医療業界におけるタレントマネジメントとは?導入方法やポイントを解説

こんにちは。「HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント」のHRMOS TREND編集部です。
こちらからお役立ち資料「タレントマネジメント成功への条件」無料でダウンロードできます!

医療業界は人々の健康を守るために重要な役割を担っています。医療機関が質の高い医療を提供するためには、専門的な知識や技術を持つ優秀な医療従事者が必要です。タレントマネジメントは、医療組織内の人材を最適に管理することによって、組織の目標達成や成長を促進します。この記事では、医療業界におけるタレントマネジメントを導入する方法や役割、ポイント、注意点について解説していきます。

タレントマネジメントとは?

ここでは、タレントマネジメントが生まれてきた歴史的経緯とタレントマネジメントの目的について紹介します。

タレントマネジメントが生まれた歴史的経緯

タレントマネジメントは、人材を重要な資産として捉え、組織の成長や発展に必要な戦略的な取り組みを行うマネジメント手法です。人々が生まれ持った才能(タレント)を最大限に引き出すことを重視する考え方は古くからあります。現代のタレントマネジメントは、人材を競争優位性の源泉として捉える経営戦略の発展に伴い、20世紀後半以降に注目されるようになりました。例えば、1980年代には、経営学者のピーター・ドラッカーが、企業において人材を重要な資源として捉えることの重要性を説きました。

その後、1990年代には、マッキンゼー・アンド・カンパニーが、人材マネジメントの改善が企業価値に直結することを報告するなど、経営戦略としてのタレントマネジメントが注目されるようになったのです。彼らが提唱した「War of talent(人材育成競争)」という言葉がその思想を表現しています。現在では、グローバルな競争環境やデジタル技術の発展に伴い、タレントマネジメントの重要性がますます高まってきています。

タレントマネジメントの目的

タレントマネジメントは、具体的には次のような項目について、人材に着目して組織の成長や発展に必要な戦略的な取り組みを行う目的があります。

1.人材確保と定着率の向上

人材不足や採用難易度の高まりに伴い、企業が優秀な人材を確保することが難しくなっています。そのため、企業が魅力的な職場環境やキャリアアップ支援制度を整備し、優秀な人材を確保する必要があるのです。また、企業における定着率の向上も重要となります。定着率が低いと、採用コストや研修費用の浪費、業務品質の低下など、企業にとってさまざまな損失が生じる可能性が生じてくるからです。

2.キャリア開発や能力開発の促進

タレントマネジメントは、人材の能力開発やキャリアアップの支援にも役立ちます。人材に対して適切な研修や教育を提供し、スキルアップやキャリアアップを促すことで、従業員のモチベーション向上や業務効率化、企業の成長が期待できます。

3.リーダーの育成

リーダーの育成はタレントマネジメントの得意分野です。優秀な人材を育成し、リーダーシップの発揮を促すことで、企業の中核となる人材を育成するツールとして活用できます。また、リーダーに対する適切な評価や報酬制度の整備は、リーダー人材のモチベーションや定着率の向上につながるでしょう。

4.組織風土の改善

企業の組織風土を改善するための手段として、タレントマネジメントは有効なツールでもあります。人材に対する適切な評価や報酬制度の整備によって、従業員のモチベーションや働きがいを高めることができるからです。また、人材のダイバーシティやインクルージョンの取り組みを進めることで、多様な人材を受け入れる企業風土を整備することができます。

5.競争優位性の獲得

適切なタレントマネジメントによって、人材を競争優位性の源泉として捉えることで、企業の競争力を高めることができます。優秀な人材を確保し、能力開発やキャリアアップの支援、組織風土の改善などを行うことで、企業のブランド力や製品・サービスの品質向上につながります。

