What's "TERRADA"?
倉庫という空間が、しあわせな未来をつくり出すこと。
1950年創業の寺田倉庫は「モノだけではなく、価値をお預かりする」という理念のもと、従来の倉庫業の概念を深化させてきました。ワイン、アート、映像・音楽メディア、文書など、専門性の高い保管事業を展開し、単なる保管にとどまらず、保存・修復技術の追求やデジタル化によって、お預かりした品の価値を未来へとつないでいます。また、天王洲アイルを中心にエリア活性化と不動産事業を手がけ、近隣企業・地域団体とともに街の賑わいを創出してきました。近年では、ベンチャー企業を誘致し、水辺とアートが共存するこの街をビジネスイノベーションの拠点へと育て、多様な交流による活性化を目指しています。
さらに、天王洲アイルを国際的な芸術文化の発信地とする活動も積極的に推進しています。ミュージアムやギャラリー複合施設の運営、アーティスト支援、倉庫空間を活用したイベントスペースの運営を通して、芸術文化を未来につなげる活動を進めています。
Our Culture
創業から70年以上かけて培った知見を大切にしつつ、現状に満足することなく一歩ずつ挑戦を重ね、進化し続けているのが寺田倉庫です。だからこそ、寺田倉庫では「現状に満足せず、可能性を広げ未来志向で歩み続けられる人財」をキー人財とし、私たちの想いに共感し、このような環境でキャリアを築いていきたいという方たちと共に寺田倉庫の未来を創っていきたいと考えています。そのために、柔軟な働き方や自己啓発のための支援・サポートを行い、各個人の持つ素質を最大限に活かしていただきたいと考えています。
本ポジションのミッション
「WHAT MUSEUM」において、アシスタントキュレーション業務全般を担っていただける方を、この度募集します。現キュレーターについていただき、展示する作品の権利・知財について作家やギャラリー、コレクターとの調整、情報整理および管理を行っていただくことを想定しています。
具体的な業務内容
現担当からOJTでレクチャーしながら、以下業務をご担当いただきます。
- 展覧会企画に関わる業務全般(展覧会の予算・契約管理、作品の輸配送の調整・手配等を含む)
- 展覧会の構成・制作物等の手配・制作サポート業務
- 展覧会の集客イベント等に関する企画サポート業務
※変更の範囲:会社の定める業務
寺田倉庫のアートビジネスについて
寺田倉庫のアートビジネスの歴史は、1970年代まで遡ります。
私たちは美術品保管の先駆者として専門性を磨き、長年に渡り絵画や立体作品など幅広い美術品を保管してきました。(※美術品保管事業の詳細はこちらをご覧ください)
また、多様化するグローバルなニーズに対応するため、美術品保管、輸配送、国内外の輸出入通関、修復、梱包、展示、額装、保険など、あらゆるソリューションをワンストップで提供しています。
2010年代に入り、寺田倉庫は天王洲に多様なアート施設を意欲的に展開してきました。伝統画材ラボ「PIGMENT TOKYO」、現代アートのミュージアム「WHAT MUSEUM」、若手アーティストを支援するギャラリーカフェ「WHAT CAFE」、日本を代表するギャラリーを集積した「TERRADA ART COMPLEX」などです。さらに、世界を舞台に活躍する若手アーティストの輩出を目的とした現代アートアウォード「TERRADA ART AWARD」も開催しています。
天王洲を国際的アートシティとして、この地でアートに関わるステークホルダーを有機的に繋ぎ、日本のアート市場の裾野を広げることを目指しています。
WHAT MUSEUMについて
寺田倉庫は 「モノだけでなく、価値をお預かりする」 をコンセプトに、美術品、建築模型、写真、映像、音楽などを軸に保管してきました。
寺田倉庫が運営する「WHAT MUSEUM」は、倉庫空間を現代アートや建築との出会いの場へと昇華させた、倉庫会社ならではのミュージアムです。倉庫内で静かに光を放つ文化的価値を暗示した、WHAT(WareHouse of Art Terrada)の名のもとに展示されるのは、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションの数々。寺田倉庫が作家やコレクターからお預かりしている作品も紹介することで、作品の保管、展示、交流の場を繋ぎます。さらに、天王洲という国際的なアートシティのハブとして、地域のアートコミュニティの核となり、倉庫空間から世界へ芸術文化を発信しています。
配属先情報
