文化を超えた雇用促進を。外国籍の方が日本で輝ける未来のために
株式会社ウィルオブ・ワーク ライフケア事業部 営業推進部 外国人雇用支援グループ マネージャー 竹島 結衣(2011年中途入社) 現在の仕事内容 私は現在、 介護職の人材派遣サービスにおける 営業推進部で外国人雇用サービスを担当しています。 現在は、7名のチームで東海〜関西エリア内において、 主に特定技能の受け入れを検討している介護施設や 病院への新規営業、候補者のマッチング、 就業後のフォローアップまでを一貫して行っています。 介護業界のニーズに応えながら、特定技能で働く外国籍の方が 日本の職場でスムーズに活躍できる環境を提供することを目指しています。 今に至るまで 「もう一度、営業職として最前線で活躍したい」 以前は不動産業界の営業職として勤務していました。 当時、お世話になっていた方が独立し、その方の会社に入社することになり、 入社するまでの6ヶ月間の期間限定で、契約社員としてウィルオブ・ワークに入社しました。 なので、実はこの会社で長く働くつもりはありませんでした。 ですが入社してみると、とても社員の仲が良く、 割と早く馴染めている自分に気づいたんですよね。 社風にも惹かれ、「ここで正社員として働きたい」 という気持ちが芽生え、正社員登用を決意しました。 正社員登用から3年ほど経った頃、私の中に 「もう一度営業職として最前線で活躍したい」 という気持ちが湧き上がってきました。 その想いを上司に相談したところ、ちょうど介護派遣事業の立ち上げのタイミングだったということもあり、介護派遣の部署への異動が決まり、全くの未経験分野でしたが、機会に恵まれたという思いが強く、迷いは無かったですね。 そしてこの異動が、私のキャリアにおける一つのターニングポイントとなりました。 飛び込んだ介護業界は、人の生活に深く関わるやりがいのある仕事だと実感しています。 介護・保育業界の未来を創る、事業部の挑戦 多面的・網羅的解決へ。HR領域を超えた事業拡大 ライフケア事業部が目指すのは、 『介護・保育業界の顧客課題を多面的、重層的に解決できる価値の高い企業へと成長すること』です。 現在は、介護派遣・保育派遣・介護人材紹介・営業推進部の 4つの事業で、それぞれ人材マッチングを起点としています。 私たちの目標は、2030年までに外国籍の方の教育支援、 ライフサポート、帰国後の母国での再就職支援、 HR周辺領域などにも裾野を広げ、事業規模を拡大することです。 常に顧客のニーズに寄り添い、新しい価値を提供し続けていき 業界の未来を創造していきたいと考えています。 日本で活躍する外国籍の方々を増やすために チームとして今、最も注力しているのは、 外国籍の方を受け入れてくださる企業を一社でも多く増やすことです。 外国籍の方々は、文化の違いや言葉の壁を乗り越え、 日本での就労に高い意欲とポテンシャルを持っている、優秀な方がとても多いんですよね。 彼らのその前向きな姿勢と優秀さを、日々の営業活動を通じて企業に伝え、外国人雇用を促進しています。 将来的には、教育プログラムの提供やメンタルヘルスサポートの強化など、多角的な支援を通じて、一人でも多くの外国籍の方が日本の職場で長く、安心して活躍できる環境を整えていきたいと考えています。 ウィルオブ・ワークの強み ●意思決定の速さと柔軟な対応力 ウィルオブ・ワークに入社して最も強く感じたのは、意思決定のスピードの速さです。 クライアントからの要望や問題に対して、すぐに方針を決定し迅速に対応できることは、他社との差別化を図る上で大きな優位性だと感じています。 また、型にはまらず柔軟な対応ができる点も強みです。 クライアントの状況やニーズに合わせて最適な提案ができることで、深い信頼関係を築くことができています。 私たち営業推進部が顧客の課題解決に貢献し続ける上で、非常に重要な要素だと実感しています。 私の働きがい 不安を乗り越え、確信へと変わった「成長の機会」 私にとっての"働きがい"は、成長の機会が常に身近にあることです。 実は、妊娠をきっかけに仕事をセーブしたいと考え、 当時、派遣営業部の支店長を下りる決断をしました。 その決断が本当に正しかったのか、出産後も心の中にずっと残っていたんですよね。 ただ育休から復帰すると、在宅勤務やフレックス制度を積極的に活用する中で、上司やチームメンバーの温かい理解とサポートがあることを確認できました。 この環境なら、子育てをしながらでもキャリアを諦めることなく、成長し続けることができると確信しました。 リーダー・マネージャーとしての新たな挑戦 復帰してからは、まず当時の自分を超えることを第一の目標に、がむしゃらに走り抜けました。 メンバー時代は、新規開拓を通じて顧客拡大と事業成長に貢献することで働きがいを感じながら、仕事には「自分に厳しく、数字にもストイックに」臨み、 企業やスタッフの方々には「誠実かつ丁寧に」向き合うことを大切にしていました。 その後、リーダーに昇格し、自分だけでなく周囲を見渡す中で、エリア全体の更なる連携やメンバー間のコミュニケーション向上の必要性を感じていました。 「チームとしてもっと有機的に協働し、個々の集合体ではなく成果を最大化できないか」と強く感じるようになり、そういった課題認識や姿勢を評価いただきマネージャーに任用いただきました。 マネージャー就任後は、チーム間のコミュニケーションや教育体制を更に強化し、自身の成長だけでなく、メンバーにも成長の機会を提供できたと感じています。 メンバーが迷わないよう「良いものは良い」「おかしいものはおかしい」とブレない姿勢を心掛け、仕事やお客様、スタッフへの向き合い方も常に大切にしてきました。 こうした取り組みを通じてチーム全体の成長を実感し、自分に合った働き方と働きがいを追求することで、仕事への意欲はさらに高まり、日々成長を実感できていることが私の大きな喜びとなっています。 外国人雇用支援事業に込める、未来への想い 現在、ウィルオブ・ワークが注力している外国人雇用支援事業は、私にとって大きな使命感を抱かせてくれる仕事です。 外国籍の方が日本で安心して就業し、長期的に定着することは、この事業の最も重要な側面だと感じています。 家族と離れ、見知らぬ異国で生活することは、計り知れない不安と孤独感を伴います。 だからこそ、私たちが登録支援機関として、いかに彼らに寄り添い安心してサポートできるかが、非常に重要な役割だと考えています。 そのためには、受け入れ企業との密な連携、そして双方の相互理解とサポートの強化が不可欠です。 最後に、印象的なエピソードがあります。 2年前、特定技能の導入を検討されている企業へ商談に伺い、受け入れを判断するまでに何度も検討を重ねることおよそ一年…ようやく1人目の外国籍の方が入社に至りました。 その方の職場での評価は非常に高く、今ではその企業に7名の外国籍の方が就業されています。 外国籍の方が入社したことで、職場の環境が改善され、お互いが理解を深め、結果的に彼らが安心して定着に繋がったことを目の当たりにし、この仕事の大きなやりがいを感じています。 これからも外国籍の方々が日本で輝ける未来を、 クライアントと共に創り続けていきたいと強く願っています。 ■経歴 2011年6月 株式会社ウィルオブ・ワーク入社 ライフケア事業部配属後 支店長などを歴任 2020年12月~2022年4月 産休育休 2022年5月 同事業部 営業推進部 2024年9月 同事業部 営業推進部 マネージャー昇格 続きを見る