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設計部の仕事とは
設計部の仕事とは お客様が頭に描く理想の住宅。それらをコミュニケーションで紐解き、図面に表現する仕事が「設計」。今回は、アイダ設計の大槻智輝常務執行役員にお話を伺いながら、設計部の仕事内容についてご説明します。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 設計の仕事内容とは 設計の仕事は、分譲住宅か、注文住宅かによって業務内容が異なります。それぞれ、詳しくご説明します。 分譲住宅の設計 分譲住宅の設計の仕事内容は、大きく以下の2つに分けられます。 外観・内装のデザイン 施工に必要な実施図面の設計 外観・内装のデザイン 分譲住宅といっても、規格化されたプランで建設するのではなく、一棟一棟が異なるプランや外観を持ち、かつ街並みとして統一感があるような設計を行います。個性のある家づくりにこだわりながら、現場からの要望の反映や製図を、子会社と協力して行っていきます。 施工に必要な実施図面の設計 施工に必要な実施図面の設計も、設計の仕事の一つです。分譲住宅は設計から工事着工までをスピーディに行うのが特徴。速やかに工事に着工できるように、工事図面や確認申請図面の作成、法規および条例に基づく建築確認申請を行います。 注文住宅の設計業務は、お客様それぞれのご要望をもとにした住宅づくりになるため、分譲住宅の場合よりも多くの時間と工数がかかります。 例えば、お客様の家族構成やライフスタイルによって、最適な間取りは異なりますし、お客様から「明るい室内にしたい」「バリアフリーを重視している」などの要望も可能な限り設計に反映します。 注文住宅の設計 一方で注文住宅の設計の仕事内容は、大きく以下の3つに分けられます。 お客様との打ち合わせ 住宅の設計 事務手続き お客様との打ち合わせ 注文住宅の設計では、お客様のご要望を反映させた住宅づくりをするのが特徴です。そのため、お客様に希望の間取りや設備、デザインなどをなるべく詳細にヒアリングすることが非常に重要な業務の1つとなります。「どんなデザインの家にしたいか」「どんな構造の家が理想か」「予算はどのくらいか」などの意見を聞き、アイデアを出し合いながら建物のイメージを具体的なものにしていきます。 住宅の設計 お客様との話し合いをして建物のイメージが決まったら、それをもとに設計図面を作成します。CADという設計ソフトを使って図面を描いたり、手作業で描いたりと方法はさまざまですが、適切な方法を用いて建物の構造を大まかに具体化させていきます。そのあとは、階段や柱などの細かなデザインを決めていき、お客様のイメージにぴったりな建物の設計図を完成させます。 事務手続き 注文住宅の設計ではゼロから住宅を作るため、いわゆる設計業務以外に、契約内容とプランの整合性をチェックしたり、建築基準法に関わる確認検査まわりの対応など、業務内容は多岐にわたります。工事が全て完了したら、お客様が立会いのもとで設計書に食い違いがないかや汚れや傷などがついていないかを確認し、お客様から費用をお支払いただいて引き渡すまで責任を持って対応を行います。 アイダ設計の設計部門とは では、実際に設計部門についてアイダ設計の大槻智輝常務執行役員にお話を伺いました。 住宅づくりの根幹を担う部署 ――設計部はアイダ設計においてどのような役割を担っていますか? アイダ設計は、各専門部署によるトータルした管理体制で住宅をつくっており、設計も自社で内製しています。当社はもともと設計事務所として創立された歴史があるため、設計には今も力を入れています。設計部の主な業務は、基本的な住宅プランの作成、外観・内観のデザイン、建設現場の施工に必要な図面作成など。まさに住宅づくりの根幹を担う部署です。 ――他の部署と連携する場面はありますか? 設計はさまざまな部署と連携して仕事をしています。 たとえば、建設予定地については、用地部から情報を収集します。エリアを担当している営業部からは、分譲地の環境やコンセプト、お客様のご要望や留意点などを共有してもらいます。実際に図面を引いた後は、建設部と連携して「ここが収まらないので、このように変更したい」といった現場からのフィードバックをもらい、図面を修正することもあります。 お客様の人生の一部を設計 ――設計部ではどのようなスキルが身につきますか? 提案力やコミュニケーション能力です。打ち合わせでお客様の本音を引き出したり、図面を書くことにとどまらず「住まい方」のご提案をしたりと、設計の基本的な知識や技術を身に付けること以上の経験ができます。 また最近は、住宅や建築の専門的な領域について知識のあるお客様が増加傾向にあり、お客様を通じて最新情報や知見を得る機会も増えています。 ――設計の仕事のやりがいはなんですか? お客様の「一生に一度の買い物」に大きな影響力をもつことです。自分の提案次第で、お客様の住宅を良くすることもできますし、悪くしてしまうこともあります。責任のとても大きい仕事ですが、視野が広がり、人間としてもたくましく成長できると思います。「お客様の人生の一部を設計している」といってもいいかもしれません。 また住宅のコンセプトづくりから携わる場合は、企画の良し悪しで販売成績が顕著に出ます。立地や価格が一見不利でも、企画が良ければ売れることもあり、モチベーションにつながります。お客様に喜んでもらうのはもちろん、販売担当の営業から「あの企画、売りやすかった」と言ってもらえるととても嬉しいですね。 ――今後、設計部として挑戦していきたいことはなんですか? まず注文住宅の設計においては、「お客様のための設計士」という側面を強化していきたいです。 これまでは、契約から図面の確定まで、お客様との打ち合わせはほとんど営業部が行ってきました。そのため、引き渡しまでの工数が多く、時間がかかってしまうのが課題です。そこで、設計士が早い段階からお客様との打ち合わせに入り、お客様のライフプランにあった間取りプランをご提案することでお客様に満足していただける住宅の提供ができるようにしたいと考えています。 「営業部が現場でどのような悩みを抱えているのか」「どのような設計であれば営業部の仕事がしやすいのか」こうした互いの思いや仕事のつながりは、近くで肌で感じなければ分かり合えないものです。それぞれの仕事をよく理解した上で、業務の棲み分けを最適化することで、より働きやすく、よりお客様にご満足いただけると考えています。 分譲住宅においては、設計士を全国の各エリアに配置し、現場に根づいた住宅づくりの体制を整えていきたいです。 現在は人手の問題から分譲住宅の設計士がいくつかの拠点に集中しており、なかなか現場に足を運べず図面を引くケースや、問題が発生しても現場を直接確認しに行けないこともあります。こうした状況を改善するため、全国どのエリアでも、現場の近くで設計士が設計できる体制づくりを進めています。 また、現在は個人のお客様が中心ですが、今後は法人に向けた仕事も展開したいと思っています。設計の専門的な知識も交えた打ち合わせができるよう、非住宅の分野の設計ができる人材も育てていきたいです。 知識や技術はあとからついてくる ――設計部が求める人物像を教えてください。 目的やビジョンを持って積極的に行動できる人です。どんなに知識があったとしても、その知識の使い方や身に付ける目的を理解していなければ、技術として適切な形で業務に取り入れることはできません。センスが良くても、行動力がなければセンスを活かすことができないですよね。 知識や技術は実戦で経験を積めばあとからついてくるので、自分自身で動機付けをして行動できることが重要だと思います。 ――最後に、エントリーを検討している方へメッセージをお願いします。 信念があれば、やりたいことに自由に挑戦できる環境です。ただ「やりたいこと」ではなく、根拠のある「やりたいこと」であれば、しっかり会社はバックアップします。 もちろん今なにか「やりたいこと」が明確になくても大丈夫です。さまざまな案件を経験したり、一級建築士などの資格を取得したりすることで、少しずつ見えてくるはずです。自分の夢を“設計”中の方、ぜひアイダ設計で実現してみませんか。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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仕事を知る
仕事を知る 仕事の流れ 各専門部署によるトータルした管理体制 土地の仕入れから測量、設計、施工、アフターサービスまで、夢のマイホームを責任をもってお客さまにご提供するため、社員一丸となって取り組んでいます。アイダ設計の家は、Warm-Hearted workの賜物です。住まいづくりのパートナーとして当社をお選びいただいたからには、全力でその信頼にお応えしなければなりません。 CMなどによって知名度が向上し、目標を上回る受注をいただいている今も、誠実を第一に確かな品質を常に追究しています。木材の仕入れなどの大量一括購入による外注費削減も、各部門を自社で抱えることでの中間マージンをカットすることも、価格や品質でお客さまに還元することが目的です。私たちはお客さまの笑顔のため、今後もより多くの夢を叶えるお手伝いをしてまいります。 FLOW 01 土地の仕入れ 用地開発部門 膨大な土地情報の中から厳選した土地を徹底的に調査し、住宅用地となる土地の購入を行います。 部門を詳しく知る FLOW 02 宅地造成・開発許可 土木部門 土地の形状や面積・高低差などを正確に把握し、宅地開発・造成を行います。 部門を詳しく知る FLOW 03 設計 設計部門 お客さまのご要望をもとに、長く愛される間取りプランを企画し、設計や積算まで行います。 設計業務は海外子会社と協力して進めます。 部門を詳しく知る FLOW 04 資材調達 プレカット部門 高品質・工期短縮を実現する最新鋭の機械を導入して、柱や梁などの部材を加工して現場に送ります。 部門を詳しく知る FLOW 05 施工管理 建設部門 安全管理・品質管理・原価管理・工程管理を徹底した現場管理を行います。 部門を詳しく知る FLOW 06 販売促進 販売促進部門 テレビやラジオをはじめ、自社制作の折込チラシ、HPやインターネット広告などの様々な広告媒体を利用して、自社の住宅商品の情報発信や、集客を行います。 部門を詳しく知る FLOW 07 販売活動 注文住宅営業部門 間取プランの作成や予算に合わせた資金計画の作成をし、お客様にご提案します。 分譲住宅営業部門 店舗や分譲地での販売会や無料のイベント等で集客し、住宅を販売します。 部門を詳しく知る FLOW 08 アフターサービス 品質管理部門 ご入居後は、アフターサービススタッフが住まいのメンテナンスに迅速に対応します。 部門を詳しく知る その他の部門 管理部門 経営企画や総務、人事、経理、財務などの幅広い業務で社内環境を整え、各部門を支援します。 インテリアコーディネーター 住宅のご契約をいただいたお客様に対して、照明やカーテンなどのインテリア商品を販売します。 リフォームアドバイザー 住宅をお引渡ししたお客様に対して、外装や水廻りなどのリフォームをご提案します。 住宅ローンアドバイザー 住宅のご契約をいただいたお客様に対して、住宅ローンの審査手続き代行、ライフプランのご提案します。 商品開発 お客様の暮らしにあった住宅の企画立案や新商品の開発、モデルハウスなどの設計をします。 海外子会社 中国上海にある子会社で住宅設計の仕事をします。 アイダ設計の製品を知る アイダ設計をもっと知る 会社を知る メッセージ 続きを見る
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注文住宅営業部門の仕事とは
注文住宅営業部門の仕事とは お客様のご要望を設計士や建設現場とコミュニケーションを取りながら、目に見えるカタチに残す仕事が「注文住宅営業」。今回は、アイダ設計の大槻智輝常務執行役員にお話を伺いながら、注文住宅営業の仕事内容についてご説明します。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 注文住宅営業の仕事内容とは 注文住宅営業の仕事内容は、大きく以下の3つに分けられます。それぞれ、詳しくご説明します。 契約前のお客様へのご提案と事務処理 契約後の各種手続き 建設工程の説明や完成後の引き渡し 契約前のお客さまへのご提案と事務処理 注文住宅は分譲と異なり、物件がない状態からスタートします。まずはお客様のご要望をもとにプランや概算見積もりを作成します。住宅は「一生に一度の買い物」と言われるように、お客様との関係がずっと続いていくもの。だからこそ、お客さまの要望に合わせ、最適な提案を行います。 それと並行して、建設予定地の調査も進めます。土地の高低差や形状、近隣の建物の状況を確かめる「現地調査」や、土地の所有権や法律上の制限がかけられているかを確かめる「役所調査」なども、注文住宅営業の仕事です。 契約後の各種手続き ご成約後は、最終的なプランの確定や契約書の作成、ローン手続きなどの業務を行います。また、お客様の相談役として、土地や建物に関するご相談に乗ることもあります。 建設工程の説明や完成後の引き渡し そして、工事開始前の立ち合いや、施工後の建物の確認など、建設現場ともコミュニケーションを取りながら、鍵の引き渡しまでの「伴走」を務めます。ご提案から鍵の引き渡しまで、約9ヶ月間をかけて1件のお客様を対応します。引き渡しの際に喜んでいただけることが、やりがいですね。 アイダ設計の注文住宅営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の注文住宅営業とは では、実際に注文住宅営業についてアイダ設計の大槻智輝常務執行役員にお話を伺いました。 アイダ設計の主役である、責任と誇り ――注文住宅営業部門はアイダ設計においてどのような役割を担っていますか? 営業はお客様とのやりとり全般を担っています。営業社員数は、分譲住宅営業部門も含めて全体の4割近くを占め、まさにアイダ設計の“心臓”といえる部署です。 注文住宅の営業は、契約前のお客様へのご提案と事務処理、契約後の各種手続き、建設工程の説明や完成後の引き渡しなどが主な業務です。 注文住宅営業の魅力は、お客様の家づくりだけでなく、住まい方も一緒にご提案できることです。お客様から家に対する要望をヒアリングするだけでなく、何気ない会話のなかで普段の生活スタイルや生活の中で困っていることなどを聞き出すことで、お客様にとって一生住み続けたいと思ってもらえる家を一緒に作っていくことができます。 ――注文住宅営業部門として掲げている目標はありますか? 注文住宅営業社員は、2ヶ月で3棟のご契約を目標に掲げています。 ――目標達成に向けて取り組んでいることを教えてください。 お客様とのやりとりにおける“窓口”の役割を、営業のみに集中させない体制づくりに取り組んでいます。 これまでは、設計や建設の専門知識が問われる質問や、建設現場で起きた問題に対しても、営業を窓口として各部門が対応する体制になっていました。ただそれでは、営業が必要以上に時間を取られてしまうなど非効率的です。現在この仕組みを改善しようと、プランや設計に関わる打ち合わせを設計部で行うことや、現場着工後のお客様対応は現場監督に引き継ぐことなどを構想しています。 営業が営業活動に専念できる環境をつくり、必要以上の業務負担を減らします。さらに、専門の部署が専門知識をもって対応することで、顧客満足度も高めていきたいと考えています。 過去の栄光よりも、目の前のお客様に選んでいただけるか ――注文住宅営業部門ではどのようなスキルが身につきますか? お客様や他の部署のメンバーと接するなかで、相手の気持ちを汲み取ることや、先を見通して準備する力が身につくと思います。それと、年齢や性格の異なる幅広いお客様とお付き合いすることになるので、コミュニケーション力や精神的に強くなります。 ――注文住宅営業部門の仕事でやりがいを感じるのはどのようなときですか? 数あるハウスメーカーや不動産会社のなかから、アイダ設計を選び、ご契約いただけるときです。営業は過去の成果にとらわれず、常に走り続けなければいけない仕事です。何十回何百回ご成約を経験しても、目の前の新たな成約1件には常に大きなよろこびがあります。 また、建物が完成してよろこぶご家族の表情を間近で見たときや、お客様がお知り合いの方にアイダ設計をご紹介いただいたときには、「一生に一度の買い物」をお手伝いできるこの仕事を誇りに思います。 ――印象に残っているエピソードはありますか? 以前、通常の半分の工期で建物を完成させなくてはならない案件がありました。積雪が重なって工事を中断せざるをえない期間が見込まれるなど、通常の工程では到底間に合いません。 そこで、お客様の打ち合わせや役所の調整と並行して土地の造成を進めるなど、冬を迎えるまでに万全の準備を整え、雪解け後の着工に備えました。そのなかで営業は、設計・建設の各部門や役所とお客様をつなぐパイプ役として、連携ミスによって納期が遅れることのないよう、コミュニケーションを密に取るよう心がけて業務にあたりました。 その結果、無事予定通りに引き渡しができ、お客様からよろこびの声をいただきました。各部署だけでなくお客様も含めた全員でひとつのチームになったからこそ成し遂げることができたと思います。 ――今後、注文住宅営業部門として挑戦していきたいことはなんですか? 昨今WEBからのお問い合わせが増えているのですが、なかなか商談や成約につなげられていないことを課題に感じています。WEBの場合、購買検討にいたっていない潜在顧客が非常に多いため、購入意欲を高めるための働きかけが、今後より重要になります。 また、お客様のお知り合いの方をご紹介していただいたり、今後の営業活動の改善に繋げたりするために、お引き渡し後のお客様との関わりを強化していきたいですね。 地道な努力の積み重ねが道をひらく ――注文住宅営業部門ではどのような方が活躍されていますか? 結果を出して活躍している人には、対応が素早いことと、熱意をもって行動していることが共通しています。 レスポンスが早い人は、お客様や社内メンバーとコミュニケーションが密になりやすく、その結果として効率的に仕事を進行できています。また、積極的に勉強し、時代の流れに適応できている人は、お客様にとっても住宅選びの心強いサポーターになります。 ――注文住宅営業部門が求める人物像を教えてください。 謙虚で相手の意見に耳を傾けられる人です。過去の営業スタイルは個人プレーの側面が強かったのですが、今日では「組織で売る」ことの重要性が増してきています。チームのなかで1人だけ成果が出ていても、全体の成績が低迷していたら意味がありません。チームや企業全体で結果を出していくために、自分自身の芯は持ちながらも、先輩・同僚・後輩の意見にきちんと耳を傾け、チームで協調して動ける人を必要としています。 ――最後に、エントリーを検討している方へメッセージをお願いします。 アイダ設計は全国展開を進めており、社員が活躍できる場もどんどん拡大しています。年齢に関係なく、責任のあるポストを目指すことも可能です。 営業は会社の顔でもありますが、ポスティング営業や物件の維持管理、建築の知識習得など、地道な努力の積み重ねが欠かせない仕事です。すぐに結果を出すことができるかどうかではなく、お客様のために努力できる方に、将来のアイダ設計を担っていってほしいと思います。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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販売促進部の仕事とは
販売促進部の仕事とは アイダ設計の販売促進部について、早川健一部長にお話を伺いました。 「知ってもらうこと」が仕事 ――販売促進部はアイダ設計においてどのような役割を担っていますか? お客様にアイダ設計のことを知ってもらい、お問い合わせいただくための広告を効果的に打っていく、広告宣伝の役割を担っています。 販売促進部には、大きく分けて3つのセクションがあります。 メディア・協賛関係のセクション WEB媒体・インターネット広告のセクション チラシやポスター印刷など、紙媒体広告のセクション 各セクションで扱う広告媒体は異なりますが、自社の住宅商品を認知してもらうことや集客が目的であることは共通しています。 ――他の部署と連携する場面はありますか? アイダ設計の認知と新規集客が目的なので、営業部と連携しながら動いています。広告をきっかけに住宅に興味を持っていただいたお客様を確実に営業へとつなぐことが販売促進部の使命ですからね。連携の9割は営業部になります。残りの1割については、自社WEBサイトを販売促進部が主幹で管理しているので、アフターサービスや設計についてなど各種お問い合わせがあったときに最適な部署に連携することです。 量だけでなく質も追い求める ――販売促進部で働く魅力はなんですか? 自分のつくったものが世に出てお客様の反響として返ってくること、コツコツものづくりをすること、そして自分自身の成長に繋がることが魅力だと思います。 また当社は読売ジャイアンツさんとスポンサー契約を結んでいるため、ジャイアンツ主催の各地方試合でアイダ設計のブースを出店して広報活動をする機会があります。また、社内に限らず社外の方々と接点を多くもてることは、販売促進部ならではかもしれません。 ――販売促進部として掲げている目標を教えてください。 「お客様からの反響量と質を確保する」のが販売促進部としての大きな目標です。反響の「量」とは、新規お問い合わせの数を表します。そして、お客様がどれだけ住宅を購入する意志があるか、その度合いが「質」です。 これまで販売促進部が掲げていた目標は「量」にフォーカスしたものでした。ただこれからは、数だけではなく「質」も間違いなく重要になってきます。昨今WEBを通じて反響をいただく件数が増加していますが、同時にお客様の温度感も幅広くなっています。 そのため、ただ集客するのではなく、いかに温度感(購買意欲)の高いお客様を集められるかが鍵となっています。 ――目標達成に向けて取り組んでいることを教えてください。 まずインサイドセールスに力を入れています。販売促進部のインサイドセールスでは、WEB経由でお問い合わせいただいたお客様に対して、長期的にコミュニケーションを行っています。 たとえば、WEBサイトから資料請求をした場合でも、まだ住宅について情報収集しているだけで、実際に住宅の購入検討までにはいたっていないお客様も多いです。そんなお客様に対しては、いきなり「住宅を買いませんか」とアプローチするのではなく、「最新のモデルハウスを体験しませんか」といったハードルの低い提案をする必要があります。そして、継続的なメールマガジンなどで最新のイベント情報やお得情報を送り続けることで、いざ購買意欲が高まったときにアイダ設計を選んでいただける可能性が高くなるのです。 また「5W1H」を意識した広告づくりを徹底しています。訴求したい商品は何か(What)、なぜこのクリエイティブなのか(Why)、誰に届けるのか(Who)、いつ見てほしいのか(When)、どこで見てもらうのか(Where)、どんな行動を起こしてほしいのか(How)。これらができて初めてお客様に届く広告になります。 さらに、今後は動画広告を強化していきたいです。5Gが普及していくと、静止画の広告から動画広告へのシフトはさらに加速してきます。近い将来、動画広告がスタンダードになると思うので、しっかり準備していきたいです。 失敗や恥をおそれないクリエイティブな部署 ――販売促進部ではどのような方が活躍されていますか? 常に「自分の意見を持っている」方です。販売促進部はクリエイティブな部署なので、自分の意見を発信し、企画に落として実行し、結果を踏まえた改善策まで考える一連の流れが重要になります。 良いアイデアを思いついたとしても、「採用されないかもしれない」と先読みして黙ったままでいるのは、意味がありません。失敗や恥を恐れず意見を発信し、それを起点にPDCAをまわしていくことが必要です。 誰かが自分を引き上げてくれるのを待たない、自分のスキルは自分で引き上げていくつもりで目の前の仕事に対して創意工夫を怠らない。そういった向上心のある方が販売促進部で活躍していると思います。 ――今後、販売促進部にはどのような方がきてほしいですか? ITやVR技術などの影響で、広告界隈もさらに裾野が広がっていくのは自明の理です。そんな最先端技術をもって、よりアイダ設計の魅力を内外に発信できるのは、当たり前のようにデジタルに触れてきた世代だと思います。 動画制作やグラフィックデザインなどに興味がある方も含め、デジタルネイティブな若い世代に興味をもってもらえたら嬉しいですね。 ――最後に、エントリーを検討している方へメッセージをお願いします。 当社では紙媒体やWebなど、広告制作において幅広く経験を積める環境があると自負しています。リアルなイベント設計にも携われますし、複合的な力を身につけたい方にはとくにおすすめしたいです。販売促進部でお待ちしています。 続きを見る
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建設部の仕事とは
建設部の仕事とは お客様が思い描く理想の住まいを形にし、「家づくり」の現場を担う仕事である「施工管理」。今回は、アイダ設計の齊藤建設部部長にお話を伺いながら、建設部の仕事内容についてご説明します。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 建設部門の仕事内容とは お客様の要望が反映された設計図面を受け取り、安全や予算を守りながらそれを形にしていくための工事を進めるマネジメントを行うのが建設部の役割です。 そんな建設部の主な仕事は、以下の4つとなります。 安全管理 工程管理 品質管理 原価管理 具体的にどんな仕事をするのかを詳しくご説明します。 現場の安全管理 重機の使用や高所での作業の多い建築現場では、常に危険と隣り合わせな状況で工事が行われます。そのため、事故なく安全な環境で作業が行えるように、環境を整備することも建設部の仕事となります。危険予測活動や「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の頭文字を取った5S運動などを行ったり、工事に関わる作業者や業者を集めて安全への意識と知識を高める「安全活動」を行なったりしながら現場の管理をします。 また、近隣住民の方にご迷惑をかけずに工事を終えられるよう、作業環境のチェックや声かけも行います。 住宅建築の工程、原価、品質の管理 建設部では、現場監督、施工管理として職人さんや業者さんへの発注や打ち合わせ、効率よく作業が進行するよう工程管理を行います。家づくりの現場では、1つの現場で多くの職人が関わりながら様々な種類の工事が行われるため、工事を効率よく進めていくために作業ごとの日程を調整することが必要不可欠です。悪天候などのイレギュラーが発生しても納期に間に合わせられるよう、工程管理表を作成してスケジュール管理を行います。 また、予算と品質の管理も建設部の重要な仕事の1つです。お客様の希望する予算内で質の高い住宅を完成できるよう、実行予算と実際の工事で発生する原価を管理し、寸法や強度、機能、材質などの品質を満たしているかを確認します。 アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の建設部門とは アイダ設計の建設部について、齊藤 雅治建設部部長にお話を伺いました。 広い視野をもって建設現場を牽引する ――建設部はアイダ設計においてどのような役割を担っていますか? お客様とのご契約を担う営業部と、住宅プランを作る設計部からバトンを受け取り、お客様の「家づくり」を担う部署です。1軒1軒の建築もお客様も異なるので、ご契約からお引渡しまでにさまざまなイレギュラーが発生しますが、最終的にご満足いただけるかどうかは建設部の腕にかかっていると自負しています。 ――現場監督にはどのような素養が求められますか? お客様が希望される納期を確実に守るための「マネジメント力」です。現場にはたくさんの業者さんが関わっており、一つの連携ミスが工事の大幅な遅れにつながりかねません。また、悪天候をはじめとしたイレギュラーの発生は避けられないものです。 そのため現場監督には、工程や進捗を一つひとつ確認して先を見据えた進行をすることや、スケジュールの変更など臨機応変な対応を行うことが求められます。 また、スムーズに現場を進行するためには、職人さんとの信頼関係、近隣住民の方からのご理解・ご協力が欠かせません。細やかな気配りや気持ちのよいコミュニケーションで信頼を得ることができるかどうかも、現場監督の腕にかかっています。 現場スタッフの信頼を得て、お客様の要望に応えるために ――現場監督の仕事のやりがいはなんですか? 分譲住宅においては、住宅づくりにとどまらず「街づくり」をしている感覚を味わえることが醍醐味です。数十棟に及ぶ規模の建築に携わり、街の景観や住み心地にも変化を与えられるなど、影響力の大きな仕事であると感じています。 注文住宅においては、お客様が思い描く理想の住まいを形にできることが、何よりのやりがいです。インテリアの配置や部材など細部にまでこだわって住宅を作り上げる過程は、大変ですが楽しくもあります。お客様が完成を心待ちにしている姿を思い浮かべながら、一つひとつの住宅に真摯に向き合っています。 また、現場監督どうしの仲がよく、団結力が強いのが建設部の魅力です。互いに悩みを共有しあえるだけでなく、業務でわからないところがあれば上司、または離れた現場の監督に電話で聞くなど、現場ごとで助け合っています。 ――どのようなときに成長を実感できますか? 自分が思い描いた通りに建築現場を管理できるようになったときに、成長を感じれるのではないかと思います。 分譲住宅の現場で経験を積み、住宅づくりの流れや型を学びます。工程の管理や職人さんへの指示の出し方を身につける過程で、職人さんから「よくやっているね」と認めていただくことは、大きな自信につながるものです。 それから徐々に仕事の幅が広がっていき、難易度の高い注文住宅の現場を任されたときに、ようやく一人前になれた、と感じられるのではないでしょうか。 ――建設部が今後挑戦していきたいことを教えてください。 エリアが拡大し、商品も多様化していくなかで、品質を維持することに努めていきたいです。エリア拡大に伴い社員数も今後増えていくことから、「アイダ設計の家づくり」を継承することがこれまでよりも難しくなると想定されます。また商品の多様化により、現場の経験値や知識も向上させていかなくてはなりません。そのため今後は、工事方法の伝達やマニュアルの策定など、品質維持のための取り組みをさらに充実させていきたいです。 事業の拡大によってさまざまな課題が生じるでしょう。だからこそ、試行錯誤を繰り返し、より多くのお客様にアイダ設計の住宅を届けるべく挑戦を重ねていきます。 ――そのほかに今後取り組んでいきたいことはありますか? 設計部をはじめとした他部署との連携をさらに強化していきたいと考えています。「設計部がどのような考えでこの図面を書いたのか」「どのような図面であれば建設部の仕事がやりやすいのか」など、互いの仕事を理解することで改善できる部分がまだまだあります。 業務効率を上げ、さらにお客様のご要望に的確に応えるためにも、今後は部署間の連携がより重要になっていくはずです。部署を横断して業務理解を深める施策を行うことも検討しています。 仲間とともに、最後までやり遂げる ――建設部ではどのような方が活躍されていますか? 現場経験を問わずまずはお客様対応がきちんとできる人です。注文住宅のご契約が増えているなかで、ただ図面や工程通りに進行ができるだけでなく、プラスαの対応力が求められています。お客様の疑問やご要望に真摯かつスピーディーにお応えし、信頼関係を築くことが、住宅づくりの現場で活躍する基盤になるはずです。 ――建設部が求める人物像を教えてください。 責任感のある人を求めています。現場でのイレギュラー対応や現場スタッフとのコミュニケーションにおいて、苦労する部分もありますが、お客様の描く理想の住宅を「形」にできるのは建設部だけです。一人で抱え込まずに周りとコミュニケーションを取りながら、最後まで仕事から逃げずに取り組むことがなによりも重要になります。 ――最後に、エントリーを検討している方へメッセージをお願いします。 設部では多くの若い人材が活躍しており、互いに相談や意見をしやすい環境です。未経験であっても、さまざまな現場を経験していくなかで先輩の現場監督や職人さんから仕事を学び、着実に成長していくことができます。ぜひ住宅づくりの最前線で、お客様の夢を実現する仕事に挑戦してみませんか。エントリーお待ちしています。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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用地部の仕事とは
用地部の仕事とは アイダ設計の用地部について仲田典史部長にお話を伺いました。 住まいの想像と提供を循環させていく ――用地部の仕事内容を教えてください。 まず用地仕入れとは、家を建てるための土地(用地)を仕入れることです。アイダ設計の用地部では、用地の購入と区画割り、住宅用地が売れるまでの現場管理が主な仕事です。 「用地の購入」の具体的な流れは、以下で行います。 ・情報収集 ・現地調査 ・価格交渉 ・仕入れ まず不動産業者や不動産売却を検討している方などから売地の情報をいただくために、営業をかけていきます。飛び込み営業で情報をいただくためには信頼関係の構築が大切なため、日頃からの誠実な対応が求められますね。次に、仕入れたい土地が見つかれば、土地の土壌や近隣環境などの現地調査をして、価格交渉を行います。美味しい土地は他社との価格競争が激しくなるため、スムーズに進める交渉力が重要です。情報収集から価格交渉までスピード感をもって進めることで、良質な用地を確保できるのです。 そのあと、仕入れた用地は、どこに住宅や公園、道路を配置するのがよいかを考え「区画割り」を行います。自分が考えた区画割りがそのまま街並みになるんです。区画割りによって住み心地が変わるので、売れ行きを左右する重要な仕事だと思っています。 また用地を仕入れたらそれで終わりではなく、プロジェクトの全体像を把握し、用地が売れるまでの現場管理を行うのも仕事の一つ。用地の造成について調整をしたり、設計部と間取りについて打ち合わせをしたりと、他の部門との連携を密に取りながら進めています。 ――用地部はアイダ設計においてどのような役割を担っていますか? 分譲住宅の建築においてプロジェクトの出発点を担っています。用地を仕入れて初めてプロジェクトが進行しますし、仕入れた用地の良し悪しが会社の利益に直結するので、責任は重大です。 ――用地仕入れの仕事において大切なことはなんですか? 思い描いた住まいを現実にする技術を、絶えず磨くことです。 用地部の指導方針に「自分が携わった用地が、その後どうなったか見に行くといい」というものがあります。当時自分が思い描いて、さまざまな苦労を経て提供した住宅が、どのようになっているのかを確認するようにしているんです。 そうすることで、自分の目で見たものが更なる想像力の糧となり、その想像力がよりよい住まいの提供につながっていく。 このように住まいの想像と実現を循環させていくことが、用地部における仕事の根幹であると考えています。 何もないところから暮らしを思い描く ――どんな場面でやりがいを感じますか? 自分が携わった住宅に、実際にご家族が住んでいるところを見るとやりがいを感じます。「こんなふうに暮らしてほしいな」と思い描いていた住宅で、お客様がどんな様子で生活しているのかは、やはり気になるものなんですよね。 仕入れや現場管理に苦労した住宅ほど、思い入れも強くなります。 そうして何年か経って近くを訪れた際に、ご家族が幸せそうに住んでいるのを見たときが、一番嬉しいです。 ――用地部の仕事で得られるものはなんですか? 用地部では多くのものが求められます。業者から用地を仕入れる交渉力はもちろん、造成/間取り/設計/建築の専門的な知識や、都市計画法/建築基準法といった行政的な知識も必要になります。正しい知識がないと、お客様の生活を想像することができませんからね。 はじめは大変かもしれませんが、その分得られるスキルや想像力は、かけがえのない自分の財産になりますよ。 ――用地部が今後挑戦していきたいことを教えてください。 少しでも多くの方に理想の住まいを提供していきたいですね。プロジェクトを進めていく上で、書類確認や行政との調整に時間がかかるときがあるので、効率よくプロジェクトを進行させたいです。 また今まで用地部の仕事は分譲住宅用の用地の仕入れがメインでしたが、今後は注文住宅用の用地の仕入れにも力を入れていく予定です。 注文住宅は個人のお客様の希望を叶える住宅なので、金額やエリアなどの条件がかなり限定されたものになり、その分用地を見つけるのが難しくなるんです。お客様と直接やりとりをする営業部とも、情報共有を密にしていく必要があります。 これまでたくさんの現場に足を運んで得た知見を活かして、営業部のフォローしていければと思います。 みんなで情報を共有して乗り越える ――用地部では、どんな社員が活躍していますか? 困ったらメンバーを頼り、物ごとを前に進めていくことができる人が活躍しているように思います。業務のなかで疑問が生まれたとき、一つのことにこだわりすぎると仕事が進まなくなってしまいますよね。 用地部のメンバーはそれぞれの得意分野を持っているので、それらを十分に活用できるように、役職や年齢にとらわれず気軽に質問や相談ができる空気を作っていきたいです。 ――用地部が求める人物像を教えてください。 用地を仕入れる際に、しっかりとお客様の暮らしを思い描ける人です。 たとえば若いご夫婦がお住まいになるのであれば、間取りや日当たりを想像するのはもちろん、お子様が生まれた後のことを考えて、幼稚園や小学校が近いかなど近隣環境にも配慮します。 「この用地にお客様が住んだらどういう生活になるだろう」といった、何もないところからお客様の暮らしを思い描く想像力こそが、この仕事で1番大切なスキルだと考えています。 ――エントリーを検討している新卒や中途の方へ一言メッセージをください。 用地部は、分譲事業の出発点の役割を担う部署。この仕事がなければ家は建たない、大きな責任とやりがいのある仕事です。 わからないことがあっても、それぞれの得意領域の知識を持ち寄り、みんなで乗り越えていけるので心配は要りません。お客様のよりよい暮らしのスタートに携わりたいという方は、ぜひエントリーしてみてください! 続きを見る
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生産品質部の仕事とは
生産品質部の仕事とは アイダ設計の生産品質部について福田英昭部長にお話を伺いました。 アイダ設計のリフォーム営業(中途採用情報)はこちら > オールマイティに対応する「何でも屋さん」 ——生産品質部の仕事内容について、詳しく教えてください。 アイダ設計の物件を購入していただいたお客様に向けて、メンテナンスを行うのが主な仕事です。 お引渡し後の物件に不具合や不明点がある場合、お電話やHP、販売した営業担当経由でご連絡をいただき、私たちの仕事がスタートします。電話で解決する場合もありますが、実際に見てみないとわからないことが多いため、現地に足を運ぶことが多いですね。ご訪問のアポイントをとると同時に、一緒に現場へ向かう職人や大工にご依頼内容を共有します。 お客様宅へご訪問し、確認作業を実施。その場で対応できるケースに対して処置を行ったり、保証期間が過ぎている場合などはお見積もりをご提出し、ご入金いただいてから修繕に取り掛かったりと、対応方法はさまざまです。 物件本体の不具合のご相談はもちろん、外構、近隣との境界など、家に関わる様々なお悩みをいただき、メンテナンスやケアを行います。お客様からのご依頼の大半は家に対するご相談ですが、直接的に家に関係ないご要望にも対応するので、監督よりもオールマイティに活躍する「何でも屋さん」という言葉の方が当てはまるかもしれないですね。 ——他の部署と連携をしてお仕事することもあるのでしょうか? 土地の仕入れからお客様に物件をご購入いただくまでバトンをつなぐ他の部署とは異なり、私たちの部門はお客様に引き渡しをしたあとのメンテナンス監督が担当です。そのため他の部門との連携は、他部署に比べると少なくなります。 しかし修繕に際し、施工した大工や職人に当時の状況の確認をしたいときに、建設部と連携をとります。建設に携わった方と先に話をしておくことでスムーズに修繕できるからです。年数が経つと担当した大工や職人と取引がなくなっていることもあるので、他の業者に修繕をお願いするケースも。そのときは建設部に、新しい大工や職人を紹介してもらいます。お客様の情報を共有してもらうために、販売をした営業担当者に話を聞くこともありますね。 ——生産品質部で共有している目標と、それに対する取組みを教えてください。 ここ数年、毎年と言っていいほど大規模な台風が発生していて、その度に浸水などによる修繕件数が増えています。そのような事態を受け、私たちは1件でも多くお客様の物件を修繕できるよう、迅速に対応しようという目標を掲げ、業務に取り組んでいます。 しかし受付件数が増えると、管理していても未完了の案件を見落としてしまう危険性があります。そこで各監督に対して、1週間に1度メールでリマインドを行い、どれだけ未完了の案件が残っているのかを可視化。フォローアップできる体制を強化してきました。 また月に1度若手の監督を集めて、モデルハウスなどでの実地研修や社内勉強会を実施し、実務で迅速に対応できるよう、成長できる環境を作っています。 縁の下の力持ちでありたい ——生産品質部はお客様にとってどんな存在ですか? 私たちの代わりを担える部署は他にありません。なので、私たちがお客様にとって、どんなご要望も受け止められる縁の下の力持ちでいたいと思っています。 生産品質部は、他のどの部署よりもお客様とのお付き合いが長く続くので、責任感の強いメンバーが多いです。修繕やトラブルの解決に向け、迅速にそして細やかに対応しているので、現場でお客様から「お茶飲んで行って」と声をかけていただいたり、帰りに野菜などのお土産をもたせていただいたりすることもあります。しっかりとした信頼関係が築けているからこそ成り立つコミュニケーションだと思っているので、とても嬉しいですし、モチベーションにも繋がっていると思います。 ——メンテナンスの仕事を通じて、どのようなスキルが身につくのでしょうか? 私たちの部署は物件全般の修繕を行うので、幅広い知識や経験が必要です。 お客様からいただく様々な問い合わせには、季節性のものや災害によるものもあります。そのため入社後の研修では、座学や基礎から教えるだけでなく、研修期間中に発生した案件に同行して随時現場を経験してもらっています。数多くの案件に対応するので、建物の知識だけでなく、お客様とのコミュニケーション面も含め、たくさんの経験とスキルを身につけることができます。 ——︎生産品質部の課題はなんですか? これから全国展開をしていく中で、新しいエリアの新築棟数が増えていけば、そのエリアにも生産品質部や常駐の監督が必要になります。新築の物件が建ってすぐは、建設部に対応してもらうことができますが、数年経過すると潜在的な私たちの仕事の客数が増えていくので、それまでにメンバーを増やすのが課題ですね。 あとは修繕の受付数を減らすための取り組みにも注力していきたいです。対応数の多い修繕内容や要望を監督から吸い上げて建設部にフィードバックすることで、新築を建てるときにお客様の声を反映できるようなサイクルを作りたいと思っています。物件のメンテナンスはどんなに頑張ってもゼロにはなりませんが、修繕が発生する原因を減らしていくことが我々の部署の大きなミッションです。 お客様の気持ちに寄り添い真摯に対応 ——︎生産品質部ではどのようなメンバーを求めていますか? どの部署もそうだと思いますが、生産品質部は特にコミュニケーション能力が求められる部署です。お客様からのお問い合わせを受ける中で、きちんと会話のキャッチボールや意思疎通ができるといいですね。 私も監督経験はないですし、中途で入る場合でも建築関係の資格や経験を持った人はほぼいないので、業界未経験の方も大歓迎です。先輩社員に同行して現場を学んだり、関東では新築物件からリタイアした年配の大工さんとコンビを組んで動いたりするので、わからないことをしっかりと学べる環境です。 不具合や不明な点をお客様からいただくことはクレームに近い部分もあり、最初は戸惑うこともあるかと思いますが、経験を重ねることでしっかりと対応できるようになります。お客様に対して、誠実さを持って対応できる方と一緒に働きたいですね。 ——エントリーを検討している新卒や中途の方へ、メッセージをお願いします。 修繕やメンテナンスを行うにあたり生産品質部が関わるのは、悩みや不安を持ったお客様です。その気持ちにしっかりと寄り添って真摯に対応することで、物件に対するマイナスなイメージを払拭し信用を取り戻すという醍醐味や達成感を感じられる、やりがいのある仕事です。新規エリアでより多くのお客様の暮らしをサポートをするために、ぜひみなさんの力を貸してください。 アイダ設計のリフォーム営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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プレカット事業部の仕事とは
