▼ Liberawareとは
2016年に設立したLiberawareは屋内点検分野に特化した小型ドローンの開発及び点検ソリューションを提供しています。屋外に比べ、空間や通信等で実装が難しいとされる屋内産業用ドローン分野において、高い技術力と、撮影した画像の解析まで行う一貫したソリューション提供を武器に急成長しています。
1. 自社にて設計・開発した小型ドローン
インフラ等の設備点検箇所には、狭く、暗く、汚い場所も多く、通常の産業用ドローンでは入ることすら困難な場所も多いですが、当社は数年前からこのような環境下で利用できる小型ドローンに特化して研究開発を行ってきました。
小型化実現のため重量やサイズに制約を受ける中、フレームはもちろん、バッテリー、プロペラ、モーター、カメラから頭脳に当たるフライトコントローラーに至るまで自社で開発し、企業ごとの課題にも柔軟に対応できるよう作り込んでいます。
また、産業界の生産性向上や安全性向上に貢献したいという理念から、ひとつひとつの技術や構造について細部にわたり検証を行い、産業用途に耐え得るものづくりを目指しています。
2.国産ドローン
当社のドローンは国内で製造している国産ドローンです。現在、ドローン市場では、中国製ドローンが大きく先行しており、技術面でも生産量でも抜きん出ている中、日本の技術力を上げていきたいという思いで国産ドローンにこだわっています。
この点、20年9月に政府より、セキュリティ性能の高いドローンの利用や、セキュリティ体制が整備されている企業のドローン利用の推進が表明されており、一部民間企業にも同様の動きが見られています。今後もさらに国産ドローンメーカーへの需要は高まると考えており、弊社もすでに国産メーカーの利用を推進している大手製造業に評価・利用いただいています。
3.点検だけに終わらない映像解析・編集まで一貫したサービスを提供
ドローンが撮影した映像を3D化や点群、パノラマ(オルソ画像)に編集する技術や人工知能(AI)を活用した技術にも力を入れており、ドローン機体のハードウェアの技術と映像解析・編集のソフトウェアの技術を組み合わせたソリューションを提供できることも強みです。
今後は、製造業のDX化を支えるため、ドローンで集めたデジタルデータの一元管理を推し進めるサービスの展開も視野に入れています。
▼ Mission
誰もが安全な社会を作る
▼ Vision(2030年)
見えないリスクを可視化する
募集背景
- Liberaware の「デジタルツイン事業」では、インフラ・設備の点検・維持管理のデジタルトランスフォーメーションにチャレンジしています。「見えないリスクを可視化する」をビジョンに、徹底的に小型化した産業用ドローンの開発から取得したデータの3次元化や解析サービスの提供を行っています。
- 2021年7月にJR東日本グループとLiberaware と合弁で設立した「CalTa株式会社」より、動画から自動で3次元データを生成するクラウドサービス「Trancity」をリリースしました。今後、「TRANCITY」にAI解析やBIMなど様々な機能を実装することにより、これまで解決できなかったインフラ・設備の点検・維持管理に関する負の体験を解消し、DXの推進に挑戦したいと考えています。
- また、2023年12月に、大型の国家プロジェクト(国交省SBIR)に採択されました。労働人口の減少に対応するため、本プロジェクトの中で、ダム現場等の原遠隔地の建設現場管理に対して、ドローンを活用した自動連携システムの構築を実現します。日本でまだそのような自動連携システムは存在しておらず、Liberaware はその最先鋒になることで、建設業界の人手不足の課題を解決したいと思っています。しかし、その挑戦は簡単ではありません。そこで、インフラ・設備に関わる業務の一歩先を創りたい方、デジタルツイン・建設DX・BIMに興味がある方、最高のエンジニア陣と最高の体験を作りたい方、見たことのない山を一緒に登ってみたい方からのご応募をお待ちしております。
職務概要
