社員紹介
生活産業・アグリビジネス本部 アグリビジネス部
岡崎 敏史 ※上記所属部署は取材当時の配属部署
2002年 新卒で重電メーカーへ入社。商社・卸向け情報通信システム営業に従事。2006年に双日へ転職。肥料・メタノール部で肥料原料トレード・新規事業開発に取り組む。2012~2015年、2019~2024年にベトナムの肥料事業会社にCOO、社長として出向。そして、現在はアグリビジネス部の副部長に就任を務める。
エネルギー・ヘルスケア本部 総合インフラ事業開発部 事業開発第二課
水野雄介 ※上記所属部署は取材当時の配属部署
2009年 新卒で金融機関へ入行。シンジケートローン、プロジェクトファイナンス組成・管理を経験。2017年に政府機関へ出向し、インフラ輸出案件支援、貿易保険の制度改善に従事。2019年に出向解除後、再生可能エネルギープロジェクトファイナンス・ESG企画関連業務を担当。(改行)2022年に双日へ転職し、中東・中央アジアにおけるエネルギー関連案件を担当。
※シンジケートローン:ひとつの顧客に対して複数の金融機関が連携して融資を行うローン
クロストーク①転職のきっかけ
岡崎「元々、グローバルなキャリア志向を強く持っていましたが、大学時代にゼミの教授の紹介でベトナムでのボランティアを経験し、東南アジアの成長の勢いを感じました。その後、前職での経験を経て、海外で仕事をしたいという想いがさらに強まり、その機会が豊富な双日に転職しました。」
水野「前職の金融機関でインフラプロジェクトに関わってきましたが、現場に近い事業会社で新規案件組成・事業経営に携わりたいという想いから、双日に転職しました。」
クロストーク②双日で働いて面白かったこと
岡崎「双日は、東南アジアでトップクラスの市場シェアを誇る肥料事業を展開しています。各国の事業会社において、製造・販売事業を行っていますが、肥料原料は世界に散在しています。そのため、原料調達ではトレード機能、製造ではメーカー機能、販売は各国のディストリビューター/ディーラーへの国内販売機能など、一つの事業で様々なポジションでの業務を実践することができました。また、各国の農業生産の向上に貢献していることに誇りを感じています。」
※ディストリビューター:正規輸入販売代理店
水野「ビジネスをゼロから作り上げる現場に触れられる点です。ウズベキスタンに出張して、何もない砂漠の中心にある発電所候補地を視察した際に、商社のダイナミズムさを感じました。道なきところに道を作るとはこういうことなのだ、と実感しました。」
クロストーク③双日の社風や活躍する人物像
岡崎「明るく、フランクな人が多いと思います。メーカーと違って商社はモノがなく、自由度が高い反面、常に新しいことを提案する力が求められます。ステークホルダーと信頼関係を構築し、情報を収集し、スピード感をもって関係者を巻き込んでビジネスを作っていくため、コミュニケーションを取ることが好きな方が向いていると思います。」
水野「しっかりとやりたいことを持っていて、行動力がある人が多いと思います。業務においても各人の意思(WILL)が問われることが多いと感じます。また、誰かが良いアイディアを思いついたり、困ったりしているときに周りの社員が集まってきて、どうやったら実現できるか一緒に考えるカルチャーがあります。今、社内活動の一環でHassojitz2024に取り組んでいますが、まさにそのような雰囲気のなか、取り組んでいます。」
クロストーク④入社後に苦労していること
岡崎 「2020年にベトナムの肥料事業会社の社長に就任しました。任期中に新型コロナ感染症が拡大し、政府による規制が頻繁に変わったため、迅速な対応が必要となりました。厳格な外出規制の影響により、一部従業員には工場に泊まり込んで製造を継続してもらうなどの対応を余儀なくされました。また、従業員とも対面でのコミュニケーションが取れず、とても苦労しました。従業員の雇用やその家族の健康、そしてお客様に対する責任の大きさを強く感じる日々でした。」
水野 「商社での営業は経験したことがなかったため最初は不安でしたし、今でも学ぶことの連続です。前職では、どんな小さなことにもルールやマニュアルがあることが当たり前でした。しかし、双日では全社共通のルールはあるものの、自らの頭で考え対応する力が求められます。そのため、日々新しい課題に直面しながらも、自分自身の成長を実感しています。」
クロストーク⑤業務のやりがい
岡崎 「双日の肥料事業は、タイの事業で50年の業歴、フィリピン・ベトナムでも長年の業歴を持っています。東南アジアを中心に展開し、各国の食糧増産や単収改善による農家の所得向上に貢献してきました。このような歴史のある事業、社会課題にアプローチする事業に関われることにやりがいを感じます。また、事業会社への出向を通じ、事業経営を行う機会にも恵まれました。現在は、新たな取り組みとして衛星画像を用いたアグリプラットフォーム事業にもチャレンジしています。引き続き、農業生産の改善や農家の生活水準や質の向上など、東南アジアにおける農業の課題に取り組んでいきたいと思います。
水野 「ウズベキスタンを始めとする中央アジアは、豊富な資源を有するだけでなく、今後も高い成長ポテンシャルが期待されている地域です。様々なビジネスの機会があり、社内でもタシケント事務所、中東事務所、東京本社など、複数の拠点の社員が日々案件開発に取り組んでいます。ウズベキスタンには、双日に入社するまで訪れたこともありませんでしたが、こうした国でビジネスの開発に携わることができるのも商社ならではの魅力と考えています。双日が目指す未来は、事業会社としての「双日が得る価値」と、地域や環境を含む「社会が得る価値」、2つの共通価値を最大化するものです。より良い未来のために、一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。」
関連情報
職種 / 募集ポジション | キャリア採用社員特集 |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 |
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勤務地 | |
会社名 | 双日株式会社 |
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本社住所 | 〒100-8691 東京都千代田区内幸町2-1-1 |
選考プロセス | ・書類選考 ・WEB適性検査 ・面接(複数回) ・最終面接 |
試用期間 | 有(6ヶ月) |
双日グループスローガン | New way, New value |
双日グループ企業理念 | 双日グループは、誠実な心で世界を結び、新たな価値と豊かな未来を創造します。 |
会社概要 | 双日株式会社は、それぞれ長い歴史を持つニチメン株式会社、日商岩井株式会社をルーツに持ち、160年以上にわたって多くの国と地域の発展を、ビジネスという側面からサポートしてまいりました。現在も国内外約400社の連結対象会社とともに、世界の様々な国と地域に事業を展開する総合商社として、幅広いビジネスを展開しています。 |
事業内容 | 当社グループは、自動車、航空・社会インフラ、エネルギー・ヘルスケア、金属・資源・リサイクル、化学、生活産業・アグリビジネス、リテール・コンシューマーサービスの7つの本部体制で、国内外での多様な製品の製造・販売や輸出入、サービスの提供、各種事業投資などをグローバルに多角的に行っています。 |
組織構成 | 2025年3月期 従業員数 男性 1,680名、女性 806名 新卒採用者 男性 60名 女性 64名 キャリア採用 男性 27名 女性 15名 ※全従業員2,486名の内、約4人に1人がキャリア採用。 |
採用スローガン | 「双(とも)に、物語を創ろう。」 双日では多種多様な社員が、一人ひとり想いと使命を持って、自らのみならず、会社、ひいては社会・世界の未来を切り拓いています。 双日という舞台で、主人公として一緒に新たな物語を創っていける仲間をお待ちしています。 |