プレカット事業部の仕事とは アイダ設計のプレカット事業部について小平謙二郎部長にお話を伺いました。 アイダ設計のプレカット営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > 建物の心臓部である骨組みを支えるプレカット事業部 ——プレカット事業部の仕事内容について教えてください。 木造住宅の中の心臓部である、柱のプレカットを担当しており、部署の中には、営業部門・資材仕入部門・CAD部門・工場部門の4つの部門があります。部署内の仕事の流れとしては大きく分けて2パターンあり、自社物件のプレカットを担当するパターンと、営業が獲得してきた外販物件のプレカットを担当するパターンです。 この2つの流れをスムーズに行うために、4つの部門が協力しあいながら、日々の仕事に取り組んでいます。住宅という何千万相当の大きな買い物の中で、基礎となる骨組みはとても重要です。何十年も安心して過ごしていただけるように、責任感を持ってプレカットをしています。 ——各部門の仕事内容を詳しく教えてください。 営業部門は、一般の工務店やビルダーにアポイントメントをとり、プレカット事業 部へ発注いただくための営業活動を行います。図面をもらってCAD部門に共有し、CAD部門が入力したデータをもとに見積もりを提出して受注となったら、スケジュール調整を行い、無事に納品された後の入金管理までが担当です。 資材仕入部門は、自社物件、外販物件のプレカットに必要な材木や合板の仕入れを行います。ひと月に数億円の発注金額になるため、役割は重要です。メーカー、問屋との価格交渉から建築現場で使う資材の発注や納期管理、フォークリフトでの荷受け業務まで行います。 CAD部門は、営業が預かってきた図面をもとに、CADへの入力を行います。CAD設計の仕事は正解がないため、大工さんが作業をしやすいよう各現場に合わせて材木の組み方を工夫しています。 工場部門は、メーカーや問屋から仕入れた材木を、CAD部門が入力した図面通りに、プレカットします。その後材木をひとつひとつ丁寧に検品し、梱包発送作業まで担当します。材木の選び方によっては家の強度や現場の効率を左右するので、木の知識や加工経験が重要です。 ——プレカット事業部は他にどんな部署と連携してお仕事をされていますか? 建設部と自社物件の打ち合わせを行う機会が多いです。「この物件をいつまでに建てたい」と希望をヒアリングしたり、「この物件の前の道は狭いので、搬入の時に注意が必要」など物件を建てる際に重要な情報の共有を行ったりしています。 ほかにも、設計部から図面や見積もりの問い合わせがあるので、資材仕入部門やCAD部門が対応をします。 ——自社物件と外販物件には、それぞれどのようなやりがいがありますか? 自社物件の仕事は、お客様が完成した家に住むときには見えなくなってしまう部分にあります。しかし、そういう家の内部の「見えない部分」にも責任感を持って仕事をしていることを知ってもらうことで、安心して住んでいただけると思うのでこの仕事を誇りに思っていますね。 工場内に「見学者通路」と呼ばれる100mのガラス張り通路があり、自社物件をご購入もしくはご検討されているお客様には、プレカットの様子を見学していただけます。工場を見学されたお客様に、「こんな素晴らしい工場でしっかりと加工してもらえるとわかったので、安心してお願いできます」と言っていただけることもあり、とてもやりがいに感じます。 外販物件のクライアントは、工務店や現場の大工さんです。CAD部門が入力した図面や工場部門の丁寧な技術が現場から評価され、次の物件での指名やリピートにつながる喜びは、自社物件では味わえないやりがいになっています。 また近年、国が建築業界に向けて「オフィスや公共の教育施設など、非住宅と呼ばれる建築物を鉄骨から木造にしていきましょう」という取り組みを推進しています。アイダ設計全体でもこの取り組みを行っており、非住宅の案件を増やしていく動きが活発です。住宅がメインとなる自社物件とは違う知識や段取りを取り入れてしっかり対応することが、部署全体のモチベーションに繋がっていくと感じています。 アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > 他ではできない案件もアイダ設計のプレカット事業部では可能に ——プレカット事業部が日々心がけていることはなんですか? 起きてしまったミスに対して、長く注意をしないよう徹底しています。気持ちを切り替えて、再発防止策をしっかり練って、同じミスが二度と起こらないように取り組んでいく、これはとても大切なことです。クレームを怖がって新規案件獲得に消極的になってしまわないように、各部門で月に1回の会議を開催していて、いかにクレームを減らし、効率良く生産力を上げるかの意見を交わしています。 どの部門でも最初の1年〜2年は先輩がそばについてしっかりとサポートを行う体制を整えています。例えばCAD部門では、年に2〜3回現場に上棟の様子を見に行くよう指導しています。机で図面を見て入力しているだけでは、現場が実際にどうやって家を組み立てているかを理解しにくいからです。現場に行く際も、必ず先輩が同行して現場の様子を細かく説明するようにしています。 ——アイダ設計のプレカット事業部らしい強みはどこにありますか? 4つの部門の連携がスムーズに行えるための環境づくりです。他部署からも、みんな仲が良い印象があると言われますね。現在プレカット事業部には、約130名のメンバーが在籍していて、働きやすさを大切にしています。なかには集団行動が苦手な人もいると思うのでコミュニケーションの強制はしませんが、その人を孤立させず、適度な距離感で仕事に取り組めるように心がけています。 各部門との連携が強いからこそ、「納期が短く、他の会社に断られた案件だけど、アイダ設計のプレカット事業部にぜひお願いしたい」というご依頼を受けた時などは、各部門の責任者を集めてミーティングを行うことで、前向きに課題を解決することができます。 ——プレカット事業部で共有している目標はありますか? 現在、自社物件と外販物件の割合が7対3なのですが、5対5にできるように外販物件の獲得を増やしていきたいです。社外案件を受注して利益を上げることが、プレカット事業部の社内評価に直結しており、社員のやりがいや責任感に繋がっていると考えています。 アイダ設計の未来をプレカット事業部が切り開いていく ——プレカット事業部では、どんな社員が活躍していますか? 営業部門では自分や部署が掲げた目標に向かって自主的に動ける人、CAD部門では現場で組み立てる人のことを考えながら仕事ができる人、資材仕入部門と工場部門では他の人とコミュニケーションをとりながら身体を動かすのが好きな人と、それぞれの部門によって様々な人が活躍しています。すべての部門において共通しているのは、お客様の家の心臓部を作っているという責任感を持ち、チームワークを大切に仕事に取り組めることですね。 ——エントリーを検討している新卒や中途の方へ、一言メッセージをお願いします。 「家や木が好きだ」「家づくりに興味がある」というシンプルな気持ちが働く上で一番大事だと思っています。 プレカット工場は、ひとつの場所に4つの部門が集まっているので、事務所内、工場内どこにいても木のぬくもりを感じながら仕事をすることができますよ。 今私たちが掲げている「外販の仕事を全体の5割まで伸ばす」というミッションを達成するには、これからさらなるレベルアップが必要です。そのために今いるメンバーに加え、新たなメンバーの力が欠かせません。また工場は、グットデザイン賞やウッドデザイン賞も受賞している建物です。木のぬくもりや香りを感じられる環境で、新しい未来を作るためにともに頑張っていきましょう! アイダ設計のプレカット営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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土木課の仕事とは
土木課の仕事とは アイダ設計の土木施工管理について遠目塚俊昭部長にお話を伺いました。 アイダ設計の土木施工管理(中途採用情報)はこちら > 建物を建てるためのベースを整える土木課 ——土木課の仕事内容について、詳しく教えてください。 住宅などの建築をスムーズに行うために土地仕入部門が仕入れた土地を整える造成工事をはじめとした、建築前の土地の環境整備を行っています。仕入れた土地を図面に起こし、造成した土地を建設部門に引き渡すまでが私たちの仕事の大きな流れです。造成の過程で生じる、上下水道工事や雨水工事なども私たちが担当しています。 土木課は、3つの仕事に分かれています。土木課というと、土地を掘削したり道路を作ったりする業務をイメージされるかもしれません。しかし現場管理や役所の申請業務などの事務作業を担当する課もあり、各課が分担して造成工事をサポートしています。 土木課には建設部門や営業部門のように直接お客様とお会いする機会はほとんどありません。土地の状態や上下水道の配管などは、建物が建つと目には見えなくなってしまいますが、造成という仕事で安心安全な住まいづくりに貢献できるよう、日々コツコツとアイダ設計の建物の礎を築いています。 ——他の部署と連携をしてどんなお仕事をされていますか? 土地仕入部門、建設部門と連携して、現場の工程管理やスケジュール調整を行っています。 土地仕入部門や建設部門との打ち合わせのなかで、その土地の用途や希望をヒアリングしながら図面を引いて、土地を造成します。仕入れてきた土地に以前の建物が建っていた場合は造成工事の前に解体工事を行います。実際に造成工事がスタートしたら、建設部門とスケジュールの確認や現場の情報共有などを行い、建設工事へバトンを繋ぎます。 —— 土木課の仕事には、どんなやりがいがありますか? 携わっている時間が長い現場は、パズルのようにひとつひとつのピースがはまっていって、徐々に形ができあがっていく過程を見ることができる楽しさがあります。大きい現場は打ち合わせも多く、何かあったら現場に駆けつける回数も増えますが、苦労した現場ほど、終わったあとの達成感ややりがいも大きいですね。 現場での対応にスピード感を持って取り組む —— 土木課で共有している目標やミッションはありますか? 各課で担当している業務が多岐に渡りますが、スピード感を持って仕事に取り組むことを目標に掲げています。今後さらに店舗エリアが拡大していくと、現場数が増えることで移動距離が伸びることが考えられます。その状態でスピード感を意識せずに取り組むと、図面を引くのに時間が掛かったり、現場の確認作業が遅れたりしてしまい、その後の工程に影響が生じます。土木課がスピード感を持って仕事をすることで、建設部門への引き渡しが早くなりますし、お客様をお待たせする時間を減らすことができますよね。それぞれの課が意識的に取り組むことで、社内の生産性アップに貢献していきたいと思っています。 ——目標を達成するために、どのような工夫や取り組みを行っているのでしょうか? 何か問題が生じたとき、1人で抱え込んでしまうと、現場や作業が止まってしまうことがあるので、すぐに相談をするように部下には伝えています。なかには自分自身では解決できない問題もあるので、まずは情報を共有してもらって、方向性を一緒に決めるように心がけています。 特に現場で何か問題が起きた場合は、その問題をきちんと解決してから事務所に帰ってくるよう徹底しています。現場でのトラブルはスピードを持って対応しないと、現場のみなさんにも迷惑をかけてしまうことがあるので、現場の状況を写真に撮って送ったり、電話を掛けたりして情報を素早く共有してもらいます。 問題が起こった時の相談だけでなく、自分の思いや考えを自発的に伝えられるような雰囲気づくりは大切にしていますね。普段から他愛のない会話でコミュニケーションを取っていくことが重要です。 ——土木課の仕事を通してどのようなスキルが身につくのでしょうか? 土木工事に携わっていると、法律に詳しくなります。造成であれば道路使用許可書、掘削であれば専用許可書などの申請書を作成します。また大きな開発工事になる場合は都市開発法に関わるため、その法律に合わせた申請を行う必要があります。 わからないことがあれば、基本的に自分でも調べますが、調べてもわからないことは、直接役所に質問しに行くこともあります。業務のスピード感を落とさず、個人の知識も増えていきます。また、社内には資格支援制度があるので、重機の免許や土木工事に関わる資格を会社の支援を受けながら取ることができますよ。 また、監督として現場に入る場合、一週間後まで1日ごとの段取りを、自分の頭の中でどこまで組み立てられるかが重要です。常日頃から現場の職人さんたちに何をお願いしたいのかを考えながら業務を行うので、先を読んで行動する力も身につきます。 安心安全な建物の礎を土木課が築いていく ——土木課では、どのようなメンバーを求めていますか? 現場監督として案件に携わる場合は、業者さんや職人さんなど、たくさんの方の力をお借りすることになるので、現場をスムーズに進めるためのコミュニケーション能力が求められます。人見知りをせずに会話ができ、自分の意見をしっかりと伝えられる方だといいですね。私も現場でたくさんのことを学び、経験を重ねてきました。一つひとつの現場に対して、何か学ぼうと意欲的に仕事に取り組める人だと、どんどんとスキルを身につけて成長していけるのではないかと思います。現場でのコミュニケーションを大切に、仕事に前向きな方と一緒に働きたいですね。 ——エントリーを検討している新卒や中途の方へ、一言メッセージをお願いします。 土地を整える土木課はハウスメーカーにおいて、まさに縁の下の力持ちのようなポジションです。造成工事を担当した場所は建物の下に隠れてしまい、見えなくなってしまいますが、土木課の仕事なくして安心安全の建物づくりは成立しないと私たちは自負しています。小さな現場から大きな現場まで、さまざまな案件に関わり経験を積むことで、たくさんのスキルを身に付けられる働きがいのある部署です。これからさらに担当エリアを拡大する予定なので、全国の建物の礎を築くためにぜひみなさんの力を貸してください。 アイダ設計の土木施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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分譲住宅営業部門の仕事とは
分譲住宅営業部門の仕事とは アイダ設計の分譲住宅営業部門について、橋本直幸常務執行役員にお話を伺いました。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 多くの仲間に支えられた「最前線」としてのやりがいと責任 ――分譲住宅営業部門は、どのような役割をもった部署ですか? 自社で仕入れた分譲地と、建売・売建住宅の販売を担う部署です。建売住宅とはすでに建てられた住宅のことで、土地と住宅を一緒に購入していただけます。売建住宅とは先に土地を購入していただき、ある程度仕様が決まっている状態から壁の色などをお好きなもので選んで建てられる住宅のことです。分譲住宅に関わる店舗は全107店舗のうち39店舗、100名程度のメンバーで分譲住宅営業を担当しています。 ――注文営業部門との違いはなんでしょうか? 分譲住宅営業部門の場合は主に、すでに建っている家をお客様にお見せして売ることができるという点が大きな違いですね。その家や街に暮らすイメージを持っていただきやすいです。 またお客様の層も、注文住宅を選ばれる方は土地をお持ちの方が多く、建て替え需要がメインなのに対して、分譲住宅では初めて家を購入される方が多いのが特徴です。 ――他の部門と連携を取る場面はありますか? 分譲住宅営業部門においては「土地の仕入れ」がとても重要なので、用地仕入部門とは密な連携を図っています。 用地仕入部門に仕入れを任せきりにするのではなく、目利きの部分で力を貸してもらいながらも、最後は販売する立場の人間である分譲住宅営業部門のエリア長が責任をもって購入の判断をします。人のせいにしない仕組みをつくることで、「仲間の力を借りて自分たちが買った土地を、どうすればお客様に買っていただけるか」を全力で考える風土が生まれています。 その他にも、商品販売の企画をする販売企画課や図面に起こす分譲設計部、現場を引っ張る建設部や効果的な宣伝方法を工夫する販売促進部、さらにお客様の資金計画や火災・地震保険についての相談に乗ってくれるローン、保険部まで……関わっている部署がとても多いんです。営業は個人プレーのイメージが強いですが、特に分譲住宅営業は決して一人ではできない仕事ですね。 徹底した現場主義で、一人で悩まない環境づくりを ――分譲住宅営業部門で掲げている目標はありますか? 分譲住宅の営業社員は、月にそれぞれ2件のご契約を目標に掲げています。 ――目標達成のための取り組みや工夫を教えてください。 分譲住宅営業部門では、営業社員が一人で取り組むのではなく、チーム一丸となって目標達成を目指す仕組みづくりを行っています。 月に平均500〜700件いただくお客様からの反響全てを、顧客管理ソフトを使って本部で管理しているんです。お客様とのやりとり一つひとつを確認して、スムーズに進行できていない時に指示を出したり、難しい条件を提示されて悩んでいる時に、現場を一緒に見て相談に乗ったり。営業社員が一人で抱え込んでしまうリスクを減らして、安心してお客様に向き合ってもらえるようなフォローを心がけています。 だからこそ、店舗の中で一人だけが目標を達成して、他の人は置いていかれる、ということはほとんどありません。もちろんみんなが平等という訳ではないけれど、「一緒にやり遂げよう」と集まった仲間を仕組みが支えている強みがありますね。 ――中でも、未経験の人はどうやって達成を目指しているのですか? 未経験でもご活躍いただけるよう、アイダ設計では教育システムの充実にも力を入れています。入社後の研修は教育の専門部門がしっかりサポートし、現場に出た後もわからない内容を項目別に確認できるよう教材を用意。資格の取得制度でスキルアップも後押しします。 不動産営業というと「専門性が高い職種」「社員によってやり方が異なる、属人化された仕事」のイメージが強いかもしれません。そうしたハードルを取り除くために、顧客管理だけでなく教育もシステム化しており、安心して挑戦していただける土台ができていると思います。 ――分譲住宅営業部門で今後挑戦していきたいことはありますか? 現在、全国展開している途中なので、エリアを拡大していく中で、分譲住宅の新しい仕様づくりや土地柄に合わせた街づくりをどんどん進めていきたいですね。同じことをやり続けるのではなく、その土地ならではのニーズを汲み取って、地域に密着した「暮らし」のご提案を追求していきたいと思っています。 お客様に、「想像以上の暮らし」との出会いを ――分譲住宅営業ならではの良さを教えてください。 お客様の想像以上の暮らしをご提案できるところが、分譲住宅営業ならではの良さだと思います。注文住宅にはお客様のご要望を形にするカスタマイズの楽しみがありますが、分譲住宅には「お客様にこの家で、こんな暮らしをしてほしい」という思いを表現できる楽しみがあるんです。 最初は売るのに苦戦していたような土地も、企画や商品設定次第ではお客様が気に入ってすぐに住んでいただけることも。一つの家だけでなく、街並みやそこに息づく雰囲気まで感じ取っていただける工夫をしながらご提案しています。自分で考えたものを形にして人を喜ばせたい、という方には分譲住宅営業が向いているかもしれません。 「この土地、こんな家がいい」というご要望に沿ってご案内する中で、お客様の想像や期待を超える暮らしに出会っていただけたら嬉しいですよね。 ――他社に比べての強みはどこにありますか? 自社営業の強さは、仲介業者さんなどに頼らず、100名近くの営業社員が深く知り尽くしたアイダ設計の商品を売れることです。 「ただ家が売れればいい」のではないのです。お客様にとってより良い選択になるように、当社の家での暮らしを自信をもってご提案できる仕事を誇りに思っていますし、譲ってはいけないところだと思います。 おかげさまで、お客様からはたくさんの反響をいただいています。机に向かって勉強するだけでなく、様々なお客様や現場に出会って実戦で鍛えられる環境が揃っていることも強みですね。 ――分譲住宅営業部門が求める人物はどのような人ですか? 営業という仕事では基本的に、明るくて清潔感があり、お客様のご要望を汲み取りつつ、対応できる範囲をはっきり伝えられる人が活躍しています。マイホームを買うとなるとお客様の夢は膨らみますから、理想と現実の間でお客様にとって一番良いご提案ができる人は強いですよね。 ただ、分譲住宅営業は個人の成果だけでなくチームワークが本当に大切な場所です。アイダ設計の仕事や利益をつくり出す最前線であり、花形とも言えるこの仕事を誇りに思う一方で、その仕事は各部署の協力があってできているということを忘れないようにしています。 人に支えられていることを理解し、お客様や仲間の営業社員のことを第一に考えられる人と、一緒にチームを作っていきたいです。 ――最後に、エントリーを検討している方にメッセージをお願いします。 アイダ設計は全国展開の途上にあるため、全国にあなたが活躍できる場所があります。 年齢に関係なく責任あるポストにつくこともできますし、充実した教育システムや店長を中心としたチームワークで、中途入社の方や業界未経験の方でも安心して挑戦していただける環境です。 みんなで何かを一緒にやり遂げたい方のご応募をお待ちしています。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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総務部の仕事とは
総務部の仕事とは アイダ設計の総務部について堀江久幸執行役員にお話を伺いました。 建てる、売る、刻む。それ以外を担当する総務部 ――総務部の仕事内容について教えてください。 総務部は、業務がスムーズに運営できるように、組織全体の課題解決をサポートする部署です。アイダ設計には「建てる・売る・刻む」の3つの役割がありますが、総務部はこの3つ以外で生じる様々な業務を担当しています。 総務部というと、社内でどんな仕事をしているかが分かりにくいというイメージを持たれるかもしれません。しかし業務で使用する備品の発注・メンテナンスや社内の環境改善にくわえ、株主総会の運営や地震などの緊急対応時のマニュアル作成などは総務部が行っています。 普段はあまり意識される機会がありませんが、備品の管理や会社の仕組みは、年月が経つごとに改善が必要です。日々コツコツとアイダ設計の土台を支えている、総務部はそのような役割を担っています。 ――他の部署と連携してどんなお仕事をされていますか? 総務部は、総務課・庶務課・人事課の3つの課に分かれています。社内の他部署からの要望やお客様からの電話対応まで、それぞれの課が協力し合いながら幅広く業務を担当しています。 たとえば、夏場で建売住宅の周りに雑草が生えてしまった場合も、総務部の庶務課が草刈りすることもあります。本来はその店舗の営業担当が行うことですが、内覧会が続くとお客様対応などで手一杯になることがあります。住宅の周りに生えた雑草は見た目的にもよい印象を与えないため、営業担当に代わって庶務課が対応しています。 ――総務部の仕事には、どんなやりがいがありますか? 総務部の仕事は普段あまり見えない分、全社的な催し物やイベントの際は大きなやりがいを感じられると思います。特に2021年はTOKYO PRO Marketへの上場記念イベントを総務部で開催しましたが、終わったときの達成感ややりがいは大きいと感じます。また、普段から様々な部署をサポートするなかで「ありがとう」といってもらえることも多く、日々の取り組みが報われる際にもやりがいを感じますね。 困った業務はすべて、総務部が巻き取る姿勢を ――総務部が日々、心がけていることはなんですか? 社内やお客様から頼られる総務部になることを心がけています。よい意味でも悪い意味でも、総務部に任せておけば、なんとかしてくれると思ってもらえる状態が理想ですね。 総務部の仕事は、正解がないこともたくさんあります。特に、近年のコロナ禍では、会議室の感染症対策や社内に感染者が出た場合の対応はどうすべきかなど、先が見えない状況のなかでの決断を求められています。そうした状況に対応するためには、常日頃から業界誌を読んで情報をインプットしたり、部内のメンバーを集めてディスカッションをしたりと、総務部全体で力を合わせた対応が必要です。 ――アイダ設計の総務部らしい強みはどこにありますか? 決まっていないこと、わからないことを調べて形にできる力です。たとえば、コロナ禍の感染症対策として会議室に使用するパーテーションも総務部で自作しました。もともとは大判のビニールをテーブルに立てて使用していましたが、使い勝手の面でもっと改善できるんじゃないかと思い、アクリル板とアルミのフレームを使用してつくりました。 総務部はまず「やってみよう」ということを大切にしています。通常は道具がない、場所がない、人がいない……と考えてしまいますが、総務は積極的に取り組んでみてから反省し新しい挑戦を続ける。仕事を通じてアイダ設計の成長に貢献できることは、総務部ならではの強みといえますね。 ――アイダ設計の総務部での仕事を通してどのようなスキルが身につくのでしょうか? 総務部で働くと、コミュニケーション能力が身につきます。お客様からの電話対応や社内の別部署からの依頼などで直接やりとりをする機会が多くあります。また総務部では年に一度、全国の店舗を部員でまわり備品を点検します。遠方の店舗とは直接話す機会が少ないため、困っていることや改善してほしいことはないかなど、直接やり取りをするため、傾聴力や相手の要望を汲み取る力も身につきます。 社内のスペシャリストを支える、一流のジェネラリストへ ――総務部では、どのような社員が活躍していますか? 総務部門では人と協力して仕事を楽しめる人が主に活躍しています。繰り返しになりますが、総務の仕事は正解のないものが多く、担当が複数の課にまたがることも少なくありません。その際に自分の仕事ではないからと知らんぷりをするのではなく、どんな仕事でも自分の担当として積極的に巻き取っていける、まさに「ジェネラリスト」のような人が活躍しています。 ――エントリーを検討している新卒や中途の方へ、一言メッセージをお願いします。 「総務は会社の顔」という言葉があるように、総務部は社内外の多くの方と一緒に仕事をします。そのため「人と関わることが好き」「人や企業のために何かをしたい」と思える人は、総務部の仕事に向いているかもしれません。 総務部は、普段あまり意識されないような部署ですが、総務部の仕事なくしてアイダ設計は成立しないと考えています。ぜひ私たちと一緒に、アイダ設計のスペシャリストたちを支えるジェネラリストを目指してみませんか? 続きを見る
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会社を知る
実績 契約数 売上高 店舗数 制度・環境 01資格取得支援制度 指定の資格を取得するために資格学校で講座を受講する場合は会社が受講料を立て替えて支払い、合格した場合は合格祝い金を支払います。 02医療補助制度 人間ドックなどの検診及び予防接種に要する費用の一部を会社が負担し従業員の健康管理・疾病予防を図ります。 03休暇制度 住宅を購入した際に付与されるマイホーム取得休暇や妊娠した従業員またはその家族の通院などで利用できるプレパパママ休暇などがあります。 04研修制度 内定者研修、新入社員研修に中途社員研修、管理職研修などそれぞれのキャリアに合わせた研修を実施しています。 05部活動・クラブ活動 フットサル部やゴルフ部、軽音楽部など10種類の部活動・クラブ活動があり他部署の社員と親睦を深めることができます。 06親睦会・懇親会 親睦会で社員旅行に行ったり懇親会を開催して社員の交流を大切にしています。 アイダ設計をもっと知る 仕事を知る メッセージ 続きを見る
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建築は家づくりの要。すべて自分の家だと思い、現場の仕事を進める
建築は家づくりの要。すべて自分の家だと思い、現場の仕事を進める 施工管理 2004年入社 2004年に新卒で入社した、建設部 群馬エリアの森雄一さんにお話を伺いました。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > きっかけはマイホームへの憧れ ――アイダ設計に入社した理由を教えてください。 高校時代、測量を専門的に勉強していました。測量は建設工事を行う土地を正確に測る大切な仕事なんですが、勉強するうちに「いずれは自分の土地と戸建て住宅を持ちたい」というマイホームへの思いが強くなっていったんです。そこから、住宅に関連する仕事がしたいと思うようになり、見つけたのがアイダ設計でした。 実は当時、高校のOBの方がアイダ設計で建設部の部長を務めていたんです。高校卒業からの入社でもアイダ設計なら、自分次第でしっかり会社に貢献し、活躍できるんだなと思い、入社を決めました。 ――現在どのような仕事をしていますか? 群馬エリアの管理責任者を務めています。現場監督と30人くらいの職人さんからなる、それぞれの現場をまとめて、エリア全体の管理をする仕事です。主に、お客様が住みたい日程に間に合うよう施工を進行するための、準備や調整、設営など管理全般を行っています。 たとえば、現場の進行が遅れてお客様を不安にさせないよう、作業予定の日に職人さんを手配したり、現場の安全を守るために、職人さんを集めて事故の事例を共有する会議を行ったりしています。また、現場は基本的にそれぞれの現場監督が担当していますが、初めの顔合わせや最後の引き渡しの際には、私も直接お客様にお会いすることもあります。 ――数ある部署のなかで建設部を選んだ理由はなんですか? 初めから建設部にいたわけではありません。入社当時は、高校で勉強をしていた経験を活かし、開発部で測量の仕事をしていました。それから2年ほど経ったころ、入社のきっかけとなった先輩が、同じ高校のよしみで「建設部で現場監督の仕事をやってみないか」と声をかけてくださったんです。 建設部は「家づくりの最後の要」になる重要な部署だと認識していたので、嬉しさと同時に「二十歳そこそこの自分にできるのか」という不安もありました。しかし、もともと住宅を極めたいと思って入社したので、やらないという選択肢はありませんでした。いま思うと「現場監督」という響きがかっこいいと感じたことも、挑戦した理由の一つかもしれませんが(笑)。 「100点で当たり前」の期待に応える難しさ ――どんな場面でやりがいを感じますか? お客様にとって住宅は、良いものが予定通りできあがって当たり前のものです。しかし、職人一人ひとりが手作りしているものなので、100点満点をとることは実はとても難しいのです。そんななかでも、お客様から「ありがとうございます」と言っていただけたり、本当に嬉しそうにお子さまと部屋割りについて話し合われる姿を見たりすると、やりがいや達成感を感じますね。 住宅の仕事はお客様ありき。お客様が住宅を購入される際には「一生に一度の買い物」という想いが根底にあるはずです。そんなお客様の想いに応え、一生ものの価値を提供するのが私たちの仕事だと思います。 ――自分自身の成長を実感したエピソードがあれば教えてください。 印象に残っているのは、以前東北エリアを担当したときのことです。 現在私はエリア全体の管理をしていて、それぞれの現場は各現場監督が担当しています。しかし、東北エリアを担当した当時は、全体の管理から現場監督まで一人で担わなければいけない状況でした。責任もプレッシャーもある立場でしたが、周りの人たちの力も借りつつなんとか遂行することができました。あのときの経験は今でも活きているなと感じます。 ――建設部ではどんな人が活躍できると思いますか? 建設部でいうと、専門的な知識の有無よりも、コミュニケーションが上手く取れるかどうかが重要だと感じます。これは私自身、知識がないなかで開発部から建設部へ異動になって、仕事をやりながら覚えていったという実体験からくる印象です。 建設現場には、大工や左官、足場屋の方などの多様な職人さんが集まっています。毎回同じメンバーということはなく、現場によって人の組み合わせもさまざまなので、臨機応変にコミュニケーションを取り、信頼関係を築ける人は活躍していけるでしょう。 ――会社の好きなところを教えてください。 人数が多い会社でありながらも、コミュニケーションが円滑に取れているところがいいなと思います。忘年会以外に親睦会なども定期的に開かれていて、そこで普段関わらない部署の人とも接することができるのが嬉しいです。 人については、建設本部の方々を尊敬しています。もともと私が建設部に異動したときに現場のことを教えてくださった方たちだから、という理由もありますが、何より「向いている方向が同じ」という点が大きいです。とにかくお客様第一で、「現場はすべて自分の家だと思って作業や清掃に当たらなければいけない」ということを常に言われてきました。私もそういった精神を、しっかり後輩たちに伝えていきたいと思っています。 人を育てより多くの方に住宅を提供していきたい ――今、仕事において課題に感じていることはなんですか? 課題は、上に立てる人材が不足していることです。現在、沖縄から始まって九州、大阪、京都……とどんどんエリアを拡大しています。新たに進出したエリアには、経験を積み、部下を育てられる社員がリーダーとして必要なのですが、まだまだ足りていません。各エリアを仕切ることができる人間を育てていくことが目下の課題ですね。 ――課題を乗り越えるために努力していることがあれば教えてください。 日頃のコミュニケーションを大事にしています。上に立つ人材になるまでにはある程度年数がかかるので、モチベーションを維持して働き続けられるように、自分一人で考えこまず、悩みを気軽に相談できるような空気づくりを心がけています。 半期に一度は会社から支給された親睦会費でみんなで飲みに行ったり、希望者でキャンプやスキーへ行ったりして、話しやすく相談しやすいチームづくりに努めています。 ――森さんはこれからどんな未来を設計(BUILD A LIFE)したいですか? 会社としては、より良いものをより安く、より多くの方に提供していきたいです。アイダ設計はこれまで木造住宅を中心に手がけてきましたが、これからは鉄筋コンクリート造で規模の大きな住宅も販売していく、という話も挙がっています。今後より一層多くの方に価値をお届けできるのではないかと思います。 個人としては、お客様第一の精神を徹底する部長陣にならって、もっと経験を積んで勉強していきたいです。そして、俯瞰した目線をもってさらに会社に貢献できるよう成長していきたいと考えています。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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広告の仕事は正解が分からないから面白い。見えない相手を想う仕事
広告の仕事は正解が分からないから面白い。見えない相手を想う仕事 販売促進 2011年入社 販売促進部WEBマーケティング課の鈴木賢一さんにお話を伺いました。 人の暮らしを支える、決してなくならない仕事 ――アイダ設計に入社したのはいつですか? 2011年に中途で入社しました。実はそれ以前にもアイダ設計に勤めていたのですが、一度転職をして戻ってきたんです。 ――アイダ設計に入社した理由を教えてください。 もともと、人の暮らしと密に関わる「衣食住」の一つ、住まいの部分で誰かの役に立ちたいとの想いがあり、地元に根付いたハウスメーカーであるアイダ設計に入社しました。 新卒時代も今と同じ販促の仕事をしていたのですが、スキルアップのためにWEBのスペシャリストがいる企業に一度転職したんです。そこで1年ほど働き、スキルが身についてきた頃に、アイダ設計の同僚から声をかけてもらい同部署に配属になりました。今なら以前より、住まい選びをするお客様にも、そして会社にも役立てると思えたので、再びアイダ設計で働くことに決めました。 見えない相手の思いを汲んで届ける、広告の奥深さ ――現在の仕事内容を教えてください。 販売促進部WEBマーケティング課に所属していて、アイダ設計そのものや商品を多くの方に知ってもらうためのWEB広告を運用しています。広告を使って興味関心を醸成し、お問い合わせや資料請求につなげる仕事です。 ――仕事は、どのような流れで進んでいきますか? ケースバイケースではありますが、まずは家(土地)を売りにかけるにあたってどのような販売計画で進めていくのか、どう宣伝するのかを打合せします。現場を含めた各部署からメンバーが集まって、広告の打ち出し方に関して具体的な案を持ち寄るんです。 たとえば、予告広告は3ヶ月前から出すのがいいのではないか、近くに鉄道が走っているのなら中吊り広告がいいのではないか、周辺住民の方の年齢層によってはSNSを活用した方がいいのではないか、といったことを話し合います。ここで具体的な方針を決めたら、あとは各自が部署に戻って手配していく流れです。 ――業務の中で大変なことはなんでしょうか? WEB広告は見えないお客様を相手にしているので、何が正解かやってみないと分からないところですね。もちろん仮説を立てて広告を打つのですが、失敗するときも成功するときもあります。 出稿した広告が上手くいかなければ、内容がよくなかったのか、発信するエリアが間違っていたのかなど原因を検証し、広告の内容や条件を微調整します。PDCAサイクルを回して、次に活かしていくという感じですね。 苦労する分、考えぬいた施策への反響が大きかったときは、大きな達成感があります。 ――多くの人に自社を「伝える」広告の仕事において、大切にしていることはありますか? 「その人の気持ちになる」ということです。 自分がされて嫌なことは人にしない、とよく言いますが、広告においても同じだと思うんです。自分がその広告を見てどう思うのかをベースにおいて考えていれば、おのずと相手の気持ちになった施策が思い浮かぶはずですから。 ――部署の垣根を越えて多くの方と関わられていますが、どのような社風ですか? 風通しが非常にいいですね。発言する場が多く、若手の意見も積極的に採用されるなど、社歴に関係なく自分の考えを口に出せる環境です。 日頃からコミュニケーションは活発で、相談したいことがあれば「少し時間を作ってもらえますか?」と気軽に言える雰囲気があります。ちょっとした日常レベルの会話から、新しい取り組みが始まることもあって。会社全体として、コミュニケーションを特に大切にしているなと感じています。 向上心を忘れずに、お客様の思いに寄り添いたい ――今、仕事において課題に感じていることはなんですか ? いかに感度の高いお客様を獲得し、営業に繋げることができるか。その確率を上げることです。販売促進部は営業が住宅を売るのをサポートする部署なので、情報感度が高く、購買意欲のあるお客様を営業に橋渡しできる施策を打っていきたいと考えています。 ――課題を解決するために、新しく取り組まれている施策を教えてください。 販売促進部には「インサイドセールス」のチームがあります。そのチームで、過去の商談でご契約にいたらなかったお客様に、定期的にメールを送ったり、ご興味がありそうなエリアの完成見学会やキャンペーンのご案内を送ったりする動きを始めたところです。 広告を打つことに加え、まだ本格的な検討にいたらないお客様を温めて営業さんに繋げる役割も強めていきたいと考えています。 ――鈴木さんはこれからどんな未来を設計(BUILD A LIFE)したいですか? ユーザーの思いを汲んで、一人ひとりに合う広告を届けられるような技術を身に付けたいです。 たとえば、平家を建てたいと検討している人がいたとします。理想のテイストもある程度決まっている。その人がいざスマホを見てみると、「まさにこんな家に住みたい!」と思えるぴったりの広告が出るんです。求めているものに対して、ダイレクトで明快な広告を表示できるような、きめ細かい配信設定ができたらいいなと思っています。 このようにユーザーに刺さる広告を提案していくためにも、最新情報やトレンドを常に把握しておけるようアンテナを張っています。WEBは変化の激しい領域なので、ネットや雑誌から最新の情報を取り入れる努力を続けているんです。代理店のような広告を専門に扱う企業さんと同じレベルで、施策やプランを打てるようになりたいですね。 ――最後にどのような人と一緒に働きたいか教えてください。 向上心と行動力のある人と一緒に仕事がしたいですね。それさえあれば、スキルは必然的についてきますし、能力も上がっていきますから。社内全体でみても、会社を良くしていきたいという向上心をもった人が活躍しているように思います。強い想いをもってリーダーシップを発揮している人たちが、会社を改善していっているという印象です。ぜひ、我こそはとの想いがある方はエントリーしてみてください! 続きを見る
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お客様から安心してアイダ設計に任せてもらえる、注文住宅営業マンを目指して
お客様から安心してアイダ設計に任せてもらえる、注文住宅営業マンを目指して 営業 2016年入社 2016年に航空自衛官からアイダ設計へ中途入社した、営業職の德重貴浩さんにお話を伺いました。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > マイホームの伴走者として ――アイダ設計を転職先に選んだ理由を教えてください。 友人から「アイダ設計で家を建てた」と聞いたのが、アイダ設計を意識した最初の出来事です。 私自身アイダ設計へ入社する前に建売住宅を購入していたのですが、友人がアイダ設計で建てた住宅がとても魅力的で、しかも値段も手頃だったので羨ましく感じました。そこから「こんなに素敵な住宅を扱っているハウスメーカーで働いてみたい」という気持ちが芽生え、アイダ設計を選びました。 ――現在どのような仕事をしていますか? 注文住宅営業として、来店されたお客様の応対や、物件のご案内、ご契約前後の手続きなどが主な役目です。 たとえば、住宅の建て替えを希望されるお客様の場合には、まず住まいについてのご要望を丁寧にうかがうところからはじめます。それから敷地に間取りが収まるか検討しつつ、図面作成、お見積り提案へと進んでいきます。ご契約後、施工に入ってからもお客様とのコミュニケーションを継続し、完成した住宅の鍵をお渡しするまでしっかりと伴走します。 ――営業を志したきっかけはなんですか? 前職時代に「もっと人と接する仕事をしたい」と考え、思い浮かんだのが営業職でした。前職も魅力的で誇りのある仕事でしたが、お客様がいるタイプの仕事ではなく、もっと人と接したい気持ちが募っていったんです。また、営業は努力して結果を出した分だけ、自分に返ってくるものも大きい、一種の実力主義な点にも大きく魅力を感じました。 最後の瞬間まで丁寧にフォローし続ける ――どんな場面でやりがいを感じますか? やはり、お客様に感謝していただける瞬間です。お引渡しの日に笑顔で「ありがとうございました」「アイダ設計さんにしてよかった」と言ってもらえると、がんばってきてよかったと毎回思います。 なかには「他社と契約直前まで進んでいたが、德重さんがいたからアイダ設計に変えた」と話してくださる方もいました。一営業マンとして「德重さんだから契約した」と言ってもらえるのは恐縮ですが、素直に嬉しいことです。 ――仕事において心がけていることはなんですか? より多くのお客様にご満足いただくこと、それと同時に企業としての売上を達成することが大切だと考えています。しかし何よりも重要なのは「最後のお引き渡しの瞬間まで丁寧にフォローすること」です。 売上目的に耳触りのいいことだけを言っていたら、ミスやクレームに繋がりかねません。だからこそ、よいことだけではなく、デメリットや口にしづらいことも真摯に伝えています。 お客様との信頼関係を第一に考えているので、図面一つをとっても、お打ち合せの前にお客様へ送ってあらかじめ確認してもらえるよう工夫しています。対面でいきなり図面をお渡しすると、お客様が見落としてしまうこともありますからね。実際の建物とお客様の想定との間でミスマッチが起きないよう心を配っています。 ――そのほか工夫していることはありますか? 忘れやすい性格だと自覚しているので、とにかくメモしています。机の上にもメモ、外出するときも常にメモや手帳を持ち歩く。私にとっての必需品ですね。 仮にお客様の立場になって考えてみると、時間をかけて打合せした内容が忘れられていたり、伝えたはずの内容が伝わっていなかったりしたら、担当者に対して不信感を覚えてしまいますよね。どんなに些細なことでも書きとめて、いつでも見返せるようにしています。 それでも完璧でないときもあるので、「私が忘れていたら遠慮なく言ってくださいね」とあらかじめ伝えておける関係性を築いておくことも大切になってきます。 営業マンが売りやすい環境を整えてくれている ――アイダ設計の魅力について教えてください。 「営業マンが売りやすい環境」を会社が作ってくれるところです。営業マンであるからには、なるべく多くの住宅を販売して売上に繋げることが責務かつ存在意義であると考えています。しかし、なかなか現実は厳しいと思う瞬間もありまして……。 そんなとき、会社全体でフォローする姿勢を見せてくれるのが、アイダ設計の魅力だと感じています。テレビCMやチラシなどの広告はもちろんのこと、モデルハウスの建築や営業研修など、安心して売りやすい環境を整備してくれているんですよね。アイダ設計は、一度他社に転職したにも関わらず再び戻ってくる、いわゆる「出戻り社員」が多いのも特徴です。それだけ働きやすく、居心地のいい会社なのだと思います。 また営業面でいうと、アイダ設計は「自由設計・正直価格」が強みなので、お客様の予算内で要望を叶えた住宅を建築できることも魅力のひとつです。丈夫で長持ちな家という品質を保ちながら正直な価格でお見積させていただくことで、お客様の安心に繋がり、信頼感を得られていると考えてます。 ――今、仕事において課題に感じていることはなんですか? 新しい住宅の魅力をお客様へ説明するのにも、住宅ローンの仕組みを理解することについても、まだまだ経験や知識量が足りないと自覚しています。 ――課題を乗り越えるために努力していることがあれば教えてください。 今は主体的にどんどん提案をしていって、経験値を増やすことに注力しています。場数を重ねていけば、必要な知識は後からついてくると信じて、目の前のお客様に向き合うよう心がけています。 また自分の力量を正しく把握して、不足している部分はチームで補うようにしています。ありがたいことに私の周りには、経験豊富な上司・先輩たちがいるので、心強いです。この環境を存分に活用して成長していきたいと思っています。 ――德重さんはこれからどんな未来を設計(BUILD A LIFE)したいですか? お客様と強い信頼関係を築ける営業マンになりたいと思っています。そのためにも、一刻も早く経験を積み、知識をつけるのが私の課題です。基になる知識が欠けていれば、それぞれのお客様に合った提案もできませんから。食事をするときも、出社する電車に揺られているときも、ふと道を歩いているときも常に自身の課題を省みて、理想の営業マン像に近づいていきたいと思います。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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お客様が描く理想のマイホームを具現化する仕事
