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こんにちは。「HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント」のHRMOS TREND編集部です。
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目標に向かって自分自身を鼓舞し続けるために重要なセルフモチベーションは、業務の目標達成・生産性の向上のためには非常に大切なスキルです。しかし、セルフモチベーションの重要性に気づき、それを実践している人は、それほど多くないかもしれません。そこで今回は、セルフモチベーションをコントロール・マネジメントする方法や、上司が社員のセルフモチベーションを高める方法を解説していきます。また、セルフモチベーションに関するおすすめの本も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
セルフモチベーションとは?
セルフモチベーションの定義
セルフモチベーションとは、自分自身を鼓舞し、行動に移すための内在的な動機づけのことです。モチベーションには、外的要因として報酬や認知、評価などがあり、内的要因としては自己決定や自己啓発があります。そして、セルフモチベーションは、自分自身によって内発的に生まれるモチベーションであり、自分の目標や価値観に基づいているという点で、内的要因といえるでしょう。
セルフモチベーションの意義
セルフモチベーションが持つ意義としては、自分自身をコントロールできるという点があげられます。外的要因(報酬・認知・評価など)に頼らずに自己決定で行動できる傾向が強いため、外的要因が変化することでモチベーションが低下することを避けることができるのです。また、セルフモチベーションは、自分自身を成長させ、自己実現を達成するために必要不可欠といえます。つまり、自分自身の価値観に基づいて行動することで、自己実現を達成することができるのです。
企業にとってのセルフモチベーションとは
企業にとっても、セルフモチベーションは重要な要素といえます。なぜなら、社員が自分自身を鼓舞して自発的に行動することで、組織全体の生産性や成果の向上が期待できるからです。また、セルフモチベーションを持つ社員は、自分自身の成長に意識を向けるため、学習意欲が高くなります。それにより、組織全体の競争力を高めることができるのです。
ただし、セルフモチベーションには悪い面もあります。たとえば、自身で設定した目標や計画がうまくいかなかった場合、結果として自分自身を追い込んだり、落ち込んだりする場合があるのです。そうなると、職場の環境や生産性にも影響が出るでしょう。そのためにも、企業としては社員自身がセルフモチベーションを高めることのできる環境の整備など、積極的な支援を行うことが重要です。
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セルフモチベーションをコントロールする4つの考え方
セルフモチベーションをコントロールするには、感情・思考・行動を自分で制御することが重要です。コントロールされたセルフモチベーションが、自己の成長を促し、目標の達成を可能とします。この章では、セルフモチベーションをコントロールする考え方を解説します。
1.習慣化する(ルーティーン)
セルフモチベーションをコントロールするためには、目標に対する取り組みを、日常的な習慣に組み込むことが重要です。習慣化することで、意志力に頼らずに自然と行動を継続でき、モチベーションをよりコントロールできるようになります。
2.環境設定を整える
自分にとって有益な行動を促す環境を整えることで、セルフモチベーションのコントロールが容易になります。例えば、仕事に集中しやすい環境を整えることで、目標に向かって努力しやすくなるのです。
3.認知的負荷を軽減する
認知的負荷とは、人間の脳に必要以上の負荷がかかっている状態をいいます。目標達成のためには、認知的負荷を軽減し、集中力を高めることが重要なのです。たとえば、タスクを小さなステップに分割して、1度にタスク全体に取り組むことがないようにすることで、認知的負荷を軽減することができます。このような工夫を実施して認知的負荷を軽減することは、セルフモチベーションのコントロールを向上させます。
4.感情や衝動を適切に対処する
自分の感情や衝動を適切に対処する能力が、セルフモチベーションのコントロールに大きく寄与します。対処する方法としては、たとえば、マインドフルネス瞑想や深呼吸、ポジティブな自己対話などがあります。これらの方法を通じて、自分の感情や衝動を適切に対処することができるようになるのです。
