キャリアビジョンとは?考え方や職種別の例文まで解説

キャリアビジョンとは?考え方や職種別の例文まで解説

自分が将来どうなりたいのか、目標を明確にすることで、目標に向けて前向きに意欲的に取り組めるようになります。仕事をする際、モチベーションを高い状態に維持するうえで重要になるもののひとつがキャリアビジョンです。

本記事では、キャリアビジョンとは何か、概要やキャリアビジョンを考えるメリット、考え方を解説します。職種・状況別の具体例やキャリアビジョンを考える際の注意点、NG例も紹介するので、キャリアビジョンを考える際の参考にしてください。

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キャリアビジョンとは

キャリアビジョンとは、仕事や人生で自分が今後どのようになりたいのか、将来の自分の理想の姿を描いたイメージのことです。「将来こうなりたい」という理想像で、今後の進む方向性を描きます。

キャリアビジョンは理想像であるため、実現可能性などの現実的な視点は一旦考慮せず、「なりたい自分」を自由に描きます。目指すべき理想の自分のイメージが具体的になることで、理想の自分を実現するためには何をすべきなのか、自身の歩むべき道筋が明確になります。

また、「キャリア」というと「仕事」をイメージする人が多いですが、キャリアビジョンで描く理想像は仕事だけに限定されません。プライベートも含め、人生全体を考えて描く理想像がキャリアビジョンです。

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キャリアゴール・キャリアパスとの違い

キャリアゴールとは、自分の目指すべき姿(キャリア)を明確にしたうえで、実現するために達成すべき最終的な目標(ゴール)のことです。キャリアビジョンは、「将来こうなりたい」という理想像であり、その理想を実現するための目標を具体化したものがキャリアゴールといえます。

キャリアゴールは数値目標を定めるなど客観的・定量的である一方で、キャリアビジョンはその人の価値観などに基づいた理想なので定性的なものです。

キャリアパスとは、目標とする自身の将来像を実現するためにやるべきことや踏むべき道のり(パス)のことです。キャリアビジョンは目標であり、その目標の達成に向けた取り組みや過程がキャリアパスです。

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なぜキャリアビジョンが重要なのか

キャリアビジョンを描き、自身の理想の将来像を明確にすることには、さまざまなメリットがあります。キャリアビジョンを明確にすることはなぜ重要なのか、具体的な理由を見ていきます。

意思決定の基準になり、モチベーションの源泉になる

キャリアビジョンを描いて自分が目指すべき姿が明確になれば、理想の姿を実現するために何をすべきなのかが明確になります。いつまでに何をするのか、意思決定の基準が明確になり、普段の生活や仕事でモチベーションを維持しやすくなります。

逆に、キャリアビジョンが描けていない場合は、自分が進むべき道やすべきことが明確になりません。自分が何のために仕事をしているのか、はっきりとした目的意識が持てず、モチベーションを維持しにくくなります。

そのため、モチベーションを高い状態で維持するためには、キャリアビジョンを描くことが重要です。

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成長の方向性が定まり、スキルアップが加速する

キャリアビジョンの実現に向けてやるべきことが明確になれば、いつまでに何をやるのか、意識して普段の生活や仕事で取り組めるようになります。意識的・意欲的に取り組めるようになる結果、スキルアップが加速する点がキャリアビジョンを描くことのメリットのひとつです。

キャリアビジョンを明確にすれば成長の方向性が定まり、成長速度が加速すれば自身の成長をより実感できてモチベーションがさらに高まる好循環が生まれます。仕事をする際にスキルアップを図る際には、何の目的でスキルを身につけるのか、目的やキャリアビジョンを明確にすることが重要です。

人生全体の満足度・幸福感につながる

自分の理想の姿の実現に向けてモチベーションの高い状態を維持できれば、仕事やプライベートが今まで以上に充実したものになります。仕事や日々の生活で前向きに取り組めるようになり、成長を感じられることで満足度や幸福感が高まります。