お客様が描く理想のマイホームを具現化する仕事 設計 2018年入社 2018年にアイダ設計に入社した、設計部の細井一輝さんにお話を伺いました。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 建築に携わる全工程をワンストップで学べる環境 ——設計士としてアイダ設計へ入社したきっかけはなんですか? 実家の間取りが機能的ではなくあまり好きではなかったので、自分で暮らしやすい家を設計したいと思い、設計士を目指しました。そこで高校卒業後は、インテリアデザイン科のある専門学校に進学し、インテリアデザインを学びました。建築の勉強も並行して行い、在学中に2級建築士の資格を取得したんです。 もともとCM等でアイダ設計のことは知っていましたが、入社のきっかけは専門学校の先生からの紹介です。アイダ設計には母校出身の先輩が多いと先生に教えてもらい、興味を持ちました。母校の先輩がたくさん活躍されていることは、働く上でとても心強いなって。そこから自分でも会社について調べるようになり、アイダ設計の土地の仕入れから住宅の完成まで、すべての工程をワンストップで完結できるところに惹かれ、入社を決めました。 ——実際にアイダ設計へ入社してみていかがでしょうか? 現在は沖縄の店舗で、営業部、建設部、設計部の3部署と連携を取りながら仕事に取り組んでおり、設計士として設計に携わるだけでなく、設計以外の工程も学びながら働かせていただいています。ひとつの案件を通して、建設部の監督から現場のお話を聞いたり営業部からお客様のお話を聞いたり、様々な視点で相談をしながら住宅を完成させていくのは、学びが多く楽しいですね。 ——現在どのようなお仕事をされていますか? お客様とのお打ち合わせでご要望をヒアリングし、設計図のプランニングから積算業務まで行っています。契約後は、設計図の具体的な内容を詰めながら完成させ、設計図通りの建築が法的に可能かの確認申請をする担当者に引き継ぎます。 ヒアリングの段階では、お客様から漠然としたご要望やイメージを持たれていることが多いので、話し合いながら一緒に、具体的な形へ設計していくことが大切ですね。 お客様の気持ちに寄り添い、理想を設計していく ——仕事において心がけていることはなんですか? 設計士である自分の個性を出すのではなく、お客様の想いに寄り添えるように、そして想いをできる限り実現できるように心がけています。もしご希望に添えないときは、できない理由をお客様に納得していただけるようにお伝えする必要があると思っています。 自分が理解できていないことはお客様にもご説明できないので、知識を蓄えるために一緒に働いている一級建築士にはなしを聞いたり、別のエリアにいる設計士の先輩に過去の事例を聞いたりと、常に勉強や情報収集を行っています。 ——どのようなお客様がいらっしゃいますか? 設計士にほとんどお任せしてくださるお客様もいらっしゃれば、こだわりが強いお客様もいらっしゃいます。こだわりが強いお客様の場合は、お客様のご要望をヒアリングし、なるべく希望通りの形にしていくようにプランニングしていきます。しかしこだわりがあまりないお客様の場合は、作成した設計図が気に入っていただけなかったら他社へ移ってしまう可能性があり、設計士としての実力が試されるので難しいですね。逆に、この間取りが気に入ったからアイダ設計にお願いしたいと言っていただき、契約に繋がることもあります。 ——設計の仕事のやりがいはどんなときに感じますか? お引き渡しをするときに、達成感ややりがいを感じますね。お客様がこれから先、10年、20年と暮らしていく住宅を設計できたことに誇りを感じます。 また、お客様の漠然としたイメージをヒアリングしながら設計図を完成させるまで、ゼロから作り上げていくことが設計士のミッションです。お客様に設計図を気に入っていただいた後も、何度も調整を重ねながら理想に近づけていき、お客様の満足いく設計図をご提案できたときにやりがいを感じるとともに、設計士としての仕事の面白みを感じますね。 常にハングリー精神を持って、知識をアップデートする ——どんなときに自分自身の成長を感じますか? 初めの頃は商談に参加したとき、緊張して声が震えていたんです。お客様にご質問をいただいても、その場でうまく説明ができず「一度持ち帰らせてください」ということが多かったんですが、場数を踏んでいくうちに自信を持てるようになり、質問に対する返答もその場でできるようになりました。声が震えることもなくなりましたね。 仕事をするうえでお客様から厳しいご意見をいただくこともあるので、自分の中でしっかりと向き合って、真摯に受け止めるようにしています。どんな経験も自分の糧になっていくと思うので、これからも素直な気持ちで仕事に取り組んで、もっと成長したいですね。 ——どんな人が設計士に向いていますか? 設計士の資格を取って終わりというわけではなく、そこからどれだけ勉強するかが大切です。設計の知識だけではなく、ご依頼をいただいたお客様の暮らしやお仕事内容などを幅広く勉強するハングリーさのある人が向いているのではないかなと思います。またお客様のご要望を自分の中に正しく理解して落とし込み、その要望が実現できるのかを判断して、お客様にいかに分かりやすくご説明できるかのコミュニケーションスキルも大切ですね。 ――細井さんはこれからどんな未来を設計(BUILD A LIFE)したいですか? 今は注文住宅の設計を担当していますが、今後は旅館や映画館、ショッピングモールなど住宅以外の特殊建築にも挑戦したいです。そのためには、1級建築士の資格が必要になるので、その勉強に励みたいと思います。 あとは父が大工の仕事をしているので、自分の両親と住める大きな二世帯住宅を、いつか父と一緒に建ててみたいという夢もあります。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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住宅の用地仕入れが、お客様のよりよい将来をスタートさせるきっかけに
住宅の用地仕入れが、お客様のよりよい将来をスタートさせるきっかけに 用地 2003年入社 2003年に新卒で入社した、用地部の寺田亮さんにお話を伺いました。 不動産は水物。早く、美味しいものを届けたい ――アイダ設計に入社した経緯を教えてください。 測量の専門学校で勉強してきた知識を活かして、卒業後は測量会社に就職したいと思っていました。測量はデスクワークが多いのですが、机上の業務だけでなく実際に現場に足を運びたい。そんな思いから、現場の仕事ができるアイダ設計に入社しました。 ――現在どのような仕事をしていますか? お客様へ販売する分譲住宅の用地を仕入れています。具体的には、不動産業者から売地の情報を頂いて、用地を購入するか検討。仕入れた土地が売れるまでの現場管理も行います。土地を購入して初めて、住宅販売までの一連の仕事がスタートするんです。アイダ設計のすべての仕事の基礎となるので、責任は重大ですね。 購入した土地の地域環境やインフラを調べ、土地柄を把握するのも仕事の一つ。土地を知ることによって、お客様の暮らしを具体的にイメージすることができるんです。「この土地に住んだらどんな住環境になるか」「高低差の激しい坂があるなど、住みにくい要因はないか」と細かなところまで気配りすることを心がけています。 また、地域によって扱う法律が違ったり行政を担当する部署が違ったりするので、役所まで足を運んで地域性を覚えます。 競合会社と土地の取り合いになることがあるのですが、地域性を覚えておくとよりよい土地を早く購入できます。その地域の土地の価値相場を知っていればスピーディーに対応できるので。不動産は水物なんですよ。早く美味しいものをお客様に届けたい。 ――業務の中で大変なことはなんでしょうか? 美味しい物件をコンスタントに仕入れることです。お客様にとってお買い得な土地を常に提供していかなければなりませんが、よい土地が購入できるタイミングはバラバラです。 かといって、どんどん土地を購入していけばいいのかというと、そういう訳でもありません。そのバランスが難しいですね。 たくさんある土地のなかで、どの物件から価格交渉して購入していくか。優先順位を判断する力が重要になってきます。 多くの失敗から学び、自信につながった ――どんなところに仕事のやりがいを感じますか? お客様のよりよい将来のスタートを見届けられるところです。土地の仕入れによってすべての仕事が動き出します。そこからお客様の新たな暮らしが始まっていくのだなと考えると感慨深いものがあります。 自分が立てた事業計画の通りに土地が販売完了すると、達成感がありますね。 ――成長を実感したところがあれば教えてください。 入社した当時は自信がなく、とても小さい声で仕事をしていました。しかし今ではある程度自信がついて、大きな声で喋れるようになったと思います(笑)。 売地の情報をいただく不動産業者とは、何よりも信頼関係が大切です。信頼を得るにはもちろん知識と経験が欠かせませんが、その上で自信があるかというところが重要だと思っています。 昔は大きな土地の区画割りを失敗して売れなかったこともありましたし、書類作成で失敗したこともたくさんあります。でも、その失敗から多くを学び、今の自信につながりました。 ――用地部ではどんな知識が得られますか? いろんな法律を学ぶことができますね。土地の仕入れだけでなく土地が売れるまでの現場管理も担っているので、ほかの部署との連携を密に取ります。土木部門や財務部門、設計部門などたくさんの部門と関わることで、幅広い専門知識や法律を学べます。 家づくりに関する様々な部署があるアイダ設計でだからこそ、家づくりのあらゆる場面の知識を得ることができているのだと感じています。 ――今感じている、仕事における課題はなんですか? 利益を生み出せる土地をたくさん仕入れることです。やはり不動産業者との信頼を築き、スピーディーかつ誠実に対応していくことが大切だと思います。 個人的には、区画割りのテクニックを磨きたいですね。区画割りとは実際に仕入れた土地のなかで、どこに住宅を建てるか、道路を引くかなどを割り当てる業務のことです。区画割りの良し悪しによってその土地の価値が変わってくるので、お客様にとって最善の住環境を作れるようになりたいですね。 社会の流れに柔軟に対応したい ――社内の雰囲気を教えてください。 経営陣との距離が近いです。社長は職場内を歩き回ってよく話しかけてくださります。仕入れた土地を見に行ってアドバイスをいただくこともあります。 仕事で困ることがあったときは上司にすぐ相談しますね。用地部門のメンバーはそれぞれの得意分野を持っていて、役職や年齢にとらわれず気軽に質問や相談ができる環境です。 ――どんな人と一緒に働きたいですか? いろんな人がいていいと思うんです。明るい人がいて、そうじゃない人もいて。 でも自分を表現することと、相手を思いやることのバランスは大事だと思います。 私は相手の立場を思うと遠慮してしまうので、自分の意見や考えをしっかり表現できる人はすごいなと感じます。ただ、互いに気遣いあっていい関係性を築けることもありますよね。たくさんの立場の方と関わる仕事なので、バランスを大切にできる部署でありたいです。 ――寺田さんはこれからどんな未来を設計(BUILD A LIFE)したいですか? 仕事だけでなく、プライベートも充実させていきたいです。プライベートを大事にすることで、仕事を頑張れるし、成果にもつながる。アイダ設計にはどちらも両立できる環境があります。世代ごとに働き方や社会環境が変わっていますが、変化に柔軟に対応していける会社にしたいですね。 続きを見る
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物件のメンテナンスを通して、お客様の笑顔溢れる暮らしのお手伝いを
物件のメンテナンスを通して、お客様の笑顔溢れる暮らしのお手伝いを 生産品質 2018年入社 2018年に介護職から転職し、アイダ設計へ中途入社した、生産品質部の原一輝さんにお話を伺いました。 アイダ設計のリフォーム営業(中途採用情報)はこちら > 他業種からの転職や業界にブランクがあっても活躍できる ——アイダ設計へ入社を決めたきっかけについて教えてください。 アイダ設計はTVCMの放映などで全国的な知名度もあり、以前から名前を知っていました。以前、建設業界で働いていたこともあって、この会社で再チャレンジしてみたいと思ったのがアイダ設計を選んだきっかけです。 最初は営業職に応募していましたが、面接時に生産品質部の部長から「生産品質部にチャレンジしてみませんか?」と声をかけてもらい、アイダ設計に入社し、生産品質部への配属が決まりました。前職での給与面の不安が多くて転職活動を始めたのですが、生産品質部は固定給なので、その不安が解消されたのは嬉しかったですね。 ——アイダ設計の社風や部署の雰囲気はいかがですか? 現在入社してから2年目を迎えましたが、とても働きやすい職場だと感じます。一緒に働く事務員や職人さんたちとフランクに交流ができていて、風通しのよさが働きやすさに繋がっているのだと思います。 本部の生産品質部門には6名の監督が在籍していて、監督同士のコミュニケーションもしっかり取れています。監督の中には、一度は退職したもののアイダ設計に戻ってきて活躍している人が多くいて、会社の懐の深さを感じますし、本当に働きやすい環境なんだなと思いました。 監督や職人さんにはベテランの方が多く、知識と経験が豊富な方がたくさんいらっしゃいます。そういった方々と一緒に現場でお仕事をすることで、たくさんのことを学び、吸収できる環境です。 物件とお客様の両方をしっかりとサポート ——生産品質部で担当しているお仕事について教えてください。 私たち生産品質部は、お客様に物件の引き渡しをしたあと、物件に何か問題が生じた場合にメンテナンスを行う部署です。 業務の流れとしては、まずお客様からご連絡をいただいたら、現場を見せていただくために日程調整を行います。決まった日時にお客様のご自宅を訪問し、破損や故障の状況を確認。現場には私たち監督と修繕を行う大工、または職人が同行し、その場で修繕を行える案件であれば、すぐに修繕作業を行います。その日の作業が難しい場合は、一度持ち帰って見積もりを作成し、後日改めて修繕に伺うというのが一連のフローです。 現場ごとに様々なケースがあるので、ご相談内容や補償期間に合わせてその都度対応をしています。修繕を行う際は、大工さんの専門知識をお客様に向けて噛み砕いておはなしするのが私のミッションです。平均1日3件程度のお客様を訪問しています。資格や知識がなくても、たくさんの現場を実際にみることで、スピード感を持って業務を覚えることができます。 ——お客様と接する上で心がけていることはありますか? 生産品質部の監督業というのは、物件のメンテナンスに関する知識や経験はもちろん必要ですが、お客様とおはなしをすることも大切な仕事だと思っています。お客様の家のお悩みや不具合を少しでもスムーズに解決できるように、誠意を持って対応することが、お客様との信頼関係にも繋がります。 生産品質部はメンテナンスを通じて、物件とお客様の両方をサポートしています。物件のケアはベテランの大工さんや職人さんが担い、その家に住む家族のケアが監督である私の役割です。監督が物件の修繕ばかりを考えていると、お客様の気持ちに寄り添うことができません。物件とお客様、両方をバランスよくケアすることを普段から心がけています。 ——仕事を通じてやりがいやご自身の成長を感じるのはどんなときですか? この仕事していてやりがいを感じるのは、お客様と心が通い合ったときですね。修繕についてのご説明をしてお客様にご納得いただけたときやその場で修繕が完了したとき、あとは「綺麗に修繕してくれてありがとう」といっていただくときが嬉しい瞬間です。 生産品質部にはお客様から様々なご要望をいただくのですが、必ずしもそのすべてに「YES」と言えるわけではありません。私は普段はっきりとした意思表示をすることがあまり得意ではないため、アイダ設計のサービスマンとして物怖じせずに、アイダ設計の家の作りや保証期間、サービスで対応できる範囲をはっきり伝えられたときに自身の成長を感じますね。明確に理由を伝えて説明することで、お客様も安心できると思うので、これからも意識して取り組んでいきたいと思っています。 いい家庭のベースには、いい家があって欲しいという願い ——今、仕事において課題に感じていることはなんですか? 現在全国的にエリアを拡大しており、監督ごとに担当エリアが決まっていますが、愛知県や岐阜県などの遠方のお客様は新築工事の監督と協力しながら行っている状況です。そのため今後はさらに仲間を増やして幅広い地域のお客様にご対応できるようにすることがミッションですね。また監督がエリアごとに増えていくことで、お客様ひとりひとりに対して、より細やかなケアやメンテナンスができるのではないかと思います。 ——これからどのような未来を設計したいですか? 私が今後どのような将来を過ごしたいかと考えたときに、いい家庭を作っていきたいなと真っ先に思い浮かびました。住まいというのはすべての基本になると考えていて、いい家庭のベースにはいい住まいがあると思うんです。昨年末に私も家族のためにアイダ設計の分譲地を購入しました。その家が、笑顔溢れる家庭の基礎になるといいなと願っています。 それはお客様に対しても同じで、「ご購入いただいたアイダ設計の家で笑顔溢れる暮らしを築いていただきたい」という気持ちをいつも持っています。私たち生産品質部に日々たくさんのご要望があるということは、それだけアイダ設計に期待していただいているということなんだと思うんです。「心地よい環境で生活をしたい」「いつまでも綺麗な家に住みたい」というお客様の思いを実現するために、これからもメンテナンスのお手伝いをしていきたいと思います。 アイダ設計のリフォーム営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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工場で材木をプレカットすることで、建築現場の施工過程をバックアップ
工場で材木をプレカットすることで、建築現場の施工過程をバックアップ プレカット事業 2017年入社 2017年に新卒で入社した、プレカット事業部の梶野秀真さんにお話を伺いました。 アイダ設計のプレカット営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > 木の香りとぬくもりに包まれた理想の仕事環境 ——アイダ設計に入社を決めたきっかけについて教えてください。 学生時代から「人が安心できる住まい」「人を笑顔にできる家」を提供したいという想いがあり、工業高校で建築を専攻していました。高校ではCADで図面を描いたり、構造強度について学んだりしましたが、描かれた図面から目に見える形に材木を組み立てていくことに興味がありました。 入社を決めた理由は、建築会社ではわりと珍しい、自社にプレカット工場を持っているからです。自社工場で家の心臓部となる土台や柱を加工し、建築現場で組み立てています。現場作業ではなく、さらに前段階の骨組みを作る工程から家づくりに携わりたいと思ったので、とても魅力に感じました。 私自身、幼少期から木に触れることが好きで、木の香りに包まれていると気持ちが落ち着くんです。プレカット事業部はたくさんの木材を扱うので、工場の中に杉やヒノキの香りが満ちていて、理想の職場です。 ——アイダ設計の社風や部署の雰囲気はいかがですか? 年齢や役職など関係なく会話をよくするので、部署の雰囲気がとても良く、働いていて楽しいです。仕事がどんなに忙しくても、社員とのコミュニケーションで気持ち良く仕事ができています。 またプレカット事業部には海外からの外国人技能実習生たちが在籍しています。私とよく一緒に仕事をするベトナムの技能実習生たちはユニークな人柄で話すことが好きなので、いつも楽しそうに話しかけてくれます。言語が違うことによる意思疎通の難しさを感じることがたまにあるため、日頃からこまめにコミュニケーションを取ったり細かい作業はジャスチャーで伝えたりするよう心がけています。 木の特性を見極め、1mm単位の細やかなプレカットで家づくりをアシスト ——プレカット事業部で担当しているお仕事について教えてください。 フォークリフトで材木の運搬、機械で加工・検品・梱包を担当しています。自分の手で機械に材木を投入し、パソコンで加工の仕様を設定。加工された材木を確認し、不備がなければ随時梱包していくのが一連のフローです。 プレカットラインは、横架材、柱材、羽柄材、合板の4つのラインがあります。担当するラインによって作業内容や梱包方法、材木の並べ方が違うので、配属後はそれぞれのラインで経験を積んでいきます。 ラインによって加工本数は異なりますが、1日約1000本の材木をプレカットしています。茨城工場では1日に約11棟分の材木をプレカットしていて、分譲住宅であれば1棟分を約2時間で加工ができます。 ——仕事をする上で、大変なことや心がけていることはありますか? 材木が曲がっていると、再加工が必要になったり使えないことがあったりするので材木の選定は大切です。木には加工に適した向きがあり、木の節や木目を見て判断しないといけません。その判断ができるようになるまで本当に苦労しました。しかしプレカット事業部には建築業界から転職してきた人が多く、プレカットの知識や経験が豊富な先輩たちにたくさんサポートしてもらいました。 材木の長さが1mm違うだけで家全体に影響が出ることがあるので、細心の注意を払って仕事に取り組むよう心がけています。また材木の梱包をする際に、現場の方が作業をしやすいよう梱包方法に工夫をしています。 ——仕事を通じて、ご自身の成長ややりがいを感じるときはどんなときですか? 今年入社した新卒に仕事を教えているとき、「自分も後輩に教えられるようになったんだな」と成長を感じました。人それぞれの仕事量や筋力が違うので、扱う材木が重い場合は、力がなくてもうまく作業できる方法を一緒に考えてサポートしました。 早い加工速度で効率よく仕事を進められたときにもやりがいを感じます。材木の加工は機械が行っているため、基本的に速度を変えることはできません。機械が加工するまでの工程で無駄をなくし、いかに効率よく正確に作業を進められるかを考えることも仕事のモチベーションになっています。仕事に慣れている先輩たちは段取りに無駄がなく、仕事がとても早いんです。その仕事の姿勢や取り組みに日々刺激を受けています。 お客様が安心できる住まい、お客様を笑顔にできる家づくりを ——プレカット事業部の今後のミッションを教えてください。 ミスをなるべく減らし、効率的にプレカットすることです。効率のよい仕事を目指すのには、2つの理由があります。1つは機械トラブルによるリスク軽減です。機械作業は故障など予期せぬトラブルがつきものです。その日のうちにできる限り作業を進めておくことで、余裕を持って万が一に備えています。2つめは、1日の加工数量を増やすことで、より多くのお客様の家づくりをお手伝いできるからです。これからも作業効率が高くミスのない取り組みで、理想の家づくりのサポートを行いたいです。 ——これからどのような未来を設計したいですか? これは多くの方に言えることだと思いますが、私にとって家で過ごす時間はかけがえのないもので、心が落ち着くひとときです。この心地の良さを、アイダ設計で建てた家でも感じてほしいと思っています。 近年では、木材に触れられる機会が少なくなっていると聞きました。私は木が好きなので、日本の家づくりから木のぬくもりがなくならないでほしいと願っています。これからも、お客様が安心できる住まい、お客様を笑顔にできる住まいづくりを、木の香りであふれているプレカット事業部からサポートしていきたいと思います。 アイダ設計のプレカット営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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安心安全に過ごせる場所を目指して、街と家づくりの土台を築く
安心安全に過ごせる場所を目指して、街と家づくりの土台を築く 土木 2017年入社 2017年に新卒で入社した、土木課の清田悠康さんにお話を伺いました。 アイダ設計の土木施工管理(中途採用情報)はこちら > 家を買うという一生に一度きりのイベントのお手伝いがしたい ——アイダ設計に入社を決めたきっかけについて教えてください。 マイホームの購入はお客様の人生の中で一大イベントだと思っています。その節目に立ち会って”一生に一度きり”の買い物をお手伝いできることは、とても魅力的で誇らしいことだと感じたので、住宅関係の仕事に携わりたいと思いました。 アイダ設計は、お客様の理想を高品質・低価格で形にする家づくりを行っています。心豊かに過ごす生活空間を提供できる仕事をして、お客様に満足して暮らしていただきたいと思い入社しました。 ——アイダ設計の社風や部署の雰囲気はいかがですか? 土木課のなかで私が一番若手なんですが、先輩や現場の職人さんたちとコミュニケーションを取りながら楽しく仕事ができています。また、私は学生時代から野球を続けていて、現在はアイダ設計の野球部に所属しています。野球部は普段交流のない部署の方との交流の場にもなっています。仕事だけではなく、プライベートな話もできる仲間が社内にいるのは嬉しいですね。 建物が建つ前の土地をしっかりと整え、地図に形を残す ——土木課で担当しているお仕事について教えてください。 解体工事と造成工事の発注業務、工程管理を担当しています。仕入れた土地を建物が建てられるように整えるのが造成工事で、仕入れた土地に建っている建物を壊して更地へ整地するのが解体工事です。解体工事が終わったあとに造成工事を行い、建設部に現場の引き渡しをするまでが私たちの仕事です。 それぞれの工事を行うためには、まず現地の調査を行い、工事費用を計算します。そして工事を行っていただく業者に調査資料の送付と見積もりを依頼し、発注するまでが一連のフローです。造成工事が終わらないと建設部に現場を引き渡せないので、スケジュールの管理が重要です。担当業者と綿密な打ち合わせをして工事の工程を確認し、スケジュールを建設部に共有しています。 ——仕事をする上で、大変なこと、心がけていることはありますか? わずかなズレがクレームや手直しに繋がり、無駄なお金と時間がかかってしまうことがあります。そういった失敗を防ぐために、現場の担当業者に指示を出して終わりにするのではなく、その指示をきちんと理解できているのか、指示通りに作業をできているのかをしっかり確認するようにしています。あとはなるべく現場に足を運ぶことを心がけていますね。直接お話しすることで、担当業者と細かいズレの調整や工程確認ができ、仕事がスムーズに進みます。 普段の現場では業者の方や職人さんとお仕事をする機会が多いので、慎重にコミュニケーションを取っています。現場で関わる方々は私より年上の方ばかりです。会社によっては社長自ら職人として現場で動いていらっしゃる場合もあるので、失礼のない対応を心がけながらも、自分の意見はきちんと伝えられるようにしています。曖昧な返答ではなく、これじゃダメだからこうしてほしいと、はっきりとした意見を伝えるようにしています。 ——仕事を通じて、ご自身の成長ややりがいを感じるときはどんなときですか? 自分の担当エリアを持って、現場をスムーズに進められるようになったときに自分の成長を感じました。最初は何もわからず、現場で職人さんから「それは違うよ」と指摘されることもありましたね。自分で図面を描くと簡単に見えることでも、実際に作業をすると高い技術力が求められるので、現場に行ってはじめて学ぶことがたくさんあるんです。現場で作業をしてくださる方々は本当に経験が豊富でスキルの高い方ばかりで、たくさんのことを学ばせていただいています。 自分が引いた図面が形に残って、新しい街ができていくのを見たときに、この仕事についてよかったなと思いました。職人さんの努力や現場が形になっていく過程を自分の目で見ているので、現場が完成したときは本当に嬉しいですね。その達成感や嬉しさが、仕事のやりがいに繋がっています。 ——土木課ではどんなスキルが身に付きますか? この工程が終わったら、次はこの工程で必要な業務はなんだろうと先を読む力が培われます。近隣の安全対策をしっかり行っていなかったり、慣れない工事で問題が起こったりすると、現場の作業が止まってしまい工程に遅れが出ます。現地に行ったときに起こりうる問題を見つけ出し、前もって準備をしておくなどの先を読む行動を意識して行動しています。 また自分が現場にいない状況でも問題が起こったときに、電話で迅速な対応ができる交渉力も身に付きます。自分に自信を持った対応をするためには、自分の考えや意見を現場の方に伝え、責任感を持って働くことが大切ですね。 街の基礎作りを通して、子どもに誇れる父でありたい ——土木課の今後のミッションはなんですか? 現在土木課は、少数精鋭で全国のエリアを担当しているので、たくさんの現場をスムーズに進行し、しっかり工程管理できるようにすることが今後のミッションです。土木課の工期が遅れてしまうと、建設部やそれ以降の部署に影響が出てしまいます。土木課が担当している解体工事や造成工事は、建物を建てる前の段階として欠かせない仕事です。土地がきちんと整っていないと、安心安全な家を建てることはできません。だからこそ、土台のすべての管理を担当している私たちの部署がしっかり納期を守り、スムーズに造成工事を行えるように工程管理していかなければいけません。 ——これからどのような未来を設計したいですか? 同じ部署で働く先輩たちは、豊富な知識を生かして数歩先の工程を把握しながら、現場を進めていて、その姿をかっこいいなと思っています。そんな先輩に近づくために、自分の仕事に責任を持って、たくさんの現場を担当して、経験を積んでいきたいです。いつかは社内の資格取得支援制度を利用して土木施工管理技士の資格を取得しようとも思っています。 将来子どもが生まれたら、成長した自分の姿を見て「お父さんはかっこいい仕事をしているんだな」と思ってもらいたいですね。仕事を通して身につけた知識を生かして、マイホームを建てるのが夢です。 アイダ設計の土木施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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分譲住宅を通して、お客様のこれからの暮らしをお手伝いする
分譲住宅を通して、お客様のこれからの暮らしをお手伝いする 営業 2018年入社 2018年にアイダ設計へ再入社した、営業職の磯部康弘さんにお話を伺いました。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 認知度の高さが分譲住宅営業の強みへと繋がる ――アイダ設計へ入社されたきっかけを教えてください。 実は2003年に中途採用でアイダ設計へ入社して、分譲住宅の営業職で3年間働き、退職しました。その後、ハウスメーカーでの営業職や住宅関連会社の起業を経験し、ご縁があって2018年の1月にアイダ設計へ再就職しました。 家の購入は人生において大きなイベントのひとつで、そのお手伝いができる住宅営業の仕事はやりがいを感じるとともに、お客様と接する楽しさがあります。いろんな会社を通して人生の節目にあたるものを提供していく中で、もう一度アイダ設計の分譲住宅営業に挑戦したいという気持ちが強くなり、再就職しました。 ――アイダ設計の強みはどこにあると感じますか? 再就職したことで、改めてアイダ設計の知名度の高さを感じました。営業の仕事は、初めてお会いするお客様に対して、まず事業内容の説明をすることからスタートします。しかしアイダ設計の場合、ご挨拶をしただけで「(アイダ設計を)知っています」と言っていただけて、営業を始められるのは、何よりの強みですね。そこは他社での営業を経験して強く感じました。 ――現在どのようなお仕事をされていますか? 埼玉県入間市にある店舗の店長として、社員の営業指導や育成をしたり、社員が取ってきた商談をまとめて契約を結ぶ役割を担ったり、用地の仕入れをしたりしています。 家族の”いってきます”と“ただいま”を提供する存在でありたい ――分譲住宅営業の魅力はなんですか? 「ここに住んだらどんな暮らしになるのだろう」という想像をしていただきながらご提案ができるので、お客様の理想の住まいのイメージにぴったりの住宅を提供できるところが分譲住宅営業の良さですね。注文住宅の場合は、素材から検討できる魅力もありますが、完成された住宅を想像する難しさがあります。 また分譲住宅営業は、住宅をご購入していただけた場合すぐにお引き渡しをして、その住宅での暮らしを始めていただけるため、お客様の笑顔をすぐに見られます。注文住宅営業の良さは、お客様と一緒に理想の住宅を作り上げていき、お引き渡しの際に大きな感動が生まれるところにありますが、私はたくさんのお客様とお会いして、たくさんの笑顔を見たいんです(笑)。 ――仕事において心がけていることはなんですか? お客様は人生の様々なイベントを購入された住宅で過ごされるため、笑顔の絶えないあたたかい家庭を築いていってほしいと思っています。そのため商談の際も、笑顔になるようなエピソードを商談に挟んだり笑いが起こる工夫をしたりしています。 またお客様のご要望にどうしても応えられない場合は、できませんと言い切るだけでなく、できない理由もお伝えするようにしています。その理由説明は、自社の分譲住宅に絶対の自信を持っていないとできません。その自信を持つためには、不動産情報サイトに掲載されている他社の新物件をチェックして、現地まで足を運んで場所を確認したり、完成された住宅の様子を見に行ったりして、他社商品と自社商品との違いを説明しながらご提案するようにしています。 ――そのほかに工夫していることはありますか? 自分が担当したお客様には、お引き渡しから1ヶ月後に必ずご挨拶に伺っています。お引き渡しをして1ヶ月程経つと家具の搬入などが終わり生活感が出てくるため、お客様のライフスタイルが見えてくるんです。お伺いした際に、お客様のご承諾をもらい、お部屋のお写真を撮らせていただき、家の購入を検討されているお客様へお見せしています。家具を置いた時のお部屋のイメージや置き方のアレンジ方法などを一緒にご提案させていただくことで、お客様に喜んでいただけるんです。 お客様に一番近い存在であるからこそ、売って終わりではなく、アイダ設計で良かったと思ってもらえるように取り組み、次のお客様への紹介へ繋げていきたいと思っています。販売者対お客様という関係性ではなく、人と人のつながりを大事に、しっかりとケアしていくことを大切にしています。 お客様に一番近い存在でいるための努力が未来を創る ――分譲住宅営業部門ではどんな人が活躍していますか? お客様の細かなところまで気付ける「目配り」、お客様が望むことを先回りして考え行動できる「気配り」、お客様のために何かひとつできることを考え行動できる「心配り」、この3つの配りができる人ほど活躍していると思います。こういった心がけができるからこそ、「アイダ設計の営業の方は他の会社と違った」とお客様に感じて選んでいただけると信じています。 ――部署として今後どのようなことに注力していきたいですか? お客様に一番近い場所にいるのが、店舗であり私たち分譲住宅営業職なので、アイダ設計をより多くのお客様に知っていただくための努力が必要だと考えています。そのために、地域に看板を設置したり、主要な施設に営業資料を設置してもらうための交渉をしたりと、広告活動に力を入れています。店舗がある地域によって特色があるので、営業がその地域の特徴を感じ取り、広告営業の提案もしていけるのが理想ですね。 ――磯部さんはこれからどんな未来を設計(BUILD A LIFE)したいですか? 今月より来月、今年より来年というように、今以上に会社に貢献していきたいですね。まずは店長として、自分の受け持つ店舗が全店舗ランキング上位にランクインできるように売り上げを伸ばしていくのが当面の目標です。ランキング1位になったときに、自分がどんな気持ちになるのか、次にどんな目標を掲げるのか、その場に立ってみないとわからないので楽しみですね。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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【設計部での一日の仕事の流れ】昆巧真
【設計部での一日の仕事の流れ】昆巧真 設計 2020年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2020年に入社、設計部に所属し、いまは間取作成や間取チェック、接客、確認申請などの仕事を担当する昆巧真さん。 「お客様に信頼される設計士を目指す」という昆さんの一日に密着しました。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 【AM 9:00】スケジュール管理、メールや電話対応 業務開始してまず最初に、「その日に行う業務のスケジュール」を確認します。お客様と直接関わって仕事をしているため、図面や申請業務の納期を必ず守れるようスケジュールを組みます。納期の遅れや図面の精度はお客様との信頼性にかかわる一番重要なことだと考えているため、朝のスケジュール管理は時間をかけて行います。 続いてはメールチェック、前日に残っていた業務のメール返信をしたり、間取依頼が来ていないか確認します。また、電話が来た際はその都度迅速に対応します。 そして現在進行している現場の進捗状況の確認を行います。各々の現場によって進捗状況が違うため、担当現場が増えてくるほど柔軟な対応が必要となります。 【PM 12:00】ランチタイムはしっかりオンオフ切り替え ランチタイムは基本的に外で買って来たものをデスクで食べることが多いです。デスクワークが中心のため、オンオフの切り替えのためにも必ず外の空気を吸うようにしています。 コンビニや薬局は品揃えが豊富で、店頭のラインナップを眺める一瞬がささやかな楽しみであったりします。昼食が終わった後は午後の勤務まで時間があるため、同僚と話したりして自分なりにリラックスできる過ごし方をしています。 途中、営業担当の同僚と立ち話をする場面も。お客様の要望とする間取りが成り立つのかなど、営業担当から相談を受けることも多いのが設計部の仕事です。 【PM 1:00】間取作成や接客業務 午後は間取りを作成します。決まっている敷地に各種要望や坪数を考えながらプランニングしていきます。最近は細長い敷地や面積の小さい敷地を担当することが多く、日々設計士としての腕を試されています。 その後、接客の対応も行います。接客はお客様と一番近い位置で話し合える場です。接客のときは笑顔を心がけ、誠意をもって対応しています。 接客は、今まで何度も経験してきましたが慣れないものです。後から「こう伝えた方がわかりやすかったかな」など反省することもしばしばあります。営業の方の力を借りて、日々学びながらお客様からの信頼を得られるように試行錯誤しています。 【PM 4:00】間取チェック・確認申請業務 間取作成や接客業務だけでなく、設計部では間取チェックや確認申請の業務も行っています。 間取チェックは営業担当からの依頼間取を法規上・施工上の面で問題がないかチェックします。複雑な間取ほど時間がかかる業務のため、どう効率よく取り組むかが肝となります。 確認申請とは作成した間取が法律上問題ないか検査機関に図面を審査してもらうことをいい、住宅を建て始めるための最後の許可のようなものをいいます。確認申請が検査機関で認められないことには着工ができないため、確認申請の業務はスケジュール管理がより重要になります。 また、疑問点は都度上司に相談。担当している業務で疑問に思うことがあれば、その日中に解決することを心がけています。 【PM 6:00】業務終了。休みの日はドライブ! 私が仕事に取り組むうえで大切にしているのが、スケジュール管理です。間取作成から確認申請まで、業務の納期を確実に守ることがお客様の信頼につながると信じて意識して取り組んでいます。 この日は、大きなトラブルもなくスムーズに業務を終えることができたため、定時で退勤。「晩ごはんはどうしようかな」と考えながら、帰路へつきました。 ちなみに休日は水曜日と木曜日。人混みを避けてお出かけができるため、今度の休日は愛車と一緒に少し遠くまでドライブしに行こうと思います。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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【注文住宅営業部での一日の仕事の流れ】野口和紀
【注文住宅営業部での一日の仕事の流れ】野口和紀 注文住宅営業 2011年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2011年に入社、注文住宅営業部に所属し、いまは店長としてお客様対応から部下の指導・育成までを担当する野口和紀さん。 妥協しない提案準備を部下と行い、お客様からの信頼感を得ている野口さんの一日に密着しました。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 【AM 9:00】店長の一日は店舗の清掃と部下の進捗確認から 車で1時間ほどかけて出社する野口さんの一日は、店舗スタッフ全員での掃除からスタート。それぞれ役割を分担し、15分ほどかけて店舗を綺麗に掃除します。 掃除の後は、3人の部下のスケジュールと進捗を確認。お客様への提案内容やヒアリングの仕方について話し合ったり、設計図の作成でいき詰まっているところを聞き出して一緒にブラッシュアップします。 続いてはメールチェック。お客様対応以外にもメーカーや外部業者とのやりとりを行う場合が多く、この日もこまめに連絡を取り合いました。 【AM 10:00】お客様との打ち合わせ この日は10時からお客様とのお打ち合わせ。お客様のこだわりを叶えられる自由度の高い設計、かつローコストで建てられるアイダ設計の家に魅力を感じて、ご来店される方がほとんどです。そんなお客様の期待にこたえられるよう、ご要望やご予算などを丁寧にヒアリングします。ひと通りのヒアリングを終えた後に作成した設計図と、その設計図をもとに建てられた家のCGを見せて、お客様との打ち合わせを重ねながら間取りやディティールを詰めていきます。 一番やりがいを感じるのは、やはりお引き渡しのとき。特にご年配の方は、間取りなど家に対するご要望が比較的少なく、お任せしてくださるパターンが多いです。そのようなお客様には今までの経験からイメージしやすい住宅をご提案をさせて頂きます。お客様が実際に建てられた家を見て、「イメージ通りの家ができて、住みやすい」「野口さんに任せて良かった」といったお言葉をいただけるのは嬉しいもの。お引き渡しから2,3年経つ今でもお話を伺いに家へ行ったりして、自分の孫のように接してくださります。 実は昨年アイダ設計で自宅を建てたという野口さん。実際に住んでいるからこそ、お客様にリアルな情報をお伝えできるといいます。 【PM 12:00】ランチを食べて気持ちをリフレッシュ! 気付けば打ち合わせも2時間が経過し、お昼の時間に。ランチは外出先で食べることが多い野口さんですが、時間が合えば部下と一緒に近所の飲食店へ行くことも。10歳も年齢が離れている部下との会話は新鮮で、リフレッシュできる時間です。 【PM 1:00】入念に建設予定地の調査を実施 注文住宅営業部はお客様との打ち合わせ以外に、設計図通りの家を安心して建てられるかの事前の調査も行います。 建設予定地に行って近隣の家の状況や日当たり、雨の日は水はけの様子などを調べる「現地調査」や、役所へ行って設計した家を建てることに法令上の問題がないかを細かく調べる「役所調査」なども営業が担当しています。 担当業務の幅が広く、関係各所との連携が欠かせないポジションだからこそ、「なぜそれが必要なのか」を理解し、仕事を進めることが重要だと考えています。 その後は店舗へ戻り、継続しているお客様へのご連絡や、契約書類の手配などの事務作業を進めます。 【PM 5:00】部下の提案資料作成の指導 お客様対応が終わる夕方頃から、部下と提案内容の打ち合わせを行いました。提案資料は、細かくヒアリングしたお客様のご要望をできるだけ叶えつつ、予算を抑えたプランを提案できるように、部下と意見を交わしながら作成していきます。 お客様との打ち合わせでは、ヒアリングと提案だけでなく、ローンのご説明など資金計画のお話もするため、見積書の作成も行います。 【PM 7:00】業務終了。休みの日は家族とお出かけ! この日は1時間の残業を終えて退勤した野口さん。退勤後はゆっくり家族と過ごすことが多いとか。 ちなみに休日は水曜日と木曜日。今度の休日は子どもと遊んだり、家族とのお出かけを楽しもうと考えているそうです。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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【販売促進部での一日の仕事の流れ】西川優里奈
【販売促進部での一日の仕事の流れ】西川優里奈 販売促進 2019年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2019年に入社、販売促進部に所属し、いまはホームページの運用や不動産ポータルサイトの更新や管理を行う西川優里奈さん。 「お客様の目線に立って物事を考えていく」ことをモットーにしている西川さんの一日に密着しました。 【AM 9:00】入念なスケジュール管理から一日を始める 車通勤をしている西川さんの一日は、スケジュール管理から始まります。カレンダーを見て今日の予定と取り組むべき業務をチェック。作業の遅れが取引先や営業部などの関係者に影響する仕事から優先的に行うように心がけ、今日一日にやることをTODOリストに追加します。 続いては取引先とのメールのチェック。外注で依頼をしているホームページの更新やシステムの改修を発注することが多く、この日も事前に問い合わせていたメール内容へ返答します。 【AM 10:00】運用するホームページの改修に着手 販売促進部のミッションは「お客様からの問い合わせを獲得する」こと。ホームページの運用や不動産ポータルサイトの更新、改善を行います。ホームページの運用では、主に分譲住宅の分野を担当。建築実例のページでは、実際に住宅をご購入されたお客様に住んでからの感想などのお話を聞き、コンテンツとして掲載しています。不動産ポータルサイトの更新、改善では、物件情報の掲載やお客様に魅力が伝わるような文言への修正をしています。 一番やりがいを感じるのは、自分で考えた施策がうまくいったときです。最近では、不動産ポータルサイトであまり売れ行きが鈍かった分譲住宅のお問い合わせ数を増やし、契約に繋がったことがありました。その住宅は少し特殊で、注文住宅限定の仕様で建てられていましたが、自分自身その仕様を理解しきれていなかったため、同じ課内の注文住宅担当に細かくヒアリング。さらに自分でも「お客様はこの仕様の良さを理解していただけているのか?」と考えながら試行錯誤を繰り返し、仕様の魅力が伝わる文言へ修正しました。 【PM 12:00】同僚とランチを食べてリフレッシュ! ランチは部署内の同僚と食べることが多く、この日も一緒にランチタイムを過ごしました。西川さんが所属するWEBマーケティング課は年齢層が若く、共通の趣味のドラマや今注目している映画などの話で盛り上がり、仕事の合間のちょっとした息抜きになっています。 【PM 1:00】取引先とサイト改善の打ち合わせ 午後は社内、社外問わず打ち合わせが多いという西川さん。この日は取引先の不動産ポータルサイトの担当者の方と不動産情報の掲載内容の改修について打ち合わせを行いました。 具体的には、月に1回店舗ごとに掲載している物件情報や文言の改修を行っています。物件情報は正しく掲載されているかどうか、費用対効果は出ているかなどを、月ごとのお問い合わせ数などと見比べながら確認していきます。 【PM 3:00】社内メンバーと市場調査をもとにディスカッション ホームページの更新やサイトの改善以外にも、WEBマーケティング課では市場調査を行っています。お客様からの問い合わせ数が少ない物件に対して、物件の周辺地域の住宅価格や購入されたお客様の年齢層などを調べ、ホームページや不動産ポータルサイトの文言に反映。ただ単に情報をそのまま伝えるのではなく、「どうしてお客様はこの物件に魅力を感じていないのだろう?」と考えながら、お客様の心に届くメッセージを心がけています。 大学で学んだマーケティングの知識を活かした仕事がしたいという思いでアイダ設計へ入社した西川さん。将来は地域ごとの特色を活かし、その地域でどんな住宅が求められているのかなどを深掘りしたマーケティング施策を打ち出していきたいと思っています。 この日は市場調査をもとにホームページの改修アイデアのディスカッション。お客様目線に立ちながら、どうやってお客様がホームページへ訪れてどんなページに興味を持ってお問い合わせしていただけるのかについて意見を出し合いました。 【PM 6:00】休日は趣味の山登りへ! 退勤前は、TODOリストを確認しながらやり残した仕事がないかを確認。別部署の社員の方や社外の取引先とのやりとりが多いため、なるべく自分のところで仕事を止めないように普段から対処を心がけています。 この日は順調に業務を終えることができたため、定時で退勤。休日は趣味の山登りをしようか、家でドラマを見ようかと考えています。 続きを見る
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【建設部での一日の流れ】福冨涼
