キャリア採用とは?意味や中途採用・新卒採用との違いを徹底解説!

キャリア採用を取り入れる企業が増えています。キャリア採用とは、経験者のみを募集する採用手法です。自社でも導入しようか迷っている企業担当者も多いのではないでしょうか。この記事では、キャリア採用とはどのようなものか、中途採用や新卒採用とは何が違うのか、どのようなメリット・デメリットがあるかなどについて詳しく解説します。

キャリア採用とは?中途・新卒採用・ポテンシャル採用との違いも解説

企業が社員を採用する手法にはさまざまなものがあり、なかでも注目を集めているのがキャリア採用です。ここでは、キャリア採用とはどのようなものか、中途採用や新卒採用、ポテンシャル採用とはどのような点で違うのかなどについて解説します。

キャリア採用とは

キャリア採用とは自社の業界や志望職種の経験・知識がある人材に限定して募集を行う採用手法のことで、即戦力となる人材の獲得を目的として実施されます。たとえば、住宅会社が営業社員を「住宅・不動産業界での営業経験4年以上、宅地建物取引士か建築士の資格保有者」との条件で募集する場合はキャリア採用です。特定のキャリアを持つ人材のみを求めていることをはっきりと示しているため、「キャリア採用」の範疇に入る募集方法です。「経験者採用」という言い方をする企業もあります。

中途採用との違い

中途採用は、キャリア採用よりも選考の対象が幅広い採用手法です。業界・志望職種の未経験者や第二新卒など、新卒生以外が選考の対象となります。たとえば、人材紹介会社が営業社員を募集する際に「正社員として就業経験があれば、営業未経験でも応募可能」とする場合は、中途採用です。キャリア採用も中途採用の一種であり、経験者に限定して募集する場合に区別がつくように言い分けているケースが多く見られます。まれに、キャリア採用としながら「未経験者可能」と注意書きのある求人が出ることがありますが、これは誤りです。

欠員の補充や人員を増強するために募集をかける場合は中途採用、即戦力が必要な場合はキャリア採用が適しています。

新卒採用との違い

新卒採用は、文字どおり入社の年に大学や大学院などの学校を卒業する学生などを選考の対象とする採用手法です。入社年の一年以上前から採用活動を開始し、全体での説明会、エントリーシート受付、選考、内定へと進め、一定の人数を一括で採用します。社会人としての経験がない学生を対象に選考を行う点で、キャリア採用とは大きく異なります。もちろん、職種経験などは求められません。
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ポテンシャル採用との違い

ポテンシャル採用は、求職者の潜在的なポテンシャルを評価して採用する手法です。業界や職種の経験が一切なくても、これまでの経験や人柄などから成長が期待できる人であれば、採用にいたります。ポテンシャル採用も中途採用の一種です。経験や実績、スキルではなくポテンシャル(可能性)を重視して採用する点でキャリア採用とは異なります。


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キャリア採用を導入する企業が増えている理由

キャリア採用を導入する企業が増加している背景には、新卒一括採用や終身雇用、年功序列といった日本型雇用制度の崩壊があります。かつて、日本企業は新卒を一括で採用して自社で教育し、社員は定年まで勤めあげることが一般的でした。転職は好ましくない行為とされたのです。しかし、終身雇用制度が崩壊した現代では、転職に関するイメージはポジティブなものへと変わりつつあります。実際、2019年6月にリクナビNEXTが行った調査(※)では、転職に対して「ポジティブ」「どちらかといえばポジティブ」なイメージを持つ人は全体の53.1%を占めました。年代別にみると、年齢が下がるほど転職にポジティブなイメージを持つ人の割合が増えます。50代では37.5%どまりですが、20代では67.9%と高い割合です。

年功序列型社会から実力主義社会へと変わり、スキルを磨き、より良い環境を求めて転職する人は珍しくなくなりました。優秀なスキルや能力を持った人が転職市場に多く出るようになり、企業にとっては即戦力となる人材を獲得しやすい状況となっています。新卒生を一括で採用して自社で育成する従来のスタイルのままでは時代や市場の変化に追いつくことは難しく、競合に勝つためにはハイレベルな技術や知識を持った人材の存在が欠かせません。そのため、多くの企業で優秀なスキルを持った人材の採用を意欲的に行うようになりました。キャリア採用を導入する企業が増えたのは、企業と転職者の双方の需要にマッチした結果といえるでしょう。

(※)リクナビNEXT「転職は当たり前の時代に?転職に対するイメージと本音をアンケート」https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/12841/

キャリア採用の主なメリット3つ

キャリア採用には多くのメリットがあります。ここでは、主なメリットを3つ紹介します。

キャリア採用では、業界や職種に対する知識やスキルを持った人材を採用します。未経験者のように実務面でイチから教育する必要がありません。また、新卒と違い、社会人としてのビジネスマナーやビジネススキルも身についています。そのため、教育コストを抑えることが可能です。本人や状況、職場の環境にもよりますが、基本的にOJTやOFFJTなども不要なため、迎え入れる現場の負担も少なくてすみます。

