採用背景

今日、環境への配慮は事業実施・継続の前提条件であり、当社も「JERAゼロエミッション2050」にて、ゼロエミッション火力や洋上風力発電等の積極的な導入を公表している。
電源開発にあたっては、環境影響評価の実施が不可欠となっているが、環境影響評価において適切な環境保全措置の立案やステークホルダー（国、自治体、住民等）からの指摘事項への適切な対応等が出来ない場合、事業内容の大幅な変更や中止を余儀なくされるリスクがあるため、これに対応できる人財を必要としている。また、JERAの有する環境リソースを基に企業価値向上を図る環境価値向上の取組みを新たに進めるため、これに対応できる人財も対象とする。

業務内容

①国内の環境影響評価制度、他社環境影響評価案件、国内外の環境政策の動向把握
②事業計画ならびに①項に基づく、新規電源開発プロジェクト等の環境面のリスク評価、対策立案
③環境影響評価の調査項目・手法等の検討、概略予算・工程の策定
④環境影響評価図書の作成（配慮書、方法書、準備書、評価書等）
⑤環境影響評価に係る調査、予測・評価の実施（排ガス、騒音・振動、温排水、動植物・生態系、景観、温室効果ガス等に関する文献／現地調査、予測シミュレーション等）
⑥環境価値向上策の検討・実施
⑦上記④⑤⑥項に係る行政機関（国および地方自治体）との協議、対応、諸手続き
⑧上記②～⑦項に係る社内関係部署との調整

部署の魅力

・電源開発プロジェクトの成否を大きく左右する環境面のリスク評価を通じて、「JERAゼロエミッション2050」の達成に貢献するとともに、環境リスク評価の経験・ノウハウを得ることが出来ます。
・また、環境影響評価の実施を通じて、発電所の環境影響全般に関する調査・予測・評価手法といった専門知識を得ることが出来るとともに、円滑な発電所開発・運営に不可欠な国・自治体・地域住民といったステークホルダー対応に関する経験・ノウハウを得ることが出来ます。必要に応じ、国内各地の電源開発（予定）地点での出張対応を実施いただきます。

部署のミッション

部署の主要ミッションは環境アセスメントの実施だが、募集ポジションとしては下記業務を対象とする職級に応じた業務遂行をミッションとする
・国内における新規電源開発プロジェクト等（火力発電、洋上風力発電等）の環境面のリスク評価、対策立案
新規電源開発プロジェクト等の環境影響評価（環境アセスメント）※の実施
・環境価値向上策の検討・実施
※環境影響評価とは、設備開発が環境に及ぼす影響を、あらかじめ事業者自らが調査、予測、評価を行い、その結果を公表して一般の方々、地方公共団体などから意見を聴き、それらを踏まえて環境の保全の観点から事業計画を作り上げる制度。環境影響評価の終了が工事着工の条件となっている。

求める経験・スキル

■必須
・環境に関わる業務の経験/スキル（2～3年以上）
・環境関連法例、技術基準、行政文書等を読解く理解力・分析力
・普通自動車免許

■尚可
・環境管理、環境アセスメント、環境価値向上に関わる業務の経験／スキル
・社外関係者（国、地方自治体、地域住民等）および社内関係者との協議・調整を行うためのコミュニケーション力、交渉力、調整力
・発電設備に関する経験/スキルを有していれば、なお可
・環境アセスメント士
・技術士（補）
・公害防止管理者