【建設部での一日の流れ】福冨涼 現場監督 2015年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2015年に入社、建設部に所属し、いまは現場監督として住宅の施工管理を担当している福冨涼さん。 お客様の住宅を0から形にできるのがやりがいと語る福冨さんの一日に密着しました。 アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 【AM 8:00】建築現場へ直行し、業者と作業内容のすり合わせ 朝から建築現場へ直行し、仕事を始めることが多い福冨さん。今日の現場は自宅から30分ほど離れた場所にあり、車で出勤します。 現場に到着してまず行うのが、建築業者の職人さんと一日の作業内容の打ち合わせ。図面と実際の建築状況を見比べながら、今日はどこまで作業を進めるのかを話し合います。職人さんによってはこの道何十年のベテランが多く、経験が豊富だからこその疑問点や修正箇所が出てくることも。今日はフローリングボードの接着方法について話し合い、ボードの寸法を微調整しました。修正を含めると作業工程にどれぐらいの日数がかかるかなどを現場の声を参考にしながらスケジュール調整し、必要材料の発注や作業の指示を行います。 【AM 10:00】図面通りに工事が進んでいるかを細かく確認 業者との打ち合わせが終わり、今日の工事がスタート。安全に気を使いながら、図面通りに建築されているかを確かめるため、メジャーで寸法を測っていきます。 現在福冨さんが担当しているエリアには注文住宅の現場が多いそう。お客様の要望がたくさん詰まった設計図に沿って建築しますが、その設計がお客様にとって本当にすみやすいのか、利便性は良いのかといった目線を大切にしながら確認していきます。またお客様から設計の構造について質問されることも多く、今では質問内容に答えるだけでなく、追加の提案もできるまでになりました。 【PM 12:00】ランチを食べて、複数の現場を車で移動 午前中の作業を終えると、いよいよランチタイム。最近は受け持っている現場の数が多く時間が限られていますが、ランチタイムはふーっと一息つける瞬間です。 ランチタイムが終わると次の現場へ移動します。担当エリアが決まっているため、現場間の距離は比較的近いことが多いですが、打ち合わせ次第によってはエリア外の遠い現場へ移動することも。この日はエリア内で近くの現場だっため、少しの移動時間で済みました。 アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 【PM 2:00】作業の合間で同僚の業務内容の相談に乗ることも 現場に着くと、再度建築業者と作業内容のすり合わせとヒアリングを行います。建築業者の些細な心配やもっとこうしたほうが良いんじゃないかという提案などを聞き出し、お客様とも相談しながら建築を進めていくコミュニケーションが大切です。 その後、同じ施工管理をしている同僚から電話で業務内容の相談が。今の事務所では社歴が一番長く、同僚から相談されることも多い福冨さん。お客様からの質問対応などを細かく電話で伝えました。 【PM 4:00】事務所へ戻り工程管理や発注業務をこなす 現場を回った後は事務所へ戻り事務作業に取り掛かります。現場ごとに必要な資材を発注したり、業者との打ち合わせ内容をまとめて工程表を見直したりと作業内容が現場によって違い、中には明日必ず必要な書類の作成もあるため、優先順位をつけて業務に取りかかります。 この日は新しく受け持つことになる現場の事前準備をしていた福冨さん。設計図の細かい要望の確認や工程を頭に入れ、すぐに建設業者と打ち合わせして指示が出せるように準備を行います。 また事務所では同僚と話す機会も多く、ちょっとしたリラックスの瞬間です。 【PM 6:00】業務終了。休日はしっかり体を休める時間に。 もともとインテリアやディスプレイなどに興味を持っており、大学は建築関係に進んだ福富さん。就職活動はハウスメーカーを中心に行い、地元に近いアイダ設計に就職を決めました。施工管理は、お客様の一生に一度の買い物となる住宅を0から形にする仕事。お客様のこだわりが詰まった住宅を一緒に作っていくことにやりがいを感じています。 この日は一通り作業を終え、明日の業務内容を確認してから退勤。休日は見逃したドラマや映画を見たり、家でリラックスして体を休めます。 アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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【大工職の一日の仕事の流れ】中谷竜士
【大工職の一日の仕事の流れ】中谷竜士 大工職 2018年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2018年に入社、生産品質部人材育成課に所属し、いまは大工職として住宅の建築工事全般を担当している中谷竜士さん。 「事前の準備を大切にしている」と語る中谷さんの一日に密着しました。 アイダ設計の大工(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の大工(中途採用情報)はこちら > 社員大工育成制度を知る > 【AM 8:00】建設現場へ出勤。その日にやることを整理 建設現場へ車で直行する中谷さんの出勤は、朝8時。作業途中でお腹が空かないよう、朝ご飯は欠かさず食べます。 大工職の仕事は、建物の柱や梁を組み立てる「上棟(建て方)」、筋交(すじかい)・構造合板・金物施工やサッシの取り付けなどの「外装工事」、断熱材や石膏ボード、階段の施工などの「内装工事」、そして大工工事完了(木完)までを行う「仕上げ工事」など、基礎工事が済んだ状態から建物を作り上げるまでを担当します。 今日の作業は完成間近の建物の「仕上げ工事」を行います。前日には今日作業するべき内容を考えておき、次の日の朝にはどこまで作業を進めるのかを再確認。そのあと車のトランクから必要機材を取り出し、すぐに作業に取りかかれるように準備を行います。 【AM 9:00】壁に沿って巾木を接着。ズレがないように慎重に 準備を終えたらさっそく作業に取り掛かります。今日、始めに行うのは「巾木」の接着。巾木とは、壁と床が接する部分に取り付ける部材のことです。見た目をスッキリさせるだけでなく、汚れやすい壁下部を保護する効果があります。 事前に用意した木材を壁の長さに合わせて切り出し、接着剤で貼り付けたあとピンネイルという金物で固定。切り出した長さが短すぎるとその分の木材が無駄になったり、接着がずれてしまうと見栄えが悪くなったりして、やり直しがきかないため、慎重に作業を行います。 引き渡しまでの期間が限られているなかで、はやく作業を仕上げたいと焦るときもありますが、急いで失敗しては元も子もないため、ゆっくり完成させることを心がけています。前もって作業の段取りを決めているため、今は焦らずに作業に集中できていますね。 【PM 12:00】現場の方と一緒にランチタイムを過ごす ランチタイムは、自宅で作ったお弁当や近くのコンビニのお弁当を食べることが多い中谷さん。この日は同じ建設現場で働いている方と、一緒にランチをとって休憩しました。世間話をしてリラックスできる瞬間です。 ランチを終えると、午後に向けて再度作業内容の確認を行います。大工職の仕事は重い木材を運んだり電動の機材を頻繁に使用したりするなかで、不注意が思わぬ事故につながることがあります。念入りに作業内容や注意するポイントを確認してから、作業に取り掛かります。 【PM 1:00】階段手すりの墨出しをして仕上げをイメージ 午後の作業は階段手すりの墨出しから行います。墨出しとは、手すりを取り付ける前にあらかじめ建物の柱や壁に取り付けの基準となる線を下書きすること。設計図を見ながらメジャーを使って線を書き込みます。線がずれてしまうとその後の仕上げに影響するため、設計図通りに作業が進んでいるか、何度も確認を行います。 仕事でのやりがいは、自分のイメージ通りに内装が完成されること。手すりを設置した後をイメージしながら作業に取り組み、そのイメージ通りに作業が終えられると、何ともいえない達成感があります。 大工仕事では10時と15時に15~30分の休みを取るため、一通り作業を終えたら15時の休憩へ。次の作業も集中して取り組めるよう、しっかりと身体を休めます。 【PM 3:00】枕棚を設置するための目印をつける 次の作業は枕棚の設置です。枕棚とは押し入れやクローゼットの棚のこと。設置するための目印をつけ、棚を設置していきます。 今年の4月から3年間見習い大工としてお世話になった親方の元を離れ、一人で現場を担当するようになった中谷さん。見習い期間の最初は仕事への取り組み方で怒られることが多かったそう。この作業をやっておいてねと頼まれて返事はするものの、何をすれば良いのか具体的に理解できておらず、分からないまま作業を進めて怒られたり。作業一つひとつの意味を考えながら取り組んだことで、今では一人で現場の作業を担当できるまでになりました。今の目標は、大工仕事の木工事を終わらせるまでに2ヶ月かかっている工事の段取りを改善し、工期を1ヶ月半に短縮することです。 【PM 5:00】次の日の作業を考えながら掃除・退勤 作業後は、現場を掃除してから退勤。現場で出たゴミの掃除や、作業で使用した工具、機材の手入れなど、次の日も気持ちよく作業ができるように片付けを行います。実はこれも見習い先の親方の教え。作業後の掃除だけでなく常に現場を綺麗にしておくことで、作業がしやすく、次の日も気持ちよく作業に取りかかることができます。現場を掃除しながら明日はどこまで作業しようか?と考えるのも、日課の一つです。 退勤後は家事をしながら携帯で動画を見ることが多いとか。今度の休日は、仲の良い友達と遊びに出かけようと考えています。 アイダ設計の大工(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の大工(中途採用情報)はこちら > 社員大工育成制度を知る > 続きを見る
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【用地開発部の一日の仕事の流れ】鳥羽誠治
【用地開発部の一日の仕事の流れ】鳥羽誠治 用地仕入 2001年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2001年に入社、用地部に所属し、土地の仕入れから契約の調整、そして住宅建設までの現場管理を行う鳥羽誠治さん。 「人と人とのコミュニケーション」を大切にしながら、時には数億円以上の土地を取引することもあるという鳥羽さんの一日に密着しました。 アイダ設計の用地仕入(中途採用情報)はこちら > 【AM 9:00】メールチェックと仕事内容の整理から一日をスタート 定時の9時から頭をフル回転させるために、逆算して6時には起きることが自分のルール。車で出社後はメールのチェックを行います。用地部では、月の契約数は1人10件ほど。そのほかにも決裁する案件を10件程度、仕入れエリアを1人あたり4~5県を担当しています。仕入れエリアからは月に60件以上の案件情報が上がってくるため、扱う案件はかなりの数に。 この日は自分宛に来ていた用地情報のお問い合わせや決済日や契約日が近い案件のメールなどを整理し、それぞれに優先順位をつけて対応します。 【AM 9:30】営業部門からの問い合わせに対応 仕事内容の整理を終えて、さっそく業務を開始。午前中は営業部門などから上がってくる用地に関する不安材料や、お客様との打ち合わせで出た問い合わせへの対応を行います。 用地の契約が決まったあとも「土地の中に何かが埋まっていた」「土地の上空に電線が通っていて建物を建てるのに影響が出る」など問題が発生することもあるため、そういった場合は仲介業者や土地のオーナー様と直接話をして調整をするのも、私たち用地開発部の仕事です。 用地の内容や形は何一つとして同じものはなく、毎回新しい発見があります。例えば、土地ごとに法令の制限や、上下水道の設置状況も違うため、契約書もその都度新しい内容で作ります。契約書を作るために役所の人と協議をしたり、契約書に必要な条例を調べたりと、自分の知識が増えていくのが、この仕事の面白いところですね。 【PM12:00】ランチタイムには同僚と情報交換を! 問い合わせ対応をしていると、気づけばお昼に。ランチは同僚と近くの定食屋さんに行くことが多く、貴重な情報交換の場になっています。 担当する県によって土地に対する考え方は様々。例えば、2メートル以上の高低差がある場合、崖と判断することが一般的ですが、地域によってその捉え方はまちまち。県ごとにどういった考え方があり、どんな問題が発生したのかを共有することで、自分の担当する案件にもそこで得た知識を役立てています。 アイダ設計の用地仕入(中途採用情報)はこちら > 【PM1:00】不動産業者と用地の仕入れの商談 午後は不動産業者と用地の仕入れについて商談を行います。用地部には、土地の規模が小さいものから数ヘクタールというものまで様々な土地の情報が業者から送られてきます。それらを事業計画書をもとに精査し、仕入れる土地を決めていきます。 仕入れで大切にしていることは、「自分が住みたいと思えるかどうか」。南道路で日当たりがいい、水道や下水、電気が近くの道路に整備されている、車通りが少ない、というように自分が「住みたい」と思える土地はお客様に対しても自信を持って提案ができます。また、お客様が土地を買った後に造成費をなるべく抑えられるよう、高低差が少ない土地を選ぶようにしています。 商談の際は、業者の方から「アイダ設計の鳥羽さんに売りたい」と思ってもらえるよう、人と人とのコミュニケーションをを大切にしています。できる限り現地へ足を運び、直接土地のオーナー様とお話をしたり、普段から電話を掛け、他愛もない話をしたりといったことも行います。人間同士の付き合いを大事にすることで、長期的な関係に繋がることも多くあります。 いちばんやりがいを感じるのは、仕入れた用地がすぐに売れたとき。特に住宅を建てる前に土地だけ(更地の状態で)売れたときは、「いい土地を仕入れたな!」と嬉しくなります。 【PM4:00】契約した土地へ行き、現場の管理や測量の発注を 用地の仕入れ業務が終わったあとも、用地部の仕事は続きます。分筆といって販売計画に合わせ仕入れた用地を分割したり、土木部の工事の前に業者に測量を発注したりと、用地を仕入れるところから建物を引き渡す手前まで、長いと1つの案件に2年間ほど関わり続けることもあります。 この日は実際に現場を訪れ、測量会社へ発注する内容の確認を行いました。単に現場を測量するだけの場合もあれば、分筆や区画形質の変更をするための許可が必要な場合もあるため、問題はないだろうかと常に疑問を持つようにしながら、現場を見て回ります。 【PM6:00】業務終了。退勤後は近所の子供と遊んで過ごす! その日に終わらなかった作業を書き出し、翌日の予定を立てて業務終了。最近は近所の子ども達と遊んだり、家でご飯を作ったりして退勤後の時間を過ごしています。 前職では設計の仕事をしていたこともあり、用地開発部で経験を積みつつ、将来は住宅に関わる仕事を用地の仕入れから住宅の設計まで領域を横断してこなせるようになりたいと思っています。 アイダ設計の用地仕入(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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【営業事務の一日の仕事の流れ】畑中 由侑子
【営業事務の一日の仕事の流れ】畑中 由侑子 営業事務 2014年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2014年に新卒で入社し、営業事務として契約書類の作成やポータルサイトの更新などの仕事を担当する畑中由侑子さん。 「スケジュール管理を徹底し、早めに業務を進めることを大切にしている」という畑中さんの一日に密着しました。 アイダ設計の営業事務(中途採用情報)はこちら > 【AM 9:00】モデルハウスの清掃と朝礼から一日をスタート 通勤に30分ほどかかる畑中さん。出勤途中に購入したコーヒーを飲み、仕事モードに頭を切り替えてから業務に取りかかります。 まずはメールのチェックと社内への報告業務や仕事の締め切り確認を行います。物件の契約状況によって必要な書類が変わるため、締め切りからスケジュールを逆算し、その日に行う業務をTO DOリストにまとめます。 それを終えると毎朝店舗全員で行う朝礼に参加します。朝礼では営業メンバーへ締め切りが近い書類の提出など、連絡事項を伝達しています。 業務が忙しいと提出を忘れてしまうこともあるため、早めのタイミングと締め切りが近づいたタイミングで複数回リマインドをしたり、机に締め切りを書いた付箋を貼っておいたりと、提出遅れがないように工夫しています。 朝礼後は店舗を20分ほどかけて清掃。特にモデルハウスはお客様がいちばん注目する場所のため、埃やゴミの取り残しがないよう丁寧に掃除します。 【AM 9:30】物件情報をリストにまとめて進捗を管理。スムーズな情報共有を 続いては物件の進捗管理を行います。分譲住宅の進捗状況を確認したり、注文住宅の現場の状況を確認します。 進捗管理については、店舗が管轄する物件情報をリストにまとめ、店舗全員で共有しています。お客様や仲介業者からのお問い合わせが来たときに、「現場の状況はどのくらいか」「何月頃から中が見れるようになるか」「実際に内覧できる現場はあるか」ということをスムーズにお伝えできるようにしています。 入社したばかりの頃は、電話で物件のお問い合わせを受けても自分で対応できないことが多かったのですが、最近は知識も増えてきて営業メンバーが不在でも対応できるようになりました。 【AM 11:00】お客様の対応や打ち合わせのサポート 現場の進捗の確認をしていると、お客様が来店する時間に。お出迎えやお茶出しを行ったり、必要な書類をお持ちしたりといったことも営業事務の仕事のひとつ。お客様が気持ちよく打ち合わせをできるようサポートをします。 また、お子様も一緒に来店されたときには、お客様が打ち合わせに集中できるよう、お子様の遊び相手になることもあります。以前、何度か相手をしたお子様が、契約後の打合せのときに「お姉さんの絵を描いてきた!」と似顔絵をくれた時はすごく嬉しかったですね。 【AM 12:00】ランチタイムはデスクでお弁当 ランチタイムは外出をせずに、自分のデスクでお弁当を食べています。お弁当は自分で作ることもあれば近くのコンビニで購入することも。店舗は和気あいあいとした雰囲気で、同僚と「最近人気のあのお店行った?」といった話をすることも多いですね。 アイダ設計の営業事務(中途採用情報)はこちら > 【AM 13:00】契約書類の作成やポータルサイトの更新を行う 午後は契約書類の準備やポータルサイトの更新を行います。自分が作成した契約に関する書類を各部署に共有することで現場や関連部署に伝達されるため、スケジュールに余裕を持たせ、何度も確認を行い、ミスがないよう細心の注意を払っています。 やりがいを感じるのは、重要事項説明書を作成して難しい物件を理解したとき。扱う物件によっては、「地目」といって土地ごとに決められた用途がバラバラだったり、法令の制限があったりと、作成に苦戦することもありますが、疑問点を営業メンバーや先輩に質問しながら解決し、重要事項説明書が完成したときは「自分の理解を深めることができた」と嬉しくなります。 また、ポータルサイトの更新も力を入れている業務のひとつ。現場の進捗がわかる写真をできるだけリアルタイムで更新し、お客様目線のコメントを入れるようにしています。建物の写真だけでなく、建設途中の写真や室内・設備の写真も見たいというお客様は多いため、週に一度は必ず更新するようにしています。直接お客様に接客をすることはありませんが、自分が入稿したポータルサイトからお問い合わせがあるとやりがいを感じます。 現場に出向く機会はなかなかありませんが、間取りを見て物件の魅力を見つけ、「こんな写真を撮ってきてほしい」と営業担当者に提案して撮影してもらうこともあります。 今はまだ、他の社員に頼ったり教えていただいたりすることが多いですが、もっと成長し、営業メンバーが営業活動に力を注げるようなサポートをし、質問や依頼があった時に、すぐに対応できるような「頼れる事務員」になりたいと考えています。 【AM 18:00】翌日の業務を確認して退勤! 18時になったら翌日やることを紙にまとめ、退勤します。定時で帰宅したら夕食を食べたりYouTubeを見たりとゆっくり過ごすことができています。 休日は趣味の野球観戦をしたり、ドライブをしたりしてリフレッシュしています! アイダ設計の営業事務(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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【商品開発での一日の仕事の流れ】中川照博
【商品開発での一日の仕事の流れ】中川照博 商品開発 / 2011年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2011年に入社、商品仕様開発課に所属し、分譲住宅の設計や新商品の企画開発を担当する中川照博さん。 「トレンドの先を見据えつつ、お客様に喜ばれる設計をしたい」と話す中川さんの一日に密着しました。 アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 【AM9:00】出社後は、愛用の手帳でスケジュールを確認 デスクに座るとすぐに愛用の手帳でその日のスケジュールを確認します。商品仕様開発課は長期で動くプロジェクトが多いため、全体の工程を考えつつ、今日はどこまで仕事を進めるかを確認します。 続いては取引先のメーカーや、社内の別部署から届くメールのチェック。一日にかなりの数のメールが届くため、優先順位を考えながら内容を確認します。設計した建物の間取りについての問い合わせや、海外の営業所とやりとりをすることもあり、この日は営業部から届いた設計情報の問い合わせに対応しました。 【AM10:30】モデルハウスの間取りを設計 メールの返信を終えると、さっそく業務を開始。午前中は新しく出店するモデルハウスの間取りを設計します。モデルハウスは住宅展示場でお客様に実際に見ていただいたり、アイダ設計の事務所として使われたりと、通常の住宅の設計とは仕様が異なります。 そのため、お客様はモデルハウス内をどのように歩くか動線設計や、事務所として必要な広さはどれくらいかなど、実際に人が動いている様子をイメージしながら間取りを設計をします。建物の大きさも通常の2倍から3倍になることもあり、その土地ごとの法律や条例も調査しながら、設計を進めます。 以前、注文住宅の設計を担当していたときは、お客様の要望にどうお応えするかを心がけていましたが、モデルハウスはお客様が最初に訪れる場所。アイダ設計で家を建てたい、アイダ設計の家に住みたい、と思ってもらえるにはどうすればいいか、どういう家なら興味を持っていただけるかを考えながら、設計をしています。 【PM 12:00】ランチはゆっくりお弁当を食べて過ごす 間取りの設計を終え、午前中の業務が一段落するとお待ちかねのランチタイム。いつもはデスクでお弁当を食べることが多い中川さん。最近は社歴が一つ上の先輩と一緒に過ごすことが多いとか。 この日は早めにランチを済ませ、仲のいい後輩のもとへ。所属するアイダ設計のフットサル部の話や、趣味の話など、他愛もない雑談が楽しいと話します。 アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 【PM 1:00】社内提案用のプレゼンシートを作成 商品仕様開発課は、モデルハウスの設計業務のほかに分譲住宅の企画提案業務や、建築家の先生とコラボレーションした住宅の設計業務も担当します。今日はそのうちの分譲住宅の企画提案に使用するプレゼンシートを作成します。 企画提案で大切にしていることは、「トレンドの先を見据えた企画提案かどうか」。最新情報も意識しつつ、アイダ設計の強みが活きるにはどうすればよいかを考えています。特に、近年はハウスメーカーそれぞれが工夫をこらした商品を開発しているため、お客様にアイダ設計を選んでもらえるにはどうすればよいかを試行錯誤しています。 やりがいを感じるのは自分の設計した建物が売れたとき。以前、沖縄県の美ら海水族館の近くに設計した分譲住宅も、周辺の建物状況をリサーチし、その土地の魅力とアイダ設計の強みを活かして設計。その結果、かなり早い段階で完売しました。お客様とお会いすることが少ない分、そうした反響や結果が嬉しいですね。 社内での設計の意図の説明や目的の共有が難しいこともありますが、住宅研究課の企画がゆくゆくはアイダ設計の商品になるため、とてもやりがいを感じています。 【PM 4:00】メーカーと新規プロジェクトの打ち合わせ プレゼンシートを作り終えると、続いてはメーカーと新規プロジェクトの打ち合わせ。プロジェクトをどう進めるのか、建物はどんなデザイン、どんな設計にするのか、時間をかけて検討します。 仕事を通して中川さんが大切にしているのは「きちんと挨拶すること」。仕事を正確に進めるには他のメンバーと協力することが欠かせません。一緒に働く人に不快な思いを与えないように、チームとしてよりよい建築ができるように、入社時から挨拶は欠かさずに続けています。 アイダ設計は新入社員を暖かく迎え入れる雰囲気で、みんな優しい。だからこそ、仕事ができるできない以前に、人として一緒に仕事をしたいかどうかを大切にしたいですね。 商品仕様開発課は、比較的自由に企画提案できる部署。今後は自身の提案力、プレゼン力を磨いて、今後のアイダ設計を支えていくような商品を作っていきたいと考えています。 【PM 6:00】業務終了。退勤後は部活動のフットサル部へ参加! いつもは定時で帰ることが多い中川さんですが、プロジェクトの進捗を考え、時には残業することも。 退勤前は今日一日の仕事内容とプロジェクト全体進捗状況を振り返り、明日何をするかを考えます。 退勤後は所属するフットサル部に参加。そのほかワークアウト部にも所属しており、週末もアイダ設計の人と過ごすことが多いと話します。 アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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【人事課の一日の仕事の流れ】鈴木春奈
【人事課の一日の仕事の流れ】鈴木春奈 人事課 / 2018年入社 アイダ設計で働く社員は、どういった流れで一日を過ごすのでしょうか? 今回ご紹介するのは2018年に入社、人事課に所属し、中途採用を担当している鈴木春奈さん。「応募者が最初に出会うアイダ設計の社員として、よい雰囲気づくりを心がけている」と語る、鈴木さんの一日に密着しました。 【9:00】1日のはじまりはデスクの掃除から 会社についたら、最初にデスク周りの掃除をして、気持ちよく仕事に取り組めるようにしています。ひととおり掃除が終わった後は、メールや今日やるべきことを確認してから仕事に取りかかります。 【10:00】中途応募者や各部署とやり取り まずは、中途応募者の方とのやり取りを行います。内定者がスムーズに入社できるよう、会社案内や書類の作成も進めていきます。 人事課のなかでも、主に中途採用を担当している鈴木さん。中途の方が応募してから入社するまでの、全般のサポート業務が仕事です。 業務内容は、採用計画の立案から求人の掲載、応募者の選考までさまざま。応募者の方とやり取りをする際には、話し方や言葉選びを相手に合わせて「どうすればわかりやすく伝えられるか」ということを意識しています。 以前は設計部に所属していましたが、人事課に異動してからは、他部署や役職が上の方と一緒に仕事をする機会が増えました。そのため、人事として採用業務を通じて「会社の中心的な役割を担っている」という実感があり、設計部の時とはまた違ったやりがいを感じています。 【12:00】ランチタイムはデスクでのんびり ランチタイムは、お弁当を持参してくることが多く、自分のデスクでのんびり休憩しています。 仕事から離れて、同僚と美味しいグルメやスポーツの話題で盛り上がったり、出張の多い上司が美味しいお菓子を配ってくれたりと、和やかな雰囲気です。 【14:00】広告代理店と打ち合わせ 午後は、求人広告の改善のために広告代理店と打ち合わせ。 各部署から「こんな方に入社してもらいたい」といった、さまざまな要望が上がってくるので、アイダ設計が必要としている方に届く、求人広告を作成することが課題です。 すでに行った施策や求人広告の効果を分析し、相談していきます。キャッチコピーを変えたり打ち出し方を工夫したりして、試行錯誤しながら進めています。 【16:00】新卒採用に関する業務の手伝い この日は入社式の準備や面接など、新卒採用に関する業務も手伝いました。 人事課としては、新卒社員の方が入社してくる四月が、一年の中で最も気持ちが高まるタイミング。自分自身が入社してきたときのことを思い出して、もっと頑張ろうと思えます。 就活当時、社員の方が質問や相談に親身になって答えてくれたことで感じた「人柄の良さ」が、鈴木さんがアイダ設計に入社した決め手の一つ。だからこそ、面接では “最初に出会うアイダ設計の社員”として、よい雰囲気づくりを心がけています。 また鈴木さんは「よりよい住宅をより安く」という理念のもと、お客様ファーストで住宅をつくっているアイダ設計の思いに共感して入社しました。「お客様のことを最優先に考えた、家づくりに携わりたい」と考えている方にはピッタリの会社だと思います。 【18:00】明日の準備をして退勤 一日の業務を終える前に、明日やるべきことを明確にして、次の日も業務をスムーズに進められるよう準備をしておきます。 甘いものが好きなので、よく退勤後にコンビニでスイーツを買って帰ります。休日はショッピングを楽しんで、リフレッシュすることが多いです。 続きを見る
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注文住宅建設ストーリー【前編】
注文住宅建設ストーリー【前編】 お客様との出会いから注文住宅の完成までの、各部署の仕事とその裏側にある思いを追っていく、注文住宅建設ストーリー。 注文住宅が建つまでの流れを全7工程に分け、各部署の仕事内容や普段気を付けていることなどを前後編にわたって解説していきます。 前編である今回は、①ご来店されたお客様の接客をする営業部、②お客様の要望を設計図へ落とし込む設計部、③無事に完成した設計図を次の部署へ引き継ぐ営業部と設計部、の3つの工程について詳しくご紹介していきます。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 店舗へ来てくださったお客様から要望を聞き出し、ご契約へ繋げる お客様が店舗へご来店されたら、建てたい家の広さや外観、予算などのアンケートにご記入いただき、モデルルームをご案内します。その後、アンケートをもとに建てたい家のご要望を細かくヒアリングし、お客様のライフスタイルに合った仮の設計プランと概算見積もりを作成。お客様の理想の家を形づくっていきます。 「ご来店されたお客様の中には、今まで家についてご家族で話し合う機会がなかった方が多くいらっしゃいます。そうしたお客様にとっては、営業から細かい要望をヒアリングされる場が、建てたい家について初めて具体的に考え、話し合う機会になります。 そのため、間取りや各設備の商品など一つ一つの要望を丁寧に聞き出し、お客様が本当に求めている住まいの形を一緒に探していくことを心がけています。お客様の潜在的意識まで寄り添った提案ができていたら嬉しいですね。」 お客様へヒアリングをしながら設計プランの修正を重ね、細かい内容を詰めていきます。 設計プランがある程度完成したら、次に全ての要望を拾い上げ、膨れ上がった見積もり金額をどこまで削っていくかを調整。最後に本見積もりを作成し、予算金額との折り合いがつけば無事ご契約へと繋がります。 「決められた予算内で、いかにお客様にとって良い住まいを作れるかが大切です。お客様の要望を叶えつつ費用を抑えたものをご提案できるように、キッチン・お風呂などの設備や壁紙・タイルなどの商品について常に勉強する日々ですね。提案の引き出しをできるだけ多く用意しておくことが、お客様からの信頼感に繋がると意識して取り組んでいます。 お客様は、弊社だけでなく、たくさんのハウスメーカーや不動産会社のプランと予算見積もりを出してじっくり検討されます。そのため他社の提案との違いを日々研究し、時には自身が客として他社の店舗やモデルハウスへ出向き、分析することも。 また設備や商品を提案していく中でお客様が迷われている場合は、いくつかの組み合わせパターンをご用意して、納得のいくものを選んでいただけるように工夫しています。」 お客様の理想の家を突きつめていく お客様とご契約を結んだ後は、営業部から設計部へと引き継がれます。設計士の視点から見た設計プランのブラッシュアップを行い、細かい設計図を作成します。 「設計士という仕事の一番の醍醐味は、自分が設計した家に20年、30年と住んでいただけるところにあるので、要望をできるだけこぼさずに整理し、収まりを考えながら住みやすい家を設計しています。 また最近では、ご契約前のプラン内容を詰める段階から、設計士がお客様とお話しすることが増えてきました。お客様の要望をダイレクトに受け止められる時間が増えることで、よりお客様の理想に近い設計プランを提案できるように。さらにご契約から建設までのスピーディな対応をご提供できるように、できるだけ早い段階から営業部との連携を行えるように取り組んでいます。」 細かい設計図を作成するにしたがって、お客様のこだわりも強くなっていきます。間取り図や平面図だけでは書き足りない場合は、詳細図を作成したり内観のパースを作成したり。お客様の要望をできるだけ図に落とし込んで、実際に建つ家のイメージを湧きやすくします。 「設計士である私たちは、お客様に対してプロという立場であるため、専門的用語をなるべく噛み砕き、分かりやすく丁寧にお伝えすることに気をつけてお話ししています。 またお客様にとって理想の家を建てることはとてもワクワクして楽しみなもので、あれを付けたい、これをやりたいなどと要望がたくさん出てきます。しかしそれらの要望を全て網羅するわけではなく、なぜそうしたいのか?という思いを聞いた上で、それであればこうしたほうが良いですよと的確なアドバイスを送るよう心がけていますね。 理想の家を作り上げたいという気持ちはお客様だけでなく、設計士や営業など家に関わる全ての者が持つものです。そのために、必要なアドバイスやお伝えしなければならないことは、きちんとご説明する姿勢を大切にしています。」 細かな設計図が完成したら、ついに建設開始 完成した設計図での建築が法的に可能かを調査し、確認申請を行って許可を取れば、いよいよ建築開始。無事に完成した設計図をプレカット事業部と建設部に引継ぎます。 「お客様の理想がきちんと建設部へ伝わるように、引き継ぐ図面にお客様のご要望が抜かりなく反映されているか、という視点を持つことを常に心がけていますね。 この引継ぎを丁寧に行わないと、お客様から具体的にご説明いただいたイメージが建築現場で再現されないこともあります。そのため間取り図や詳細図で事足りない場合は、直接申し送りをしたり別紙やパースで表現したり。その住宅が建ちお客様に使っていただくところを想像し、喜んでいただける住宅になるようにという思いを込めて、営業部から受け取ったバトンをプレカット事業部と建設部につなぎます。」 今回は、営業部と設計部がお客様の理想の家を0から形にしていく過程を追ってきました。ここから、バトンを受け取ったプレカット事業部や建設部が、実際に家を「建てる」工程をスタートさせます。 後編では、④家の心臓部である柱を加工・運搬するプレカット事業部、⑤家を建築する建設部、⑥完成した家を引き渡す営業部と建設部、⑦お引き渡しが終わった後も手厚くサポートするサービス部、の4つの工程について詳しくご紹介していきます。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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注文住宅建設ストーリー【後編】
注文住宅建設ストーリー【後編】 お客様との出会いから注文住宅の完成までの、各部署の仕事とその裏側にある思いを追っていく、注文住宅建設ストーリー。 注文住宅が建つまでの流れを全7工程に分け、各部署の仕事内容や普段気を付けていることなどを前後編にわたって解説していきます。 前編では、営業部と設計部がお客様の理想の家を0から形にしていく過程を追ってきました。後編である今回は、④家の心臓部である柱を加工・運搬するプレカット事業部、⑤家を建築する建設部、⑥完成した家を引き渡す営業部と建設部、⑦お引き渡しが終わった後も手厚くサポートする生産品質部、の4つの工程について詳しくご紹介していきます。 アイダ設計のプレカット営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のリフォーム営業(中途採用情報)はこちら > 設計図をもとに家の柱となる木材をプレカット 設計部から送られてきた設計図をもとにまずはCAD入力を行い、平面図と立面図を見ながら間取りのどの部分に柱や梁を入れていくかを図面に起こします。CAD図面が完成すると、木材を加工する機械へ図面データ入力をして、加工を始めます。加工された木材は、社員の目視による検品を厳しく行い、梱包して建築現場へと配送し開ます。 「プレカットは、ただ木をカットしているだけではありません。特殊な加工が必要な木材のカット方法を確認するための打ち合わせを行ったり、現場で建築しやすいように梱包方法を工夫したりすることも大切な仕事。同じ”家を建てる”にしても、柱を組み立てる工程や使う材種が毎回違うので、常に新しい発見がありおもしろいですね。 注文住宅の場合、お客様から木材の指定があることが多いため、材種を間違えないよう確認しながら機械へ投入します。材種や間取りによって梁の大きさや太さも変わってくるため、CAD図面との確認がとても大切です。 また機械で木材を加工するため、100本加工して100本すべて綺麗に加工されているのかというと、やはりそうとは限りません。なので検品作業では、責任を持って社員の目で一つ一つ品質を確認していきます。中にはぱっと目視しただけでは木材の種類や規程を満たしているかが判断しづらいことも。そういったときには、木材の販売をしていた中途社員や長年この工場で働いてきた社員から教わります。こうして木材の知識や検品の経験を積んでいき、次は自分が若い世代へ引き継いでいきたいですね。」 家を建てるだけではなく、スケジュール管理の徹底も 設計部から設計図を受け取ったら建築準備へ。まず購入した土地を下見しに行き、地盤の調査や障害物を確認して、実際に設計された家が建てられるのかを判断します。その後、地盤調査を行う専門業者へ依頼した判定結果をもとに、必要であれば地盤の補強を実施。 次に建設業者の手配やスケジュールを組んでいきます。これらの準備が整ったら、家の土台づくりとなる基礎工事がスタートし、終わり次第プレカット事業部へ連絡して資材を搬入します。 現場での建設作業は大工さんのお仕事になるため、私たち建設部は設計図どおりに工事が進んでいるかの確認を責任を持って行います。特に基礎が正しく作られているか、各部材が問題なく取り付けられているかなどを確認する施工検査は、目に見えない部分なので、しっかりと確認する必要があります。お客様に安心して建物をお使いいただくために欠かせない、大切な仕事です。 「お客様へのお引き渡し日から逆算してスケジュールを組み、エリア監督や上司の方とも協力して建築を進めていきます。建築業者はアイダ設計の家だけを建てているわけではないため、希望の日程での作業が叶わないことも。お客様との約束のお日にちに引き渡しができるよう、事前にどういった手配が必要になるかを予測して、日頃から早めの準備を行うことが大切です。 お客様が現場の見学へ来られた場合は、家のご案内や取り付け中の設備のご説明をします。中には工事や材料変更の注文があり、追加で材料を受注したり、お客様のご要望を叶える為に工事が止まらないように、スケジュールを調整するのが大変ですが、やりがいのある仕事です。」 無事に建築された家をお客様の手へ お客様にお引き渡しをする前に完成した家の立ち会いをお願いして、設置した設備のご説明をしたり傷や汚れを確認していただいたりします。ここでご指摘いただいた箇所を修理したり再度調整したりして、最後にお引き渡しへ。 「設計段階では平面図だったものが、目に見える形として建つと、家の印象がかなり変わるお客様が多いようで、本当に住めるんだと喜んでいるお姿を見ると嬉しくなります。営業部や設計部が図面を起こすところからお引き渡しまでお客様と何度も話し合いを重ね、一緒に多くの時間を過ごさせていただくと、やはり思い入れが強くなり、喜びも一段と感じますね。」 もちろんアフターサービスも充実 お客様から修理依頼のご連絡があった場合は、現場を見せていただくために日程調整を行います。電話で状況をお伺いして、早急に対応が必要なお客様からご自宅へご訪問します。現場には私たち監督と修繕を行う大工、または職人が同行し、その場で修繕を行える案件であれば、すぐに修繕作業を行います。その日の作業が難しい場合は、一度持ち帰って見積もりを作成し、後日改めて修繕に伺います。 「多くのお客様は家に関する知識を持ち合わせていないため、大工さんの専門知識をお客様に向けてわかりやすく噛み砕いてご説明し、安心感を与えることが大切です。建物のメンテナンスは大工さんや職人さんにお任せして、お客様の心のケアを私たちサービス部の監督が担い、時間をかけてご納得していただけるように心がけています。」 今回は、お客様の夢が詰まった設計図をもとに家を建築して、お引き渡しからアフターサービスまでを行う過程を追ってきました。設計から建築まで各部署で管理を行っているからこその、各部署の連携やお客様への丁寧なケアについて知っていただけたのではないでしょうか。建築についてもう少し詳しく調べたりどんな部署で働きたいかを考えたりして、アイダ設計で働く自分を想像してみてください。 アイダ設計のプレカット営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のリフォーム営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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分譲住宅建設ストーリー【前編】
分譲住宅建設ストーリー【前編】 土地の仕入れをして分譲住宅を建設してからお客様へお引き渡しから注文住宅の完成までの、各部署の仕事とその裏側にある思いを追っていく、分譲住宅建設ストーリー。 分譲住宅が建ってから販売・お引き渡しまでの流れを全7工程に分け、各部署の仕事内容や普段気を付けていることなどを前後編にわたって解説していきます。 前編である今回は、①分譲住宅を建てる土地の仕入れをする用地部、②お客様の住みやすい家を設計図へ落とし込む設計部、③家の心臓部である柱を加工・運搬するプレカット事業部、④家を建築する建設部、の4つの工程について詳しくご紹介していきます。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 分譲住宅を建てる用地を選び抜く まず不動産業者から売地の情報をいただき、土地の性質や近隣環境などの情報を収集しながら、用地の購入を検討します。購入検討する際に大切にしているポイントが、土地の地域環境やインフラを調べ、土地柄を把握すること。土地を知ることによって、お客様の暮らしを具体的にイメージすることができます。 仕入れた土地は、どこに住宅や公園、道路を配置するのがよいかを考えながら「区画割り」を行います。区画割りとは、仕入れた土地を家1棟分の大きさの土地へ割っていくことです。区画割りによって住み心地が変わるため、売れ行きを左右する重要な仕事です。家の向きや間取りにも関わるため、設計部の方と打ち合わせすることも。 「土地を購入して初めて、住宅販売までの一連の仕事がスタートするため、責任は重大です。仕入れた土地の良し悪しが会社の利益に直結すると思うと緊張が伴いますが、自分が立てた事業計画の通りに土地が販売完了すると、達成感があります。 また、お客様のよりよい将来のスタートを見届けられるところを見るとやりがいを感じますね。土地の仕入れからお客様の新たな暮らしが始まっていくのだなと考えると感慨深いです。」 お客様の住みやすい街をつくるために 設計部は、用地部が仕入れた土地の情報をもとに現場へ。その土地の周りの環境を調べながら、周りの家に合わせた新しいデザインを考えます。例えば、和風な外観の家が多い場合は落ち着いた色を使った家にしたり、大きな家が多い場合は土地を大きく使って平家を建てたり。間取りを作る際には、販売促進部や営業部の方の外観、内観の要望を取り入れていきます。 設計図が完成した後、その設計図での建築が法的に可能かを調査し、確認申請を行って許可を取れば、プレカット事業部と建設部へ引き継がれます。 「実は、都道府県によって家の設計に対する考え方が違うんです。関東だと高い建物が多いため日当たりはできるだけ多く入れたいというお客様が多いのですが、沖縄だと太陽の光が強いため日当たりよりも影を作れるようにしたいというお客様も。各都道府県の特性に合わせた設計図を作成するために、その地域へ足を運んだり営業部の方に家の特性を聞いたりして、想像力を膨らませています。さらに都道府県や市町村によって建築に関する条例が異なることもあるため、制限が多い地域での設計は難しいですが、その分やりがいはありますね。 お客様が、心から欲しいと思っていただける間取りを作っていくために、お客様の生活導線を考えながら、使い勝手の良さを意識することを心がけています。」 設計図をもとに1つ1つ心を込めてプレカット 設計部から送られてきた設計図をもとにまずはCAD入力を行い、平面図と立面図を見ながら間取りのどの部分に柱や梁を入れていくかを図面に起こします。CAD図面が完成すると、木材を加工する機械へ図面データ入力をして、加工開始。加工された木材は、社員の目視による検品を厳しく行い、梱包して建築現場へと配送します。 「家の建築で使用される木材の種類は1棟1棟違うため、加工作業をするたびに新しい発見があって飽きないですね。ただ梱包方法も違うため、間違って配送してしまわないように注意しなければいけません。 また、木材の加工精度は常に求めなければいけないため、定期的に機械の手入れを行っています。一週間に一度は刃物を交換したり、機械へ油を挿したり。怠ってしまうと業務に支障をきたして生産できなくなるため、丁寧に保守メンテナンスすることを心がけています。」 お客様に安心して住んでいただける家を建てていく 設計部から設計図を受け取ったら建築準備へ。まず購入した土地を下見しに行き、地盤の調査や障害物を確認して、実際に設計された家を建てられるのかを判断します。その後、地盤調査を行う専門業者へ依頼した判定結果をもとに、必要であれば地盤の補強を実施。 次に建築業者の手配やスケジュールを組んでいきます。これらの準備が整ったら、家の土台づくりとなる基礎工事がスタートし、終わり次第プレカット事業部へ連絡して資材を搬入します。 現場での建築作業は大工さんのお仕事になるため、私たち建設部は設計図どおりに建築が進んでいるかの確認を責任を持って行います。特に基礎が正しく作られているか、各部材が問題なく取り付けられているかなどを確認する施工検査は、お客様に安心して建物をお使いいただくために欠かせない、大切な仕事です。 「現場の第一線に携わっているからこそ、周りに建っている家の外観を参考にして、雰囲気を合わせた外観へ変更したほうが売れるのではないかといった意見を出すなど、設計図や家の建て方に気を配らせながら建てていくことを心がけています。 最近の分譲住宅では、新しい商品を取り付けてみたりちょっと変わった間取りに挑戦してみたりしているので、新しいことにチャレンジできるワクワク感がありますね。」 今回は、用地部が仕入れた土地から、設計部やプレカット事業部、建設部がお客様の住みやすい家へと形にしていく過程を追ってきました。次回はここから、バトンを受け取った販売促進部や営業部が、家を「売る」工程をスタートさせます。 後編では、⑤お問い合わせをいただくための広告宣伝を考える販売促進部、⑥分譲住宅を販売する営業部、⑦家を引き渡す営業部と建設部、⑧お引き渡しが終わった後も手厚くサポートする生産品質部、の4つの工程について詳しくご紹介していきます。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットラインオペレーター(中途採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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デザイナー監修住宅の紹介です!