1.教育コストを削減できる

ただし、業界や職種の経験があるといっても、企業が違えば文化やシステム、ルールは異なるものです。経験者だから教えなくてもよいだろうと放置せず、企業理念やルールを共有する、既存社員との交流の機会を設ける、フォローアップ面談を行うなど、丁寧なフォローをすることが必要です。

2.事業目標の早期達成が期待できる

キャリア採用では、事業を進めるにあたって必要な経験や能力を持つ人材を採用します。新卒生や未経験者を採用する場合と違い、研修や教育に時間がかかることがありません。すぐに現場で業務を任せることが可能です。必要な人材を投入することで、事業目標の速やかな達成が期待できるでしょう。

3.新しい考え方やノウハウが取り入れられる

自社の所属する業界や職種の経験があるといっても、企業によって仕事の仕方やシステムは異なります。キャリア採用した社員は、自社にはないノウハウや作業の進め方を知っている可能性が高いでしょう。社内でも新しい方法や考え方をうまく取り入れられれば、業務の改善や効率化をはかることも可能です。新しい技術を持ったキャリア採用社員の存在に既存社員が良い刺激を受け、組織が活性化することも期待できるでしょう。


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キャリア採用の主なデメリット2つ

キャリア採用はメリットばかりではなく、デメリットもあります。ここでは、主なデメリットを2つ解説します。

1.給与が高くなる

キャリア採用されるような優秀な人材は、より高い給料や待遇を求めて転職するケースが多く見られます。給与や待遇が未経験者と変わらない水準であれば、求人に応募することもないでしょう。そのため、能力に合わせ、給与を高く設定する必要があります。とはいえ、優秀なスキルや知識を持つ人材であれば教育コストをあまりかけずにすみ、早い段階から会社への貢献が期待できます。給与が高くなるとしても、それだけの価値はあるでしょう。

2.採用までに時間がかかる

求めるスキルや能力にうまくマッチする人材が、必要なタイミングで転職市場に出てくる可能性は高くありません。未経験者でも応募できる中途採用とは違って間口が狭いため、募集をかけても応募者がほとんどいないといったことも起こり得ます。そのため、採用までに時間や費用がかかる可能性があります。

キャリア採用を実施するにあたっての5つのポイント

キャリア採用をスムーズに進め、成功させるために押さえておきたい5つのポイントを紹介します。

1.求める人物像・採用基準を明確化する

キャリア採用に限らず、採用活動では最初に求める人物像と採用の基準を明確にすることが大切です。この2つがあいまいなまま採用活動をすると、直感で決めることになるでしょう。それでは、能力の高い人材を採用したものの、職場の雰囲気になじめずにすぐに辞めてしまうといったことが起こりかねません。また、優秀な経歴に見えたものの、現場では活躍できるレベルではなかったということもあるでしょう。採用にかけた時間やコストが無駄になってしまうため、企業にとって大きな損失といえます。

即戦力となる人材がほしいキャリア採用では、どのようなスキル・能力がどのレベルで必要か、どの程度の経験を求めるかといった基準を明確にすることが大切です。求める人物像を明確にしたら、未経験でも問題ないことに気づく場合もあります。そのときは、キャリア採用ではなく中途採用に切り替えるのもよいでしょう。
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採用戦略とは?立て方、立案するメリット、具体的な手順を徹底解説

2.給与や待遇を調整する

高いスペックを持った人材に応募してもらうためには、給与や待遇を調整することも必要です。有能な人材は多くの企業から求められるため、相場より給与も待遇も良くなければ応募してもらえません。採用できても、より良い待遇を求めて再度転職してしまうこともあるでしょう。そこで、求める人材像が明確になったら、転職市場では一般にどの程度の給与で募集しているのかを調べて調整する必要があります。給与だけでなく、労働環境や待遇についても同じです。

3.自社の魅力も厳しい部分も詳しく伝える

求人票に最低限の情報しか載せなかった場合、転職希望者の興味を引くことは難しいでしょう。特に、優秀な人材は多くの企業から魅力的なオファーを受けている可能性があります。そこで、まずは自社に興味を持ってもらうことが必要です。求人票には業務や給与・待遇だけでなく、会社の理念や文化、キャリアパス、やりがいなどを詳しく掲載し、競合他社にはない自社の魅力を伝えましょう。

ただし、自社の良い面のみを伝えることは好ましくありません。なぜなら、採用者が入社後に実際の様子を知って「こんなはずではなかった」と思ってしまう恐れがあるからです。入社前の期待と現実の職場のギャップが大きければ、早期離職につながる可能性もあります。これでは、キャリア採用が成功したとはいえないでしょう。のちのミスマッチが起こらないように、改善すべき点などの自社のリアルな面も併せて伝えるようにしましょう。企業としても誠実な印象を与えます。