以上のように、タレントマネジメントは、人材の確保と定着率の向上、キャリア開発や能力開発の促進、リーダーの育成、組織風土の改善、競争優位性の獲得などを目的としています。要するに、タレントマネジメントとは、これらの要素を客観的に捉えながら、企業の成長や発展に必要な取り組みを行うことができる思考の枠組みといえるでしょう。
<関連記事>
タレントマネジメントの目的は?メリットや効果を解説

医療業界におけるタレントマネジメント導入のポイント

医師や看護師など、医療業界には多数の専門職が存在します。これらの専門職は、医療現場において最も重要な役割を担っています。そのため、医療業界におけるタレントマネジメントでは、専門職のスキルや能力を尊重し、彼らの成長を支援することがポイントになるのです。専門職のスキルや知識を尊重することは、彼らの自己評価を高め、自己肯定感を向上させます。また、彼らが自信を持って仕事に取り組むことができるよう、キャリアアップ支援や専門知識の習得支援など、専門職の成長を支援することも重要です。

このような専門職のスキルや知識の尊重は、個人的な問題に限らず、所属する医療機関や医療業界全体のレベルアップにも直結する問題です。医療業界は、急速に進化しています。新しい技術や治療法が登場するたびに、専門職は新しい知識やスキルを習得する必要があるのです。そのため、専門職の成長を支援することは、最終的には彼らが最新の知識や技術を習得し、医療現場においてより高度な治療を提供することにつながります。

医療業界におけるタレントマネジメント導入ステップ

医療機関でのタレントマネジメントを導入するには、課題や目的の明確化から実施と継続的な評価に至る、次のような5つのステップが必要となります。

ステップ1:課題や目的の明確化

医療業界におけるタレントマネジメントにおいて、「課題や目的の明確化」は非常に重要な最初のステップです。このステップを踏まずに実施してしまうと、目的や課題に沿った人材の採用や育成、配置ができず、企業戦略の実現に支障をきたすことがあります。課題や目的の明確化には、まず医療業界における現状や将来の展望を把握することが必要です。この業界は、急速に変化している分野であり、患者ニーズや医療技術、法規制などが変化していくため、人材育成や配置の戦略もそれに合わせて変化させていく必要があります。

次に、医療機関自身の課題や目的を明確化することが重要です。例えば、人材不足や高齢化による人材流出が問題となっている場合は、人材確保や若手育成に力を入れる戦略が必要です。また、業界内の競争が激化している場合は、優秀な人材を採用して競争力を高める戦略も必要になります。さらに、医療機関が目指すビジョンやミッションにも注目する必要があります。例えば、患者中心主義や医療品質の向上を目指す医療機関であれば、その方針に沿った人材育成や配置の戦略が必要です。この点は、他の医療機関との差別化を図る上でも、独自のものを考案しなければなりません。

以上のように、医療業界におけるタレントマネジメントにおいては、課題や目的の明確化が非常に重要です。これにより、人材育成や配置の戦略を策定し、企業戦略の実現に向けた人材の確保や育成、配置が滞りなく行えるようになるでしょう。

ステップ2:タレントマネジメント戦略の策定

「タレントマネジメント戦略の策定」は、医療業界において人材の獲得・育成・定着を促進するための2番目に実践すべき重要なステップです。ここでは、組織のビジョンや目的、戦略的目標を考慮しながら、人材戦略を策定することが求められます。まず、組織が直面している課題や問題点を明確にし、それに対してどのような人材が必要かを考えることが必要です。たとえば、人手不足や高齢化による医師や看護師の定着率の低さ、技術的な進歩に追いつけていない状況などが挙げられます。こうした課題や問題点に対して、どのような人材を育成し、どのような人材を獲得する必要があるかを明確にし、そのための戦略を策定することが求められます。

次に、その戦略を具体的にどのような手段で実現するかを考えます。たとえば、教育研修制度の整備や、キャリアアップ支援、福利厚生の充実、人事制度の改革などが挙げられるでしょう。これらの手段を取り入れて、人材の育成や定着を促進することで、組織全体の生産力向上を図ります。また、組織のビジョンや目的に合わせて、人材の配置や配属の方針も検討しましょう。たとえば、将来的に特定の分野に注力したい場合には、その分野に関する専門知識を持つ人材を積極的に獲得し、育成する必要があるのです。

