課題を理解し、FingerVisionの視触覚センサやロボットハンドを活用した自動化ソリューションを企画するポジションです。顧客・営業・開発の間に入り、どの工程に技術を適用するか、どのような構成で実現するか、導入効果や事業性が見込めるかを検討します。
個別案件への提案だけでなく、複数の顧客や業界へ展開できる用途を見つけ、必要な製品・機能の開発要件を整理します。自社で開発すべき領域と外部パートナーに任せる領域も、経営・開発チームと議論しながら検討していただきます。
新しい役割のため、事業の状況や技術の進展に応じて担当範囲を調整しながら進めていきます。
募集背景
FingerVisionは、独自の視触覚センシング技術を核として、ロボットハンドなどの製品開発と、食品・製造現場へのロボットシステム導入に取り組んでいます。
これまで研究開発用途を中心とした製品の評価・利用も進めてきましたが、今後は生産技術・製造部門が実際の工程で継続して使える自動化ソリューションを増やしていきたいと考えています。
そのためには、顧客の課題に応じて製品を提案するだけでなく、工程全体の自動化構想、投資対効果、技術的な実現可能性を踏まえ、必要な製品や開発の方向性を考える役割が必要です。営業・開発・経営と連携し、技術を事業として広げる取り組みを担うメンバーを募集します。
仕事内容
経験・専門性に応じて担当領域を調整しながら、主に以下の業務を進めていただきます。
- 顧客課題の整理:営業と連携し、または自ら顧客の工場・製造現場を訪問します。対象工程、作業内容、人員配置、品質、稼働条件などを確認し、解決すべき課題を具体化します。
- 自動化ソリューションの企画:対象工程に対し、視触覚センサ、ロボットハンド、産業用ロボット、周辺設備などを組み合わせた解決策を構想します。工数削減・品質・投資対効果などから導入の成立性を検討します。
- 開発要件の整理:自動化に必要な機能・性能・運用条件を整理し、CTOや開発チームと実現可能性・技術的な課題・優先順位を議論します。製品・技術の改善や新たな開発テーマの検討につなげます。
- 自社開発と外部連携の検討:ソリューション全体を自社で開発するか、SIer・設備メーカー等と連携するかを、技術・コスト・事業性の観点から検討し、経営チームに提案します。
- 検証・改善:プロトタイプやPoCの目的・評価項目を関係者と整理し、検証結果をレビューします。現場への適用条件や残る課題を確認し、構想や開発要件を見直します。
- 用途・市場の展開:複数の顧客に共通する課題や有望な用途を見つけ、標準化・横展開の可能性、新しい市場や事業の方向性を検討します。
個別案件の受注活動は主に営業が、詳細設計・導入管理は開発担当者やプロジェクトマネージャー等が担います。本ポジションは、顧客課題を起点としたソリューションと事業の構想を中心に担当します。
必須要件
以下のいずれかの実務経験がある方
- ロボットSIer・FA設備メーカーなどでの自動化設備・システムの構想、要件定義、技術提案
- 製造業の生産技術・設備技術部門における工程改善、自動化設備の検討・導入
- 産業用ロボット・FA機器・産業機器メーカーでの用途開発、商品企画、新製品企画
- 製造現場向けの技術営業・事業開発・ソリューション企画
上記に加え、以下の経験・能力を重視します
- 工場・製造工程での課題を理解し、技術的な制約や導入効果を踏まえて解決策を考えた経験
- 技術者や外部パートナーと仕様・実現方法について議論し、関係者を巻き込んで仕事を進めた経験
- 日本語で顧客および社内の関係者と円滑にコミュニケーションできる方
ロボットハンドや視触覚センサの専門知識、新規事業企画の肩書き・経験は、入社時点で必須ではありません。これまで培ってきた現場・技術・事業の専門性を活かしていただくことを想定しています。
歓迎要件
- 産業用ロボット・協働ロボット、ハンド、センサ、画像処理、制御・PLC、周辺設備などの知識
- 設備投資の採算性評価、投資対効果の算定、設備計画・工程設計の経験
- 製品の用途開拓、商品企画、新規事業の立ち上げ、パートナー戦略に携わった経験
- 試作・PoCから実証、現場導入までのいずれかの段階に関わった経験
- 自動車、電線・ケーブル、半導体、食品など、特定の製造業分野への深い理解
- 英語を用いて社内のエンジニアや外部関係者と協働した経験
求める人物像
- 既存製品の仕様だけにとらわれず、顧客の現場で何を解決すべきかから考えられる方
- 技術的な可能性と制約、現場での使いやすさ、事業としての成立性をあわせて考えられる方
- 経営・開発・営業・顧客など、立場の異なる相手と率直に議論し、周囲を巻き込める方
- 役割や進め方が定まっていない状況でも、自ら仮説を立て、行動しながら改善できる方
このポジションの魅力
顧客の製造現場で見つかった課題を、新しい製品や事業の方向性につなげる仕事です。提案した構想が試作・検証を経て、実際に使われる仕組みになるまで、営業・開発・経営チームと連携して取り組めます。
既存技術の用途を広げることも、技術開発が必要な新しい領域を見つけることもできます。何を自社で作り、何を外部と実現するかといった事業上の判断にも、提案を通じて関わることができます。
FingerVision News
GENIACでは、視覚・触覚・言語・動作データを共通化し、複雑な手先作業の自動化を目指す共同研究に参画しています。2026年7月に公表された、2026年8月〜2027年7月の研究計画に基づく取り組みです。
ロボット共創基盤の共同研究では、機種・用途ごとに異なるシステム構築を共通化するため、共通インターフェースや導入支援の仕組みを研究しています。2025年8月に公表された、2025〜2027年度の研究計画です。
| 職種 / 募集ポジション | ソリューション企画・開発|Solution Development |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 |
| 契約期間 | 期間の定めなし |
| 給与 |
|
| 勤務地 | 東京本社勤務・原則出社。業務上の必要に応じて顧客工場・他拠点への出張が発生する場合があります。リモート勤務は業務内容・会社規程に基づき会社が認めた場合に利用可能です。 |
| 勤務時間 | 標準勤務時間:9:00~18:00/所定労働時間:1日8時間・週40時間/休憩60分。フレックスタイム制あり(フレキシブルタイム5:00~22:00、コアタイム11:00~15:00)。適用・詳細は社内規程等によります。 |
| 休日 | 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始休暇(12月29日~1月3日)、会社指定日。年次有給休暇は入社6か月後に10日付与。その他、社内規程に基づく特別休暇あり。 |
| 福利厚生 | 通勤手当(社内規程に基づき実費支給)、定期健康診断、リモート勤務制度、育児・介護休業制度、その他社内規程に基づく制度。 |
| 加入保険 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 |
| 受動喫煙対策 | 屋内禁煙 |
| その他/試用期間 | 試用期間4か月。会社が必要と認めた場合は短縮、または最長6か月まで延長する場合があります。 |
| 募集人数 | 1名 |
| 会社名 | 株式会社FingerVision |
|---|---|
| 業種 | メーカー / ロボティクス・FA / 精密・計測機器 |
| 代表者 | 濃野 友紀 |
| 資本金 | 1億円 |
| 本社所在地 | 〒135-0016 東京都江東区東陽二丁目4番14号 三井ウッディビル1階 |
| その他事業所 | R&D拠点 〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町73-1 ライトワンビル1F |
| 事業内容 | ・視触覚センサ、ロボットハンド等の開発・製造・販売 ・視触覚技術を活用したロボットシステム・自動化ソリューションの開発・導入・運用支援 |