セルフモチベーションをコントロールする4つの方法
実際にセルフモチベーションをコントロールする方法を紹介します。
1.タイムマネジメントを実行する
時間を効率的に活用することで、よりよくセルフモチベーションをコントロールすることができます。たとえば、タスクや目標を優先順位ごとに分類したり、一定のスケジュールを設定したりして自分の時間を最適化すると、時間を効率的に活用できます。
2.モチベーションのトリガーを見つける
自分を鼓舞する要素を見つけ、それをトリガーとして活用することで、セルフモチベーションがコントロールしやすくなります。たとえば、成功体験や目標達成時の喜びを思い出すことで、前向きな気持ちを引き出すことができるのです。
3.メンタルコンディショニングを取り入れる
自分の心の状態を整えることで、よりよくセルフモチベーションをコントロールできます。たとえば、定期的なリラクゼーションやストレスマネジメント技法を取り入れて、メンタルコンディショニングの安定を図るのが効果的です。
4.目標達成のフィードバックループを実行する
フィードバックループとは、実行した行動の結果やその情報を利用して、その後の行動をよりよく調整・改善していくプロセスを、継続的に繰り返す事をいいます。このフィードバックループを実行して自身を評価することは、よりよいセルフモチベーションのコントロールを実現するのです。目標を達成できたなら自分を褒め、改善が必要な部分には具体的な対策を立てましょう。
以上のような実践的な方法を通じて、セルフモチベーションのコントロールを向上させることができます。自己成長や目標達成に向けて積極的に取り組むことで、自分の人生をより充実させ、ひいては企業の利益に寄与することができるのです。
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セルフモチベーションを高める4つの方法
この章では、セルフモチベーションを高める方法を紹介します。
1.明確で達成可能な目標を設定する
SMARTの法則を利用して明確で達成可能な目標を立てることで、達成意欲が強化され、セルフモチベーションを高めることができます。なお、SMARTな法則とは、「Specific(具体的、分かりやすい)・Measurable(計測可能、数字になっている)・Achievable(同意できる、達成可能な)・Relevant(関連性)・Time-bound(期限が明確、今日やる)」の頭文字をとったものを指します。
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2.ポジティブに思考する
自分自身に対するポジティブな思考や言葉を意識的に繰り返すことで、自己肯定感が高まりセルフモチベーションが向上します。
3.自己肯定感を高める
自己肯定感を高めるには、自分の価値を認めることが重要です。それには、過去の成功体験や長所を振り返り、自分に自信を持つことが効果があります。自己肯定感が向上すると、セルフモチベーションも高まるのです。
4.ストレスを適切にコントロールする
リラックスする時間を設けるなどして、ストレスを適切にコントロールしましょう。そうすることで精神的な余裕が生まれ、セルフモチベーションの向上につながります。リラックスする時間には、運動や瞑想、趣味などでストレスを解消するのが効果的です。
社員のセルフモチベーションを高める5つの方法
この章では、上司が社員のセルフモチベーションを高める方法を紹介します。
1.共感させるリーダーシップを発揮する
上司がビジョンや目標を明確に伝えて社員を共感させ、協力して目標に向かわせるリーダーシップを発揮することで、社員のセルフモチベーションを高めることができます。
2.オープンなコミュニケーションをとる
上司がオープンで相談しやすい姿勢を持ち、意見や悩みに耳を傾けることで、社員との間に信頼関係が築かれて、セルフモチベーションが向上します。
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3.適切な評価を行う
上司が社員の業績や努力に対して適切な評価を行うことで、達成感や自己肯定感が高まり、セルフモチベーションの向上につながります。
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4.チームワークを促進する
上司がチーム内での協力やサポートを奨励してチームワークを強化することで、社員のセルフモチベーションが高まっていきます。
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5.自己成長の機会を提供する