さらにいえば、タレントマネジメント戦略の策定に際して、組織のビジョンや目的に沿った人材の獲得・育成・定着を促進するために、組織内外の環境や課題についても適切に対応する必要があります。この段階でしっかりとした人材戦略を策定し、次の段階である実行プロセスの整備に進むことで、より効果的かつ効率的なタレントマネジメントを実現することができるのです。ただし、策定した戦略がいかに素晴らしいものであっても、実行に移さなければ意味がありません。そのため、タレントマネジメント戦略の策定に際しては、実現可能性や実行計画の策定にも十分に配慮することが必要です。

また、戦略の策定後にも、適宜見直しや改善を行いながら、より良いタレントマネジメントを目指すことが重要です。このようなサイクルを継続的に回すことで、組織の人材力の向上や競争力の強化につながることが期待できます。

ステップ3:実行プロセスの整備

タレントマネジメント戦略を策定した後は、3番目のステップとして「実行プロセスの整備」を行う必要があります。実行プロセスの整備には以下のようなポイントが挙げられます。まずは、「人材の獲得」に関する実行プロセスを整備することです。これには、求人情報の掲載や選考プロセスの改善、採用後のフォローアップなどが含まれます。たとえば、求人情報の掲載においては、より適切な求人メディアを選定することが重要です。また、面接や選考のプロセスにおいては、適切なスキルを持つ採用担当者に任せることや、場合によっては候補者に対して適切なフィードバックを行うことも必要でしょう。

次に、「人材の育成」に関する実行プロセスを整備する必要があります。これには、教育研修制度の整備や、キャリアアップ支援、評価制度の改革などが含まれます。たとえば、教育研修制度の整備においては、オンライン学習の導入や、社内トレーナーの育成などが効果的です。また、キャリアアップ支援においては、キャリアパスの明確化や、マネジメントトレーニングの実施などが有効でしょう。さらに、「人材の定着」に関する実行プロセスを整備する必要があります。これには、福利厚生の充実や、ワーク・ライフ・バランスの改善、健康管理の強化などが含まれるでしょう。なかでも、福利厚生の充実は特に気を使うべき項目であり、女性が多くなりがちな医療機関の場合には保育施設の整備や、健康診断の拡充などがポイントになります。

組織内外の環境や課題に対応することも考慮に入れて、以上のような人材の獲得・育成・定着についての実行プロセスを整備しましょう。そうすれば、人材マネジメントの効率化やスタッフの人格的向上につながるのです。なお、実行プロセス整備の副次的な効果として、組織内での情報共有の活性化やコミュニケーションの改善も期待できます。ただし、その整備にはコストや時間がかかるため、実施前に必要性や優先順位を明確にし、費用対効果を意識することが大切です。さらに、整備した実行プロセスについては、定期的な評価と改善が必要になります。運用してみて問題があれば改善することで、長期的な人材マネジメントの成功につながるでしょう。

ステップ4:スタッフへの周知・教育

「スタッフへの周知・教育」は、タレントマネジメントを成功させるために不可欠な4番目の要素です。まず、その重要性や内容をスタッフに伝えましょう。なぜ必要なのか、どのように役立つのかを具体的に説明し、スタッフがその重要性を理解できるようにします。また、タレントマネジメント戦略やプロセスについてもスタッフに周知する必要があります。タレントマネジメント戦略は、組織のビジョンや目標、人材育成方針などを考慮したうえで策定されるものです。スタッフが戦略を理解し、それに基づいた行動ができるようにするためにも、戦略について徹底的に教育する必要があります。

