「そういう業界だから」で諦めないで!IT業界の現状から「長時間労働是正」を考察【労働基準法改正2019】

助成金・補助金 労働基準法
「そういう業界だから」で諦めないで!IT業界の現状から「長時間労働是正」を考察【労働基準法改正2019】

目次

  1. IT業界の現状とは?働き方改革はなぜ進まない?
  2. IT企業必見!働き方改革実現に向けた基本スタンス
  3. IT企業にありがちな課題と解決策を知ろう
  4. 働き方改革の推進には「助成金の活用」を

圧倒的につながる「HRMOS(ハーモス)労務給与」

ハーモス労務給与は、となり合った業務をつなげ、労務・給与業務がラクになるシステムです。勤怠データからの給与自動計算、給与通知・年末調整書類のカンタン作成など、労務給与業務がシステムで完結し、効率化につながります。

詳しく見る
圧倒的につながる「HRMOS(ハーモス)労務給与」

2019年4月の働き方改革関連法施行を前に、働き方の見直し・改善に取り組む会社が増えています。
その一方で、働き方改革への対応には業界によってかなり温度差がある様にも感じられます。

今号では、特に労働時間の長時間化が問題視されるIT業界の現状を踏まえ、「長時間労働の是正」に取り組む上でのヒントをご紹介しましょう。

IT業界の現状とは?働き方改革はなぜ進まない?

IT業界に対しては、「労働時間が長い」「休めない」等のブラックなイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか?実際のところはどうなのかといえば、業務の特性上、恒常的に時間外労働が長時間化しやすい要因があるようです。「個々の能力やノウハウに依存しがち」「チームやプロジェクトで動く仕事は進捗管理がしにくく、情報を共有するだけでも時間がかかる」「企画プロセスの不十分さが、その後の工程にマイナスの影響を与える」「元請け、一次請け、二次請け等の多重下請構造により、些細なことで業務が滞りやすい」等、IT業界特有の課題を挙げればきりがありません。

IT企業の長時間労働はIT業界全体の問題に起因すること、そしてこれらは一般的に、半ば「仕方のないもの」と捉えられている節がある点に、IT企業の働き方改革が進まぬ事情があるのではないでしょうか。

IT企業必見!働き方改革実現に向けた基本スタンス

とはいえ、2019年4月には働き方改革関連法が順次施行され、IT企業においても例外なく対応を迫られることになります。今後、「IT業界とはそういうもの」と片付けることはできなくなりますから、各社で前向きに働き方改革に目を向けていく必要が生じます。

IT企業における働き方改革実現に向けたプロセスを、具体的に考えていきましょう。

出典:厚生労働省「IT業界の働き方・休み方の推進_長時間労働の生む問題と解決策の捉え方

変えたい現状はいくつも頭に浮かぶかもしれませんが、一つひとつについて、現状から問題点を分析し、解決策を考えていく必要があります。

IT企業にありがちな課題と解決策を知ろう

「自社で解決策を考えるなんて、それが簡単にできれば苦労しないよ」とおっしゃる方にお役立ていただきたいのが、IT企業にありがちな15の問題点と勘所をまとめた下記のリストです。

それぞれの問題について「勘所」をクリックすると、「背景」といくつもの「解決策」、「ヒントとなる取組事例」を確認することができます。

御社の課題解決に向けたヒントが、きっと見つかるはずです。働き方改革に興味はありつつも、一向に前に進まないとお悩みの事業主様は、ぜひご確認ください。

参考:厚生労働省「IT業界の働き方・休み方の推進_長時間労働是正に向けた15の勘所

また、厚生労働省からは業種別の「働き方・休み方改善ハンドブック」が公開されています。こちらも併せて活用し、IT業界特有の事情に合わせた働き方改革の進め方を考えていきましょう。

参考:厚生労働省「働き方・休み方改善ハンドブック

働き方改革の推進には「助成金の活用」を

中小企業が働き方改革を進める上では、「助成金の活用」がお勧めです。
生産性向上と事業内最低賃金の引き上げの実現に使える「業務改善助成金」、有期雇用の労働者のキャリアアップや処遇改善で申請できる「キャリアアップ助成金」、テレワーク導入に役立つ「時間外労働等改善助成金(テレワークコース)」等、働き方改革に役立つ助成金はいくつもあります

無料の助成金診断サービスで、検討中の取り組みでどんな助成金受給の可能性があるのかを把握されてみてはいかがでしょうか?くれぐれも、せっかくの助成金を「知らなかった」で申請し忘れることのないよう、ご注意ください。

「正しい勤怠管理」で、働き方改革&助成金申請の第一歩を!IT企業での運用にお勧めの無料のクラウド勤怠管理システムHRMOS勤怠を活用しましょう。

圧倒的につながる「HRMOS(ハーモス)労務給与」

ハーモス労務給与は、となり合った業務をつなげ、労務・給与業務がラクになるシステムです。勤怠データからの給与自動計算、給与通知・年末調整書類のカンタン作成など、労務給与業務がシステムで完結し、効率化につながります。

詳しく見る
圧倒的につながる「HRMOS(ハーモス)労務給与」
HM人事労務コンサルティング 丸山博美

編集者

HM人事労務コンサルティング 丸山博美

起業したての小さな会社支援を得意とする社労士事務所、HM人事労務コンサルティング代表・丸山と申します。 創業当初の事業主様に不足しがちな「経験」「人脈」「知識」を、 社会保険労務士という立場からサポートいたします。
労務関連の手続きやご相談、就業規則作成、助成金申請・・・等々、どんなことでもお気軽にご相談ください!東京はもちろん、日本全国からのご依頼に対応させていただきます。

最近書いた記事

関連記事

2025年10月新設「教育訓練休暇給付金」|休暇制度導入のための就業規則改定のポイント 助成金・補助金

2025年10月新設「教育訓練休暇給付金」|休暇制度導入のための就業規則改定のポイント

2025年10月より、働く人の自発的な学び直し・スキルアップに使える「教育訓練休暇給付金」制度が始まっています。本給付金の申請には、あらかじめ「教育訓練休暇に関する就業規則等の整備」が必要です。今号では、教育訓練休暇給付金の概要を復習すると…

2026年7月より障がい者雇用率が「2.7%」へ!企業が遵守すべき障がい者雇用における6つのルールを再確認 労務管理

2026年7月より障がい者雇用率が「2.7%」へ!企業が遵守すべき障がい者雇用における6つのルールを再確認

現状、民間企業における障がい者雇用率は「2.5%」、つまり常用雇用労働者40人に対して障がい者1人以上を雇用する義務があります。この障がい者雇用率は段階的に引き上げられることが決定しており、今後、障がい者雇用率制度の対象企業の幅は一層広がっ…

ランキング