上司が、社員にスキルアップやキャリア発展の機会を提供して自己成長をサポートすることは、セルフモチベーションの向上に役立ちます。
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社員のセルフモチベーションを高める6つの環境作り
働く環境は、社員のセルフモチベーションの向上に大きく影響するものです。この章では、社員のセルフモチベーションを高めていくための、企業の環境づくりについて解説していきます。社員のセルフモチベーションを高めるために、企業側に求められるものには、おもに以下の6つがあります。
1.社員が働きやすい環境の整備
快適なオフィス環境を提供することで社員のストレスを軽減し、セルフモチベーションを高めることが可能です。適切な照明や温度、静音性などの物理的な要素のほか、リラックスできる休憩スペースや、集中して仕事ができる個別のワークスペースも重要となります。
2.社内コミュニケーションの改善
オープンなコミュニケーションが行われやすい環境を整えることで、社員同士の信頼関係が築かれ、セルフモチベーションが向上します。たとえば、定期的なミーティングや社内イベント、チームビルディング活動などが、社内コミュニケーションの改善にはとくに有効です。
3.柔軟な労働時間の採用
望まれる労働時間や勤務地に柔軟性に対応することで、社員のプライベートと仕事のバランスが向上し、セルフモチベーションの向上につながります。たとえば、フレックスタイム制度やテレワーク、リモートワークの導入など、社員のニーズに応じた働き方の実現が望まれるのです。
4.福利厚生の充実
社員の福利厚生を充実させることは、セルフモチベーションの向上につながります。たとえば、健康保険や厚生年金、退職金制度などの基本的な福利厚生に加え、社員のスキルアップを支援する研修制度や、健康を促進するスポーツ施設の利用補助、家族向けのサポート制度などの提供などが考えられるでしょう。
5.フィードバックと評価の実行
定期的にフィードバックと評価を実行して社員の成果や努力を称えることは、社員のセルフモチベーションの向上につながります。
6.適切なサポート体制の提供
メンターやコーチなど、社員が成長するために必要なサポート体制を提供することは、社員のセルフモチベーションを高めることにつながります。
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以上のようなことを通して、企業は社員のセルフモチベーションを高めることが可能です。そして、これらの取り組みは、社員の企業への満足度を高め、離職率の低下や生産性の向上にもつながります。また、企業としても、社員がセルフモチベーションを高めやすい環境を整えることで、競争力を維持し、成長を促進できるのです。つまり、セルフモチベーションを高めるための環境づくりは、個人の働きやすさと成長を支援するだけでなく、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与する、非常に大切なものといえるでしょう。
セルフモチベーションを維持するための習慣や工夫
セルフモチベーションを維持するための習慣や工夫は、個人の意識や行動を変えることで実現可能です。この章では、セルフモチベーションを維持するための習慣や工夫について紹介していきます。
目標の明確化
自分が達成したい目標を明確にすることは、セルフモチベーションの維持に効果的です。以下に、具体的な方法を紹介します。
1.SMARTの法則に基づく目標設定
「セルフモチベーションを高める方法」の章でも紹介した「SMARTの法則」に基づいて、具体的に目標を設定します。たとえば、「3ヶ月後までに5キログラム減量する」や、「今年中に英語のTOEICスコアを100点上げる」などがわかりやすいでしょう。
2.ビジュアル化
目標をビジュアル化することで、目標に対するイメージが強化され、モチベーションが維持されます。たとえば、目標を表す画像や図を作成し、パソコンやスマホの壁紙に設定したり、目につく場所に貼り出したりすると効果的です。
3.マイルストーンの設定
大きな目標を達成するために、小さな目標(マイルストーン)を設定します。これにより、目標達成までの道のりが分かりやすくなり、進捗を確認しながらセルフモチベーションを維持しやすくなるのです。例えば、「5キログラム減量する」を目標とした場合、「1ヶ月後に1.5キログラム減量する」など、途中経過の目標を設定します。
4.目標達成計画の作成
目標達成に向けて具体的な計画を立てると、セルフモチベーションの維持につながります。たとえば、「毎週3回ジムに通う」「毎日30分英語の勉強をする」など、具体的な行動をリスト化し、スケジュールに組み込むのです。