さらに、スタッフがタレントマネジメントに積極的な参加意識を持つためには、自己啓発やキャリアアップについての意識が高められる機会を提供することが必要です。具体的には、スタッフが自己評価や目標設定、キャリアプランの策定などを行うための支援を行うことが求められます。そのため、スタッフが自己啓発を目的として参加できる社内研修やセミナーを開催するなど、教育プログラムを充実させることも必要になるでしょう。

周知・教育は、社内報や社内研修、社内SNSなどを活用して実施します。また、スタッフがタレントマネジメントに参加するための情報やツールを提供することも必要です。具体的には、目標設定や自己評価のためのガイドライン、キャリアアップのためのキャリアマップ、自己啓発のための書籍やオンラインコースなどを提供することが考えられます。

このようなスタッフへの周知・教育は、タレントマネジメントの導入段階において重要な役割を果たします。スタッフがタレントマネジメントの重要性を理解し、自己実現やキャリアアップに向けた意欲を高めることで、組織全体のパフォーマンス向上につながります。周知・教育活動は、タレントマネジメントの戦略的な実施に不可欠な要素であり、定期的に実施し、その効果を評価することが重要です。

具体的には、スタッフからのフィードバックやアンケートを収集し、改善点を把握することが必要になります。また、スタッフが自己実現やキャリアアップに向けた成長を実感できるように、評価システムや報酬制度の定期的な見直しも重要です。最後に、タレントマネジメントの実施には、組織文化やリーダーシップの影響も大きく関わってきます。スタッフがタレントマネジメントをストレスなく受け入れ、実践するための環境整備が必要です。同時に、組織全体がタレントマネジメントの重要性を共有し、その実施に取り組むことが必要です。

ステップ5:実施と継続的な評価

タレントマネジメント戦略の策定や実行プロセスの整備に続いて「実施と継続的な評価」が5番目のステップとなります。この場合の「実施」とは、策定したタレントマネジメント戦略を実際に行動に移すことを指します。この際、計画通りに進んでいるか、予想外の問題点が発生していないかを常に確認することが必要です。一方、「継続的な評価」とは、実施した結果がタレントマネジメントの目的や目標に沿っているかについて客観性を持って測定することです。具体的な評価方法としては、定期的なパフォーマンスレビュー、アンケート調査、ミーティングでのフィードバックなどがあります。評価の結果、問題点あれば適宜改善を行い、より効果的なタレントマネジメントが行えるような環境を整えます。

なお、タレントマネジメントは一度実施しただけで終わるものではありません。継続的な評価を行い、その結果を踏まえて改善を繰り返すことが必要です。こうすることで、タレントマネジメントの効果を最大限に引き出すことができます。特に医療業界においては、タレントマネジメントの実施と評価が重要になります。なぜなら、医療業界では、スタッフのスキルアップや働き方改革などが強く求められており、タレントマネジメントによってそれらの課題を解決することができるからです。また、医療業界は常に変化していくため、継続的な評価と改善は不可欠なものといえます。

以上のように、実施と継続的な評価は、タレントマネジメントの重要な要素です。計画通りに進んでいるか、予想外の問題点がないかを常に確認し、適宜改善を行いながら、タレントマネジメントの効果を最大限に引き出すことが求められます。
<関連記事>
タレントマネジメントの目的は?メリットや効果を解説

医療業界におけるタレントマネジメント導入時の注意点

医療業界においてタレントマネジメントを導入する際に参考になるいくつかの注意点を紹介します。

1.人事評価制度の改善

医療機関では、医師や看護師などの専門職の評価基準が明確でなく、評価が不公平であるとの意見が聞かれるケースがあります。その場合には、タレントマネジメントを導入し、個人の強みやスキルに基づいた評価制度を策定するとよいでしょう。これにより、個人の能力が適切に評価され、モチベーションと定着率の向上が期待できます。