デザイナー監修住宅の紹介です! デザイナー監修の住宅にお宅訪問させて頂きました! アイダ設計では、数々の建築賞を受賞した建築家宮下信顕顧問に監修をお願いしています。たくさんある物件の一部になりますが、是非ご覧ください! https://youtu.be/lUs34pTtVCI https://youtu.be/MIZHD1Jrpwc 続きを見る
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【建築コラム】住宅業界MAP|業界の動向や課題を解説!
【建築コラム】住宅業界MAP|業界の動向や課題を解説! 「住宅業界への就職・転職に興味があるけれど、業界の今後が気になる……」。就職や転職は、まさに一世一代の決断。だからこそ、しっかりと業界を理解したいと考える方も多いのではないでしょうか。 今回は、1981年の創業以来、長きにわたって家づくりに携わってきたアイダ設計が、【建築コラム】として住宅業界を解説します。 住宅業界とは? 住宅業界とひと括りに呼んでいますが、その中では一般的な戸建住宅の設計・施工管理・販売活動だけでなく、建設用地の売買や仲介など各社様々な取り組みを実施しています。そんな住宅業界について、まずは業界全体像から住宅業界を観察してみましょう。 住宅業界とは不動産業界の一部 不動産業界は、仕入れた土地にマンションや商業施設を建設する、まさに街づくりを行なう「開発」、不動産を仲介し持ち主とお客様をマッチングする「流通」、そして建物が正しく活用されているかをサポートする「監理」と、3つのカテゴリに分類されます。 その中で主に一戸建ての設計・販売を担う業態を「住宅業界」と呼び、アイダ設計も含まれています。 住宅業界は注文住宅、分譲住宅に分類 不動産業界に属する住宅業界ですが、さらに「注文住宅」、「分譲住宅」に分類されます。注文住宅は、お客様のご要望をもとに理想の住宅を作りあげ、分譲住宅は土地と建物をセットにし、お客様へ選びやすい価格でマイホームをご提供しています。 アイダ設計は注文住宅、分譲住宅の両方に強み! アイダ設計は社名のとおり、「設計」からその歴史をスタートしています。そのため、現在も社内に設計専門の部署を設け、年間2000棟以上もの設計実績を重ねています。 分譲住宅も毎年新しいコンセプトのもと、土地柄に合った住みやすい住宅をリーズナブルな価格でご提供しています。 また、アイダ設計は自然エネルギーを取り入れた環境にも家計にもやさしい住まいをご提供するZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅への取り組みも実施。 注文住宅も、分譲住宅も、お客様の夢を叶えるマイホームをご提供しています。 住宅業界の現状と動向 住宅業界は人の暮らしに密接に関わっているため、その動向も社会の動きと深い関係があります。ここからは、業界の売上とともに住宅業界全体の現状や動向を見ていきましょう。 住宅業界の現状 国土交通省の建築着工統計調査によると、2020年度の住宅着工件数は前年度比−8.1%の81.2万戸と2019年に引き続き2年連続で減少しています。その主な原因となるのが、少子高齢化と人口減少。これらの社会問題によって世帯数が減少傾向にあることなどから、新しく住宅を建築する人の数も減少傾向にあると考えられます。また、全国の住宅数は総世帯数を上回っており、それに伴い空き家も増加しています。 (参照:国土交通省 建築着工統計調査報告(令和2年度計分) 記者発表資料) コロナ禍やマンションの価格高騰による戸建て意向の高まり しかし株式会社デジタル&ワークスの統計によると、新設住宅着工戸数は減少している一方で、近年は戸建て住宅の着工数は4年連続で少しずつ増加しています。その背景には、首都圏を中心としたマンション価格の高騰とコロナ禍における感染予防に対する意識の高まりがあると考えられます。特に、マンションの価格高騰により、戸建て住宅の方が割安ととらえられ、20〜30代を中心にマンションから戸建てへと需要が流れ始めているのが、近年の特徴です。 (参照:業界動向SEARCH.COM 住宅業界 ) アイダ設計は現在も売り上げが増加 創業以来、良い家を提供するため技術・経験を培ってきたアイダ設計では、正直価格でお客様に向き合い、の新設住宅着工件数が減少傾向にある今でも売上を伸ばしています。2020年の売り上げが577.3億となり、前年比+1.15%の売上増加を記録しています。 住宅業界を支える職種 住宅業界の仕事では、お客様へ住宅の案内をするところから住宅の完成や引き渡しまで、さまざまな職種の人が関わっています。「住宅業界で働きたい」という方は、まずどんな仕事があるのかを知ることが必要となるでしょう。そこで、どんな職種があるのか簡単に解説をします。 営業 住宅業界の営業職は飛び込み営業やテレアポというよりも、自社のモデルルームや住宅展示会に訪れた消費者に対してアプローチをかけることが仕事となります。お客様のニーズを営業を通して汲み取り、お客様がどのような住まいを望んでいるのかを丁寧にヒアリングして設計に伝達することは、いい家を作るために非常に重要です。住宅業界で活躍する職種のなかでも、特にコミュニケーション能力自信のある人・傾聴力があり、お客様の立場になって行動できる人が向いている仕事といえるでしょう。 注文住宅営業部門の仕事とは > 分譲住宅営業部門の仕事とは > 施工管理 住宅を建設する際には、設計図面を基にして作業を進めていきます。そのため、作業が図面どおりに行われているか、スケジュールどおりに進行しているかなどの工程管理、一定の品質が保たれているか確認する品質管理、安全に工事が進んでいるかどうか確認する安全管理や、原価管理などの全体の監督業務を行うことが非常に重要となります。それを担う職種が、段取りの確認や大工職人への指示といった作業現場での総指揮を執る「施工管理」です。 建設部の仕事とは > 設計 お客様のニーズや住宅市場のトレンドなどを捉え、それに基づいてどのような住宅を建てるのかを考えるのが「設計」の仕事です。デザイン・機能性・安全性などへのお客様の希望をもとに図面に詳細を画き起こし、住宅購入希望者に提案を行います。また工事費用の見積を作成する積算業務や、建物の建築確認申請の為、役所の窓口に出向くこともあります。 机の上でもくもくと作業することが多いイメージを持たれがちですが、提案を行う際には自社の営業職と連携して仕事を進めることが多く、現場の作業員や住宅購入者とも建設が終わるまで長期間に渡ってコミュニケーションを取っていく必要があるため、人と関わることも多い仕事です。 設計部の仕事とは ≻ 正直価格でお客様と向き合うアイダ設計 少子高齢化などの影響で新設住宅着工件数は下がっているものの、若い世代では戸建て住宅への需要が高まっており、今後も戸建て住宅の着工数は増加することが考えられます。そのなかでも、アイダ設計は「正直価格で良い家を提供する」ことを大切にして売り上げを伸ばし続けています。 住宅業界への就職といっても、そこに存在する職種はさまざまです。「住宅に携わる仕事に興味がある!」という方は、ぜひアイダ設計の社員インタビューや職種紹介も読んでみてくださいね。社員一同、エントリーをお待ちしています! 続きを見る
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【建築コラム】二級建築士と一級建築士の違いとは?仕事内容や求められる役割を解説
【建築コラム】二級建築士と一級建築士の違いとは?仕事内容や求められる役割を解説 住宅の設計をする建築士の資格は、一級、二級、木造と3つにわかれています。木造建築士は読んで字のごとく木造を扱う資格ですが、それ以外の建物も扱える二級建築士と一級建築士では、具体的にどのような仕事を担うのか、どのような違いがあるのかがわからないという方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、二級建築士と一級建築士の違いについて解説します。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 二級建築士は、“建築のプロ” 二級建築士は、建築基準法によって定められ、都道府県知事より認可を受けた国家資格です。二級建築士は、“建築のプロ”として主に戸建住宅を担当し、住宅の設計や工事監理などを請け負います。 一級建築士と二級建築士の共通点 一級建築士と二級建築士の共通点は、「戸建て住宅の設計」が可能なことです。 具体的には、木造建築物の平屋建て~3階建てで延べ床面積1000㎡以下の住宅は、一級建築士も二級建築士も同じように設計ができます。また、建築・構造・設備に対する高度な知識が必要な仕事を行うという点は、両者に共通しているといえるでしょう。 一級建築士と二級建築士の違い 一級建築士と二級建築士の違いは、「設計できる建物に制限があるかどうか」です。一級建築士は設計する建物に制限がなく、戸建住宅のように比較的小規模な建築物の設計もできれば、競技施設などの大規模な建築物の設計も可能です。 それに対し二級建築士は、「戸建住宅程度の規模のみ」と、設計できる建物の規模と構造に制限があります。具体的には、建物高さ13m、軒高9mを超える建物は設計できず、延べ面積についても1000㎡以下と制限があります。木造建築物以外の場合はさらに制限が厳しくなるため、二級建築士は「3階建て以下の戸建て住宅を設計するプロフェッショナル」の資格であるといえるでしょう。 求められる高い合格基準 二級建築士は、合格のハードルが高い資格の一つとして知られています。学科試験の合格基準は「4科目を13点以上、かつ総得点60点以上」と、1科目でも基準に満たなければ不合格になるため、全ての科目にまんべんなく対策しなければなりません。また、設計製図試験では解答が4つのランクに分けられ、「知識及び技能を有する」と判断された最も高いランクを得た人のみが合格となります。学科試験、製図試験はそれぞれ別日に実施され、試験時間も学科試験が計6時間、製図試験が5時間と、かなりの長丁場となるため、高い集中力も求められます。 (参考:(1-5)出題科目、出題数等 公益財団法人 建築技術教育普及センター) 二級建築士の合格率 令和元年度の二級建築士の合格率は、以下のとおりです。 学科試験:42.0% 製図試験:46.3% 総合:22.2% その他の年も学科試験は30~40%前後、設計製図試験は40〜50%、そして総合の合格率は20%代を推移しています。 (参考:(1-7)試験結果 公益財団法人 建築技術教育普及センター) 二級建築士の試験内容 二級建築士の学科試験の内容は、建築計画、建築法規、建築構造、建築施工の4つに分かれ5肢択一式の問題が100問出題されます。製図試験では、使用する人数や用途、建物の構造などを踏まえたテーマ形式で課題が出題されます。この課題を踏まえ、必要な図面を全て手書きで作製します。近年では、「事務所併設の住宅」、「カフェを併設した二世帯住宅」、「年代の違う家族がともに暮らせる3世代住宅」など実践的な内容が出題される傾向にあります。 「設計」から「監理」まで。二級建築士の担う仕事は? 二級建築士の仕事内容は、主に「設計」と「工事監理」を担当します。 設計業務 二級建築士は、主に戸建て住宅の設計を行います。建物を設計するためには、建物の安全性や機能性、法令の準拠などさまざまな条件を考慮する必要がありますが、安全かつ機能的な建物を設計するためには正しい知識が必要不可欠です。そうした理由から、設計業務は資格保持者にしかできない仕事なのです。お客様の要望を聞きながら、安全性や法令の知識に基づいて理想的な住宅づくりを目指していきます。 工事監理業務 設計図面どおりに施工が進んでいるのかを、現場で確認することも二級建築士の重要な仕事の一つです。設計上では実現可能なスケジュールだとしても、実際の建設現場では何が起こるかわかりません。機材トラブルや材料の配送遅延により、思うように施工が進まないことも。そうした場合に備え、現場監督と連携を取り合い、工事を進めていく必要があるのです。 二級建築士が活躍できる場所 二級建築士は、主に住宅メーカーや設計事務所、ゼネコン会社や不動産会社、官公庁などに就職します。建築のプロとして住宅や小規模な施設の設計・工事監理を担当します。その他にも不動産企画・調査・コンサルティングなどの仕事を担うこともあります。企業ごとに二級建築士が担う役割は異なるため、「自分はどんな仕事がしたいか」を検討しながら就職先を選ぶとよいでしょう。 アイダ設計で活躍する二級建築士 アイダ設計にも二級建築士の資格を持つ社員が多く在籍し、「設計士」として活躍しています。注文住宅設計と分譲住宅の現地調査から企画設計、実施図面の作製までを行い、住宅づくりの根幹を担います。 設計士の仕事について詳しく解説した記事や、設計士として働く社員にインタビューをした記事も掲載しているので、興味を持った方はぜひ読んでみてくださいね。 設計部の仕事とは > アイダ設計の設計士(インタビュー記事)はこちら > 資格取得支援制度のあるアイダ設計 アイダ設計は、福利厚生の一環として資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を設けています。資格試験に挑戦する社員を応援するため、資格学校受講料を立て替え、合格者には合格祝金を支給します。そのため、働きながら資格試験に挑戦する社員が多く在籍しています。 二級建築士の資格を取得すると、戸建て住宅の設計ができるようになります。二級建築士は合格率が低く、資格を取得するのは大変ですが、一回で諦めずに挑戦し続ける気持ちが重要です。 「いつか二級建築士として活躍したい!」という方は、アイダ設計で住宅づくりに携わってみませんか? 社員一同、エントリーをお待ちしています! アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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建築の施工管理技士とは?仕事内容や難易度を解説【建築コラム】
建築の施工管理技士とは?仕事内容や難易度を解説【建築コラム】 建築施工管理技士は、戸建て住宅から大規模の商業施設まで、さまざまな規模の建設現場で活躍する“現場のエキスパート”です。 今回は、建築施工管理技士の仕事と資格にフォーカス。具体的な仕事内容や活躍の場、資格取得のメリット、資格試験の詳細まで、詳しく解説します。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 建築施工管理技士とは? まずは建築施工管理技士とはどのような資格なのか、概要から見ていきましょう。 施工管理技士の資格の一つ 建築施工管理技士は、国家資格「施工管理技士」の一種です。工事のスムーズな進行と建築物のクオリティ向上を目指し、工事に関わる方の技術力を高めようと設けられた「技術検定」に合格することで、認定を受けられます。 施工管理技士には以下の7種目があり、それぞれ1級・2級に分かれています。 建築 土木 電気工事 管工事 造園 建設機械 電気通信工事 建築工事の施工管理を行う技術者の資格 建築施工管理技士は、戸建て住宅やマンション、商業施設、公共施設などの新築・改修工事において施工管理を担う存在です。 施工管理とは、現場の工程・安全面・品質・予算から役所への手続きまで、工事に関わる全てを管理すること。専門工事業者や建築士などと連携しながら、決められた期間内に質の高い建築物が完成するよう現場を取りまとめていきます。 建築施工管理技士の仕事内容は? 続いて、建築施工管理技士の主な仕事内容をご紹介します。 建設工事を進めるための「施工計画」 工事をスムーズに進めるために、まずは施工計画を作成。設計図をもとに次のような要素を把握し、スケジュールと人員配置を組み立てます。 工事の内容 施工方法 具体的な工程 必要な人員数 スケジュール通りに進める「工程管理」 施工計画を作成したら、スケジュール通りに工事を進めていくための管理業務を行います。例えば、作業員の方や必要な重機などを工程に合わせて手配したり、作業の流れや進め方を業者に共有したり。工期に遅れが出ないよう、関係者とコミュニケーションを取りながら先回りして動く必要のある重要な業務です。 作業員の安全を守る「安全管理」 作業員の安全を確保するために、現場の環境を整えるのも建築施工管理技士の仕事です。使用する機材の点検を行ったり、消化設備や手すりなどを設けたり、危険な箇所に注意喚起の看板を設置したりします。また事故につながりかねない危ない事例「ヒヤリハット」を共有して作業員の意識を高めたりと、安全管理の取り組みは多岐にわたります。 求められている品質通りに施工するための「品質管理」 経済的な建設を行い、また長い目で見て建築物の品質を確保するために、各工程で品質の管理を行います。「材料の寸法・品質が規格通りになっているか」「建物の強度・密度が規定を満たしているか」などを厳しくチェックし、次の工程に進めるか判断をくだしていきます。 建築施工管理技士の資格をとるメリット 建築現場のエキスパートとして活躍する建築施工管理技士は、やりがいだけでなく、キャリアを築いていく上でのメリットも大きい資格です。ここでは資格取得の主なメリット2つをご紹介します。 年収UPにつながる 建築業界では施工管理技士に対する評価・ニーズがとても高く、資格手当や昇給などの制度を設けている企業も多くあります。アイダ設計では、1級建築施工管理技士の資格取得者は「建築技術者」として活躍できます。資格手当もあり、監理技術者登録をした場合さらに手当額は大きくなります。資格取得によって、年収が上がることも期待できるでしょう。 転職やキャリアアップに有利になる 現場では主任技術者や管理技術者の設置が義務付けられていることから、各企業は施工管理技士の有資格者を必要としています。そのため、資格を取得しておくと社内での昇進などのキャリアアップにつなげやすいほか、転職も有利に進めやすくなります。 また建築施工管理技士は、建設会社だけでなくハウスメーカーや工務店など幅広い場で活躍しているため、キャリアの幅を広げやすいのもメリットといえるでしょう。 建築施工管理技士の種類 ここからは、建築施工管理技士の資格について詳しく見ていきましょう。 2級建築施工管理技士 2級の受験資格 2級建築施工管理技士の技術検定を受けるには、最終学歴に応じた年数の実務経験が必要となります。受験資格は以下の通りです。 (参照:一般財団法人 建設業振興基金「2級 建築施工管理技術検定のご案内」) ※実務経験年数は定められた基準日をもとに計算しますが、基準日の時点で受験資格を満たせない場合に限り、試験日の前日までに予定されている実務経験を算入することができます。実務経験年数についての注意点は、建設業振興基金の案内をご確認ください。(令和3年実施試験の資料はこちら) 2級の試験内容 試験では、それぞれ以下の内容が問われます。建築・躯体・仕上げの3種別に細分された検定が行われ、合格すれば合格種別に該当する工事を担うことができます。 (参照:一般財団法人 建設業振興基金「受験の手引き」) 2級の試験の難易度 2018〜2020年に実施された2級建築施工管理技士 技術検定の受験者数と合格率は以下のようになっています。 (参照:総合資格学院「2級建築施工管理技士 試験の合格率」) 主に知識を問われる第一次検定よりも、実務で培った経験・能力が問われる第二次検定の方が比較的合格率が低くなる傾向にあります。また第二次検定はマークシートだけでなく記述式の問題も出題されるため、知識のインプットだけでなく記述の対策も必要になります。 難易度は1級と比べれば低いものの、しっかりとした対策が必要な試験です。 1級建築施工管理技士 1級の受験資格 1級建築施工管理技士の技術検定を受けるには、最終学歴または保有する資格に応じた年数の実務経験が必要となります。受験資格は以下の通りです。 (参照:一般財団法人 建設業振興基金「1級 建築施工管理技術検定のご案内」) ※2級建築施工管理技術検定 第二次検定の合格者は、1級の第一次検定のみであれば実務経験年数を問わず受検できます。ただし第一次検定合格後、同じ年の第二次検定を受検することはできません。 1級の試験内容 試験では、それぞれ以下の内容が問われます。 (参照:一般財団法人 建設業振興基金「受験の手引き(第一次検定)」「受験の手引き(第二次検定)」) 1級の試験の難易度 2018〜2020年に実施された1級建築施工管理技士 技術検定の受験者数と合格率は以下のようになっています。 (参照:総合資格学院「1級建築施工管理技士 試験の合格率」) 年毎の出題内容によってばらつきはありますが、合格率は概ね30〜40%程度で推移しています。合格率だけをみると2級と大きな差はありませんが、出題範囲は2級よりも広くなるため、合格の難易度は高くなります。計画的に対策を進めていく必要があるでしょう。 1級と2級の具体的な違いは? 建築施工管理技士 1級と2級の違いは、担当できる「建設工事の規模」にあります。2級建築施工管理技士が担当できるのは、戸建て住宅をはじめとした中小規模の建設工事の現場ですが、1級建築施工管理技士は、規模の制限なく、大型の商業施設や高層のマンションなどを含むあらゆる工事の現場で管理業務を担えます。 具体的な業務内容については、大きな違いはありません。 【建築施工管理技士のQ&A】よくある質問 建築施工管理技士に合格するための勉強法は? 建築施工管理技術検定は第一次検定(学科)と第二次検定(実地)の二種からなり、それぞれ対策が必要です。 学科については、過去の試験問題を繰り返し解いて、用語を理解するとともに出題傾向をつかんでおくことが重要です。 一方実地試験については、記述問題が合格の鍵をにぎります。実務経験を文章に落とし込む力が必要となるため、過去の問題から傾向を把握し、実際に文章化する練習を積み、周囲の人からフィードバックをもらうなどの対策を行うとよいでしょう。 建築施工管理技士に向いている人はどんな人? まずは建設現場での仕事を日々こなしていくために、「心身ともに健康であること」が大前提として必要になります。 その上で、お客様や職人さん、社内のメンバーなど多くの関係者と信頼関係を築いて意思疎通ができる「コミュニケーション能力」、工期通りに工事を完了させられる「スケジュール管理能力」、トラブルが起きた時にも冷静に対処できる「柔軟さ」などを持ち合わせた方は、特に建築施工管理技士として活躍できるでしょう。 建築施工管理技士が活躍できるアイダ設計 アイダ設計では、福利厚生制度の一環として資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を設けており、最前線で働きながら資格取得を目指す社員の皆さんを応援しています。この制度では資格学校受講料を会社が立て替え、さらに合格者には合格祝金が支給されます。 アイダ設計は、自社一貫体制で様々な専門知識をもった社員が協力し合い、お客様が心豊かに過ごせる生活空間をご提供しています。「責任のある立場で現場を牽引できる存在になりたい」「建築施工管理技士の資格を取得して、さらにキャリアアップを目指したい」という方は、ぜひアイダ設計で住宅づくりに携わりませんか?社員一同、エントリーをお待ちしています! アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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宅建とはどんな資格?仕事内容や試験の難易度を解説【建築コラム】
宅建とはどんな資格?仕事内容や試験の難易度を解説【建築コラム】 不動産業界で知名度の高い、宅地建物取引士(宅建士)。取得すべきと意識してはいても、「具体的にどのような業務を行うのか」「自分が合格を視野に入れられる資格なのか」まではわからないという方も多いのではないでしょうか。 今回の記事では、宅地建物取引士について、仕事内容から資格試験の詳細・難易度まで詳しく解説します。 宅地建物取引士とは? まずは宅地建物取引士の概要と、資格を取得するメリットから解説します。 宅地建物取引士は不動産取引の専門家 宅地建物取引士は、「不動産取引の専門家」であることを示す国家資格と、その資格保有者のことを指します。建物や土地の売買・交換・貸借などの取引において、不動産の専門的な知識や取引経験をもたないお客様が損をすることのないように、公正な立場からサポートするのが宅地建物取引士の役割です。 不動産取引を行う事業所では、従業員5名につき1名以上の宅地建物取引士の設置が義務付けられているほか、宅地建物取引士の資格保有者でなければできない「独占業務」があることから、不動産業界にとって欠かせない存在であるといわれています。 宅地建物取引士の資格を取るメリット 受験資格がなく誰でもチャレンジできる 宅地建物取引士の試験には「指定の養成校で◯年以上学び、課程を修了する」「◯年以上の実務経験をもつ」などの受験資格がありません。年齢や国籍、学歴、実務経験などにかかわらず誰でも受験できます。 就職・転職に役立つ 不動産業界はもちろん、建設業界や金融機関、IT業界など様々な領域で、宅地建物取引士を求める声が高まっています。これらの業界では入社後に資格取得を推奨される場合もあるため、あらかじめ資格を保有していると就職・転職活動でのよいアピールになるでしょう。 将来独立できる 宅地建物取引士は、事務所を開設して「宅地建物取引業免許」を取得すれば独立・開業ができます。一定程度の実務経験や開業資金の用意は必要ですが、実力をもって独立すれば会社に所属する以上の高収入も目指せる場合も。将来独立することを一つの選択肢に、宅地建物取引士の資格を取得する人も。 宅建士はどんな仕事ができる?業務内容を紹介 続いて、宅地建物取引士だけ行える「独占業務」を3つご紹介します。 1.重要事項の説明 不動産の取引を行う際、契約を結ぶ前にお客様に対して特に重要な内容を説明します。重要事項には次のようなものがあります。 不動産は、お客様にとって大切なお買い物です。不動産の専門知識や取引経験のないお客様が不安なく、そして損をせずに取引を行えるように、宅地建物取引士が公平な立場から説明をする必要があります。 2.重要事項説明書への記名押印 契約の重要事項については、口頭で説明するだけでなく「重要事項説明書」という書面をお客様にお渡しし、確認・保管してもらう必要があります。この書面に記名・押印するのも、宅地建物取引士の仕事です。 重要事項説明書は、後日当事者どうしの間で争いが起きた場合などに「契約時に重要事項をきちんとお客様にご説明したこと」「お客様が説明を受けて理解した上で、適切な取引が行われたこと」の証明になります。 3.契約内容を記した書面への記名押印 重要事項を説明してお客様が納得された後、契約を結ぶ場面で「契約書」に記名押印を行います。宅地建物取引士が記名押印をすることで、契約書が「当事者で納得して契約したこと」の証明になります。 宅建士の資格試験はどんな試験? 続いて、宅地建物取引士の国家試験について見ていきましょう。試験の概要から難易度・合格率まで詳しく解説します。 毎年20万人以上が受験する資格 宅地建物取引士の国家試験(宅建試験)は、例年20万人近くの方が受験する資格です。令和3年度の受験者数は20万9681人でした。(参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「令和3年度宅建試験(10月実施分)受験状況【速報】」) 「受験資格がなく誰でも挑戦できること」「生活になじみのある分野だからこそ、取り組みやすいこと」「資格を取得すれば、特に不動産関連業界への就職・転職に心強い要素となること」などが、受験人数の多さにつながっているといえるでしょう。 試験の概要 宅建試験は、全ての都道府県知事の委任を受けて一般財団法人 不動産適正取引推進機構が実施しています。 受験費用 7,000円(消費税及び地方消費税は非課税) 受験スケジュール (※登録講習修了者:国土交通大臣の登録を受けた機関が行う講習を修了し、修了試験の合格日から3年以内に行われる試験を受ける方) 試験内容 筆記試験では「宅地建物取引業についての実用的知識を備えているか」の観点から、以下の内容について50問・四肢択一式で問われます。(登録講習修了者は45問) (引用:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「宅建試験の概要」試験の基準及び内容) 宅建士合格は難しい?難易度と合格率 令和2年度に行われた宅建試験の合格者は29,728人、合格率は17.6%(※)でした。合格率は15〜18%程度で推移しており、令和2年の試験も例年並みといえます。また例年合格点は30点台で、70%以上の正答率が求められます。 宅建士は、受験資格がなく開かれた試験であることから受験者数が多く、合格率は低めの水準で推移していますが、広い試験範囲を網羅した試験対策を計画的に進められれば、十分に合格を視野に入れられる資格といえます。 (※参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「令和2年度宅地建物取引士資格試験(10 月実施分)結果の概要」) 宅建の資格を活かせる業界 ここからは、宅地建物取引士が活躍する業界について、業務内容とあわせてご紹介します。 1.ハウスメーカーなどの建築業界 建築業界では、自社で建てた物件をお客様に販売する際に宅地建物取引士が必要とされます。そのため宅建士と建築士の資格を両方保有している方が多いのも特徴です。 二つの資格をもっていると、土地探しから建物の設計、契約関連の手続きまで一気通貫でサポートできるなど、大きな強みになります。 2.不動産業界 不動産取引業においては宅地建物取引士の設置が義務付けられているほか、独占業務もあるなど、不動産業界は特に活躍する業界といえます。 不動産管理会社では、不動産分譲の仲介だけでなく賃貸管理まで一貫して行うケースが増えており、ここでも宅地建物取引士の専門知識が活かされます。 3.金融業界 銀行や保険会社、証券会社などでも宅地建物取引士は活躍しています。金融業界では土地や建物など不動産を担保に融資をすることが多いため、不動産の価値を鑑定する上で宅地建物取引士の専門知識が役立ちます。 【宅建士Q&A】よくある質問 大学生でも宅建士の資格を取る人はいる? 宅地建物取引士は受験にあたっての年齢制限がなく、資格をもっていると様々な業界で就職活動を有利に進めやすいことから、大学在学中に資格を取得する学生も少なくありません。 ただし試験は年に一度、10月中旬にのみ実施されるため、4年次の就職活動に間に合わせるには3年生までに取得しておかなければいけません。毎年6月には実施公告が行われるため、注意して情報収集をするようにしましょう。 宅建士に合格するには何時間勉強が必要? 学習のペースは人によって様々ですが、一般的に宅地建物取引士の国家試験に合格するには300〜500時間程度の勉強が必要といわれています。試験範囲が多岐にわたるため、少なくとも試験の半年以上前から対策を始めておくとよいでしょう。 宅建士に向いている人はどんな人? 宅地建物取引士は、不動産取引という高額で規模の大きい取引において契約にまつわる重要な役割を担うことから「責任感のある人」「慎重な人」に向いているといえます。 また重要事項説明のほかに、実地調査を行ったりネットワークから不動産情報を仕入れたりと、人とコミュニケーションをする機会も多くなります。そのため「社交性の高い人」「コミュニケーション能力が高い人」はより宅地建物取引士として活躍できるでしょう。 宅建士が活躍できるアイダ設計 アイダ設計には、宅地建物取引士の資格をもつ社員が数多く在籍します。資格保有者は、不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際に、お客様に対する詳しい説明を担当。お客様が安心してご契約まで進めるようサポートする「専門家」として活躍しています。 中でも、アイダ設計の福利厚生制度の一環である資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を利用して資格取得にチャレンジする社員も多くいます。この制度では、一人ひとりのキャリア形成を応援するために、資格学校受講料を立て替え、合格者には合格祝金を支給します。 アイダ設計では、お客様が心豊かに過ごせる生活空間をご提供するために、日々努力を続ける仲間がいます。「豊富な専門知識を身に付け、お客様によりよい家を提供したい」「働きながら宅地建物取引士の資格を取得し、キャリアアップを目指したい」という方は、キャリアビジョンの実現を目指すアイダ設計の仲間とともに、おうちのプロを目指してみませんか? 社員一同、エントリーをお待ちしています! 【アイダ設計の福利厚生】資格取得支援制度を利用した社員に話を聞きました! 続きを見る
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CADとは?建設業界に欠かせない基礎知識を解説【建築コラム】
CADとは?建設業界に欠かせない基礎知識を解説【建築コラム】 建築や自動車、機械、服飾などさまざまな分野で利用される設計支援ツール「CAD」。名前は聞いたことがあっても、どんなツールなのか具体的には分からないという方も多いのではないでしょうか。今回はCADの基礎知識と、CADを操作する「CADオペレーター」の仕事について解説します。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > CAD(キャド)とは? コンピューターで設計・製図をするソフトのこと CADとは「Computer Aided Design」の頭文字を取った言葉で、コンピューター上で設計・製図ができるソフトのことです。 開発された当初は主に航空機の設計に使われていましたが、その後自動車の製造や建築、服飾など多様な分野で用いられるようになりました。今では、それぞれの分野に特化した機能が備えられたソフトも登場しています。 CADは初心者でもできる?CADの難易度 CADの難易度は分野や具体的な仕事内容によってさまざまです。高いスキルや資格が求められる場面もあれば、新卒・未経験から始められる場合もあります。 CADを操作するために必須の資格はないため、興味があれば誰でもスキル習得を目指せるツールだといえるでしょう。 CADは何がすごい?CADの特徴 ここからは、CADの特徴を具体的にご紹介します。 簡単かつ正確に製図ができる かつての設計・製図作業は主に手書きで行われていましたが、誤差が生じやすく、図面の読みやすさを確保するために線の太さを一定に保つ技術が求められました。 CADが使われ始めたことで線の太さを簡単に均一化できるように。正確な設計・製図をよりスピーディに行えるようになりました。 製図データの修正がしやすい 手書きの設計・製図作業は図面を修正する際に「間違えて別の線を消してしまう」「修正によって紙が傷んでしまう」などのトラブルが頻発していましたが、CADを使えばデータの修正も簡単です。修正したい線や文字をピンポイントで削除でき、修正の履歴もシステム上で管理できるため、設計そのもののクオリティを高めるために多くの時間を割けるようになりました。 図面の管理や共有が簡単 CADを利用して作製された図面は、データとして保存できます。そのため修正前後の図面を両方残しておいたり、必要な際には過去の図面を参照したりできます。また複数の関係者とWeb上で図面の共有が簡単に行えるのも便利なポイントです。 CADが使われている業界 続いて、CADがどのような業界で役立っているのかをご紹介します。 建築・土木業界 ビルやマンションなどの建物を建てる建築業界や、橋や道路、トンネルなどのインフラを整備する土木業界では、図面や配線・配管図の作製などにCADが使われています。 アイダ設計でもCAD(ARCHITREND ZERO)を使っています。例えば木材を加工する「プレカット」は、設計部から送られてきた設計図をCADへ入力し、平面図と立面図を見ながら間取りのどの部分に柱や梁を入れていくのかを図面に起こします。そのCAD図面をもとに機械へ図面データを入力して加工を始めます。もちろん、加工した木材全てが綺麗に加工されるわけではないため、目視作業も行っています。 プレカットにご興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。 プレカット事業部の仕事とは > インテリア業界 建物の内装や家具全般を扱うインテリア業界でも、内装デザインを図面に起こす際やインテリア設計にCADが用いられます。 知っておきたい!CADの種類について ここからは知っておきたいCADの種類について解説します。 「2D CAD」と「3D CAD」は何が違う? 2D CADは、手書きの製図と同じように立体のものを2次元で表現する方法で、製品や建造物などの断面図を描き起こす際に使います。一方3D CADは、コンピューターならではの特徴を活かして3次元で立体の製図を行います。曲線が多いものや複雑な構造など2Dでは表現しづらいデザインでも、分かりやすく表現できるのが特徴です。 両者を比べてどちらかが優れているという訳ではなく、「製品のイメージをあらゆる角度から確認したい場合は3D CAD」「3Dでの表現が必要とされない場面では、紙の図面と同じ感覚で操作できる2D CADを使う」といった使い分けがされています。 「汎用CAD」と「専用CAD」は何が違う? 汎用CADは「どのような分野の設計・製図でも利用できるCAD」を、専用CADは「特定の分野に特化した機能や部品などが備え付けられているCAD」を指します。 専用CADの例として、壁やドアなどの部材を自動挿入できる機能がついた「建築CAD」、機械設計で必要とされる部品表を自動でつくれる「機械設計CAD」、電気回路のエラーチェック機能が備わった「電気CAD」などがあります。 CADオペレーターの基礎知識 続いてCADを操作して設計・製図を行う「CADオペレーター」の仕事について、押さえておきたい基礎知識を解説します。 CADオペレーターは何をする?仕事内容 住宅・建設業界を例に、CADオペレーターの仕事内容をみていきましょう。 設計者が作製した手書きの図面をもとに、正確な寸法をCADに入力する 編集や修正、断面図・展開図の作製を行う(設計者がCADで作図を行う場合) 図面に注釈を挿入する 複数の図面の整合性を取る 設計者との打ち合わせや顧客へのヒアリングを行う など CADオペレーターは設計者とともに作業を行うため、設計について深い専門知識が求められることはありませんが、完成後をイメージしながら作業を進めるためにも、ある程度の建築の知識は必要です。 他の分野においても、その分野の専門家でなくとも、背景知識を持った上でCADの操作技術を発揮していくことが求められる仕事といえます。 CADオペレーターに向いている人 ものづくりが好きな人 CADオペレーターの仕事を目指すなら「ものづくり」に対する興味・関心は、特に重要な要素です。「図面に描かれたものがどのような完成形になるのか」をイメージし、デザイナーや設計者の意図を汲み取って能動的に作業を進めることが、作業の効率や図面の出来に大きく影響します。関わる分野への関心を持って知識を蓄え、業界の動向などにも目を配っておくとよいでしょう。 几帳面で正確に仕事ができる人 CADオペレーターの仕事には、パソコンと向き合って長時間の地道な作業を続ける場面もあります。集中して丁寧に、緻密な作業を続けられる人は、CADオペレーターに向いているといえます。 また建築や製造をはじめCADが用いられる各分野は、性能や安全性を保つためにも「正確性」が特に大切になります。図面どうしの整合性を細かにチェックし、質の高い仕事ができることは、重要な素質になるでしょう。 周りとコミュニケーションが取れる人 設計者やデザイナーが意図した通りの製図を行うには、コミュニケーションを取って作業を進めることが不可欠です。図面で分からない点があった時には積極的に質問をして意思疎通を図ったり、自分だけで判断する前にデザイナーと確認の機会を設けたりできる、コミュニケーション能力の高い方は、CADオペレーターとして活躍するでしょう。 CADオペレーターの将来性は? CADは建築や製造業などものづくりの現場において必要不可欠なものになっており、今後もCADを使った設計を担うCADオペレーターが求められ続けるだろうといわれます。 ただし、CADのソフトが広まって多くの人が扱えるようになってきたことで、「CADを操作できること」そのものは特別なスキルではなくなってきています。現場で長く活躍していくには、各分野の知見を身につけて作図に活かせること、現場で設計者やデザイナーの意図を汲んだ作図・修正ができることなど、より高いスキルが求められるようになるでしょう。 CADオペレーターになるには? 最後に、CADオペレーターの目指し方について解説します。 資格学校や独学で学ぶ CADオペレーターになるための道筋として、まずは資格学校や独学でCADを使った設計・製図を学んでから現場に出る方法があります。 資格学校に通う、もしくは通信講座などを利用する場合、入学金や授業料など一定の費用はかかるものの、基礎から学べることや分からない点についてプロに相談ができること、そして実例を使った練習で現場を意識した学びが得られることなどのメリットがあります。一方独学で学ぶ場合、人によってはモチベーションの維持が難しくはありますが、自分のペースで勉強を進められること・フリーソフトなどを用いて気軽に勉強を始められることなどのメリットも。 学校やテキストをいくつか比較し、自分に合った方法を選択できるとよいでしょう。 企業に就職してスキルをつける CADオペレーターになるために必須の資格などはないため、未経験採用を行っている企業に就職して実務経験を積み、自分のスキルを高めていくこともできます。 現場で複雑な作図パターンを知ることや、実際に設計者やデザイナーとコミュニケーションを取りながら作業を進めることは、スクールや独学では得られない貴重な経験です。現場での経験を糧に、その分野の知識とCADのスキルを身につけることで、よりスピード感を持ってCADオペレーターとして活躍できるでしょう。 CADを使って活躍できるアイダ設計 「CADを使って建設業界で働きたい」「CADによる設計・製図技術で、良い家づくりを支えたい」という方は、アイダ設計で働いてみませんか? アイダ設計では、注文・分譲住宅の設計を行う「設計士」や、住宅の心臓部である柱のプレカットを担う「プレカットCADオペレーター」などが、CADスキルを活かして現場で活躍しています。 創業以来培ってきた技術や経験を糧に、アイダ設計ならではの“より良い家”をお客様にご提供するために。そして事業地域の拡大を続け、より多くのお客様に“豊かな暮らし”をお届けするために、アイダ設計のチームの一員となってくださる方のご応募をお待ちしています。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > アイダ設計のプレカットCADオペレーター(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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大工の仕事内容とは?見習い大工の役割やスキルを解説【建築コラム】