積極的な自己評価
定期的に自分の成果や努力を振り返り、自分を評価します。自分の成長を実感できることで、セルフモチベーションが維持されやすいのです。具体的には以下のような方法があります。
1.成果をリストアップする
1日・1週間・1ヶ月など、一定期間の間に達成した成果やタスクをリストアップし、それを振り返ります。これにより、自分がどれだけ努力できたか、どのような進歩があったかを確認できるのです。
2.進捗を可視化する
目標達成に向けた進捗を可視化します。たとえば、カレンダーに達成したタスクや目標を記入したり、進捗バーを使って目標達成までの残りの道のりを見える化したりします。これにより、自分の成長を実感しやすくなるのです。
3.成功体験を記録する
成功体験や達成感を感じた瞬間をメモしておき、定期的にそれらを振り返るようにします。これにより、自分が成長していることを実感し、セルフモチベーションを維持できるのです。
4.自分に対して賞賛する
自分が達成したことや努力したことを認め、自分に対して賞賛の言葉をかけるのは、セルフモチベーションの維持に効果的です。「よく頑張った」「これまでで最高の成果だ」など、ポジティブな言葉を自分にかけてみましょう。
5.報酬を設定する
目標達成時に自分に報酬を設定することで、達成意欲が高まりセルフモチベーションが維持されやすくなります。報酬は、自分が喜べるものにしましょう。たとえば、好きなケーキやチョコレートなど「お気に入りのスイーツ」や、マッサージやスパなどの「リラクセーション」、または新しい洋服やアクセサリー、家電製品などの「ショッピング」、それに、「週末の小旅行」などがあります。
仲間との競争や協力
仲間と競争することで刺激を受け、セルフモチベーションを高めることができます。また、共通の目標に向かって協力することで、セルフモチベーションを維持することが可能です。具体的には、以下のようなものです。
1.チームプロジェクト
仲間と共にチームを組み、プロジェクトやタスクを共同で達成することを目指します。役割分担や協力を通じて、互いの強みを活かしながら目標に向かって進むのです。
2.仲間との定期的な進捗報告
互いに、目標達成に向けた進捗状況を定期的に報告し合い、達成度合いを競い合います。これにより、自分自身の進捗管理が向上するという効果もあります。
3.応援メッセージの交換
仲間と励まし合うメッセージを交換し、共に目標達成に向けて努力することで、互いのモチベーションを高めます。
以上のような習慣や工夫をすることで、セルフモチベーションを高めて、維持していくことが可能となるのです。
セルフモチベーション向上に必要なマインドセット
セルフモチベーションに欠かせないマインドセットは、自分自身に対する考え方や信念のあり方であり、目標達成や自己成長に向かうエネルギーを生み出す重要な要素です。以下に、セルフモチベーションにとって重要なマインドセットをいくつか紹介します。
1.成長思考
成長思考は、固定的な自己観念ではなく、自分の能力や知識は努力と経験を通じて成長し続けるという考え方です。失敗や挫折を学びの機会と捉えます。
2.自己効力感
自己効力感とは、自分には目標達成や問題解決に必要な能力があると信じることです。自己効力感が高い人は、困難な状況においても積極的に行動し、モチベーションを維持しやすい傾向があります。
3.ポジティブ思考
ポジティブ思考は、人生や仕事に対する前向きな態度を持ち、困難な状況でもポジティブな面を見つけようとする考え方です。ポジティブ思考を持つことで、ストレスや挫折に対処しやすくなり、モチベーションが維持されるのです。
4.目標志向
目標志向とは、明確な目標を持ち、それに向かって努力し続けることを指します。目標志向のマインドセットを持つことで、達成すべき方向性が明確になり、セルフモチベーションが高まるのです。
5.柔軟性
柔軟性とは、状況や環境の変化に適応し、必要に応じて計画やアプローチを変更できる能力を指します。柔軟性を持つことで、困難な状況に対処しやすくなり、セルフモチベーションを維持できるのです。
6.自己肯定感
自己肯定感とは、自分自身の価値を認め、自分に対する信頼感を持つことを指します。自己肯定感が高い人は、自分に自信を持ち、挑戦や困難に対する恐れが軽減されるため、セルフモチベーションが維持されやすくなります。
以上のマインドセットを身につけると、セルフモチベーションが維持されやすくなり、目標達成や自己成長に対するエネルギーが生み出されやすいのです。以下に、これらのマインドセットを養う具体的な方法を紹介します。
自己反省