【ART&CULTUREグループ 企画チーム】5名の社員と複数名の業務委託スタッフで構成されています。
本求人のポイント
本ミュージアムの特徴は、民間の事業会社が経営・運営しているミュージアムであることです。保管事業を通して「文化を創る」こと、また「アートを通した街づくり」を実現してきた寺田倉庫だからこそできる、アートとビジネスの融合。アートの価値の再定義、文化の創造や浸透だけでなく、ビジネス的視点から見た時のインパクトも、私たちが大切にしている指標です。アートの専門性と、ビジネス感覚の両方を磨き上げていただけるポジションです。
求めるスキル・経験
~必須経験・スキル~
- 大学または大学院において美術系などの専門課程を修了した方、
もしくはそれと同等の専門知識を有すること - 美術館または展覧会企画会社における3年程度のご経験
(学芸関連業務、作家や美術館等との連絡、調整業務等を含む)
※美術館:公営・民間いずれでも可/展覧会企画会社:新聞社・TV局等含む
~あると望ましい経験・スキル~
- 近現代美術に関する資料及び情報の収集・整理業務やデータベース作成業務に携わった経験
~求める人物像・素養~
- 関係各所とスムーズなコミュニケーションが取れる方
- 協調性が高く、チームで仕事を進めていきたい方
- まだ無いものを作っていく気概やアントレプレナー精神のある方
求めるPCスキル・資格
- 【必須】Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)基礎レベル
- 【尚可】illustrator、Photoshop基礎レベル、学芸員資格
語学力
- 日本語ネイティブレベル
職種 / 募集ポジション | 【中途採用】WHAT MUSEUM 展覧会企画担当アシスタント/ ART & CULTUREグループ |
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雇用形態 | 正社員 |
契約期間 | 雇用期間の定めなし |
給与 |
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勤務地 | 最寄り駅:りんかい線・東京モノレール「天王洲アイル」駅より徒歩5分 ※変更の範囲:会社の定める場所 ※転勤無し ※業務特性上、原則出社 |
勤務時間 | ・基本勤務時間 10:00 ~ 19:00、実働 08時間 00分(休憩1時間) ・シフト制(週休2日) ・コアタイム11時~16時 ・残業 月20~30時間程度(配属部門の2024年度平均残業時間:24時間) ※WHATミュージアムの営業日程、イベントにより変動 |
休日 | ・年間休日123日(2025年度) ・シフト制(完全週休二日制) ・年末年始休暇 ・創立記念休暇 ※7 Days Vacation制度(7日以上の連休取得促進制度)で長期休暇の取得を推奨してます。 ※WHATミュージアムの営業日程、イベントにより変動 |
福利厚生 | ・昼食補助制度(周辺の提携レストランが半額で利用可能) ・Overseas Experience 制度(5日以上の海外旅行に対する補助制度) ・ベネフィットステーション利用可能 ・保養所 ・社内ストレッチ制度 ・パーソナルトレーニング利用補助 ・福利厚生費支給 ・永年勤続表彰制度(勤続5年・10年・20年・30年) ※勤続年数に応じて功労金、商品券、旅行券、休暇の贈呈 |
加入保険 | 社会保険完備 |
受動喫煙対策 | 屋内全面禁煙 |
人事評価制度 | 等級制度・目標管理制度 |
コミュニケーションコイン制度 | 感謝や賞賛のメッセージを、コインとともに贈り合う制度です。社員には6種類のコインが専用アプリで配布されます。各コインには金額が設定されており、受け取ったコインの種類と枚数に応じて、半期に1度精算される仕組みです。 |
会社名 | 寺田倉庫株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 寺田 航平 取締役専務執行役員 秋元 雅宏 取締役CFO 齋藤 隆幸 取締役CTO 加来 徹也 |
設立年月 | 1950(昭和25)年10月 |
所在地 | G号オフィス(本社) 〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10 オペレーションオフィス 〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-28 Tビル 7階 |