目次
- 1.タレントマネジメント概論-人と組織を活性化させる人材マネジメント施策(著:大野順也/ダイヤモンド社)
- 2.日本企業のタレントマネジメント(著:石山恒貴/中央経済社)
- 3.組織開発の探究-理論に学び、実践に活かす(著:中原淳、中村和彦/ダイヤモンド社)
- 4.会社を強くする人材育成戦略(著:大久保幸夫/日本経済新聞出版)
- 5.人材マネジメント入門(著:守島基博/日本経済新聞出版)
- 6.図解 人材マネジメント入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ(著:坪谷邦生/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
- 7.人事担当者のための赤本(著作出版:労務行政研究所)
- 8.人事担当者のための青本(著作出版:労務行政研究所)
- 9.女性が活躍する会社(著:大久保幸夫、石原直子/日本経済新聞出版)
- 10.データ・ドリブン人事戦略(著:バーナード・マー/日本能率協会マネジメントセンター)
- 本でタレントマネジメントの理解を深めよう
企業にとって人材は限られた財産であり、有効活用して自社事業を効率的に展開していくことが求められます。そのための手法として注目を集めているのが「タレントマネジメント」と呼ばれるものです。日本でも既に大企業が導入して成功を収めています。タレントマネジメントの仕組みを社内に作ったりシステムを導入したりするだけでは、効率的な人材活用は実現しません。
重要なのは管理者側がしっかりとしたノウハウを蓄え、従業員との間で良好な関係を築いていくことです。今回はそんなタレントマネジメントやシステムについての概要を確認した上で、タレントマネジメントの知識を吸収するのにおすすめの本(書籍)を10冊紹介します。
<関連記事>【事例付き】タレントマネジメントとは?目的、システム導入や比較・活用方法
1.タレントマネジメント概論-人と組織を活性化させる人材マネジメント施策(著:大野順也/ダイヤモンド社)
タレントマネジメントの基本的な考え方や必要性を理解するのにおすすめの1冊です。本書では特にタレントマネジメントにおける「発掘」「共有」「配置」の重要性が解説されています。現場での実例も掲載されているのでイメージも湧きやすいでしょう。
Amazon リンク先:タレントマネジメント概論-人と組織を活性化させる人材マネジメント施策
・入社手続きの効率化
・1on1 の質の向上
・従業員情報の一元管理
・組織課題の可視化
2.日本企業のタレントマネジメント(著:石山恒貴/中央経済社)
タレントマネジメントに関する知識を日本の実情に即して体系化した書籍です。HRアワード2020に入賞するなど業界内での評価も高く、初めての1冊として申し分ないと言えるでしょう。
Amazon リンク先:日本企業のタレントマネジメント
3.組織開発の探究-理論に学び、実践に活かす(著:中原淳、中村和彦/ダイヤモンド社)
本書では企業における組織開発を主に哲学の観点から紐解いています。歴史的な流れから思想・理論・実践が解説されており、実践的なノウハウというよりも人事担当者としての「心構え」や「考え方」を養うのに適した1冊です。
Amazon リンク先:組織開発の探究-理論に学び、実践に活かす
4.会社を強くする人材育成戦略(著:大久保幸夫/日本経済新聞出版)
企業経営におけるフレームワークの作成・活用について解説した書籍であり、タレントマネジメントについても掘り下げられています。タレントマネジメントに限らず組織力強化のために重要な取り組みが紹介されているため、幅広い視点を養うのにもおすすめです。
Amazon リンク先:会社を強くする人材育成戦略
5.人材マネジメント入門(著:守島基博/日本経済新聞出版)
企業の重要資源である人材の扱いについて詳しく説いた1冊です。人材の獲得・育成・評価など順を追って基本的な考え方を解説しているため、初めて人事に携わる人の入門書としても有用と言えます。
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6.図解 人材マネジメント入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ(著:坪谷邦生/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
人材マネジメントのノウハウをイラストによって可視化した数少ない書籍です。内容が細分化されてコンパクトにまとまっているため、1つの項目を読んで理解するまでの時間が短いという点が1つの魅力となっています。働きながら隙間の時間を有効活用して知識を吸収したいという場合におすすめです。
Amazon リンク先:図解 人材マネジメント入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ
7.人事担当者のための赤本(著作出版:労務行政研究所)
1930年から人事および人材マネジメントの研究をおこなっている一般財団法人労務行政研究所による教科書的な書籍です。約300ページのボリュームを誇る本書では人事担当者に必要な「10の基礎知識」と「8の心構え」が解説されています。
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8.人事担当者のための青本(著作出版:労務行政研究所)
上記の赤本とセットで読み進めると効果的な書籍です。青本では実践的なノウハウやスキルアップに必要な知識がまとめられているため、人事の業務に従事して行き詰っている人にとっても助けになる1冊であると言えるでしょう。ページ数約400ページは納得のボリュームです。
Amazon リンク先:人事担当者のための青本
9.女性が活躍する会社(著:大久保幸夫、石原直子/日本経済新聞出版)
女性の社会進出が推進されている現代日本において、女性従業員のキャリア形成は重要な要素です。本書では女性も納得出来る人事制度を如何にして構築していくかを具体例と共に紹介しています。
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10.データ・ドリブン人事戦略(著:バーナード・マー/日本能率協会マネジメントセンター)
本書ではIT化が進むビジネスシーンに対応すべく、AIやデータの扱いについて人事と絡めながら詳しく述べられた1冊です。タレントマネジメントシステムも大量のデータを扱うことになるため、本書で紹介されているノウハウが十分に役立つでしょう。
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本でタレントマネジメントの理解を深めよう
様々な社会情勢の変化や少子高齢化問題を抱える現代日本では、人材マネジメントこそが企業の生きる道と言っても過言ではありません。企業が一方的に労働力として扱うのではなく、従業員の能力・経験・希望を考慮して最適な環境を整えてあげることが大切です。先人たちが書き記した本・書籍からノウハウを吸収して、自社でもタレントマネジメントによる人事の適正化を実現してください。