自己反省とは、自分の行動や考え方を定期的に振り返り、自己改善のためのフィードバックを得る方法のことです。自己評価を客観的に行うことで、自己理解が深まり、成長マインドセットが養われます。
目標設定
目標設定とは、短期的・長期的な目標を明確に設定し、それに向かって努力を続けることです。目標を設定することで、自分の進むべき道筋が見えるようになり、目標志向のマインドセットが養われます。
メンターを持つ
メンターを持つとは、経験豊富な人や自分が尊敬する人と交流し、アドバイスやフィードバックを得ることです。メンターの指導や励ましを受けることで、自己肯定感や自己効力感が高まります。
自己啓発
自己啓発とは、本を読んだり、セミナーやワークショップに参加したりすることで、新しい知識やスキルを身につけ、自分の成長を促進することです。自己啓発を通じて、成長マインドセットや自己効力感が養われます。
積極的な自己評価
積極的な自己評価とは、自分の長所や達成したことを認め、ポジティブなフィードバックを自分に与えることです。積極的な自己評価を行うことで、自己肯定感が高まり、セルフモチベーションが維持されます。
困難に立ち向かう
困難に立ち向かうとは、困難な状況や挑戦を避けずに積極的に取り組むことです。困難に立ち向かうことで、柔軟性やポジティブ思考が養われ、セルフモチベーションが維持されます。
これらの方法を実践することで、セルフモチベーションに欠かせないマインドセットを養い、自己成長や目標達成に向けたエネルギーを維持することが可能となります。
セルフモチベーションのコントロールにおすすめの本4選
この章では、セルフモチベーションの理解に役立つおすすめの本を厳選して4冊紹介します。ここで紹介する本は、自分自身の内なるセルフモチベーションを引き出す力を発見し、成長と成功への道を歩むための手引書となり得るものです。せひ、参考にしてください。
1.「図解 モチベーション大百科」
社会に出ると、答えのない問題にばかり出くわすことを嘆きがちです。観察力も分析力も自信がないという人も多いでしょう。でも大丈夫です。なぜなら、この本には、スタンフォード大、ハーバード大、コロンビア大などの研究者たちが発見した、そんな悩みを解決する法則がしっかりと書かれてあるからです。しかも、モチベーションの原理だけではなく、目標設定や自己管理など、モチベーション維持の方法も紹介されています。具体例を入れながら簡潔に結論がまとめられていて、モチベーションの仕組みについて書いてあるのです。モチベーションの仕組みについて、詳しく知りたい人におすすめの1冊です。
2.「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」
この本には、モチベーション科学の第一人者が教える「心理学的に正しい目標達成の方法」が書かれています。それは、多くの心理学者たちの数々の実験と、著者自身の研究成果によって証明済みのものばかりです。そして、この本を読み終えるころには、「目標達成に最も寄与する習慣」と「目標達成ツール」が目の前に提示されていることでしょう。達成したい目標があり、すぐにセルフモチベーションを始めたい人に、ぜひおすすめの1冊です。
3.「マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則」
この本は、著者であるピーター・F・ドラッカーが自らのマネジメント論を体系化した大著「マネジメント―課題、責任、実践」のエッセンスが、初心者向けにまとめられた、セルフモチベーションへの本格的な入門書です。マネジメントや目標について、幅の広い視点で書かれており、セルフモチベーションを知りたいと考えている、企業や組織で働く人にとっておすすめの1冊です。
4.「ドラことば心に響くドラえもん名言集」
ドラえもんに関するあらゆるジャンルが集結した、ドラえもんの専門誌である「ぼく、ドラえもん」に連載している人気企画が単行本化されたのか本書です。仕事だけではなく、家庭や学校、友達との友情、そして心おどる冒険など、さまざまなシーンでの名台詞を声優・作家・編集部・読者が厳選して紹介しています。それらの言葉はセルフモチベーションとしての学びも多く、深く考えさせられるものばかりです。仕事の合間などに、ホッとできる心の清涼飲料水を求めている人におすすめの1冊です。
セルフモチベーションをコントロールする重要性
セルフモチベーションは、自己成長に必要不可欠なものであり、業務の目標達成・生産性の向上にとっても非常に大切なスキルです。今回は、セルフモチベーションの意義や重要性、そして企業による環境づくりなどを解説しました。また、セルフモチベーションの理解に役立つ本も紹介しています。セルフモチベーションをうまくコントロールして、さらなる自己成長と生産性の向上を目指しましょう。