2.新人教育プログラムの実施

多くの業界と同様に医療業界でも、新人の離職率が高く、人材不足が問題となっています。そこで、タレントマネジメントを導入し、新人教育プログラムを策定し実行すると問題の解決に近づけるでしょう。このような教育プログラムによって、各専門職に必要なスキルや知識を網羅的に学べる機会を提供し、個人の強みに応じたキャリアアップ支援も行えば、定着率の向上につながる可能性が高まります。

3.人材採用戦略の策定

優秀な人材の確保は医療業界では特に大きな課題となっています。そこで、タレントマネジメントを導入し、人材採用戦略を策定しましょう。採用の際には、医療業界におけるプロフェッショナルとしての経験やスキルだけに偏らない評価が重要です。所属する医療機関のサステナビリティーを考えたときに、患者への対応の際に必要とされる思いやりの感じられる人柄などの要素も重視して選考するようにしましょう。

4.キャリアアップ支援制度の充実

医療業界が抱える恒常的な悩みの一つに、看護師、保健師、薬剤師、臨床検査技師、臨床工学技士などのコメディカルスタッフのキャリアアップの機会が少なく、退職率が高いという問題があります。そこで、タレントマネジメントを導入し、キャリアアップ支援制度を充実させます。この制度では、スキルアップ研修や異動制度、海外研修制度など、個人の成長に応じた支援を行い、定着率の向上を目指します。

5.ワーク・ライフ・バランスの改善

夜勤などに代表される医療業界の過重労働や残業の常態化は、命の現場では許容されることもありますが、可能な限り積極的に改善すべきでしょう。そこで、タレントマネジメントを導入し、ワーク・ライフ・バランスの改善を図ります。具体的には、フレックスタイム制度や在宅勤務の導入、休暇制度の充実などがあります。個人のスキルや要望に合わせた働きやすい環境を整備し、スタッフのストレス軽減と生産性の向上をうまくバランスさせるワークスタイルをデザインしましょう。

医療業界におけるタレントマネジメント導入時の情報セキュリティ

タレントマネジメントの整備にあたっては、情報セキュリティに十分な配慮が必要です。医療業界においては、個人情報や患者本人からの問い合わせであっても公開を制限すべき情報を扱うことが多いものです。また、医療情報システムからの情報漏えいや不正アクセスによる混乱は医療行為自体をストップさせるリスクもあります。このような医療機関での情報セキュリティに配慮するためには、以下のような対策をとっておく必要があります。

1.組織内に情報セキュリティ担当者を配置する

情報セキュリティ担当者を配置することで、情報セキュリティに関する方針や規程を策定し、適切な管理を行うことができます。

2.従業員の教育・訓練を実施する

情報セキュリティに関する教育・訓練を実施することで、従業員の意識を高め、情報漏えいや不正アクセスのリスクを低減することができます。

3.アクセス権限の管理を強化する

医療業界では、患者情報や医療機器の操作ログなど、重要な情報を扱うことが多いため、アクセス権限の管理を強化することが必要です。アクセス権限を適切に管理することで、情報漏えいや不正アクセスを防止できる可能性が高まります。

4.システムのセキュリティを確保する

医療機関で使用されるシステムについては、定期的に脆弱性診断やセキュリティ対策の実施などを行うことが必須です。システムのセキュリティ確保によって、情報漏えいや不正アクセスを防止することができます。

5.情報セキュリティに関する監査を実施する

情報セキュリティに関する監査を定期的に実施することで、情報セキュリティに関する問題点を把握し、適切な対策を講じることができます。また、監査結果を参考にして改善点を把握し、継続的な改善に活かすのです。

医療業界のタレントマネジメントまとめ

医療業界におけるタレントマネジメントは、専門的スキルを持つ人材の採用や育成、定着を支援するための重要なツールです。今後、ますます高齢化社会が進む環境で、より質の高い医療を提供するためには人材にフォーカスする必要があります。これからの医療業界には、タレントマネジメントの導入による、資産としての人材価値の適切な管理が求められるのです。