建設機械の遠隔・自律制御システム開発
募集の背景・配属職場のミッション ■募集の背景 ロジスティックス&コンストラクションセグメント開発センターは、セグメントラボとしてセグメントの事業(建設機械、搬送・物流システム等)に共通する重点技術を開発し、技術シナジーを実現する役割を担うべく組織体制の強化を図っています。 重点技術の一つが「遠隔・自動化」であり、近年、少子高齢化に伴う労働力不足や熟練者の減少に伴いその必要性が高まっており、生産性向上や省人化につながる様々な制御システムの開発を推進する人財を募集いたします。 ■配属部門のミッション ・セグメントの事業に共通する要素技術の集中開発、各事業の競争優位な商品開発への展開 ・事業部門や研究部門(技術研究所)との連携等による新機種の探索の推進 職務内容 ※業務上必要があるときは、会社の指定する業務へ変更になることがあります。 ■入社後に任せる業務 1.開発・設計、試作、評価業務 ・モデルベースによる遠隔・自動運転システムの制御設計、シミュレーションの開発 ・機械やプロセスの動特性を考慮したモデルの構築、フィードバック制御系の設計、解析、ソフト開発 ・実機試験によるシステム評価を通じた機能開発 2.研究部門や事業部門の開発部署との調整業務 3.新技術開発や新機種の探索に関する企画、調査業務 ■当業務の面白み・魅力 ・要素技術の開発に留まらず、研究部門(技術研究所)との連携による先端技術の研究開発から事業部門との連携による商品開発までのすべてに関わる事ができます。 ・開発した機能の評価を自ら行うことが出来、制御やシステム開発などの関連した技術の知見を深めることができます。さらに、実際の建設現場での評価にも参加できるため、自らが開発した機能を実際に使用してもらい、フィードバックを得ることで、研究開発のやりがいを得ることができます。任される業務の幅も多岐に渡るため、自らの視野を広げることが可能です。 ・セグメントとしての開発体制の整備にあたり2024年より活動を本格開始した組織であり、事業の変革の最前線でフロンティア精神を持って働く事ができます。 ■キャリアステップイメージ 入社直後 ・推進中の要素技術開発業務に研究部門(技術研究所)と連携して取り組んでもらいます。 ・開発業務を遂行する上で必要となるビジネススキルは各種の教育プログラムが用意されています。 5年後以降 適性に応じ、エキスパート、リーダー、マネジメントを担当していただきます。 研究開発職のローテーションとして研究部門(技術研究所)や事業部門の開発部署への異動の可能性があります。 働き方・働く環境 ■職場の雰囲気や募集部門のメンバー構成 ・新設される技術研究所棟内で、技術研究所のメンバーと年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談を行う活発な職場です。 ・テレワークも活用し、必要に応じて出社しコミュニケーションを取りながら進める業務スタイルです。 ■出張頻度・出張先 千葉製造所(千葉市稲毛区)での打ち合わせ 1、2回/月、住友建機株式会社香取工場での試験 2、3回/月 または名古屋製造所(愛知県大府市)での打ち合わせ 1、2回/月、名古屋製造所での試験 2、3回/月 ■テレワーク頻度 リモート可:リモートワークでの勤務が週2日以下 ■フレックス:有 都合に応じて調整可 応募要件 ■必須要件 【経験】 ・機械、自動車、農機メーカーや大学研究機関での研究開発経験 ・計測・制御に関するソフト開発、アルゴリズム開発の業務経験 【知識・専門性】 ・モデルベース開発による設計開発 ・制御知識 【使用ツール、資格】MATLAB、Simulink ■尚可要件 【経験】 ・複数人以上のチームでのリーダー経験 ・製品搭載を目的とした制御システム開発 ・企業、研究機関在籍時の論文発表または知財申請経験 【知識・専門性】油圧に関する制御知識