大工の仕事内容とは?見習い大工の役割やスキルを解説【建築コラム】 大工とは、設計図をもとに建物の建築や修理を行う、豊富な専門知識と技術を持った職人のこと。 今回はそんな大工の仕事にフォーカスし、手がける建物の種類や具体的な仕事内容、求められるスキルまでを解説します。さらに大工の仕事にまつわる、よくある疑問にもお答えします。 アイダ設計の大工(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の大工(中途採用情報)はこちら > 大工とは? まずは大工とはどのような仕事なのか、概要から見ていきましょう。 木造建築物を作り上げる仕事 大工とは、設計図に従って建物を建てたり、修理したりする職人のことです。建築のさまざまな工程に関わるだけでなく、ときには現場監督に代わってほかの職人や業者を取りまとめることもあるなど、建築の現場で重要な役割を担います。 一般に「大工」という言葉は、“木造建築物”、特に家屋の下地を作る仕事をさす場合が多いものですが、大工が扱う建物はそれだけではありません。専門的に扱う建物によって、大工の種類も「◯◯大工」と区別されます。 木造だけじゃない!大工の種類3つ 木造建築を作る「家屋大工」 一般的な木造住宅を扱う大工は、「家屋大工」「町大工」などと呼ばれます。木材の加工と組み立てが家屋大工の主な役割ですが、床・天井の下地づくりや造作(※)、壁のボード貼り、床材の施工など基礎工事全般を担う場合もあります。 (※造作:壁や窓、階段、敷居など室内装飾の仕上げや下地を組み立てること) また近年では機械化・工業化が進んでおり、骨組みに使われる木材の裁断については工場で「プレカット」を行い、大工が現場で組み立てるという役割分担が進んでいます。 プレカット事業部の仕事とは > コンクリートの建物を作る「型枠大工」 「型枠大工」とは、鉄筋コンクリートの建物を建てる際に使われる、コンクリートを流し込む型枠を作る職人のことです。建物の形状やコンクリートの用途にあわせた型枠の用意、現場での組み立て、セメントに水と砂利を加えた生コンクリートの流し込み、型枠の取り外しまでの一連の作業を担当します。 型枠大工は、温度や湿度、水分量を見極めながらコンクリートの強度をコントロールすることなど、熟練の技術と経験が求められる仕事です。 寺社仏閣の修繕をする「宮大工」 宮大工とは、寺社仏閣をはじめとした伝統建築物の建築と修繕を行う職人のことです。ボルトやプレートなどの金属部品を使わず、自分の手で加工した木材を使って建物を作り上げます。そのため、宮大工の仕事には、非常に高い技術力が求められます。 全国各地を移動しながら仕事を行うのが一般的ですが、伝統建築にまつわる仕事の件数はそれほど多くないため、家屋大工としての仕事を並行して行う方もいます。 大工の主な仕事内容 続いて大工の主な仕事内容を3つと、見習い大工が行う仕事についてご紹介します。 設計図から材料を加工する 建築士が作成した設計図から「どのような建材が、どのくらいの量が必要なのか」を確認し、準備をするのも大工の仕事です。作業場で “のこぎり” や “かんな” などを使って木材の切り出しや寸法の調整、表面の仕上げなどを行ったり、2つの木材を組み合わせる “接合” を行ったりします。 近年ではこの工程を工場で機械を使って行う「プレカット」に代えて、役割分担を進めるパターンも増えています。 建築物の骨組みを組み立てる 加工された建材を現場に運び込んだら、品質の確認や微調整を行い、骨組みを組み立てます。現場によって手順や担当する範囲は異なりますが、一般に建物全体の骨組みからはじめ、その後に外壁の下地を作ります。 建物の土台となる部分に雨水が染み込んでしまわないよう、全体の骨組みは1〜2日で終わらせたり、その後一気に外壁下地の施工を終わらせたりするなど、スピード感のある作業が求められる工程です。 準備のための事務作業 大工は、作業場や現場で手を動かす仕事のほかに、設計図の読み込みや工程管理、施主との打ち合わせなどのデスクワークも行います。建築の仕事においてもIT化が進んできており、中には大工が設計支援ソフト「CAD」を使った業務を行う場合もあるため、ITスキルを身に付けておくと強みになるでしょう。 【見習い大工は】棟梁(親方)の手伝い 大工になったばかりの頃は、道具の手入れや運搬、現場の掃除や片付けなど親方の手伝いを行うのが一般的です。当社の見習い大工の場合は、およそ2年の見習い期間の間に、大工の仕事の流れや工具の扱い方、設計図の読み方などを学びます。 大工になるために必要なスキル 大工として現場で活躍するために、求められるスキルを3つご紹介します。 心身ともに健康であること 重い建材を運んで組み上げたり、真夏や真冬でも屋外で作業にあたったりと、体力が求められる場面が多くあります。心身ともに健康で体力に自信のある方に向いている仕事だといえるでしょう。 コミュニケーション能力 建築の現場では、建築士や現場監督、職人・業者などさまざまな方が関わりながら一つの建物を作り上げます。そのため黙々と自分の仕事をこなすだけでなく、適切にコミュニケーションを取って連携しやすい雰囲気を作ったり、全体を見渡して関係者を取りまとめたりする力も必要です。 トラブルに対応できる柔軟性 建築の現場では、設計図の通りに作業が進まない、天候によって工期に遅れが出るなど、さまざまなトラブルがつきもの。何が課題かをとらえ、柔軟な対応ができること、代替案や解決策を発想して提案できることは、現場で活躍する以外にもどんな仕事においても大切な素質となるでしょう。 大工の仕事内容にまつわるQ&A 大工の仕事にまつわる主な質問について紹介します。 大工の仕事のやりがいは? 大工の仕事には高い技術が求められるとともに、大きな責任が伴いますが、その分やりがいも大きいもの。例えば、図面にそって一から家を作ることで自分の仕事が「形」に残ります。また家は一生に一度ともいえる買物のため、お客様の理想を形にできることは大きなやりがいです。こうした努力の成果が建物という形になり、残り続けることは大工の仕事の醍醐味の一つです。 とび職と大工の違いは? とび職にも、重量物を移動・設置する「重量鳶」や、高所で鉄骨を組み立てる「足場鳶・鉄骨鳶」など専門領域によって仕事内容は異なります。 大工の仕事ととび職の仕事には一部共通する部分もありますが、設計図の読み取りや木材の加工は大工ならではです。これらの仕事を行うために、建築設計や建材にまつわる専門的な知識が求められる点が、二つの職種の大きな違いといえるでしょう。 大工に必要な資格は? 大工になるために必ず取得しなければいけない資格や免許はありません。ただし、担当できる業務を増やしキャリアの幅を広げるためにも、国家資格である「木造建築物の組立て等作業主任者」「建築大工技能士」「建築施工管理技士」「二級建築士 / 木造建築士」などを取得しておくとよいでしょう。 社員大工育成制度を知る > 先輩から大工のいろはを学べるアイダ設計 アイダ設計の大工職は、安心安全な住まいづくりを目指して技術を磨き、日々建物の礎を築いてきました。現場では時に予測不能の事態も起きるもの。だからこそ一人で抱え込んで現場や作業が止まってしまうことのないよう、日頃から互いに情報を共有しあい、一緒になって考えることを大切にしています。 「縁の下の力持ちとして、建物づくりやお客様の暮らしを支えたい」「さまざまな規模の現場に関わって経験を積み、たくさんのスキルを身につけたい」という方は、アイダ設計で大工職の一員として働いてみませんか? みなさんのエントリーを、社員一同心よりお待ちしています。 アイダ設計の大工(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の大工(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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現場監督の仕事内容は?必要なスキルを解説【建築コラム】
現場監督の仕事内容は?必要なスキルを解説【建築コラム】 工事現場が問題なく進行するよう、マネジメントを担う現場監督。今回は現場監督の仕事について、具体的な仕事内容から業界・現場ごとの特徴、求められる経験・スキル・資格まで、幅広くご紹介します。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 現場監督とは? まずは現場監督とはどのような仕事なのか、概要から見ていきましょう。 工事現場でさまざまな工程を監督する仕事 現場監督は建築・土木をはじめとした工事現場で、納期や予算、安全、品質を守りながら設計図を形にするために、現場全体のマネジメントを担っています。基本的には現場監督が実際に手を動かすことはなく、管理業務や職人への指示などを行います。 現場代理人と現場監督の違い 工事現場で活躍する職種として、ほかに「現場代理人」があります。工事の流れ全体を管理する現場監督に対し、現場代理人は施工や契約に関する事務処理を行う役割を担います。現場代理人についてはどの現場にも必ず配置されるという訳ではなく、現場監督の代表を務める「現場所長」が兼務するのが一般的です。 現場監督の主な仕事内容 続いて、現場監督の主な仕事内容4つをご紹介します。 スケジュールどおりに工事を進める「工程管理」 決められた工期どおりに工事を完了するために、各工程のスケジュール管理を行います。全体の予定を把握するための管理表の作成や、業者の方や材料の手配、進捗に応じた施工計画の再調整など、業務は多岐にわたります。 一つの現場で多くの職人が関わりながら工事をするため、コミュニケーションを密にとりながらの仕事が求められます。 求められている品質どおりに施工するための「品質管理」 質の高い建物を完成させるために、各工程で品質管理をするのも現場監督の仕事です。寸法や強度、機能、材質などが設計図や仕様書で定めた基準を満たしているかを判断し、次の工程に進んでよいかを検討します。また品質や安全性を証明するものとして、写真撮影や施工記録の作成をする場合もあります。 例えば、当社では社内検査だけでなく建物によっては第三者住宅検査機関による施工品質チェックを行っています。構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分、そして見え隠れする建物主要部分など、全6回・約100項目にわたる検査を実施しています。 ※施工品質チェックの実施は注文住宅に限ります。また、契約内容によっては実施しない場合があります。 作業員の安全を守る「安全管理」 重機を使用したり高所での作業を行ったりする現場で、未然に事故を防ぎ安全に工事を完了できるように、環境の整備を行います。「危険予測活動」や「5S運動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」、職人や業者に安全にまつわる意識と知識の普及を行う「安全活動」など、取り組みは多岐にわたります。また工事中に互いに声を掛けあうことも、安全を守るために大切な要素です。また、職人や業者だけではなく近隣にお住いの方も、安全に過ごせるよう配慮を行います。 予算どおりに工事を進める「原価管理」 施主が希望する予算内で建物を完成させるために、コストの管理を行います。施工計画をもとに実行予算をつくったうえで材料費や人件費などを管理すること、予算との差異が生まれた場合は施工計画や業者の変更など柔軟に対応することが求められます。 【業界別】現場監督の仕事の特徴 どのような工事の現場でも現場監督は工程・品質・安全・原価の管理を担いますが、工事内容によってその仕事内容は異なります。建設 / 土木 / 電気の3つの現場を例に、現場監督の仕事の特徴を見ていきましょう。 住宅・ハウスメーカーなどの建設工事 住宅や商業施設、学校、病院などの建物を建設する工事を担当する場合、建築士だけでなく施主や営業社員とも打ち合わせを行い、要望をくみ取ることも多いのが特徴です。また建設工事は件数が多いため、いくつかの現場を掛け持つこともあり、多くの現場経験を積めるというメリットもあります。 土木工事 道路やダム、橋、鉄道などのインフラを整備する土木工事では、現場での管理業務のほかに用地の確保や事務手続きなどまで幅広く担当する場合も。地盤調査や測量、積算などの知識・スキルを持って業務にあたることが求められます。 電気工事 住宅の配線工事やビル・トンネル内などの電気工事においては、施工図面の作製・修正やお客様への工法の提案、技術者への指示出し、各工程完了後の品質確認などをするため、電気工学の専門知識を身につけ、現場作業を深く理解している必要があります。 現場監督に必要なスキル ここからは、現場監督として活躍するために求められるスキルをご紹介します。 現場を束ねる能力 多くの職人や業者が関わる工事現場では、認識の相違や確認の不足によるミスから工期が大幅に遅れたり、安全管理を怠ったために天候の悪い日に感電や部材の落下などが起きたりといったことが発生します。現場監督は、そうしたミスや事故を防ぐため、関係者と密にコミュニケーションをとって信頼関係を築き、現場をまとめる力が必要です。 スケジュールを管理する能力 現場では天候の急変などのイレギュラーが頻繁に発生するため、工程や進捗を把握しながら、一歩先を読んだ進行をすることが欠かせません。 また一つの現場の中で複数の作業を同時に進めたり、いくつかの現場を並行して管理したりする場合もあるため、全体の流れを考えて優先順位づけをする必要があります。 トラブルに対処する能力 天候不良や発注ミス、設計図と現場の相違、工期の遅れなど、現場ではさまざまなトラブルが発生します。冷静に状況を判断し、迅速かつ柔軟に対応できる人は現場監督に向いていると言えるでしょう。 実務経験を積めるアイダ設計 アイダ設計の建設部では、「お客様の理想の暮らし」や「住み心地のよい街」をつくる仕事に誇りを持ち、一つひとつの住宅に真摯に向き合ってきました。現場監督どうしの団結力が強く、未経験であってもさまざまな現場で先輩から仕事を学び、着実に成長できる環境です。 またアイダ設計では、福利厚生制度の一環として資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を設けており、資格学校受講料を会社が立て替え、さらに合格者には合格祝金を支給。最前線で働きながら資格取得を目指す社員を応援しています。 「未経験から現場監督を目指したい」「働きながら資格を取得してキャリアアップをしたい」という方は、ぜひアイダ設計で働いてみませんか?社員一同、皆さんのエントリーをお待ちしています。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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住宅業界の営業職になるには?知っておきたい営業職の資格やキャリアの進め方を解説【コラム】
住宅業界の営業職になるには?知っておきたい営業職の資格やキャリアの進め方を解説【コラム】 住宅を購入するお客様のサポーターとして、住まいのご提案から成約後のお引き渡しまで伴走する「営業職」。今回は、住宅業界の営業職として活躍するために取得しておきたい資格について解説。さらに営業職のキャリアの選択肢を、実例をもとにご紹介します。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 営業職に有利な資格とは? 住宅業界の営業職に就くために、取得必須の資格はありません。しかし “一生に一度の買い物” をサポートするためには、営業社員が「よりニーズに合う住宅をご提案するための建築の専門知識」や「安心してご購入いただくための不動産・お金にまつわる知識」を持っていることが重要です。 自信を持って営業に臨み、お客様からの信頼を得るために。営業職に就く方に取得をおすすめしたい資格を4種ご紹介します。 1. 宅地建物取引士 宅地建物取引士(宅建士)は、「不動産取引の専門家」であることを示す国家資格です。 保有者の役割は、不動産の専門的な知識や取引の経験がないお客様へ、公正な立場からサポートすること。具体的には、住宅をご購入いただく際に重要事項を説明したり、重要書類への記名・押印をして適切な取引がなされたことを証明したりします。 宅地建物取引士の国家試験には受験資格がなく、誰でも受験が可能です。試験では「宅地建物取引業についての実用的知識を備えているか」の観点から、不動産取引に関する法律や住宅建設の際の制限などの知識が問われます。 宅建とはどんな資格?仕事内容や試験の難易度を解説【建築コラム】 > 2.ファイナンシャルプランナー ファイナンシャルプランナー(FP)は、金融や不動産、住宅ローン、税制などの幅広い知識を持ち、相談者の夢や目標を実現するための資金計画とその実現をサポートする「くらしとお金」のプロフェッショナルです。 住宅の購入は、多くのお客様にとって「一生に一度」とも言える大きな買い物です。予算にあわせて無理のない返済プランをご提示したり、「生涯賃貸に住み続けた場合の家賃総額で、どの程度の持ち家が購入できるか」「現在と数年後とで、家を建てる費用がどのくらい変わるのか」と、購入の検討やタイミングを一緒に考えたり。お金について相談できる専門家の存在は、お客様にとって大きな安心や信頼感につながります。 ファイナンシャルプランナーの資格取得には、FP技能検定と呼ばれる資格試験に合格する必要があります。難易度が低い順に3級・2級・1級の3種が設けられており、3級は受験資格がなくどなたでも挑戦ができます。 3.住宅ローンアドバイザー ファイナンシャルプランナーと同様に住宅ローンアドバイザーもお客様へのご提案の質を高めるために有効な資格です。 住宅ローンは仕組みが複雑なうえ、商品によって返済額も大きく異なります。お客様にとってメリットの大きい商品を見つけるためには、商品ごとの仕組みや違いを理解した専門家が、家計状況やライフプランもふまえた返済シミュレーションのアドバイスが必要です。住宅ローンアドバイザーは、こうした背景も踏まえ、お客様が最適なローンを組めるよう、公正な立場からサポートします。 住宅ローンアドバイザーは民間資格の一種で、学歴や実務経験などの受験資格はありません。養成講座を受講したのちに効果測定を受けて基準をクリアするか、「住宅ローンアドバイザー(HLA)認定試験」に合格することで、資格を取得できます。 4.建築士 建築士は「建築のプロ」として、建築物の設計から工事監理、行政手続き代行などまで、建築にまつわる幅広い業務への従事が認められる国家資格です。 住宅の構造や関連法規についての深い知識を持つことで、お客様にご提案する際の説得力が増すほか、設計や防災面などに関するお客様の疑問に対し、専門的な回答ができるように。信頼を得てお打ち合わせを進めやすくなるでしょう。 大学・短期大学・高等専門学校などの教育機関において規定の科目または課程を修了し卒業するか、関連資格を取得することによって、国家試験の受験資格が得られます。 ここまで、営業職に就く方へおすすめしたい4つの資格について、ご紹介しました。とはいえ、今の仕事を続けながら資格取得は大変だったり、資格によっては専門の教育機関での学びが必要だったりというように資格取得のハードルが高いものもあります。 アイダ設計では資格取得支援制度を設け、働きながらの資格取得を応援しています。これまで資格取得支援制度を使用し、「建築士」や「宅地建物取引士」の資格取得を目指す仲間を応援してきました。ご興味のある方は、参考記事のご覧ください! 【アイダ設計の福利厚生】資格取得支援制度を利用した社員に話を聞きました! > 営業職のキャリア選択 続いて住宅業界における営業職のキャリアの描き方について、アイダ設計の例をもとにご紹介します。 現場でお客様へ住宅のご提案 住宅業界の営業職に就いたら、まずは店舗に配属され、お客様と直接やりとりをしながら経験を積みます。 なかでもアイダ設計では、間取りについてのお客様のご要望やご予算に合わせて家づくりを行う「注文住宅」と、その土地や周辺の街並みに合わせた住宅をご提案する「分譲住宅」の2職種があります。それぞれお客様の層や営業職社員が行う業務内容、社内で密に連携する部署などが異なります。 どちらの職種も、現場でコミュニケーション力や提案力を磨くと同時に専門的な知識を学ぶことで、さらにお客様に信頼される営業職としてステップアップしていけるでしょう。 店長として営業メンバーのマネジメント 現場で経験を積んだ先では、店長として店舗メンバーのマネジメントを担う選択肢があります。 自身もお客様のご対応を行いながら、社員の提案準備をサポートしたり、資料作成や営業方法の指導を行ったり、社員が取ってきた商談をまとめて契約を結ぶ役割を担ったり。ほかにメーカーや外部業者の方とやりとりを行う場合や、分譲住宅の用地仕入れを行う場合もあります。 【注文住宅営業部での一日の仕事の流れ】野口和紀 > 本部で営業部全体の戦略立案 マネジメント職からのキャリアステップとして、営業部門全体の戦略立案に携わる選択肢も考えられます。 各店舗やエリアからさらに視野を広げ、部門全体で業績を達成し会社のビジョンを実現するための戦略を立案。事業開発や業務・組織改革などをリードしていきます。 現場での経験や専門知識だけでなく、管理能力やマーケティングの知識、統率力など多様な能力を身につけ発揮することが求められるポジションです。 営業職になるなら!豊かな住まいづくりのアイダ設計 営業職になるために必ずしも資格が必要というわけではありません。しかし、お客様にとって住宅の購入がより良い選択になるようご提案やサポートの質を高めていくためには、不動産や建築など住宅にまつわる知識を深めていくことが必要です。 アイダ設計では資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を設け、資格学校受講料の立て替えや合格祝金の支給を実施するほか、営業職としてのキャリアステップも整備。キャリアビジョンの実現を見据え、働きながら資格取得を目指す仲間を応援しています。 「未経験から住宅の営業職に挑戦し、いち早くお客様の力になりたい」「より提案の質を高めて、営業職としてのステップアップを目指したい」という方は、ぜひアイダ設計の営業職で活躍を目指してみませんか?皆さまのエントリーをお待ちしています。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の営業(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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設計士になるには?知っておきたい設計士の資格やキャリアの進め方を解説【コラム】
設計士になるには?知っておきたい設計士の資格やキャリアの進め方を解説【コラム】 建築物の設計に携わる「設計士」。設計士になるために資格取得は必須ではありませんが、資格を持たない状態では担える役割が限定されてしまうことをご存じでしたか? 今回は、設計領域での活躍の幅を広げるために取得しておきたい資格について解説。さらに資格や実務経験を活かした設計士のキャリアの選択肢を、実例をもとにご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 設計士になるために必要な資格とは? 国家資格である建築士とは異なり、「設計士」には固有の資格が存在する訳ではありません。そのため、設計士を名乗るのに、資格取得などの制約はありません。 しかし、資格を持たない設計士が担えるのは、①延べ面積100平方メートル未満の木造建築物の設計 ②建築士の補助業務 の2つだけ。「建築物の設計」という領域で活躍の場を広げるには、次に紹介する資格の取得が必要です。 【建築コラム】二級建築士と一級建築士の違いとは?仕事内容や求められる役割を解説 > 【アイダ設計の福利厚生】資格取得支援制度を利用した社員に話を聞きました! > 一級建築士 建築士資格を取得すると、建築物の設計はもちろんのこと、工事監理や指導監督、行政手続き代行などまでも担当できます。 なかでも一級建築士は、扱える建築物に制限がなく、競技施設や学校、病院など規模の大きな建築物の設計や工事監理にも携われるのが特徴です。 一級建築士の受験資格は、大学・短期大学・高等専門学校において規定の科目または課程を修了し卒業する(※)か、二級建築士や建築設備士の資格を取得することによって、国家試験の受験資格が得られます。 ※入学年によって要件が異なります。 (参照:建築技術教育普及センター 一級建築士試験>「受験資格」) 令和2年に建築士法が改正されるまでは、受験資格で「実務経験」が求められていたことから、ハウスメーカーや建設会社などで働き、実務経験を積みながら取得を目指す方も多い資格です。 二級建築士 二級建築士も一級建築士と同様に「建築のプロ」として、建築・構造・設備に対する専門知識を持って建築物の設計や工事監理を請け負います。ただし二級建築士の場合は扱える建築物が「高さ13m、軒高9mを超えないもの」「延べ面積が1000㎡以下のもの」と定められているため、主に戸建て住宅などを扱います。 二級建築士の受験資格は、大学・短期大学・高等専門学校・高等学校・中等教育学校において規定の科目または課程を修了し卒業する(※)か、建築設備士の資格を取得する、もしくは7年以上の実務経験を積むことで、国家試験の受験資格が得られます。 ※入学年によって要件が異なります。 (参照:建築技術教育普及センター 二級建築士試験>「受験資格」) アイダ設計の中途採用では、設計士の応募資格について「二級建築士」の取得を必須としています。新卒採用は、資格取得が必須ではないため、入社後に取得を目指す方も多くいらっしゃいます。 木造建築士 木造建築士は、「階数2階建て以下、延べ床面積300㎡以下」の木造建築物を扱える資格です。3種類ある建築士資格の中で扱える建築物の範囲は最も狭くなりますが、木造建築物に対する知識の専門性の高さが特徴です。 また受験資格は二級建築士と同様に、大学・短期大学・高等専門学校・高等学校・中等教育学校において規定の科目または課程を修了し卒業する(※)か、建築設備士の資格を取得する、もしくは7年以上の実務経験を積むことで、国家試験の受験資格が得られます。 ※入学年によって要件が異なります。 (参照:建築技術教育普及センター 二級建築士試験>「受験資格」) 設計士のキャリア選択 続いて設計士のキャリアの描き方について、アイダ設計での例をもとにご紹介します。 ハウスメーカーなどへ設計士として就職 建築系の学科や専門学校を卒業したのち、ハウスメーカーや設計事務所、建設会社などに設計士として就職し、実務経験を積みます。 二級建築士の資格を保有している場合、図面作成から見積り作成、メーカー・検査機関などとのやりとり、営業担当や施主との打ち合わせまで、多岐にわたる業務を担当します。 就職先によってプロジェクト規模や裁量の大きさが異なるほか、施主と対話しながら設計を進める場合や、営業担当のヒアリング内容をもとに設計する場合など仕事の進め方もさまざまです。 【設計部での一日の仕事の流れ】昆巧真 > 設計部門のマネジメント 設計士としての実務経験を積んだ先では、設計部門のマネジメントを担う立場にステップアップする選択肢があります。 部門メンバーの育成や部下の設計プランの確認を行ったり、設計領域の教育を担当したり。また業務フローの見直しを行い生産性や品質の向上に向けた取り組みを主導するなど、社内外へより視点を広げた取り組みが求められるようになります。 経験・ノウハウを活かし商品開発も 設計業務からのステップアップは、マネジメントのみにとどまりません。設計の現場で身につけた知見を活かして、「商品開発」に取り組む選択肢も。 アイダ設計では、設計部門で経験を積んだ社員が商品開発部署で「分譲住宅や建築家の先生とコラボレーションした住宅、新たに出店するモデルハウスの設計」「新商品の企画開発」などに携われるキャリアパスも設けています。 【商品開発での一日の仕事の流れ】中川照博 > 設計士になるなら!豊かな住まいづくりのアイダ設計 初めは「設計事務所」として創立されたアイダ設計は、住宅づくりの根幹を担う設計に力を入れてきました。個人のお客様の人生に一度の買い物に責任を持ち、“より良い家” をご提供することに加え、今後は法人向けに非住宅分野の展開も見据えており、実務経験を積みながら幅広い領域での活躍を目指していただけます。 また福利厚生制度の一環として資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を設けており、働きながら資格取得にチャレンジする社員も多くいます。この制度では、一人ひとりのキャリア形成を応援するために、資格学校受講料を立て替え、合格者には合格祝金を支給します。 すでに建築士の資格を取得されている方はもちろん「今後建築士の資格を目指したい」という方も、ぜひアイダ設計の仲間とともにキャリアビジョンの実現を目指してみませんか? 社員一同、エントリーをお待ちしています! アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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現場監督になるには?知っておきたい施工管理の資格やキャリアの進め方を解説【コラム】
現場監督になるには?知っておきたい施工管理の資格やキャリアの進め方を解説【コラム】 建築工事をはじめとした現場で、工事が問題なく進行するように指揮・施工管理を担う「現場監督」。 今回は、そんな現場監督として活躍するために取得しておきたい、施工管理にまつわる資格について解説。さらに現場監督のキャリアの選択肢を、実例をもとにご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 現場監督に有利な資格とは? 現場監督になるために、取得必須の資格はありません。ただし工事現場の施工管理として活躍するには、資格取得が有利に働きます。 すべての工事現場に配置が義務付けられる「主任技術者」や特定建設業許可が必要な工事現場で配置が求められる「監理技術者」としてスキルアップするために、有効な資格を3種ご紹介します。 1級建築施工管理技士 建築施工管理技士は、国家資格である施工管理技士の一種で、住宅をはじめとしたさまざまな建築の現場で施工管理を担います。 中でも1級建築施工管理技士は扱える建築物に制限がなく、商業施設や競技施設など大規模な工事現場での管理業務も行えるのが特徴です。また1級建築施工管理技士の資格を保有していれば、主任技術者・監理技術者の両方を担うことができます。 国家試験の受験資格は、最終学歴または保有する資格に応じた年数の実務経験を積むことによって得られます。 (参照:一般財団法人 建設業振興基金「1級 建築施工管理技術検定のご案内」) 試験内容や難易度について詳しく知りたい方はこちら 建築の施工管理技士とは?仕事内容や難易度を解説【建築コラム】 > 2級建築施工管理技士 2級建築施工管理技士は、1級と業務内容に大きな違いはないものの扱える建築物は戸建て住宅をはじめとした中小規模のものに限られます。 2級建築施工管理技士の資格を保有していると、主任技術者を担うことができます。 国家試験については、1級建築施工管理技士の場合と同様に、最終学歴に応じた年数の実務経験を積むことで受験資格が得られます。 試験内容や難易度について詳しく知りたい方はこちら 建築の施工管理技士とは?仕事内容や難易度を解説【建築コラム】 > 一級・二級建築士 建築士は、建築物の設計から工事監理、指導監督、行政手続き代行など建築にまつわる幅広い業務への従事が認められる国家資格です。 建築士資格には一級建築士・二級建築士・木造建築士の3種がありますが、一級建築士を取得すると監理技術者・主任技術者を、二級建築士を取得すると主任技術者を担当できます。 一級・二級建築士の違いについて詳しく知りたい方はこちら 【建築コラム】二級建築士と一級建築士の違いとは?仕事内容や求められる役割を解説 > 現場監督のキャリア選択 続いて現場監督のキャリアの描き方について、アイダ設計での例をもとにご紹介します。 ハウスメーカーなどへ施工管理として就職 建築施工管理技士や建築士の資格を保有していると就職の際に優遇される場合もありますが、未経験でも現場監督としてのキャリアを築いていくことは可能です。 まずはハウスメーカーや設計事務所、建設会社などに施工管理職として就職し、実務経験を積んでいくのが一般的です。業務内容は、施工計画を作成したり、現場での工程・安全・品質・原価の管理を行ったり。ほかにも工事を問題なく完了させるため近隣の住民の方とやりとりをしたり、現場を掃除したりすることも現場監督の仕事です。 【建設部での一日の流れ】福冨涼 > 1級建築施工管理技士を取得し、大規模プロジェクトを運用 1級建築施工管理技士の資格を取得することで、監理技術者としてより大規模な工事の現場に携わることができます。 現場では、高い技術力を持つ専任の技術者としてより責任のある仕事を任されるように。全体のまとめ役として、業者や職人を含む作業員の配置や法令遵守の指導を行ったり、専門的な技術指導を行ったりと、活躍の場が広がります。 本部で施工管理部門のマネジメント 資格を取得して幅広い現場で経験を積んだのちに、本部で施工管理部門全体のマネジメントを担う選択肢もあります。 具体的には、チームメンバーの育成や進捗の管理を行ったり、複数の現場を巡回して安全管理や技術指導、調整業務を行ったり。一つの現場にとどまらずエリア全体、部門全体に目を向けて管理する能力が問われるポジションです。 現場監督になるなら!豊かな住まいづくりのアイダ設計 現場監督として働くために必須の資格はありません。しかし施工管理の質を高め、大規模プロジェクトの推進やマネジメントにも挑戦するためには、技術や知見を育むことが欠かせないもの。 アイダ設計の一員として最前線で活躍しながら、資格取得とキャリアアップを目指してみませんか? アイダ設計では、福利厚生制度の一環として資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を設けているほか、施工管理としてのキャリアステップも整備。未経験からでも、キャリアアップを目指していただける環境です。 「“お客様の理想の暮らし” や “住み心地のよい街” をつくりたい」と同じ思いを持って取り組んでいただける方のエントリーを、心よりお待ちしております。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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新卒から設計士を目指すには。アイダ設計の新卒採用を紹介します【コラム】
新卒から設計士を目指すには。アイダ設計の新卒採用を紹介します【コラム】 お客様の理想の住まいを形にする建築という仕事。1棟の住宅に完成させお客様が心地よく住んでいただくために、営業担当や設計士、施工管理からアフターメンテナンスなど、多くの社員が協力して仕事をします。 今回は、そのなかでも住宅の間取りを設計する「設計士」という仕事を紹介します。特に、設計士は新卒から働けるのか、資格が必要なのかと疑問をいだく方も多いはず。この記事ではそのような疑問に答えるべく、アイダ設計の設計士の仕事内容やキャリアパスなどについてご紹介します。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > お客様が描く理想のマイホームを具現化する仕事 > 【そもそも】設計士になるために必要な資格とは? 設計士になるには「一級建築士」のような資格が必要だと思っている方も多いのではないでしょうか。ここからは、アイダ設計を例に、設計士に必要な資格などについて解説します。 設計士に関する資格とは はじめに、設計士に関する資格について紹介します。じつは、国家資格である建築士とは異なり、「設計士」には固有の資格は存在していません。そのため、設計士と名乗るために特別な資格取得は必要ないのです。 しかし、資格を持たない設計士が担える仕事は、 延べ床面積100平方メートル未満の木造建築物の設計 建築士の補助業務 となっています。自分自身のキャリアを広げたり、さらに規模の大きい建築設計を担当したりするには、資格取得が必要です。例えば、「二級建築士」は、平屋建て〜3階建てで延べ床面積1000平方メートル以下の木造建築物を設計でき、「一級建築士」には設計できる建築物に制限がありません。そのほか、2階建て以下、延べ床面積300㎡以下の木造建築物を設計できる「木造建築士」といった資格もあります。 このように、設計士としてのキャリアの選択肢を増やしたり、担当できる仕事の領域を広めたりするには、資格取得が効果的と言えるでしょう。 アイダ設計の新卒採用 アイダ設計の新卒採用では、設計士を含む専門職が半数を占めます。 アイダ設計の設計士は、主に次の3つに分類されます。まず1つめは、お客様の要望に合わせて設計図面を作成する「注文住宅設計」、2つめは、当社が仕入れた土地に合わせて設計図面を作成する「分譲住宅設計」。そして3つめが平面図や立面図などの意匠図をもとに構造躯体を設計する「構造設計」です。 このように、専門分野が分かれているアイダ設計ですが、新卒採用では、資格取得は必須条件ではありません。そのため、アイダ設計で活躍している設計士のなかには入社後に資格を取得した方も。アイダ設計は、資格取得を支援する制度を設けているため、入社後の資格取得も可能です。興味のある方はぜひ、以下の記事をお読みください。 【アイダ設計の福利厚生】資格取得支援制度を利用した社員に話を聞きました! > 設計士はどんな仕事をする? アイダ設計の設計士は、入社後どんな仕事をするのでしょうか。先ほどご紹介した「注文住宅設計」「分譲住宅設計」そして「構造設計」の3つを詳しく説明します。 【注文住宅設計】 注文住宅設計は、お客様の要望に合わせた間取りの設計図を作製します。そのため、アイダ設計の注文住宅設計は「お客様との打ち合わせ」に同席しヒアリングを行うこともあります。その場で「どんなデザインの家にしたいのか」「どんな間取りの家が理想か」などのアイデアをもとに具体的な設計図面を作成します。 【分譲住宅設計】 分譲住宅設計は、アイダ設計が仕入れた土地に建設する住宅の間取りの設計図を作製します。分譲住宅といっても土地ごとに特徴は異なります。水道や下水のインフラの設置状況や近隣住宅の状況、そのほか高低差などもまちまち。分譲住宅の設計は、一棟一棟が異なるプランや外観を持ち、かつ街並みとして統一感があるような設計を行います。 【構造設計】 構造設計は、平面図や立面図などの意匠図をもとに、土台や柱、針など「建物の心臓部である骨組み」の構造図を設計します。具体的には、意匠図をもとに建造物の構造計算を行い、建物を支える柱や梁が建築基準法に照らし合わせても問題がないように、細かく設計します。人が住む建物は安全が保たれてこそ、お客様に満足いただけます。そのため、構造設計は、建物をつくるアイダ設計にとって無くてはならない重要な仕事なのです。 設計士を目指すなら!豊かな住まいづくりのアイダ設計 初めは「設計事務所」として創立されたアイダ設計は、住宅づくりの根幹を担う設計に力をいれてきました。くわえて土地探しから設計、施行、アフターメンテナンスまで各専門部署によるトータルした管理体制を行っています。 ここからは、お客様のご希望を実現するサポートを行うアイダ設計の設計士として、キャリアや求める人物像をご紹介します。 アイダ設計の設計士のキャリアパス アイダ設計の設計士は、入社後設計部に所属し、「注文住宅設計」「分譲住宅設計」そして「構造設計」を担当し、実務経験を積みます。そのほか設計士は、お客様との打ち合わせや図面作成だけでなく、メーカーへ商品価格を問い合わせて見積書を作成したり、お客様や他部署からの問い合わせに対応したりします。 そのように設計士としての実務経験やキャリアを積んだ先では、設計部門のマネジメントを担う立場へステップアップする選択肢もあります。部門メンバーの育成や指導、設計図面の確認やフィードバックを行ったり、業務フローの改善や品質向上のための取り組みを行ったり。アイダ設計の設計部門全体を見通し、課題改善を行います。 また、設計の現場で身につけた知見を活かして商品開発に取り組む選択肢もあります。アイダ設計では、建築家監修のデザイナーズ住宅プロジェクトを実行し千葉県の「FU-GA戸張」、83棟に及ぶ壮大な街並みづくりとなった「AMISORA」などを手掛けました。アイダ設計がお客様の“より良い家”をご提供できるように住宅の未来を考える。そのような選択肢も用意されています。 アイダ設計の設計士に求める人物像 ■求める人物像・努力し続けることができる人・想像力と創造力を持つ人 アイダ設計は、福利厚生制度の一環として資格取得支援制度を設けています。そのため、新卒採用では「二級建築士」などの資格は必須条件ではなく、入社後に資格を取得する選択肢もあります。 すでに建築士の資格を取得している方も、これから資格取得を目指す方も。将来、設計士としてなりたいビジョンや目標がある方は、ぜひアイダ設計の仲間とともにキャリアビジョンの実現を目指してみませんか? 社員一同、エントリーをお待ちしています! アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > 続きを見る
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【ハウスメーカー】新卒・未経験からのキャリアプランの描き方
【ハウスメーカー】新卒・未経験からのキャリアプランの描き方 建築・建設業界というと、採用にあたって現場での実務経験が重視されるイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、現在は長期的な人材確保のために積極的に若手採用を行う企業が増え、多くの方が新卒・未経験から活躍しています。 今回は家づくり全般にまつわるサービスを提供する「ハウスメーカー」において、新卒・未経験からどのような仕事ができるのか、そこからどのようなキャリアプランを描けるのか、詳しくご紹介します。 ハウスメーカーとは まずは、ハウスメーカーでの仕事の概要から解説します。 「家づくり」を担う仕事 ハウスメーカーとは一般に、行政から認可を得た工法や仕様、資材などを用いて「迅速で品質の高い家づくり」を実現する会社を指します。 中には設計〜施工だけでなく、家づくり全般にまつわるサービスを行う会社も。アイダ設計では、用地の仕入れや部材加工から資金計画、アフターサービスまで、ご提供しています。 ハウスメーカーでの仕事のやりがい ハウスメーカーにも職種によって仕事内容はさまざまですが、共通しているのは「お客様にとっての “一生に一度の買い物” を支える仕事」であること、そして「お客様のよりよい暮らしを実現する仕事」であることです。 各職種で求められるさまざまな技術や知識を身につけ、お客様の理想の家づくりや豊かな暮らしの実現に貢献することは、責任がともなうと同時に大きなやりがいが得られる仕事だといえるでしょう。 ハウスメーカーへの就職に向いている人 家づくりには、お客様はもちろんのこと、設計や営業、用地の仕入れ、測量、資材の加工……と多種多様な分野を担う社内の仲間、現場で活躍される大工さんや業者さんなど多くの人が関わります。関係者と適切なコミュニケーションをとり、信頼関係の構築や業務の調整ができる人が活躍する仕事です。 また予定通りに問題なく家づくりを進めるために、スケジュール管理や業務の効率化を行えること、家が好きで新たな知識の習得にも積極的に取り組めることなどが、大きな強みとなります。 ハウスメーカーで行う仕事 続いて、新卒・未経験からハウスメーカーに入社した後の活躍の場についてご紹介します。 営業 お客様の相談役として土地や建物にまつわるご相談にのりながら、鍵を引き渡すまでの「伴走」の役割を担うのが営業職です。一般に、分譲住宅と注文住宅の場合で業務の内容が異なります。 分譲住宅営業では、自社で仕入れた分譲地と住宅の販売を担います。実際に建っている家をお見せし、その家や街に暮らすイメージを持っていただきながら販売する点が特徴です。 一方注文住宅営業では、物件がない状態からのスタートに。ご要望をもとにお客様に最適なプランや見積りを作成し、ご提案することが主な業務です。また土地の調査なども並行して行う場合があります。 注文住宅営業部門の仕事とは > 分譲営業部門の仕事とは > 設計 住宅の設計を担う設計職も、分譲住宅と注文住宅によって業務内容が異なるのが一般的です。 分譲住宅では自社で仕入れた土地に建設する住宅の外観・内装のデザインと、間取りプランを作成します。また設計から着工までをスムーズに進められるよう、工事図面や確認申請図面の作製なども行います。 注文住宅では営業から引き継いだプランをもとに、お客様のご要望に合わせた間取りプランや設計図面を作製します。より詳しく要望をおききするためにお客様との打ち合わせに同席することもある他、法律にまつわる確認検査の対応なども行います。 設計部の仕事とは > 施工管理 建設現場の責任者として工事現場をマネジメントしながら、受け取った設計図面を形にしていくのが施工管理職です。 事故なく建設を進めるための「安全管理」、スケジュール通りに効率よく作業を進めるための「工程管理」、お客様が希望する予算内で質の高い家をつくるための「品質管理・原価管理」が主な役割に。また工事を進めるなかで、お客様や近隣住民の方々とコミュニケーションをとる場面もあります。 建設部の仕事とは > 大工 現場監督のもと、設計図をもとに建物を建てたり修理したりする職人を、大工といいます。具体的な業務内容は、材料の加工、骨組みの組み立て、事務作業などが中心です。ときには現場監督に代わって職人さんや業者さんを取りまとめることもあるなど、現場で重要な役割を担います。 大工の仕事内容とは?見習い大工の役割やスキルを解説【建築コラム】 > 販売促進 お客様に会社や住宅商品のことを知ってもらい、お問合せいただくための広告宣伝を行うのが、販売促進部です。各住宅の販売戦略を立て、WEB・紙媒体やSNS、協賛関係などさまざまな媒体を扱いながら効果的な広告を打ちます。 販売促進部の仕事とは > 総務 総務部門では、社内規定やルールの運用、オフィス環境や備品の管理、株主総会や社内行事の運営など、幅広く全社の事務・管理業務を担います。小規模の企業などでは、業務が人事・労務や経理領域にまで及ぶ場合もあります。 総務部の仕事とは > 管理部門 総務の他に、管理部門として以下のような専門職種で活躍する方もいます。 会計帳簿の作成や税務申告、決算業務などを行う「経理」 採用や社員研修、給与や保険にまつわる手続きなどを担う「人事・労務」 資金の調達や管理業務を担う「財務」 事業や予算の計画、確認を行う「経営企画」 法律の確認や各種届出などを行う「法務」 ハウスメーカーにおける新卒・未経験からのキャリアプラン 続いて、ハウスメーカーにおける新卒・未経験からのキャリアの描き方について、アイダ設計での例をもとにご紹介します。 資格取得でプロフェッショナルを目指す ハウスメーカーでのキャリア構築においては、現場での実務経験の他に「資格取得」が重要になります。ここでは、活躍の幅を広げるために各職種で取得しておきたい資格をご紹介します。 営業 よりお客様のニーズに合う住宅をご提案し、またお客様に安心してご購入いただくために、次のような建築・不動産、お金にまつわる資格が生かせます。 宅地建物取引士:不動産の知識や取引経験がないお客様をサポートする ファイナンシャルプランナー:お客様の資金計画とその実現をサポートする 住宅ローンアドバイザー:家計やライフプランに合う住宅ローン選択をサポートする 建築士:設計や防災など、建築にまつわる専門的な領域の疑問・不安に応える 設計 資格を持たない設計士が行える業務は、「延面積100平方メートル未満の木造建築物の設計」と「建築士の補助業務」に限られます。設計士としてより広範囲で活躍するなら、建築士資格を取得する必要があります。 二級建築士:建築・構造・設備に対する専門知識を持って、建物の設計や工事監理を請け負う(扱える建物の規模に制限あり) 一級建築士:扱える建物の規模に制限がなく、大規模な建物の設計・工事管理にも携われる 施工管理 現場監督からより責任ある立場へステップアップするために有効な資格として、次の3種があります。 2級建築施工管理技士:中小規模の建物を扱う現場で、主任技術者として技術的な観点からの管理を行う 1級建築施工管理技士:建物の規模の制限なく、建築現場で主任技術者の役割に加え監理技術者として職人さんや業者さんへの監督指導まで行う 一級、二級建築士:設計から工事監理、指導監督、行政手続き代行などさまざまな業務を行う。二級取得で主任技術者を、一級取得で監理技術者と主任技術者を担当できる 大工 次のような資格を取得すると、担当できる業務の幅が広がります。 木造建築物の組立て等作業主任者:木造建築物(軒の高さが5m以上)の構造部材の組み立てや屋根の下地などの取付け作業と、現場の安全管理を行う 建築大工技能士:木造住宅の建築や修理、建材加工などを行う 建築施工管理技士:技術的な観点からの現場の管理や、職人さん・業者さんへの監督指導などを行う 二級建築士:建築・構造・設備に対する専門知識を持って、建物の設計や工事監理を請け負う(扱える建物の規模に制限あり) 事務系職 担当する部門によって必要な知識や資格はさまざまです。会計関連の業務に携わるなら簿記資格を取得するなど、会社や部署の仕事内容によって資格を選択できるとよいでしょう。 各部門のマネジメント職へ 現場で実務経験を積んだ後、各部門でマネジメントを担う立場にステップアップする選択肢もあります。 メンバーの仕事の品質や進捗を管理して指導・育成を行ったり、エリア全体、部門全体で成果をあげられるよう目標を立ててメンバーのフォローを行ったり。さらにメーカーや外部の業者さんなどとのやりとりを行うなど、責任を持つ範囲が大きく広がります。また並行して、自身の現場・お客様対応を継続する場合もあります。 キャリアチェンジで知見の幅を広げる これまでの職種での経験を生かし、異なる職種へのキャリアチェンジに挑戦することもできます。アイダ設計では、 設計部門 → 新商品の企画開発やデザイナーズ住宅の設計に 施工管理部門 → “現場を知る”設計士に など多様なキャリアパスを設け、幅広い現場での活躍を目指す社員を応援しています。 アイダ設計で、働きながらキャリアビジョンの実現へ アイダ設計には、お客様のよりよい暮らしを、そして自身のキャリアビジョンを実現するために、知識や技術の習得に向けて努力する社員が数多くいます。 そんな仲間を応援するために、資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を設け、資格学校受講料の立て替えや合格祝金の支給などのサポートを実施。また各職種で柔軟なキャリアステップも整備しています。 当社では一つのキャリア(職種)を極めてプロフェッショナルな社員の育成・キャリア育成を行い、社会・業界に通用する人材育成と職場環境の提供を行っています。 「新卒・未経験から、住宅建築業界での活躍を目指したい」という方は、アイダ設計の一員として家づくりに携わってみませんか?皆様のエントリーを心からお待ちしています。 続きを見る