4.自社のカルチャーに合う人柄かよく確認する

経験やスキル、実績だけでなく、応募者の人柄をよく見極めることも大切です。能力は高くても協調性やコミュニケーション能力に欠ける性格では、既存社員とうまくいかない可能性があります。会社の理念やビジョン、価値観と応募者の考え方が合わなければ、業務において最適なパフォーマンスを発揮することも難しいでしょう。そのため、自社との相性はどうかという点からも応募者を評価・判断することが必要です。

また、キャリアアップの手段として転職している求職者の場合、いくら環境を整えても一定の技術を習得したら離職するリスクがあります。入社後の意向やキャリアビジョンをよく確認し、どのような考えで自社を志望しているのかを見極めましょう。

5.即戦力になることを過度に期待しすぎない

キャリア採用した社員に対して、即戦力となることを過度に期待することはよくありません。キャリア採用された社員は、前職とは異なる環境で業務をスタートさせます。いくら高い知識やスキル、優れた実績があっても、すぐに実力を発揮することは簡単ではありません。適宜必要なフォローを行い、周囲の社員は必要以上のプレッシャーを与えないようにしましょう。

キャリア採用を積極的に行っている職種

基本的に、どのような職種でもキャリア採用は行われています。一般的な傾向としては、高度な知識や技術が求められる専門職で実施されることが多いでしょう。これは、専門職の人材を未経験の状態から育成するのは時間も費用もかかるからです。ここでは、キャリア採用が多い職種をいくつか紹介します。

営業職

営業とひと口にいっても、個人営業や法人営業があり、新規営業もあれば既存営業もあります。また、扱う商材もさまざまです。そのため、企業によって営業社員に求めるスキルも異なります。未経験者でも応募できる求人もたくさん出ている一方で、経験者に絞って営業社員を募集している企業も少なくありません。

財務部や法務部などの管理部門

財務は予算や資金を管理したり、財務戦略を立てて資金を調達したりと、安定して企業運営を進めるために欠かせない部門です。高度な専門知識だけでなく、優れた交渉力や企画力も求められます。法務部は、取引先との契約内容の確認や社内規定の整備、業務で起こったトラブルの対応などが主な業務です。高度な法律知識や業界知識が求められ、優れた交渉力や調整力も欠かせません。財務も法務も、性質上未経験者が対応できる業務は限られます。そのため、キャリア採用を行って経験者を雇用することが一般的です。

研究・開発職

研究職は研究を行って新しい技術を発見し、その結果をもとに開発職が製品開発や改良を行います。専門分野の高度な知識が必要なことはいうまでもなく、市場ニーズを正確に把握するマーケティング能力や業界知識も必要です。そのため、キャリア採用が中心となり、未経験者の採用はほとんど行われていません。

システムエンジニア

IT業界の成長に伴って、システムエンジニアの需要は高くなる一方です。人手不足に悩み、知識があれば未経験でも応募可能な求人を出している企業もあります。とはいえ、システムエンジニアはクライアントにヒアリングを行って要件定義を行い、システムの設計から構築・テストまで行うなど担当する業務範囲が広く、多岐にわたる能力が必要です。そのため、経験者に絞って採用活動を行っている企業は少なくありません。

データアナリスト

データアナリストはデータ分析の専門家です。膨大なデータのなかから必要な情報を抽出して分析し、市場動向やユーザーの行動、ニーズなどを予測したり、分析結果を活かして企業の課題解決をサポートしたりします。データを扱うスキルに加え、統計学の知識や高度な論理的思考力、分析力が求められるため、キャリア採用で経験者を募集することが一般的です。

キャリア採用の面接で確認すべきこと

キャリア採用を導入し、成果を上げている大手企業の事例を3つ紹介します。

経験者といっても、人によって習得しているスキルや能力の高さは異なります。採用担当者は、応募者の経験やスキルが求める水準に達しているか、求める人材像とマッチしているのかを確かめることが欠かせません。ここでは、面接で応募者に確認すべき事柄や注意点について解説します。

経歴や能力を確かめる

求める能力やスキルがあるかを確かめるためには、応募者に過去の経歴や実績について聞くことが不可欠です。以下のような質問をすることえで、能力やスキルの程度を見極めましょう。

  • ○○の業務をお任せした場合、問題なく遂行できますか?
  • ○○に関してどの程度の知識がありますか?
  • これまでに経験した業務で、成功した経験と失敗した経験を教えてください。

キャリアプランやビジョンに関して聞く

キャリア採用に応募する応募者のなかには、スキルを磨くことを目的として転職する人もいます。そのようなケースでは、採用しても長く勤めず、より良い環境や条件を求めて再転職する可能性があります。そのため、面接では転職理由や将来のビジョン、想定しているキャリアパス、仕事の価値観などについて確かめることが大切です。入社してどのようなことを実現したいと思っているかも確かておきます。以下のような質問をするとよいでしょう。

  • あなたにとって、理想の仕事とはどのようなものですか?
  • 今から10年後のキャリアプランについて教えてください。
  • 入社したら具体的にどのような仕事をしたいとお考えですか?