モチベーションアップやスキルアップの加速に留まらず、人生全体を豊かにする点でもキャリアビジョンの明確化が重要です。

キャリアビジョンを描く過程では自己分析を行って自分に何ができるのかを考えるため、新たな気づきを得て、自身の可能性を知ることができます。人生の選択肢が広がって満足度・幸福感が向上します。

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キャリアビジョンの考え方と作り方

キャリアビジョンを考えるときには、自己分析を行って自分の将来像や実現に向けた行動計画を具体的に設定することが重要です。以下では、キャリアビジョンの考え方と作り方の手順を紹介します。

1.自己分析と価値観の明確化

自分には何が向いていて何をやりたいのか、将来の自分の姿を考えるためには、自分の強みや弱みなど、自分自身について理解する必要があります。そのため、キャリアビジョンを描く際には、まずは自己分析を行って自分の特徴や価値観を明確にしましょう。

自己分析では、これまでの経歴を振り返り、自分の興味関心や価値観、持っているスキル、強み・弱みなどを書き出します。自己分析をする際、自分史やマインドマップをはじめとしたフレームワークを活用すると、体系的に分析を行うことができます。

2.理想の将来像を描く

現在の自分について理解できたら、将来どのような自分になりたいかを考えます。

自己分析結果を踏まえつつ、将来どんな自分になっていたいのか、仕事やプライベートの両面から理想の将来像を描きましょう。

理想像を描く際は、3年後や5年後など、いつ時点の将来像なのかを明確にしたうえで考え、やりたいことをできる限り書き出します。

結婚や出産など、ライフイベントを軸に考える方法や、尊敬する人をモデルにしてその人のようになることを目標にする方法などがあります。

3.キャリアプランへの落とし込み

自分が目指す将来像が決まったら、理想の自分になるために何をすべきなのか、キャリアプランを作成して具体的な行動計画に落とし込みます。

たとえば、仕事で特定のポストや職種を目指すケースであれば、そのポジションに就くために必要となるスキルを調べます。自分に不足している技能が何なのかを把握したうえで、いつまでに何の能力を身につけるのか、具体的な内容でキャリアプランを立てましょう。

キャリアプランを策定する際は、ギャップ分析を活用すると具体的で実効性のあるプランを策定できます。自分が目指す将来像と現在の姿の差(ギャップ)を特定して数値化すれば、自分がすべきことが明確になります。

4.定期的に振り返る

キャリアプランに沿って取り組む中で状況が変わり、キャリアビジョンやキャリアプランの見直しが必要になることがあります。

キャリアビジョンは1度決めたら終わりではありません。キャリアプランの進捗状況を定期的に振り返り、自身の仕事やプライベートなどそのときの状況にあわせて見直すことが重要です。

振り返りや見直しのタイミングは、半年や1年に1度行う方法の他、ライフイベントやライフステージ、ビジネス環境の変化にあわせて行う方法があります。とくに、結婚や出産、転職、起業など、生活環境が変化したときに振り返りや見直しをするとよいでしょう。

キャリアビジョンを考える際の注意点とNG例

キャリアビジョンを描こうとしても、考えがうまくまとまらない場合や、キャリアビジョンを描いたものの自身の成長や行動に結びつかない場合があります。以下では、キャリアビジョンを考える際の注意点とNG例を紹介します。

他人の価値観や世間体を基準にしない

他人の価値観や世間体を基準にしてそのままコピーしてキャリアビジョンを考えると、自分の強みや価値観を生かせなくなります。

尊敬する上司や憧れの先輩社員の姿を参考にするのは問題ありませんが、キャリアビジョンとはあくまで自分の将来像です。自分の特徴や経験を踏まえて考えることが大切です。

他人のキャリアビジョンをコピーして自分とはかけ離れた将来像を描くと、当事者意識とは捉えられず、仕事への内発的なモチベーションが生まれず長続きしなくなります。

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抽象的すぎて行動に結びつかない

たとえば「会社や所属部署に貢献する」「社会の中で活躍できる人間になる」といったキャリアビジョンの設定の仕方は、内容は素晴らしいものの抽象的すぎてよくありません。

何を持って「貢献した」「活躍した」と判断するのか基準がわからず、目標達成に向けて何をすべきなのか行動計画に落とし込めなくなります。

ビジョンや目標が不明確だと、自分が目標達成に近づいているのか、成長できているのか、判断できません。モチベーションを維持しにくくなってしまうので、キャリアビジョンは具体的に描くことが重要です。