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新卒・未経験から一般事務に|キャリアプランの描き方を解説
新卒・未経験から一般事務に|キャリアプランの描き方を解説 会社や事業全体の業務を円滑に進めるために、さまざまな事務業務を担う “一般事務職”。部署や領域を限定せず、社内のあらゆる部署から依頼を受けてサポートを行う仕事です。 今回は新卒・未経験から一般事務職としてどのような仕事ができるのか、そしてそこからどのようなキャリアプランを描くことができるのか、詳しくご紹介します。 アイダ設計の営業事務(中途採用情報)はこちら > 新卒・未経験からでも一般事務として就職できる 一般事務として働くために、必須となる特別な経験や資格などはありません。 PCの基本操作 一般的なビジネスマナー コミュニケーション能力 などが身についていれば、基本的な一般事務職の仕事を問題なく行うことができ、実際に新卒採用や未経験者の中途採用を行う企業も多くあります。さらに経験を積む中で幅広く知識やスキルが身につけられることから、ジェネラリストタイプを目指す方のファーストキャリアとしてもおすすめです。 新卒で始める一般事務の仕事 一般事務職の仕事内容は、会社の規模や方針によってさまざまです。中・大規模の会社では電話・メール対応や書類管理など一部の業務だけを扱う場合もある一方、規模の小さな会社では人事・労務や総務などの専門分野まで担当する場合もあります。 ここでは新卒・未経験から始める一般事務職の仕事内容について、アイダ設計での例をもとにご紹介します。 アイダ設計に一般事務職として入社した後は、実務を通じて先輩社員からマンツーマンで業務知識を教わる「OJT研修」を1年間行います。実務内容は部署によって異なりますが、研修で主に担当する業務は次のとおりです。 電話・メール・FAX対応 先輩社員とともにお客様やクライアントとやりとりをする中で、電話の受け方やかけ方、メールの書き方などを学びます。 データ集計・入力 WordやExcel、社内管理ツールの操作・入力方法を一から学び、データの集計・入力業務を実践しながら身につけます。 お客様対応 クライアントやお客様が来社された際のお飲み物のご用意や、名刺交換などを先輩社員に教わりながら実践し、ビジネスマナーを習得します。 OJT研修期間は、教育担当の先輩社員が常に隣にいるため、わからないことがあればすぐに質問しながら、着実にスキルやマナーを身につけることができます。 また、他部署の若手社員と月に1度面談を行う「メンター制度」を設けており、仕事からプライベートまでさまざまな相談もできるため、新卒・未経験からでも安心して一般事務の仕事を始められます。 新卒から描く一般事務のキャリアパス 一般事務職として経験や知識を身につければ、新卒・未経験からでも活躍の幅を十分に広げることができます。ここからは一般事務としてのキャリアパスの例をご紹介します。 実務経験を積み、一般事務として働く 研修で学んだビジネスコミュニケーションやPC操作のスキルを生かし、さらに実務経験を積んで対応力や判断力を磨くことで、一般事務職としての活躍の幅が広がります。 一般事務のスキルをもとに、マネジメント職へ 一般事務職として幅広いスキルを身につけた後、マネジメント職にステップアップすることで、メンバー・後輩の育成や進捗管理を行ったり、コスト管理や他部署との調整などまで担うようになったりと、業務の幅が広がります。 より広い視野で管理を行うことが求められ、専門的な業務スキルの他に、マネジメントスキルや調整力を身につけられるポジションです。 人事や総務になる選択肢も 一般事務のプロフェッショナルを目指す他に、人事・労務や総務、経理などより専門性の高い領域に挑戦する選択肢も。一般事務としての実務経験で身につけたスキルやマナーを生きるかし、またその領域で役立つ資格を取得することで、新たな職場で活躍される方もいます。 新卒から一般事務の現場で活躍できるアイダ設計 一般事務としてのキャリアを築き活躍の場を広げていくためには、現場で豊富な実務経験を積むことが欠かせません。 アイダ設計の一員として最前線で活躍しながら、あなたのキャリアプランの実現を目指してみませんか? アイダ設計には「お客様のより良い人生の一部を設計する」「 “一生に一度の買い物” をお手伝いし、お客様が喜ぶお顔が見たい」と力を注ぐ仲間がたくさんいます。多くのお客様にお選びいただき全国展開を進める途上で、そんな仲間たちを支えてくださる方にチームの一員となっていただけることを、社員一同心よりお待ちしています。 アイダ設計の営業事務(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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新卒・未経験から施工管理職に|キャリアプランの描き方を解説
新卒・未経験から施工管理職に|キャリアプランの描き方を解説 建築現場が問題なく進行するよう、工事の工程や安全、品質などのマネジメントを行う「施工管理職」。 今回はそんな施工管理職に新卒・未経験から挑戦する場合の仕事内容や、キャリアプランの描き方について詳しくご紹介します。 アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報) はこちら > 新卒・未経験からでも施工管理職として就職できる 施工管理職の採用においては、資格や実務経験を持つ方が優遇される場合もありますが、新卒・未経験からでも就職してキャリアを築くことはできます。 建設業界はこの先も一定の需要が見込まれる領域でありながら、携わる現場監督や技術者の不足、高齢化が進んでおり、“長期的な人材確保” の必要性が高まっています。こうした状況を背景に、積極的に若手の採用を行う企業が増えてきましたため、アイダ設計でも、施工管理職の新卒採用・未経験者の中途採用を行っています。 新卒・未経験で始める施工管理の仕事 ここでは新卒・未経験から始める施工管理職の仕事内容について、アイダ設計での例をもとにご紹介します。 アイダ設計に施工管理職として入社した後は、次のような流れで、業務知識を身につけながら現場業務を経験していただきます。 研修 3ヶ月間、座学形式の集団研修にて、書類作成や工程管理の方法、現場で確認すべきことなどを学びます。 現場周り 研修後各エリアに配属されたら先輩社員に同行して現場を周り、先輩の工程の組み方を学んだり、検査などにまつわる業務知識を身につけたりします。 先輩社員と一緒に現場を担当 初めは先輩社員と一緒に1棟担当し、現場の一連の流れを経験します。また事務所では、先輩社員に教わりながら、近隣の方々への挨拶文の作成や仮設依頼なども行います。 その後、仕事に慣れてきたら一人で現場を担当すると共に、支払い関連の書類作成など重要な業務にも挑戦していただきます。 現場に出てから仕事に慣れるまでは先輩社員が常に隣にいるため、経験豊富な先輩ならではのやり方に倣い、またわからないことがあればすぐに質問しながら、業務の流れや知識を身につけられます。 また、仕事からプライベートまでさまざまな相談ができる場として、他部署の若手社員と月に1度面談を行う「メンター制度」を設けているため、新卒・未経験からでも安心して施工管理の仕事を始められます。 新卒・未経験から描く施工管理のキャリアパス 現場で施工管理職としての経験を積み、また幅広い知識を身につけて資格を取得することで、活躍の幅を大きく広げることができます。ここでは、新卒・未経験で施工管理職として入社した後に描くことができるキャリアパスの例をご紹介します。 実務経験を積み、一人前の現場監督に 研修で学んだ業務知識や先輩社員のノウハウを活かして現場での実務経験を積み、品質や安全を担保しながらスムーズに工事を進行できる “一人前” の現場監督を目指します。 2級建築施工管理技士を取得し、専任の技術者に 最終学歴に応じた年数の実務経験を積み、試験に合格して「2級建築施工管理技士」の資格を取得すると、現場で「主任技術者」の役割を担えるようになります。主任技術者は、一般的な施工管理の仕事に加えて、“技術的な観点から” 適正な工事・施工が行われるように管理する役割まで担う、責任のある立場です。 受験資格を得るために必要な実務経験年数は、以下の通りです。 参照:一般財団法人 建設業振興基金「2級 建築施工管理技術検定のご案内」 1級建築施工管理技士を取得し、大規模工事のまとめ役に 2級建築施工管理技士からのさらなるステップアップとして「1級建築施工管理技士」の資格を取得すれば、より業務の幅は広がります。 主任技術者の役割に加え、各現場を巡回して業者さんに対する安全管理・技術面での指導を行うことが求められるように。また2級の資格取得時よりも多様な規模の工事現場を扱えるようになるため、大規模工事における現場全体のまとめ役として活躍できます。 1級建築施工管理技士の受験資格を得るために必要な実務経験年数は、以下の通りです。 参照:一般財団法人 建設業振興基金「1級 建築施工管理技術検定のご案内」 本部で施工管理部門のマネジメント職に 資格を取得して現場での経験を積んだ後、本部で施工管理部門全体のマネジメントを担う選択肢もあります。 「自身の担当する一つの現場を問題なく進める」というところからエリア全体、部門全体に視野を広げ、あらゆる現場が円滑に進むよう巡回して技術指導や調整を行ったり、メンバーへの指導やアドバイスを行ったりすることが求められるようになります。 1,2級建築士を取得し、“現場を知る”設計士になる選択肢も 現場のプロフェッショナルとしての道を歩む他に、「2級建築士・1級建築士」の資格を取得し “現場を知る” 設計士として活躍する方もいます。 施工管理技士として現場で学んだ、さまざまな施工方法や業者さんが理解しやすい施工図の書き方などを活かし、さらに試験に向けて構造計算や法令などの専門知識を身につけることで、家づくりへの知見も業務の範囲も大きく広がります。 2級建築士資格の受験資格は、以下の通りです。 参照:公益財団法人 建築技術教育普及センター「二級建築士>受験資格」 新卒から施工管理の現場で活躍できるアイダ設計 施工管理職として未経験からキャリアを築き活躍の場を広げていくには、現場での豊富な実務経験と資格取得が欠かせません。 アイダ設計では、新卒・未経験からの施工管理職採用を実施。さらに一人ひとりが未経験からでもキャリアビジョンを実現できるよう、現場業務に慣れるための丁寧な指導や、働きながらの資格取得のサポートも行っています。 「未経験から、スピード感を持って “責任のある立場で現場を牽引できる存在” を目指したい」「働きながら資格も取得し、キャリアを自由に切り拓きたい」という方は、ぜひアイダ設計の一員として住宅づくりに携わりませんか?皆さんのエントリーを、社員一同心よりお待ちしております! アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(中途採用情報) はこちら > 続きを見る
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やりがいを持って、自分らしく働く。アイダ設計で活躍する女性社員座談会
やりがいを持って、自分らしく働く。アイダ設計で活躍する女性社員座談会 「アイダ設計ではどんな女性社員が活躍しているんだろう?」「自分らしく働けるかな?」そんな疑問に答えてくれたのは、所属部署が異なる3人の女性社員。入社を決めた理由や社内の雰囲気など、アイダ設計の魅力をありのままにお話しいただきました。 「社員の声に耳を傾ける姿勢」が、働きやすさの理由 総務部 笠井 恵梨香さん ――まずは、不動産・建築業界に興味を持ったきっかけや、アイダ設計へ入社した理由を教えてください。 笠井さん 大学で測量士補の資格を取ったことがきっかけで、興味を持っていました。ただ、就職活動はまだまだ買い手市場といわれていた頃で、幅広い業界・業種の企業を見ていました。 そんな中でアイダ設計の説明会で聞いた「各専門部署によるトータルした管理体制」にとても魅力を感じたんです。あまり軸を定めずに就職活動をしていたからこそ、いろいろな業種や仕事内容がある会社って面白そうだな、と思ったのが入社を決めた一番の理由ですかね。 建設本部 市村 野遊さん 市村さん 私は幼い頃から建物が好きだったので、建築関係の大学へ進学し、木造住宅の設計やデザインの勉強をしていました。 アイダ設計に入社した決め手は、当時女性の施工管理を採用していたことと、実際に現場へ出て現場について知れること。今は異動して事務員として働いていますが、その2点にとても魅力を感じました。 営業本部 榎本 みつきさん 榎本さん 私は最初から、注文住宅の営業をやりたいと思って就職活動をしていました。自分がした仕事で人に喜んでもらったり、人を幸せにできたりする営業職に興味があったんです。 ――実際に入社してみて、社内やみなさんが所属されている部署はどんな雰囲気ですか? 榎本さん すごく相談しやすい雰囲気だな、と思います。分からないことを1聞いたら10返してくれる感じ。みなさん丁寧に仕事を教えてくださるので、とても働きやすいです。 市村さん 建設本部、と聞くと堅苦しいイメージがあると思うのですが、実際にそこにいる人たちはとても優しいです。私は疑問に思ったことがあるとすぐに口に出してしまうのですが(笑)、納得するまで教えてくださるのでありがたいです。 笠井さん 総務部は明るくアットホームな雰囲気ですね。もちろん業務に取り組むときは集中しますが、みんなで楽しくおしゃべりしたり、外にランチを食べに行ったり。社員同士の仲は非常に良いと思います。 コロナ禍前は社員旅行もあったんですよ。今は親睦会に名前を変えて、希望者を募って動き出そうとしているところです。 市村さん 部活動も盛んですよね!部署が違う人とも、日頃から交流しやすい環境だと思います。 ――プライベートとの両立や、働き方に関する制度面についてはいかがでしょうか? 笠井さん 制度面でいうと、ちょうど時間休が導入されました。これまでは半日、全日単位だったので、ちょっと病院に寄りたい、市役所に用事がある……ってときにありがたいです。 ――新しい制度の導入は、社員からのリクエストでしょうか? 笠井さん そうですね。「アイダSDGsプロジェクト」というものがあって、立候補したメンバーを中心に働きやすい環境を目指すための取り組みを行なっているんです。 市村さん 各エリアの社員から意見をまんべんなく集めて、代表として会社に伝えてくれているみたいで。最近は制服の着用についての議論も進んでいますよね。 笠井さん そうそう。社員からの意見を積極的に取り入れて、良くできるところがあればどんどん改良していく。そんな柔軟性もアイダ設計の特徴といえるかもしれません。「プレパパママ休暇制度」も、女性社員の意見をきっかけに生まれた制度ですしね。 若手社員が活躍できる環境 ――これまでアイダ設計に勤めてきたなかで、印象に残っているシーンはありますか? 榎本さん 営業をするなか、お客さまにきちんと満足いただける対応をできているか不安になった時があるのですが、結果的にNPSアンケートでお客さま本人にとても良い評価をつけていただいて。やはり最後にご評価いただけると、頑張ってきて良かったな、と思いますし、営業として努力が報われた気持ちになりますね。 市村さん 私は入社して1年目、施工管理を担当していた頃の話になるのですが、ご夫婦のお客さまがいらっしゃって。お家のお引き渡しが寒い時期だったにも関わらず、時間がかかる作業が終わるのを外で一緒に待ってくださったんです。さらに「大丈夫?寒くない?」とカイロやみかんまで持ってきてくださって……。そうやって直接気持ちを受け取れた場面はすごく嬉しかったですね。 笠井さん 私は2年目に全員参加の社員旅行で、司会を務めたことが印象に残っています。大勢の前で話す緊張やプレッシャーはもちろんあったのですが、周りの先輩や上司の方々がサポートしてくれて。そのおかげで無事にやり遂げられましたし、若手のうちからいろいろなことに挑戦させてくれる会社だな、と感じました。 ――全社的に、チャレンジしたいことを後押ししてくれる空気があるのでしょうか? 笠井さん あると思います!アドバイスをくれたり、相談に乗ってくれたり、「チャレンジしたい」と思っている若手社員へのサポートは活発に行われている印象です。 榎本さん 営業は1年目からベテランの方と同じだけの仕事を任せてもらえるので、大変な場面はありつつも非常にやりがいを感じています。入社時にやりたいと思っていた仕事もきちんとできています。 市村さん それと、若手社員でも意見が言いやすいですよね。人事考課で業務の改善点を伝えたときも、係長や部長がすぐに動いてくれて。思っていることを伝えられて良かったな、と思いましたし、仕事のモチベーションアップにも繋がりました。 尊敬できる上司のもと、自分らしくキャリアを積んでいく ――若手社員に協力的なんですね。一緒に仕事をするなかで、尊敬する女性の先輩社員はいますか? 市村さん います!直属の上司なのですが、はっきりと意見を言う姿が格好良くて。それでいて、「100回までなら同じことを聞いても良いよ」って言ってくれるくらい後輩には優しいんです。その上司はもちろんのこと、みなさん優しいし、いろいろなことを教えてくれるし……人に恵まれているな、とつくづく感じます。 笠井さん いくつかの部署を経験していますが、たしかに人間関係はどこも良かったですね。そうでないと12年間も働き続けられないですし、「アイダ設計でよかったな」と改めて思います。 ――それでは、みなさんの目指すキャリア像について教えてください。 榎本さん 営業としてお客さまのことを第一に考えて、お客さまのためなら難しいことでも道を見つけていきたいですね。「この人と一緒にお家を建てたら幸せだろうな」と思ってもらえるような人を目指していきたいです。 笠井さん 私たち総務部は日頃から「頼られる総務になりたい」と話しているのですが、長く勤めている分、人としても頼られる存在になりたいですね。 市村さん 私は今の部署に異動してあまり時間が経っていないので、まずは建設本部のルールを把握して、エリアの方からの質問に1人でも答えられるようになりたいです。 ――ありがとうございます。最後に、みなさんがどんな人と一緒に働いていきたいかお聞かせください。 榎本さん 粘り強く頑張れる人、でしょうか。先ほどのキャリア像の話にも通ずるのですが、お客さまの求めていることや上司や同僚に頼まれたことのその先まで追求できる人はすごく信頼できるな、と感じます。 市村さん 私は、思っていることや疑問を自分からどんどん伝えられる人と一緒に働きたいです。きっと思っている以上に受け入れてもらえるし、コミュニケーションは積極的に取っていきたいですからね。 笠井さん 得意・不得意も個性も人それぞれですし、社内にはいろいろなタイプの人がいて良いと思っています。その中で強いて求めるなら、「人を尊重できる人」ですかね。仕事でいっぱいいっぱいになってしまうこともあると思うのですが、きちんと目を見て話を聞く。些細なことかもしれませんが、一人ひとりが尊重し合うことで社内の雰囲気が良くなっていくし、良いコミュニケーションが生まれると思います。 続きを見る
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広島へ社員旅行に行ってきました!
広島へ社員旅行に行ってきました! 今回は、2019年11月21日・22日で広島へ旅行へ行った際のレポートをしたいと思います! 1日目:河原でバーベキュー、大宴会 一日目は、各エリアから広島に集合し、河原でグループに分かれバーベキューです。部署の人と交流をはかったり、久々に会う同期と楽しんだりしました! 食後には、平和を祈り風船を飛ばしました。(この風船は自然に還る素材で出来ています) 夜は参加者全員が集まって大宴会です。社長の挨拶に始まり、実行委員が計画したゲーム(景品付!)など、様々な催し物がありました。 今回の宴会は、各テーブルに各部署の方がバラバラになるような席順でしたので、部門を超えた交流が楽しめました。 また、軽音学部による演奏も披露されました。今回は、あいみょんやALEXANDROSの曲を演奏し、盛り上がりました! 2日目:観光 2日目は各自が選んだコースで観光です。 コースは①広島市内観光コース②宮島満喫コース③ジブリの舞台 鞆の浦尾道散策コース④呉湾戦艦巡り&大和ミュージアムコース など複数の選択肢の中から自分の行きたいコースを選択できました。 原爆ドームも見に行きました! 宮島のシンボル厳島神社。 広島といえば牡蠣! 仲間との楽しい時間でリフレッシュ アイダ設計は北は宮城県、南は沖縄県まで事業所を拡大しているので、普段の業務では顔を合わせない社員も大勢います。ですが、社員旅行(親睦会)に参加することによって、普段は話す機会の無い部門の人ともコミュニケーションを取ることができ、その後の仕事のやり取りもスムーズに行えるようになります。 そして何より、仲間との楽しい時間と、美味しい食事でリフレッシュすることができ次の仕事の活力に繋がりました! 続きを見る
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【アイダ設計の福利厚生】資格取得支援制度を利用した社員に話を聞きました!
【アイダ設計の福利厚生】資格取得支援制度を利用した社員に話を聞きました! アイダ設計では、医療補助制度や休暇制度、研修制度、資格取得支援制度といった数多くの福利厚生を設けています。そのなかでも、働きながらキャリアビジョンの実現に向かって挑戦する社員を応援する「資格取得支援制度」を利用して資格試験に挑戦する社員が数多くいます。 この記事では、実際に資格取得支援制度を利用して2022年度に二級建築士の資格を取得した宮部さんと鷺谷さん、宅地建物取引士の資格を取得した関根さんと藤井さんにインタビュー。実際に制度を利用した、社員の声をお届けします。「いつか不動産関係の資格を取得したい」方やアイダ設計で働くことに興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね! 資格取得支援制度を利用した社員に話を聞きました! アイダ設計では、資格取得支援制度を利用して資格を取得する社員が毎年複数名います。実際に制度を利用した社員に、受験を決めたきっかけや受験勉強についてお話を聞きました。 二級建築士合格の宮部さんと鷺谷さん まずお話を聞いたのは、2022年度に二級建築士の資格を取得した、分譲設計部の宮部さんと、住宅研究課の鷺谷さん。二級建築士は「戸建住宅の設計」をするために建築基準法によって定められ、都道府県知事より認可された資格です。この資格を取得すると、“建築のプロ”として住宅の設計や工事管理などを請け負えるようになります。 新卒一年目で資格を取得したお二人に、仕事と受験勉強の両立や今後のキャリアビジョンについてお話を聞きました。 二級建築士に合格された宮部さん ――二級建築士の受験を決めた、きっかけは何ですか? 宮部さん 二級建築士の資格は、設計士として働くうえでのスタートラインのようなイメージ。法規的な部分など「建築の基本」を固められるので、建築の道を行くなら資格を取っておくべきだと思い、受験を決めました。 鷺谷さん 私は「自分の学んできたことを資格として残したい」というのが一番でした。元々大学で建築を学んでいたので、それを何か形に残しておきたかったんです。 また、私は仕事上メーカーさんと商談をする機会も多く、家の構造を知らないと打ち合わせの内容についていけなかったりします。そういった実務に必要な知識も学べるので受験しました。 ――受験勉強を進めるなかで苦労したことはありますか? 宮部さん 入社してすぐ勉強をはじめたのですが、平日は19時から21時まで勉強して、休日は資格学校に通って勉強する……というルーティーンを定着させるのが大変でしたね。 鷺谷さん 私も平日は、21時から24時まで勉強するように決めていました。 あとは二次試験が「手書きの設計製図」なのですが、大学ではパソコンで図面を書いていたので、まず手書きに慣れることに苦労しましたね。 宮部さん 製図の試験時間は5時間ですが、平日にそれだけまとまった時間を確保するのもなかなか難しくて。自分の苦手なところを中心に書いたり、休日に学校で製図をしたりと工夫して勉強しました。 ――新卒1年目で資格を取得したお二人。仕事に勉強と忙しいなか、どのようにモチベーションを保っていましたか? 宮部さん 入社2年目からどんどん仕事を覚える量が増えていくので、「今年絶対に合格しておきたい」というモチベーションがありました。あとは「合格して当たり前だ」と自分に言い聞かせ、とにかく前を向いて勉強しましたね。 鷺谷さん 私も「今年中に受かりたい」というモチベーションがありつつ、資格学校の先生や両親、アイダ設計の先輩たちが応援してくれていたので、それに応えたい気持ちがありました。同じ部署の先輩が、試験のアドバイスをくれたり「これが使いやすいよ」と消しゴムをくれたりしたのも嬉しかったです。 あとは合格したときの想像をしてモチベーションを保っていましたね。 ――二級建築士に合格した、自分なりの勉強のポイントを教えてください。 二級建築士に合格された鷺谷さん 鷺谷さん 私は暗記が苦手なタイプなので、通勤中などの隙間時間にも問題集を見るようにしていました。 また、毎日勉強を続けたこともよかったと思います。苦手な科目はどうしてもやる気がなくなったり、やりたくないなと思う時もありますが、そう思った瞬間から15分だけでも勉強すると決めていました。 ――試験に合格した時は、どんな気持ちでしたか? 宮部さん 二次試験は自己採点ができないので、合格発表までの2ヶ月間ずっと不安だったんですよね。だからこそ合格発表の当日、自分の受験番号を見つけたときはすごく嬉しくて。走り回って先輩に報告しに行きました(笑) 鷺谷さん 私も同じような感じでした。合格発表の時には、部署の方が周りにいたので、その場で「受かりました!」と報告しました。皆さん拍手して祝っていただいて、嬉しかったです。 ――今後、二級建築士の資格を活かしてどのように働いていきたいと考えていますか? 鷺谷さん 今年はインテリアコーディネーターの資格取得のために勉強しています。今回、二級建築士の勉強で建築の“ハードな部分”を学べたので、次は内装など “ソフトな部分”の知見をつけて、どちらにも対応できる人になりたいです。 宮部さん 僕はさらに上の一級建築士の資格取得を目指して、これからも勉強を続けていきたいと思います。 ――最後に、アイダ設計で働きながら二級建築士の受験を考えている人へメッセージをお願いします! 宮部さん やはり、最後まで諦めないことが一番重要だと考えています。資格の勉強は結局「自分がやるかどうか」にかかっていると思うので、最後まで頑張ってほしいです。 鷺谷さん 実は、製図の中で重要な部分をちゃんと理解できたのは、本番の直前だったんです。私も最後まで粘って勉強を続けたことが合格につながったと思うので、諦めないことが重要だと思います。 宅地建物取引士合格の関根さんと藤井さん 次にお話を聞いたのは、同じく2022年度に宅地建物取引士の資格を取得した販売促進部の関根さんと営業部の藤井さん。宅地建物取引士は、不動産取引の専門家を示す国家資格です。宅建試験に合格すると、不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際に、その土地や建物についてお客様に専門家として詳しい説明を担当します。 お二人に、宅地建物取引士を受験しようと思ったきっかけや、仕事と両立しながら合格するための勉強方法についてお話を聞きました。 ――なぜ宅地建物取引士を受験しようと思ったのですか? 宅地建物取引士に合格された関根さん 関根さん 普段、折込チラシやポスティングなどの広告制作の仕事をしているため、広告を作る上で知っておいた方が良い法令用語などの知識を得るために受験しました。 またこの仕事も長いので、不動産の土地建物を扱うプロとして、新しい専門的な知識が欲しいと思ったのも理由です。 藤井さん 私は、アイダ設計で宅建士の資格取得が推奨されていること、また今まで建築に関して特に勉強をしてきた訳ではなかったので、知識的な部分を補えたらと思い、受験を決めました。 ――宅地建物取引士に合格した、自分なりの勉強のポイントを教えてください。 藤井さん 事を終えて家に帰ると、やはり疲れて勉強が手につかない日もあるのですが、家事をしながら宅建士関連のYouTubeを流したりと、とにかく毎日勉強から離れないように心がけました。 関根さん 実は今まで何回か宅建士の受験をしていて、前回は1点差で落ちてしまったんです。とても悔しい思いをしたので、今回はこれまでの過去問中心の勉強法ではなく、「テキスト(参考書)中心」の勉強法に変えたのがポイントです。過去問ばかりを解いていると、その問題自体を覚えてしまうんですよね……。 あとは模試をたくさん受けて、試験に慣れたのもよかったと思います。模試を受けると弱点や苦手なところがわかるのに加え、だんだん点数も上がっていくので自信もつきました。 ――宅地建物取引士の受験に向け、苦労した点とそれを乗り越えた方法を教えてください。 宅地建物取引士に合格された藤井さん 関根さん 法律関係は「暗記」科目というより「理解」をしなくてはいけない科目なので、勉強には苦労しました。それでも「試験に合格したあと」の姿を思い描くことで頑張れました。 藤井さん 受験日が近づいてきた時期に、合格点をなかなか取れないときは苦しかったですね。そんな中でも、一緒に受験する同期と勉強したり、わからないことを相談し合ったりして、モチベーションを保っていました。 ――今回の資格取得の経験を活かした、今後のキャリアの展望を教えてください。 藤井さん 宅建士の資格を持っていると、不動産の契約にあたって重要な点をお客様に説明する「重要事項説明」ができるようになるんです。重要事項説明は、住宅を契約するための重要な段階なので、今後営業としてそこまで担うことができたら良いなと思いますね。 ――最後に、アイダ設計で働きながら宅地建物取引士の受験を考えている人へメッセージをお願いします! 関根さん 宅建士も二級建築士同様、1年に1回しかチャンスがない試験なので、それに向けてずっと勉強していくのは大変だと思います。そのため途中に模試を挟みつつ、本試験に向けて調整しながらやっていくのをおすすめします。 藤井さん 宅建士の資格は一、二カ月勉強すれば取れるものではないため、継続して勉強することが大事だと思います。最後まで諦めずに頑張ってください! アイダ設計でキャリアを切り拓く この記事で紹介したように、アイダ設計には資格取得支援制度をはじめとしたさまざまな福利厚生があります。また、それぞれのキャリアビジョンを叶えるために励まし合いながら資格試験に挑戦している社員が多くいます。 「不動産に関わる仕事がしてみたい」「いずれは建築士や宅地建物取引士の資格を取得して仕事に役立てたい」方は、アイダ設計で働いてみませんか? 社員一同、エントリーをお待ちしています! 続きを見る
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設計×施工管理の若手が振り返る、就活から今の仕事のことまで|新卒座談会 Vol.1
設計×施工管理の若手が振り返る、就活から今の仕事のことまで|新卒座談会 Vol.1 今回は入社3年以内の若手社員の皆さんに働き始めて分かったこと、就活時代に思っていたことなど、ざっくばらんに語っていただきました。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > 就活の中で見つけた「アイダ設計を選んだ理由」 ──はじめに、皆さんがアイダ設計へ入社を決めた理由を教えてください。 設計部 設計士 小田 晃士朗さん 小田さん 会社説明会で「各専門部署によるトータルした管理体制」(土地の仕入れから測量、造成、設計、建築、販売、アフターサービスまで幅広く自社で行うこと)を聞いて、設計士として他の設計事務所に入るよりも様々な経験が積めるのではないかと考えてアイダ設計に決めました。 濱名さん 学生時代、設計について学ぶ中でお客様の想いに寄り添って形にする注文住宅の設計を仕事にしたいという気持ちがありました。アイダ設計は私の地元の大阪にも店舗があるのでいつか経験を積んで一人前の設計士になって戻りたいと考えて入社を決めました。 設計部 設計士 濱名 真緒さん 宮本さん 学生の内に取った二級建築士の資格を活かせる仕事に就きたいと思い就職活動をしていました。多くのメーカーや設計事務所の中で、専門卒が資格を活かせて、やりたかった木造住宅の設計ができるアイダ設計に魅力を感じて入社を決めました。 設計部 設計士 宮本 颯太さん ──施工管理のお二人は、どのようなきっかけがあったのでしょうか。 松尾さん 僕は地元が埼玉で、一番身近な企業であったことが大きな理由です。マンションや外構にも興味はありましたが、小さい頃から戸建て住宅にあこがれを持っていたのでハウスメーカーであるアイダ設計を選びました。 建設部 施工管理 松尾 駿佑さん 北爪さん 僕は通っていた専門学校の先輩にアイダ設計の社員が多かったこともあり、もともとアイダ設計に興味をもっていました。それに、僕が就活をしていた当時、アイダ設計は未上場でしたが(2021年6月28日、アイダ設計はTOKYO PRO Marketへ上場)、急成長をしていたこともあり、将来性なども考えて入社を決めました。 建設部 施工管理 北爪 裕樹さん ──北爪さんは昨年度「屋根部分の工事まで完成させた住宅数」が全社員中の1位という素晴らしい成績を残されていますが、何か意識したことなどはありますか? 北爪さん そうですね、まず大前提として自分だけでは絶対に達成できなかったと思っています。その上で昨年度を振り返ると、3年目ということもあって協力会社の方々とのコミュニケーションがスムーズになっていたことと、先輩や上司など周りの人達に支えてもらったことが大きな要因なのではないかと思います。担当エリアは大きく広がりましたが、営業や設計など別の部署の方々と協力し合いながら頑張りました! 働いてみて分かった「仕事をすることのやりがい」 ──施工管理と設計士の業務内容をそれぞれ教えてください。 北爪さん 僕はだいたい月平均5・6棟ほどを担当しています。1棟1棟ごとに注文住宅だったり分譲住宅だったりで仕様が違うので、難しさはあります。体感としてはお客様と直接話す機会が多いですね。 濱名さん 注文住宅であれば基本的に一棟が完成するまで担当します。お客様の要望を営業の方と一緒に汲み取った後、法規的なチェックをしながら可能な限り形にしていきます。分譲住宅でも一緒ですが、自分が作成した図面の確認申請なども業務の一つですね。分譲住宅では完成してからお客様に見ていただくので、お客様へのアピールポイントを意識しながら土地の形状やコンセプトなどに沿って設計していきます。 ──続いて、仕事をする中で大変だったことやうれしかったことを教えてください。 宮本さん 僕が担当する神奈川の地域では崖などの高低差がある土地が多いのですが、配属直後はかなり試行錯誤したことを覚えています。先輩や上司に助けてもらいながら経験を積めたので、今ではある程度対応できるようになりました。自分自身の成長を実感できましたし、お客様の「こうしたい!」を形にできるととても嬉しいです。 北爪さん 建物をお客様に引き渡すときはとてもやりがいを感じます。営業や施工管理は住宅のお引き渡しに立ち会うのですが、お客様のなかには「わーっ」て声に出して喜ばれる方もいまして。そういうお客様を見ると純粋に「この仕事をしていて良かったな」と思います。施工管理はお客様が喜ばれる瞬間に立ち会える時が多く、他の職種に比べてモチベーションを感じやすいと思うことがありますね。 ──冒頭でアイダ設計の「各専門部署によるトータルした管理体制」の話が上がりましたが、業務を行ううえでそれを意識するタイミングはどんなときですか? 小田さん アイダ設計は他のハウスメーカーであれば外注しているところをほとんど自社でやっています。なので、店舗にいると営業の方とお客様の要望について細かいところまで確認できますし、施工管理の方に電話すれば現場の情報がすぐに手に入るので図面の修正もしやすいです。他社と比べてそれぞれの役割が近い距離にいると感じますね。 松尾さん 僕も設計の方と協力することが多いですね。図面を見ていて不鮮明なところだったり、近隣の環境によっては図面通りに施工するのが難しいということは稀にあります。そういった時に設計の方にすぐに確認できるのはアイダ設計の強みでもあると思いますね。 ──もし1日だけ施工管理と設計士、それぞれ仕事を入れ替えられるとしたらそれぞれ何をしてみたいですか? 宮本さん 大工さんにお話を伺いたいです。大工さんの長年蓄積してきた技術や知識を学びたいのと、中々こんな機会はないので実際に施工する方から直接図面の感想を聞いてみたいですね。 松尾さん 僕は大好きなサウナ付きの分譲住宅を設計してみたいです。価格や排水経路など様々な問題で簡単には作れませんが、もし叶えられたら自分が将来住みたい家でもあります。 手厚い研修制度で入社後のサポートも充実 ──今、就活中の学生さんやアイダ設計への入社を希望している方に向けて、就活中のアドバイスやメッセージなどありますか? 小田さん 僕が就活中に感じていた不安は「大学の学びが実際の仕事で役に立つのか」ということでした。どんな流れで設計をするのか、現場に出る機会があるのかなど、いろんなことを考えていました。ですが、実際に入社してみると研修が手厚く、長い期間同期と一緒に仕事の進め方について学ぶことができました。研修後、僕は栃木に配属となったのですが今でも同期と横のつながりがあり、お互いに仕事の相談をしています。当時の僕や就活中の皆さんには「思ったよりも不安に感じなくても大丈夫だ」と伝えたいですね。 濱名さん 入社三年目で二級建築士の資格を取得しました。重要事項説明なども任せられるようになり仕事の幅が広がりました。資格取得を支援してくれる制度があるので、資格を取りながら仕事を頑張りたい方にはピッタリだと思います。 宮本さん 入社するときに完璧な知識を持っている人はほとんどいないと思います。僕自身、学校で習ったことが本当にそのまま通用するのか不安でしたが、複雑な法律関係は入社してから研修を通して身につけました。就活は入社がゴールになりがちですが入社してからがスタートという気持ちでいた方が良いと思います。 松尾さん 建築系の大学に行っていましたが、初めは分からないことばかりでした。現場の知識は現場に行かないと身につかないと思います。優しく教えてくれる上司や先輩が周りにたくさんいるので分からないことは分からないと言える人が向いていると思います。 北爪さん 就活は下調べが9割だと思っています。入社後のギャップを無くすためにも、気になる企業の説明会やイベントにたくさん参加して、とことん調べた上で自分に合っていると思う企業を選ぶのがベストだと思います。その中にアイダ設計が入っていたら嬉しいです。InstagramやHPで情報発信しているので色々と調べてみてください。 アイダ設計で希望のキャリアを切り拓く アイダ設計はそれぞれのキャリアビジョンをかなえるために励まし合いながら仕事に挑戦している社員が多くいます。 「住宅に関わる仕事がしてみたい」「いずれは建築士として自慢の家を設計したい」「お客様の喜ぶ顔が見たい」。そのようなビジョンがある方は、アイダ設計で働いてみませんか? アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の建築施工管理(新卒採用情報)はこちら > 続きを見る
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営業職の若手が振り返る、就活から今の仕事のことまで|新卒座談会 Vol.2