自社の社風にマッチしているかを確かめる

優秀であっても、企業理念や社風に合わない人材では採用してもうまく行かない可能性が高いです。環境が合わないと感じたら、さっさと辞めてしまう可能性も考えられます。そのため、自社とマッチしているかどうかを確かめる質問をすることも大切です。たとえば、以下のような質問をするとよいでしょう。

  • 弊社を志望する理由を教えてください。
  • 弊社ではどのような役割が求められていると思いますか?
  • 会社の同僚はあなたをどのように評価していると思いますか?
  • 仕事で大切にしていることはどのようなことですか?

応募者の発言は深堀りする

応募者の多くは、事前に面接の質問を想定して回答を用意してきています。能力やスキルを誇張して回答するケースもあるでしょう。そのため、応募者の発言は深堀りすることが大切です。以下のような聞き方をするとよいでしょう。

  • 具体的なエピソードはありますか?
  • そのときどう考え、どのように対処しましたか??
  • どのような改善策を実施しましたか?

面接を実施するにあたっての注意点

面接を実施するにあたっては、事前に明確にした求める人材像や採用基準をもとに、どのような質問をするかを決めておくことが大切です。質問内容は採用担当者間で共有しておきましょう。優秀な応募者の多くは、概してコミュニケーション能力が優れているものです。面接で応募者の話術や魅力的な雰囲気に影響を受け、ほかの要素を深く検討することなく採用を決定してしまうといったことにもなりかねません。応募者の人となりや仕事に対する価値観、自社との相性を見抜くには、適切な質問をし、じっくり対話することが必要です。事前に質問を決めておけば、雰囲気に流されることなく必要な事柄を確かめられます。質問が統一されるため、複数の応募者を同じ基準で比較することも可能です。

キャリア採用の場合は、できるだけ現場のスタッフを面接に同席させましょう。これは、面接官だけでは、応募者のスキルや能力が求める水準に達しているかどうかを正確に判断することが難しいためです。また、現場スタッフがいれば、応募者から業務について質問があったときに具体的に語れます。仕事の魅力についてもしっかり伝えられるでしょう。

キャリア採用で成功している大手の事例

トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車株式会社では、2019年ごろよりキャリア採用・第二新卒採用に注力しています。単なる車メーカーから、世界中の人々の移動に関わるあらゆるサービスを提供する会社「モビリティカンパニー」への転換を目指していることが大きな理由です。グループ各社との協業に力を入れており、多様な人材の採用を実践しています。2021年時点で、キャリア採用者の割合は全体の30%ほどあり、中長期的に50%まで引き上げる予定です。キャリア採用者の割合が高まりつつあることで、世界的な潮流であるDiversity & Inclusionの実現にもつながっています。

NEC(大手電気株式会社)

NECは、従来の新卒採用を重視する採用戦略から転換し、2018年ごろからキャリア採用を積極的に進めています。キャリア採用された社員の数は年度を重ねるたびに増え、2018年度は100人未満だったのに対し、2021年度には600人を超えています。キャリア採用を重視する背景には、自社の事業変革が遅いことへの危機感や企業文化の変革を目指す狙いがあります。キャリア採用された社員は、営業職をはじめ、システムエンジニア、事業開発・企画、経営・財務など幅広い職種にわたります。

野村総合研究所

野村総合研究所では、2018年ごろから積極的にキャリア採用を推進しています。2023年4月時点では、キャリア採用者が倍増するほどの急拡大ぶりです。その主な理由として、ビジネスの成長が早く即戦力となる人材が数多く必要なこと、ITソリューションという事業の特性上、特定分野で高い専門性を持った人材が不可欠なことが挙げられます。キャリア採用を中心に雇用したスペシャリストの層の厚さは、野村総合研究所の特徴であり、大きな強みともいえるでしょう。

まとめ

キャリア採用とは企業が属する業界や志望職種の経験がある人材に限定した採用手法

キャリア採用とは、自社の属する業界や志望職種の経験がある転職希望者に限定して募集活動を行う採用手法です。キャリア採用の大きなメリットは、教育コストを抑えられ、活躍が期待できる人材を採用できる点です。また、キャリア採用者は他社で培った新しい技術やノウハウを自社にもたらしてくれます。給与水準を高く設定する必要はありますが、それに見合うだけの価値があるでしょう。

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