完璧なビジョンを作ろうとしない

抽象的すぎるキャリアビジョンはNGですが、完璧なビジョンを追い求めすぎるのもよくありません。考えすぎると逆に考えがまとまらなくなり、いつまで経ってもキャリアビジョンを設定できなくなります。

キャリアビジョンは、状況の変化に応じて適宜見直すべきものであり、その内容は変わり得るものです。ひとつだけの正解があるわけではありません。

最初から完璧に仕上げる必要はないので、仕事やプライベートの変化にあわせてキャリアビジョンやキャリアプランをブラッシュアップし、柔軟に対応していきましょう。

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キャリアビジョンの例|職種・状況別に紹介

仕事でキャリアビジョンを考える場合、自身が置かれている状況や職種などによってキャリアビジョンを描く際のポイントが変わります。以下では、キャリアビジョンの具体例を紹介するので、ご自身のキャリアビジョンを考える際の参考にしてください。

新卒

新卒の学生が就職活動でキャリアビジョンを聞かれるケースでは、入社後にどのように活躍したいのかを伝えるのが基本です。

部活動やアルバイトなど、過去の経験を絡めて説明することで、過去の自分の振り返りや自己分析を踏まえて考えていることが伝わりやすくなります。

【キャリアビジョンの例】入社後は、最先端の医療技術や薬を社会に広める役割を担いたいと考えています。幼い頃に体が弱く、病院に通うことが多かった経験から、自分と同じように苦労する人を少しでも減らしたいと思うようになりました。営業部や広報部で経験を積み、最新の医療技術や薬の価値を広く伝えることで、社会に貢献したいです。

転職

転職活動におけるキャリアビジョンでは、これまでの経歴や身につけたスキルを生かしながら、今後自分がどのように成長していくのか、将来像を描きます。

過去の経験と将来の目標がつながっていると、説得力が高まります。

【キャリアビジョンの例】これまで営業職として培ってきた提案力と顧客理解を生かし、今後はより課題解決型の営業に取り組みたいと考えています。
入社後は担当領域への理解を深め、顧客ごとの課題に応じた提案の精度を高めることで、売上拡大と顧客満足度向上の両立に貢献したいです。将来的には、チーム全体の営業力向上にも関わる存在を目指します。

人事面談

人事面談でキャリアビジョンを伝える際は、これまでの経験を振り返って、自分の強みや今後希望する職種・部署を具体的に伝えることが大切です。

なぜその部署を希望するのか、そこでどのように貢献したいのかを明確にすると伝わりやすくなります。

【キャリアビジョンの例】顧客とのトラブルを減らし、自社のブランドイメージ向上に貢献するため、今後は商品開発部への異動を希望しています。
コールセンターで多くの問い合わせに対応してきた経験から、商品内容や契約内容に関して顧客がつまずきやすい点を把握しています。こうした現場の知見を生かし、顧客にとってわかりやすい商品設計や情報提供の改善に携わりたいと考えています。

営業職

営業職のキャリアビジョンでは、販売実績の向上や顧客への提案力など、営業に関する視点で考え、具体的な数値の目標や達成時期を入れることがポイントです。

個人としての成長だけでなく、リーダーシップの発揮や部下育成など組織全体への貢献も盛り込むと、より説得力のある内容になります。

【キャリアビジョンの例】現在は若年層向けの商品で販売実績を上げていますが、今後は中高年層をターゲットにした商品も提案できるようになりたいと考えています。3年後までに売上実績を現在の2倍に伸ばすことを目標に、商品知識と提案力を高めていきます。将来的には、幅広い顧客層に対応できる営業担当として成果を上げるとともに、チームリーダーとして後輩育成にも携わりたいです。