- 国家プロジェクトの中で、建設業のデータ利活用に資する3次元データ(点群/3Dモデル)の技術開発を担っていただきます。国家プロジェクトに参画するステークホルダーとともに、市場規模60兆円の建設業において近い将来迫っている大幅な人手不足という背景の中で、建設業界関係者に対して、設計・工程管理・資材管理・出来高管理など従来は人手で業務をデジタルに置き換えたプロダクトおよびサービスを構築する上で、アナログ業務を代替し得る3次元データのデータ測定手法から技術開発を行っていただきます。社外研究機関との連携含めて、データ取得方法からモデル生成まで、国家プロジェクト終了後にプロダクトおよびサービスの展開を可能にするための技術開発全般を行っていただきます。
- 建設業以外にも、インフラの維持管理において労働力不足とインフラ老朽化により、デジタルによる代替ニーズが急速に高まっています。そのような背景の中で、ドローンやその他データ取得機器からデータの利活用までの自動連携システムに対するニーズがあり、それぞれにおける3次元データ生成に関するソリューション開発にも携わっていただきます。
具体的には下記の業務にあたっていただく想定です。
- 映像データから生成する点群化処理の高度化の検証とソリューション提案(データ取得手法・解析手法)
- エンドユーザーの要求仕様と3次元データの比較・検証とソリューション提案
- 本プロジェクトにおけるデータ取得方法(主にドローン)から画像解析までの業務オペレーションの最適化
- 映像取得方法(主にドローン)に対する点群処理観点でのフィードバック、改善の提案
- 建設業等の現場での測量データ計測および検証
必要な条件/経験
- 3次元画像処理解析に関する研究・開発の経験
- 点群データのクラスタリング・3Dモデル生成に関する研究・開発の経験
望ましい経験/スキル
- 開発した点群解析技術の事業化に携わった経験
- 点群データおよび3Dモデルに関する産学官プロジェクトへの参画
職種 / 募集ポジション | 測量技術エンジニア(建設DX) |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | 原則、千葉本社での勤務となります。 週1,2回のリモートワーク相談可 ※2拠点共に屋内全面禁煙 |
勤務条件 | <雇用形態> ・正社員 ※期間の定め無し ・試用期間有(期間:3ヶ月) ・定年:65歳 <勤務時間> ・裁量労働制 ・リモートワーク相談可 <休日・休暇> ・年間休日数:125日 ・休日休暇形態:完全週休2日制(土日祝) ・年間有給休暇10日(下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります) ・夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇 ※当社カレンダーに準ずる |
社内制度・福利厚生 | インセンティブ:ストックオプション制度有 <通勤手当> ・有:上限月額30,000円まで <家族手当> ・有:当社規定による <社会保険> 各種社会保険完備 <福利厚生その他> ・オフィスカジュアル ・ランチトーク制度(ランチコミュニケーション費用を月1回会社が負担する制度) |
選考方法 | <選考フロー> 書類選考→1次面接→適性・能力検査→2次面接→内定 面接回数:原則2回 オンライン面接:可 |
会社名 | 株式会社Liberaware |
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代表者名 | 閔 弘圭 |
設立 | 2016年8月22日 |
業務内容 | ・産業分野に特化した非GPS型小型ドローンの開発 ・loT技術・人工知能を活用したシステム開発 ・小型ドローン「IBIS」を活用した点検・測量ソリューションサービス ・小型ドローン「IBIS」のレンタルサービス ・映像加工・編集サービス(距離計測、異常検知等) |
所在地 | 【本社】 〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-3-1 フジモト第一生命ビル6階 【東京営業オフィス】 〒108-0074 東京都港区高輪2-18-10 高輪泉岳寺駅前ビル9階 |
電話番号・FAX | 電話:043-497-5740 FAX:043-497-5739 |
受付時間 | 月曜~金曜日 9:00~18:00 |
定休日 | 土曜・日曜・祝日・年末年始 |
従業員 | 67名(役員含む) |
資本金 | 8.2億円(資本剰余金含む) |
取引銀行 | みずほ銀行 三菱UFJ銀行 千葉銀行 |