営業職の若手が振り返る、就活から今の仕事のことまで|新卒座談会 Vol.2 今回は2021年に入社したアイダ設計社員の皆さんに働き始めて分かったこと、就活時代に思っていたことなど、ざっくばらんに語っていただきました。 アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計に入社を決めた理由は? ──はじめに、皆さんがアイダ設計へ入社を決めた理由を教えてください。 営業部 営業 岩原 未彩希さん 岩原さん 私は専門学校で設計を学んでいたので建築関係の仕事を志望していました。アイダ設計はそのころから街の看板などで知ってはいましたが、就職活動の面接がきっかけで入社したいと思うようになりました。 実は私は設計士になるか、営業になるかで悩んでいたんですね。そのことを面接で話したら親身に相談に乗ってくださって。優しい雰囲気や、暖かさに引かれて入社を決めました。 高橋さん 私はアイダ設計の「各専門部署によるトータルした管理体制」に興味をもって入社しました。私はさまざまな部署の方と協力しながら家づくりをしたいと思っていたので、プレカット工場やハウスメーカーではめずらしく印刷工場を保有しているアイダ設計が第一志望でした。 営業部 営業 高橋 志恵莉さん 中道さん 正直なところ僕は「働いてみないと分からない」と考えていたこともあって、入社直前までは不安のほうが大きかったですね。でも、人事の方の説明会や面接、その後のやりとりの様子で話しやすさや暖かい雰囲気が伝わってきたので、大丈夫だろうと思って入社を決めました。 営業部 営業 中道 陸さん アイダ設計の営業は、お客様と二人三脚で理想の家づくりを ──では続いて、皆さんの普段の仕事内容を教えてください。 岩原さん 仕事内容は主にお客様との商談ですね。どんな家を希望されているのか、ご予算はいくらくらいなのかをヒアリングし、それをもとに設計プランや見積りなどを作成します。その他、建設予定地の現地調査や地域の条例などで設計に規制がないかを確認する役所調査も担当しています。 高橋さん 他社であれば営業がお客様とやりとりをして間取りの設計は設計士へ……というパターンもありますが、アイダ設計の場合は営業も間取りの設計に携われるんです。お客様と打ち合わせをしながら理想の家を作っていけることは、アイダ設計ならではと思いますね。 中道さん そうですね、僕も二級建築士の資格をもっていて設計にも興味があるんです。アイダ設計の営業は、お客様とお話もできて設計に携われるので、自分のやりたかったことに近いと考えています。 ──実際に仕事をし始めて1年がたちますが、仕事をする前と後でイメージのギャップなどはありましたか? 岩原さん 世間的に営業は大変というイメージがあると思いますが、その部分に関してはあまりギャップはなく、そのままだなという感じがしました(笑)。ただ、お客様との打ち合わせで外出することが多かったり、いろんな家を見れたりで楽しさもあります。 中道さん そうですね、お客様対応や契約書類作成など忙しいときは忙しいですね。僕の場合はお客様が納得するお家の提案が想像以上に難しいと考えています。店舗の先輩方と勉強をしているのですが、まだまだ勉強が必要ですね。 高橋さん よい意味のギャップというと営業同士がバチバチ競争しているような感じはなかったです。社内の人間関係もよくて、質問をしたらすぐに教えてくれるので。そういう意味のギャップならありますね。 中道さん 僕の店舗は営業が自分を含めて3人と店長の4人体制なのですが、とても仲がよく、互いに切磋琢磨しながら仕事をしているかと思えば、営業後にみんなでジムに行って汗を流したり(笑)。 岩原さん 私が配属された上尾店は別のフロアに設計や施工管理の部署があって仕事のことをすぐに相談できる環境です。分からないことも質問をしたらすぐに教えてくれるので働きやすい環境だなと思います。 ──設計も施工管理も近い環境にいるのはまさに「アイダ設計」ならではですね。続いて、皆さんは学生時代に建築の設計を学んでいますが設計士ではなく営業職を選んだ理由を教えてください。 岩原さん 私が建築の専門学校に入った理由にも関連するのですが、もともと家の間取りを見ながら内部の様子を考えることが好きだったんですね。それも人と話しながらああしよう、こうしようと考えることが好きで。アイダ設計の営業職は、お客様と話をすることもできますし、設計にも携われます。そうした理由から営業職に進もうと決めました。 高橋さん 実は、私は採用時点で職種は決まっておらず、研修中に営業か設計かを選びました。いろいろと悩みましたがお客様と直接お話をできることが、営業職に進もうと決めた理由です。 中道さん 僕も高橋さんと同じように営業か設計かで悩んでいましたが、アイダ設計はステップアップとしての異動も可能で営業として一人前になったら、次は設計として一人前を目指す……というように自分の希望に応じたキャリアを描けます。僕は営業も設計も全部やってみたいと思っていたので、まずはお客様と直接話ができる営業からと思って決めました。 ──今まで営業をしていてうれしかったことややりがいを感じたことは何ですか? 中道さん 小さなことかもしれないですが、お客様の質問にちゃんと対応できた瞬間はうれしいと感じます。営業としてお客様の期待に応えられたというときにやりがいを感じますね。 岩原さん 営業って家のことだけじゃなくていろんな話をしますよね。たとえば、ご予算の話からライフプランのことだったりローンの返済計画だったり、ほかにはインテリアのご相談を受けたりもします。話しながらいろんな知識を得られる魅力はありますが、最初はお話についていくだけでも必死で……。そういう場合に自分の知識を組み合わせて対等にお話ができるときにうれしさを感じます。 高橋さん やっぱりお客様の反応を直接見られるのは営業の魅力ではないでしょうか。以前、契約前のお客さんで1、2年後に家を建てようという方がいらっしゃいました。その方と長期にわたってやりとりを続けていたときに、とっても喜んでくれたんです。そういった言葉を直接いただけると、やっていてよかったなと思いますね。 迷っているなら、一歩足を踏み出してみよう ──今、就活中の学生さんやアイダ設計への入社を希望している方に向けて、就活中のアドバイスやメッセージなどありますか? 中道さん 学生のうちに「想像力」を身につけるとよいと思います。お客様と話すときもどのように思いを伝えるかとか、スケジュールどおりに仕事を進めるために次に何をすべきかとか。学生時代ならアルバイトでもサークル活動でも、今やっていること・やろうとしていることの「次」を考える癖をつけておくと、営業だけじゃなくどんな仕事でも役に立つと思います。 高橋さん そうですね、今学生さんであれば通学中にいろんな家を見ておくことをおすすめします。全く同じ間取りでも今風のスタイリッシュな外観がよいとか、南欧風の明るい感じがよいとか、そういう好みを頭のなかでイメージできるようにしておくとよいと思います。 岩原さん 中道さん、高橋さんのいうとおり学生の皆さんにはいろんなことにチャレンジしてみて欲しいと思います。私の就活時代は悩みすぎて行動できなかったこともあったので。考えながらでも一歩足を踏み出してみると、新しい発見があると思います。 それに、私も営業や設計で迷っていたこともあるので、学生の皆さんには気軽にエントリーしてもらいたいですね。アイダ設計で営業や設計、施工管理や引き渡し後のアフターサービスまで幅広い部署があるので今は迷っていたとしても、建築や家が好きなら活躍できる場所があると思います。 高橋さん 社内のつながりも多いのでいろんな人と関われますよね。建築が好きならアイダ設計という選択肢も検討してもらいたいと思います。 中道さん 実際に働いてみないと分からないことも多くあるので、迷っているならきっかけがあったほうに進むなど、そういう小さなことからでも始めてみてはどうでしょうか。 ──最後に、多並人事部長からもメッセージをお願いします! 多並部長 アイダ設計で活躍できる社員の特徴は、「何にでも興味を持てる人」ではないでしょうか。仕事は成果が出るときもあれば、お客様のおしかりをいただくときもあります。そんなときに「また頑張ろう」と思えるのは、好きなことがある人ではないでしょうか。 また、アイダ設計は新卒社員を対象にしたキャリアプランのモデルケースを作成するなど一人ひとりのキャリアに寄り添います。「これをやりたい!」という強い思いを実現できる環境がありますので、ぜひ皆さんのご応募をお待ちしています。 アイダ設計で希望のキャリアを切り拓く アイダ設計はそれぞれのキャリアビジョンをかなえるために励まし合いながら仕事に挑戦している社員が多くいます。 「住宅に関わる仕事がしてみたい」「いずれは建築士として自慢の家を設計したい」「お客様の喜ぶ顔が見たい」。そのようなビジョンがある方は、アイダ設計で働いてみませんか? アイダ設計の営業(新卒採用情報)はこちら > 続きを見る
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アイダ設計だからできる18のこと
アイダ設計だからできる18のこと アイダ設計で働く社員たちに聞いた、「アイダ設計だからできること」を紹介します。 続きを見る
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地球にも家族にも優しい暮らしを実現する「ZEHプロジェクト」
地球にも家族にも優しい暮らしを実現する「ZEHプロジェクト」 地球温暖化や異常気象など年々深刻になっている環境問題。SDGsなど国単位の取り組みはもちろん、一人ひとりの暮らしも地球に優しいスタイルが求められるようになってきました。 このような状況を受けて注目が高まっているのが、ZEH(ゼッチ)です。ZEHは「断熱」「省エネ」「創エネ」の三つの水準を高めることによって、年間で消費する一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指す、新しいエコ住宅。政府は「2020年までに注文戸建住宅の過半数でZEHを実現する」という目標を立てました。 アイダ設計は国としての動きに賛同し、2016年にはZEHビルダーに登録。「2020年度までに、受注する住宅全体のうちZEH住宅が占める割合を50%以上にする」という普及目標を掲げ、注文・分譲の両分野で取り組んできました。この取り組みを担当した湯本が、ZEHプロジェクトの道のりを振り返ります。 アイダ設計の軸になる商品を ZEHプロジェクトを牽引した、設計部部長・湯本裕史 2016年、アイダ設計の次なる“武器”を求めて、確固たるコンセプトを持つ新しい商品をつくろうと検討していた湯本。付加価値を取り入れた住宅にヒントを求め、見つけたのが世間でも注目され始めていたZEHでした。資料集めから湯本一人で始めた企画が、様々な部署の仲間を巻き込んで動き始めます。 アイダ設計ならではのZEHを実現していこうと掲げたコンセプトは「生涯ローコスト」。 これまで大切にしてきた価格へのこだわりは捨てず、より長期的な視点で「住み続けること」に対するコストを削減していこうと考えました。 しかし、従来のスタンダードな住宅と比較すると、建てる費用は明らかに高くなります。住み始めてからの光熱費が比較的低いことや、健康・快適に暮らせるというZEHのメリットをアピールしても、お客様に価値を伝えるのは容易ではありません。 また当初はモデル棟もなく、言葉では伝えづらい「快適さ」をどう理解してもらうのか、他社のZEHとの差別化をどのように図るのか、試行錯誤の連続でした。なかなか販売につながらず、苦い思いをすることも……。 それでも、環境・エネルギー問題をめぐる世の中の動きから、ZEHが「今後のアイダ設計の軸になる」と確信していたメンバーは、営業用のツールづくりや機能の改善に奔走します。 「アイダ設計ならでは」の追求 モデル棟が建ったのは、プロジェクト開始からおよそ2年後。部署間の垣根を越えて協力し、ようやく完成させた当社のZEH仕様住宅「BRAVO ZNEXT(ブラーボ・ゼネクト)」には、お客様の快適な暮らしと高いエネルギー効率を実現するためのこだわりが散りばめられています。 「壁には断熱パネルを採用しました。エアコンの利用効率を高めて快適さを生むだけでなく、高齢化の進む建築の現場でも対応できるよう、施工性にもこだわっています」。 「家族が集うリビングの窓は、引き違い窓ではなく、背中合わせに開く縦すべり窓に。風が窓ガラスに当たって、自然と空気が流れ込みます」。 「熱源機は家全体で一つだけ。1階リビングの暖房から発生した暖かい空気を、吹き抜けに設置したシーリングファンで循環させ、2階の部屋を優しく温めます」。 「室内温度の上昇を防ぐため、西側の窓は遮熱性のLow-eガラスに。室内を柔らかく照らす光は、南側の断熱性(取得性)Low-eガラスの大きな窓から取り込みます」。 「換気が大切、とはいえ普段の生活の中で扉を開け放しておくのは難しい場面も。欄間(らんま)付きのドアを採用することで、一人ひとりの空間を確保しつつ、空気の循環を生み出します」。 少ないエネルギーで建物全体に空気を回そうと緻密に考えられた設計で、住む人にも環境にも優しい住宅を実現しました。最初に建てられたZEHから幾度となく改良が重ねられ、その努力は今後も続いていきます。 環境省の「COOL CHOICE エコ住キャンペーン」の連携企業に選ばれ、多くのお客様に宿泊体感の機会を提供。参加された方からは「外気温が0℃なのに、家のどの場所も温度差がなく、朝もすっきり目覚めた」「冬なのに暖房をほとんど使わなくて済んだ」と、快適さへの驚きの声が集まっています。体感してもらえれば魅力が伝わる、と手応えを感じながら、湯本はZEHとアイダ設計の未来に思いを馳せます。 よりよいライフメーカーであるために ZEHのプロジェクトを通じて、価格だけでなく性能にも目を向けるお客様が増えている実感が強まった湯本は「ZEHが住宅の付加価値ではなくスタンダードになる時代も、そう遠くないかもしれない」と言います。 「その中でさらに、災害対策にもなるエネルギー自給自足の家や、IoTを活用した暮らしにリンクする住宅など、新たな価値を生み出していくことが求められているのです」。 これからも「住まいを通してお客様の暮らしを設計する」よい“ライフメーカー”であるために、アイダ設計は新しい取り組みに挑戦し続けます。 続きを見る
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「デザイナーズ住宅プロジェクト」建築家・宮下信顕氏×アイダ設計
「デザイナーズ住宅プロジェクト」建築家・宮下信顕氏×アイダ設計 2018年5月にスタートした、建築家監修のデザイナーズ住宅プロジェクト。 価格追求の他に、他社との差別化を図る強みが必要だと考えたアイダ設計は、 数々のコンペで入賞実績をもつ建築家・宮下信顕氏とタッグを組む ことを決める。 最初に手掛けた千葉県の「FU-GA戸張」、そして83棟に及ぶ壮大な街並みづくりとなった茨城県の「AMISORA」。これらに代表されるデザイナーズ住宅のプロジェクトは、アイダ設計の家づくりに対する価値観を一変させる、大きな挑戦となった。 今、変わらなければいけないという思い 建築家・宮下信顕氏 始まりは、2017年6月。 宮下氏と初めて対面するこの日、新規プロジェクト担当となったアイダ設計・後藤は大きな決意を固めていた。 「創業から40年が経とうとしている今、少子化により市場は縮小し、競合他社との価格争いも激しさを増している。 このまま低価格だけを追求していても先はない 」。 会社が変わらなければいけないときだった。 柔らかい笑顔をたたえ姿を現した宮下氏だったが、彼もまた密かに熱い思いを抱えていた。 「世の中に溢れている、単調で代わり映えのしない街並み。建築家一人では、一つひとつの家をカッコよくすることはできても、街並みを変えることはできない。 20年間ずっと違和感を抱いてきた日本の住環境を、アイダ設計さんとなら変えることができるのではないか 」。 そんな思いを込めて、初対面のこの日、宮下氏はすでに企画書を用意していた。互いの危機感が期待に変わる。協業が決まるまでに時間はかからなかった。 その土地でしかあり得ないコンセプト FU-GA戸張 プロジェクトのシンボルとなる最初の土地に選ばれたのは、千葉県柏市戸張。 宮下氏はまず、その土地に大きな付加価値を与えることで、住宅の価値を高められないだろうかということを考える。 土地に合わせたコンセプトを打ち出すことで、土地や建物につけられた値段以上の価値を生み出す。そのためには土地がもつコンテクスト(文脈)を丁寧に読み取る必要がある。 1年に及ぶ試行錯誤と挑戦の日々が始まった。 アイダ設計がもつコストへのこだわりを最大限に活かしたいと考えた宮下氏は、ただ豪華にするのではなく、限られたリソースで大きな価値を生む方法を探る。そこで目をつけたのが、建物の外構部分だった。 ――ワクワク感を生む壁を一枚立てる。 「壁を立てることによって、これまでただの余白になっていた庭にリビングルームが拡張し、外からはうかがい知ることのできない領域が広がる」。 この壁の効果を、宮下氏は普段から建築に取り入れているという。住む人の暮らしを豊かにし、訪れる人にワクワクした気持ちを抱かせるためには、家の内と外を柔らかく区切る魅力的な壁が必要だった。 宮下氏は初回の提案を終えるとすぐに、柏という土地の歴史を探り始める。 ――柏はかつて交通や文化の重要な拠点であったこと。そして、戦国時代が近くなると防衛の拠点になり、手賀沼から敵が攻めてきてもすぐにわかるようにと城が築かれたこと。 今回取り掛かっている土地が城の跡地であることを突き止めた宮下氏は、「武家屋敷」をコンセプトに据えた。そして戸張という地名から、平安時代に見られたような、柔らかく空間を仕切る布「帷(とばり)」をイメージして壁を立てようと決めたのだった。 ただやみくもに土地の歴史を辿るのではない。 一枚の壁を立てるのが必然である、と思えるストーリーを探していたのだ。 お客様が「その街に暮らす」ことを誇りに思えるようにと、街の歴史をもとに考えられたコンセプトに、後藤は言葉を呑んだ。 物語のピースを積み重ねる 左からアイダ設計の後藤、中川、小川 宮下氏のこだわりは、これまでのアイダ設計の常識を大きく覆すものばかりだった。 武家屋敷というコンセプトのもと、玄関のタイルや家の基礎となる部材の色は、これまで使用してこなかった黒色を採用。外構部分に立てられた壁は、通常では使用しない外壁用のモール材を転用することで、シンプルさとデザイン性を追求した。窓の高さもできる限り揃え、光を取り入れるという目的だけでなく、外から見た美しい佇まいにもこだわろう、と宮下氏はアイデアを提供し続けた。 技術的に困難なことや、これまでにやったことのない提案の数々に、担当者や現場にも驚きと困惑が広がる。設計担当の中川は、宮下氏との話し合いと、他部門の社員との調整に奔走した。 宮下氏からのアイデアに最適な部材を探し出し、自社の施工方法で実現できるものを図面に反映し、現場の声も聞きながら進める。設計部門や建設部門の理解と協力があって、ようやく実現したのだという。 「一つひとつのこだわりが積み重なって初めて、一つの物語が完成する」 宮下氏の家づくりに懸ける思いの強さが、次第にプロジェクトに関わる皆に伝わっていた。 阿見町に北欧の街並みを AMISORA もう一つ、宮下氏と担当者たちにとって印象深いプロジェクトとなったのが、茨城県阿見町の「AMISORA」だ。 宮下氏のもとに舞い込んだのは、「阿見町に北欧風の家を建てる」「太陽光発電を標準装備する」この二つの条件を両立するという難しい依頼。 二つの条件を一つのストーリーでつなげるというゴールを見据えて、宮下氏は阿見町の歴史を紐解いていく。 ――世界を股にかけた飛行家リンドバーグが、大群衆に囲まれ初めて日本に降り立ったのがこの阿見町であったということ。リンドバーグはスウェーデン移民の家系であったこと。 「欧米、ひいては北欧からの文化と日本が初めて出会った場所」として、阿見町が北欧を語るに相応しい土地であると突き止めた。そして「常に意識は阿見の空に向かっていた」のだと、太陽光発電を標準装備することにストーリーを持たせた。 さらに宮下氏は、建築の分野にとどまらず、広告に使用する写真の構図やキャッチコピー、ロゴやフォントに至るまで、家に関わる全ての要素にアイデアを出す。 販売企画に携わった小川は「建物に込められたストーリーが、間違いなくお客様に伝わるように」という宮下氏のこだわりに心を打たれたという。「北欧とつながりをもった空の街」から「AMISORA」というネーミングを掲げ、広告制作にも熱が入る。 付加価値とは、建物のデザインに工夫をして魅力的に見せることだけではない。「 この街並みと暮らしたい」と思える空気感をつくること も同じように重要なのだと、身をもって知った瞬間だった。 この先一緒にやれることはまだまだある 宮下氏の建築事務所にて 何度も話し合いを重ね、試行錯誤を繰り返してようやく完成したプロジェクトに、今度は宮下氏が言葉を失う。想像を遥かに超える出来だった。無理を承知で様々な提案を続けてきた宮下氏は、アイダ設計からの“返答”に、この先一緒にやれることはまだまだある、と期待を膨らませた。 宮下氏監修によるデザイナーズ住宅プロジェクトは、その舞台となる土地ごとの歴史や文脈を反映し、それぞれの土地でしかあり得ない家として大きな価値を提供してきた。 そこに暮らす人の生活までをも読み解き、人生をデザインする宮下氏のこだわりは、これまでのアイダ設計の家づくりに対する価値観を大きく変化させた。新たに発見した手法を次のプロジェクトにも展開しながら、住宅に付加価値を生み出すという挑戦はこれからも続いていく。 続きを見る
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データで見るアイダ設計
アイダ設計にまつわる様々なデータをご紹介します。(2022年7月31日時点) 続きを見る
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社員大工育成制度を知る
社員大工育成制度を知る 日本の家づくりを支える、一人前の大工に いい家づくりには、大工仕事が欠かせない アイダ設計が考える「いい家づくり」とは、お客様の理想の住まいを形にし、ご家族の夢を叶え、心豊かに過ごせる生活空間をご提供すること。 しかし、いい家づくりには「大工仕事」が欠かせません。柱・梁などを組み上げる「上棟」や、外壁の下地工事、その他断熱材の施工など、大工がいなければ、「丈夫で長持ちする家」はつくれないと考えています。 だからこそ、アイダ設計は2015年前から「社員大工育成制度」を構築し、日本の家づくりを担う大工の育成に注力。これからもお客様の理想の住まいを形にするために、大工の育成に取り組みます。 アイダ設計の大工(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の大工(中途採用情報)はこちら > 一人前の大工になるまでの道のり LEVEL 01|入社1年目 一社会人としての 基礎固めから 1年目は、社会人としてのマナーや大工に必要な道具の使用方法など基礎を固めます。 LEVEL 02|入社2-4年目 一親方大工と二人三脚で技術を学ぶ 1年間の研修後は、親方の現場へ入り、実務を行いながら大工の技術を学びます。 一人前の大工になるため資格取得も積極的に行います。(大工技能士1級2級・建築士・玉掛け技能講習・足場の組立等作業主任者・木造建物等の組立て主任者等) LEVEL 03|入社5年目 一学んだ技術を自分のものに 体を動かすとともに、日々の仕事を振り返りながら学んだ技術に磨きをかけます。 仕事の進捗に合わせて給与に成果が評価されます。 LEVEL 04|入社6年目以降 一「学ぶ」から「教える」へ 新しく入社した大工職の後輩へ、これまで培ってきた技術を継承します。 1日の仕事のながれ START! 08:00 建設現場へ出勤。 その日に使う道具の準備。 打ち合わせをして図面など確認後、作業を開始。 作業を行う際は、お互いに声を掛け合いながら進めていく。 10:00 休憩。 身体を使って動く仕事だからこそ、こまめにしっかり休憩。 12:00 ランチタイム。 後輩とともに。 13:00 午後の作業開始。 進捗や段取り等を確認して作業再開。 15:00 休憩を挟んで、本日の作業もラストスパート。 17:00 一日の作業終了。 清掃、整理整頓と明日の準備は怠らない。 FINISH! アイダ設計の家づくり STEP 01|1日目 一土台敷き STEP 02|2日目 一上棟 STEP 03|3-4日目 一金物付 STEP 04|10-15日目 一天井野縁 STEP 05|10-18日目 一紙貼り・胴縁 STEP 06|20-25日目 一断熱材施工 STEP 07|25-30日目 一フロア貼り STEP 08|30-45日目 一ボード貼り STEP 09|45-50日目 一階段施工 STEP 10|50-55日目 一キッチン施工 STEP 11|55-60日目 一巾木・廻り縁 STEP 12|60日目 一木完工事完了 さらに詳しく大工について知りたい方は、大工職社員へのインタビューや建築コラムもぜひご覧ください! 【大工職の一日の仕事の流れ】中谷竜士 > 大工の仕事内容とは?見習い大工の役割やスキルを解説【建築コラム】> メッセージ 人前の大工になるために、徹底的にサポート 事業本部執行役員部長 佐藤 順一 大工の仕事は覚える事が多く、一人前になるには「3、4年は必要」ともいわれます。だからこそアイダ設計は、年間の育成計画をつくり、業務に必要な大工工具や社用車を貸与。一人ひとりの目標にあった方法で、時間をかけて、大工を育成します。 そのほか、定期的に親方を含めた面談も実施しています。自分の目標に対し、どのくらいのスキルが身についたか。今後、どのようなスキルを身につけるべきなのか。定期的に自分の仕事を振り返り、改善をしながら、一人前の大工を目指します。 日本の家づくりを担う、大工の育成を 近年、日本全体で高齢化・少子化が進んでいます。私たちの住宅業界も例外ではなく、職人と呼ばれる方々の「高齢化」と、その「担い手不足」が深刻に進んでいます。このままの状況では、日本の伝統技術だけでなく、「いい家づくり」そのものが失われる可能性を持っています。 だからこそ、アイダ設計は「社員大工育成制度」を立ち上げ、大工の育成に乗り出します。 これまでの日本の家づくりを支えるために、これからのお客様の理想の住まいを形にするために。 アイダ設計で、日本の家づくりを担う大工を目指しましょう! よくあるご質問 Q 研修はどのような内容になりますか? 木材の名称や加工方法、道具の使い方など大工の基礎を学びます。研修中盤以降からは、実際の現場に入り、実務をこなしながら大工としての仕事を習得します。 Q 道具は自分で準備しなくてはならないのでしょうか? 必要な道具は会社が貸し出しをするため、用意する必要はありません。 Q 募集にあたって必ず必要な資格はありますか? 現場に行く際は車での移動となるため、自動車免許は必須となります。 そのほかにも必ず必要となる資格は働きながら取得していきます。 資格までは必要ないですが、建築知識は学んでおいて損はないと思います。 Q 勤務地はどのように決まりますか? 研修期間中は茨城県坂東市です。その後は、本人の希望を聞きながら、相談して決定します。 Q 他社様や工務店などとの働き方の違いについて教えてください。 福利厚生が充実しており有休休暇や賞与もあり安心して働けます。 アイダ設計では、一人前の大工になるまでのカリキュラムをしっかり組んで一人前になることができます。その後は、大工として現場を一人で任せます。また万が一今の仕事が自分に向かないと思っても施工管理など社内ジョブチェンジが可能です。 アイダ設計の大工(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の大工(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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分譲住宅建設ストーリー【後編】
分譲住宅建設ストーリー【後編】 土地の仕入れをして分譲住宅を建設し、お客様へお引き渡しまでの、各部署の仕事とその裏側にある思いを追っていく、分譲住宅建設ストーリー。 分譲住宅が建ってから販売・お引き渡しまでの流れを全7工程に分け、各部署の仕事内容や普段気を付けていることなどを前後編にわたって解説していきます。 前編では、用地部が仕入れた土地から、設計部やプレカット事業部、建設部がお客様の住みやすい家へと形にしていく過程を追ってきました。後編である今回は、⑤お問い合わせをいただくための広告企画を考える販売促進部、⑥分譲住宅を販売する営業部、⑦家を引き渡す営業部と建設部、⑧お引き渡しが終わった後も手厚くサポートする生産品質部、の4つの工程について詳しくご紹介していきます。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 費用対効果を常に意識しながら広告を打ち出す 分譲住宅を建てるための土地を仕入れている裏で、お客様が興味を示してもらえるwebや新聞を使った企画を、営業部と連携しながら考えていきます。そして設計図の確認申請が下りたタイミングで広告を打ち出し、新築住宅としての売り出しがスタート。SUUMOなどのポータルサイトだけでなく、特設サイトや新聞折込チラシに広告を展開していきます。 「アイダ設計には最新のマーケティング手法をどんどん取り入れていきたいという雰囲気と寛容さがあるので、限られた予算内でどれだけの効果が生まれるのかを熟考した上で、目新しい施策を行えることがあります。例えば最近では、VRを使って、住宅が建っていない土地を見ると架空の住宅が立っていて、いろんな角度から住宅を見れる動画を作成しました。更地の状態からどんな住宅が立ち、どういう街並みになるのか、お客様が実際にその建物で暮らすイメージを湧きやすくしています。 ただ、どのような広告の見せ方をすれば反響が得られるかは常に意識していますね。広告の費用対効果を測定するために、店舗来場数や資料請求数などの数値結果は必ず見るようにしています。仮に集客できずに終わったとしても、原因を分析し改善を繰り返していくことで、より良い広告提案をしていけるよう心がけています。」 お客様との会話から本当に求めている分譲住宅をご提案していく 店舗や展示場にご来店されたお客様は、住みたい住宅の希望を持って来られます。その希望を叶えつつ、お客様が思い描いている理想の暮らしを実現させるためにはどんな住宅をご紹介するべきなのかを考えながら、営業していきます。 「お客様のご希望は、大きく分けてエリアと予算があります。ほとんどのお客様は、希望エリアの平均住宅金額とご予算が合わないため、ご希望のエリアであればこのような住宅です、予算内に収めたいのであればこのような住宅ですと、理想と現実の違いを丁寧に説明していくことが大切です。説明する中で、住宅の保証についてお話して、アイダ設計が建てた住宅に対する信頼感や安心感もお伝えしていきます。 様々なお客様がご来店されるため、住宅に対する希望や思いだけでなく、どんなお話なら盛り上がれるのかを探りながら、関係を深めていくことを心がけています。例えば奥様の実家近くの住宅を購入されるお客様が多いのですが、そのような住宅をご紹介するためには、出身地やご年齢、ご年収を聞き出さなければいけないですよね。いきなり出身地はどこですか、年収はいくらですかと聞いてしまうと、不躾に捉われてしまうかもしれないため、まずは雑談をして、そこから住宅の話へと繋げるようにしたりします。お客様と会話をしながら、営業に役立つような情報をピックアップして、お客様のご状況や潜在的なニーズにあった住宅をご紹介するようにしています。」 お客様の要望にあった分譲住宅をお引き渡し お客様にお引き渡しをする前に購入された家の立ち会いをお願いして、設備のご説明をしたり傷や汚れを確認していただいたりします。そして住宅ローンを組むために、住宅ローン担当と相談しながら銀行と手続きしていただき、最後にお引き渡しへ。 「アイダ設計の住宅を購入して良かったと思っていただけるように、今後不安なことなどが起きたとしてもきちんと対応させていただく旨をご説明した上で、お引き渡しするように心がけています。 本来であれば、お客様がアイダ設計の住宅を購入してくださっているので、アイダ設計からお客様へ感謝の言葉をお伝えしますよね。でもたまに、お客様から、おかげ様で良い住宅に住むことができました、ありがとうございますと言ってくださることがあるんです。そういった言葉が聞けると、より一層達成感や嬉しさを感じますね。」 丁寧なアフターサービスで安心な生活を お客様から修理依頼のご連絡があった場合は、現場を見せていただくために日程調整を行います。電話で状況をお伺いして、早急に対応が必要なお客様からご自宅へご訪問。現場には私たち監督と修繕を行う大工、または職人が同行し、その場で修繕を行える案件であれば、すぐに修繕作業を行います。その日の作業が難しい場合は、一度持ち帰って見積もりを作成し、後日改めて修繕に伺います。 「多くのお客様は家に関する知識を持ち合わせていないため、大工さんの専門知識をお客様に向けてわかりやすく噛み砕いてご説明し、安心感を与えることが大切です。建物のメンテナンスは大工さんや職人さんにお任せして、お客様の心のケアを私たち生産品質部の監督が担い、時間をかけてご納得していただけるように心がけています。」 今回は、広告を打ち出してから分譲住宅を販売して、お引き渡しからアフターサービスまでを行う過程を追ってきました。設計から建築まで自社一貫で行っているからこその、各部署の連携やお客様への丁寧なケアについて知っていただけたのではないでしょうか。建築についてもう少し詳しく調べたりどんな部署で働きたいかを考えたりして、アイダ設計で働く自分を想像してみてください。 各部署での仕事内容や社員の思いについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ部門紹介記事や社員インタビュー記事も読んでみてくださいね。 アイダ設計の設計士(新卒採用情報)はこちら > アイダ設計の設計士(中途採用情報)はこちら > 続きを見る
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代表メッセージ
どんな方と働きたいですか? アイダ設計では経験の有無や新卒・中途にかかわらず、 様々な発想とパワーを発揮してくださる人材を募集しています。 「興味がある」や「挑戦したい」という意欲を ぜひアイダ設計で活かしていただけたらと思っています。 期待という言葉はおこがましいので、 お願いという言葉を使わせていただきますが、 ぜひ皆さまの「業界や経験にとらわれない自由な発想」を アイダ設計に入社して発揮していただきたいなと願っています。 代表取締役専務取締役:會田大輔 組織として大切にしていることはありますか? 私が大切にしていきたいのは結果よりも関係性です。 数字だけを追っていると往々にして関係性は悪くなっていきますが、 関係性を維持・改善していくと結果も自ずとついてくると思っています。 働く方が働きたいと思える環境作りに尽力していきたいですし、 様々な理由でアイダ設計を離れて行かれた方にも 「戻りたい」と思ってもらえるような企業を目指しています。 アイダ設計に興味をお持ちの方へのメッセージ 誰しも自分の人生がありますので、 その一部をアイダ設計という一企業に預けてくださることに感謝します。 そういった気持ちから私は入社してくださる方には 「おめでとうございます」なんて言いません。 上からに感じて欲しくないですからね。 アイダ設計を選んでくださったことに対する感謝を込めて 「ありがとうございます」を伝えています。 アイダ設計には設計士や施工管理、営業、アフターメンテナンスなど 数多くの職種がありますので輝ける場所がきっとあります。 皆さまのご応募を心よりお待ちしております。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- 會田 大輔(あいだ だいすけ) 1981年5月14日生 埼玉県大宮市出身(現さいたま市大宮区) 尊敬している人物 : 武田信玄、武田信繁、星野佳路(星野リゾート代表) 仕事上での信条 :「人は城人は石垣人は堀」=人を大切にすること。 続きを見る
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住宅営業
仕事内容 新築住宅をお客様に提案するお仕事です。反響対応型の営業です。飛び込み営業などはありません。 <注文住宅営業> ・住宅の提案 ・接客、電話対応、店舗管理 ・パソコンソフトで図面作成、事務処理(ワード・エクセル等) <分譲住宅営業> ・住宅の提案 ・接客、電話対応、店舗管理 ・分譲地設営、ポスティング ・事務処理(ワード・エクセル等) ※iphone・ipad貸与 営業活動で使用していただきます 住宅営業で働く社員にについて詳しく知りたい方はこちら 分譲住宅営業の仕事内容について詳しく知りたい方はこちら 注文住宅営業の仕事内容について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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営業事務
仕事内容 住宅営業の補助 データ入力、書類作成、接客、接遇、電話対応など 営業事務として働く社員について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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設計士
仕事内容 【注文住宅設計】 間取作成、確認図面申請、意匠設計、積算、CADを使用して実施設計など設計業務 【分譲住宅設計】 分譲住宅の現地調査から企画設計、CADを使用して実施設計など設計業務全般 設計士の仕事について詳しく知りたい方は こちら 設計士として働く社員について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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建築施工管理
仕事内容 木造住宅の施工管理業務全般 安全管理・品質管理・工程管理・原価管理を行います。 建築施工管理の仕事について詳しく知りたい方はこちら 建築施工管理として働く社員について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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メンテナンス監督
仕事内容 当社の住宅を購入したお客様に対して建物のメンテナンスを対応する。 お客様から問い合わせがあった不具合や不明な点をお客様の御宅にうかがって実際の状況を確認して不具合の補修や不明点の説明をして問い合わせ内容を解決していく仕事です。 メンテナンス監督の仕事について詳しく知りたい方はこちら メンテナンス監督として働く社員について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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人事
仕事内容 採用業務をメインとする人事業務全般をお任せします。 【具体的には】 ・面接のスケジューリング ・入社書類の作成 ・採用活動に関する人事業務全般 ・求人媒体の選定 ・応募の受付け ・面接の段取り ・入社手続 ・社内業務庶務処理 ・社会保険手続 ・給与・勤怠管理 など 人事業務未経験の方でも、しっかりとした研修制度がありますので安心してご応募ください。 意欲とやる気があれば歓迎します。 続きを見る
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積算
仕事内容 建物の工事価格や仕入価格などの積算業務 続きを見る
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プレカット営業
仕事内容 同業他社への構造躯体加工やプレカット材等の住宅資材の販売。 新規開拓営業・既存得意先ルート販売営業・営業事務等。 プレカット事業部について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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プレカットCADオペレーター
仕事内容 木造軸組工法プレカットCAD入力 (使用ソフト:ネットイーグルOPEN-NET 宮川工機MP-CAD) 平面・立面図・仕様書などを基に専用CADを使用して 建物に生じる荷重・力の流れ、納まりを考慮しながら 安全な構造矩体(土台・梁・柱等)の伏図・加工データを作成します。 プレカット事業部について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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土木施工管理
仕事内容 分譲住宅用宅地の小規模造成工事から大規模造成工事に関わる企画・積算・施工管理業務 土木施工管理の仕事について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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建築技術者
仕事内容 設計または施工管理の仕事を参照 設計はこちら 施工管理はこちら 続きを見る
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プレカットラインオペレーター
仕事内容 木材加工の機械操作・検品・梱包作業 プレカット事業部について詳しくしりたい方はこちら プレカットラインオペレーターとして働く社員について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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リフォーム営業
仕事内容 リフォームの提案営業、商品説明から現地調査、プラン提案、見積、契約、着工から引渡しまでの管理を一貫して対応する営業 建物定期点検業務、メンテナンスの提案営業 商品説明から現地調査、プラン提案、見積、契約、着工から引渡しまでの管理を一貫して対応する営業 続きを見る
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生産品質部事務
仕事内容 住宅営業の補助 データ入力、書類作成、接客、接遇、電話対応など 続きを見る
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経理事務
仕事内容 管理部門での経理事務のお仕事です。 PCを使ってデータ入力や事務作業全般をお任せします。 ・データ入力 ・書類整理 ・その他事務作業 続きを見る
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社内SE
仕事内容 ハウスメーカーでの社内SEのお仕事です。 社内向けのヘルプデスク等の対応をしていただきます。 ・簡単なパソコンの初期設定 ・データベースの開発・保守 ・インフラの整備・保守 ・セキュリティについての社内講習 ・社内ヘルプ業務など 続きを見る
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営業
仕事内容 反響対応型の営業として新築住宅(注文住宅・分譲住宅)をお客様に提案するお仕事です。 ★注文住宅営業のお仕事内容を詳しく知りたい方はこちら ★分譲住宅営業のお仕事内容を詳しく知りたい方はこちら ★住宅営業として働く社員について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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設計
仕事内容 注文・分譲住宅の木造建築設計のお仕事です。 ★設計士のお仕事について詳しく知りたい方はこちら ★設計士として働く社員について詳しくしりたい方はこちら 続きを見る
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建築施工管理
仕事内容 木造住宅に関する工事の管理業務全般をお任せします。 ★施工管理の仕事について詳しく知りたい方はこちら ★施工管理として働く社員について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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大工
仕事内容 工事の責任者として、設計図に基づき住宅を建てます。 社員大工育成制度 ー日本の家づくりを支える、一人前の大工にー ★大工として働く社員について詳しく知りたい方はこちら 続きを見る
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会社説明会
説明会日程 参加希望の方は右上の『応募する』から希望の日時にエントリーできます! 参加希望日時は「応募先へのメッセージ」にご記載ください。 12月(調整中) ※時間帯や日程に関しての希望がありましたらお気軽にご相談ください! 続きを見る
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インターンシップ・仕事体験
インターンシップ・職業体験 申し込み 下の画像からマイナビの画面に遷移できます。 エントリーはマイナビ上からお願いいたします。 ■予定しているインターン・職業体験 『住宅営業』を体験してみよう!【対面】/営業・設計希望対象 営業や設計士としてお客様の理想の住まいを形にしていく過程を学んでいきます! お客様へ提案する図面の作成と提案の流れをグループワークで体験可能! 社員がサポートに付くので安心して参加できます! ‣実施日程(1Day) 1/27(月)・2/10(月) ※10~18時で実施予定(終了時間が早まる可能性もあります) 『施工管理』を体験してみよう!【対面】/施工管理希望対象 施工管理として重要な4つの管理(工程・安全・品質・原価)を学ぶことができます! グループワークではその中の『工程管理』を体験していきます! 社員がサポートに付くので安心して参加できます! ‣実施日程(1Day) 1/17(金)・2/14(金) ※10~18時で実施予定(終了時間が早まる可能性もあります) 続きを見る
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