エンジニア・IT職

エンジニア・IT職のキャリアビジョンでは、技術力の向上など成長意欲を示すとともに、ユーザビリティの向上や社会課題の解決に取り組む姿勢を示すことがポイントです。

大規模開発案件のプロジェクトリーダーのポストを目指すなど、将来的に目指すポジションや携わりたい開発案件まで描けると、より説得力のある内容になります。

【キャリアビジョンの例】5年後に開発プロジェクトのチームリーダーとして、社会に新たな価値をもたらす開発案件に携わりたいと考えています。今後はさまざまな領域の開発プロジェクトに関わりながら、開発現場への理解を深め、プロジェクト推進の進め方を学びます。あわせて、プログラミングやシステム設計に関するスキルを高め、利便性の向上に貢献できるエンジニアを目指します。

マーケティング・企画職

マーケティング・企画職では、分析力や企画力、提案力を身につけて、新たな付加価値を生み出して会社に貢献できる人材になることが求められます。

キャリアビジョンを考える際は、会社の業績向上や業務効率化、顧客満足度向上にどうつなげたいのかを示すことがポイントです。

【キャリアビジョンの例】マーケティングに関する専門知識を身につけ、適切な戦略を立案することで、会社の業績向上と顧客満足度向上に貢献したいと考えています。入社後は実務を通じて基礎知識を身につけ、3年目までに市場分析や販売戦略の立案に必要なスキルを習得します。5年目には企画部のチームリーダーとして、プロジェクト全体の推進を担える人材を目指します。

管理・マネジメント職

管理・マネジメント職のキャリアビジョンでは、組織を支える姿勢に加え、人事・経理・総務などの管理業務を正確に遂行する力が求められます。

業務の正確性だけでなく、組織運営への貢献意欲も盛り込むとよいでしょう。

【キャリアビジョンの例】人事労務担当者として働き、社員が働きやすい環境を整えることで、従業員満足度と労働生産性の向上に寄与し、組織の成長を支えたいと考えています。
入社後数年間は、勤務管理や衛生管理などの業務を幅広く経験し、管理部門の基礎を固めます。5年後には社内制度の改善提案や新制度の導入にも携わり、より働きやすい職場づくりに貢献したいです。

キャリアビジョンを描くために役立つツール・フレームワーク

SWOT分析やタレントマネジメントシステムなど、ツールやフレームワークを活用すると、キャリアビジョンをより具体的に描けます。以下では、キャリアビジョンを考える際に活用できる主なツール・フレームワークを紹介します。

Will Can Must

Will Can Mustとは、Will(やりたいこと)・Can(できること)・Must(すべきこと)の3つを軸にして考え、目標設定や自己分析を行うフレームワークです。自分がやりたいことを実現するにあたって、今の自分には何ができていて、逆にできていないためにこれからすべきことは何か、考えてそれぞれ明確にします。

Will Can Mustを活用すれば、自己分析によって自分の強みや弱みを知ることができ、キャリアビジョンの実現に向けて自分に足りておらずやるべきことが明確になります。

SWOT分析

SWOT分析とは、「Strengths(強み)」「Weaknesses(弱み)」「Opportunities(機会)」「Threats(脅威)」の4つの要因に分類して、現状を分析するフレームワークです。

強み・弱みという内部要因と機会・脅威という外部要因に分けて考え、内部要因・外部要因それぞれでプラスの要因とマイナスの要因を分析します。

SWOT分析を活用すれば自身の強み・弱みを把握できます。自身が置かれている状況を踏まえた外的な影響・要因も考慮しながら自己分析を行うことで、キャリアビジョンの策定に生かすことができます。

関連記事:SWOT分析とは? 事例と具体的なやり方を解説

マンダラチャート

マンダラチャートとは、9×9のマス目を使って目標や関連する事項を書き出して、目標達成のためには何をすべきなのかを可視化するフレームワークです。

まずは最終的な目標を全81個のマス目の中央に書き、目標達成のために必要な要素を洗い出して周辺の8つのマスに記載します。そして、周辺の9マス×8個の枠内の中心に8つの要素を転記し、各要素を実現するために必要な行動を周囲のマスに記載して全81マスを埋める流れです。

マンダラチャートを活用すれば、キャリアビジョンの実現に向けてやるべきことが視覚化されて明確になります。必要な行動を書き出すことで、漏れを防ぐことができて行動の優先順位をつけやすくなります。

タレントマネジメントシステム

タレントマネジメントとは、従業員のスキルや経歴など、人材に関する情報を一元管理して育成や配属などに生かすマネジメント手法です。

タレントマネジメントシステムは、人材情報をデータ化して一元管理できるツールであり、情報が整理されることで最適な育成や人材配置を実現できます。

システムを使うことで従業員自身も保有スキルや経歴などをすぐに確認できるため、自己分析を行ったりキャリアビジョンを描いたりする際に活用できます。

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キャリアビジョンに関するよくある質問

最後に、キャリアビジョンに関するよくある質問と回答を紹介します。

キャリアビジョンがない場合の対処法

どんな仕事をしたいのか、キャリアビジョンが浮かばない場合は、まずは自己分析から始めましょう。強み・弱みを明確にすることで、向いている仕事ややりたいことが見えやすくなります。

ただ漠然とキャリアビジョンを描こうとしても考えがまとまらない場合は、前述したWill Can Mustやマンダラチャートなどのフレームワークの活用が有効です。フレームワークを使い、要素を順に書き出して体系的に整理すれば、キャリアビジョンを描きやすくなるでしょう。

面接でのキャリアビジョンの効果的な伝え方

就職・転職の面接や上司との人事面談でキャリアビジョンを伝える際は、内容を簡潔にまとめて聞き手にわかりやすい内容で伝えましょう。結論を先に伝えたうえで理由や背景を説明し、具体例を交えることで相手の頭の中でイメージが湧きやすくなって共感を得やすくなります。

キャリアビジョンの話は長すぎても短すぎてもよくありません。長いと要点がぼやけるだけでなく聞き手の関心が薄れてしまい、短いと意図が正確に伝達されないため、1~2分程度で話すのがよいでしょう。

キャリアビジョンは何年先まで考えればいいのか

キャリアビジョンを考える際は、まず2〜3年後や5年後など、数年以内の自分自身の将来像を描きましょう。

10年後や20年後など、あまりに先の未来のことを考えてしまうと、遠く離れた先のことで現実味が湧きません。もちろん何十年も先の目標に向けてモチベーションを維持し続けることは難しく、途中で気持ちが続かなくなってキャリアプランを実行できなくなる可能性があります。

ただし、長期的なビジョンを持つことが向いている人もいます。そういった人でも短期・中期のキャリアビジョンも描くことでモチベーションを保ちながら着実にキャリアを積み上げることができるでしょう。

まとめ

キャリアビジョンを描けば、意思決定の基準が明確になり、モチベーションの源泉になります。成長の方向性が定まってスキルアップが加速し、人生全体の満足度・幸福感の向上を期待できる点もメリットです。

キャリアビジョンを考える際は、最初に自己分析を行ってキャリアプランに落とし込み、理想の自分に向けて取り組む中で定期的に振り返りや見直しを行います。キャリアビジョンは、抽象的だと行動に結びつかないため、自己分析結果を踏まえて具体的に描くことが大切です。

SWOT分析などのフレームワークも活用しながら理想の将来像を描いて明確にし、仕事やプライベートのモチベーションアップや満足度向上につなげましょう。

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